JPH08500386A - 架橋ポリマーアンモニウム塩 - Google Patents

架橋ポリマーアンモニウム塩

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JPH08500386A
JPH08500386A JP6506438A JP50643893A JPH08500386A JP H08500386 A JPH08500386 A JP H08500386A JP 6506438 A JP6506438 A JP 6506438A JP 50643893 A JP50643893 A JP 50643893A JP H08500386 A JPH08500386 A JP H08500386A
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フイグリー,ギヤレツト・ダニエル
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イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 新規な架橋ポリマーアンモニウム塩を開示し、ここで該塩において:アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上は基Yであり、ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であり、ここで該n−アルキレン基は炭素数が7〜約20であり;アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%は基Zであり、ここでZは炭素数が2又はそれ以上のヒドロカルビレン基であり、該ヒドロカルビレン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エーテル、アミノ、チオエーテル、ケト又はシリル基、あるいは複素環を含むことができ;アンモニウム原子の約25%又はそれ以上は第2アンモニウム原子である。

Description

【発明の詳細な説明】 架橋ポリマーアンモニウム塩発明の分野 本発明は新規な架橋ポリマーアンモニウム塩に関する。これらの組成物の用途 は吸収剤、導電剤(electroconductive agent)、電荷 移動剤(charge transfer agent)、キレート化剤及びイ オン交換樹脂である。これらの塩は胆汁酸封鎖剤(sequestrants) としても有用であり、すなわち経口的に投与するとポリマー哺乳類における血中 コレステロール量を低下させる。技術的背景 米国特許第4,071,478号明細書は、ポリマー主鎖にトリメチレン基に より隔てられた第4アンモニウム基を有する架橋ポリマーの利用につき記載して いる。第4アンモニウム塩ではないアンモニウム塩を含むポリマーの利用は言及 されていない。 米国特許第4,775,384号明細書は、2つのハロゲン基を有する種々の 有機化合物と種々のジアミンとのポリマーアンモニウム塩を形成する反応につき 記載している。これらの塩は水溶性であり、かくして架橋していないと記載され ている。これらはさらに反応させた後、繊維仕上げ剤として有用であると記載さ れている。 米国特許第4,147,586号明細書は、ある種のジハロアルカンとアルキ レンジアミンの水溶性の「付加物」を形成する反応につき記載 している。付加物はエピハロヒドリンと反応させた後、紙の湿潤強度を増すのに 有用である。 数種の胆汁酸封鎖剤が既知である。これらのいくつかはアンモニウム塩(塩の 形態のアミン基)を含むポリマーであり、アンモニウム塩はポリマー分子に結合 しているか、又はその一部である。そのようなポリマーは胆汁酸へのその結合能 力、その毒性及びその投与の容易さが異なる。かくして改良された胆汁酸封鎖剤 が依然として求められている。 米国特許第3,383,281号明細書は、アミン基を有する架橋ポリマーの 胆汁酸封鎖剤としての利用につき記載している。特に第4アンモニウム基を有す る架橋スチレンの利用が記載されている。イオン交換樹脂としても有用なそのよ うな樹脂は、血中コレステロール量を低下させるのに用いられる商業的に入手可 能なコレスチラミンの活性成分であると思われる。 米国特許第4,027,009号明細書は、ポリマー主鎖に第4アンモニウム 基を有する直鎖状(非架橋)ポリマーの胆汁酸封鎖剤としての利用につき記載し ている。ポリマーの窒素原子は指定された大きさのメチレン鎖により、又は他の 指定された基により結合している。この特許において架橋ポリマーの利用につい ては(背景に関する情報を除いて)、又は第4アンモニウム塩ではないアンモニ ウム塩を含むポリマーの利用については言及されていない。発明の概要 本発明は胆汁酸封鎖剤として、吸収剤として、又は電荷移動剤として有用な架 橋ポリマーアンモニウム塩を包含し、該塩において: アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上は基 Yであり、ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であ り、該n−アルキレン基は炭素数が7〜約20であり; アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%は基Zであり、ここで Zは炭素数が2又はそれ以上、好ましくは2〜50のヒドロカルビレン基であり 、該ヒドロカルビレン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エーテ ル、アミノ、チオエーテル、ケト、エステル、シリル基又は複素環を含むか、そ れらにより置換されていることができアンモニウム窒素原子の約25%又はそれ 以上は第2アンモニウム窒素原子である。 さらに本発明は、治療的有効量の架橋ポリマーアンモニウム塩を経口的に投与 することから成る、哺乳類の血漿コレステロールレベルを低下させる方法に関し 、該塩において: アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上は基Yであり 、ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であり、該n −アルキレン基は炭素数が7〜約15であり; アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%は基Zであり、ここで Zは炭素数が2又はそれ以上、好ましくは2〜50のヒドロカルビレン基であり 、該ヒドロカルビレン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エーテ ル、エステル、アミノ、チオエーテル、ケト、エステル、シリル基又は複素環を 含むか、それらにより置換されていることができ; アンモニウム窒素原子の約25%又はそれ以上は第2アンモニウム窒素原子で ある。 