JPH0846585A - ステレオ受信装置 - Google Patents

ステレオ受信装置

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JPH0846585A
JPH0846585A JP6175587A JP17558794A JPH0846585A JP H0846585 A JPH0846585 A JP H0846585A JP 6175587 A JP6175587 A JP 6175587A JP 17558794 A JP17558794 A JP 17558794A JP H0846585 A JPH0846585 A JP H0846585A
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JP
Japan
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signal
stereo
sound
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sound field
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JP6175587A
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English (en)
Inventor
Toshihito Sawai
利仁 澤井
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステレオ放送受信時に音場制御機能を動作さ
せても、立体感を損なうことなく、ノイズを低減させ、
また、受信感度を高めることを目的とする。 【構成】 左右2チャンネル間のセパレーションを制御
する機能と、音場制御機能を有するステレオ受信装置に
おいて、音場制御機能を動作させると、モノラル信号で
もステレオ感が生ずるので、ステレオ受信部にステレオ
/モノラル切換手段を設け、音場制御時はモノラルにし
て放送を受信することにより、ノイズを低減するととも
に受信感度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の音場制御手段を有するFM
ステレオ受信装置の構成図である。以下、図を用いて説
明する。1はFM放送波を受信・復調する受信部で、ア
ンテナ11からの所望の周波数の信号のみを選択する同
調回路12(高周波増幅回路、局部発振回路、混合回路
及び中間周波増幅回路を含む)、同調回路12からの信
号をFM復調する検波器13、アンテナ入力レベルの強
弱に応じたステレオ分離度で受信したステレオ信号を左
右2チャンネルのL(左)信号とR(右)信号に分離
し、出力するマルチプレックス回路14(以下MPX回
路と称す)で構成される。尚、MPX回路14はステレ
オ放送における和信号(L+R)と差信号〔α(L−
R)〕との和と差をとることによりL信号とR信号に分
離し、また、αの値を変化させる(0〜1)ことによ
り、ステレオ分離度を制御する。
【0003】9は受信部1で復調された音声信号の音場
制御(再生音の遅延処理、レベル変更処理、加算処理等
を行い、コンサートホール、教会、スタジアム、ライブ
ハウス等における演奏の臨場感を出す制御)を行う音場
制御部で、復調されたアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器91a,91b、入力信号に対して
臨場感のある音を出すために入力信号(デジタル信号)
に遅延等の演算処理を行うデジタル・シグナル・プロセ
ッサ(以下DSPと称す)92、DSP92で全ての演
算処理が完了した後出力されたデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/A変換器93a,93bで構成され
る。尚、DSP92はマイコン94からの音場制御モー
ド信号(操作者が選択した音場モードを示す信号)に応
じて、演算処理を行い、所望の音場制御が実現される。
【0004】3は出力部で、音場制御部9で処理された
信号(D/A変換器93a,93bの出力信号)を増幅
する出力増幅器31a,31b及び信号を音声に変換す
る左右のスピーカ32a,32bで構成される。次に、
動作について説明する。アンテナ11で受信された電波
は操作者の設定した周波数の放送波のみが検波、増幅さ
れ、MPX回路14で和信号(L+R)と差信号〔α
(L−R)〕との和と差をとることにより、左右のスピ
ーカに対してL信号とR信号に分離される。この場合、
受信電波が弱いときはノイズが多くなるので、αを0に
して左右のスピーカから(L+R)信号をだすモノラル
に自動的に切り換えられる。
【0005】音場制御を行わない場合(操作者が選
