JPH0343365A - 容器をまとめて支持及び運搬するための用具及びそれを作製するための厚板紙シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の分野〕 本発明は、容器をまとめて支持及び運搬するための用具
並びにそれを形成し且つ実施するための厚板紙シート或
は貼合せ板紙シートに関する。

〔従来技術の説明〕

本発明は容器群、特にその頂部が円形成は僅かに切頭円
錐形状であり、そのキャップには現在知られているソフ
トドリンク缶或はポットに適用されるところのリム或は
肩を設けた容器をまとめて運搬するための従来から既知
の用具の欠点或は不都合を解決することを意図したもの
である。

従来技術に於てはこの形式の支持用具は厚紙或はプラス
チックのバンド或はストリップから形成され、支持する
べき容器を保持するためのフランジ或は半径方向突出部
を設けた開口を有しており、容器は例えば米国特許第３
，４３２，２０２号に記載される物品運搬具のようにそ
の上面或はキャップが外側に露出される。別の周知技術
に於ては、複数の可撓性プラスチックのリングから構成
された用具が容器の頂部を取巻きそれによって容器を幾
つかにまとめることが可能とされている。そうした用具
は従って、２つの主たる欠点或は不都合を有している。

その１つは、容器の中身のスピリング或は直接摂取がよ
り日常的になっていることから貯蔵及び運搬中にその頂
部或はキャップが露出され、その結果そこに好ましから
ざる占れが堆積することからもたらされる衛生上の欠点
である。

他の欠点は、ますます日常的になっているバーコードと
称する販売促進及び制御システムの使用に関連する経済
上或は商業上の欠点である。こうしたバーコードの読み
取りは、現在知られる支持用具に於ては特に、容器を隣
合わせに配列した場合は、それら容器をわざわざ一つづ
つに分けなければ不可能であり、全体を１セツトとして
読み取ることは出来ない。

既知の用具のその他の欠点は、支持される１組の容器を
、それらが極めて軽量でない限り、不具合無く且つ一様
に取扱うための剛性が不足していることである０例えば
、そうした用具は３つ１組の重量が既に１キログラムに
達する代表的なソフトドリンク缶或はポットのためには
不適当である。こうした制限は例えば篭用具によって解
決された。該篭用具は製造コストを増大させしかもその
機械的充填及び実施は困難である。或はそうした制限は
別様には、全体を結合する接着材を適用する追加部分を
設けることによって解決されたがこれは特に容器のキャ
ップ部分における多少の所望されざる物質の出現を招く
。より大きな剛性の材料、特にプラスチックの使用もま
た意図されたがこれは用具からの容器の引抜きを困難と
し、加えて環境上受入れ難い廃棄物を発生させる。

運搬のためのハンドル或は保持手段を設けた既知の用具
のその他の欠点は、その構造が実質的に複雑であり或は
使用材料量が多いことである。

〔発明の目的〕

従って、本発明の目的は、容器の上部を円滑に覆い、そ
うした容器をまとめて支持し且つ運搬するための用具に
して、容器が比較的重い場合でさえもそうした容器を可
変数支持するために十分な剛性を有し、−群の容器をバ
ーコードで読み取り可能とし、環境上受容され得る材料
で作成し得、容器の引抜きが容易である、前記用具を提
供することにある。該用具は前記目的に影響を与えるこ
と無く、保持手段を設けることを含むその作成が簡単で
あり、これが機械的手段による作製及び容器の組み込み
を可能ならしめる。

本発明の用具は、厚紙或は貼合せ板紙から作製され、容
器の頂部を覆う円滑な表面を含み、該円滑な表面が容器
のキャップを汚れから保護し、全体を１セツトとしての
バーコードの継続しての読み取りを可能とし、幾つかの
具体例に於て支持のための十分な剛性を提供することに
より、前記目的及び以下に述べる目的を達成する。全て
の具体例は型シートから形成される。該型シートは、容
器の頂部を貫いて被せそして単に折畳み、接着すること
によって容器のための支持及び運搬用具を形成する。

本発明の他の目的は、容器をまとめて支持及び運搬する
ための用具を提供することにある。該用具には、その本
質的な構造を変えること無く保持手段並びに支持する容
器の揺れ或は振れを回避するための手段を設は得、従っ
てそれら容器の衝突騒音が低減され、用具の取扱い及び
積み重ねにおけるより良い快適性が提供され、そして該
用具によって支持される容器が不慮に外れる恐れが減少
される。

〔発明の概要］ 本発明の基本形態に於ては、容器をまとめて支持及び運
搬するための用具は、 厚紙或は貼合せ板紙から作製され、２つの表面即ち、交
互する２本の折線及び２本の切り込み線間に容器のため
の１列の２つ以上の保持開口が軸方向に画定された容器
を保持するための下方表面と、 容器のキャップを覆うための円滑で且つ平面形状が実質
的に矩形の上方表面と を含む前記２つの表面とを具備し、 前記保持開口が円形輪郭を有し、その直径は支持するべ
き容器のキャップのそれと一致するか或は僅かに大きく
、容器は前記各折線から凹型に湾曲した弦を有する状態
で突設された保持フランジによって支持される。

本発明に従う支持及び運搬用具の別態様に於ては、該支
持及び運搬用具は厚紙或は貼合せ板紙から作製され、 隣合わせに配列された容器を保持するための２つの下方
表面にして、各々の前記下方表面には交互する２本の折
線及び２本の切込み線間に２つ以上の一列の容器のため
の保持開口を軸方向に整列状態で設けた下方表面と、 容器のキャップを覆うための円滑で且つ平面形状が実質
的に矩形の上方表面とを含み、該上方表面からは把手部
分が伸延され、前記保持開口が円形輪郭を有し、その直
径は支持するべき容器のキャップのそれと一致するか或
は僅かに大きく、容器は前記各折線から凹型に湾曲した
弦を有する状態で突設された保持フランジによって支持
される。

好ましい具体例に於ては、保持開口の折線及び切り込み
線間の移行部分は何も空間、即ち前記保持開口の内側に
向って実質的に半円形に開口される。

また好ましい具体例に於ては折線は同一輪郭で湾曲する
間隔を開けた切込みを含む。

本発明の別態様に於ては支持及び運搬用具は、厚紙或は
貼合せ板紙から作製され、 型及び折り込みによって容器のための２つ以上の２列の
等しい保持開口が画定された容器保持のための下方表面
にして、各保持開口列が軸方向に整列し且つ保持手段を
設けた円滑部分によって互いに分割され、また各保持開
口が容器のキャップの１つの直径と等しいか或は僅かに
大きい直径の円の概略３／４に等しい形状を有する下方
表面と、前記保持開口の円形の内端部から半径方向に突
出する、容器保持のための可変数の第１のフランジにし
て、保持開口の各列を分割する円滑領域に直径方向に於
て対向西己責された第１のフランジと、 第１のフランジの各側の、容器を保持するための一体の
第２のフランジにして、前記円滑領域と連結されるべく
伸延され、凹型の弦の概略円形部分を構成する第２のフ
ランジと、 第１のフランジ及び第２のフランジ間に設けられたＵ字
形の切欠きと、 容器のキャップを覆う上方表面にして、その中央部分に
、容器保持のための下方表面の円滑部分に設けた保持手
段と位置及び寸法の一致する保持手段を有する上方表面
と を有する。

