JPH073748Y2 - スピ−カの取付構造 - Google Patents

スピ−カの取付構造

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JPH073748Y2
JPH073748Y2 JP1987119201U JP11920187U JPH073748Y2 JP H073748 Y2 JPH073748 Y2 JP H073748Y2 JP 1987119201 U JP1987119201 U JP 1987119201U JP 11920187 U JP11920187 U JP 11920187U JP H073748 Y2 JPH073748 Y2 JP H073748Y2
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JP
Japan
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speaker
mounting
yoke
audio signal
top plate
Prior art date
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JP1987119201U
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JPS6425293U (ja
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良雄 坂本
薫 山内
敬秀 上林
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、スピーカをキャビネットのバッフル面等へ
取付ける構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来よりスピーカの取付構造としては、第6図および第
7図に示すものが一般的であるが、この他にも種々の構
造のものが多数提供されている。
第6図のスピーカの取付構造は、キャビネットのバッフ
ル板1の裏面側に、スピーカ2のフレーム部2aを配置
し、スピーカ取付用ビス3を用いて固定したものであ
る。
第7図のスピーカの取付構造は、バッフル板1の表面側
にスピーカ2のフレーム部2aを配置し、スピーカ取付用
ビス3を用いて固定したものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のものにおいては、バッフル板1
の表面、または裏面側からスピーカを取付ける構造にな
っているために、バッフル板1の板厚が薄いと、短いス
ピーカ取付用ビス3しか使用できず、したがって、スピ
ーカ2の重量が重くなった場合などにはスピーカ2の取
付強度が充分に確保できる取付ビスを使用できず、設計
条件等が大幅に制限される欠点があった。
また、スピーカ2のフレーム部2aはスピーカ2の前面側
に位置しているため、スピーカの構造体、特にマグネッ
ト等の重量物が取付部より後方にぶら下がる形になり、
構造上振動面から見て不利であった。さらに、音声信号
の入力用リード線の接続はスピーカ本体のバッフル面へ
の取付とは別に行なわれており組み立てに手間がかかっ
ていた。
この考案は、上記従来例の欠点を解消するとともに、ス
ピーカの組み立てを簡略化することができるようにした
スピーカの取付構造を提供することにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案に係るスピーカの取付構造は、スピーカの後端
部であるヨーク側の一部を磁気回路より大きく張り出さ
せて形成した少なくとも2つの取付部と、キャビネット
のバッフル面に設けた放音穴の周囲の前記取付部に対応
させた位置に設けた凸部と、前記ヨーク側の取付部に当
接する一方の極性の音声信号入力用リード線と、トップ
プレートとバッフル面との間に介在させて配置される他
方の極性の音声信号入力用リード線と、前記各取付部と
凸部とを締結するスピーカ取付用ビスからなり、前期取
付用ビスの締結により、スピーカのトッププレートをバ
ッフル面に圧接させて固定するとともに、トッププレー
トとヨークが音声信号の伝送経路として機能するように
構成したものである。
(ホ) 作用 バッフル面に設けた凸部へスピーカのヨークに設けた取
付部を、スピーカ取付用ビスで締結することによってス
ピーカをバッフル板の裏面側に固定することができる。
この時、取付部がスピーカの後端部側に位置して後ろか
ら抑えつけるようにスピーカのトッププレートの全周
が、バッフル面へ圧接し、スピーカの固定を確実なもの
としている。
また、上記した構造によりトッププレートとヨークが音
声信号の伝送経路として機能するので、ヨークに設けた
取付部と凸部とをスピーカ取付用ビスで締結するとき
に、一方の極性の音声信号入力用リード線を同時に締結
することができ、ヨークとの電気的結合を行うことがで
きる。さらに、他方の極性の音声信号入力用リード線を
トッププレートとバッフルとの間に介在させることによ
り、トッププレートとの電気的結合を行うことができ
る。
(ヘ) 実施例 この考案に係るスピーカの取付構造の実施例を、第1図
乃至第5図に基づいて説明する。
第1図は全体構成を示す一部分を断面した側面図、第2
図は取付け部分を示す要部拡大斜視図、第3図は他の実
施例の全体構成を示す一部分を断面した側面図、第4図
はスピーカの要部断面図、第5図はスピーカのドーム型
振動板部分を示す要部拡大斜視図である。
まず、第4図および第5図に基づいて、この考案の出願
人が、先に、提案したドーム型スピーカの構造について
説明する。
このドーム型スピーカ21は耐熱フィルム等を用いてドー
ム部21a、ボイスコイルボビン部21bおよびサスペンショ
ン部21cを一体成型にて形成している。
このサスペンション部21cの表面と裏面に、ボイスコイ
ル4のリード線4a,4bをそれぞれ這わせた状態で、第4
図に示すガイドリング22によって挟み込み、さらに、ガ
イドリング22の内径部分22aとヨーク23とを嵌合させる
ことにより、トッププレート24とヨーク23とが音声信号
の伝送経路としての機能を有するように構成されてい
る。
上記のように構成されたドーム型スピーカ21をバッフル
板1へ取付ける構造の第1の実施例を、第1図および第
2図に基づいて説明する。
トッププレート24とヨーク23が音声信号の伝送経路とし
て機能するように構成されたドーム型スピーカ21には、
スピーカの後端部であるヨーク23の一部分を、磁気回路
より大きく張り出させて形成した取付部23aが設けられ
ている。この取付部23aは、少なくとも2つ形成され、
その各取付部23aには、スピーカ取付用ビス3用の穴23b
