JPH0847086A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
- Publication number
- JPH0847086A JPH0847086A JP17806894A JP17806894A JPH0847086A JP H0847086 A JPH0847086 A JP H0847086A JP 17806894 A JP17806894 A JP 17806894A JP 17806894 A JP17806894 A JP 17806894A JP H0847086 A JPH0847086 A JP H0847086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- speaker
- magnetic circuit
- projection
- metallic fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種音響機器に使用されるスピーカに関し、
取り付け金具を簡単に取り付けられ、部品価格、工数費
用を安価にしたスピーカを提供することを目的とする。 【構成】 ボトムプレート19の底面に突起18を設
け、この突起18にはまり込む孔31を設けた取り付け
金具32を磁気回路22に密着させた後、突起18をか
しめて取り付け金具32をボトムプレート19に結合す
る構成とすることにより、簡単な構成で部品点数の削減
と組み立て作業の短縮を図り、信頼性の高いスピーカを
安価に提供することができる。
取り付け金具を簡単に取り付けられ、部品価格、工数費
用を安価にしたスピーカを提供することを目的とする。 【構成】 ボトムプレート19の底面に突起18を設
け、この突起18にはまり込む孔31を設けた取り付け
金具32を磁気回路22に密着させた後、突起18をか
しめて取り付け金具32をボトムプレート19に結合す
る構成とすることにより、簡単な構成で部品点数の削減
と組み立て作業の短縮を図り、信頼性の高いスピーカを
安価に提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に使用され
るスピーカに関するものである。
るスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスピーカは図4に示すよ
うに構成されていた。
うに構成されていた。
【0003】図4において、センターポール1とタップ
孔2を備えたボトムプレート3、リング状のマグネット
4、同じくリング状のトッププレート5を積層して結合
することによって磁気回路6を構成し、この磁気回路6
の上面にはフレーム7が結合され、磁気回路6の磁気ギ
ャップ8にボイスコイル9を偏心することなくはめ込む
ようにダンパー10はボイスコイル9を結合、支持して
フレーム7に固着され、振動板11の中央部孔にボイス
コイル9を通して振動板11の周縁部とフレーム7をガ
スケット12と共に固着し、振動板11の中央上面にダ
ストキャップ13を貼り付けてスピーカ14を完成させ
た後、ネジ15にて取り付け金具16を底面に固定して
構成されていた。
孔2を備えたボトムプレート3、リング状のマグネット
4、同じくリング状のトッププレート5を積層して結合
することによって磁気回路6を構成し、この磁気回路6
の上面にはフレーム7が結合され、磁気回路6の磁気ギ
ャップ8にボイスコイル9を偏心することなくはめ込む
ようにダンパー10はボイスコイル9を結合、支持して
フレーム7に固着され、振動板11の中央部孔にボイス
コイル9を通して振動板11の周縁部とフレーム7をガ
スケット12と共に固着し、振動板11の中央上面にダ
ストキャップ13を貼り付けてスピーカ14を完成させ
た後、ネジ15にて取り付け金具16を底面に固定して
構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成ではスピーカ14と取り付け金具16とはネジ1
5にてボトムプレート3に結合する構成であるため、ボ
トムプレート3にタップ孔2を開ける加工が必要であ
り、そのために部品単価が上昇するばかりでなく、ネジ
15を締め付けるのにある程度の時間を要して工数費用
が上昇し、さらに部品としてネジ15が必要であるため
に部品管理点数が増えるという課題を有していた。
の構成ではスピーカ14と取り付け金具16とはネジ1
5にてボトムプレート3に結合する構成であるため、ボ
トムプレート3にタップ孔2を開ける加工が必要であ
り、そのために部品単価が上昇するばかりでなく、ネジ
15を締め付けるのにある程度の時間を要して工数費用
が上昇し、さらに部品としてネジ15が必要であるため
に部品管理点数が増えるという課題を有していた。
【0005】また、取り付け金具16の固定はボトムプ
レート3の中心部のみでしかなされないため、スピーカ
14と取り付け金具16との間にて相互の方向規制が必
要な時には治具を必要とし、このために工程にて手間を
生じ、工数費用がさらに上昇するものであった。
レート3の中心部のみでしかなされないため、スピーカ
14と取り付け金具16との間にて相互の方向規制が必
