JPH0848319A - 接着テープを動くウエブ材料に貼りつける装置と方法 - Google Patents

接着テープを動くウエブ材料に貼りつける装置と方法

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JPH0848319A
JPH0848319A JP7073679A JP7367995A JPH0848319A JP H0848319 A JPH0848319 A JP H0848319A JP 7073679 A JP7073679 A JP 7073679A JP 7367995 A JP7367995 A JP 7367995A JP H0848319 A JPH0848319 A JP H0848319A
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JP
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tape
vacuum wheel
adhesive tape
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vacuum
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JP7073679A
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English (en)
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Gary K Kuhn
キース クーン ゲイリー
Herbert A Mclees
アーサー マクリース ハーバート
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • B65H35/00—Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006—Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/0013—Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices and applying the article or the web by adhesive to a surface
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T156/1322—Severing before bonding or assembling of parts
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    • Y10T156/17—Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 接着テープを高速で動くウエブ材料に貼りつ
ける装置を提供する。 【構成】 本発明装置は、接着テープ１２と取りつけら
れたテープライナー１４とを供給するテープ供給部を有
する。緊張ローラ２０が接着テープ１２とテープライナ
ー１４に一定の張力を保持し、駆動ローラ３０が接着テ
ープ１２とテープライナー１４を駆動する。切断装置が
テープライナー１４から離れた接着テープ１２を所定の
長さのテープのストリップに切断する。真空車輪２８が
テープのストリップを受け取り、跳躍ローラ３８により
真空車輪２８に接触するよう押しつけられる動くウエブ
材料１６にこのテープのストリップを供給する。ライナ
ー巻戻しローラ３６がテープライナー１４を受け取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、材料のシートを動いて
いる表面に貼りつける方法と装置に関し、特に接着テー
プを材料の動いているウエブに貼りつける高速テープ貼
りつけ機に関する。
【０００２】
【従来の技術】所定の長さのテープを機械に供給しそし
て一定長さのテープを連続運動しているウエブ材料に貼
りつける装置は公知である。１つのこのような装置は、
「移動する対象物へのテープの貼りつけ」なる名称の、
本出願人と同一譲受人に譲渡された、R.P.DeNeui他への
