JP3401413B2 - ノイズ抑制装置 - Google Patents

ノイズ抑制装置

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JP3401413B2 JP25089297A JP25089297A JP3401413B2 JP 3401413 B2 JP3401413 B2 JP 3401413B2 JP 25089297 A JP25089297 A JP 25089297A JP 25089297 A JP25089297 A JP 25089297A JP 3401413 B2 JP3401413 B2 JP 3401413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用交流電源又
はUPS(Uninterrupted Power Supply〜無停電電源装
置)等の給電設備を電源として動作するOA(オフィス
オートメーション)機器等のノイズの影響を抑制するた
めのノイズ抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、ワードプロセッサ、複写
機及びファクシミリ等のOA機器、並びにその他のディ
ジタル機器のような電子機器においては、常にノイズの
影響が問題になる。電子機器において、外部で発生した
ノイズが機器内部に混入したり、機器内部でノイズが発
生したりすると、電子機器の誤動作あるいは性能劣化を
引き起こす。ある電子機器で発生したノイズが、他の機
器に外部ノイズとして混入することもある。このよう
に、電子機器におけるノイズは、機器単体だけでなく、
機器相互における問題でもある。電子機器相互の問題
は、いわゆるEMC(Electro Magnetic Compatibility
〜電磁環境適合性)に代表される。
【0003】従来の電子機器は、EMCの対策として、
機器内部で発生するノイズを抑制する構成となってい
る。このような従来の電子機器におけるEMC対策のた
めのノイズフィルタの構成の一例を図8に示す。
【0004】図8に示す従来のノイズフィルタは、例え
ば、交流(AC)100Vの商用電源に接続される電源
入力部に設けられ、コモンモードチョーク1、コンデン
サ2、3,4及び5を備えている。コモンモードチョー
ク1は電源ラインの正側及び負側にそれぞれ介挿された
一対のチョークコイルが誘導結合されたものである。
【0005】コモンモードチョーク1の1次側つまり商
用電源側の正側端子及び負側端子には、コンデンサ2と
3が直列に接続されている。コモンモードチョーク1の
2次側つまり機器内部負荷側の正側端子及び負側端子に
は、1対のコンデンサ4及び5の各一端が接続され、こ
れらコンデンサ4及び5の各他端は共通に接続されて、
電子機器のフレームグラウンドに接続されている。
【0006】コンデンサ2、3は、コモンモードチョー
ク1の商用電源側において、ノーマルモード及びコモン
モードのノイズ成分をショートしてアースラインに吸収
させるための短絡路を形成する。コンデンサ4及び5
は、コモンモードチョーク1の内部負荷側においてノー
マル及びコモンモードのノイズ成分をショートしてアー
スラインに吸収させるための短絡路を形成する。このよ
うな電子機器のフレームグラウンド端は、接地を確実に
してノイズの悪影響を防止するために、商用電源等の外
部アースに接続されて用いられる。
【0007】上述したような従来のノイズフィルタにお
いては、電子機器の内部で発生する内部ノイズについて
は、コモンモードチョーク1の1次側及び2次側の両側
に設けられるコンデンサ2、3,4及び5等により、機
器内部においてフレームグラウンドFGとの間で最短で
ショートされている。このため、内部ノイズは、効果的
に抑制され、それ自体が外部の商用電源又はUPS等に
漏出するなどの問題を生ずることはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このノイズフィルタで
は、機器内部で発生するノイズを抑制するために、コモ
ンモードチョーク1の機器内部側(2次側)にコンデン
サ4及び5が設けられている。外来ノイズすなわち商用
電源等から混入するコモンモードの外部ノイズについて
は、このノイズを阻止するものは、コモンモードチョー
ク1のインダクタンス及びコンデンサ2〜5であるが、
外部ノイズはフレームグランドFG〜アース間の長い配
線に流れる為、この長い配線の抵抗やインダクタンスに
より両端にノイズ電圧が発生してしまう。また、インダ
クタンスがコモンモードノイズに対して異常な共振を起
こすこともあり、電子機器に影響を与える。すなわち、