本発明は水性媒体中で胆汁酸及び架橋ポリマーアンモニウム塩を接触させるこ とから成る胆汁酸の封鎖(sequestering)の方法を包含し、該塩に おいて: アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上は基Yであり 、ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であり、該n −アルキレン基は炭素数が7〜約15であり; アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%は基Zであり、ここで Zは炭素数が2又はそれ以上、好ましくは2〜50のヒドロカルビレン基であり 、該ヒドロカルビレン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エーテ ル、エステル、アミノ、チオエーテル、ケト、シリル基又は複素環を含むか、そ れらにより置換されていることができ; アンモニウム窒素原子の約25%又はそれ以上は第2アンモニウム窒素原子で ある。 上記で定義した実施態様において、ヒドロカルビレン上の置換基の炭素数は1 〜50であるのが好ましく、1〜30がより好ましい。 上記の架橋ポリマー塩の製薬学的に許容し得る塩及びプロドラッグは本発明に 含まれる。発明の詳細 本明細書で用いられ、記載されている材料は架橋ポリマーアンモニウム塩であ る。架橋は網目構造を有するポリマーを意味する。ポリマーが架橋しているか否 かを決定する通常の試験は、通常そのポリマーに対する溶剤である液体にポリマ ーを溶解してみることである。直鎖状もしくは分枝鎖状であるが架橋していない ポリマーは溶剤に溶解する。架橋ポ リマーはある程度膨潤するが溶解しない。本明細書に記載のポリマーアンモニウ ム塩は、架橋していない場合一般に水又は他の極性溶媒に可溶性である。架橋す るとポリマーアンモニウム塩は水に膨潤し、多くの場合ゲル一様材料を形成する 。 胆汁酸封鎖剤として、又は血漿コレステロール量の低下のために用いる場合、 本発明の架橋ポリマーアンモニウム塩は乾燥又はほとんど乾燥状態で、あるいは 水に膨潤させて用いることができる。用いられるポリマーアンモニウム塩は少な くとも約4、好ましくは約5〜25、より好ましくは約10〜15の膨潤因子を 有するのが好ましい。膨潤因子は、ポリマーにより吸収された水の重量を用いた ポリマーの重量で割った商として理解される。好ましい程度まで膨潤する架橋ポ リマーアンモニウム塩は、血漿コレステロール量の低下剤として胆汁酸の封鎖の 容量の増加及び刺激を少なくする柔らかいゲルテキスチャーなどのある種の利点 を有する。 アンモニウム塩又はイオンは、4つの他の原子に結合した窒素原子、例えばア ンモニウムイオン自身の場合4つの水素原子に結合した窒素原子を意味する。第 1アンモニウムイオンの場合、窒素原子は3つの水素原子及び1つの炭素原子に 結合しており、第2アンモニウムイオンの場合、それは2つの炭素原子及び2つ の水素原子に結合しており、第3アンモニウムの場合は3つの炭素原子及び1つ の水素原子、ならびに第4アンモニウムイオンの場合は4つの炭素原子に結合し ている。本発明のポリマーアンモニウム塩の場合、アンモニウム窒素原子の少な くとも25%、好ましくは少なくとも40%が第2アンモニウム窒素原子である 。1つの好ましい実施態様の場合、ポリマー中の合計アンモニウム窒素原 子において第1アンモニウム窒素原子は15〜25%であり、第2アンモニウム 窒素原子は40〜60%であり、第3アンモニウム窒素原子は15〜25%であ り、第4アンモニウム窒素原子は5%未満である。どの種類のアンモニウム窒素 原子が存在するかの決定は実施例53に例示する。 アンモニウム塩の各窒素原子は1つの正の電荷を有し、各アンモニウムイオン の正の電荷に対する対イオンが近接している。対イオンは、その共役(Bron sted)酸がアンモニウム塩の共役塩基をプロトン化することができるいずれ の負のイオンであることもできる。コレステロール低下剤として用いる場合、対 イオンは生物学的に適合性でなければならず、すなわち実質的に望ましくない生 理学的変化を起こさないものでなければならない。生物学的に適合する適した対 イオンにはクロリド、ブロミド、ヨーダイド、サルフェート、ホスフェート、ア セテート、アスコルベート、カーボネート、ビカーボネート、ニコチネート、サ リチレート、タルタレート及びサイトレートが含まれる。クロリドイオンが特に 好ましい対イオンである。 ポリマーのアンモニウム塩(イオン)の窒素原子は、それらが末端基でなけれ ばポリマーセグメントの間に位置する。本明細書でYと指定され、これらの窒素 原子に結合しているこのような基の少なくとも約25%は炭素数が7〜約20の n−アルキレン基から独立して選ばれる。本明細書でn−アルキレン基は基−( CH2b−を意味し、ここでbはこの場合7〜約20である。このn−アルキレ ン基Yはアルキル基により置換されていることもでき、その場合実際は分枝鎖状 アルキレン基である。n−アルキレン基の炭素数は7〜14が好ましく、9〜1 2がより 好ましい。窒素原子間の距離が少なくとも7メチレン基に相当する場合のような 他のヒドロカルビレン基も有効であるものとする。 アンモニウム塩の他の窒素原子は本明細書でZと指定されるヒドロカルビレン 基により結合しており、炭素数が2又はそれ以上、好ましくは2〜50であり、 すなわち窒素原子間に少なくとも2つの炭素原子がなければならない。本明細書 でヒドロカルビレンは炭素及び水素のみを含む2価の基を意味する。ヒドロカル ビレン基Zは種々の置換基により置換されていることができる。ヒドロカルビレ ン基は飽和であるのが好ましい。置換基にはエーテル、エステル アミノ、チオ エーテル、ケト、シリル基又は複素環が含まれる。好ましい置換基はエーテル及 びアミノである。ヒドロカルビレン基Zは炭素数が2〜14のn−アルキレン基 であるのが好ましい。置換基の炭素数が1〜50であるのも好ましく、1〜30 がより好ましい。 本ポリマーアンモニウム塩の製造の1つの方法は、有機ジハライドとその両ア ミン基が第1アミンであるジアミンの反応である。本議論を目的とする場合、ジ ハライドはX−Y−X及び/又はX−Z−Xにより示すことができ、ここでXは 塩素、臭素又はヨウ素であり(臭素が好ましく)、Y又はZは両ハロゲン原子が 結合している基である。ジアミンはH2N−Y−NH2及び/又はH2N−Z−N H2により示すことができ、ここでY又はZは2つのアミノ基が結合している基 である。所望のポリマーを得るために、ジハライドの少なくともいくつか、及び /又はジアミンの少なくともいくつかは上記のYを含まなければならない。所望 のポリマーを最適に得るために、Y又はZ基はハロゲン原子が約7又はそれ以上 のメチレン基に相当する距離で離れる、すなわち7つのメチレン 基により、あるいはメチレン基により隔てられていない場合はそれに相当する距 離で隔てられるような寸法でなければならないことが見いだされた。ハロゲン原 子のこの最低隔離がないと、ジハライドは最初のハロゲンがアミンと反応した後 に「バックバイト(back bite)」を起こして望ましくない環状構造を 与える傾向があると思われる。