米国特許第２，９９０，０８１号に開示されている。こ
の装置は、回転自在に取付けられたテープ貼りつけ車輪
と、切断された長さのテープをテープ貼りつけ車輪の周
面に接して保持するようテープ貼りつけ車輪の内部で作
動する真空源とを具備している。このテープは物品と車
輪とがテープ貼りつけ部署でその間にテープを保持して
相互に当接した時物品に移される。テープの長さを切断
する装置は、ナイフの切断刃をテープ貼りつけ車輪の周
囲の平らな表面に押しつけナイフとテープ貼りつけ車輪
との間を移動して供給されるテープから一定長さのテー
プを切断する。この装置は接着剤が塗布された材料を比
較的低速度で切断するには適しているが、この装置は一
定の好ましくない調節及び保守上の問題を有している。
第１に、テープを切断するためには強い力を各切断刃に
よりテープ貼りつけ車輪の表面に加えなければならな
い。第２に、この機械はナイフの位置決めを正確にする
よう精密に構成されなければならず、また切断刃とテー
プ貼りつけ車輪の摩耗を補償するために周期的な調節が
必要となる。第３に、高速度のウエブの移動に対しては
適用できない。
【０００３】上記の困難性に加えて、移動するウエブ材
料に普通に貼りつけられてきた感圧接着テープは、頻繁
にテープ供給ロール上のテープの隣接層に接着し、不変
かつ信頼性のある巻きほどきを困難にする。この問題を
解決する１つの方法は、感圧接着テープの代わりに感熱
接着テープを用いることであったが、その理由はこの感
熱接着テープは加熱しないでは隣接層に接着しないから
である。
【０００４】Swensonへの米国特許第４，９０９，８８
５号は「高速度移動ウエブへの感熱接着テープの貼りつ
け装置及び方法」なる名称であり、本出願と同一の譲受
人に譲渡されている。この特許はウエブ材料に対し室温
より実質的に高い温度ではくっつくが、室温ではくっつ
かない感熱接着剤の層を有する型の感熱接着テープを貼
りつける装置を開示している。しかし、このテープを貼
りつけるのに必要とされる高温はテープ又はテープが貼
りつけられるウエブを過剰に柔らかくし、そのためテー
プの貼りつけ中に完全状態を失ないまた引き伸ばされ又
は引き裂けるようになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、接着テープは真空によってテープ貼りつけ車輪に当
接保持されついでテープ貼りつけ車輪上で直接切断され
る。真空車輪に取付けられた接着テープの多数の切断片
の間に空間を得るため、この装置は供給ローラを含んで
いる。作動中、この供給ローラは切断装置と関連して一
定速度で移動し、それによりテープ貼りつけ車輪に沿っ
て接着テープ片を離間させるようにする。真空が、貼り
つけ車輪に供給された接着テープをテープ貼りつけ車輪
の周面に対し摺動するように保持し、それにより接着テ
ープが裂けないようにする。供給ローラと真空との組合
せがなければ、接着テープの切断片はテープ貼りつけ車
輪と半径方向に整列して保持されずまたテープ貼りつけ
車輪に沿って離間されない。
【０００６】材料が例えば毎分直線で約１，０００フィ
ート（３０５ｍ）の高速で移動している間に接着テープ
をウエブ材料に貼りつける方法と装置が必要とされてい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】接着テープを移動するウ
エブ材料に貼りつける方法と装置が開示される。この方
法は接着テープとテープライナー（テープ裏材）をほぼ
平滑な表面に供給することを含んでいる。この平滑な表
面の一端が分離表面を形成しテープライナーを接着テー
プから分離させるようにする。接着テープは第１の方向
に回転する真空車輪に貼りつけられる。精密切断手段が
ほぼ平滑な表面で接着テープの少なくとも一部をテープ
ライナーが切断されないでいる間に切断し、所定の長さ
のテープのストリップをつくり出す。このテープのスト
リップが真空車輪上に前進し、真空車輪の回転が逆転さ
れる。真空車輪の下側で移動するウエブ材料は真空車輪
と接触するよう強制され、それによりテープのストリッ
プがウエブ材料に貼りつけられるようになる。テープの
ストリップがウエブ材料に貼りつけられた後、移動する
ウエブ材料は真空車輪から離される。
【０００８】接着テープを移動するウエブ材料に貼りつ
