JPH08500598A - トコフェロールおよびステロールの回収 - Google Patents

トコフェロールおよびステロールの回収

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JPH08500598A JP6506799A JP50679994A JPH08500598A JP H08500598 A JPH08500598 A JP H08500598A JP 6506799 A JP6506799 A JP 6506799A JP 50679994 A JP50679994 A JP 50679994A JP H08500598 A JPH08500598 A JP H08500598A
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Abstract

(57)【要約】 トコフェロール、脂肪および/または脂肪誘導体(特に脂肪酸)並びに場合によりステロールおよび/またはステロール誘導体を含有する混合物を出発物質とし、該混合物中の遊離脂肪酸を低級アルコールによるエステル化に付す。次いで、混合物を、塩基性触媒の存在下に低級アルコールによるエステル交換に付す。エステル交換後、反応混合物から、過剰の低級アルコールを留去する。エステル交換触媒および場合により存在するグリセロールを除去し、混合物から脂肪酸アルキルエステルを留去する。この方法は多様な出発混合物に適用でき、毒性または汚染性の溶媒を使用しない。あまり熱を加えることなく高収率が達成される。この方法は、工業的規模でも経済的に行うことができる。トコフェロールおよびステロールを同時に回収することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 トコフェロールおよびステロールの回収 本発明は、トコフェロール、脂肪および/または脂肪誘導体(特に脂肪酸)並 びにステロールおよび/またはステロール誘導体を含有する混合物、とりわけ天 然 よびステロールを同時に回収する方法に関する。 トコフェロール化合物は多くの植物および動物油中に存在し、ビタミンEとも 称される。ビタミンEは、そのような食餌成分の生理学的作用に関与する。 天然に存在するビタミンE活性物質は8種ある。それらは6−クロマノールの 誘導体で、二つの化合物群に分類される。第一の群はトコールの誘導体で、炭素 原子数16の飽和イソプレノイド型側鎖を有する。この群は、α−、β−、γ− およびδ−トコフェロールを包含する。それらの化合物は、トコールのベンゼン 環のメチル化度がそれぞれ異なる。α−トコフェロールは生物学的ビタミンE活 性が最も強く、工業的および商業的に最も重要な物質である。それは、ヒトおよ び動物組織における主要なトコフェロールである。 ビタミンE活性を有する物質の第二の群は、トコトリエノールの誘導体である 。それらは炭素原子数16の不飽和イソプレノイド型側鎖を有する点で、その他 のトコフェロール同族体と異なる。この天然に存在するトコエノールもビタミン E活性を示し、通例、天然原料からビタミンEの回収において飽和トコフェロー ル同族体と共に分離される。本発明において、「トコフェロール」とは、そのよ うなトコフェロール同族体をも包含する(すなわちビタミンE活性を有するいず れの物質をも包含する)ことを意図する。 トコフェロールは酸化防止性を有するので、食品、化粧品および医薬品中に、 また天然油含有塗料の添加剤として用いられる。 本発明において、「ステロール」とは、ステリンとしても知られるステロール を包含する。「ステロール」および「ステリン」は、本発明において同義である 。ステロールは、ゴナン(Gonan)の基本構造を有する炭素原子数27〜30の 一価二級ステロイドアルコールである。ゴナンの3位の炭素原子はヒドロキシル 基を有 する。これまで天然物中に見出された各ステロール間の構造的差異は、環系にお ける二重結合の存在、好ましい位置の置換基の存在、並びにゴナンの17位炭素 原子上の側鎖構造に存する。 