JPH084955A - 蛇口装置のホース接続具 - Google Patents
蛇口装置のホース接続具Info
- Publication number
- JPH084955A JPH084955A JP6137572A JP13757294A JPH084955A JP H084955 A JPH084955 A JP H084955A JP 6137572 A JP6137572 A JP 6137572A JP 13757294 A JP13757294 A JP 13757294A JP H084955 A JPH084955 A JP H084955A
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- Japan
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- tube
- hose
- faucet device
- claw portion
- hose connector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外観的に好ましく、長期間の使用でもゴミ等
の付着がなく、ホースの取り付け取り外しが簡単に行な
うことができるホース接続具を提供することを目的とす
る。 【構成】 作動部材22の上部先端部22bがたが管2
1と爪部13との間の隙間部分に入り込み、先端部22
bの楔効果により強力に爪部13を半径方向内方に変位
させ、しかも蛇口装置4やホース2により内方に変位不
能となった爪部13の爪部13とたが管21との間の隙
間部分に邪魔されて、たが管21や爪部13の先端より
上方に突出することがない。
の付着がなく、ホースの取り付け取り外しが簡単に行な
うことができるホース接続具を提供することを目的とす
る。 【構成】 作動部材22の上部先端部22bがたが管2
1と爪部13との間の隙間部分に入り込み、先端部22
bの楔効果により強力に爪部13を半径方向内方に変位
させ、しかも蛇口装置4やホース2により内方に変位不
能となった爪部13の爪部13とたが管21との間の隙
間部分に邪魔されて、たが管21や爪部13の先端より
上方に突出することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛇口装置に給水管ある
いは給水管用接続器具等を取り付けるためのホース接続
具に関する。
いは給水管用接続器具等を取り付けるためのホース接続
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている蛇口装置に給水
管を取り付ける場合には、図6,7に示すようなホース
接続具1が使用されている。このホース接続具1は、ま
ず、ホルダー2をビス3により蛇口装置4に取り付け、
このホルダー2に接続具の雄型連結部材5をシール部材
6を介して捩じ込み、この雄型連結部材5の先端にワン
タッチで雌型連結部材7を嵌合している。この雌型連結
部材7にはホース8が直接あるいは締め付け部材(図示
せず)により連結されている。
管を取り付ける場合には、図6,7に示すようなホース
接続具1が使用されている。このホース接続具1は、ま
ず、ホルダー2をビス3により蛇口装置4に取り付け、
このホルダー2に接続具の雄型連結部材5をシール部材
6を介して捩じ込み、この雄型連結部材5の先端にワン
タッチで雌型連結部材7を嵌合している。この雌型連結
部材7にはホース8が直接あるいは締め付け部材(図示
せず)により連結されている。
【0003】このホース接続具1は、ホルダー2に雄型
連結部材5を捩じ込むことにより取り付けているので、
この捩じ込み時にホルダー2を蛇口装置4に取り付けて
いるビス3が緩むことがあり、この状態で放水するとホ
ース接続具1が蛇口装置4から外れる虞れがある。特
に、ビス3による取り付けは、蛇口装置4の全周固定で
はない局部的な固定となるので、ホルダー2の取り付け
が確実ではなく、このホルダー2に取り付けられる雄型
連結部材5の取り付け状態もしっかりとしたものではな
い。このため、雌型連結部材7を雄型連結部材5に嵌合
したときも、両者の嵌合状態がピッタリとしたものとは
ならないこともある。また、このホース接続具1は、ホ
ルダー2をはじめ、多数のビス3等を必要とし、部品点
数が多く、しかも、ビス3による連結固定作業が甚だ面
倒で、ビス取付時に蛇口装置4の先端部分が損傷するこ
ともある。さらに、水密性を高めるためには、ホルダー
2に雄型連結部材5を強固に捩じ込み、シール部材6を
締め付けなければならないが、このようにすれば装置の