択)は、マイコン94はDSP92に音場制御を行わな
いように指示する。MPX回路14では、和信号(L+
R)と差信号〔α(L−R)〕との和と差がとられ、L
信号とR信号に分離された信号が出力される。そして、
左右に分離されたL信号とR信号は、A/D変換器91
a,91b、DSP92、D/A変換器93a,93b
を通過するが、DSP92では演算処理されず、A/D
変換器91a,91bに入力された信号がそのままの形
でD/A変換器93a,93bから出力される。そし
て、D/A変換器93a,93bの出力信号は出力増幅
器31a,31bで増幅され、左スピーカ32aからは
L信号が、右スピーカ32bからはR信号が共に音場処
理されていないステレオ音声として再生される。
【0006】音場制御を行う場合(操作者が選択)
は、マイコン94はDSP92に音場制御を行うように
指示し、また、音場制御に必要なデータ(遅延量のデー
タ等)を出力する。MPX回路14で左右に分離された
R信号とL信号はDSP92によるデジタル信号処理を
行えるようにするために、A/D変換器91a,91b
によりデジタル信号に変換される。DSP92は、デジ
タル変換された左チャンネルのL信号と右チャンネルの
R信号に遅延処理、レベル制御処理等を行って、初期反
射音、残響音を作り、元の直接音に混合(加算)して臨
場感がでるような信号処理を行う。DSP92での信号
処理が完了した信号はD/A変換器93a,93bによ
りアナログ信号に変換され、出力増幅器31a,31b
で増幅されて、左スピーカ32aからは音場制御が行わ
れたL信号、右スピーカ32bからは音場制御が行われ
たR信号が再生される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に、車載
用のFMステレオ受信装置では、車両の移動とともに放
送局との位置関係及び障害物等の影響で、マルチパス
歪、S/Nの大きな変動、受信エリア外付近での受信の
不安定(聞こえたり、聞こえなかったりする)等が必然
的に生ずる。ステレオ放送を受信して左右の信号にステ
レオ再生すると、一般にモノラル再生よりも、上述の悪
影響を受けやすく、ノイズ等が増加する。従来のステレ
オ受信装置では、アンテナ入力レベルが高いときはステ
レオ再生で良好に聴けるが、アンテナ入力レベルが低く
なるとステレオ再生ではノイズが大きく聴きにくいの
で、自動的にモノラル再生に近づきノイズを低減するよ
うになっている。
【0008】しかし、ノイズや歪のある信号を音場制御
処理すると、ノイズ、歪等にも遅延処理等が行われ、ノ
イズが直接音だけでなく、初期反射音及び残響音として
再生されるため、ノイズや歪がより強調され一層聴きづ
らくなる。本発明は、このような問題を解決したもの
で、音場制御機能を動作させた場合にも、ノイズや歪の
影響を抑えるステレオ受信装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ステレオ放送を受信し、ステレオ信号とモ
ノラル信号を選択して出力できる受信部と、該受信部か
らの出力信号に音場制御処理を施す音場制御部とを有す
るステレオ受信装置において、前記音場制御部が音場制
御を行っている時には、前記受信部にモノラル信号を出
力させる出力制御手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0010】また、前記音場制御部は、音場制御を行っ
ている時には、左右出力信号の内どちらか一方を遅延し
て出力する遅延手段を有することを特徴とするものであ
る。また、ステレオ放送を受信し、ステレオ和信号(L
+R)とステレオ差信号(L−R)を復調する受信部
と、入力信号に遅延処理等を施して効果音を生成し、入
力信号に処理を施さない直接音と該効果音を選択的に出
力する音場制御部とを有するステレオ受信装置におい
て、前記音場制御部は、前記受信部から前記ステレオ和
信号(L+R)を入力し、該ステレオ和信号(L+R)
から前記効果音を生成することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、ステレオ放送を受信し、ステレオ和
信号(L+R)とステレオ差信号(L−R)を復調し、
該ステレオ和信号(L+R)と該ステレオ差信号(L−
R)からステレオ左信号(L)とステレオ右信号(R)
を生成する受信部と、入力信号に遅延処理等を施して効
果音を生成し、入力信号に処理を施さない直接音と該効
果音を選択的に出力する音場制御部とを有するステレオ
受信装置において、前記音場制御部は、前記受信部から
前記ステレオ左信号(L)と前記ステレオ右信号(R)
と前記ステレオ和信号(L+R)を入力し、該ステレオ
和信号(L+R)から前記効果音を生成するとともに、
前記ステレオ左信号(L)と前記ステレオ右信号(R)
