JPH0649020Y2 - 投射型テレビジョンの投射装置 - Google Patents

投射型テレビジョンの投射装置

Info

Publication number
JPH0649020Y2
JPH0649020Y2 JP8872089U JP8872089U JPH0649020Y2 JP H0649020 Y2 JPH0649020 Y2 JP H0649020Y2 JP 8872089 U JP8872089 U JP 8872089U JP 8872089 U JP8872089 U JP 8872089U JP H0649020 Y2 JPH0649020 Y2 JP H0649020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crt
projection
coupler
attached
mounting bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8872089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0328884U (ja
Inventor
英晴 古川
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP8872089U priority Critical patent/JPH0649020Y2/ja
Publication of JPH0328884U publication Critical patent/JPH0328884U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0649020Y2 publication Critical patent/JPH0649020Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、投射型テレビジョンの投射装置に関する。
[従来の技術] 第4図に従来の投射型テレビジョンの投射装置を示す。
CRT1は、レンズを取り付けたカプラに図示略のCRT取付
部品で固定される。CRT1は静電気を帯びるので、この静
電気をアースすることが必要であるが、従来はこのアー
スを取るために、通常アルミ合金等の金属よりなるカプ
ラ2にアース金具3をねじ等で取り付け、このアース金
具3を、CRT1のコーン部1aの外周に張り付けられたX線
漏洩防止用の鉛テープ4に接触させていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のアースの取り方では、CRT取付部品とは別部
材のアース用金具3を必要とするから部品点数が多くな
り、また、投射装置組立工程においてこのアース金具取
り付けのための工数がかかっていた。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもの
で、CRTのアースを取るための構造を簡略化して、部品
点数の削減をはかり、投射装置の組み立て工数の削減を
図ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本考案は、CRTコーン部の外周面に
導電性被覆を有するCRTをレンズを取り付けたカプラに
取付金具を介して取り付けた投射型テレビジョンの投射
装置において、 前記取付金具は、底部が開口した椀型形状をなしその一
部に内向きに折り曲げられた板ばね状の突片を備えると
ともに、この取付金具をCRTネック部側からCRTコーン部
に被せてそのCRTフェイス側の端縁部を前記カプラに固
定した時に、前記突片がCRTコーン部外周の前記導電性
被覆に接触するようにされた投射型テレビジョンの投射
装置である。
[作用] 上記構成の投射装置の組み立ての際、取付金具をCRTネ
ック部側からCRTコーン部に被せ、CRTフェイス側の端縁
部をカプラにねじ等で固定すると、CRTがこの取付け金
具によりカプラに固定される。この時、取付金具の突片
がそのばね性によりCRTコーン部外周の導電性被覆に接
触する。したがって、CRTの静電気は取付金具の突片を
通じて外部にアースされる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図を参照して説
明する。なお、第4図の従来例と共通する部分には同一
の符号を付して説明を簡略化する。
第1図〜第3図において、CRT1は、レンズ5を取り付け
たカプラ2に取付金具10で固定されている。この取付金
具10は、第2図にも示すように底部が開口した椀型形状
をなし、例えば対向する2カ所に、内向きに折り曲げら
れた板ばね状の突片10aを備えた構造である。実施例の
突片10aは、第3図にも拡大して示すように、取付金具
の側面の1部を切り欠き、これを内向きに折り曲げて形
成したもので、CRT1の外周を滑らかに摺動するように先
端部を上向きにカーブさせている。
この取付金具10で、カプラ2とCRT1とを結合する場合、
取付金具10をCRT1のネック部(CRTネック部)1b側からC
RTコーン部1aに被せ、取付金具10のCRTフェイス部1c側
の端縁部であるフランジ部10bの先端の突部10cをカプラ
2側に設けた溝2aに入れ、フランジ部10bをねじ11でカ
プラ2に締め付け固定すると、取付金具10の前記フラン
ジ部10bと反対側の小径の端縁部10dがCRT1側に形成され
た段部1dを押し付けて、CRT1をカプラ2に固定する。
上記のように組み立てられた投射装置では、CRT1のコー
ン部1dの外周に設けられた鉛テープ4に取付金具10の突
片10aがそのばね性により接触しているので、CRT1に生
じた静電気は、突片10a、取付金具10、ねじ11を経てカ
プラ2に通じ、このカプラ2を経て図示略の例えばアー
ス線よりアースされる。
また、取付金具10の突片10aは対称的に設けられている
ので、取付金具10をCRT1に被せ、そのフランジ部10bの
先端の突部10cをカプラ2の溝2aに嵌入させることで、C
RT1のカプラ2に対する位置決めが自動的に行われる。
なお、突片10aが接触するCRT1の外周面には、実施例の
ような鉛テープ4に限らず、アースとして使用可能な導
電性被覆が設けられていればよい。
また、実施例では突片10aを取付金具10の対向する2カ
所に設けているが、四方に4カ所設けることもできる。
[考案の効果] 本考案は上記の通り構成されているので、次のような効
果を奏する。
CRTを取付金具でカプラに固定するだけで、CRTの静電気
のアースが取られるので、別部材のアース用金具が不要
となり、部品点数が削減されるとともに、投射装置の組
立工程における工数が削減される。
また、CRTを取付金具でカプラに固定することで、突片
によりCRTのカプラに対する位置決めが自動的に行なわ
れるので、投射装置の組立作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す投射型テレビジョンの
投射装置の一部を断面で示す側面図、第2図は同斜視
図、第3図は第1図における突片近傍の拡大図、第4図
は従来の投射装置の斜視図である。 1……CRT、1a……CRTコーン部、1b……CRTネック部、
2……カプラ、2a……溝、4……鉛テープ、5……レン
ズ、10……取付金具、10a……突片、10b……フランジ
部、10c……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】CRTコーン部の外周面に導電性被覆を有す
    るCRTをレンズを取り付けたカプラに取付金具を介して
    取り付けた投射型テレビジョンの投射装置において、 前記取付金具は、底部が開口した椀型形状をなしその一
    部に内向きに折り曲げられた板ばね状の突片を備えると
    ともに、この取付金具をCRTネック部側からCRTコーン部
    に被せてそのCRTフェイス側の端縁部を前記カプラに固
    定した時に、前記突片がCRTコーン部外周の前記導電性
    被覆に接触するようにされたことを特徴とする投射型テ
    レビジョンの投射装置。
JP8872089U 1989-07-28 1989-07-28 投射型テレビジョンの投射装置 Expired - Lifetime JPH0649020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8872089U JPH0649020Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 投射型テレビジョンの投射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8872089U JPH0649020Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 投射型テレビジョンの投射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0328884U JPH0328884U (ja) 1991-03-22
JPH0649020Y2 true JPH0649020Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=31638316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8872089U Expired - Lifetime JPH0649020Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 投射型テレビジョンの投射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0649020Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000007169A1 (fr) * 1998-07-27 2000-02-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ecran cathodique

