JPH10502039A - グルーフラップを有する缶クリップキャリヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 缶の上部をつかみ、缶をキャリヤーから吊り下げる種類の、飲料缶の様な製品用のキャリヤー。缶の上側末端はキャリヤーのボトムパネル中にある開口部を通って伸び、缶の縁部は、開口部を取り囲むサポートタブと噛み合う。各開口部でサポートタブの一つに折り曲げられる様に接続されたグルーフラップは、缶の上側末端の上に位置し、トップパネルに接着される。サポートタブ中にある開口部は、サポートエッジとして機能するエッジを含む。さらに、ボトムパネルの指穴が、刻み線に沿ってカバータブに接続された直線的な横方向内側エッジを有する。ボトムパネル中で間隔をおいて配置された円弧状刻み線により、ボトムパネルの中間断片が内側エッジを支持する。

Description

【発明の詳細な説明】 グルーフラップを有する缶クリップキャリヤー 発明の分野 本発明は製品キャリヤーに関する。より詳しくは、本発明は製品の上部をつか み、製品をキャリヤーから吊り下げる製品キャリヤーに関する。 発明の背景 缶の高さの大部分を収容せずに、缶の上部をつかむ厚紙キャリヤーは公知であ る。その様なキャリヤー設計の一つは、短いサイドパネルによりボトムパネルか ら間隔を置いて配置されたトップパネルからなり、缶の上部はトップパネルとボ トムパネルの間に位置する。缶はボトムパネル中の開口部を通してキャリヤーの 中に導入され、一般的にサポートタブにより所定の位置に保持され、そのサポー トタブはボトムパネルから上に伸び、缶の縁の下側と噛み合う。トップパネルま たはトップパネルとボトムパネルの両方にある指開口部により、キャリヤーを持 ち上げ、搬送することができる。 この種の厚紙キャリヤーは、飲料缶の上部をつかむのに使用されることがある 薄いプラスチック製のキャリヤーよりも、運ぶのが楽である。厚紙キャリヤーは 、安価に製造でき、環境に対する問題がなく、実質的に破損しないトップパネル 表面を含むが、そのトップパネル表面は、汚れが缶上部に蓄積するのを防止する だけでなく、しるしを印刷するための十分な空間をも提供する。しかし、ある種 の設計では、缶の全周で缶の縁をサポートタブと噛み合わせることは困難である 。例えば、ボトムパネルから上に伸び、缶上部の一部の上に位置するグルーフラ ップを、トップパネルに接着すべき位置に配置するのが望ましい。その様なグル ーフラップは、キャリヤーのエッジ部分に沿って走る通常のオーバーラップ型の グルーフラップを補足し、キャリヤーを補強する。空間的な制限から、補足グル ー フラップは、缶が通る開口部に隣接してボトムパネルに折り曲げられる様に接続 する必要があり、これらのフラップは各開口部のかなりの周辺部を占めるので、 その位置ではサポートタブのための余地がない。この区域において容器の支持が 不足することは、１９９２年４月１４日付けの米国特許第５，１０３，９７１号 で取り扱われている問題である。この特許で開示されている設計では、補足グル ーフラップの間隔を置いて配置された脚部間にサポートタブが設けてあり、間隔 を置いて配置された脚部はキャリヤーのボトムパネルに接続されている。この配 置により、関連する缶の縁と実質的に連続して噛み合うサポートタブが得られる が、引上げ応力にさらされた時に、補足グルーフラップとボトムパネルの間の短 い接続が引き裂かれるという危険性がある。もう一つの問題は、引上げ応力が作 用した時に、ボトムパネルの、指穴と隣接する缶を受け入れる開口部との間の区 域が裂ける、またはゆがむ可能性があることである。 そこで本発明の目的は、クリップ型キャリヤーの補足グルーフラップを強化す ると共に、包装された製品を実質的にそれらの全周にわたって支持し易くするこ とである。本発明の別の目的は、指穴と、隣接する製品を受け入れる開口部との 間のボトムサポートパネルの区域をさらに補強することである。 発明の概要 本発明は、製品をその上部で支持するキャリヤーにより形成される包装物に関 する。このキャリヤーは、トップパネル、間隔を置いて配置されたボトムパネル および短いサイドパネルを含み、ボトムパネルが、製品の上部が通る開口部を有 する型のキャリヤーである。