を直接音とすることを特徴とするものである。
【0012】また、ステレオ放送を受信し、ステレオ和
信号(L+R)とステレオ差信号(L−R)を復調する
受信部と、入力信号に遅延処理等を施して効果音を生成
し、入力信号に処理を施さない直接音と該効果音を選択
的に出力する音場制御部とを有するステレオ受信装置に
おいて、前記音場制御部は、前記受信部から前記ステレ
オ和信号(L+R)と前記ステレオ差信号(L−R)を
入力し、該ステレオ和信号(L+R)から前記効果音を
生成するとともに、該ステレオ和信号(L+R)と前記
ステレオ差信号(L−R)とからステレオ左信号(L)
とステレオ右信号(R)を生成して直接音とすることを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】ステレオ放送を受信してステレオ再生すると、
モノラル再生するよりも一般にノイズや歪が増加して聴
きづらくなる。このようなステレオ信号に遅延等の音場
制御処理を行うと一層聴きづらくなる。そこで、音場制
御処理を行うときは出力制御手段が受信部にノイズの少
ないモノラル信号を出力させ、このモノラル信号で音場
制御処理を行う。
【0014】また、人間は左右の音源から同一の音声信
号の音を同時に聞かせると、音に広がりのないモノラル
音として認識するが、同一の音声信号でも左右の音源の
一方の音声信号を遅延させることにより立体感を生じる
と言われている。これはハース効果と称されるものであ
る。そこで、音場制御処理を行うと出力制御手段が受信
部にノイズの少ないモノラル信号を出力させる。そし
て、遅延手段が一方のチャンネルのモノラル信号(音場
制御も行われる)を遅延させるので、聴取者はより立体
感を感じる。
【0015】また、ステレオ放送ではステレオ和信号
(L+R)はノイズが少なく、ステレオ差信号(L−
R)はノイズが多い。そのため、ノイズの少ないステレ
オ和信号(L+R)に音場制御処理を行って効果音を生
成するとノイズの少ない音声が再生され聴きやすい。ま
た、ノイズの少ないステレオ和信号(L+R)に音場制
御処理を行って効果音を生成するとノイズの少ない効果
音が得られる。また、ステレオ和信号(L+R)とステ
レオ差信号(L−R)から左右に分離されたステレオ右
信号(R)及びステレオ左信号(L)を作り、音場制御
しない直接音に使用することにより完全なステレオ感が
得られる。
【0016】また、ノイズの少ないステレオ和信号(L
+R)に音場制御処理を行って効果音を生成するとノイ
ズの少ない効果音が得られる。また、ステレオ和信号
(L+R)とステレオ差信号(L−R)から音場制御手
段の内部で、左右に分離されたステレオ右信号(R)及
びステレオ左信号(L)を作り、音場制御しない直接音
に使用することにより完全なステレオ感が得られる。さ
らに、受信部の専用のMPX回路が省略できる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例の音場制御機能を有
するFMステレオ受信装置のシステム構成図である。以
下、図を用いて説明する。1はFM放送波を受信・復調
する受信部で、アンテナ11からの所望の周波数の信号
のみを選択する同調回路12(高周波増幅回路、局部発
振回路、混合回路及び中間周波増幅回路を含む)、同調
回路12からの信号をFM復調する検波器13、アンテ
ナ入力レベルの強弱に応じたステレオ分離度で受信した
ステレオ信号を左右2チャンネルのL(左)信号とR
(右)信号に分離し、出力するマルチプレックス回路1
4(以下MPX回路と称す)で構成される。尚、MPX
回路14はステレオ放送における和信号(L+R)と差
信号〔α(L−R)〕との和と差をとることによりL信
号とR信号に分離する。
【0018】また、チャンネルセパレーションの制御
は、分離の際に差信号を〔α(L−R)〕とし、αの値
を1(セパレーション100%)から0(セパレーショ
ン0%;モノラル信号)に変化させることにより行う。
また、アンテナ入力レベルの強弱を表す信号は同調回路
12内の中間周波増幅回路出力を検波、整流、平滑する
ことにより得ることができる。
【0019】2は受信部1で復調された音声信号の音場
制御(再生音の遅延処理、レベル変更処理、加算処理等
を行い、コンサートホール、教会、スタジアム、ライブ
ハウス等における演奏の臨場感を模擬する制御)を行う
音場制御部で、復調されたアナログ信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器21a,21b、入力信号(デ
ジタル信号)に対して臨場感のある音を出すために入力
信号に遅延等のデジタル演算処理を行うデジタル・シグ
ナル・プロセッサ(以下DSPと称す)22、DSP2
2で全ての演算処理が完了した後、出力されたデジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器23a,2