かくして多くの場合、ジハライドがX−Y−Xで あるのが便利である(必要ではない)。基Y及びZは特定のポリマーにおける各 位置で独立して選ぶことができる。 有用なジハライドには1,10−ジブロモデカン、1,12−ジブロモドデカ ン、1,8−ジブロモオクタン、1,18−ジブロモオクタデカン、1,9−ジ ブロモノナン、1,7−ジブロモヘプタン、1,8−ジヨードオクタン、1,8 −ジブロモ−3−エチルオクタン及び1,9−ジブロモデカンが含まれるがこれ らに限られるわけではない。有用なジアミンにはエチレンジアミン、1,6−ジ アミノヘキサン、1,12−ジァミノドデカン、2−メチル−1,5−ジアミノ ペンタン、1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1,3−ジアミノペ ンタン、ジエチレントリアミン、1,4−ビス(3−アミノプロピル)ピペラジ ン、1,4−シクロヘキサンジアミン、5−アミノ−1−アミノメチル−1,3 ,3−トリメチルシクロヘキサン、1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタン ジアミン、1,5−ペンタンジアミン、1,7−ヘキサンジァミン、1,8−ジ アミノオクタン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミノデカン、1,1 1−ジアミノウンデカン、2−ヒドロキシ−1,3−プロパンジアミン及び4, 4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)が含まれるがこれらに限られるわ けではない。例えば基 Y及びZの合計の少なくとも約25%がYでなければならないなどのポリマー構 造に課せられた制限が満たされれば、1種以上のジアミン及び/又はジハライド を用いることができる。 ポリマーアンモニウム塩はジアミンとジエポキシドの反応によっても製造する ことができる。この場合、ジアミンは窒素原子が炭素数が7〜約20のn−アル キレン基(アルキル置換されていることができる)により結合しているジアミン である。そのような封鎖剤の製造に関して実施例57〜63を参照されたい。こ れらのポリマーの合成後、アミンを酸で中和することによりアンモニウム塩が形 成される。 本明細書に記載のポリアミン(及びそれらの塩)は、典型的に(置換)アルキ ルハライドとの反応によりさらに置換され、例えば第1アミンから第2アミン( 塩)、及び第2アミンから第3アミンを形成している窒素原子を有することがで きる。しかし得られるポリアミン(塩)においてアミノ(アンモニウム)窒素原 子の25%又はそれ以上はやはり第2でなければならない。窒素原子上でさらに 置換された基Qは、炭素数が1〜50のヒドロカルビル基であり、1つ又はそれ 以上のヒドロキシ、エーテル、アミノ、チオエーテル、ケト、シリル基又は複素 環を有することができる。Qは炭素数が1〜30であるのが好ましい。そのよう なポリアミン塩は実施例39〜50、69及び70に記載されている。 ポリマーアンモニウム塩は上記のジアミン及びジハライド又はジエポキシドか ら、反応物を溶媒、典型的にメタノール、エタノール、N,N−ジメチルホルム アミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロ フラン、水及びそれらの混合物などの極性溶媒中に溶解することにより製造する ことができる。温度は重要ではなく、 周囲温度から溶媒(又はそれより沸点の低い成分)の沸点までを用いることがで きる。温度、反応物及び溶媒に依存して反応は数分から数日、典型的に約1〜8 時間で完了する。反応は溶液の粘度の観察により追跡することができ、粘度はゲ ルが形成されるまで、又はポリマー生成物が沈澱するまで徐々に増加する。ポリ マーが沈澱(その場合は濾過により単離することができる)しない場合、ポリマ ーが溶解性でなく、ポリマーが沈澱する溶媒、例えばテトラヒドロフランにゲル を加えることにより、得られたゲルからポリマーを回収することができる。 本目的の場合、大体等モル量のジアミン及びジハライドを用いるのが望ましい 。方法は不活性ガス(酸素を含まない)シール下で行い、アミンの望ましくない 酸化を避けるのが好ましい。 ポリマーの対イオンを変えたい場合、これは溶媒を加えてゲルを形成し、水酸 化アンモニウム又はNaOHなどの塩基を加えて最初の対イオンとの塩を形成し 、洗浄により塩を除去し、次いで所望の対イオンの共役酸で再度酸性化すること により行うことができる。この種の方法は当該技術において既知である。 本発明のポリマーの製造法の場合、通常ポリマーであるが架橋していないいく つかの反応物が少量存在する。この非架橋(従って溶解性)画分を除去したい場 合、これは非架橋ポリマーが溶解する溶媒、例えば水又はメタノールを用いてポ リマーアンモニウム塩を抽出することにより行うことができる。例えば実施例1 を参照されたい。 架橋濃度(水中における膨潤因子により測定)は、溶媒、温度及び反応時間の 適切な使用により制御することができる。いくつかの溶媒(例えはH2O、Et OH)は単独で用いると、水中でほとんど膨潤しない ポリマーを与える。溶媒のMeOHなどの溶媒との混合物は膨潤性の高いポリマ ーを与えることができる。短かい反応時間及び/又は低い温度は低い架橋度及び 高い膨潤度を与える。 架橋は少量の3又はそれ以上の官能基性アミン又はハライドの使用によっても 行うことができる(実施例67参照)。架橋は又、非架橋ポリマーアンモニウム 塩を電離線に暴露することによっても行うことができる。 上記の実施態様において、胆汁酸封鎖剤のために用いる場合、ポリマーアンモ ニウム塩は水中で少なくとも約4の膨潤因子を有するのが好ましい。ポリマーの 膨潤性の程度は3つの主因子により決定される。これらの1つはポリマーにおけ る塩形成の程度、すなわち存在するアミノ窒素原子の何パーセントがその塩の形 態であるかである。このパーセンテージが高い程ポリマーはより膨潤する。アミ ノ基の少なくとも80%がその塩の形態であるのが好ましく、少なくとも約90 %が塩の形態であるのがより好ましい。本明細書においてポリマー中のアミノ基 の少なくとも約50%がその塩の形態であるポリマーが「ポリマーアンモニウム 塩」の定義内に含まれる。膨潤性を制御する他の因子は、窒素原子の間の基の親 水性である。一般にこれらの基がより多くの炭素原子を含む程それらは親水性が 低く、ポリマーは水中の膨潤度が低い。最後の制御因子は架橋濃度である。典型 的に架橋濃度が高い程、ポリマーの膨潤度が低い。 ポリマー合成及び取り扱いの間の条件はこれらの因子に影響を与える。かくし て反応溶液におけるモノマー濃度の減少と共に膨潤度が増加し、高希釈度におい て鋭い増加を見せる。反応時間も重要である。より長い インキュベーション時間において、反応物は反応してより高分子量のポリマーを 形成する。反応温度はMW成長に寄与し、高い反応温度はより短時間でより高い 分子量(架橋度が高い)を与える。仕上げ法も低分子量ポリマーを除去し、膨潤 度を下げる。塩基水溶液、次いで酸で生成物を洗浄すると、ポリマーが収縮し、 再膨潤し、可溶性成分を絞り出す。