開口部に隣接してボトムパネルに折り曲げられる様 に接続された複数のサポートタブは、一般的にトップパネルに向かって伸び、関 連する製品の縁と噛み合う。少なくとも１個の開口部と関連するサポートタブの 一つは、関連する製品の上側表面の少なくとも一部の上に位置するグルーフラッ プに接続されている。サポートタブ中の開口部は、タブの支持エッジであるエッ ジを含む。この配置により、サポートタブは開口部の実質的に全周にわたって配 置され、同時に、グルーフラップはキャリヤーのボトムパネルに対する強力な接 続部を有する。好ましい配置では、各開口部にグルーフラップを備える。 代表的な包装物では、製品を隣接する２列に配置し、一方の列におけるグルー フラップに接続したサポートタブは、他方の列における類似のサポートタブに隣 接し、これと対向する。開口部の、これらのサポートタブから反対側にある他の サポートタブは、ボトムパネルをサイドパネルに接続している折り線に実質的に 沿ってボトムパネルに接続され、これによって構造がさらに支持される。 指穴がトップパネルおよびボトムパネルの両方に設けてある場合、各ボトムパ ネルの指穴は、内側の横方向エッジを有し、刻み線によりそのエッジに接続され たタブにより少なくとも部分的に覆われているのが好ましい。第二の横方向刻み 線、好ましくは円弧状の刻み線が、隣接する内側の横方向エッジの末端から伸び ている。包装物を指穴により持ち上げる場合、第二の横方向刻み線が、刻み線同 士の間のボトムパネルの区域が引き裂かれる、または破損するのを防止するため の支持部として作用する。各第二横方向刻み線から間隔を置いて別の円弧状刻み 線を備え、持ち上げる際のボトムパネルをさらに補強することができる。 本発明の、望ましい結果を与えることができる特徴を以下に好ましい実施態様 に関して説明するが、それによって本発明の上記の、および他の特徴、ならびに 他の利点を容易に理解することができる。 図面の簡単な説明 図１は、本発明のキャリヤーおよびそのキャリヤーにより支持される６個の飲 料缶を含んでなる包装物の全体図である。 図２は、図１のキャリヤーを形成するブランクの平面図である。 図３は、キャリヤー中の飲料缶と噛み合う本発明のサポートタブを示す拡大図 である。 図４は、図１の線４−４で見た部分横断面図である。 図５は、図１の線５−５で見た部分横断面図である。 図６は、図５の円６により囲まれた区域の部分拡大横断面図である。 図７は、図６と同様の、ただし指穴タブを有するキャリヤーの、その指穴タブ を動かした後の状態を示す、部分拡大横断面図である。 好ましい実施態様の詳細な説明 図１に関して、キャリヤー１０は、サイドパネル１６および１８によりボトム パネル１４に接続されたトップパネル１２を含む。缶Ｃの上部はボトムパネル１ ４中の開口部１９を通って伸び、中のタブ２０および２２が見える複数のサポー トタブにより支えられている。缶の縁Ｆの一部は、キャリヤー中のスロット２３ を通って伸びている。サイドパネルは非常に短いので、トップパネルとボトムパ ネルの間の、缶が支持されている空間はかなり小さい。タブ２６により覆われた 指穴２４は、折り線２８に沿ってトップパネル１２に折り曲げられる様に接続さ れている。これらの指穴は、この図では見えない、ボトムパネル中の指穴と整列 している。 図１で使用した番号と同じ番号が同様の構造を示す図２に関して、キャリヤー は、厚紙の様なたわみ性のシート材料からなる本質的に長方形の素材すなわちブ ランク３０から形成される。ブランクはトップパネル部分１２、ボトムパネル部 分１４およびサイドパネル部分１６および１８に分割されている。ボトムパネル 部分１４より幾分狭いトップパネル部分１２は、折り線３２によりサイドパネル 部分１８に接続され、サイドパネル部分１８は、平行な折り線３４によりボトム パネル部分１４に接続されている。サイドパネル部分１６は、折り線３６により ボトムパネル部分１４に、および折り線４０により接着剤フラップすなわちグル ーフラップ３８に接続されている。 ボトムパネル部分１４には３個ずつ２列の開口部１９が設けてあり、６個の隣 接する開口部群を形成する。各開口部は、開口部の境界線を形成する折り線に沿 ってボトムパネルに接続した一連のサポートタブに取り囲まれている。つまり、 各開口部は、対向するサポートタブ２０の折り線４２、対向するサポートタブ４ ６および４７の折り線４４および４５、およびサポートタブ２２の折り線４８に より限定される。