本発明の更に別の態様に於ては支持及び運搬用具は、 厚紙或は貼合せ板紙から作製され、 型及び折り込みによって容器のための２つ以上の２列の
等しい保持開口が画定された容器保持のための下方表面
にして、各保持開口列が、軸方向に整列し且つ他の列の
保持開口と外接した下方表面を有し、 一方の保持開口列及び他方の保持開口列間の空間が保持
手段によって占有され、 前記保持開口が容器の１つのキャップの直径と等しいか
或は僅かに大きい円形であり、前記保持開口の内側に向
けて可変数が半径方向に突設された、容器保持のための
第１のフランジにして、実質的に等しい他の一群のフラ
ンジに対して直径方向に対向して位置付けされた第１の
フランジと、 容器保持のための一体の第２のフランジにして、第１の
フランジ群間に位置決めされ、凹型の弦の概略円形部分
を構成する第２のフランジと、第１のフランジ及び第２
のフランジ間に設けられたＵ字形の切欠きと、 容器のキャップを覆う上方表面にして、その中央部分に
、容器保持のための下方表面の円滑部分に設けた保持手
段と位置及び寸法の一致する保持手段を有し、円滑であ
り且つ平面が実質的に矩形である上方表面と を有する。

本発明の別懇様に於ては支持及び運搬用具は、厚紙或は
貼合せ板紙から作製され、 型及び折り込みによって容器のための２つ以上の２列の
等しい保持開口が画定された容器保持のための下方表面
にして、各保持開口列が、軸方向に整列し且つ他の列の
保持開口と外接した下方表面と、 ２列の保持開口の間の空間を占有する保持手段とを有し
、 一方の保持開口列及び他方の保持開口列間の空間が保持
手段によって占有され、 前記保持開口の各々が容器の１つのキャップの直径と等
しいか或は僅かに大きい円形であり、前記保持開口の内
側に向けて可変数が半径方向に突設された、容器保持の
ための第１のフランジにして、実質的に等しい他の一群
のフランジに対して直径方向に対向して位置付けされた
第１のフランジと、 容器保持のための一体の第２のフランジにして、第１の
フランジ群の間に位置決めされ、凹型の弦の概略円形部
分を構成する第２のフランジと、 第１のフランジ及び第２のフランジ間に設けられたＵ字
形の切欠きと、 各保持開口は、他列の保持開口に隣合う位置に配置され
た第１の保持フランジ詳から、保持開口の内側に向けて
伸延するフラップによって占有され、 該フラップは支持及び運搬用具の内側に接着され、 容器のキャップを覆う上方表面にして、その中央部分に
、容器保持のための下方表面の円滑部分に設けた保持手
段と位置及び寸法の一致する保持手段を有し、円滑であ
り且つ平面が実質的に矩形である上方表面と を有する。

好ましい具体例に於ては保持手段は２つ以上の整列した
開口であり、成人の手の指よりも長い直径を有する。

好ましい具体例に於ては各列の保持開口列間接する。

好ましい具体例に於ては保持開口間の外接領域には、該
外接領域に影響されての保持フランジの持ち上がりを可
能ならしめる切り取り部分が含まれる。

好ましい具体例に於ては、各列の保持開口は外接し、そ
の外接部分に対応する領域には穴或は孔が設けられる。

好ましい具体例に於ては、支持及び運搬用具は容器列に
対して横断方向に裂開するための線を有し、それが該支
持及び運搬用具をして消費者の所望する数の容器を支持
或は運搬する部分への割り裂きを可能とする。

任意の上記具体例に於ては、本発明の支持及び運搬用具
は厚紙或は貼合せ板紙から作製され、また容器のための
保持及び被覆面は本発明の目的とするところの、先に定
義された特徴及び形状を示し、それら表面は折り曲げ或
は折畳み次いで糊付けすることにより対応するフラップ
或は部材と連結され、本発明の支持及び運搬用具を形成
する。

〔実施例の説明〕

第１図には本発明に従う、容器のための支持及び運搬具
として使用する貼合せ板紙の型シートが例示されている
。該型シートは実質的に矩形を有し、折線１０，１１に
よって２つの面或は端フラップ１２．１３が結合されて
いる。これら２つの端フラップは同様に実質的に矩形を
有し且つ異なる幅（等しい幅でも良い）を有している。

そしてこれら端フラップは、第２図に示される様に移動
し接着材その使手段によって結合することによって、第
３図及び４図に例示されるように、支持及び搬送用具の
上面２０を構成する。

型シートの中央面１４には、具体例に於ては３つの、軸
方向に整列し且つ互いに接した一列の等しい円形輪郭が
示される。各円形輪郭は、規則正しく或は半径方向に対
向し共に円形輪郭を構成する交互の折線１５及び切り込
み線１６によって構成される。折線１５からは各容器の
ための一対の保持フランジ１７が突設される。該保持フ
ランジの弦１８は凹型に湾曲し概略円の一部を為してい
る。

好ましくは、折線１５から切り込み線１６への移行部分
の各々には、その目的を後述する概略半円形の小切り抜
き１９が設けられる。

型シートの、容器のための保持開口を設けた中央面１４
は、第２図に示される様に容器３０に嵌装される。

容器３０は多様な形式のものであり得るが、その上部の
切頭円錐形状或は肩部分がリム部分と共に周囲ノツチ或
は溝を形成しているものが好ましい、その一つの例は第
２図に例示される様な缶であるが、その他、その上方部
分がキャップ部分近辺に於て周囲ノツチ或は溝を形成す
るものを含む容器もまた好適である。

容器３０のキャップの直径は型シートの中央面１４の保
持開口の輪郭の１つと一致するか或は僅かに小さくされ
るべきである。そうした直径の保持開口は、容器に挿通
されそして保持フランジ１７の縁部或は弦１８を該容器
の底部に向けて押し込まれ、容器３０の前記キャップの
周囲ノツチ或は溝に弾発的に係合される０次いで端フラ
ップ１２．１３が先に説明した如く折畳まれそして連結
されそれによって第３図及び４図に示される様な本発明
の支持及び搬送用具には上方に円滑な上面２０がそして
下方には中央面１４が位置付けされる。

図から理解される様に、本発明に従う支持及び搬送用具
は、形成された保持開口１４の数によって２つ以上の容
器３０をまとめて保持し得る。第５図に示される本発明
に従う支持及び搬送用具は４つの容器３０を支持してお
り、予め容器３０の整列線の横断方向に於て保持開口を
通して付けた裂開線１００によって２つの群の容器に分
割可能でもある。

