JPH11177369A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH11177369A
JPH11177369A JP34000297A JP34000297A JPH11177369A JP H11177369 A JPH11177369 A JP H11177369A JP 34000297 A JP34000297 A JP 34000297A JP 34000297 A JP34000297 A JP 34000297A JP H11177369 A JPH11177369 A JP H11177369A
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JP
Japan
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noise filter
opening
power supply
power
noise
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JP34000297A
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Koki Kuroda
綱紀 黒田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器不使用時に電源プラグコードが交流電源
に接続された状態において、放電抵抗の消費電力を無く
することのできるノイズフィルタを提供する。 【解決手段】 コンデンサC1〜C4、コイルL1はノ
イズ除去素子であり、R1はコンデンサC1〜C4の電
荷を放電する放電抵抗である。出力端子3,4に接続さ
れた機器の不使用時に、入力端子1,2に接続された電
源プラグコードが交流電源に接続されたままの状態にな
っていると、放電抵抗R1に電流が流れ電力を消費す
る。そこで、放電抵抗R1の一端と一方のラインとの間
に開閉手段SW1を設け、機器の不使用時にこの開閉手
段を開とし、放電抵抗R1の消費電力を無くすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用交流電源を電
源入力とする電子機器等に使用するノイズフィルタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商用交流電源(以下商用電源とい
う)を電源入力とする電子機器等(以下機器という)の
入力部分には、商用電源ラインから流入するノイズ及び
機器から逆に流出していくノイズを抑制するためのノイ
ズフィルタが配設される。図5はその状態を示したもの
である。商用電源のコンセント406に機器400の電
源プラグケーブル403を差し込むことで、機器400
に電源が供給される状態となる。但し、機器400に
は、通常電源スイッチ401が少なくとも電源ラインの
片側に接続され、操作者が機器400に電源を入れる必
要のある時にスイッチ401をオンして機器400内部
の電源ユニット405へ商用電源が入力されるように構
成される。スイッチ401は操作者の操作を容易にする
ため機器400の前方に、また電源プラグケーブル40
3は後方から出されるために、通常ノイズフィルタ40
4は、電源プラグケーブル403が機器400に入って
すぐの近傍に置かれ、ノイズフィルタ404の出力側
は、機器400の後方から、前方に置かれるスイッチ4
01まで長い距離を配線される。機器400内部でのか
かる配線経路の複雑さにより種々発生する内部ノイズを
機器400の外へ出さないためにノイズフィルタ404
は前述の位置に配置される。また外来のノイズを機器4
00内部への流入を抑制するためにも前述の位置に配置
される。
【0003】このノイズフィルタ404は図3に示すよ
うに、商用電源ラインに接続される入力端子1,2及び
その両端に接続されるコンデンサC1及び各ラインと直
列に接続されるコイルL1、コイルL1の後段のライン
間コンデンサC2、ラインアース間コンデンサC3,C
4で構成されている。
【0004】これらの素子を経たフィルタの出力端子
3,4が機器400内部配線へと接続される。またコン
デンサC3,C4を介してノイズ成分を機器400全体
のアースへと流すためのアース端子5が設けられる。
【0005】前述の構成の入力と出力の関係を逆にした
構成例を図4に示すが、これらはノイズフィルタの使用
目的に応じて選択される。また、図3および図4のノイ
ズフィルタには、コンデンサC1,C2に充電される電
荷を放電するための抵抗R1がライン間に設けられてい
る。これはスイッチ401がオフ状態のときに、電源プ
ラグコード403を引き抜いたときに、コンデンサC
1,C2に充電されている電荷によって発生する残留電
圧を積極的に所定時間内に放電させるためのものであ
り、安全規格の要請からその所要時間も決まっており、
かかる構成のノイズフィルタでは必須の素子である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、機器400の電源プラグコード403が商
用電源コンセント406につながれたままの状態(通常
の使用はこの場合がほとんどである)で、操作者が電源
スイッチ401をオフにして機器400を不使用状態に
したとしても、電源プラグコード403とコンセント4
06が接続されたままの状態であるため、前述した放電
抵抗R1を通してノイズフィルタ404に商用電流が流
れることになる。通常放電抵抗R1は略500KΩ程度
に設定されているので、例えば商用電源がAC100V
/50Hzの場合には、放電抵抗R1には約0.2mA
流れ続けることになる。他のコンデンサやコイルの商用
交流の周波数50Hzに対するインピーダンスは十分大
または小であるので、ノイズフィルタ404の消費電流
は略前記抵抗R1に流れる電流としてよい。
【0007】すなわち、この抵抗R1は1秒間に(0.