ける装置は接着テープと取付けられたテープライナーと
を貼りつけるテープ供給部を含んでいる。一定張力ロー
ラが接着テープとテープライナーとに一定の張力を保持
する。切断手段がテープライナーから離れた接着テープ
を所定の長さを有するテープのストリップに切断する。
分離器手段がテープライナーを接着テープから分離させ
る。真空車輪がテープのストリップを受け取りこのテー
プのストリップを跳躍ローラにより真空車輪と接触する
よう押しつけられる移動ウエブ材料に貼りつける。ライ
ナー巻き戻しローラがテープライナーを受け取る。
【０００９】
【実施例】図１は高速テープ貼りつけ装置１０の１つの
好適な実施態様を示す概略図で、数個の構造要素が除去
されそれにより接着テープ１２とテープライナー１４の
経路が接着テープ１２をウエブ材料１６に取付ける前に
見えるようにしている。高速テープ貼りつけ機１０は、
テープ供給ローラ１８、緊張ローラ２０、頂面２２Ａと
底面２２Ｂとを有する台２２、ナイフ２４、台の端部２
６、真空車輪２８、駆動ローラ３０、アーム３２Ａ、圧
力ローラ３２Ｂ、遊動ローラ３４、テープライナー巻戻
しローラ３６、跳躍ローラ３８、及び跳躍ローラ駆動モ
ータ８１とを含んでいる。
【００１０】図１に示すように接着テープ１２とテープ
ライナー１４とはテープ供給ローラ１８を取巻く接着テ
ープの供給源から供給される。しかし、他の実施態様で
は、接着テープ１２とテープライナー１４とは運搬台の
ような任意の型のテープ分配又は供給手段から供給する
ことができる。さらに、他の実施態様では、接着テープ
１２は一側接着又は両側接着テープとすることができ、
またライナーなしの構造とすることができる。
【００１１】接着テープ１２とテープライナー１４は台
２２の頂面上を緊張ローラ２０を回って供給される。台
２２の端部２６でテープライナー１４は端部２６の小さ
な半径の周りに折り返される。接着テープ１２はテープ
ライナー１４に比べて比較的堅い。この結果、テープラ
イナー１４は接着テープ１２から分離し又は引きはがさ
れ、接着テープ１２は真空車輪２８上を前進する。接着
テープ１２は真空車輪２８の周面部分２８Ａ上を前進
し、一方、テープライナー１４は台２２の底面２２Ｂ上
に供給される。テープライナー１４は遊動ローラ３４を
回って駆動ローラ３０と圧力ローラ３２との間を供給さ
れ続け、最後にテープライナー巻戻しローラ３６の周り
に巻かれる。しかし、テープライナー１４は接着テープ
１２から分離されると接着テープ１２を邪魔しないこと
だけが重要である。したがって、本発明にとって、テー
プライナー１４をテープライナー巻戻しローラ３６上に
巻戻すことなく適当に作動することが可能となる。
【００１２】ナイフ２４が精密切断を行い、接着テープ
１２の所定の長さがナイフ２４の下側を通過したとき接
着テープ１２の少なくとも一部を切断する。テープライ
ナー１４は切断されない。接着テープ１２の所定の長さ
が真空車輪２８の周面部分２８Ａ上に位置する。周面部
分２８Ｂはテープのない状態を維持する。したがって、
接着テープ１２の所定の長さは真空車輪２８の周面より
短かくすべきである。
【００１３】ウエブ材料１６は高速テープ貼りつけ機１
０の下側を毎分約２５０から１０，０００フィート（７
６．２５〜３０５０ｍ）の範囲の速度で図１に矢印Ａで
示す右から左の方向に連続して移動している。接着テー
プ１２が真空車輪２８の周面部分２８Ａに貼りつけられ
ている間、真空車輪２８は矢印Ｂで示す方向に回転して
いる。接着テープ１２の切断されたストリップが真空車
輪２８に貼りつけられると、真空車輪２８の矢印Ｂで示
す方向の回転は停止する。真空車輪はついで矢印Ｃで示
す反対方向に回転される。予め選択された時間で、跳躍
ローラ３８が最初にウエブ材料１６を真空車輪２８の周
面部分２８Ｂに接触するよう押しつけ、接着テープ１２
はウエブ材料１６に移される。跳躍ローラ３８が最初に
ウエブ材料１６をテープストリップの中央個所で真空車
輪２８の周面２８Ａに接触するよう押しつけたならば、
接着テープ１２とウエブ材料１６の少なくとも一方は引
き裂かれる。したがって、中央処理ユニット５６（図３
と４に示されている）が、真空車輪２８の速度、ウエブ
材料１６の速度、高速テープ貼りつけ機１０の下側を通
るウエブ材料１６の量と接着テープ１２が貼りつけられ