最も重要なステロールの例はコレステロールであり、これは動物の器官および 体液、特に脳、脊髄、副腎、肝油および羊毛脂中に、遊離またはエステル化形態 で存在する。コレステロールは、いわゆる動物ステロール(動物脂肪中に存在す るステロールに与えられた名称)に属する。植物ステロールは、フィトステロー ルと称される。最も重要な例は、エルゴステロール、スチグマステロール、カン ペステロールおよびシトステロールである。ステリンまたはステロールは、薬剤 、特にステロイドホルモン、例えばコルチコステロイドおよびゲスターゲンの合 成の重要な出発物質である。例えば、スチグマステロールをプロゲステロンに容 易に変換し得る。 トコフェロールおよびステロールの回収のための出発混合物は、多くの植物性 および動物性材料のいずれであってもよい。トコフェロール濃度が最も高いのは 、植物油、例えば麦芽油、コーン油、大豆油およびパーム核油である。他の植物 油、例えばベニバナ油、ピーナツ油、綿実油、ヒマワリ油、ナタネ油、パーム油 なども、トコフェロールを含有する。 天然植物油は、トコフェロールを少量しか含有しない。濃縮は工業的に望まし くない。更に、抗酸化効果およびビタミンE活性を高めるためには、不純物を除 去する必要があると考えられている。従って、トコフェロールの最も重要な天然 原料は植物油そのものではなく、むしろ植物および動物油の脱臭において得られ る水蒸気蒸留留出物(スチーマー留出物としても知られる)である。トコフェロ ールが高濃度の形態で得られるが、ステロールおよびステロールエステル、遊離 脂肪酸並びにトリグリセリドと混合している。大豆油の脱臭によって得られる留 出物が特に重要である。トコフェロール原料として大豆油が特に適していること は、ファット・サイ・テクロル(Fat Sci.Technol.)、第91巻、1989、3 9〜41頁に、大豆油とナタネ油との脱臭留出物を比較して記載されている。大 豆油スチーマー留出物は、約10Ma%のトコフェロール混合物および同程度の 量のステロール(主にエステル形態で存在する)を含有する。 トコフェロールを濃縮するための種々の方法、すなわちエステル化、ケン化お よび分別抽出が知られている。ドイツ連邦共和国特許第3126110A1号に よると、油および脂肪の脱臭による副生成物の中に存在する遊離脂肪酸をアルコ ールでエステル化するか、または該留出物から蒸留によって遊離脂肪酸を除去し 、その後、その生成物を水素化し、溶媒分別してトコフェロールを抽出すること によって、トコフェロール濃縮物を得る。同じ文献により、もう一つのトコフェ ロール濃縮方法が知られている。この方法においては、脱臭留出物をメタノール によるエステル交換に付し、脂肪酸メチルエステルを留去する。残渣を分子蒸留 によって濃縮する。 欧州特許第171009A2号によって知られる別の方法においては、トコフ ェロール含有材料を、トコフェロールを溶解するが不純物は溶解しない極性有機 溶媒の充分量と接触させる。トコフェロール濃度の高い極性相を分離し、トコフ ェロールを回収する。 トコフェロールを塩基性陰イオン交換体への吸着によって分離し得ることも知 られている。この方法は、混合物が脂肪酸を含有するとしても殆んど含有しない 場合に可能である。ステロール、グリセリドおよび他の中性または塩基性物質は 吸着されない[ウルマンス・エンツィクロペディー・デア・テヒニッシェン・ヒ ェ 3巻、1984、645頁]。 英国特許第2145079A号の一実施例においては、ナタネ油留出物中に存 在する遊離脂肪酸を、脱臭留出物1容量部当たり5容量部のメタノールでエステ ル交換するための触媒として、酸性イオン交換体を使用することが記載されてい る。メタノールに不溶の成分が蓄積するので、このエステル化は流動層において 行う。流動層を必要とする故に、方法は複雑で、工業的規模で行うのに不経済で ある。 パーム油スチーマー留出物からトコフェロールおよびトコトリエノールを含有 する高濃度生成物を製造するための、欧州特許第333472A2号によって知 られた別の方法においては、トコフェロールは回収できるが、ステロールは回収 できない。