ソックスレー装置で有機溶媒、次いで水を用 いてポリマーを連続的に抽出した後、さらに膨潤度の低下が観察される。 重合のための溶媒の選択は、最終生成物の膨潤性に大きな影響を有する。反応 物を溶解しない媒体においては、基本的に0の膨潤度が得られる。ジブロモデカ ンが有機相に溶解し、ヘキサメチレンジアミンが水に溶解した界面系においては 、膨潤度が非常に低い。生成される酸副生成物を中和することにより、膨潤度を わずかに上げることができる。高い膨潤度のポリマーの形成は、両反応物を溶解 する溶媒、特に2極性非プロトン性溶媒により促進される。 ポリマーアンモニウム塩は胆汁酸封鎖剤(血漿レステロール量を低下させる) 、水又は溶媒吸収剤、導電剤、電荷移動剤、キレート化剤及びイオン交換樹脂と して有用である。 上章に記載の通り、本発明の架橋ポリマーアンモニウム塩の用途は、哺乳類に おける血漿コレステロールを低下させるための胆汁酸封鎖剤としての用途である 。冠血管及び末梢血管疾患は西洋社会における主な問題であり、高い血中コレス テロール量は人間と同様に動物におけるアテローム動脈硬化症の発現における主 な危険因子の1つである。脂質−低下剤を用いたいくつかの研究により、虚血性 心疾患の予防におけるコレステロール及び低密度リポタンパク質(LDL)コレ ステロールの低下 の有益な効果が示された。 体がコレステロールを除去する定量的に有意な唯一の方法は胆汁を介し、未変 化の形態で、又は胆汁酸への変換の後にステロールを排泄することによる方法で ある。コレステロールは肝臓で胆汁酸に異化され、それは胆管を通って腸に輸送 されて飲食脂質の吸収を容易にする。 腸に分泌される胆汁酸の約95%は再吸収される。少量の胆汁酸が失われ、便 と共に排泄される。損失は新しい合成により補足される。動物及び人間の場合、 腸で胆汁酸と結合してその再吸収を妨げるコレスチラミンのような胆汁酸結合樹 脂を用いた処置は、便の胆汁酸排泄を増加させる。胆汁酸の便による損失の増加 は肝臓のコレステロールからの胆汁酸合成の賦活により釣り合わされ、血漿コレ ステロール量の低下を生ずる。胆汁酸封鎖剤処置の後の血漿コレステロールの低 下は、LDLレセプター活性の強化を介した肝臓コレステロール吸収の増加によ ることが示された。 下記の実施例に記載する通り、本発明の架橋ポリマーアンモニウム塩は有効に 胆汁酸に結合し、動物に投与した場合に血漿コレステロール量を低下させるのに 有効である。 上記の架橋ポリマーアンモニウム塩の製薬学的に許容し得る塩及びプロドラッ グも本発明に含まれる。本明細書で用いられる「製薬学的に許容し得る塩及びプ ロドラッグ」は開示された化合物の誘導体を言い、それは酸塩の形成により、あ るいは化合物中に存在する官能基を、日常的取り扱いで、又は生体内で修飾が切 断されて元の化合物となるような方法で修飾することにより改変されている。例 にはアセテート、ホルメート及びベンゾエート誘導体などが含まれるがこれらに 限られるわけでは ない。 本発明の化合物の製薬学的に許容し得る塩は、水又は有機溶媒、あるいは2つ の混合物中で遊離の塩基の形態のこれらの化合物を化学量論的量の適した酸と反 応させることにより製造することができる。適した塩のリストはRemingt on’s Pharmaceutical Science ,17th ed. ,Mack PublishingCompany,Easton,PA,19 85,p.1418に見いだされ、その開示は引用することにより本明細書の内 容となる。投薬量及び調剤 本発明の胆汁酸封鎖剤ポリマーは、哺乳類の腸で活性試薬と胆汁酸を接触させ るいずれの方法によっても、コレステロール低下剤として投与することができる 。本発明の胆汁酸封鎖剤ポリマーは経口的に投与するのが好ましく、個別の治療 薬として、又は他のコレステロール低下剤及び冠血管疾患の処置のための他の薬 などの他の治療薬と組み合わせて投与することができる。それらは単独で投与す ることができるが、一般に標準的製薬学的実行に基づいて選ばれる製薬学的担体 と共に投与される。 もちろん投与される投薬量は特定の試薬の薬物動態学的性質ならびにその投与 の様式及び経路、受容者の年令、健康及び体重、症状の性質及び程度、同時に行 う処置の種類、処置の頻度、ならびに所望の効果などの既知の因子に依存して変 わる。例えば活性成分の1日の投薬量は約0.1〜10グラムの経口投薬量で、 それを1日に1〜4回投与することができる。本発明の胆汁酸封鎖剤ポリマーは 、血清コレステロール量の必要な低下を達成するのに十分な1カ月又はそれ以上 の連続治療期間の間、投与することができる。 投薬形態(投与に適した組成物)は単位当たり約0.1グラム〜約10グラム の活性成分を含む。これらの製薬学的組成物において活性成分は、組成物の合計 重量に基づいて通常約20〜95重量%の量で存在する。 活性成分は、カプセル、錠剤及び粉剤などの固体投薬形態で、又はエリキサー 、シロップ及び懸濁剤などの液体投薬形態で経口的に投与することができる。本 発明のポリマーの投薬形態の調剤は、水又は他の溶媒による特定のポリマーの膨 潤を考慮しなければならない。 本発明のポリマーはパン、クッキー、ケーキ、穀物、デザートなどの多様な固 体食品に挿入することもできる。 本発明のポリマーは、固体胆汁酸封鎖剤ポリマーを含む錠剤又はゼラチンカプ セルとして、あるいは適した懸濁剤を含む固体ポリマーの水性もしくは半−水性 懸濁液として投与することができる。ゼラチンカプセルは活性成分及び粉末担体 、例えばラクトース、澱粉、セルロース誘導体、ステアリン酸マグネシウム、ス テアリン酸などを含む。類似の希釈剤を圧縮錠剤の製造に用いることができる。 錠剤及びカプセルの両者は持効性製品として製造し、何時間もかけた連続的放出 による投薬を与えることができる。圧縮錠剤は糖コーティング又はフィルムコー ティングし、不快な味を覆い、錠剤を大気から保護するか、あるいは胃腸管にお ける選択的崩壊のために腸溶コーティングすることができる。 経口的投与のための液体投薬形態は、患者の受容性を増すために着色剤及び風 味料を含むことができる。 一般に水、適した油、生理食塩水、デキストロース水溶液(グルコース)及び 関連糖溶液、ならびにグリコール、例えばプロピレングリコー ル又はポリエチレングリコールが適した担体である。単独の、又は組み合わせた 亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム又はアスコルビン酸などの酸化防止剤 は適した安定剤である。クエン酸及びその塩ならびにナトリウムEDTAも用い られる。さらに溶液は防腐剤、例えばベンズアルコニウムクロリド、メチル−も しくはプロピル−パラベン、及びクロロブタノールを含むことができる。 本発明の製薬学的組成物は薬学の分野における熟練者に既知の方法により調製 することができる。適した製薬学的担体及び調剤は当該分野における標準的参照 文献であるRemington’s Pharmaceutical Scie nce,Mack PublishingCompanyに記載されている。 