耐久性も問題となる。
連結部材5を捩じ込むことにより取り付けているので、
この捩じ込み時にホルダー2を蛇口装置4に取り付けて
いるビス3が緩むことがあり、この状態で放水するとホ
ース接続具1が蛇口装置4から外れる虞れがある。特
に、ビス3による取り付けは、蛇口装置4の全周固定で
はない局部的な固定となるので、ホルダー2の取り付け
が確実ではなく、このホルダー2に取り付けられる雄型
連結部材5の取り付け状態もしっかりとしたものではな
い。このため、雌型連結部材7を雄型連結部材5に嵌合
したときも、両者の嵌合状態がピッタリとしたものとは
ならないこともある。また、このホース接続具1は、ホ
ルダー2をはじめ、多数のビス3等を必要とし、部品点
数が多く、しかも、ビス3による連結固定作業が甚だ面
倒で、ビス取付時に蛇口装置4の先端部分が損傷するこ
ともある。さらに、水密性を高めるためには、ホルダー
2に雄型連結部材5を強固に捩じ込み、シール部材6を
締め付けなければならないが、このようにすれば装置の
耐久性も問題となる。
【0004】そこで、本件出願人は、図8,9に示すよ
うなホース接続具10を提案した(実公平3−606号
公報参照)。このホース接続具10は、蛇口装置4の先
端に直接嵌装されるホース8と、挟持管11と、たが管
12とからなっている。
うなホース接続具10を提案した(実公平3−606号
公報参照)。このホース接続具10は、蛇口装置4の先
端に直接嵌装されるホース8と、挟持管11と、たが管
12とからなっている。
【0005】前記挟持管11は、上端にホース8の外周
に喰い込む多数の爪部13を有しかつ上部へ行く程外径
が大きくなるように構成され、この爪部13の下部に形
成された雄ねじ部14と、この雄ねじ部14の下部に形
成された胴部15とからなり、前記爪部13は、図9よ
り明らかなように、多数のスリット16が設けられ、半
径方向に弾性を有するように構成されている。
に喰い込む多数の爪部13を有しかつ上部へ行く程外径
が大きくなるように構成され、この爪部13の下部に形
成された雄ねじ部14と、この雄ねじ部14の下部に形
成された胴部15とからなり、前記爪部13は、図9よ
り明らかなように、多数のスリット16が設けられ、半
径方向に弾性を有するように構成されている。
【0006】前記たが管12は、挟持管11の雄ねじ部
14と螺合される雌ねじ部17を有し、このたが管12
をねじ込むことにより上方移動し、爪部13の外径を狭
め、ホース8を蛇口装置4に密着させるようにしてい
る。
14と螺合される雌ねじ部17を有し、このたが管12
をねじ込むことにより上方移動し、爪部13の外径を狭
め、ホース8を蛇口装置4に密着させるようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このホース接
続具10は、締め付け時にたが管12が軸線方向に移動
し、爪部13を外方から締め付けるようになっているの
で、締め付け完了時にたが管12の上端から爪部13の
先端が所定長sだけ露出することになる。このため、外
観が好ましくなく、また、爪部13の先端が上方に向か
って開放される形状となっているため、長期間使用時に
爪部13とホース8との間にゴミ等が付着する虞れもあ
る。
続具10は、締め付け時にたが管12が軸線方向に移動
し、爪部13を外方から締め付けるようになっているの
で、締め付け完了時にたが管12の上端から爪部13の
先端が所定長sだけ露出することになる。このため、外
観が好ましくなく、また、爪部13の先端が上方に向か
って開放される形状となっているため、長期間使用時に
爪部13とホース8との間にゴミ等が付着する虞れもあ
る。
【0008】本発明は、このような不都合を解消するた
めになされたものであり、雌型連結部材を雄型連結部材
にピッタリと嵌合でき、外観的に優れ、長期間の使用で
もゴミ等の付着がなく、ホースの取り付け取り外しが簡
単にできるホース接続具を提供することを目的とする。
めになされたものであり、雌型連結部材を雄型連結部材
にピッタリと嵌合でき、外観的に優れ、長期間の使用で
もゴミ等の付着がなく、ホースの取り付け取り外しが簡
単にできるホース接続具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の本発明は、蛇口装置の先端外周に喰
い付き上部へ行く程外径が大きくなる多数の爪部を有す
る挟持管と、この挟持管の下端に連結された雄型連結部
材と、この雄型連結部材に嵌合されかつホースが接続さ
れている雌型連結部材と、前記挟持管の外周に設けられ
前記爪部を拡開縮小させるためのたが管とを有する蛇口
