JPH0847245A - 電力供給回路 - Google Patents

電力供給回路

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Publication number
JPH0847245A
JPH0847245A JP18014494A JP18014494A JPH0847245A JP H0847245 A JPH0847245 A JP H0847245A JP 18014494 A JP18014494 A JP 18014494A JP 18014494 A JP18014494 A JP 18014494A JP H0847245 A JPH0847245 A JP H0847245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
circuit
power supply
switch
supply circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP18014494A
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English (en)
Inventor
Koichiro Kato
弘一郎 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH0847245A publication Critical patent/JPH0847245A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 端子2a,2bと負荷1とを接続する回路7
a,7bと、回路7a,7bに並列に接続したコンデン
サ4と、コンデンサ4と端子2aとの間に位置するよう
に回路7aに直列に接続したインダクタ5とを備え、コ
ンデンサ4とインダクタ5とにより入力フィルタ6を形
成した電力供給回路において、回路7aの端子2aとイ
ンダクタ5との間に位置する部分にスイッチ8を設け、
抵抗9の一端を回路7aのスイッチ8とインダクタ5と
の間に位置する部分に、また、抵抗9の他端を回路7a
の端子2aとスイッチ8との間に位置する部分に接続し
ている。 【効果】 スイッチ8を開いた状態に設定しておくと、
回路7aのインダクタ5の前段において抵抗9が設けら
れている状態となり、コンデンサ4の充電時におけるイ
ンラッシュ電流を効果的に制限することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力供給回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電力供給回路の一例を示す
もので、この電力供給回路は、負荷(電子機器)1に対
して端子2a,2bを接続する回路3a,3bと、該回
路3a,3bに並列に接続したコンデンサ4と、該コン
デンサ4と端子2aとの間に位置するように回路3aに
直列に接続したインダクタ(コイル)5とを備え、該イ
ンダクタ5とコンデンサ4とにより入力フィルタ6を形
成している。
【0003】上述した構成を有する電力供給回路では、
端子2a,2bに対して図4に示すように電圧V1を印
荷すると、回路3a,3bからコンデンサ4に電流i1
が流れることにより該コンデンサ4が充電される。
【0004】このコンデンサ4の充電時に回路3aに流
れる過大な電流(インラッシュ電流)は、前記のインダ
クタ5によって制限される。
【0005】更に、コンデンサ4に対する充電が完了し
た後に、負荷1に設けられているスイッチ(図示せず)
を閉じた状態に設定すると、回路3aから負荷1に対し
て電流が流れるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のインラッシュ電
流の電流値IMは、下記の式1に示すように、インダク
タ5のインダクタンスLと印荷電圧値V1とによって決
定される。
【数1】IM=(1/L)∫V1dt…(1)
【0007】従って、インラッシュ電流の電流値IMを
より小さくするためには、インダクタ5のインダクタン
スLを大きくする必要がある。
【0008】しかしながら、宇宙機器に適用される電力
供給回路においては、その小型軽量化を図る必要がある
ので、単にインダクタンスLを大きくする目的のために
インダクタ5の寸法及び重量を増大させることはできな
い。
【0009】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、電力供給回路のインダクタを大型化せずにインラッ
シュ電流の電流値を小さくすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電力供給回路では、端子2a,2bと負荷1
とを接続する回路7a,7bと、該回路7a,7bに並
列に接続したコンデンサ4と、該コンデンサ4と端子2
aとの間に位置するように回路7aに直列に接続したイ
ンダクタ5とを備え、前記のコンデンサ4とインダクタ
5により入力フィルタ6を形成した電力供給回路におい
て、回路7aの端子2aとインダクタ5との間に位置す
る部分にスイッチ8を設け、回路7aのスイッチ8とイ
ンダクタ5との間に位置する部分に抵抗9の一端を接続
し、回路7aの端子2aとスイッチ8との間に位置する
部分に前記の抵抗9の他端を接続している。
【0011】
【作用】本発明の電力供給回路においては、負荷1に対
して電力を供給する際に、スイッチ8を開いた状態に設
定しておくと、回路7aのインダクタ5の前段において
抵抗9が設けられている状態となる。
【0012】よって、インダクタ5のインダクタンスL
を大きくしなくても、コンデンサ4の充電時におけるイ
ンラッシュ電流の電流値IMを効果的に制限することが
可能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0014】図1は本発明の電力供給回路の一実施例を
示すもので、図1の電力供給回路は、負荷(電子機器)
1に対して端子2a,2bを接続する回路7a,7b
と、該回路7a,7bに並列に接続したコンデンサ4
と、該コンデンサ4と端子2aとの間に位置するように
回路7aに直列に接続したインダクタ(コイル)5とを
備え、該インダクタ5とコンデンサ4とにより入力フィ
ルタ6を形成している。
【0015】前記の回路7aの端子2aとインダクタ5
との間に位置する部分には、スイッチ8が設けられてい