サポートタブ２２は、タブ２０およびタブ４６および４７の間 に位置し、タブ折り線４５同士は互いに平行で、短い距離を置いて配置されてお り、タブ折り線４４は折り線３４および３６と一致している。折り線３２および ４０は、タブ４６と対向して、上記の様に缶の縁を受け入れるための短いＨ形ス リット２３を有する。 タブ２２の折り線４８は、缶の開口部の中心に半径の中心を置く円弧を辿る。 タブ２０、４６および４７の折り線４２、４４および４５は円弧状ではなく、キ ャリヤーの末端および側方エッジに対して平行であるが、これらの折り線の中央 点は同じ円弧上にある。サポートタブの高さは、それらの折り線から半径方向で 内側に測定して同じである。つまり、図２におけるタブの内側エッジは隣接する タブに対して食い違っているが、タブ２０および４６の半径方向内側に向かう高 さは、タブ２２の高さと同じである。この配置は、ボトムパネルの平面からタブ を押し出した後のタブの曲率を考慮しており、開口部のすべてのタブが関連する 缶の縁と接触することができる。 サポートタブ４７は開口部１９の半径方向内側にかなりの距離、好ましくは開 口部の中心を越えて伸び、接着剤フラップすなわちグルーフラップ５０を形成す る。各グルーフラップ５０はカットアウト５２を含み、その一部はエッジ５４に より形成される。エッジ５４はサポートタブ４７のサポートエッジとして機能す る。カットアウト５２の両側に位置する短いスリット５６の形態でよい折り線に より、以下に説明する様に、グルーフラップ５０をそれらの水平作動位置に折り 曲げることができる。 トップパネル部分１２の中にある指穴２４およびフラップ２６は細長くなって おり、フラップは、フラップの両端の中間に位置する横方向の折り線５８を含む 。ボトムパネル部分１４中の、内側の缶開口部と末端の缶開口部の間の空間に位 置する別の指穴６０は、刻み線６４によりボトムパネル部分に接続されたタブ６ ２により覆われている。刻み線６４は、折り線３４および３６に対して直角であ る。さらに、折り線４５に対して対称的に配置され、関連する刻み線６４に対し て凹状円弧を形成する湾曲した刻み線６６は、関連する刻み線６４の末端同士の 間に伸びている。刻み線６４および６６により囲まれた区域は、ボトムパネル断 片６８と呼ぶ。また、ボトムパネル部分は湾曲した刻み線７０を有し、この刻み 線は、中央の開口部１９の一方におけるタブ２２をタブ４７から分離するスリッ トから、他方の中央開口部１９における対応するスリットに伸びている。刻み線 ７０は、刻み線６６と反対方向を向いている。 包装物を形成するには、３缶ずつ２列に配置した、隣接する６個の缶からなる 群の上に、図２のブランクを、開口部１９が缶の上になる様に配置する。ボトム パネル部分に下向きの圧力をかけることにより、開口部と缶を相対的に移動させ る。缶上部の相対的な上方向の運動により、図３、４および５に示す様にサポー トタブの外側サポートエッジが缶の縁Ｆの下の所定の位置にはまり込み、縁の底 部に噛み合うまで、サポートタブを上に回転させる。タブの弾性、つまり記憶に より、タブは缶に向かって片寄るので、所定の位置にはまり込んだ後は、サポー トタブのエッジは缶縁部の下側と接触したままになる。図に示す様に、タブの上 向きの回転運動により、タブ同士は僅かに分離するが、それでも極めて接近して 配置されているので、缶縁部の周囲を本質的に連続的に支持する。 ブランクを缶上部の上に下降させ、サポートタブを作動させた後、ブランクを 線３２、３４、３６および４０に沿って折り曲げ、サイドパネルを形成する。こ の動作は、グルーフラップ３８を折り線４０に沿って、その最終位置に折り下げ るので、グルーフラップはトップパネル１２の下側と接触する。無論、折り曲げ 作業の前に、グルーフラップ３８またはトップパネルのグルーフラップと接する 区域に接着剤を塗布しておく。ボトムパネルはトップパネルよりも広いので、サ イドパネルは内側に傾斜し、隣接するサポートタブ４６を缶に対して押しつける 。したがって、図４に示す様に、サポートタブ４６は、サイドパネル１６および １８および缶の上側のテーパー部分の両方に接触する。無論、開口部を取り囲む 他のサポートタブも缶の上側のテーパー部分に接触し、缶を所定の位置に確実に 保持するが、外側タブ４６だけがサイドパネルにより支持される。