装置のホース接続具において、前記たが管は下端に内方
に突出する位置規制リングが設けられ、この位置規制リ
ングは前記挟持管より外方に突出して設けられた突部の
下面に当接するように構成し、前記たが管と挟持管の上
端はほぼ同一平面とし、また挟持管とたが管との間に、
前記たが管に設けられたねじ部と螺合されるねじ部を有
する作動部材を設け、当該作動部材は、前記たが管の回
動により前記爪部とたが管との間の隙間部分に食い込む
ように上端部を楔形状としたことを特徴とする。
の請求項1に記載の本発明は、蛇口装置の先端外周に喰
い付き上部へ行く程外径が大きくなる多数の爪部を有す
る挟持管と、この挟持管の下端に連結された雄型連結部
材と、この雄型連結部材に嵌合されかつホースが接続さ
れている雌型連結部材と、前記挟持管の外周に設けられ
前記爪部を拡開縮小させるためのたが管とを有する蛇口
装置のホース接続具において、前記たが管は下端に内方
に突出する位置規制リングが設けられ、この位置規制リ
ングは前記挟持管より外方に突出して設けられた突部の
下面に当接するように構成し、前記たが管と挟持管の上
端はほぼ同一平面とし、また挟持管とたが管との間に、
前記たが管に設けられたねじ部と螺合されるねじ部を有
する作動部材を設け、当該作動部材は、前記たが管の回
動により前記爪部とたが管との間の隙間部分に食い込む
ように上端部を楔形状としたことを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するための請求項2に記載
の本発明は、前記挟持管の爪部が、弾性シール材を介し
て前記蛇口装置に喰い付くようにしたことを特徴とす
る。
の本発明は、前記挟持管の爪部が、弾性シール材を介し
て前記蛇口装置に喰い付くようにしたことを特徴とす
る。
【0011】上記目的を達成するための請求項3に記載
の本発明は、前記挟持管の爪部が、上面が平坦面とされ
たことを特徴とする。
の本発明は、前記挟持管の爪部が、上面が平坦面とされ
たことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明は、たが管を回すと、
たが管のねじ部と作動部材のねじ部との係合により作動
部材は上昇し、作動部材の端面が爪部の傾斜した外周面
に当接し、この爪部を半径方向内方に変位させ、蛇口装
置の先端に全周にわたり締め付け固定となるように食い
付く。この場合、作動部材は、上部の楔状先端部がたが
管と爪部との間の隙間部分に入り込み、先端部の楔効果
により強力に爪部を半径方向内方に変位させ、しかも蛇
口装置により内方に変位不能となった爪部とたが管との
間の隙間部分に邪魔されて、たが管や爪部の先端より上
方に不必要に突出しない。また、たが管の位置規制リン
グが挟持管の突部下面に当接しているので、たが管と挟
持管の上下端は終始も一致することになる。
たが管のねじ部と作動部材のねじ部との係合により作動
部材は上昇し、作動部材の端面が爪部の傾斜した外周面
に当接し、この爪部を半径方向内方に変位させ、蛇口装
置の先端に全周にわたり締め付け固定となるように食い
付く。この場合、作動部材は、上部の楔状先端部がたが
管と爪部との間の隙間部分に入り込み、先端部の楔効果
により強力に爪部を半径方向内方に変位させ、しかも蛇
口装置により内方に変位不能となった爪部とたが管との
間の隙間部分に邪魔されて、たが管や爪部の先端より上
方に不必要に突出しない。また、たが管の位置規制リン
グが挟持管の突部下面に当接しているので、たが管と挟
持管の上下端は終始も一致することになる。
【0013】したがって、このホース接続具は、締め付
け完了時にたが管の上端から作動部材が露出することは
なく、挟持管とたが管とは相対的に軸方向に移動しない
ため、上端面は平坦となり、外観上好ましいものとな
り、しかも長期間使用時に爪部とホースとの間にゴミ等
が付着する虞れもない。しかも、挟持管の下端に、ワン
タッチで雌型連結部材をピッタリと接続することがで
き、利便性もある。
け完了時にたが管の上端から作動部材が露出することは
なく、挟持管とたが管とは相対的に軸方向に移動しない
ため、上端面は平坦となり、外観上好ましいものとな
り、しかも長期間使用時に爪部とホースとの間にゴミ等
が付着する虞れもない。しかも、挟持管の下端に、ワン
タッチで雌型連結部材をピッタリと接続することがで
き、利便性もある。
【0014】請求項2に記載の本発明は、挟持管の爪部
が、弾性シール材を介して蛇口装置に喰い付くようにし
ているので、シール性が向上する。
が、弾性シール材を介して蛇口装置に喰い付くようにし
ているので、シール性が向上する。