るべき精密な位置、及びテープの先端が真空車輪２８に
接触するようウエブ材料１６を押しつけるため跳躍ロー
ラ３８に必要な時間を監視する。接着テープ１２がウエ
ブ材料１６に移されると、真空車輪２８の矢印Ｃで示す
方向の回転が停止され、工程は完了する。しかし、他の
実施態様では、真空車輪２８は、接着テープ１２を真空
車輪２８に供給しまた接着テープ１２をウエブ材料１６
に貼りつけるために同じ方向に回転することができる。
【００１４】他の実施態様では、跳躍ローラ３８はウエ
ブ材料１６を真空車輪２８に接触するよう押しつける能
力を有する任意の構成要素に置換えることができる。こ
れとは反対に、跳躍ローラ３８は、真空車輪２８が下向
き方向に動く能力を有しそれにより接着テープ１２をウ
エブ材料１６に接触するよう押しつけることができるな
らば、省略することができる。
【００１５】図２は高速テープ貼りつけ機１０を示す拡
大概略図である。図２は台２２の端部２６の近くの接着
テープ１２とテープライナー１４との経路の一部分を示
す。接着テープ１２が真空車輪２８の周面部分２８Ａに
貼りつけられている時、真空車輪２８は矢印Ｂで示す方
向に回転する。テープライナー１４は台２２の端部２６
の小さな半径の周りに台２２の底面２２Ｂに沿って押し
つけられる。テープライナー１４は圧力ローラ３２によ
り駆動ローラ３０に押しつけられ、駆動ローラ３０は駆
動ベルト８０（図４に示される）によって駆動されてい
る。所定長さの接着テープ１２がナイフ２４を通過する
と、ナイフ２４は精密切断を行い接着テープ１２の一部
分を切断し、これに対しテープライナー１４は切断され
ない。接着テープ１２の残りの部分は次に真空車輪２８
の周面部分２８Ａ上に供給される。真空車輪２８の矢印
Ｂで示す方向の回転は停止され接着テープ１２はウエブ
材料１６（図１に示される）に貼りつけられるよう準備
される。
【００１６】接着テープ１２の真空車輪２８の周面部分
２８Ａへの貼りつけ中、端部２６の小さな半径がテープ
ライナー１４を接着テープ１２から分離させる。接着テ
ープ１２は比較的堅いことにより接着テープ１２の分離
された端部は端部２６と真空車輪２８との間の空間を走
行し真空車輪２８に貼りつけられる。
【００１７】図３は高速テープ貼りつけ機１０を示す第
１の斜面図である。図３に示すように、緊張ローラ２
０、駆動ローラ３０、圧力ローラ３２、遊動ローラ３
４、及びテープライナー巻戻しローラ３６は全て基板４
０に連結されている。テープ供給ローラ１８はアーム４
４を介して基板４０に連結される。アーム４４はボルト
４６によって基板４０に取付けられる。真空車輪２８は
基板４０と前側板４２との間で連結されている。
【００１８】真空ポンプ４８が必要な真空圧力を真空車
輪２８の周面部分２８Ａに付与する。周面部分２８Ｂは
テープがこの部分に供給されないので真空を必要としな
い。部分２８Ａと２８Ｂとの周面距離は貼りつけられる
接着テープの必要とされる大きさによって変えることが
できる。ゲージ５０が真空車輪２８の周面部分２８Ａに
加えられている真空圧力を監視する。モータ５２が動力
を真空車輪２８に供給し真空車輪２８を接着テープ１２
が真空車輪２８の周面部分２８Ａに貼りつけたとき矢印
Ｃで示す方向に回転しウエブ材料１６に貼りつけられる
よう準備される。跳躍ローラアクチュエータ５４が跳躍
ローラ２８のための基部を提供する。
【００１９】中央処理ユニット（ＣＰＵ）５６が高速テ
ープ貼りつけ機１０の数個の構成要素に電気的に接続さ
れ、これら構成要素は、接続線６０を介する電気回路５
８、接続線６２を介するモータ５２、接続線６４を介す
る真空ポンプ４８、接続線６５を介する真空車輪２８、
接続線６７を介する跳躍ローラ駆動モータ８１、接続線
６６を介する跳躍ローラアクチュエータ５４、及び接続
線６８を介するウエブ材料１６を含んでいる。ＣＰＵ５
６は高速テープ貼りつけ中これら構成要素から情報を受
け取りまた情報をこれら構成要素に送る。基板論理又は
プログラム回路を必要な速度要求に合致する限りＣＰＵ
５６に代えて用いることができる。
【００２０】真空車輪２８の周面２８Ａ上へ接着テープ
１２を供給する間、ＣＰＵ５６は真空ポンプ４８と接続
する。またＣＰＵ５６は電気回路５８と接続しそれによ
りナイフ２４が接着テープ１２を適当長さに切断するよ