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0328884U (ja) 1991-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0649020Y2 (ja) 投射型テレビジョンの投射装置
JPH06177562A (ja) プリント板装置及び遠方監視制御装置
JPS5825650Y2 (ja) ブラウン管取付け装置
JP2503690Y2 (ja) 電子機器ケ―ス部体
KR0152600B1 (ko) 드럼모터
JPH0126127Y2 (ja)
JPS6011555Y2 (ja) ア−ス装置
JPS5912868Y2 (ja) 陰極線管取付具
JPS6215974Y2 (ja)
JPH0633739Y2 (ja) テレビジヨン受像機のバツクカバー取付け構造
JPH02113696A (ja) スピーカーユニットの取付け装置
JPS6146250Y2 (ja)
JPH0547505Y2 (ja)
JP3294897B2 (ja) モールディングの取付装置
JP2555793Y2 (ja) コネクタ周りの目隠し構造
JPH0342897A (ja) 車両用誘導コイルの収納箱
JPS5822785U (ja) 電気部品
JPH0847086A (ja) スピーカ
JPS58180681U (ja) ケ−ブル取付装置
JPS6077963U (ja) パイプシヤフト扉内設置ガス給湯機の取付け構造
JPS60184370U (ja) グリルの取付構造
JPS58172325U (ja) ケ−ブル取付装置
JPS5883539U (ja) 手摺の支持装置
JPH04131849U (ja) Crt表示装置のシヤーシ構造
JPS6014297U (ja) 天井型扇風機