【0015】請求項3に記載の本発明は、挟持管の爪部
上面を平坦面としているので、外部からホース接続具を
目視した時に、ホース接続具の上端は平坦となり、より
外観の優れたものとなる。
上面を平坦面としているので、外部からホース接続具を
目視した時に、ホース接続具の上端は平坦となり、より
外観の優れたものとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の第1実施例を蛇口装置に取り付
けた状態を示す要部断面側面図、図2は図1の要部の分
解斜視図、図3は本発明の第2実施例を蛇口装置に取り
付けた状態を示す断面ず、図4は図3の3−3線に沿う
断面図、図5は同ホース接続具の分解斜視図であり、図
6〜9に示す部材と同一部材には同一符号を付してい
る。
明する。図1は本発明の第1実施例を蛇口装置に取り付
けた状態を示す要部断面側面図、図2は図1の要部の分
解斜視図、図3は本発明の第2実施例を蛇口装置に取り
付けた状態を示す断面ず、図4は図3の3−3線に沿う
断面図、図5は同ホース接続具の分解斜視図であり、図
6〜9に示す部材と同一部材には同一符号を付してい
る。
【0017】図1において、ホース接続具は、蛇口装置
4の先端にホース8を取付ける構成となっており、主と
して、蛇口装置4の先端外周に喰い付き上部へ行く程外
径が大きくなる多数の爪部13を有する挟持管20と、
この挟持管20の外周に「たが」を嵌めるようにしたた
が管21と、この両者間に設けられ前記爪部13を作動
させる作動部材22とからなっている。
4の先端にホース8を取付ける構成となっており、主と
して、蛇口装置4の先端外周に喰い付き上部へ行く程外
径が大きくなる多数の爪部13を有する挟持管20と、
この挟持管20の外周に「たが」を嵌めるようにしたた
が管21と、この両者間に設けられ前記爪部13を作動
させる作動部材22とからなっている。
【0018】前記挟持管20は、上端が平坦な面とさ
れ、蛇口装置4の先端に取り付けられた弾性シール材3
0の外周に喰い込むように、スリット16を介して多数
設けられ、かつ上部へ行く程外径が大きくなるように構
成された爪部13と、この爪部13の下部に設けられた
胴部15と、この胴部15の下位に設けられた突部23
とからなり、前記爪部13は、図2に示すように、多数
のスリット16を利用して半径方向内方に向かって窄ま
ったり拡開する弾性を有している。
れ、蛇口装置4の先端に取り付けられた弾性シール材3
0の外周に喰い込むように、スリット16を介して多数
設けられ、かつ上部へ行く程外径が大きくなるように構
成された爪部13と、この爪部13の下部に設けられた
胴部15と、この胴部15の下位に設けられた突部23
とからなり、前記爪部13は、図2に示すように、多数
のスリット16を利用して半径方向内方に向かって窄ま
ったり拡開する弾性を有している。
【0019】また、この挟持管20は、図2に示すよう
に、胴部15の外周面に形成された凹溝20aと前記作
動部材22の内周面に形成された凸条22aとが凹凸嵌
合され、作動部材22がたが管21の回動にともなって
連れ回りしないようになっている。さらに、この挟持管
20の下端には、ホース8が接続されている雌型連結部
材7とワンタッチ式に連結される雄型連結部材5がねじ
結合されている。
に、胴部15の外周面に形成された凹溝20aと前記作
動部材22の内周面に形成された凸条22aとが凹凸嵌
合され、作動部材22がたが管21の回動にともなって
連れ回りしないようになっている。さらに、この挟持管
20の下端には、ホース8が接続されている雌型連結部
材7とワンタッチ式に連結される雄型連結部材5がねじ
結合されている。
【0020】前記たが管21は、挟持管20の突部23
が嵌合される凹所24と、内周壁のほぼ中央部分に設け
られた雌ねじ部25とを有しており、この雌ねじ部25
は、作動部材22の雄ねじ部26と螺合され、たが管2
1を回動することにより雌ねじ部25と雄ねじ部26と
の間でねじ移動が行なわれ、作動部材22が上昇と下降
するようになっている。また、このたが管21の下端に
は、挟持管20より外方に突出して設けられた突部23
の下面に当接し、たが管21と挟持管20の上端がほぼ
同一平面とするための位置規制リング21aが設けられ
ている。
が嵌合される凹所24と、内周壁のほぼ中央部分に設け
られた雌ねじ部25とを有しており、この雌ねじ部25
は、作動部材22の雄ねじ部26と螺合され、たが管2
1を回動することにより雌ねじ部25と雄ねじ部26と
の間でねじ移動が行なわれ、作動部材22が上昇と下降
するようになっている。また、このたが管21の下端に