要な時には治具を必要とし、このために工程にて手間を
生じ、工数費用がさらに上昇するものであった。
【0006】さらに、ネジ15の頭部が取り付け金具1
6よりかなり突出するため、限られたスペースにスピー
カ14の装着を必要とする時に障害となるといった多く
の課題を有したものであった。
6よりかなり突出するため、限られたスペースにスピー
カ14の装着を必要とする時に障害となるといった多く
の課題を有したものであった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構造にて部品単価、工数費用、部品管理点数
の削減を図り、方向規制の容易化、スペース性向上を一
挙に解消するスピーカを提供することを目的とするもの
である。
で、簡単な構造にて部品単価、工数費用、部品管理点数
の削減を図り、方向規制の容易化、スペース性向上を一
挙に解消するスピーカを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスピーカは、磁気回路を構成するボトムプレ
ートの底面に少なくとも2個以上の突起を設けると共に
この突起にはまり込む孔を備えた取り付け金具をこの磁
気回路の底面に密着して結合した構成にしたものであ
る。
に本発明のスピーカは、磁気回路を構成するボトムプレ
ートの底面に少なくとも2個以上の突起を設けると共に
この突起にはまり込む孔を備えた取り付け金具をこの磁
気回路の底面に密着して結合した構成にしたものであ
る。
【0009】
【作用】この構成によりボトムプレートの構造の簡略化
とネジの廃止、ならびに取り付け金具の取り付け時間の
短縮化を図ることができる。
とネジの廃止、ならびに取り付け金具の取り付け時間の
短縮化を図ることができる。
【0010】また、スピーカと取り付け金具の結合を少
なくとも2ヶ所以上で行うことにより、相互方向規制が
治具なしに容易にできるようになり、しかも結合にネジ
を用いないためにスペース確保が容易に行える。
なくとも2ヶ所以上で行うことにより、相互方向規制が
治具なしに容易にできるようになり、しかも結合にネジ
を用いないためにスペース確保が容易に行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0012】図1は同実施例のスピーカの組み立て前の
状態を示す正面断面図であり、図1においてセンターポ
ール17と突起18を底面に備えたボトムプレート19
と、リング状のマグネット20と、同じくリング状のト
ッププレート21を積層して結合することによって磁気
回路22を構成している。
状態を示す正面断面図であり、図1においてセンターポ
ール17と突起18を底面に備えたボトムプレート19
と、リング状のマグネット20と、同じくリング状のト
ッププレート21を積層して結合することによって磁気
回路22を構成している。
【0013】この磁気回路22の上面にはフレーム23
が結合され、磁気回路22の磁気ギャップ24にボイス
コイル25を偏心することなくはめ込むようにダンパー
26はボイスコイル25を結合、支持してフレーム23
に固定され、振動板27の中央部孔にボイスコイル25
を通して振動板27の周縁部とフレーム23をガスケッ
ト28と共に固着し、振動板27の中央部上面にダスト
キャップ29を貼り付けてスピーカ30を構成してい
る。
が結合され、磁気回路22の磁気ギャップ24にボイス
コイル25を偏心することなくはめ込むようにダンパー
26はボイスコイル25を結合、支持してフレーム23
に固定され、振動板27の中央部孔にボイスコイル25
を通して振動板27の周縁部とフレーム23をガスケッ
ト28と共に固着し、振動板27の中央部上面にダスト
キャップ29を貼り付けてスピーカ30を構成してい
る。
【0014】ここで32は上記ボトムプレート19の底
面に設けた突起18にはまり込む孔31を設けた取り付
け金具であり、この取り付け金具32を磁気回路22の
底面に密着させた後、突起18をかしめて取り付け金具
32をボトムプレート19の底面に結合するようにして
いる。
面に設けた突起18にはまり込む孔31を設けた取り付
け金具であり、この取り付け金具32を磁気回路22の
底面に密着させた後、突起18をかしめて取り付け金具
32をボトムプレート19の底面に結合するようにして
いる。
【0015】図2は上記図1に示した本実施例のボトム
プレート19を示した斜視図であり、センターポール1
7と2個の突起18を底面に設けた構成としたものであ
る。
プレート19を示した斜視図であり、センターポール1
7と2個の突起18を底面に設けた構成としたものであ
る。
【0016】図3は上記図1に示した実施例の取り付け
金具32をボトムプレート19の底面に設けた突起18
にはめ込んでかしめることにより結合した状態を示した
正面断面図である。
金具32をボトムプレート19の底面に設けた突起18
にはめ込んでかしめることにより結合した状態を示した
正面断面図である。
【0017】このように本発明によるスピーカは、ボト
ムプレート19の底面に設けた突起18にはまり込む孔
31を有した取り付け金具32を磁気回路22の底面に