外部ノイズは、抑制できず、時には共振を起こし、ノイ
ズ成分を助長して外部アースに流れ、このときに生ずる
電圧がフレームグラウンドFGを介して機器内部にノイ
ズ電圧としてあらわれる。
【0009】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、電子機器をノイズから有効に保護することを
可能とするノイズ抑制装置を提供することを目的とす
る。また、この発明は、電子機器に動作電力を供給する
商用電源及びUPS等の給電系からの外部ノイズによる
電子機器への影響を効果的に抑制することを他の目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点によるノイズ抑制装置は、1
次側が電源に接続され、2次側が前記電源の電力により
動作する機器に接続されるコモンモードチョークと、前
記コモンモードチョークの1次側の線間に接続された第
1のコンデンサと、前記コモンモードチョークの2次側
のホット側とグラウンドとの間に挿入された第2のコン
デンサと、前記コモンモードチョークの2次側のコール
ド側とグラウンドとの間に挿入された第3のコンデンサ
と、を具備することを特徴とする。
【0011】また、この発明の第2の観点によるノイズ
抑制装置は、1次側が電源に接続され、2次側が前記電
源の電力により動作する機器に接続されるコモンモード
チョークと、前記コモンモードチョークの1次側の線間
に接続された第1のコンデンサと、前記コモンモードチ
ョークの2次側のコールド側とグラウンドとの間に挿入
された第2のコンデンサと、を具備することを特徴とす
る。前記コモンモードチョークの2次側の線間にコンデ
ンサを配置しても良い。前記コモンモードチョークの2
次側の両端の一方を前記第2のコンデンサに選択的に接
続する切替スイッチを配置しても良い。
【0012】前記第1のコンデンサは、例えば、直列接
続された一対のコンデンサから構成され、前記一対のコ
ンデンサの接続ノードは、抵抗を介して前記グラウンド
に接続される。この場合、例えば、前記一対のコンデン
サは、3000PF乃至0.2μF程度の容量を有し、
前記抵抗は、3Ω乃至60kΩ程度の抵抗値を有する。
【0013】また、前述の各コンデンサは、例えば、3
000PF乃至0.2μF程度の容量を有することが望
ましい。また、前記コモンモードチョークは、ほぼ3m
H乃至60mH程度のインダクタンスを有することが望
ましい。
【0014】前記コモンモードチョークの二次側に、電
源の電力により動作する機器の電源入力部に設けられ、
前記機器内部で発生するノイズの前記電源側への漏出を
防止するための内部ノイズフィルタを配置してもよい。
【0015】前記内部ノイズフィルタは、例えば、前記
コモンモードチョークとは別途に設けられた他のコモン
モードチョーク、前記他のコモンモードチョークの機器
側の両端と前記機器のフレームグラウンドとの間にそれ
ぞれ介挿された一対のコンデンサとを含む。前記一対の
コンデンサの接続ノードは、抵抗を介して前記グラウン
ドに接続されてもよい。
【0016】前記グラウンドとして、前記機器のフレー
ムグラウンドを使用できる。
【0017】前記電源は、例えば、商用交流電源又は無
停電安定化電源である。
【0018】この発明のノイズ抑制装置では、コモンモ
ードチョークの高インピーダンスにより外部ノイズが効
果的に絶縁され、微弱なノイズ電流が残ってもフレーム
グラウンドとの間に設けられたコンデンサによりフレー
ムグラウンドに有効に吸収され、機器内部に流入するこ
とはない。さらに、ノイズを抵抗で熱消費することも可
能である。
【0019】従って、電子機器に動作電力を供給する商
用電源及びUPS等の給電系からの外部ノイズによる電
子機器への影響を効果的に抑制することができ、電子機
器をあらゆるノイズから有効に保護することが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図4を参照して、この発
明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制装置を説明す
る。
【0021】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
るノイズ抑制装置の構成を示している。図1に示すノイ
ズ抑制装置は、コモンモードチョーク11、12、コン
デンサ13、14、15、16及び17を備えている。
【0022】第1のコモンモードチョーク11は電源ラ
インの正側及び負側にそれぞれ介挿された一対のチョー
クコイルが誘導結合されたものである。
【0023】第1のコモンモードチョーク11の2次側