本発明のポリマーの投与のために有用な製薬学的投薬形態は以下の通りに例示 することができる:カプセル 標準的ツーピース硬質ゼラチンカプセルにそれぞれ0.5グラムの粉末活性成 分、150ミリグラムのラクトース、50ミリグラムのセルロース及び6ミリグ ラムのステアリン酸マグネシウムを充填することにより、多数の単位カプセルを 調製する。軟質ゼラチンカプセル 大豆油、綿実油又はオリーブ油などの消化可能な油中の活性成分の混合物を調 製し、容量型ポンプを用いてゼラチン中に注入し、0.5グラムの活性成分を含 む軟質ゼラチンカプセルを形成する。カプセルを洗浄し、乾燥する。錠剤 従来の方法により、投薬単位が0.5グラムの活性成分、0.2ミリグラムの コロイドシリカ、0.5グラムのステアリン酸マグネシウム、275ミリグラム の微結晶セルロース、11ミリグラムの澱粉及び98.8ミリグラムのラクトー スである多数の錠剤を調製する。口当たりの良さを増すために、又は遅延吸収の ために適したコーティングを適用することができる。 懸濁液:各投薬量が500ミリグラムの微粉砕ゲル化活性成分、200ミリグラ ムのナトリウムカルボキシメチルセルロース、5ミリグラムの安息香酸ナトリウ ム、1.0グラムのソルビトール溶液、U.S.P.及び0.025ミリリット ルのバニリンを含む水性懸濁液を経口的投与のために調製する。 以下の実施例においてMeOHはメタノールであり、EtOHはエタノールで あり、DMACはN,N−ジメチルアセトアミドであり、DMFはN,N−ジメ チルホルムアミドである。ポリマー膨潤因子の決定 予備乾燥し、風袋を計った150mLの粗ガラス濾過器に約1gのポリマーを 加える。濾過器の軸をゴム栓で密閉する。濾過器を濾過フラスコ上に置き、約1 00mLの蒸留水を約25℃で濾過器に加える。必要なら内容物を撹拌して水及 びポリマーを完全に分散する。次いで内容物を15分間静置する。次いでゴム栓 を濾過器の軸から除去し、濾過器を5分間吸引する。次いで軸及び濾過器の下側 をエタノールで濯ぎ、残留水滴を除去し、次いで吸引をさらに5分間続ける。ペ ーパータオルで濾過器から残留水滴を拭き取る。次いで濾過器及び内容物を秤量 してポリマーにより保持された水の重量を決定する。 膨潤因子=(湿潤ポリマー+濾過器の合計重量)− (乾燥ポリマー+濾過器の合計重量)/乾燥ポリマーの重量 =湿潤重量−乾燥重量/乾燥重量 =保持された水のg/ポリマーのg実施例1 すべてのポリマーを類似の条件下で製造した。以下の方法は用いた方法を示す 。加熱マントル、還流コンデンサー、頭頂撹拌機、及び窒素導入口を備えた1L の三口フラスコに130mLのDMF、130mlのMeOH、46.4g(0 .40モル)のヘキサメチレンジアミン及び120.0g(0.40モル)の1 ,10−ジブロモデカンを加えた。得られた均一溶液を急速に撹拌し、加熱還流 した。0.5〜3時間の還流の後、フラスコの内容物全体は膨潤し、ゲル化した 塊となった。撹拌を止め、フラスコをさらに18〜21時間穏やかに加熱した。 加熱後、ゲルを室温に冷却し、反応容器からすくい出した。次いでゲルを同体積 のテトラヒドロフラン(THF)と共にWaringブレンダーに入れ、ブレン ダー中で粉砕した。各細断の間に濾過を行いながらその方法を少なくとも3回繰 り返した。次いで得られた洗浄ポリマーを、50〜120℃に設定した真空炉中 に1〜3日間入れ、乾燥した。乾燥重量は160g(96%)であった。純度の 確認のために、続いてポリマーをメタノールを用いて3.5日間、水を用いてさ らに3.5日間ソックスレー抽出した。この方法の間に生成物の塊の約30%が 溶媒中に抽出された。得られたポリマーを真空下で乾燥し、顆粒状のクリーム色 の生成物を得た。ポリマーはわずかな「ナッツ」様の匂いを有した。 ブロミド対イオン又は他の対イオンは、膨潤湿潤(H2O)ポリマー を水酸化アンモニウムの10%溶液に暴露することにより容易に交換することが できる。中和ポリマーは収縮し(脱膨潤)、それを濾過し、得られる濾液がpH 紙で中性となるまで水で洗浄する。次いでポリマーを適した酸を用いて再度酸性 化し、所望の対イオン(例えばCl−イオンの場合はHCl、アセテートイオン の場合はHOAcなど)を得る。再度酸性化するとポリマーは再び膨潤する。次 いで膨潤したポリマーを、濾液がpH紙で中性となるまで水で洗浄し、真空下で 乾燥して異なる対イオンを有する顆粒状ポリマーを得る。 実施例2〜38、表1は実施例1と類似の方法で行った。還流及び加熱時間は 実施例1と同様であった。 実施例39〜50 置換ポリマーの製造 すべてのポリマーは類似の方法で製造した。ポリアミンを最初に合成し、次い でその後の反応すべてに用いた。ポリマーは実施例1の通りに合成し、3Lの水 中で完全にそれが膨潤するまで(約1時間)撹拌した。その時点で400mlの 濃水酸化アンモニウムを膨潤ポリマースラリに加え、混合物を少なくとも15分 間撹拌した。次いで生成物を濾過し、濾液が中性となるまで水で洗浄した。真空 炉において60℃で乾燥した後、54.6g(88.7%)のポリアミンが回収 された。実施例39 100mLの三口丸底フラスコ中に20mLのDMF、20mLの蒸留水、3 .0gの上記で製造したポリアミン及び2.32gの1−ブロモオクタンを入れ た。混合物を少なくとも18時間還流し、その後フラスコの内容物を100mL のTHF中に注ぎ、30分間撹拌した。この時点で生成物を乾燥し、秤量してポ リマー置換の程度を決定することができる。次いで生成物を100mLの10% HBr/水溶液に加え、少なくとも30分間撹拌し、濾過し、濾液がpH紙で中 性となるまで水で洗浄した。得られるポリマーを次いで真空炉で乾燥した。置換 ポリマーの最終的収量は5.65g(88.8%)であった。 以下のポリマーを同一の方法で、以下の成分及び量を用いて製造した。表2を 参照されたい。 実施例51 大量のポリマーの製造 氷浴、頭頂撹拌機、還流コンデンサー、温度計及び窒素導入口を備えた5Lの 三口丸底フラスコに1LのDMF、1Lのメタノール、386.7g(3.33 モル)のヘキサメチレンジアミン及び1000.0g(3.33モル)の1,1 0−ジブロモデカンを加えた。得られる均一溶液を加熱せずに急速に撹拌した。 10分以内に溶液は82℃の温度となり、還流が起こった。この時点で氷浴に氷 を加えて還流の一定の速度を維持した。20分後、初期の反応熱が消費され、還 流が止まった。この時点で氷浴を取り去り、加熱マントルをフラスコ上に置いた 。次いでフラス コを加熱して溶媒の一定の還流を維持した。反応溶液を加熱し、急速に撹拌する と反応物の粘度が増加し始めた。反応物の加熱の開始後20〜30分以内に混合 物はもはや撹拌できない粘度に達した。この時点で撹拌機を止めた。得られた膨 潤し、ゲル化した塊を次いで30℃〜50℃にさらに18〜21時間、穏やかに 加熱した。ゲルを室温に冷却し、反応容器からすくい出した。次いでゲルを同体 積の10%水酸化アンモニウム水溶液と共にブレンダーに入れ、ブレンダー中で 粉砕した。得られたポリマーを濾過し、次いで10%水酸化アンモニウム水溶液 中で1時間スラリ化した。次いでポリマーを濾過し、濾液が中性となるまで蒸留 水で洗浄した。