JP3319165B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP3319165B2
JP3319165B2 JP18555694A JP18555694A JP3319165B2 JP 3319165 B2 JP3319165 B2 JP 3319165B2 JP 18555694 A JP18555694 A JP 18555694A JP 18555694 A JP18555694 A JP 18555694A JP 3319165 B2 JP3319165 B2 JP 3319165B2
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信夫 東口
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Panasonic Holdings Corp
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に使用され
るスピーカの中で、主に車載用として使用されるスピー
カに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスピーカは図7に示すよ
うに構成されていた。
【0003】すなわち、センターポール1を有する下部
プレート2上にリング状のマグネット3及びリング状の
上部プレート4を組み込んで構成した磁気回路5の上面
にフレーム6を結合し、このフレーム6の周縁部にガス
ケット7と共に振動板8の外周部を接着し、この振動板
8の中央部に上記磁気回路5により構成された磁気ギャ
ップ9に偏心することなくはまり込むボイスコイル10
を結合し、このボイスコイル10のボビン中間部をダン
パー11にて支持し、振動板8の中央部上面にダストキ
ャップ12を組み込んで構成されている。
【0004】またボイスコイル10から引き出された引
き出し線13は振動板8上面で金糸線14と接続固定さ
れ、金糸線14は振動板8とダンパー11の間の空間部
に配置されてフレーム6に結合された端子15と接続固
定された構造であった。
【0005】また、このように構成された従来のスピー
カは図8及び図9に示すような状態で車に取り付けられ
ているものであった。
【0006】すなわち、オーディオ本体からの出力ハー
ネス及びコネクター(以下、ハーネスという)34は車
両ボディとドアの連結部を通ってドア内部に引き込ま
れ、ドアインナーパネル(以下、パネルという)35の
室外側を通ってスピーカ背面に結合された端子15に接
続される。
【0007】このようにして取り付けを行う組み立て作
業者は、パネル35の室内側からパネル35のスピーカ
取り付け穴よりドア内部に手を挿入し、ドア内部に引き
込まれたハーネス34を手探りでパネル35の室外側に
沿わせ、パネル35とハーネス34とのクリップ37に
よる固定を行い、スピーカの端子36と接続し、この端
子36が上側に設置されるように確認を行ってからスピ
ーカをパネル35にビス締めすることによって取り付け
るようにしていたものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、スピーカを車に取り付ける作業が困難で、
且つ時間がかかるという課題があった。また、端子36
はパネルの室外側に設置されるため、ドアガラス38の
隙間からの水の浸入による防水対策として防水端子を使
用したり、またはスピーカ背面に端子36を覆う半円状
のシーリングカップ39を設けたりしなければならず、
このためにコストアップの要因となるばかりでなく、シ
ーリングカップ39を設置することにより、スピーカ背
面からの放射音を妨げることになり、音響性能が低下す
るなどの課題をも有したものであった。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決し、
作業性と信頼性を向上したスピーカを提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明によるスピーカは、磁気ギャップを形成した磁
気回路の上面にフレームを結合し、このフレームの周縁
に上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを中心に
結合した振動板の外周部を結合すると共に端子を取り付
けた帯板状のブリッジの両端を結合し、このブリッジ
中心位置に取り付けられた端子に上記ボイスコイルから
引き出された引き出し線を上記振動板上で接続した金糸
線を介して接続した構成にしたものである。
【0011】
【作用】この構成により端子をスピーカの前面側に設置
することができるようになり、この端子と車に設けられ
たハーネスとの接続をパネルの室内側で行うことが可能
になり、作業時間の短縮ができ、また端子の防水対策の
必要がなく、音響性能の向上とコストダウンが可能にな
とともに、上記端子をブリッジの中心位置に取り付け
たため、スピーカを車のパネルに取り付ける際に、スピ
ーカの取付けに関係なく、上記端子は中心にあるので端
子位置を確認することなく取付けでき作業工数の向上が
行えるものである。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を用いて説明する。
【0013】図1は同実施例によるスピーカの構成を示
す正面断面図、図2は同平面図であり、図1,図2に示
すようにセンターポールを有する下部プレート16上に
リング状のマグネット17及びリング状の上部プレート
18を組み込んで構成した磁気回路19の上面にフレー
ム20を結合し、このフレーム20の周縁部上面に振動
板21の外周部を接着すると共に振動板21の中央部に
上記磁気回路19により構成された磁気ギャップ22に
偏心することなくはまり込むボイスコイル23を結合
し、このボイスコイル23のボビン中間部をダンパー2
4にて支持し、更に振動板21の中央部上面にダストキ
ャップ25を貼り付けて構成している。
【0014】また、フレーム20の周縁部上面の中心に
端子26を取り付けたブリッジ27を結合し、この上面
にガスケット28を接着している。またボイスコイル2
3から引き出された引き出し線29は振動板21上で金
糸線30と接続固定され、この金糸線30は振動板21
と端子26の間の空間部に配置されてブリッジ27に結
合された端子26に接続固定される構成としている。