先の説明によって、容器３０と支持及び搬送用具との結
合は、折線１５に沿っての保持フランジ１７の柔軟性或
は持上がり易さに依存することが推定されよう。更には
、第３１２Ｉ、４図及び５図から、本発明の支持及び搬
送用具の中央面１４が容器３０の周囲溝に弾発的に係合
するとすぐに凹型に変形すること及びこうした変形のし
易さもまた折線１５における前記保持フランジ１７の蝶
番動作に依存することを理解且つ認識されよう。

保持フランジ１７の前記持上げられ易さ或は柔軟性を増
大させるために、第１図に例示される型シート例に於て
は折線１５に例えば、具体例に例示した湾曲輪郭に一致
する切抜部２１が間隔を開けて設けられる。これら切抜
部は、型シートの中央面１４の縁部分では小切り欠き２
２と代替される。

第６図及びそれに続く図面には本発明の支持及び搬送用
具のその他の実施例、並びにそうした支持及び搬送用具
形成のための型シート例が例示される。これら図面に於
ては同一参照番号は同一部品或は部片を示すために使用
され、また以下の説明に於ては第１図から５図を参照し
て説明され且つ例示されたものに関して導入された変形
例に対してのみ言及が為される。

第６図には、端フラップ１２に連続するフラップ２３を
含むことを除き第１図のそれと類似の型シートが例示さ
れる。該フラップ２３は、第７図に示される様に容器３
０の側面に接触する追加表面或はパネルを提供すること
を目的とするものであり、容器の中身の情報を載せ得る
と共に支持及び搬送用具に追加的な横断方向剛性を与え
得るものである。フラップ２３によって提供される表面
或はパネルの寸法がケースバイケースで変化し得るもの
であること、並びに支持及び搬送用具の保持の安全性が
更に高められるよう、容器３０の一方の側面とフラップ
２３の内側面との間に接着材を塗布し得ることを理解さ
れたい、同様に、本装置は第５図に関連して説明した裂
開線１０を設は得る。

第８図には第９図に例示される支持及び搬送用具を形成
するための型シートの例が示される。該型シート例は上
部把手２４が設けられていることが先の具体例と異なっ
ている。第８図に示される様に、保持開口を設けたその
中央面１４からは、一方の縁に沿って矩形フラップ２５
が、そして中央面１４の概略半分の幅の矩形フラップ２
６が伸延され、該矩形フラップ２からは夫々等しい幅の
２つのフラップ２７．２８が伸延され、その一方のフラ
ップには開口２９が、そして他方には該開口と部分的に
形状の一致する切欠き３１が形成される。

第８図の型シートから第９図に示される様な用具を形成
するためには、容器３０のキャップを中央面１４の開口
に貫いた後、矩形フラップ２５を中央面１４上に折畳み
、次いで矩形フラップ２５に、接着材を介在させた状態
で矩形フラップ２６を上被して基本形を作り、最後にフ
ラップ２７．２８の開口２９及び切欠き３１を合わせ使
用者の指を導入する窓３２を形成する。フラップ２７．
２８の幅は把手２４のために所望される高さに依存する
こと、そしてまた具体例に於てはフラップ２７．２８は
概略台形を為していることを理解されたい。

第１０図には第８図に示されると類似の型シートが示さ
れるが、第１０図の型シートでは矩形フラップ２６と同
幅の第１のフラップ３３及び可変幅の第２のフラップ３
４が設けられている。本型シート例によって作成された
、第６図及び７図の支持及び搬送用具に関して説明され
たと同一の機能を為す支持及び搬送用具が第１１図に例
示される。

先に言及した様に、本発明に従う支持及び運搬用具は２
つ以上の容器３０を保持し得る。しかしながら、容器３
０の重量により、容器が３つ或は４つになると本用具の
上面２０及び中央面１４は把手を把持しての運搬中に幾
分変形する。

支持するべき容器が重い場合或は数が多い場合は、本発
明に従う他の具体例を使用するのが好ましい。そうした
支持及び運搬用具を形成し得る型シート例が第１２図及
び４４図に例示される。

第１２図には、第１図に例示される基本的な具体例と実
質的に一致する型シートが示される。該型シートが前記
実施例と異なるのは、中央面１４の各側及び端フラップ
３５．３６よりも手前で且つ折線３７．３８及び３９．
４０間に、狭幅の補強フラップ４１．４２が設けられて
いることである。これら補強フラップは型シートを折畳
んだ場合に第１３図から１６図にかけて示されるように
折線３７．３８．３９．４０に沿ってリブを形成し、こ
れらリブが支持及び運搬用具が保持された際に受ける応
力に対する補強或は抵抗部分として作用する。第１６図
に示される様に、本具体例もまた裂開線１００を具備し
ている。

第１７図には第１２図と類似の型シート例が示される。

該型シート例は端フラップ３５の縁部に沿ってフラップ
４３を有している点が第１２図のそれと異なっており、
該フラップ４３は第１８図に例示される様に、その機能
を既に説明したパネル４３を構成する。

第１９図には、第２０図に示される支持及び運搬用具を
構成するための型シート例が示される。

該型シート例：ま丈夫に把手４４を設けた形とされてい
る。第１９図に示される様に、２つの狭幅の補強フラッ
プ４１．４２の一方、例えば４１からは、その一方の折
線に沿って開口を設けた中央面１４の概略半分の幅を有
する矩形フラップ４５が伸延され、該矩形フラップから
は、一方に１つの開口４８を設は他方には該開口と部分
的に形状の一致する切欠き４９を設けた同幅の２枚のフ
ラップ４６．４７が伸延される。これらフラップの折畳
み方は第８図の具体例に関して説明したと同一であり、
それによって形成された支持及び運搬用具は第２０図に
例示される。

第２１図には第１９図に示されると類似の型シート例が
示される。該型シートは第１９図における矩形フラップ
４５と同幅の第１フラツプ５０及び可変幅の第２フラツ
プ５１を有する点で第１９図の型シート例と異なってい
る。該型シート例によって作製した支持及び運搬用具の
具体例が第２２図に例示される。第２フラツプ５１は、
第６．７．１０．１１．１７図及び１８図の支持及び運
搬用具のための型シートに於て説明された各パネルと同
一の機能を為すパネルとなる。

第２３図には本発明に従う、特に２列の容器３０のため
の支持及び運搬用具のための貼合せ板紙から成る型シー
ト例が例示される。

例示されるように該型シートは実質的に矩形であり、保
持開口６２を設けた２つの表面或はフラップ６０．６１
が折線５５．５６．５７．５８．５９によって形成され
、これらフラップ間にはセット全体に付設された把手を
構成する２枚のフラップ６３．６４が位置付けされる。

第２４図に例示されるように、フラップ６０及び６１を
缶と連結し接着材を使用してフラップ６３．６４を結合
することにより、第２５．２６図に例示されるように２
列の容器のための支持及び運搬用具のための上面２０及
び把手６５が形成される。