続いてポリマーを10LのHCl水溶液(4Lの濃HC1+6L の水)で処理した。次いでポリマーを濾過し、濾液が中性となるまで蒸留水で洗 浄した。次いでポリマーをメタノールで洗浄し、メタノール中でスラリ化した。 スラリ化ポリマーを次いで5Lのソックスレー抽出円筒濾紙中に入れ、メタノー ルで3〜4日、及び水でさらに3〜4日抽出した。次いでポリマーを抽出円筒濾 紙から取り出し、真空炉において60℃で2〜3日乾燥し、クロリド対イオンを 有する最終的ポリアンモニウム生成物を得た。理論的収量は1089gであった 。抽出前の収量は823gであった。抽出後の収量は800gであった。ポリマ ーはブレンダー又はコーヒーミルで粉砕し、30〜500ミクロンの粒径を得る ことができた。100メッシュのスクリーンを通した高速ハンマーミルは30〜 150ミクロンの範囲の粒径を与えた。エアジェット超微粉砕は30〜150ミ クロンの範囲の粒径を与えた。液体窒素の存在下の摩砕機における粉砕は1ミク ロンもの小さい粒径を与えた。ほとんどの場合、材料は使用前にコーヒーミルで 粉砕した。実施例52 実施例1で製造したポリマーの膨潤(Br-イオン) 実施例1で製造した0.5gのポリアンモニウムブロミドに13mLの蒸留水 を加えた。数分以内にポリマーは膨潤してその体積の水を完全に吸収した。バイ アルを逆転させた時、液体の水は流れ出なかった。この挙動は、このポリマーに 関して少なくとも26:1(2600%)の膨潤因子を示している。実施例53 実施例1の通りに製造したポリマー(Br-イオン)の分枝鎖/架橋の程度の決定 実施例1に記載の通りに製造したポリアンモニウムブロミドを10mmのNM R管に入れた。これにポリマーのスラリ化に十分なジオキサンを加えた。次いで 水(D2O)を加えてポリマーを膨潤させた。次いで試料につき13C NMRス ペクトルをとった。ポリマー構造に含まれる種々の可能な窒素種に隣接する炭素 原子に関して以下のシグナルが観察された。40.10ppm(−C−NH3 +) (10.24積分単位(integral unit);48.27ppm(− C−NH2 +−C−) 在率(abundance)は以下の通りに算出された: 第1N(40.10ppm) =10.24/1=10.24 21.0% 第2N(48.27ppm) =52.22/2=26.11 53.6% 第3N(53.48ppm) =35.07/3=11.69 24.0% 第4N(58.75ppm) =2.57/4=0.64 1.3% かくしてこのポリマーは53.6%の第2(直鎖)アミン、24.0%の分枝点 又は架橋の第3アミン、21.0%の末端の第1アミン、及び1.3%の架橋又 は分枝点の第4アミンを含んだ。胆汁酸の胆汁酸封鎖剤への試験管内結合 本発明の胆汁酸封鎖剤、架橋ポリマーアンモニウム塩への胆汁酸の結合は下記 の方法を用いて測定することができる。 本発明の胆汁酸封鎖剤への種々の胆汁酸の結合に関する平衡結合パラメーター の測定に以下の方法を用いた。胆汁酸封鎖剤への胆汁酸の平衡結合は、おおよそ 生理条件に近似させるために37℃において等張イオン性条件を用いて決定した 。pH7においてリン酸塩緩衝食塩水(PBS)に溶解した炭素−14(14C) 標識胆汁酸を0.454、0.555、0.713、1.000、1.667、 5.000、6.667、10.0、20.0及び30.0mM(45nCi14 C/ml)の濃度で調製した。この逆数の濃度の系列は、実験データが半対数飽 和結合曲線に沿って相対的に平均して分布するように選択した。 胆汁酸はSigma(St.Louis,MO)から購入し、比活性が約50 mCi/ミリモルの14C標識胆汁酸塩はE.I.du Pon t de Nemours and Company,New England Nuclear(Billerica,MA)から入手した。 調製した濃度の胆汁酸2mLを、10,000mwカットオフ限外濾過カップ (Nihon Millipore,Yonezawa,Japan)内の選択 された量(例えば5.0mg)の調べるべき胆汁酸封鎖剤に加え、37℃で終夜 (16時間)インキュベートした。 参照のために調べたコレスチラミンはSigma,St.Louis,MOか ら入手した。 非特異的結合を決定するために、胆汁酸塩の10の原液を空の限外濾過カップ に加え、全結合試料と共にインキュベートした。 結合及び遊離胆汁酸の分離のために、限外濾過カップをDu Pont RT 6000遠心機における37℃において3,500RPMで遠心し、遊離の胆汁 酸の溶液を外の管に通過させた。200μLの分離された結合管及び対応する組 の全胆汁酸の原液を、7mLのFormula 989シンチレーションカクテ ル(E.I.du Pont de Nemours and Company ,New England Nuclear,Billerica,MA)中で ベータシンチレーションカウンター(Beckman,Palo Alto,C A)において2分間カウントし、14C DPMを検出した。 それぞれの特異的結合DPMをカウントされた合計14C DPM、及び誘導さ れた全結合及び非特異的結合DPMから決定した。特異的結合DPMを各投薬量 において胆汁酸塩の特異的結合μモルに変換した。特異的結合データを飽和結合 曲線(溶液1mL当たりの遊離の胆汁酸塩のμモルの対数に対する封鎖剤1mg 当たりの特異的結合胆汁酸のμモル) 上にプロットし、 [結合]=(Bmaxx[遊離]n)/((Kd)n+[遊離]n)の関係を用い て最良一致(best−fit)回帰曲線を決定した。式中Bmaxは胆汁酸封鎖 剤に結合した胆汁酸塩の最大量であり、Kdは半−最大結合における遊離の胆汁 酸塩の濃度(すなわち平衡解離定数)であり、nは曲線一致パラメーターである 。 本発明の代表的胆汁酸封鎖剤ポリマーへの種々の胆汁酸の結合に関するデータ を下表3及び4に示す。表3及び4においてBmaXは、胆汁酸封鎖剤1mg当た りに結合した胆汁酸塩のμモルの単位で示し、KdはmMの単位である。 Bmax/Kdの値は胆汁酸に関する胆汁酸封鎖剤の結合効率の尺度であり、結 合部位の合計数又は結合容量、及び胆汁酸に関する胆汁酸封鎖剤の結合親和力の 両方を反映している。この数が高い程胆汁酸封鎖剤は有効であることが予測され る。 表3及び4に示す通り、本発明の胆汁酸封鎖剤ポリマーは胆汁酸の結合に関し 、親和力の増加及び結合容量の増加の両方の点でコレスチラミンより実質的に有 効である。 胆汁酸封鎖剤の生体内血漿コレステロール低下活性 本発明の胆汁酸封鎖剤ポリマーの生休内血漿コレステロール低下活性を下記の 動物モデルにおいて評価した。胆汁酸封鎖剤を投与したハムスターにおける血漿コレステロール低下 本発明の代表的胆汁酸封鎖剤ポリマーの血漿コレステロール低下効果を下表5 に示す。調べるべく選択された胆汁酸封鎖剤を雄のハムスターに2週間与え、血 漿中の全コレステロール濃度を決定した。全血清コレステロールはDimens ionR臨床分析機においてコレステロールオキシダーゼアッセイを用いて測定 した。封鎖剤は動物飼料中に混合することにより経口的に与えた。