る。
【0016】また、回路7aのスイッチ8とインダクタ
5との間に位置する部分には、抵抗9の一端が接続され
ている。
【0017】更に、回路7aの端子2aとスイッチ8と
の間に位置する部分には、前記の抵抗9の他端が接続さ
れている。
【0018】すなわち、前記のスイッチ8と抵抗9とは
互いに並列な関係となっており、スイッチ8を開閉する
ことにより、回路7aのインダクタ5の前段において、
抵抗9が設けられている状態と該抵抗9が設けられてい
ない状態とを択一的に設定できるようになっている。
【0019】上述した構成を有する電力供給回路におい
て、負荷1に対して電力を供給する際には、予めスイッ
チ8を開いた状態に設定したうえ、端子2a,2bに対
して図2に示すように電圧V1を印荷すると、端子2a
から抵抗9、インダクタ5を経てコンデンサ4に電流i
2が流れ、コンデンサ4が充電される。
【0020】このときの抵抗9を流れるインラッシュ電
流の電流値IMは、下記の式2に示すように、抵抗9の
抵抗値R1と印荷電圧値V1とによって決定される。
【数2】IM=V1/R1…(2)
【0021】従って、抵抗9の抵抗値R1を大きくすれ
ば、インラッシュ電流の電流値IMを効果的に制限する
ことが可能となる。
【0022】一方、抵抗値R1を大きくしても抵抗9の
寸法及び重量はさほど増大しないので、インダクタ5を
大型化せずにインラッシュ電流の電流値を小さくするこ
とが可能となり、宇宙機器の電力供給回路として適した
ものとなる。
【0023】更に、抵抗9に対する充電が完了した後
に、スイッチ8を閉じた状態に設定するとともに負荷1
に設けられているスイッチ(図示せず)を閉じた状態に
設定すると、図2に示すように回路7aから負荷1に対
して電流i1が流れるようになる。
【0024】この作動を自動的に行うために、負荷1に
設けられているスイッチ(図示せず)とスイッチ8とが
連動して切り替えられるような構成とするか、あるい
は、リレー等を用いて端子2a,2bに対し電圧V1が
印荷されてから所定時間が経過すると自動的にスイッチ
8が閉じられる構成とすることが好ましい。
【0025】なお、本発明の電力供給回路は上述した実
施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電力供給回
路によれば、下記のような種々の優れた作用効果を奏し
得る。
【0027】(1)負荷1に対して電力を供給する際
に、スイッチ8を開いた状態に設定しておくと、回路7
aのインダクタ5の前段において抵抗9が設けられてい
る状態となるので、インダクタ5のインダクタンスLを
大きくしなくても、コンデンサ4の充電時におけるイン
ラッシュ電流の電流値IMを効果的に制限することが可
能となる。
【0028】(2)抵抗値R1を大きくしても抵抗9の
寸法及び重量はさほど増大しないので、宇宙機器の電力
供給回路として適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力供給回路の一実施例を示す回路図
である。
【図2】図1に示す電力供給回路における電圧と電流の
関係を示す図である。
【図3】従来の電力供給回路の一例を示す回路図であ
る。
【図4】図3に示す電力供給回路における電圧と電流の
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 負荷(電子機器) 2a,2b 端子 4 コンデンサ 5 インダクタ(コイル) 6 入力フィルタ 7a,7b 回路 8 スイッチ 9 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子(2a)(2b)と負荷(1)とを
    接続する回路(7a)(7b)と、該回路(7a)(7
    b)に並列に接続したコンデンサ(4)と、該コンデン
    サ(4)と端子(2a)との間に位置するように回路
    (7a)に直列に接続したインダクタ(5)とを備え、
    前記のコンデンサ(4)とインダクタ(5)とにより入
    力フィルタ(6)を形成した電力供給回路において、回
    路(7a)の端子(2a)とインダクタ(5)との間に
    位置する部分にスイッチ(8)を設け、回路(7a)の
    スイッチ(8)とインダクタ(5)との間に位置する部
    分に抵抗(9)の一端を接続し、回路(7a)の端子
    (2a)とスイッチ(8)との間に位置する部分に前記
    の抵抗(9)の他端を接続したことを特徴とする電力供
    給回路。
JP18014494A 1994-08-01 1994-08-01 電力供給回路 Pending JPH0847245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18014494A JPH0847245A (ja) 1994-08-01 1994-08-01 電力供給回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP18014494A JPH0847245A (ja) 1994-08-01 1994-08-01 電力供給回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847245A true JPH0847245A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16078178

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18014494A Pending JPH0847245A (ja) 1994-08-01 1994-08-01 電力供給回路

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JP (1) JPH0847245A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2657232C2 (ru) * 2016-09-15 2018-06-09 Сергей Александрович Скороходов Сетевой фильтр

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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