型シートの各フラップ６０．６１．具体例に於ては３つ
の、軸方向に整列し且つ互いに接した一列の等しい円形
輪郭が示される。各円形輪郭は、規則正しい或は半径方
向に対向し共に円形輪郭を構成する交互の折線１５及び
切り込み１１１１６によって構成される。折線１５から
は各容器のための一対の保持フランジ１７が突設される
。該保持フランジの弦１８は凹型に湾曲し概略内の一部
を為している。

好ましくは、折線１５から切り込み線１６への移行部分
の各々には、容器のキャップ位置での、特にリム位置で
の保持開口６２の適用性を改良するための概略半円形の
小切り抜き１９が設けられる。

型シートの中央フラップ６３．６４にはその中心位置に
於て形状、位置及び寸法の一致する窓或は開口６６．６
７が形成される。これら窓は支持及び運搬用具の前記中
央フラップ６３．６４と共に把手６５を構成させること
を意図したものである。

第２４図に示されるように、型シートの中央フラップ６
０．６１の保持開口６２が平行列の容器３０に貫かれる
。先に説明した具体例の如く、容器３０のキャップの直
径は中央フラップ６０．６１の保持間口６２の輪郭と一
致するか或は僅かに小さく、中央フラップ６０．６１が
一旦容器３０の基底部に向けて押し下げられると、保持
フランジ１７の縁部或は弦１８が容器３０の頂部の周囲
ノツチ或は溝に弾発的に係合する。次いで中央フラップ
６３．６４は折線５５に沿って、裏面どうしが合わさる
まで折畳まれそれにより保持開口６２の２列の容器が隣
合う、最後に、型シート端部のフラップ６８．６９が容
器３０のキャップ上に折り曲げられる。これらフラップ
の一方、具体例においてはフラップ６９には中央フラッ
プ６３．６４の開口６６．６７と形状、位置及び寸法の
一致する突出部７０が設けられる。該突出部７０は前記
開口６６．６７を貫き、先に折畳まれたフラップ６８に
上被して位置付けられ、そこに接着或は保持のためのそ
の細手段が適用される。斯くして、第２５図及び２６図
に示されるような上方の円滑表面２０、これに直交する
把手６５そして下方に於て隣合う保持のための中央フラ
ップ６０．６１を有する支持及び運搬用具が形成される
。理解されるように、保持開口６２の数に依存する２列
以上の容器３０群のための支持及び運搬用具もまた例示
され得る。

また、先の具体例のように、保持間口６２の保持フラン
ジ１７の蝶番作動を増大させるために、折線１５に一致
して湾曲する幾つかの切り込み２１が、例えば第２３図
に例示される位置に於て間隔を開けて設けられる。これ
ら切り込み２１は型シートの端部分に於ては小切欠き２
２と代替される。

該具体例の支持及び運搬用具は２列以上の容器３０を支
持する。しかしながら、先に説明したように、支持する
べき容器がもっと重い場合或は比較的数が多い場合は、
第２７図から２９図に例示された具体例の支持及び運搬
用具及び型シートを使用するのが好ましい。

第２７図には第２３図に例示された具体例と実質的に同
一の型シート例が示される。該型シートは、中央フラッ
プ６０及びフラップ６８間及び中央フラップ６１及びフ
ラップ６９間に夫々間隔を開けた一対の折線３７．３８
及び３９．４０により２つの狭幅の補強フラップ４１．
４２が形成されている点で第２３図の具体例と異なる。

これら補強フラップは第２８図及び２９図に示される支
持及び運搬用具形成のための型シートの折り曲げに際し
、折線３７．３８．３９．４０によるリブを構成し、該
用具の把持に際して用具に加わる応力に抵抗する補強部
分として作用する。

以上の説明により、本発明に従う支持及び保持用具の主
たる特徴の１つが、相互に対向する一対の保持フランジ
に基く、容器のための保持開口の形状にあることを認識
されよう、そうした保持フランジは満足すべき結果をも
たらすが、第３０図には先に説明した具体例の全てに適
用し得る保持開口のための別懇様が示される。該具体例
では保持開口は容器３０のキャップの直径と同一か或は
僅かに長い直径の円形折線５２によって形成される。該
円形折線５２からは保持フランジ１７の他に別のもっと
小さいフランジ５３が切込み！３９５４によって分割さ
れた状態に於て半径方向に突出され、保持開口の内側は
開放されている。これら保持フランジ１７及びフランジ
５３を具備する保持開口は容器のキャップを完全に取囲
みそれにより各キャップの周囲ノツチ或は溝の縁部に弾
発的に係入される。

第３１図には更に別の型シートが例示される。

該型シートもまた２列以上の容器のためのものであり、
先に説明されたものよりももっと簡単な形態を有してい
る。この具体例の型シートもまた概略矩形であり、折線
７１．７２．７３．７４．７５．７６によって形成され
る表面の内、中でち表面７７．７８には列を為す保持開
口６２が設けられ、該表面７７及び表面７８間には支持
及び運搬用具のための保持手段部分を構成する開口８０
を設けたフラップ７９が位置付けされている。表面７７
．７８の各側には別のフラップ８１．８２及び８３．８
４が伸延される。これらフラップの作用は後述するか、
表面７７．７８は先に説明された本発明の特徴に従う、
容器保持のための下方表面を構成し、フラップ８４が容
器のキャップ保護のための上方面を構成することを銘記
されたい。

該具体例に於ては保持開口６２は折線７３，７４によっ
て切り取られた概略円の３／４に等しい形状を有し、前
記各折線が表面７７．７８を分割する中央フラップ７９
を画定する。これら保持開口６２の直径は、支持するべ
き容器３０のキャップに於て対応するそれと同等或は僅
かに長いことを理解されたい。

保持開口６２の内側円形縁部からは、具体例つは３枚の
第１の保持フランジ８５が半径方向に突出するか、その
数は任意のものとし得る。該第１の保持フラップ８５は
、中央フラップ７９とはその直径方向に対向して位置付
けされる。第２の保持フランジ８６が各保持開口６２の
各側に各１つ計２つづつ設けられる。第２の保持フラン
ジ８６は概略凹型の弦の円形部分を構成し、その狭幅の
縁部が前記中央フラップ７９に一致或は接するまで伸延
する。第１の保持フランジ８５は半径方向の直線切取線
８７によって分割され、一方、第１の保持フランジ８５
及び第２の保持フランジ８６間は、保持開口６２に容器
のキャップを貫通させる瞬間の各フランジ８５．８６の
変形をより容易なものとするためにもっと大きいＵ字形
切欠き８８によって分割される。

第３２図及び３３図には、６つ或は８つの２列の容器を
支持するようになっていることを除き、第３１図に示さ
れる具体例と同等の型シートが例示される。該型シート
によって形成される支持及び運搬用具が支持する重量が
結果的により大きいことに鑑み、より多くの保持手段が
設けられる。