2過間、ハム スターに異なる量の封鎖剤を含むAgway齧歯類用食物を1日当たり11g与 えた。0.25又は0.3重量%の封鎖剤(例えば0.3重量%は11gの飼料 当たり0.033gの封鎖剤である)に関する結果を示す。ポリマーは粉砕し、 飼料と混合した。 各研究において、7の動物に封鎖剤を投薬した。コレステロール量の%減少を 処置前(0週)の動物における平均全コレステロール量から封鎖剤処置の2週間 における平均全コレステロール量を引き去ることにより算出した。 7の動物に関する1回の研究を行った表5において、測定されたコレステロー ル低下における不確定性を特定の研究に関する(すなわち7動物に関する)SE M(又は標準偏差(SD))として表す。表5において0週及び2週における研 究に関するSEM(又はSD)を示し、SEM(又はSD)を全コレステロール の平均値の%としても表す。0週及び2週に関する全コレステロール量の%減少 及び平均%SEM(又はSD)も表5に示す。 a 全コレステロール量は7の動物に関する平均値である。±の後の値は星印( *)を付けてある場合を除いて平均の標準誤差(SEM)であり、星印を付けて ある場合は標準偏差(SD)である。胆汁酸封鎖剤で処置したウサギにおけるコレステロール低下 実施例25のポリマーのコレステロール低下効率を雄のニュージーランドウサ ギにおいて調べた。下表6に示す通り、1日当たり全体重1kgにつき250m gにおいてこのポリマーでウサギを処置してから1週間及び2週間後に、動物に おける血漿の全コレステロール量は有意に減少した。 表6は5つの動物に関する全血漿コレステロール量の平均%減少を示す(SE Mを±の後に示す)。胆汁酸封鎖剤は動物飼料と混合して動物に与えることによ り投与した。全血清コレステロールはDimension臨床分析機においてコ レステロールオキシダーゼアッセイを用いて測定した。 本開示において、特定の材料及び条件は本発明の実行において重要であるが、 特定されていない材料及び条件はそれらが本発明の利益の実現を妨げなければ本 発明から除外されないと理解しなければならない。実施例54〜73 封鎖剤ポリマーを実施例1で用いた方法と類似の方法により製造した。出発材 料及び合成条件を表7に示す。実施例54〜73の封鎖剤の結合能力 これらの封鎖剤の効率を「封鎖剤グリココレート結合アッセイ(Seques trant Glycocholate Binding Assay)」を用 いて調べ、その方法を下記に示す。表8においてこのアッセイの結果を実施例5 4〜73の封鎖剤に関して示す。「%結合グリココレート」が高い程封鎖剤の効 率が優れている。比較の目的でコレスチラミン及び実施例25の封鎖剤と類似の 封鎖剤からの結果も示す。封鎖剤グリココレート結合アッセイ A.初期結合アッセイ 各ポリマーをMilliporeR限外濾過カップ(10,000N ML低結合セルロース)中に直接量り込んだ。各カップに加えられた重量は約5 mg/カップであり、実際の重量は記録され、各ポリマーを3カップに量り込ん だ。10mMのグリココール酸溶液(GC)をpH7においてリン酸塩緩衝食塩 水(PBS)を用いて調製し、37℃で保存した。各カップに2mlの上記の溶 液を加えた。これは15カップ以下の組において行った。胆汁酸をカップに加え たら、カップを渦動ミキサーで混合し、遠心機に入れた。カップをSorval lRRT6000遠心機において35000RPM(設定#10)で、37℃で 10分間回転した。 B.18時間アッセイ 各ポリマーをMilliporeR限外濾過カップ(10,000NML低結 合セルロース)中に直接量り込んだ。各カップに加えられた重量は約5mg/カ ップであり、実際の重量は記録され、各ポリマーを3カップに量り込んだ。10 mMのグリココール酸溶液(GC)をpH7においてリン酸塩緩衝食塩水(PB S)を用いて調製した。各カップに2mlの上記の溶液を加えた。カップをオー ビタル・ドライ・エア・シエーカー(orbital dry air sha ker)において37℃で18〜20時間インキュベートした。インキュベーシ ョンの後、カップをSorvall RT6000遠心機において3500RP M(設定#10)で、37℃で1時間、又は少なくとも200μlの溶液が溶出 するまで回転した。 試薬はSigma Chemical Co.,St.Louis,MO 6 3178からのキット,Bile Acid Diagnostic Kit #450−Aとして購入した。試薬は、試薬Aの場合 は10ml、及び試薬Bの場合は5mlの水を用いて穏やかに再構成した。それ らを震盪せずに逆転することにより混合した。試験試薬は試薬Aと試薬Bを4: 1の体積比で混合することにより調製した。各試料につき0.5mlの試験試薬 が必要であった。試験試薬は、それが必要となる約15分前にそれを37℃の水 浴に入れることにより37℃に温めた。アッセイは6mlのポリプロピレン試験 管で行った。各試料はアッセイの直線範囲内となるように希釈した。胆汁酸塩濾 液試料及び10mMのGCを最初に100μlに900μlのPBSを加えて1 0倍に希釈した。各試料は2重に行い、各試料に関して6つの試料があった。P BSを0標準として用い、6つのPBS試料の平均からの吸収をすべての他の試 料から引き去った。10mMのGCを、200μMてあるアッセイの最大領域と なるように合計50倍に希釈し、6つの試料を調べた。試料は合計40倍に希釈 した。アッセイには200μlの試料が必要であった。試料は最初に10倍に希 釈し、次いで4倍に希釈したので、50μlの希釈試料及び150μlのPBS が分析された。10mMのGC試料の場合、それらも最初に10倍に希釈し、次 いで5倍に希釈したので40μlの希釈試料及び160μlのPBSが分析され た。胆汁酸0標準の場合、200μlのPBSを分析した。この点ですべての試 料は同様に処理された。アッセイは70以下の管のバッチにおいて行った。試料 は37℃の水浴中に置いた。繰り返しピペッターを用い、0.5mlの試験試薬 を各管に一貫した速度で加えた。試験試薬が最初の管に加えられたと同時にタイ マーを始動した。5分後、試験試薬を加えたと同一の速度で100μlの1.3 3Mリン酸を加えることにより反応を停止した。試料を1.5mlのプラスチッ ク容器に注ぎ、スペクトロメー ターにおいて530nmで読み取った。試料は1時間しか安定でなかった。 標準GC溶液から得た吸収データを用い、5mgの封鎖剤当たりに結合した胆 汁酸のパーセントを算出した。コレスチラミンは各アッセイにおいて標準として 調べた。