これは、ステロールエステルのエステル交換は、比較的小さい反応速 度の故に約2時間を要し、該方法に充分な、グリセリドのエステル交換のための 反応時間10分間では達成できないからである。 濃縮後、分別結晶化によって、ステロールをトコフェロールから分離し得るこ とも知られている。この方法においては、トコフェロールは溶液中に存在し、ス テロールが晶出する。トコフェロールおよびステロールを蒸留によって分離する こともできるが、その場合、ステロールは少なくとも部分的に分解される。 トコフェロールおよびステロールを回収するための既知の方法は、種々の欠点 を有する。 抽出法はしばしば、出発混合物に応じて変更を加える必要がある。なぜなら、 同じ抽出法を用いても出発混合物によっては、出発混合物中の不純物が抽出に影 響を与え、所望の有用生成物であるトコフェロールおよびステロールが必ずしも 所望の相中に得られないからである。更に、既知の抽出法においては、生理学的 に安全でない溶媒を使用する。 イオン交換体は、出発物質に対して特異性を示し、混合物を予め充分精製する 必要があり、トコフェロールおよびステロールを同時に濃縮することができない 。 ドイツ連邦共和国特許第3126110A1号に記載の方法においては、トコ フェロール含量の高い留出物を得るために、遊離脂肪酸を多価アルコールでエス テル化した後、トコフェロールを分子蒸留または水蒸気蒸留に付す。しかし、分 子蒸留工程は工業的規模では不経済であり、水蒸気蒸留に伴う比較的高い温度は 、ステロールを少なくとも部分的に分解する。従って後者の場合、高収率で得ら れるのは、熱安定性の高いトコフェロールのみである。 従って、本発明の課題は、トコフェロールおよびステロールを同時に回収する 方法であって、多くの異なる出発混合物に適用でき、毒物学的または生態学的に 安全でない溶媒を使用せず、高温を伴わず、高収率を与え、工業的規模で経済的 に行うことのできる方法を提供することであった。 本発明による上記課題の解決法は、 1)混合物中の遊離脂肪酸を低級アルコール、好ましくはメタノールでエステ ル化し(混合物0.4〜1.6容量部、とりわけ1〜1.5容量部を低級アルコ ール1容量部によるエステル化に付し)、 2)次いで、混合物を、塩基性触媒の存在下に低級アルコールによるエステル 交換に付し、 3)エステル交換後の反応混合物から、過剰の低級アルコールを留去し、 4)エステル交換触媒および場合により存在するグリセロールを、とりわけ洗 浄によって除去し、 5)混合物から脂肪酸アルキルエステルを、とりわけエステル交換触媒の除去 後に留去し、 6)要すれば、トコフェロールおよびステロールを既知の方法で分離すること を含んで成る。 第1の工程においては、次の工程に使用するエステル交換触媒とのケン化反応 を排除するために、出発混合物中に存在する遊離脂肪酸を低級アルコールと反応 させて、脂肪酸アルキルエステル、特に脂肪酸メチルエステルを生成する。前記 のように低級アルコールに対して混合物を1〜1.5容量部とすると、反応速度 を特に高めることができる。混合物が遊離脂肪酸を含まない場合は、第1の工程 を省略し得る。次の工程であるエステル交換においては、ステロール脂肪酸エス テルを反応させて、ステロールおよび脂肪酸メチルエステルとする。部分グリセ リドおよびトリグリセリドの反応により、グリセロールおよび脂肪酸メチルエス テルが生成する。混合物中に存在するトコフェロールは反応しない。多くの場合 、出発混合物中にはトコフェロールだけでなく、トコフェロールエステルも存在 する(例えば大豆油スチーマー留出物中、0.5Ma%)。この工程で、そのエ ステルはトコフェロールに変換される。次の工程、すなわち過剰の低級アルコー ルの留去のためには、前の工程で短鎖アルコール、特にメタノールを使用してお くことが特に有利である。そうすれば、高温への曝露は最少限にとどめることが できる。