斯くして、第３１図では保持手段は中央フラップ７９の
開口８０及びフラップ８４を前記中央フラップに重ねた
場合に前記開口８０に一致するフラップ８４の開口８９
によって構成されるが、第３２図の具体例では保持手段
を構成する開口は２つとされそして第３３図の具体例で
は３つとされる。

第３４図には３つづつの２列の容器３０に適用される本
発明に従う支持及び運搬用具が例示される。観察される
ように、型シートは容器のキャップが保持開口６２を貫
通するまで、適切に並べた容器に挿通せられそれにより
保持フランジ８５．８６が、そうした容器が一般に有す
るリム９０の下方部分に弾発的に係合する。この作業は
、前記リム９０の近辺が狭幅の肩を呈する缶或はソフト
ドリンクのポットの場合には更に容易化される。

次いで、フラップ８１が折畳まれて容器３０のキャップ
に上被されそこにフラップ８４が上被される。、２つの
作動に際しては狭幅のフラップ８２．８３が夫々蝶番と
して作用する。フラップ８１．７９及び８４の適宜の部
分に接着材を塗布しておくことにより、第３５図に完成
状態で示される支持及び運搬用具が形成される。

使用される厚紙或は貼合せ板紙は一般に、保持フランジ
８５．８６に容器３０のキャップを貫通させる間の変形
を可能とするに十分な可撓性を有する。しかしながら、
そうした変形は例えば第３１．３２図及び３３図に例示
される位置での保持フランジを構成する折線に形成した
切り込み９１によって容易化し得る。

第３６図から４１図には支持及び運搬用具を形成する型
シートの別懇様が例示される。該具体例は第３１図から
３５図に関して説明されたものと基本的に一致し、従っ
て同じ参照番号が使用され既に説明された特徴は省略さ
れる。既に説明された形態の具体例との主たる相違は保
持開口６２に存在する。該保持開口は完全な内輪郭を示
し、保持フランジ８５と概略等しい一群の第２の保持フ
ランジ９２が直径方向に対向して位置付けられている。

該第２の保持フランジ９２からはフラップ９３が伸延さ
れ保持開口６２の内側表面を部分的に占有し、これが容
器３０の揺れ或は触れを防止する。

該具体例では各容器列に対応する保持開口６２が外接さ
れ、保持手段開口８０がそれらの保持開口６２間の空間
を占領していることを認識されたい。保持開口どうしが
外接する本具体例は好ましいと考えられるが、第３１図
から３４図に於て参照番号７９で示されたと類似の中央
フラップを設は得ることは勿論である。

第３９図には、第３７図に例示される型シートから作製
される支持及び運搬用具の形成状況が例示される。第４
０図には既に形成された状態の支持及び運搬用具が例示
され、該支持及び運搬用具は少なくとも外観上は第３５
図に示されたそれと類似していることを観察されよう。

先に指摘したように、フラップ９３は支持するべき容器
３０の、特に支持及び運搬用具の外側に向けての揺れ或
は振れを防止或はより小さくするためのものであり、該
フラップ９３がそうした機能を満足するための詳細な構
造が第４１図に例示される。

第４１図からは、保持フランジ９２が、容器３０のリム
９０に弾発的に係合するのに代えて、該リムを取巻く保
持フランジ８５．８６に係合し、そして保持フランジ９
２から伸延するフラップ９３が１つ以上の接着層９４に
よってフラップ８４の下方面に接着されることを認識さ
れよう、このようにして、容器３０が近接し或は接触す
ることによる容器近辺における変形成は揺れが防止され
る一方、保持フランジ９２がリム９０に当接しての停止
効果によって、容器３０とは関係の無い変形成は揺れが
防止される。

以上の説明によって、フラップ９３が保持開口６２の内
側部分を完全に或は部分的に占有し且つ該保持開口６２
内で等しい或は異なる形態を取り得ることを理解されよ
う。

第４２図には、先に説明された全ての具体例に適用し得
る保持開口６２の別懇様が示される。該別懇様は第３０
図に関連して説明されたそれと基本的に類似している。

従って、保持開口６２は折線５２によって形成される円
形形状を有し、そこから保持フランジ１７．５３が突設
−されている。

該別懇様は保持開口列における保持開口どうしの外接部
分に、容器３０のリム９０に弾発的に係合した場合の保
持フランジ１７の折り曲がり或は持上がりを容易とする
ための概略楕円形の穴或は孔１０１が設けられている点
で、第３０図のそれとは異なる。

第４３図には第４２図に示される形態の保持開口６２を
組み込んだ型シートが例示される。観察されるように、
該型シートは第３８図に示されたそれと類似し且つまた
保持手段８０．８９をそこに具備している。こうした形
態に於てもフラップ９３を設は得る。