3つの試料が互いに近い結果でない場合、ポリマーに関する結合アッセ イを繰り返した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C08G 83/00 NUW 8416−4J (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,M G,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD ,SK,UA,US,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上が基Yで あり、ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であり、 ここで該n−アルキレン基は炭素数が7〜約20であり、 アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%が基Zであり、こ こでZは炭素数が2又はそれ以上のヒドロカルビレン基であり、該ヒドロカルビ レン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エーテル、アミノ、チオ エーテル、ケト又はシリル基、あるいは複素環を含むことができ、 アンモニウム窒素原子の約25%又はそれ以上が第2アンモニウム窒素原 子である、 架橋ポリマーアンモニウム塩。 2.製薬学的に許容し得る担体及び製薬学的にコレステロール低下有効量の請 求の範囲第1項に記載の架橋ポリマーアンモニウム塩を含む製薬学的組成物。 3.該Z基が飽和である請求の範囲第1項に記載のポリマーアンモニウム塩。 4.該Z基が炭素数が2〜14のn−アルキレン基である請求の範囲第1項に 記載のポリマーアンモニウム塩。 5.該Yがn−アルキレン基である請求の範囲第1項に記載のポリマーアンモ ニウム塩。 6.該Yの炭素数が7〜14である請求の範囲第5項に記載のポリマーアンモ ニウム塩。 7.該Yの炭素数が9〜12である請求の範囲第6項に記載のポリマーアンモ ニウム塩。 8.アンモニウム窒素原子の少なくとも約40%が第2アンモニウム窒素原子 である請求の範囲第1項に記載のポリマーアンモニウム塩。 9.アンモニウム窒素原子の15〜25%が第1アンモニウム窒素原子であり 、アンモニウム窒素原子の40〜60%が第2アンモニウム窒素原子であり、ア ンモニウム窒素原子の15〜25%が第3アンモニウム窒素原子であり、アンモ ニウム窒素原子の5%未満が第4アンモニウム窒素原子である請求の範囲第1項 に記載のポリマーアンモニウム塩。 10.対イオンがクロリド、ブロミド、ヨーダイド、サルフェート、ホスフェ ート、アセテート、アスコルベート、カーボネート、ビカーボネート、ニコチネ ート、サリチレート、タルタレート又はサイトレートである請求の範囲第1項に 記載のポリマーアンモニウム塩。 11.該対イオンがクロリドである請求の範囲第10項に記載のポリマーアン モニウム塩。 12.水中における膨潤因子が少なくとも約4である請求の範囲第1項に記載 のポリマーアンモニウム塩。 13.水中における該膨潤因子が約5〜約25である請求の範囲第12項に記 載のポリマーアンモニウム塩。 14.水中における該膨潤因子が約10〜約15である請求の範囲第13項に 記載のポリマーアンモニウム塩。 15.該アンモニウム窒素原子がさらに炭素数が1〜50のヒドロカルビル基 Qで置換されており、該ヒドロカルビル基は場合により1つ又はそれ以上のヒド ロキシル、エーテル、アミノ、チオエーテル、ケト、 シリル基又は複素環を含むことができる請求の範囲第1項に記載のポリマーアン モニウム塩。 16.該Qの炭素数が1〜30である請求の範囲第15項に記載のポリマーア ンモニウム塩。 17.治療的有効量の架橋ポリマーアンモニウム塩を経口的に投与することか ら成り、ここで該塩において: アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上が基Yであり、 ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であり、ここで 該n−アルキレン基の炭素数が7〜約15であり、 アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%が基Zであり、こ こでZは炭素数が2又はそれ以上のヒドロカルビレン基であり、該ヒドロカルビ レン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エーテル、アミノ、チオ エーテル、ケト又はシリル基、あるいは複素環を含むことができ、 アンモニウム窒素原子の約25%又はそれ以上が第2アンモニウム窒素原 子である、 哺乳類の血漿コレステロールレベルを低下させる方法。 18.水性媒体中で胆汁酸と架橋ポリマーアンモニウム塩を接触させることか ら成り、ここで該塩において: アンモニウム窒素原子に結合している基の約25%又はそれ以上が基Yであり、 ここでYはn−アルキレン基又はアルキル置換n−アルキレン基であり、ここで 該n−アルキレン基の炭素数が7〜約15であり、 アンモニウム窒素原子に結合している基の0〜約75%が基Zであり、 ここでZは炭素数が2又はそれ以上のヒドロカルビレン基であ り、該ヒドロカルビレン基は場合により1つ又はそれ以上のヒドロキシル、エー テル、アミノ、チオエーテル、ケト又はシリル基、あるいは複素環を含むことが でき、 アンモニウム窒素原子の約25%又はそれ以上が第2アンモニウム窒素原 子である、 胆汁酸の封鎖の方法。 19.該Zが飽和である請求の範囲第17又は18項に記載の方法。 20.該Z基が炭素数が2〜14のn−アルキレン基である請求の範囲第17 又は18項に記載の方法。 21.該Yがn−アルキレン基である請求の範囲第17又は18項に記載の方 法。 22.該Yの炭素数が7〜14である請求の範囲第21項に記載の方法。 23.該Yの炭素数が9〜12である請求の範囲第22項に記載の方法。 24.アンモニウム窒素原子の少なくとも約40%が第2アンモニウム窒素原 子である請求の範囲第17又は18項に記載の方法。 25.アンモニウム窒素原子の15〜25%が第1アンモニウム窒素原子であ り、アンモニウム窒素原子の40〜60%が第2アンモニウム窒素原子であり、 アンモニウム窒素原子の15〜25%が第3アンモニウム窒素原子であり、アン モニウム窒素原子の5%未満が第4アンモニウム窒素原子である請求の範囲第1 7又は18項に記載の方法。 26.対イオンがクロリド、ブロミド、ヨーダイド、サルフェート、ホスフェ ート、アセテート、アスコルベート、カーボネート、ビカーボ ネート、ニコチネート、サリチレート、タルタレート又はサイトレートである請 求の範囲第17又は18項に記載の方法。 27.該対イオンがクロリドである請求の範囲第26項に記載の方法。 28.水中における膨潤因子が少なくとも約4である請求の範囲第17又は1 8項に記載の方法。 29.水中における該膨潤因子が約5〜約25である請求の範囲第28項に記 載の方法。 30.水中における該膨潤因子が約10〜約15である請求の範囲第29項に 記載の方法。 31.該アンモニウム窒素原子がさらに炭素数が1〜50のヒドロカルビル基 Qで置換されており、該ヒドロカルビル基は場合により1つ又はそれ以上のヒド ロキシル、エーテル、アミノ、チオエーテル、ケト、シリル基又は複素環を含む ことができる請求の範囲第17又は18項に記載の方法。 32.該Qの炭素数が1〜30である請求の範囲第31項に記載の方法。
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