は、挟持管20より外方に突出して設けられた突部23
の下面に当接し、たが管21と挟持管20の上端がほぼ
同一平面とするための位置規制リング21aが設けられ
ている。
【0021】特に、前記作動部材22は、上端部22b
が楔形状となるように構成され、爪部13の傾斜した外
周面13aとほぼ平行な内端面27を有している。した
がって、雌ねじ部25と雄ねじ部26との係合の結果生
じるねじ移動により作動部材22が上昇する場合には、
爪部13の傾斜した外周面13aを内端面27が押し、
爪部13を半径方向内方に変形させることになり、下降
時は、挟持管20の突部23により下方への移動は規制
される。しかも、この作動部材22は、上昇時に、蛇口
装置4やホース2に当たり、内方への変位が不能となっ
た状態の爪部13とたが管21との間の狭められた隙間
部分に邪魔されて、爪部13やたが管21の上端より上
方に突出することはない。
が楔形状となるように構成され、爪部13の傾斜した外
周面13aとほぼ平行な内端面27を有している。した
がって、雌ねじ部25と雄ねじ部26との係合の結果生
じるねじ移動により作動部材22が上昇する場合には、
爪部13の傾斜した外周面13aを内端面27が押し、
爪部13を半径方向内方に変形させることになり、下降
時は、挟持管20の突部23により下方への移動は規制
される。しかも、この作動部材22は、上昇時に、蛇口
装置4やホース2に当たり、内方への変位が不能となっ
た状態の爪部13とたが管21との間の狭められた隙間
部分に邪魔されて、爪部13やたが管21の上端より上
方に突出することはない。
【0022】次に、前記実施例の作用を説明する。
【0023】ホース接続具を蛇口装置4の先端に取付け
るには、まず、挟持管20の爪部13を越えて作動部材
22を入れる。次に、この作動部材22を有する挟持管
20をたが管21内に挿入する。それから、蛇口装置4
の先端に弾性シール材30を取り付けた状態で挟持管2
0を蛇口装置4に取り付ける。
るには、まず、挟持管20の爪部13を越えて作動部材
22を入れる。次に、この作動部材22を有する挟持管
20をたが管21内に挿入する。それから、蛇口装置4
の先端に弾性シール材30を取り付けた状態で挟持管2
0を蛇口装置4に取り付ける。
【0024】そして、たが管21を回す。たが管21の
雌ねじ部25と作動部材22の雄ねじ部26とは螺合さ
れているので、たが管21の回動により作動部材22
は、上昇する。
雌ねじ部25と作動部材22の雄ねじ部26とは螺合さ
れているので、たが管21の回動により作動部材22
は、上昇する。
【0025】この作動部材22の上昇によりその内端面
27が爪部13の傾斜した外周面13aに当接し、全爪
部13を一括して半径方向内方に変位させる。これによ
り弾性シール材30は加圧され、ホース接続具は、蛇口
装置4の先端に全周にわたって締め付け固定され、水密
状態に取付けられる。
27が爪部13の傾斜した外周面13aに当接し、全爪
部13を一括して半径方向内方に変位させる。これによ
り弾性シール材30は加圧され、ホース接続具は、蛇口
装置4の先端に全周にわたって締め付け固定され、水密
状態に取付けられる。
【0026】この場合、作動部材22上部の楔状先端部
22bは、たが管21と爪部13の爪部13との間の隙
間部分に入り込むことになるので、この楔状先端部22
aの楔効果により強力に爪部13を半径方向内方に変位
させることになり、また、この楔状先端部22bは、蛇
口装置4やホース2により内方に変位不能となった爪部
13とたが管21との間の隙間部分に邪魔されて、たが
管21や爪部13の先端より上方に突出することもな
い。
22bは、たが管21と爪部13の爪部13との間の隙
間部分に入り込むことになるので、この楔状先端部22
aの楔効果により強力に爪部13を半径方向内方に変位
させることになり、また、この楔状先端部22bは、蛇
口装置4やホース2により内方に変位不能となった爪部
13とたが管21との間の隙間部分に邪魔されて、たが
管21や爪部13の先端より上方に突出することもな
い。
【0027】したがって、このホース接続具は、締め付
け完了時に、たが管21の上端から作動部材22が露出
することはなく、爪部13の先端は平坦な面とされ、挟
持管20とたが管21とは突部23と凹所24が嵌合さ
れ相対的に移動しないため、爪部13の先端もたが管2
1の上端から突出することはない。したがって、外観上
優れ、長期間使用時に爪部13とホース2との間にゴミ
等が付着する虞れもない。
け完了時に、たが管21の上端から作動部材22が露出