最後に、第４４図には第４０図に示されると類似の部分
拡大図が示され、外接部分の孔１０１が容器３０のリム
９０に弾発的に係合し得る様子が示される。

説明された全ての具体例に於て、その特徴は、容器のキ
ャップを覆う円滑な表面を提供するのみならず幾つかの
具体例では円滑な横方向表面が提供されることであり、
これらの表面が所謂バーコードを含む、容器製造上の印
刷情報のために容易に使用し得ることにあることが示さ
れた。同様に全ての具体例に於て、保持手段が設けられ
ると否とを問わず、比較的多くの容器に対して用いられ
る場合でさえも高い耐久力を有する支持及び運搬用具が
説明された。また全ての具体例に於て、厚板紙型シート
を折り曲げての支持及び運搬用具の形成並びにそこへの
容器の組込みは極めて簡易であり、従ってそうした作業
の機械化は極めて容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う支持及び運搬用具を形成する厚紙
製の型シートの一例の平面図である。 第２図は第１図と類似の型シートの適用例を例示する斜
視図である。 第３図は２つの容器に適用される支持及び運搬用具の一
例を示す斜視図である。 第４図は３つの容器に適用される支持及び運搬用具の一
例を示す斜視図である。 第５図は４つの容器に適用され、２つの容器を支持する
よう分割し得る支持及び運搬用具の一例を示す斜視図で
ある。 第６図は別懇様の支持及び運搬用具を形成する型シート
の一例を示す平面図である。 第７図は第６図の型シートから形成される支持及び運搬
用具を例示する斜視図である。 第８図は別懇様の支持及び運搬用具を形成するための型
シートの一例を示す平面図である。 第９図は第８図の型シートから形成される支持及び運搬
用具を例示する斜視図である。 第１０図は別懇様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第１１図は第１０図の型シートから形成される支持及び
運搬用具を例示する斜視図である。 第１２図は別懇様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第１３図は第１２図と類似の型シートから形成された支
持及び運搬用具の一例を例示する斜視図である。 第１４図は第１２図と類似の型シートから形成された支
持及び運搬用具の一例を例示する斜視図である。 第１５図は第１２図と類似の型シートから形成された支
持及び運搬用具の一例を例示する斜視図である。 第１６図は６つの容器に適用され、３つの容器を支持す
るよう分割し得る支持及び運搬用具の−１５・１を示す
斜視図である。 第１７図は別懇様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第１８図は第１７図の型シートから形成される支持及び
運搬用具を例示する斜視図である。 第１９図は別態様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第２０図は第１９図の型シートから形成される支持及び
運搬用具を例示する斜視図である。 第２１図は別態様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第２２図は第２１図の型シートから形成される支持及び
運搬用具を例示する斜視図である。 第２３図は別態様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第２４図は第２３図の型シートから形成される支持及び
運搬用具を例示する斜視図である。 第２５図は一対の２列の容器に適用される支持及び運搬
用具を例示する斜視図である。 第２６図は一対の３列の容器に適用される支持及び運搬
用具を例示する斜視図である。 第２７図は別態様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの一例を示す平面図である。 第２８図は第２７図と類似の型シートから形成された。 一対の２列の容器に適用される支持及び運搬用具の一例
を例示する斜視図である。 第２９図は第２７図と類似の型シートから形成された、
一対の３列の容器に適用される支持及び運搬用具の一例
を例示する斜視図である。 第３０図は先に図示された任意の支持及び運搬用具例に
適用し得る。容器のための保持開口の別態様を例示する
部分平面図である。 第３１図は２列の４つの容器のための支持及び運搬用具
を形成する型シートの平面図である。 第３２図は２列の６つの容器のための型シートの平面図
である。 第３３図は２列の８つの容器のための型シートの平面図
である。 第３４図は２列の３つの容器のための第３２図に例示さ
れる型シートの適用状況を示す斜視図である。 第３５図は第３２図に例示される型シートの完成状態を
示す斜視図である。 第３６図は別態様の支持及び運搬用具を形成するための
型シートの平面図である。 第３７図は別態様の２列の６つの容器のための型シート
の平面図である。 第３８図は別態様の２列の８つの容器のための型シート
の平面図である。 第３９図は３つづつの２列の容器のための第３７図に示
される型シートの適用状況を例示する斜視図である。 第４０図は第３９図に例示される型シートの完成状態を
示す斜視図である。 第４１図は第４０図に示される支持及び運搬用具の支持
要素間の配列構成を例示する部分拡大断面図である。 第４２図は本発明に従う支持及び運搬用具に適用し得る
、容器のための保持開口の別態様を例示する平面図であ
る。 第４３図は本発明に従う支持及び運搬用具に適用し得る
、別態様の、容器のための保持開口の別態様を例示する
平面図である。 第４４図は第４３図に示される支持及び運搬用具の支持
要素間の配列構成を例示する部分拡大断面図である。 尚、図中上な部分の名称は以下の通りである。 １０．１１，１５：折線 １２．１３：端フラップ １４：中央面折線 １６：切り抜き線 １７：保持フランジ １８：弦 １９：小切り抜き ２０：上面 ２２：小切り欠き ３０：容器 １００：裂開線 （−−ニフ ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、８ ＦＩＧ、１０ ＦＩＧ、１２ ＦＩＧ、１７ ＦＩＧ、　２２ ＦＩＧ、２３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、頂部の切頭円錐形状或は肩がそのキャップのリムと
   共に周囲ノッチ或は溝を構成する容器をまとめて支持及
   び運搬するための用具であって、２つの表面即ち、 交互する２本の折線及び２本の切り込み線間に於て容器
   のための１列の２つ以上の保持開口が軸方向に画定され
   た容器を保持するための下方表面と、 容器のキャップを覆うための円滑で且つ平面形状が実質
   的に矩形の上方表面とを含む前記２つの表面を具備し、 前記保持開口が円形輪郭を有し、その直径は支持するべ
   き容器のキャップの直径と一致するか或は僅かに大きく
   、容器は、凹型に湾曲した弦を有する状態で前記各折線
   から突設された保持フランジによって支持されるように
   なっている前記用具。 ２、容器を支持するための２つの下方表面が隣合わせに
   配列され、 円滑であり且つ平面形状が実質的に矩形の、容器のキャ
   ップを覆う上方表面からは把手部分が伸延される特許請
   求の範囲第１項記載の用具。 ３、型及び折り込みによって容器のための２つ以上の２
   列の等しい保持開口が画定され、各保持開口の列が軸方
   向に整列し且つ把手手段を設けた円滑領域によって互い
   に分割され、また各保持開口が容器のキャップの１つの
   直径と等しいか或は僅かに大きい直径の円の概略３／４
   に等しい形状を有する、容器を保持するための下方表面
   を有し、前記保持開口の円形の内端部からは、前記保持
   開口の各列を分割する円滑領域に対し直径方向に於て対
   向配置された、容器保持のための可変数の第１のフラン