つまり機器内部負荷側の正側端子及び負側端子には、第
1のコンデンサ13及び第2のコンデンサ14の各一端
が接続され、これらコンデンサ13及び14の各他端は
共通に接続されて、電子機器のフレームグラウンドFG
に接続されている。
【0024】第2のコモンモードチョーク12は、第1
のコモンモードチョーク11の電源入力側すなわち1次
側に設けられ、第2のコモンモードチョーク12の2次
側の両端は第1のコモンモードチョーク11の1次側の
両端に接続されている。第3のコンデンサ15及び第4
のコンデンサ16は、第2のコモンモードチョーク12
の2次側の両端間、つまり第1のコモンモードチョーク
11の1次側の両端間に接続され、それぞれの他端は共
通に接続されている。
【0025】第5のコンデンサ17は、第2のコモンモ
ードチョーク12の1次側の両端間、すなわち、ホット
側とコールド側の電源ラインの線間に接続されている。
第2のコモンモードチョーク12の1次側、つまり第5
のコンデンサ17の両端には、例えば商用電源又はUP
Sからの交流(AC)100Vの外部電源入力が供給さ
れ、該電子機器のフレームグラウンドFGは外部アース
に接続されて用いられる。
【0026】コンデンサ13、14、15,16,17
は、例えば、3000PF〜0.2μF程度、望ましく
は、8000PF〜0.1μF程度の容量を有する。
【0027】次に、図1のように構成したノイズ抑制装
置の動作を説明する。ノイズフィルタ抑制装置において
は、電子機器の内部で発生する内部ノイズについては、
従来とほぼ同様に第1のコモンモードチョーク11の2
次側に設けられる第1と第2のコンデンサ13と14、
及び、第3と第4のコンデンサ15,16により、機器
内部においてフレームグラウンドFGとの間で最短でシ
ョートされている。また、コモンモードチョーク11に
より外部へのインピーダンスを高くしている。このため
内部ノイズは効果的に抑制され、外部の商用電源又はU
PS等に漏出することはない。
【0028】外部の商用電源等から混入する外部ノイズ
は、第2のコモンモードチョーク12の1次側(電源
側)が、フレームグラウンドFGとの間でコンデンサで
結合(短絡)されていないため、第2のコモンモードチ
ョーク12の高インピーダンスで絶縁される。このた
め、外部ノイズは第2のコモンモードチョーク12の2
次側にはほとんど流れることはない。
【0029】第2のコモンモードチョーク12の2次側
は、第3及び第4のコンデンサ15と16を介して機器
のフレームグラウンドFGに結合されており、第2のコ
モンモードチョーク12の2次側に微弱なノイズ電流が
あらわれても、該第4のコンデンサ16を介してフレー
ムグラウンドFGに吸収され、負荷である電子機器内部
に流入することはない。
【0030】このようにして、外部ノイズ及び内部ノイ
ズが共に効果的に抑制され、電子機器が外部ノイズによ
り影響を受けたり、電子機器から外部の商用電源又はU
PS等の給電装置にノイズが漏出して他の機器に悪影響
を及ぼしたりすることはない。
【0031】図2は、第1の実施の形態に係るノイズ抑
制装置の改良型の構成を示している。図2に示すノイズ
抑制装置の基本構成は図1のノイズ抑制装置の基本構成
と同一であるが、第1のコンデンサ13と第2のコンデ
ンサ14との接続ノードは、抵抗R1を介してフレーム
グラウンドFGに接続されている。また、第5のコンデ
ンサ17は、直列接続された第6のコンデンサ18と第
7のコンデンサ19に置換されている。第6のコンデン
サ18と第7のコンデンサ19の接続ノードは抵抗R2
を介してフレームグラウンドFGに接続されている。
【0032】第6のコンデンサ18と第7のコンデンサ
19とは、第1のコンデンサ13と第2のコンデンサ1
4とほぼ同一の容量を有する。また、第1の抵抗R1と
第2の抵抗R2とは、例えば、3Ω〜60kΩ程度(望
ましくは、6Ω〜30kΩ程度)の抵抗値を有する。
【0033】次に、図2のように構成したノイズ抑制装
置の動作を説明する。電子機器の内部で発生する内部ノ
イズについては、図1の構成と同様に、第1のコンデン
サ13及び第2のコンデンサ14によりフレームグラウ
ンドFGに流れる。この際、ノイズのエネルギーが抵抗
R1により熱消費され、異常共振することなく、内部ノ
イズは効果的に抑制され、外部の商用電源又はUPS等
に漏出することはない。
【0034】外部の商用電源等から混入する外部ノイズ
も、第6のコンデンサ18及び第7のコンデンサ19に
よりフレームグラウンドFGに流れる。この際、ノイズ
のエネルギーが抵抗R2により熱消費され、異常共振す
ることなく、外部ノイズは効果的に抑制される。