密着して上記突起18をかしめることによって取り付け
金具32を結合する構成とすることにより、構成を簡素
化して部品点数削減とコストダウンを図ると共に組み立
てを容易にし、さらにはスピーカと取り付け金具32の
方向性、位置決めを確実に行うことができるものであ
る。
ムプレート19の底面に設けた突起18にはまり込む孔
31を有した取り付け金具32を磁気回路22の底面に
密着して上記突起18をかしめることによって取り付け
金具32を結合する構成とすることにより、構成を簡素
化して部品点数削減とコストダウンを図ると共に組み立
てを容易にし、さらにはスピーカと取り付け金具32の
方向性、位置決めを確実に行うことができるものであ
る。
【0018】なお、本実施例ではボトムプレート19の
底面に設けた突起18と、取り付け金具32の孔31は
各2個としているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、突起18と孔31はそれぞれ2個以上とし、ま
た、かしめ結合は2ヶ所以上とすれば期待する効果が得
られることは言うまでもない。
底面に設けた突起18と、取り付け金具32の孔31は
各2個としているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、突起18と孔31はそれぞれ2個以上とし、ま
た、かしめ結合は2ヶ所以上とすれば期待する効果が得
られることは言うまでもない。
【0019】また、この2個以上の各突起18は、ボト
ムプレート19の中心点からの距離を違えたり、各突起
18の外形寸法を違えることでスピーカ30と取り付け
金具32との間の方向規制効果をより一層向上させるこ
とができるものである。
ムプレート19の中心点からの距離を違えたり、各突起
18の外形寸法を違えることでスピーカ30と取り付け
金具32との間の方向規制効果をより一層向上させるこ
とができるものである。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカは、
ボトムプレートの突起に取り付け金具の孔をはめ込み磁
気回路に密着させた後かしめるという構成により、ボト
ムプレートの加工が容易で部品コストの低下、取り付け
金具の取り付けの容易化およびネジ締め時間の短縮化で
工数費用の低下、ネジ頭部がないため省スペース化する
ことができるなど、工業的価値の大なるものである。
ボトムプレートの突起に取り付け金具の孔をはめ込み磁
気回路に密着させた後かしめるという構成により、ボト
ムプレートの加工が容易で部品コストの低下、取り付け
金具の取り付けの容易化およびネジ締め時間の短縮化で
工数費用の低下、ネジ頭部がないため省スペース化する
ことができるなど、工業的価値の大なるものである。
【図1】本発明の一実施例によるスピーカの組み立て前
の状態の正面断面図
の状態の正面断面図
【図2】同実施例によるボトムプレートの斜視図
【図3】同実施例によるスピーカの組み立て後の正面断
面図
面図
【図4】従来のスピーカの正面断面図
17 センターポール 18 突起 19 ボトムプレート 20 マグネット 21 トッププレート 22 磁気回路 23 フレーム 24 磁気ギャップ 25 ボイスコイル 26 ダンパー 27 振動板 28 ガスケット 29 ダストキャップ 30 スピーカ 31 孔 32 取り付け金具
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ギャップを形成した磁気回路の上面
にフレームを結合し、このフレームの周縁に上記磁気ギ
ャップにはまり込むボイスコイルを中心に結合した振動
板の外周部を結合してなるスピーカにおいて、上記磁気
回路の底面に少なくとも2個以上の突起を設けると共に
この突起がはまり込む孔を設けた取り付け金具をこの磁
気回路の底面に密着して結合したスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17806894A JPH0847086A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17806894A JPH0847086A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0847086A true JPH0847086A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16042059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17806894A Pending JPH0847086A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0847086A (ja) |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17806894A patent/JPH0847086A/ja active Pending
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