【0015】また、このように構成される本実施例のス
ピーカを組み立てる組み立て工程において、金糸線30
をスピーカの前面側へ引き出す構成としているため、金
糸線30と端子26との接続を他の部品の組み立て作業
と同じ方向で作業することができるため、従来のスピー
カのように作業前にスピーカを反転する必要がなくな
り、作業効率の向上が図れるものである。
【0016】このように構成された本実施例のスピーカ
は、図3に示すようにパネル40にビス42にてスピー
カ41の取り付けを行った後に、スピーカ41の上のパ
ネル作業穴45から引き出したハーネス43をスピーカ
41の前面の端子26に容易に接続できるため、大幅な
作業時間短縮が可能になる。
【0017】また端子26はパネル40の室内側に設置
されるため、ドアガラス隙間からの水の浸入による防水
対策が不必要であり、防水端子または端子を覆う半円状
のシーリングカップが不必要になり、大幅なコストダウ
ンが可能になる。更にシーリングカップを削除すること
により、スピーカ背面からの放射音を妨げる遮音物がな
くなることで、音響性能と生産性を向上させることがで
きる。
【0018】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を用いて説明する。
【0019】図4は同実施例によるスピーカに用いる端
子を取り付けたブリッジを一体構造で形成したガスケッ
トを示した斜視図であり、端子26を取り付けたブリッ
ジをガスケット31と一体構造で形成した構成としたも
のであり、これ以外の構成は上記実施例1と同じである
ため詳細な説明は省略する。
【0020】このように端子26を取り付けたブリッジ
をガスケット31と一体構造で形成することにより、上
記実施例1の効果に加え、部品点数削減によるコストダ
ウン及び作業工数削減の効果が得られるものである。
【0021】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図面を用いて説明する。
【0022】図5は同実施例によるスピーカの構成を示
す正面断面図、図6は同平面図であり、センターポール
を有する下部プレート16上にリング状のマグネット1
7及びリング状の上部プレート18を組み込んで構成し
た磁気回路19の上面にフレーム20を結合し、このフ
レーム20の周縁部に振動板21の外周部と共にガスケ
ット28を接着し、この振動板21の中央部に上記磁気
回路19により構成された磁気ギャップ22に偏心する
ことなくはまり込むボイスコイル23を結合し、このボ
イスコイル23のボビン中間部をダンパー24にて支持
している。
【0023】また、円筒状のサポータ32を下部プレー
ト16のセンターポールへ圧入またはビス止めにより結
合し、サポータ32と振動板21を筒状のダストキャッ
プ33を組み込んで構成している。上記サポータ32の
上面部に端子26を結合し、ボイスコイル23から引き
出されたリード線29を振動板21上で金糸線30と接
続固定し、この金糸線30を振動板21と端子26の間
の空間部に配置して他端を上記端子26に接続固定した
構成としたものである。
【0024】このような構成とすることにより、上記実
施例1と同様の効果を得ることができ、その詳細な説明
は省略する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカは、
端子をスピーカの前面側の中心に設置する構成とするこ
とにより、スピーカを車のパネルに取り付ける際に端子
の方向性、すなわちスピーカの取り付けが4箇所止めの
ものであれば、90度毎のいずれの方向であっても端子
の位置を確認することなく取り付けを行うことが可能に
なる。
【0026】また、組み立て作業者はスピーカの前面側
でハーネスを端子に接続することができるために作業が
容易になり、作業性を大きく向上させることができる。
【0027】さらに、端子が車の室内外に配置される構
成となるために防止対策が不要になるばかりでなく、背
面からの放射音を遮蔽しなくなるために音響特性の劣化
を防止することもでき、多くの効果を得ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるスピーカの構成を
示す正面断面図
【図2】同平面図
【図3】同実施例によるスピーカの取り付け状態を示す
要部斜視図
【図4】本発明の第2の実施例によるガスケットを示す
斜視図
【図5】本発明の第3の実施例によるスピーカの構成を
示す正面断面図
【図6】同平面図
【図7】従来のスピーカの構成を示す正面半断面図
【図8】従来のスピーカの取り付け状態を示す要部斜視
【図9】従来のスピーカの取り付け状態を示す要部側面
断面図
【符号の説明】
16 下部プレート 17 マグネット 18 上部プレート 19 磁気回路 20 フレーム 21 振動板 22 磁気ギャップ 23 ボイスコイル 24 ダンパー 25 ダストキャップ 26 端子 27 ブリッジ 28 ガスケット 29 リード線 30 金糸線 31 ガスケット 32 サポータ 33 筒状ダストキャップ 40 パネル 41 スピーカ 42 ビス 43 ハーネス 45 パネル作業穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップを形成した磁気回路の上面
    にフレームを結合し、このフレームの周縁に上記磁気ギ
    ャップにはまり込むボイスコイルを中心に結合した振動
    板の外周部を結合すると共に端子を取り付けた帯板状の
    ブリッジの両端を結合し、このブリッジの中心位置に取
    り付けられた端子に上記ボイスコイルから引き出された
    引き出し線を上記振動板上で接続した金糸線を介して
    続してなるスピーカ。
  2. 【請求項2】 端子を取り付けた帯板状のブリッジを振
    動板の周縁部上面に結合されるガスケットと一体構造で
    形成した請求項1記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 端子を取り付けた帯板状のブリッジに代
    えて、上面に端子を結合した円筒状のサポータを磁気回
    路の中心に結合し、この端子にボイスコイルから引き出
    された引き出し線を接続する構成とした請求項1記載の
    スピーカ。
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