2mA)2 ×500KΩ≒0.02Wの電力を消費して
いることになる。
【0008】ところが、通常電源プラグコード403
は、コンセント406につながれたままにされることが
ほとんどであるので、消費電力量という観点からみと
る、前記電力が積算されていくことになるから長期使用
時においては、無視できないことになるという問題があ
った。
【0009】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、機器不使用時に電源プラグコードが接続され
た状態においても放電抵抗の消費電力をなくすることの
できるノイズフィルタを提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、ノイズフィルタを次の(1),
(2),(3)のとおりに構成する。
【0011】(1)交流電源に接続される入力端と、機
器の電源に接続される出力端と、コンデンサを含むノイ
ズ除去素子と、前記コンデンサの電荷を放電する抵抗と
を備えたノイズフィルタであって、前記入力端と前記抵
抗との間の電路を開閉する開閉手段を備えたノイズフィ
ルタ。
【0012】(2)交流電源に接続される入力端と、機
器の電源に接続される出力端と、コンデンサを含むノイ
ズ除去素子と、前記コンデンサの電荷を放電する抵抗と
を備えたノイズフィルタであって、前記抵抗の一端と一
方のラインとの間の電路を開閉する開閉手段を備えたノ
イズフィルタ。
【0013】(3)前記(1)または(2)記載のノイ
ズフィルタにおいて、前記開閉手段を当該ノイズフィル
タのユニットに外付けしたノイズフィルタ。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をノイズ
フィルタの実施例により詳しく説明する。なお実施例で
は、放電抵抗の一端と一方のラインとの間を開閉手段で
開閉するようにしているが、本発明はこれに限らず、ノ
イズフィルタの入力端と放電抵抗との間の電路の適宜の
個所を開閉する形で実施することができる。また、実施
例は商用電源に接続するものであるが、本発明はこれに
限らず、適宜の交流電源に接続する形で実施することが
できる。
【0015】
【実施例】図1は実施例である“ノイズフィルタ”の回
路を示す図である。図1において、1,2は商用電源に
接続される入力端子、3,4は機器の電源ユニットへ接
続される出力端子、C1,L1,C2,C3,C4はノ
イズ除去素子であるコンデンサ,コイル類、5はコンデ
ンサC3,C4の片側と接続されるアース端子、R1は
放電抵抗である。放電抵抗R1の一端は一方のライン
へ、また放電抵抗R1の他端は開閉手段SW1を介して
他方のラインへ接続される。
【0016】通常は、開閉手段SW1は閉状態であり、
このノイズフィルタは従来例で述べた如く動作する。
【0017】次に、開閉手段SW1を閉状態から開状態
にすることで放電抵抗R1は商用電源から回路的に遮断
されて放電抵抗R1への消費電力は遮断される。
【0018】図2は、図1のノイズフィルタをより具体
的なノイズフィルタの構成として示したものであり、開
閉手段SW1への接続を、外部端子6,7を介して行う
ように構成したものである。すなわち、開閉手段SW1
を、ノイズフィルタのユニット(ケース,ボード等)に
外付けした構成である。
【0019】この外部端子6,7へ、外部から開閉手段
SW1を接続することで、前述の機能を有する、より実
用的なノイズフィルタが実現される。
【0020】本実施例では、開閉手段SW1は、通常の
メカニカルなスイッチであるが、これに限らず、電源プ
ラグコードの抜き差し動作と同期して、プラグを抜いて
から所定時間後に開状態にするような機能スイッチでも
よい。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば、
ノイズフィルタの放電抵抗に開閉手段を設けることによ
り、ノイズフィルタ前段の電源プラグケーブルが商用電
源に常時接続された状態において、機器内の電源スイッ
チがオフの時に、放電抵抗に消費する電力を、必要に応
じて前記開閉手段を開状態にさせることで無くすること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機器の不使用時に、電源プラグコードが交流電源に接続
されたままになっていても、ノイズフィルタの消費電力
を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の回路を示す図
【図2】 実施例の構成を示す図
【図3】 従来のノイズフィルタの構成を示す図
【図4】 従来のノイズフィルタの構成を示す図
【図5】 機器内におけるノイズフィルタの配置を示す
【符号の説明】
C1〜C4 コンデンサ L1 コイル R1 放電抵抗 SW1 開閉手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続される入力端と、機器の
    電源に接続される出力端と、コンデンサを含むノイズ除
    去素子と、前記コンデンサの電荷を放電する抵抗とを備
    えたノイズフィルタであって、前記入力端と前記抵抗と
    の間の電路を開閉する開閉手段を備えたことを特徴とす
    るノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】 交流電源に接続される入力端と、機器の
    電源に接続される出力端と、コンデンサを含むノイズ除
    去素子と、前記コンデンサの電荷を放電する抵抗とを備
    えたノイズフィルタであって、前記抵抗の一端と一方の
    ラインとの間の電路を開閉する開閉手段を備えたことを
    特徴とするノイズフィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のノイズフ
    ィルタにおいて、前記開閉手段を当該ノイズフィルタの
    ユニットに外付けしたことを特徴とするノイズフィル
    タ。
JP34000297A 1997-12-10 1997-12-10 ノイズフィルタ Withdrawn JPH11177369A (ja)

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