うにしている。
【００２１】接着テープ１２をウエブ材料１６に貼りつ
けている間、ＣＰＵ５６は多くの構成要素と接続する。
ＣＰＵ５６は接線６８を介してウエブ材料１６と接続
し、ウエブ材料１６の速度を決定しまた高速テープ貼り
つけ機１０の下側を通過するウエブ材料１６の量を確認
し、それにより接着テープ１２のストリップをウエブ材
料１６に正しく貼りつけることができるようにする。Ｃ
ＰＵ５６はエンコーダ又は他の追跡手段を用い高速テー
プ貼りつけ機１０の下側を通過する材料１６の量と接着
テープ１２が貼りつけられるべき精密な位置とを決定す
る。ＣＰＵ５６はまた真空車輪２８と接続し、真空車輪
２８の速度と好ましくは周面部分２８Ｂの中央（接着テ
ープ１２が取付けられていない真空車輪２８の周面部
分）を表示する真空車輪２８上の割出し点とを決定す
る。この割出し点は好ましくは周面部分２８Ｂの中央部
分に位置する（テープが貼りつけられていない部分）想
像上の点である。割出し点の位置は、テープ位置に対す
るその位置が決定される限り変えることができまた周面
部分２８Ｂの大きさと共に変更することができる。ＣＰ
Ｕ５６はまたエンコーダ又は他の追跡手段を利用して真
空車輪２８上の割出し点を決定し及び／又は変えるよう
にする。
【００２２】ＣＰＵ５６はモータ５２と接続し接着テー
プが取付けられている真空車輪２８とウエブ材料１６と
の速度を同期させそれによりこの２つが同じ速度で動く
ようになる。真空車輪２８とウエブ材料１６とが同期さ
れなかったならば、接着テープ１２かウエブ材料１６か
が貼りつけ中に損傷される。ＣＰＵ５６は跳躍ローラア
クチュエータ３８と跳躍ローラ駆動モータ８１とに接続
しそれにより跳躍ローラアクチュエータ３８がウエブ材
料１６を最初に真空車輪２８の周面部分２８Ｂに接触さ
せ接着テープ１２が正しくウエブ材料１６に貼りつけら
れるようにする。跳躍ローラアクチュエータ３８がウエ
ブ材料１６を最初に真空車輪２８の周面部分２８Ａに接
着させたならば、接着テープ１２又はウエブ材料１６が
損傷されることになる。
【００２３】図４は高速貼りつけ機１０の反対側を示す
第２の斜面図である。図４に示すように、クラッチ７０
がシャフト７１に連結されシャフト７１の周りには真空
車輪２８が位置している。クラッチ７０はまた接続線７
２を介してＣＰＵ５６に連結されている。真空車輪２
８、駆動ローラ３０、及びテープライナー巻戻しローラ
３６は全て駆動ベルト８０を介して相互に連結されてい
る。
【００２４】図１から４に示されるように、高速テープ
貼りつけ機１０の作動の順序はおおよそ次のとおりであ
る。ＣＰＵ５６が真空ポンプ４８と接続し真空ポンプ４
８により真空圧力を真空車輪２８の周面部分２８Ａに供
給する。接着テープが周面部分２８Ｂに貼りつけられな
いのでこの周面部分２８Ｂには真空圧力を供給する必要
がない。真空車輪２８の周面は好ましくは非付着性の塗
膜で被覆され接着テープ１２が真空車輪２８に付着しな
いようにする。任意の公知の解放塗膜をこの非付着性塗
膜として用いることができ、その実例はテトラフルオロ
エチレンとシリコンである。したがって、真空ポンプ４
８にとって真空圧力を真空車輪２８に付与し接着テープ
１２が真空車輪２８の周面上に保持されるのを保証する
ことが必要である。
【００２５】１つの好適な実施態様では、真空車輪２８
が非接触マニホルドを具備している。非接触マニホルド
型貼りつけ機は特に、真空車輪２８が最小抵抗の速度に
まで低い動力のモータで迅速に駆動することができる点
で有利である。このような装置は真空車輪と若干の空気
が漏れるそのマニホルドとの間の僅かの空隙を利用する
が、高い空気流を与える真空源を用いる。この高い空気
流の容量は空気の漏れによって生じる静圧の損失を補償
するのに用いられる。この点に関し、空気の僅かの漏れ
でも非常に大きな静圧の損失を生じることが理解され
る。本発明の装置は従来の接触マニホルド真空車輪より
も極めて低い静圧で作動する。接触マニホルド真空車輪
は典型的には１０立方フィート／分（０．２８ｍ3 ／
分）の空気流に対し約１５〜２５インチ（３８．１０〜
６３．５cm）の水銀柱で作動する。本発明の真空車輪２
８は好ましくは９５立方フィート／分（２．７０ｍ3 ／
分）の容量で約７８インチ（１．９８ｍ）の水柱の静圧
力で作動する。