また、トップ パネルが狭く、折り線３２および４０にスリット２３が存在するために、缶縁部 の外側部分がこれらのスリットを通って伸び、これによって、接着剤が硬化する 前にトップパネルを所定の位置にきつく引き締めることができる。Ｈ形スリット は、それらの末端にある円弧状の横方向カットアウトがスリットの引き裂けを防 止するので、直線状のスリットよりも好ましい。 ブランクのボトムパネル部分と缶が相対的に移動する際、サポートタブ４７は 、他のサポートタブと同様に、上に回転し、缶の側部に対して内側に片寄る。缶 の縁部とサポートタブ４７のサポートエッジの噛み合わせを図３および５に示す 。これから分かる様に、サポートタブは缶の全周を支持する。タブ４７がなけれ ば、缶周囲のかなりの部分が支持されないことになろう。 ブランクを折り曲げてサイドパネルを形成し、トップパネル１２の外側エッジ 部をグルーフラップ３８の上に配置する時、この動作により、補足グルーフラッ プ５０も、トップパネルの下側と噛み合うまで、折り線５６に沿って折り下げら れる。無論、折り曲げ作業の前に、グルーフラップ５０上の点描により示される 接着剤を、グルーフラップ５０またはトップパネルのグルーフラップ５０と接す る区域に塗布しておく。 グルーフラップ５０はかなり長く形成してあるので、キャリヤー中で、グルー フラップは缶上部のほぼ中央まで伸びる。これによって、グルーフラップ５０と トップパネル１２の接触区域が非常に大きくなり、グルーフラップとトップパネ ルの接続が強化され、トップパネルがボトムパネルに対して曲がる可能性が少な くなる。グルーフラップ５０は、折り線４５の全長に沿ってボトムサポートパネ ルに接続しているサポートタブ４７の延長部であるので、グルーフラップはボト ムパネルにしっかりと接続されており、引き裂ける危険性はほとんどない。 キャリヤーが休止中で、使用者が指穴タブを操作する前には、トップパネルの 指穴タブ２６およびボトムパネルの指穴タブ６２は、平らな、折り曲げていない 状態に整列している。この状態を図５および６に示す。使用者が親指と他の指を 整列した指穴に差し込むと、タブ２６はそれらの折り線２８を中心にして下方に 折れ曲がり、親指と他の指は指穴タブ６２に達し、これを刻み線６４を中心にし て折り下げることができる。円弧状刻み線６６の湾曲した形状では通常の折り曲 げまたは回転動作は起こり得ないので、タブ６２がこの刻み線を中心にして折り 曲がることはない。しかし、使用者がキャリヤーを持ち上げる際は指穴をつかむ ので、タブ６２が、それらの直線状の横方向刻み線６４を中心にして折り戻され 、親指と他の指の互いの方に向かう締め付け運動により、ボトムパネルの断片６ ８が刻み線６６を中心にして短い距離だけ上方に回転し、刻み線６４を引き上げ る。この状態を図７に示すが、この図では、分かり易くするために、使用者の親 指や他の指は省略してある。 接続する湾曲した刻み線６６のために断片６８の折り曲げ動作は限られている ので、この断片が非常に強固な支持を与え、これが指穴タブ６２を支持し、持ち 上げる際に親指と他の指により加わえられる圧力に対する強い抵抗力を与える。 タブおよび内側支持断片の寸法は変えてもよいが、図７に示す様に、引き上げる 際に刻み線６４が自由に上方に折り曲げられる様にすべきである。指穴タブ２６ 中の横方向折り線５８により、これらのタブは必要に応じて折れ曲がり、使用者 の指がボトムパネル中の指穴に達することができる。 ボトムパネル中の対向する湾曲した刻み線７０が存在するために、さらに支持 機能が追加され、これによって刻み線６６および７０の間のボトムパネル区域の 引き裂け、および内側サポートタブ４７の折り線４５同士の間に伸びる細長いボ トムパネル区域の破損が防止される。 本発明により、製品をそれらの上部で支持する様に設計された厚紙キャリヤー の強度は、製品上部の周りでキャリヤーをきつく引き締められる様にし、補足グ ルーフラップとボトムパネルの間の接続を強化することにより改良されることが 明らかである。ボトムパネルが指穴間で引き裂ける危険性に対する耐性が、指穴 に隣接する直線状および湾曲した刻み線の間の区域および指穴間の区域における 支持効果により強化されている。この構造により、補足グルーフラップの接続部 および隣接するサポートタブを妨害する、または弱体化することなく、実質的に 製品の全周にわたってサポートタブを備えることができる。 