【0035】第2のコモンモードチョーク12の2次側
は、第3及び第4のコンデンサ15,16を介して機器
のフレームグラウンドFGに結合されており、第2のコ
モンモードチョーク12の2次側に微弱なノイズ電流が
あらわれても、該第3及び第4のコンデンサ15,16
を介してフレームグラウンドFGに吸収され、負荷であ
る電子機器内部に流入することはない。
【0036】このようにして、外部ノイズ及び内部ノイ
ズが共に効果的に抑制され、電子機器が外部ノイズによ
り影響を受けたり、電子機器から外部の商用電源又はU
PS等の給電装置にノイズが漏出して他の機器に悪影響
を及ぼしたりすることはない。
【0037】図3には、図8に示したような従来の構成
において、外部ノイズにより機器内部にあらわれるノイ
ズ電圧の波形を示している。同様の条件で、図2に示し
たこの発明によるノイズ抑制装置を採用した場合には、
外部ノイズにより機器内部にあらわれるノイズ電圧は、
図4のノイズ電圧波形を示すようになった。図3と図4
を比較参照することによって、この発明による構成を採
用することにより、外部ノイズによる機器内部への影響
が激減することがわかる。
【0038】図5と図6は、図1及び図2に示すノイズ
抑制装置の変形例を示す。
【0039】図5と図6に示すノイズ抑制装置は、図1
又は図2と同様の構成において、第2のコモンモードチ
ョーク12の2次側の線間にコンデンサ15を接続し、
コンデンサ16をコールド側とフレームグラウンドFG
との間に接続したものである。このような構成によって
も、ノイズを抑制することができる。
【0040】図7は、図5及び図6に示すノイズ抑制装
置の応用例を示す。
【0041】図7に示すノイズ抑制装置は、図5又は図
6と同様の構成において、第2のコモンモードチョーク
12の2次側に、第4のコンデンサ16に代えて、該コ
ンデンサ16に相当するコンデンサ21及び切替スイッ
チ22を設けている。コンデンサ21の一端は、負荷と
なる機器のフレームグラウンドFGに接続され、該コン
デンサ21の他端は、切替スイッチ22の可動側端子2
2cに接続されている。該コンデンサ21の容量は、第
2のコモンモードチョーク12のインダクタンスが、例
えば数mH(例えば、3mH)〜10mH程度である場
合には、1〜10μF程度とする。切替スイッチ22の
第1及び第2の固定側端子22a及び22bは、第2の
コモンモードチョーク12の2次側の両端にそれぞれ接
続されている。
【0042】一般に電子機器において、電源回路のホッ
ト側及びコールド側は、電源プラグをコンセントに挿入
する際の向き等によって決定されるなど、必ずしも一定
でない。このような場合、機器接続後に切替スイッチ2
2を切替操作して電源ラインを選択することにより、コ
ールド側の電源ラインをコンデンサ21に接続するよう
にする。この場合、実際のノイズ成分を計測するなどし
て、ノイズ成分が少なくなるほうに切替スイッチ22を
切替えるようにしてもよい。
【0043】なお、上述した、この発明の構成は、実質
的に、従来のノイズフィルタの電源側にコモンモードチ
ョーク12と、1次側のコンデンサ17と、2次側のコ
ンデンサ16又は21等を接続したのとほぼ等価な構成
である。そこで、これらコモンモードチョーク12、1
次側のコンデンサ17、2次側のコンデンサ16又は2
1等を従来のノイズフィルタを用いた構成の電源側に設
けるだけで容易に実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電子機器に動作電力を供給する商用電源及びUPS
等の給電系からの外部ノイズによる電子機器への影響を
効果的に抑制することができ、電子機器をあらゆるノイ
ズから有効に保護することが可能なノイズ抑制装置を提
供することができる。また、電子機器で発生するノイズ
の外部への漏れを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制
装置の回路図である。
【図2】図1に示すノイズ抑制装置の変形例の回路図で
ある。
【図3】図2のノイズ抑制装置の動作との比較のための
従来の装置のノイズ波形図である。
【図4】図2のノイズ抑制装置の動作を説明するための
ノイズ波形図である。
【図5】図1に示すノイズ抑制装置の変形例の回路図で
ある。
【図6】図2に示すノイズ抑制装置の変形例の回路図で
ある。
【図7】図5及び図6に示すノイズ抑制装置の応用例を
模式的に示す回路構成図である。
【図8】従来のノイズフィルタの構成を説明するための
回路構成図である。
【符号の説明】
11,12
コモンモードチョーク 13,14,15,16,17,18,19 21
コンデンサ 22
切替スイッチ R1,R2
抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−102808(JP,A) 特開 昭61−77409(JP,A) 特開 平4−154204(JP,A) 特開 平4−213209(JP,A) 実開 平5−39025(JP,U) 実開 昭63−81415(JP,U) 山崎弘郎他3名,電子回路のノイズ技 術,日本,株式会社オーム社,1986年 5月20日,第1版第5刷,p.p118− 119 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 7/09 H02M 1/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側が電源に接続され、2次側が前記
    電源の電力により動作する機器に接続されるコモンモー
    ドチョークと、 前記コモンモードチョークの1次側の線間に接続された
    第1のコンデンサと、グラウンドに接続された第2のコンデンサと、 前記コモンモードチョークの2次側のコールド側に前記
    第2のコンデンサを選択的に接続する切替スイッチと、 を備えたことを特徴とするノイズ抑制装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のコンデンサは直列接続された
    一対のコンデンサから構成され、前記一対のコンデンサ
    の接続ノードは、抵抗を介して前記グラウンドに接続さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑制
    装置。
  3. 【請求項3】 前記一対のコンデンサは、3000PF
    乃至0.2μF程度の容量を有し、前記抵抗は、3Ω乃
    至60kΩ程度の抵抗値を有する、ことを特徴とする請
    求項2に記載のノイズ抑制装置。
  4. 【請求項4】 前記各コンデンサは、それぞれ、300
    0PF乃至0.2μF程度の容量を有し、前記コモンモ
    ードチョークは、ほぼ3mH乃至60mH程度のインダ
    クタンスを有することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一つに記載のノイズ抑制装置。
  5. 【請求項5】 前記コモンモードチョークの2次側に接
    続され、電源の電力により動作する機器の電源入力部に
    設けられ、前記機器内部で発生するノイズの前記電源側
    への漏出を防止するための内部ノイズフィルタをさらに
    備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
    記載のノイズ抑制装置。
  6. 【請求項6】 前記内部ノイズフィルタは、前記コモン
    モードチョークとは別途に設けられた他のコモンモード
    チョークと、前記他のコモンモードチョークの機器側の
    両端と前記グラウンドとの間にそれぞれ介挿されたコン
    デンサとを含むことを特徴とする請求項5に記載のノイ
    ズ抑制装置。
  7. 【請求項7】 前記介挿されているコンデンサは、それ
    ぞれ、抵抗を介して前記グラウンドに接続されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のノイズ抑制装置。
  8. 【請求項8】 前記グラウンドは、前記機器のフレーム
    グラウンドによって構成されることを特徴とする請求項
    5〜7のいずれか一つに記載のノイズ抑制装置。
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JP2006136058A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Toshiba Corp ノイズフィルタ
JP5568901B2 (ja) * 2009-06-22 2014-08-13 株式会社村田製作所 ノイズフィルタ
JP6444458B1 (ja) * 2017-07-19 2018-12-26 三菱電機株式会社 電力変換装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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山崎弘郎他3名,電子回路のノイズ技術,日本,株式会社オーム社,1986年 5月20日,第1版第5刷,p.p118−119

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