脂肪酸アルキルエステルを留去する前に、エステル交換工程においてト リグリセリドから生成したグリセロール(存在する場合)を分離するだけでなく 、エステ ル交換触媒をも除去することが望ましい。触媒は主にアルカリ金属石鹸の形態で 存在し、それは蒸留に不都合で、例えば沸点の上昇を招き得る。脂肪酸アルキル エステルの除去後、高濃度トコフェロール/ステロール混合物が得られる。この 混合物中のトコフェロールとステロールとを、既知の方法、例えば結晶化によっ て分離し得る。 本発明の方法の主要な利点は、トコフェロールおよび場合によりステロールを 含有する種々の混合物に適用し得ることである。しかし、粗大豆油から脱臭の第 一工程としての水蒸気蒸留によって得られる大豆油スチーマー留出物を出発物質 とすることが有利である。その留出物は、およそステロール20%、トコフェロ ール8%、遊離脂肪酸20%を含有し、主成分としてトリグリセリドを含有する (ウルマン、前掲書)。 しかし、他の油のスチーマー留出物、例えばナタネ油留出物も、本発明の方法 に付すことができる。 本発明の方法は、植物油および脂肪のスチーマー留出物への適用に限定される わけではない。本発明の方法をトール油に適用することも有利であり得る。工業 的には、トール油は、製紙におけるセルローススルフェート工程の最も重要な副 生成物の一つである。該工程において生成する樹脂酸および脂肪酸のナトリウム 塩混合物を酸性化することによって、トール油が得られる。トール油は、アビエ チン酸タイプの樹脂酸、飽和および不飽和脂肪酸および脂肪酸エステル、並びに 不ケン化フラクションの天然混合物である。不ケン化フラクションは、高級アル コールおよび炭化水素に加えて、ステロールをも含有する。 他のトコフェロール含有混合物、例えばナタネ油メチルエステルの製造におい て得られる残渣(ステロールおよびステロールエステルをも含有する)も、本発 明の方法に付すことができる。 本発明の方法の好ましい一態様においては、脂肪酸のエステル化は、強酸性イ オン交換体(とりわけ固定層反応器内に存在する)の存在下、60〜100℃、 とりわけ65〜70℃の温度で行う。脂肪酸を留去する方法を行うよりも、トコ フェロールの損失(そのメタノール可溶性によって生じる)が顕著に小さいとい うこと は、有利であり、驚くべきことである。脂肪酸のエステル化において、スチーマ ー留出物流と低級アルコール流との容積比は、1.1〜1.7、好ましくは1. 4である。固定層反応器内の滞留時間は、1〜2時間、好ましくは1.6時間で ある。このような値は、実際に存在する自由体積に対して適用する。エステル化 において、混合物中に存在する脂肪酸は、強酸性イオン交換体の活性中心で反応 して、脂肪酸アルキルエステルとなる。 反応後、過剰の低級アルコール(すなわち通例メタノール)を、相分離器によ って分離する。このアルコールは、エステル化中に生成した水も大部分含有する 。 エステル交換、および反応混合物からの過剰アルコールの除去後、触媒および 存在するグリセロールを混合物から除去する。無機酸で酸性化することにより、 触媒を予め中和することが好ましい。 以下の実施例は、本発明を制限することなく説明するものである。実施例 実施例1 :脂肪酸のエステル化 触媒、すなわち強酸性マクロ多孔性イオン交換樹脂[レワティット(Lewatit )K2631]を入れた長さ0.3mのガラスカラムに、酸価70の大豆スチー マー留出物(容積流量0.094l/時)をメタノール(0.067l/時)と 共に導入した。カラムの直径は0.07mであった。1.6時間の滞留時間後、 混合物をガラス容器に集め、デカントした。次いで減圧下に蒸発により濃縮して 、脂肪相からメタノール/水混合物を分離した。酸価は1.3となっており(変 換率98%に対応)、トコフェロールの損失は無視できることがわかった。この ようにして、次のエステル交換工程に備えて、材料を脱酸した。実施例2 :グリセリドおよびステロールエステルのエステル交換 第一の工程で脱酸した大豆スチーマー留出物(酸化約1)を、管状反応器内で メタノールおよび塩基性触媒と接触させた。