がそれぞれ設けられている。
一方、キャビネットのバッフル板1の裏面側には、取付
部23aと対応する位置に凸部11が形成されている。
したがって、ドーム型スピーカ21をバッフル板1の裏面
側へ取付けるときは、スピーカ取付用ビス3によって、
取付部23aと凸部11とを締結し、トッププレート24をバ
ッフル板1の裏面へ圧接して固定する。
この時、第2図に示すように、プラス側の音声信号入力
用リード線4cの先端に取付けた端子金具5を同時にヨー
ク23へ締結することにより、ヨーク23との電気的結合を
行なうことができる。またマイナス側の音声信号入力用
のリード線4dは、トッププレート24とバッフル板1の裏
面との間に介在させ、トッププレート24がバッフル板1
へ圧接されると同時に電気的結合が行なわれるように構
成されている。
次に、第3図に基づき、他の実施例について説明する。
第1図の実施例の場合は、取付部23aがマグネシウムの
外径より大きいため、若干の磁気漏洩が生ずる。したが
って、磁気漏洩を少なくした状態で取付けるために、こ
の第3図の実施例では、ヨーク23の底面に非磁性材から
なる板5を取付けるようにしたものである。この板5に
は、取付部5aが形成され、その取付部5aにはスピーカ取
付用ビス3用の穴(図示しない)が形成されている。
また、バッフル板1がアルミダイキャスト製等の導電性
を有した材質で形成されている場合は、スピーカ取付用
ビス3が通常の金属性のビスであると、音声信号入力用
の電極の機能を有しているトッププレート24とヨーク23
とが電気的にショートすることになるので、この場合
は、スピーカ取付用ビス3を、例えば、プラスチックビ
ス等、絶縁性のある材質のものを使用することにより、
スピーカの取付けが可能となる。ただし、この場合は、
第3図のように、バッフル板1の凸部11とヨーク23側の
取付部5aとは非接触状態となるように、ギャップSを設
けて取付けている。
(ト) 考案の効果 この考案に係るスピーカの取付構造によれば、バッフル
面に凸部を設けることにより、スピーカの取付部を局部
的に厚く出来るので、従来例より長いスピーカ取付用ビ
ス、すなわち、スピーカ取付け強度が充分に確保可能な
スピーカ取付用ビスの使用が可能となる。したがって前
記従来例の様に取付け上の設計条件が大幅に制限を受け
ることが無くなるとともに、ヨーク側からトッププレー
ト、マグネット、をバッフルに挟み込んで取付け、磁気
回路を保持するに充分な強度の確保が可能な構造である
ことから、スピーカの磁気回路組立て時における、磁気
回路の接着剤の使用が不要になるので、より簡単にスピ
ーカの組立てが可能となり、コストダウンが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案に係るスピーカの取付構造
の実施例を示すもので、第1図は全体構成を示す一部分
を断面した側面図、第2図は取付け部分を示す要部拡大
斜視図、第3図は他の実施例の全体構成を示す一部分を
断面した側面図、第4図はスピーカの要部断面図、第5
図はスピーカのドーム型振動板部分を示す要部拡大斜視
図である。 第6図および第7図は従来例の全体構成を示す一部分を
断面した側面図である。 主な図番の説明 1:バッフル板 11:凸部 23:ヨーク 24:トッププレート 4c,4d:音声信号入力用リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−193771(JP,U) 実開 昭49−75338(JP,U) 実開 昭55−102279(JP,U) 実開 昭51−79328(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカの後端部であるヨーク側の一部を
    磁気回路より大きく張り出させて形成した少なくとも2
    つの取付部と、 キャビネットのバッフル面に設けた放音穴の周囲の前記
    取付部に対応させた位置に設けた凸部と、 前記ヨーク側の取付部に当接する一方の極性の音声信号
    入力用リード線と、 トッププレートとバッフル面との間に介在させて配置さ
    れる他方の極性の音声信号入力用リード線と、 前記各取付部と凸部とを締結するスピーカ取付用ビスか
    らなり、 前期取付用ビスの締結により、スピーカのトッププレー
    トをバッフル面に圧接させて固定するとともに、トップ
    プレートとヨークが音声信号の伝送経路として機能する
    ように構成されたことを特徴とするスピーカの取付構
    造。
  2. 【請求項2】スピーカのヨーク底面に非磁性材からなる
    取付板を設けて、この取付板と前記凸部とをスピーカ取
    付用ビスで締結し、スピーカをバッフル面に固定するよ
    うに構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のスピーカの取付構造。
  3. 【請求項3】前記スピーカ取付用ビスを電気的絶縁性を
    有する部材で形成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のスピーカの取付構造。
JP1987119201U 1987-08-05 1987-08-05 スピ−カの取付構造 Expired - Lifetime JPH073748Y2 (ja)

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JP1987119201U JPH073748Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05 スピ−カの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6425293U JPS6425293U (ja) 1989-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975338U (ja) * 1972-10-17 1974-06-29
JPS5614630Y2 (ja) * 1974-12-19 1981-04-06
JPS55102279U (ja) * 1979-01-08 1980-07-16
JPS60193771U (ja) * 1984-05-31 1985-12-23 オンキヨー株式会社 スピ−カユニツト取付構造

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JPS6425293U (ja) 1989-02-13

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