【００２６】静圧と容量の組合せは真空車輪の保持動力
に寄与する。この空隙の大きさはこの保持力に影響を及
ぼし必要な容量を決定する。保持動力はまた、回転の速
度によって影響を受け、速度が高ければ高いほど、ウエ
ブ材料を車輪から投げ出す遠心力と、吸引が車輪表面に
もたらされる開口の面積とが大きくなる。さらに、特に
高速の用途においてはウエブ材料（テープ）を正確に車
輪上に付与しそれによりその前縁が一列の開口に極めて
接近しこの前縁が車輪表面から回転中に持ち上げられな
いようにするのが望ましいことがわかる。
【００２７】さらに、ＣＰＵ５６はクラッチ７０と接続
し、クラッチ７０を係合させそれによりモータ５２が真
空車輪２８と駆動ローラ３０とテープライナー巻戻しロ
ーラ３６とを駆動ベルト８０を介し矢印ＢとＤとＥの方
向にそれぞれ回転させるようにする。モータ５２とクラ
ッチ７０はシャフト７１に連結される。接着テープ１２
とテープライナー１４とは台２２の頂面２２Ａ上を緊張
ローラ２０を回って供給される。接着テープ１２が比較
的堅いことにより、接着テープ１２はテープライナー１
４から分離され真空車輪２８の周面部分２８Ａ上に供給
されまたテープライナー１４は台２２の底面２２Ｂ上を
台２２の端部２６を回って供給される。接着テープ１２
とテープライナー１４は、所定長さのテープがナイフ２
４を通って供給されるまで連続して供給される。ナイフ
２４を通過する接着テープ１２はＣＰＵ５６により監視
される。所定長さの接着テープ１２がナイフ２４を通過
すると、ＣＰＵ５６は電気回路５８と接続線６０とを通
してナイフ２４と接続する。ナイフ２４は精密切断を行
い接着テープ１２の少なくとも一部を切断する。好適な
実施態様では、接着テープ１２は完全に又はほとんど完
全に切断されるが、しかし、テープライナー１４は切断
されない。真空車輪２８、駆動ローラ３０、及びテープ
ライナー巻戻しローラ３６の回転は、切断された接着テ
ープ１２の全長が真空車輪２８の周面２８Ａ上に供給さ
れるまで続けられる。
【００２８】接着テープ１２を真空車輪２８の周面部分
２８Ａに貼りつけている間、ＣＰＵ５６はクラッチ７０
と接続し、クラッチ７０を係合させそれによりモータ５
２が真空車輪２８を矢印Ｂで示す方向に約１５０フィー
ト／分（４５．７５ｍ／分）より低い速度で回転する。
好適な実施態様では、真空車輪２８は矢印Ｂで示す方向
に毎分約５から４０フィート（１．５３〜１２．２ｍ）
の範囲の速度で回転している。
【００２９】真空車輪２８は約６０インチ（１５２．４
cm）より小さい周面を有し、好ましい周面は約３２から
４０インチ（８１．３〜１０１．６cm）の範囲である。
真空車輪２８に付与され続いてウエブ材料１６に貼りつ
けられる接着テープ１２の所定長さは真空車輪２８の周
面より小さい長さを有しそれにより接着テープ１２の所
定の長さが真空車輪２８の周面部２８Ａ上にぴったり合
うようにしなければならない。したがって、接着テープ
１２の所定のストリップの長さは約６０インチ（１５
２．４cm）より小さく、好ましくは３０から４０インチ
（７６．２〜１０１．６cm）の範囲である。
【００３０】接着テープ１２の所定の長さが真空車輪２
８に貼りつけられると、ＣＰＵ５６はクラッチ７０を離
し、それにより矢印ＤとＥで示す方向の駆動ローラ３０
とテープライナー巻戻しローラ３６のそれぞれの回転を
停止する。この時点で、接着テープ１２の供給は完了す
る。
【００３１】クラッチ７０が真空車輪２８、駆動ローラ
３０及びテープライナー巻戻しローラ３６から離される
と、ＣＰＵ５６はモータ５２を接続しモータ５２が真空
車輪２８をシャフト７１を介して矢印Ｃで示す方向に非
常に高い速度で回転する。好適な実施態様では、真空車
輪２８は毎分約２５０から１０，０００フィート（７
６．２５〜３０５０ｍ）、好ましくは毎分約１，０００
から７，０００フィート（３０５〜２１３５ｍ）の範囲
で回転している。この高い速度は高速貼りつけ機１０の
下側を矢印Ａで示す方向に回転するウエブ材料１６の速
度と一致している。ＣＰＵ５６はウエブ材料１６と接続
し、材料１６の正確な速度を決定しまた高速テープ貼り
つけ機１０の下側を通過する材料１６の量と接着テープ
１２が貼りつけられる精密な位置とを決定する。他の実
施態様では、真空車輪２８は接着テープ１２を真空車輪
２８に載せまたウエブ材料１６へ接着テープ１２を貼り