することはなく、爪部13の先端は平坦な面とされ、挟
持管20とたが管21とは突部23と凹所24が嵌合さ
れ相対的に移動しないため、爪部13の先端もたが管2
1の上端から突出することはない。したがって、外観上
優れ、長期間使用時に爪部13とホース2との間にゴミ
等が付着する虞れもない。
【0028】最後に、ホース8を取付けた雌型連結部材
7を前記雄型連結部材5に嵌合させると、蛇口装置4と
ホース8とは連結された状態となる。この場合、たが管
21は位置規制リング21aにより常に一定位置となる
ので、雄型連結部材5と雌型連結部材7の嵌合状態はピ
ッタリとなり、外観上では、ホース接続具の下端、つま
りたが管21の下端に直接雌型連結部材7が接続されて
いるように見え、外観が極めて優れたものとなる。
7を前記雄型連結部材5に嵌合させると、蛇口装置4と
ホース8とは連結された状態となる。この場合、たが管
21は位置規制リング21aにより常に一定位置となる
ので、雄型連結部材5と雌型連結部材7の嵌合状態はピ
ッタリとなり、外観上では、ホース接続具の下端、つま
りたが管21の下端に直接雌型連結部材7が接続されて
いるように見え、外観が極めて優れたものとなる。
【0029】上述した実施例は、蛇口装置4の先端に雄
型連結部材5を設け、この雄型連結部材5に、ホース8
が取付けられた雌型連結部材7を嵌合するようにしたも
のであるが、本発明に係るホース接続具は、これのみで
なく、図3,4,5に示すように、蛇口装置4の先端に
直接ホース8を取り付けるようにしても良い。
型連結部材5を設け、この雄型連結部材5に、ホース8
が取付けられた雌型連結部材7を嵌合するようにしたも
のであるが、本発明に係るホース接続具は、これのみで
なく、図3,4,5に示すように、蛇口装置4の先端に
直接ホース8を取り付けるようにしても良い。
【0030】このホース接続具は、図3において、主と
して、ホース8を挾む挟持管20と、たが管21と、こ
の両者間に設けられた作動管22とからなっている。
して、ホース8を挾む挟持管20と、たが管21と、こ
の両者間に設けられた作動管22とからなっている。
【0031】前記挟持管20は、上端が平坦な面とされ
内面側にホース8の外周に喰い込む爪部13と、この爪
部13の下部に形成された胴部15と、この胴部15の
ほぼ中央部分に設けられた突部23とからなっている。
また、この挟持管20は、図4に示すように、作動管2
2がたが管21の回動にともなって連れ回りしないよう
に凹溝20aと凸条22aとが凹凸嵌合されている。
内面側にホース8の外周に喰い込む爪部13と、この爪
部13の下部に形成された胴部15と、この胴部15の
ほぼ中央部分に設けられた突部23とからなっている。
また、この挟持管20は、図4に示すように、作動管2
2がたが管21の回動にともなって連れ回りしないよう
に凹溝20aと凸条22aとが凹凸嵌合されている。
【0032】前記たが管21は、挟持管20の突部23
が嵌合される凹所24と、内周壁のほぼ中央部分に設け
られた雌ねじ部25とを有し、この雌ねじ部25は、作
動管22の雄ねじ部26と螺合され、たが管21を回動
することにより雌ねじ部25と雄ねじ部26との間でね
じ移動が行なわれ、作動管22が上昇と下降するように
なっている。なお、図中の符号「21a」は、たが管2
1と連結された位置規制リングである。
が嵌合される凹所24と、内周壁のほぼ中央部分に設け
られた雌ねじ部25とを有し、この雌ねじ部25は、作
動管22の雄ねじ部26と螺合され、たが管21を回動
することにより雌ねじ部25と雄ねじ部26との間でね
じ移動が行なわれ、作動管22が上昇と下降するように
なっている。なお、図中の符号「21a」は、たが管2
1と連結された位置規制リングである。
【0033】この実施例においても、前記作動管22
は、上端部22bが楔形状となるように構成され、弾性
管部13の爪部Nの傾斜した外周面13aとほぼ平行な
内端面27を有しているので、雌ねじ部25と雄ねじ部
26とのねじ移動により作動管22が上昇する場合に
は、弾性管部13の爪部Nの傾斜した外周面13aを内
端面27が押し、爪部13を半径方向内方に変形させる
ことになり、下降時は、挟持管20の突部23により下
方への移動は規制される。しかも、この作動管22は、
上昇時に、蛇口装置4やホース2に当たり、内方への変
位が不能となった状態の爪部13とたが管21との間の
狭められた隙間部分に邪魔されて、たが管21等の上端
から突出することはない。
は、上端部22bが楔形状となるように構成され、弾性
管部13の爪部Nの傾斜した外周面13aとほぼ平行な