   ジが半径方向に突出され、 第１のフランジの各側には、前記円滑領域と連結される
   べく伸延され、凹型の弦の概略円形部分を構成する、容
   器を保持するための一体の第２のフランジを具備し、 第１のフランジ及び第２のフランジ間にはＵ字形の切欠
   きを有し、 中央部分に容器保持のための下方表面の円滑部分に設け
   た保持手段と位置及び寸法の一致する保持手段を有する
   、容器のキャップを覆う上方表面と を包含する特許請求の範囲第１項記載の用具。 ４、型及び折り込みによって容器のための２つ以上の２
   列の等しい保持開口が画定された容器保持のための下方
   表面にして、各保持開口列が、軸方向に整列し且つ他の
   列の保持開口と外接した下方表面を設け、 一方の保持開口列及び他方の保持開口列間の空間が保持
   手段によって占有され、 前記保持開口が容器の１つのキャップの直径と等しいか
   或は僅かに大きい円形であり、 前記保持開口の内側に向けて半径方向に可変数突設され
   、実質的に等しい他の一群のフランジに対して直径方向
   に対向して位置付けされた容器保持のための第１のフラ
   ンジを設け、 第１のフランジ群の間に位置決めされ、凹型の弦の概略
   円形部分を構成する、容器保持のための第２のフランジ
   を設け、 第１のフランジ及び第２のフランジ間にはＵ字形の切欠
   きを設け、 容器のキャップを覆う上方表面にして、その中央部分に
   、容器保持のための下方表面の円滑部分に設けた保持手
   段と位置及び寸法の一致する保持手段を有し、円滑であ
   り且つ平面形状が実質的に矩形である上方表面 を設けて成る、特許請求の範囲第１項記載の用具。 ５、型及び折り込みによって容器のための２つ以上の２
   列の等しい保持開口が画定され、各保持開口列が、軸方
   向に整列し且つ他の列の保持開口と外接した下方表面と
   、 ２列の保持開口の間の空間を占有する保持手段とを設け
   、 一方の保持開口列及び他方の保持開口列間の空間が保持
   手段によって占有され、 前記保持開口の各々が容器の１つのキャップの直径と等
   しいか或は僅かに大きい円形であり、前記保持開口の内
   側に向けて半径方向に可変数突設され、実質的に等しい
   他の一群のフランジに対して直径方向に対向して位置付
   けされた容器保持のための第１のフランジを設け、 該第１のフランジ群の間に位置決めされ、凹型の弦の概
   略円形部分を構成する容器保持のための第２のフランジ
   を設け、 第１のフランジ及び第２のフランジ間に設けられたＵ字
   形の切欠きを設け、 各保持開口は、他列の保持開口に隣合う位置に配置され
   た第１の保持フランジ詳から、保持開口の内側に向けて
   伸延するフラップによって占有され、 該フラップは支持及び運搬用具の内側に接着さ中央部分
   に、容器保持のための下方表面の円滑部分に設けた保持
   手段と位置及び寸法の一致する保持手段を有し、円滑で
   あり且つ平面形状が実質的に矩形である、容器のキャッ
   プを覆う上方表面を設けて成る特許請求の範囲第１項記
   載の用具。 ６、フラップは保持開口の内側表面と概略等しい形状及
   び寸法を有している特許請求の範囲第５項記載の用具。 ７、保持開口の折線及び切り込み線間の移行領域には、
   保持開口の内側に向けて開放する概略半円形状の切り取
   り部分が設けられる前記何れかの特許請求の範囲に記載
   の用具。 ８、保持開口を画定する折線は同一の弧状輪郭に間隔を
   於て追従する切り取り部分を含んでいる前記何れかの特
   許請求の範囲に記載の用具。 ９、保持開口は容器のキャップの直径と一致するか或は
   僅かに大きい直径の円形折線によって形成され、該円形
   折線からは容器保持のための複数のフランジが半径方向
   に突設され、該複数のフランジは同様な半径方向の切込
   み線によって分割される前記何れかの特許請求の範囲に
   記載の用具。 １０、各列の保持開口は外接する前記何れかの特許請求
   の範囲に記載の用具。 １１、保持開口間の外接領域には切り取り部分が設けら
   れる前記何れかの特許請求の範囲に記載の用具。 １２、各列の保持開口は外接し且つ外接対応部分には穴
   或は孔が形成される前記何れかの特許請求の範囲に記載
   の用具。 １３、外接対応部分に形成される穴或は孔は楕円形であ
   る特許請求の範囲第１２項記載の用具。 １４、容器保持のための保持開口の列は、容器のキャッ
   プを覆う上方表面の保持手段と位置及び寸法の一致する
   保持手段を設けた円滑な領域によって分割される前記何
   れかの特許請求の範囲に記載の用具。 １５、保持手段は成人の手の指よりも長い直径を有する
   ２つ以上の整列した開口によって形成される前記何れか
   の特許請求の範囲に記載の用具。 １６、容器を覆う上方表面に把手を設けた前記何れかの
   特許請求の範囲に記載の用具。 １７、容器を覆う上方表面からは前記容器の一方側を部
   分的に覆うパネル或は表面が伸延される前記何れかの特
   許請求の範囲に記載の用具。 １８、容器を覆う上方表面から伸延される、容器の一方
   側を部分的に覆うパネル或は表面は接着材によって容器
   の一方側に連結される特許請求の範囲第１７項記載の用
   具。 １９、容器列に対する横断方向に於て裂開或は引裂くた
   めの線を有している前記何れかの特許請求の範囲に記載
   の用具。 ２０、厚紙或は貼合せ板紙から作製され、実質的に矩形
   形状を有し、間隔を置いた折線によって２枚の端フラッ
   プ或は表面及び１枚の中央面が構成され、前記２枚の端
   フラップは実質的に矩形形状を有し、重ね合わせ、接着
   材その他の手段によって結合することにより用具の容器
   を支持するための円滑な上方表面を形成し、前記１枚の
   中央面は用具の、容器を支持するための下方表面を構成
   し、該中央面には軸方向に整列し且つ円形輪郭を有する
   、容器のための１列の２つ以上の保持開口が設けられ、
   各保持開口は直径方向に交互して対向し且つ共に前記円
   形輪郭を完結する２本の折線及び２本の切込み線よって
   構成され、各保持開口の各折線からは容器を保持するた
   めのフランジが突設され、該フランジは概略凹型の弧状
   の弦の円形部分の形状を有している前記何れかの特許請
   求の範囲に記載の用具を作製するための型シート。 ２１、厚紙或は貼合せ板紙から作製され、実質的に矩形
   形状を有し、間隔を開けた折線によって２枚の端フラッ
   プ或は表面及び２枚の中央面が構成され、前記２枚の端
   フラップは実質的に矩形形状を有し、重ね合わせ、接着
   材その他の手段によつて結合することにより用具の容器
   を支持するための円滑な上方表面を形成し、前記２枚の
   中央面は用具の、容器を支持するための下方表面を構成
   し、該中央面の各々には軸方向に整列し且つ円形輪郭を
   有する、容器のための１列の２つ以上の保持開口が設け
   られ、各保持開口は直径方向に交互して対向し共に前記
   円形輪郭を完結する２本の折線及び２本の切込み線よっ
   て構成され、各保持開口の各折線からは容器を保持する
   ためのフランジが突設され、該フランジは概略凹型の弧
   状の弦の円形部分の形状を有しており、また前記２枚の
   中央フラップには互いに形状、位置及び寸法の一致する
   開口が設けられ、それによって用具の把手が構成される
   前記何れかの特許請求の範囲に記載の用具を作製するた
   めの型シート。 ２２、厚紙或は貼合せ板紙から作製され、実質的に矩形
   形状を有し、間隔を開けた折線によって、２枚の端フラ
   ップにしてその一方が他方よりも大きく、大きい方の端
   フラップには１つ以上の把手用の穴が形成されまた重ね
   合わせ、接着材その他の手段によって結合することによ
   って用具の、容器のキャップを支持するための円滑な上
   方表面を形成する２枚の端フラップと、用具の側面を構