つけるため同一方向に回転することができる。
【００３２】接着テープ１２がウエブ材料１６に貼りつ
けられる精密な位置が真空車輪２８に到着する直前にＣ
ＰＵ５６が、ウエブ材料１６の速度と同期される跳躍ロ
ーラ３８と接続し、それにより跳躍ローラ３８がウエブ
材料１６を真空車輪２８に向って動かし始める。好適な
実施態様において、跳躍ローラ３８が作動される時間か
ら跳躍ローラ３８がウエブ材料１６を真空車輪２８に接
触するよう押しつける時間までが約４０から１１５ミリ
秒である。さらに好適な実施態様では、跳躍ローラが約
４０から１００ポンド／平方インチ（２．８〜７kg／cm
2 ）の範囲の圧力によって上昇される。跳躍ローラ３８
がウエブ材料１６を真空車輪２８に接触するよう押しつ
けた時、ウエブ１６は真空車輪２８の周面部分２８Ｂ
（すなわち、接着テープ１２が真空車輪２８に取りつけ
られない個所）と接触するようにならなければならな
い。ウエブ材料１６が最初に真空車輪２８と接着テープ
１２の中央部分で接触したならば、接着テープ１２又は
ウエブ材料１６が裂け破れるようになる。したがって、
ＣＰＵ５６が接着テープ１２を真空車輪２８上に位置さ
せる割出し点とウエブ材料１６の速度とを監視しそれに
よりＣＰＵ５６が跳躍ローラ３８を正しい時間に作動し
ウエブ材料１６を真空車輪２８の周面部分２８Ｂ（すな
わち接着テープ１２の２つの端部の間の間隙）と接触す
るよう押しつけるのを保証する。これは接着テープのス
トリップの前縁が最初にウエブ材料１６に貼りつけられ
るようにしまた接着テープ１２又はウエブ材料１６が損
傷しないようにする。
【００３３】接着テープ１２がウエブ材料１６に貼りつ
けられると、ＣＰＵ５６が跳躍ローラ３８から離れ真空
源４８とモータ５２とを停止する。接着テープ１２のウ
エブ材料１６への貼りつけが完了する。
【００３４】本発明は好適な実施態様を参照して記載さ
れてきたが、当業者は本発明の精神と範囲から逸脱する
ことなく種々の変更が適正かつ詳細に行われることを認
識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における接着テープとテープライナーの
経路を示す概略図である。
【図２】本発明の一部を示す拡大概略図である。
【図３】本発明を示す第１の斜面図である。
【図４】本発明を示す第２の斜面図である。
【符号の説明】
１０…テープ貼りつけ装置 １２…接着テープ １４…テープライナー １６…ウエブ材料 １８…テープ供給ローラ ２０…緊張ローラ ２２…台 ２４…ナイフ ２６…台端部 ２８…真空車輪 ３０…駆動ローラ ３２…圧力ローラ ３６…テープライナー巻戻しローラ ３８…跳躍ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーバート アーサー マクリース アメリカ合衆国，ミネソタ 55144−1000, セント ポール，スリーエム センター （番地なし)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 接着テープを動くウエブ材料に貼りつけ
    る装置であって、 接着テープを供給するテープ分配手段と、 接着テープを駆動する駆動手段と、 接着テープの少なくとも一部を所定の長さを有するテー
    プのストリップに切断する切断手段と、 前記テープのストリップを受け取り前記動くウエブ材料
    に供給する真空車輪であって、テープのストリップの前
    記所定の長さが該真空車輪の周面の長さより小さい、真
    空車輪と、 前記動くウエブ材料を真空車輪上のテープのストリップ
    に接触するよう押しつける貼りつけ手段とを具備してい
    る、接着テープを動くウエブ材料に貼りつける装置。
  2. 【請求項２】 接着テープに実質的に一定の張力を保持
    する緊張ローラをさらに具備している請求項１に記載の
    装置。
  3. 【請求項３】 貼りつけ手段がさらに跳躍ローラを具備
    している請求項１に記載の装置。
  4. 【請求項４】 接着テープがテープライナーに接着され
    ている請求項１に記載の装置。
  5. 【請求項５】 テープライナーを受け取るライナー巻戻
    し部をさらに具備している請求項４に記載の装置。