内端面27を有しているので、雌ねじ部25と雄ねじ部
26とのねじ移動により作動管22が上昇する場合に
は、弾性管部13の爪部Nの傾斜した外周面13aを内
端面27が押し、爪部13を半径方向内方に変形させる
ことになり、下降時は、挟持管20の突部23により下
方への移動は規制される。しかも、この作動管22は、
上昇時に、蛇口装置4やホース2に当たり、内方への変
位が不能となった状態の爪部13とたが管21との間の
狭められた隙間部分に邪魔されて、たが管21等の上端
から突出することはない。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の本発
明によれば、ホース接続具を蛇口装置に取り付けた後
に、たが管を回し締め付け固定するとき、作動部材は上
昇し、爪部を半径方向内方に変位させ、蛇口装置の先端
に食い付いても、上部がたが管や爪部の先端より上方に
不必要に突出せず、たが管と挟持管の上端位置も一致す
ることになり、上端面が平坦となり、外観上好ましいも
のとなる。また、長期間使用時に爪部とホースとの間に
ゴミ等が付着する虞れもない。しかも、挟持管の下端
に、ワンタッチでホースを接続することができ、利便性
もある。さらに、雌型連結部材を雄型連結部材に嵌合さ
せた場合、外観上、ホース接続具の下端に直接雌型連結
部材7が接続されているように見え、外観が極めて優れ
たものとなる。請求項2に記載の本発明は、挟持管の爪
部が、弾性シール材を介して蛇口装置に喰い付くように
しているので、シール性が向上する。
明によれば、ホース接続具を蛇口装置に取り付けた後
に、たが管を回し締め付け固定するとき、作動部材は上
昇し、爪部を半径方向内方に変位させ、蛇口装置の先端
に食い付いても、上部がたが管や爪部の先端より上方に
不必要に突出せず、たが管と挟持管の上端位置も一致す
ることになり、上端面が平坦となり、外観上好ましいも
のとなる。また、長期間使用時に爪部とホースとの間に
ゴミ等が付着する虞れもない。しかも、挟持管の下端
に、ワンタッチでホースを接続することができ、利便性
もある。さらに、雌型連結部材を雄型連結部材に嵌合さ
せた場合、外観上、ホース接続具の下端に直接雌型連結
部材7が接続されているように見え、外観が極めて優れ
たものとなる。請求項2に記載の本発明は、挟持管の爪
部が、弾性シール材を介して蛇口装置に喰い付くように
しているので、シール性が向上する。
【0035】請求項3に記載の本発明は、挟持管の爪部
上面を平坦面としているので、外部からホース接続具を
目視した時に、ホース接続具の上端は平坦となり、より
外観の優れたものとなる。
上面を平坦面としているので、外部からホース接続具を
目視した時に、ホース接続具の上端は平坦となり、より
外観の優れたものとなる。
【図1】 本発明の第1実施例を示す要部断面図であ
る。
る。
【図2】 同実施例の分解斜視図である。
【図3】 本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】 同ホース接続具の分解斜視図である。
【図6】 従来のホース接続具の一例を示す要部断面概
略図である。
略図である。
【図7】 図6のホース接続具の要部分解斜視図であ
る。
る。
【図8】 従来の他のホース接続具を示す断面図であ
る。
る。
【図9】 図8のホース接続具の分解斜視図である。
4…蛇口装置、 5…雄型連結部
材、7…雌型連結部材、 8…ホース、
13…爪部、 13a…爪部の外
周面、20…挟持管、 20a…凹
溝、21…たが管、 21a…位置
規制リング、22…作動部材、 22
a…凸条、22b…上端部、 23…
突部、25,26…ねじ部、 30…弾性
シール材。
材、7…雌型連結部材、 8…ホース、
13…爪部、 13a…爪部の外
周面、20…挟持管、 20a…凹
溝、21…たが管、 21a…位置
規制リング、22…作動部材、 22
a…凸条、22b…上端部、 23…
突部、25,26…ねじ部、 30…弾性
シール材。
Claims (3)
- 【請求項1】 蛇口装置(4) の先端外周に喰い付き上部
へ行く程外径が大きくなる多数の爪部(13) を有する挟
持管(20)と、この挟持管(20)の下端に連結された雄型連
結部材(5) と、この雄型連結部材(5) に嵌合されかつホ
ース(8) が接続されている雌型連結部材(7) と、前記挟
持管(20)の外周に設けられ前記爪部(13) を拡開縮小さ
せるためのたが管(21)とを有する蛇口装置のホース接続
具において、 前記たが管(21)は下端に内方に突出する位置規制リング
(21a) が設けられ、この位置規制リング(21a) は前記挟