   成する２枚の狭幅の中間フラップと、容器を支持するた
   めの下方表面を構成する２枚の中央フラップにして、軸
   方向に整列し且つ円形輪郭の、容器のための１列の２つ
   以上の保持開口が設けられ、各保持開口は容器のキャッ
   プの直径と等しいか或は僅かに大きい直径の円の概略３
   ／４に等しい形状を有する前記２枚の中央フラップとが
   構成され、各保持開口の円形の内端部からは第１のフラ
   ンジが可変数突設され、該第１のフランジの各側には一
   体の第２のフランジが設けられ、該第２のフランジは凹
   型の弦の概略円形部分の形状を為し、第１のフランジ及
   び第２のフランジ間にはＵ字形の切欠きが設けられ、そ
   して狭幅の中間フラップが前記２枚の中央フラップを分
   割し、該狭幅の中間フラップには大きい方の端フラップ
   の把手用の穴と位置及び寸法の一致する１つ以上の把手
   用の穴が設けられる前記何れかの特許請求の範囲に記載
   の用具を作製するための型シート。 ２３、厚紙或は貼合せ板紙から作製され、実質的に矩形
   形状を有し、間隔を開けた折線によって、２枚の端フラ
   ップ或は表面にしてその一方が他方よりも大きく、大き
   い方の端フラップには１つ以上の把手用の穴が形成され
   また重ね合わせ、接着材その他の手段によって結合する
   ことによつて用具の、容器のキャップを支持するための
   円滑な上方表面を形成する２枚の端フラップと、用具の
   側面を構成する２枚の狭幅の中間フラップと、容器を支
   持するための下方表面を構成する２枚の中央フラップに
   して、軸方向に整列し且つ円形輪郭を有する、容器のた
   めの１列の２つ以上の保持開口が設けられ、各保持開口
   は容器のキャップの直径と等しいか或は僅かに大きい直
   径の円形形状である前記２枚の中央フラップとが構成さ
   れ、保持開口の一方の列及び他方の列間の空間は、大き
   い方の端フラップの把手用の穴と位置及び寸法の一致す
   る１つ以上の把手用の穴によって占有され、各保持開口
   の円形の内端部からは第１のフランジが可変数突設され
   、該第１のフランジの各側には一体の第２のフランジが
   設けられ、該第２のフランジは凹型の弦の概略円形部分
   の形状を為し、第１のフランジ及び第２のフランジ間に
   はＵ字形の切欠きが設けられる前記何れかの特許請求の
   範囲に記載の用具を作製するための型シート。 ２４、厚紙或は貼合せ板紙から作製され、実質的に矩形
   形状を有し、間隔を開けた折線によって、２枚の端フラ
   ップ或は表面にしてその一方が他方よりも大きく、大き
   い方の端フラップには１つ以上の把手用の穴が形成され
   、重ね合わせ、接着材その他の手段によって結合するこ
   とによって用具の、容器のキャップを支持するための円
   滑な上方表面を形成する２枚の端フラップと、用具の側
   面を構成する２枚の狭幅の中間フラップと、容器を支持
   するための下方表面を構成し軸方向に整列し且つ円形輪
   郭を有する、容器のための１列の２つ以上の保持開口が
   設けられ、各保持開口は容器のキャップの直径と等しい
   か或は僅かに大きい直径の円形形状である前記２枚の中
   央フラップとが構成され、 各列の保持開口は外接し、また一方の列の保持開口及び
   他方の列の保持開口間の空間は、大きい方の端フラップ
   の把手用の穴と位置及び寸法の一致する１つ以上の把手
   用の穴によって占有され、各保持開口の円形の内端部か
   らは第１のフランジが可変数突設され、該第１のフラン
   ジは実質的に等しいフランジの他の群と直径方向に於て
   対向する位置に位置付けされ、第１のフランジの群の間
   部分には一体の第２のフランジが設けられ、第１のフラ
   ンジ及び第２のフランジ間にはＵ字形の切欠きが設けら
   れ、前記保持開口の内側空間は、他の列の保持開口に隣
   合う位置に位置付けされた第１の保持フランジの群から
   前記保持開口の内側に向けて伸延するフラップによって
   占有される前記何れかの特許請求の範囲に記載の用具を
   作製するための型シート。 ２５、保持開口を塞ぐフラップは保持開口の内側表面と
   実質的に等しい形状及び寸法を有している特許請求の範
   囲第２４項に記載の用具を作製するための型シート。 ２６、折線及び切り込み線間の移行領域に保持開口の内
   側に向けて開口する概略半円形状の切欠きを有している
   前記何れかの特許請求の範囲に記載の用具を作製するた
   めの型シート。 ２７、保持開口を画定する折線は同一の弧状輪郭を間隔
   を於て追従する切込み部分を含んでいる前記何れかの特
   許請求の範囲に記載の用具を作製するための型シート。 ２８、保持開口は容器のキャップの直径と一致するか或
   は僅かに大きい直径の円形折線によって形成され、該折
   線からは容器保持のための複数のフランジが半径方向に
   突設され、該複数のフランジは同様に半径方向の切込み
   線によって分割される前記何れかの特許請求の範囲に記
   載の用具を作製するための型シート。 ２９、各列の保持開口は外接する前記何れかの特許請求
   の範囲に記載の用具を作製するための型シート。 ３０、保持開口の外接部分に切欠き部分を有する特許請
   求の範囲第２９項記載の用具を作製するための型シート
   。 ３１、各列の保持開口は外接し且つ外接対応部分には穴
   或は孔が形成される前記何れかの特許請求の範囲に記載
   の用具を作製するための型シート。 ３２、外接対応部分に形成される穴或は孔は楕円形であ
   る特許請求の範囲第３１項記載の用具を作製するための
   型シート。 ３３、容器の列の方向に対する横断方向に於て裂開或は
   引裂くための線を有している前記何れかの特許請求の範
   囲に記載の用具を作製するための型シート。 ３４、保持開口を設けた中央フラップは、大きい方の端
   フラップの把手の用穴と位置及び寸法の一致する把手の
   用穴を設けた狭幅のフラップによって分割される前記何
   れかの特許請求の範囲に記載の用具を作製するための型
   シート。 ３５、大きい方の端フラップの、保持開口どうし間或は
   狭幅のフラップ間の把手用の穴は、成人の手の指よりも
   長い直径を有している前記何れかの特許請求の範囲に記
   載の用具を作製するための型シート。 ３６、保持開口を設けた中央面に、一対の狭幅のフラッ
   プを構成する一対の折線を有している前記何れかの特許
   請求の範囲に記載の用具を作製するための型シート。 ３７、保持開口を設けた中央フラップ及び端フラップ間
   に、２つの狭幅の追加的フラップを構成する、間隔を開
   けた一対の折線を有している前記何れかの特許請求の範
   囲に記載の用具を作製するための型シート。 ３８、端フラップの一方に隣合って、追加的な表面或は
   パネルを構成する１つのフラップを有している前記何れ
   かの特許請求の範囲に記載の用具を作製するための型シ
   ート。 ３９、保持開口を設けた表面の一方側の縁部からは矩形
   フラップが伸延し、他方の側の縁部からは前記表面の概
   略半分に等しい幅の別の矩形フラップが伸延し、該別の
   矩形フラップからは２つの等しい別のフラップが伸延さ
   れ、その一方のフラップには開口が設けられ、他方のフ
   ラップには前記一方のフラップの開口と部分的に一致す
   る形状の切り取り部分が設けられる前記何れかの特許請
   求の範囲に記載の用具を作製するための型シート。 ４０、開口を設けたフラップからは、一致する寸法で且
   つ開口を有する別のフラップと、可変寸法の更に別のフ
   ラップが伸延する特許請求の範囲第３９項記載のが伸延
   し、用具を作製するための型シート。 ４１、一方の端フラップは中央フラップの開口と形状、
   位置及び寸法の一致する突出部を有している特許請求の
   範囲第３９項及び４０項に記載の用具を作製するための
   型シート。