  6. 【請求項６】 接着テープをテープライナーから分離す
    る分離手段をさらに具備している請求項４に記載の装
    置。
  7. 【請求項７】 真空車輪、駆動手段及びライナー巻戻し
    部に連結され真空車輪、駆動手段及びライナー巻戻し部
    を接着テープが真空車輪に貼りつけられている間第１の
    方向に回転させるクラッチをさらに具備している請求項
    １に記載の装置。
  8. 【請求項８】 真空車輪に連結され真空車輪を第１の方
    向に駆動しまた真空車輪をテープのストリップが真空ホ
    イールに貼りつけられた後に第２の方向に駆動するモー
    タをさらに具備している請求項７に記載の装置。
  9. 【請求項９】 動くウエブ材料の第１の端部の位置を監
    視する中央処理ユニットをさらに具備している請求項８
    に記載の装置。
  10. 【請求項１０】 中央処理ユニットが、真空車輪の圧力
    とテープのストリップの真空車輪上の位置とを監視し、
    また真空車輪、クラッチ、跳躍ローラ及び切断手段に連
    結されたモータを制御する請求項９に記載の装置。
  11. 【請求項１１】 接着テープを動くウエブ材料に貼りつ
    ける方法であって、 一定長さの接着テープを供給し、 該一定長さの接着テープを真空車輪の基準点に貼りつ
    け、 前記真空車輪を所定の速度で回転させ、 前記真空車輪上の基準点を監視し、 前記ウエブ材料を真空車輪に前記基準点で接触させ、そ
    れによりテープのストリップをウエブ材料に貼りつける
    ことを含む接着テープを動くウエブ材料に貼りつける方
    法。
  12. 【請求項１２】 テープのストリップを貼りつける工程
    がテープのストリップを真空車輪に毎分１５０フィート
    （４５．７５ｍ）より低い速度で貼りつける工程をさら
    に含む請求項１１に記載の方法。
  13. 【請求項１３】 所定の速度が動くウエブ材料の速度と
    実質的に等しい請求項１１に記載の方法。
  14. 【請求項１４】 所定の速度が毎分約２５０から１０，
    ０００フィート（７６．２５〜３０５０ｍ）の範囲であ
    る請求項１１に記載の方法。
  15. 【請求項１５】 所定の速度が毎分約１，０００から
    ７，０００フィート（３０５〜２１３５ｍ）の範囲であ
    る請求項１４に記載の方法。
  16. 【請求項１６】 テープのストリップを貼りつける工程
    がテープのストリップを真空車輪の第１の部分に貼りつ
    ける工程をさらに含む請求項１１に記載の方法。
  17. 【請求項１７】 基準点が真空車輪の第２の部分に位置
    し、真空車輪の該第２の部分にはテープのストリップが
    取付けられない、請求項１６に記載の方法。
  18. 【請求項１８】 ウエブ材料を動かす工程がウエブ材料
    を真空車輪の第２の部分に接触するよう押しつける工程
    をさらに含む請求項１７に記載の方法。
  19. 【請求項１９】 動くウエブ材料の速度を監視し、真空
    車輪を動くウエブ材料の速度に実質的に等しい速度で回
    転させることをさらに含む請求項１１に記載の方法。
  20. 【請求項２０】 真空車輪の下側を通過する材料の量を
    監視し、テープのストリップをウエブ材料の特定点に貼
    りつけることをさらに含む請求項１１に記載の方法。
  21. 【請求項２１】 接着テープをテープライナーから分離
    することをさらに含む請求項１９に記載の方法。
  22. 【請求項２２】 真空車輪の内部に真空を発生し真空車
    輪の外面に吸引力を生じさせ、該吸引力がテープのスト
    リップを真空車輪上に保持することをさらに含む請求項
    １１に記載の方法。
  23. 【請求項２３】 動くウエブ材料を真空車輪から離し、
    真空車輪の内面の真空を停止し、真空車輪の第２の方向
    の回転を停止することをさらに含む請求項２２に記載の
    方法。
JP7073679A 1994-04-05 1995-03-30 接着テープを動くウエブ材料に貼りつける装置と方法 Pending JPH0848319A (ja)

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