反応温度は60〜90℃、好ましく は65℃であった。大豆スチーマー留出物の使用量に対して、メタノールを40 〜80%(好ましくは50〜60%)、触媒を0.8〜1.5%(好ましくは1 %)使用した。触媒としてナトリウムメチラートを好ましく使用したが、他の塩 基性触媒、 例えばナトリウム、カリウムおよびリチウムの水酸化物等を使用してもよい。反 応時間は、65℃で約2時間であった。エステル交換によって、ステロールエス テルの少なくとも90%、およびグリセリドの少なくとも95%が反応した。実施例3 :グリセリドおよびステロールエステルのエステル交換 30%ナトリウムメチラートメタノール溶液192gを溶解しておいたメタノ ール1.4kgに、酸価1.9の脱酸大豆スチーマー留出物2.8kgを接触させた 。混合物を連続的に撹拌しながら65℃に加熱し、その温度に2時間保った。こ れは、トコフェロールの損失を防ぐために、窒素雰囲気中で行った。 出発混合物中の遊離ステロール含量は約6%であったが、エステル交換し、メ タノール成分を除去した後は、16%となった。グリセリド含量は、初めは25 %であったが、1.2%に低下した。グリセリドの90%はモノグリセリドであ った。トリグリセリドはもはや検出されなかった。実施例4 :過剰のメタノールの除去、並びに触媒およびグリセロールの分離 エステル交換後、90℃/100ミリバールで、反応混合物から過剰のメタノ ールを留去した。 メタノール除去した反応混合物は、使用した触媒を主にアルカリ金属石鹸の形 態で含有していた。触媒を除去するために、メタノール除去した大豆スチーマー 留出物2.2kgを3%塩酸148gで酸性化し、水1.1kgで洗った。デカンタ ーで二層を分離した。実施例5 :メチルエステルの分離 実施例4の生成物からメチルエステルを留去して、遊離ステロール40Ma% およびトコフェロール30Ma%を含有する混合物を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // C11C 3/10 9547−4H (72)発明者 グートシェ、ベルンハルト ドイツ連邦共和国デー‐40721ヒルデン、 レッシングシュトラアセ5アー番 (72)発明者 ヨルダン、フォルクマル ドイツ連邦共和国デー‐40822メットマン、 オーベレ・タールシュトラアセ29番 (72)発明者 ヴォガツキー、ヘルベルト ドイツ連邦共和国デー‐40625デュッセル ドルフ、ベルタシュトラアセ14番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トコフェロール、脂肪および/または脂肪誘導体(特に脂肪酸)並びにス テロールおよび/またはステロール誘導体を含有する混合物、とりわけ天然油お よび脂肪のスチーマー留出物から、トコフェロールおよびステロールを同時に回 収する方法であって、 1)混合物中の遊離脂肪酸を低級アルコール、好ましくはメタノールでエステ ル化し(混合物0.4〜1.6容量部、とりわけ1〜1.5容量部を低級アルコ ール1容量部によるエステル化に付し)、 2)次いで、混合物を、塩基性触媒の存在下に低級アルコールによるエステル 交換に付し、 3)エステル交換後の反応混合物から、過剰の低級アルコールを留去し、 4)エステル交換触媒および場合により存在するグリセロールを、とりわけ洗 浄によって除去し、 5)混合物から脂肪酸アルキルエステルを、とりわけエステル交換触媒の除去 後に留去し、 6)要すれば、トコフェロールおよびステロールを既知の方法で分離すること を含んで成る方法。 2.出発物質は大豆油スチーマー留出物である請求項1記載の方法。 3.出発物質はトール油である請求項1記載の方法。 4.脂肪酸のエステル化は、強酸性イオン交換体(とりわけ固定層反応器内に 存在する)の存在下、60〜100℃、とりわけ65〜70℃の温度で行う請求 項1〜3のいずれかに記載の方法。
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