持管(20)より外方に突出して設けられた突部(23)の下面
に当接するように構成し、前記たが管(21)と挟持管(20)
の上端はほぼ同一平面とし、また挟持管(20)とたが管(2
1)との間に、前記たが管(21)に設けられたねじ部(25)と
螺合されるねじ部(26)を有する作動部材(22)を設け、当
該作動部材(22)は、前記たが管(21)の回動により前記爪
部(13) とたが管(21)との間の隙間部分に食い込むよう
に上端部(22b) を楔形状としたことを特徴とする蛇口装
置のホース接続具。 - 【請求項2】 前記挟持管(20)の爪部(13) は、弾性シ
ール材(30)を介して前記蛇口装置に喰い付くようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の蛇口装置のホース接
続具。 - 【請求項3】 前記挟持管(20)の爪部(13) は、上面が
平坦面とされたことを特徴とする請求項1に記載の蛇口
装置のホース接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13757294A JP3474924B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 蛇口装置のホース接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13757294A JP3474924B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 蛇口装置のホース接続具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084955A true JPH084955A (ja) | 1996-01-12 |
JP3474924B2 JP3474924B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=15201861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13757294A Expired - Fee Related JP3474924B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 蛇口装置のホース接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3474924B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002121781A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Hokushin Kogyo Kk | 節水駒及び節水装置 |
KR200473616Y1 (ko) * | 2013-02-14 | 2014-07-11 | 허점수 | 급수관용 호스 연결구 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200342609Y1 (ko) * | 2003-11-27 | 2004-02-21 | 남준욱 | 수도꼭지 연결용 커플링. |
KR102398322B1 (ko) * | 2020-06-24 | 2022-05-16 | 김학주 | 수도꼭지 연결구 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13757294A patent/JP3474924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002121781A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Hokushin Kogyo Kk | 節水駒及び節水装置 |
JP4645966B2 (ja) * | 2000-10-13 | 2011-03-09 | 株式会社北新工業販売 | 節水駒及び節水装置 |
KR200473616Y1 (ko) * | 2013-02-14 | 2014-07-11 | 허점수 | 급수관용 호스 연결구 |
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---|---|
JP3474924B2 (ja) | 2003-12-08 |
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