本発明を一群の飲料缶を保持する様に設計したキャリヤーに関して説明したが 、このキャリヤーは、他の種類のフランジ付き製品を保持する様に設計すること もできる。無論、キャリヤーは、図面に示した６個の飲料缶より少ない、または 多い製品を保持する様に設計することができる。 無論、本発明は好ましい実施態様に関して説明したすべての具体的な細部に限 定されるものではなく、付随する請求項に規定する本発明の精神および範囲から 逸れることなく、本発明の全体的な基本機能および概念を変えずに、好ましい実 施態様のある特定の特徴に対する変形を行なうことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数の製品を含むパッケージであって、 それぞれの製品が上側部分を含んでおり、該上側部分が上側表面および外 側に突き出た縁部を有しており、 トップパネルと、 該トップパネルから間隔を置いて配置され、サイドパネルにより該トップ パネルに接続されたボトムパネルと、 該ボトムパネルが複数の開口部を含み、それら開口部の中を通って製品の 該上側部分が伸びており、 該開口部に隣接して該ボトムパネルに折り曲げられる様に接続され、一般 的に該トップパネルに向かって伸びており、関連する製品の縁部と係合するサポ ートエッジを有する複数のサポートタブと、 該開口部の少なくとも１個に関連する該サポートタブの一つがフラップに 接続されており、該フラップが、関連する製品の上側表面の少なくとも一部分の 上に位置しており、および 前記一つのサポートタブがその中に孔部を有し、該孔部が、前記一つのサ ポートタブのサポートエッジであるエッジ を含んでいるパッケージ。 ２．該フラップが該トップパネルに接着されている請求項１のパッケージ。 ３．該フラップが、折り線により前記一つのサポートタブに接続されている請 求項２のパッケージ。 ４．該開口部のそれぞれに関連するサポートタブの一つが該フラップに接続さ れており、各フラップが、関連する製品の上側表面の少なくとも一部の上に位置 する請求項２のパッケージ。 ５．前記一つのサポートタブのそれぞれが、パッケージの本質的に縦方向に伸 びる折り線に沿って該ボトムパネルに接続されている請求項４のパッケージ。 ６．製品が隣接する２列に配置され、各列が複数の製品を含む請求項５のパッ ケージ。 ７．前記一つの列における一つのサポートタブのそれぞれが、前記他の列にお ける一つのサポートタブの一つと隣接し、対向しており、前記一つの列における 前記一つのサポートタブのそれぞれを接続する折り線が、隣接する前記他の列に おける一つのサポートタブを接続する折り線に対して平行である請求項６のパッ ケージ。 ８．各開口部に関連するサポートタブが、該ボトムパネルを該サイドパネルに 接続している折り線に本質的に沿って該ボトムパネルに接続されたサポートタブ を含み、その様に接続されたサポートタブが、各関連する開口部の前記一つのサ ポートタブと対向して配置されている請求項７のパッケージ。 ９．製品の少なくとも該上側部分が円筒形である請求項６のパッケージ。 １０．製品が飲料缶である請求項９のパッケージ。 １１．該トップパネルおよび該ボトムパネル中に間隔をおいて配置された指穴を 含み、該トップパネル中の指穴が該ボトムパネル中の指穴の上に位置し、各ボト ムパネル指穴が、内側の横方向エッジを有し、前記内側横方向エッジに沿って伸 びる刻み線により該ボトムパネルに接続されたタブにより少なくとも部分的に覆 われており、該ボトムパネルが、第一の横方向刻み線のそれぞれに隣接して位置 する第二の横方向刻み線を含み、各第二横方向刻み線の末端部が、隣接する内側 横方向エッジの末端部から本質的に伸びている請求項６のパッケージ。 １２．該第二の横方向線が円弧状である請求項１１のパッケージ。 １３．各円弧状の第二横方向刻み線から間隔をおいて配置された、対向する別の 円弧状刻み線を含み、各関連する別の刻み線および第二横方向刻み線が互いに凸 状である請求項１２のパッケージ。 １４．該トップパネル中の各指穴が、内側横方向エッジを含み、前記内側横方向 エッジに沿って伸びる折り線によりトップパネルに接続されたタブにより少なく とも部分的に覆われ、各トップパネル指穴が中間の横方向折り線を含むので、使 用中に、各トップパネル指穴タブの２本の折り線間の部分が該トップパネルと該 ボトムパネルの間に伸び、中間横方向折り線の外側に伸びる部分が該ボトムパネ ルの下に、および関連する折り戻されたボトムパネル指穴タブの下に伸びる請求 項１３のパッケージ。 １５．それぞれ上側表面および外側に突き出た縁部を含む上側部分を有する複数 の製品を支持するためのキャリヤーに形成できる素材であって、 トップパネル部分と、 ボトムパネル部分と、 該トップパネル部分と該ボトムパネル部分の間に伸び、上側折り線および 下側折り線により該トップパネル部分と該ボトムパネル部分に接続された第一サ イドパネル部分と、 折り線により該トップパネル部分または該ボトムパネル部分の一方に接続 された第二サイドパネル部分と、 該第二サイドパネル部分に折り曲げられる様に接続されており、該素材か ら形成されたキャリヤー中で該トップまたはボトム部分の他方と重なり合い、そ こに接着されるフラップと、 該ボトムパネル部分が、製品の該上側部分を受け入れる様に形成された複 数の開口部を含んでおり、 該開口部に隣接して該ボトムパネル部分に折り曲げられる様に接続され、 開口部を通って所定の位置に移動する製品により、該ボトムパネルの平面か ら折り曲げられる様に形成されており、該素材から形成されたキャリヤー中で関 連する製品の該縁部と係合する、複数のサポートタブと、 該開口部の少なくとも１個と関連した該サポートタブの一つがフラップに 接続され、該フラップは、該開口部のかなりの部分にわたって伸びており、かつ 該素材から形成されたキャリヤー中で関連する製品の該上側表面の少なくとも一 部の上に位置しており、 前記一つのサポートタブがその中に孔部を有し、その孔部が、前記一つの サポートタブのサポートエッジであるエッジ を含んでいる素材。 １６．該フラップが、折り線により前記一つのサポートタブに接続されている請 求項１５の素材。 １７．該開口部のそれぞれに関連するサポートタブの一つがフラップに接続され ており、各フラップが、関連する開口部のかなりの部分にわたって伸びている請 求項１６の素材。 １８．該開口部が隣接する２列に配置され、各列が複数の開口部を含み、前記一 つの列における一つのサポートタブのそれぞれが、前記他の列における一つのサ ポートタブの一つと隣接し、対向しており、前記一つの列における一つのサポー トタブのそれぞれを接続する折り線が、隣接する前記他の列における一つのサポ ートタブを接続する折り線に対して本質的に平行である請求項１７の素材。 １９．各開口部に関連する該サポートタブが、該ボトムパネル部分をサイドパネ ル部分に接続している折り線に本質的に沿って該ボトムパネル部分に接続された サポートタブを含み、その様に接続されたサポートタブが、各関連する開口部の 前記一つのサポートタブと対向して配置されている請求項１８の素材。 ２０．該トップパネル部分および該ボトムパネル部分中に間隔をおいて配置され た指穴を含み、該素材から形成されたキャリヤー中で、該トップパネル部分中の 指穴が該ボトムパネル部分中の指穴の上に位置し、各ボトムパネル指穴が、内側 の横方向エッジを有し、前記内側横方向エッジに沿って伸びる刻み線により該ボ トムパネル部分に接続されたタブにより少なくとも部分的に覆われており、該ボ トムパネル部分が、第一の横方向刻み線のそれぞれに隣接して位置する第二の横 方向刻み線を含み、各第二横方向刻み線の末端部が、隣接する内側横方向エッジ の末端部から本質的に伸びている請求項１８の素材 ２１．該第二の横方向線が円弧状であり、該ボトムパネル部分が、各円弧状の第 二横方向刻み線から間隔をおいて配置された、対向する別の円弧状刻み線を含み 、各関連する別の刻み線および第二横方向刻み線が互いに凸状である請求項２０ の素材。 ２２．該トップパネル部分中の各指穴が、内側横方向エッジを有し、前記内側横 方向エッジに沿って伸びる折り線により該トップパネルに接続されたタブにより 少なくとも部分的に覆われ、各トップパネル指穴タブが中間横方向折り線を含み 、その中間横方向折り線は、使用中に、各トップパネル指穴タブの２本の折り線 間の部分が、該素材から形成されたキャリヤーの該トップパネルと該ボトムパネ ルの間に伸び、中間横方向折り線の外側に伸びる部分が、その様なキャリヤーの 該ボトムパネルの下に、および関連する折り戻されたボトムパネル指穴タブの下 に伸びる様に配置されている請求項２１の素材。