3b、DSP22及びMPX回路14に動作指示やデー
タ送信を行うマイコン24で構成される。尚、DSP2
2はマイコン24からの音場制御モード信号(操作者が
選択した音場モードを示す信号)に応じて演算処理を行
い、所望の音場制御が実現される。
【0020】3は出力部で、音場制御部2で処理された
信号(D/A変換器23a,23bの出力信号)を増幅
する出力増幅器31a,31b及び信号を音声に変換す
る左右のスピーカ32a,32bで構成される。次に、
動作について説明する。 音場制御を行わない場合(操作者が選択)は、マイコ
ン24はDSP22に音場制御を行わないように指示す
ると共に、MPX回路14に対して通常の動作を行うよ
うに、つまり、受信電波の電界強度に応じた分離度で、
L信号とR信号を出力するように指示信号を出力する。
その結果、MPX回路14では、和信号(L+R)と差
信号〔α(L−R)〕との和と差がとられ(αは電界強
度等に応じて0〜1の値をとなる;電界強度が十分大き
い時α=1)、所定の分離度でL信号とR信号に分離さ
れた信号が出力される。そして、左右に分離されたL信
号とR信号は、A/D変換器21a,21b、DSP2
2、D/A変換器23a,23bを通過するが、DSP
22では演算処理されず、A/D変換器21a,21b
に入力された信号がそのままの形でD/A変換器23
a,23bから出力される。そして、D/A変換器23
a,23bの出力信号は出力増幅器31a,31bで増
幅され、左スピーカ32aからはL信号が、右スピーカ
32bからはR信号が共に音場制御処理されていないス
テレオ音声として再生される。
【0021】音場制御を行う場合(操作者が選択)
は、マイコン24はDSP22に音場制御を行うように
指示し、また、音場制御に必要なデータ(遅延量のデー
タ等)を出力する。また、マイコン24はMPX回路1
4に対してL信号とR信号の分離を行わないように、つ
まり和信号(L+R)と差信号(L−R)の和、差処理
を行わない、あるいは、αを0とする旨の指示信号を出
力する。その結果、MPX回路14からは左チャンネ
ル、右チャンネルとも同じ(L+R)信号のモノラル信
号が出力される。(L+R)信号はDSP22によるデ
ジタル信号処理を行えるようにするために、A/D変換
器21a,21bによりデジタル信号に変換される。D
SP22は、デジタル変換された直接音信号(L+R)
に遅延処理等を行って、初期反射音信号、残響音信号を
作ると共に、これらの信号を直接音信号(L+R)に混
合する等の音場処理を行い、臨場感を擬似した信号を生
成する。DSP22で、音場処理の完了した信号はD/
A変換器23a,23bによりアナログ信号に変換さ
れ、出力増幅器31a,31bで増幅され、左右のスピ
ーカ32a,32bから音場制御された音声信号が再生
される。
【0022】以上のように、本実施例では音場制御を行
う場合には、ノイズや歪の少ないモノラル信号を用いる
ので音場制御によるノイズ、歪の悪影響を抑えることが
でき、電界の弱い地域や電界強度の変動の大きい地域で
も良好に音楽等を聴くことができる。また、音場制御が
行われているので、モノラル信号を用いても擬似的にあ
る程度のステレオ感が再現される。
【0023】図2は本発明の第2の実施例の音場制御機
能を有する車載用のFMステレオ受信装置の構成を示す
図で、(a)はシステム構成図、(b)は音場制御部4
の詳細図である。尚、図2(b)は音場制御を行う場合
における音場制御部4の処理体系を示している。以下、
図を用いて説明する。尚、本例のFMステレオ受信装置
の受信部の構成は第1の実施例と同様であるので説明は
省略し、DSPによる音響制御部4のみを説明する。
【0024】4は受信部1で復調された音声信号の音場
制御を行う音場制御部で、復調されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器41a,41b、入
力信号に対して臨場感のある音を出すために入力信号に
遅延等のデジタル演算処理を行うDSP42、DSP4
2で全ての演算処理が完了した後、出力されたデジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器43a〜4
3d、DSP42及びMPX回路14に動作指示やデジ
タル送信を行うマイコン44で構成される。また、DS
P42には左チャンネルの信号にのみ遅延を起こさせる
遅延ブロック42a、初期反射音を作る初期反射音生成
ブロック42b、残響音を作る残響音生成ブロック42
cが含まれる。尚、通常の音場制御はマイコン44から
の音場制御モード信号(操作者が選択した音場モードを
示す信号)に応じて行われる。また、初期反射音は遅延
処理とレベル調整処理等で生成され、残響音は遅延処理
とレベル調整(減衰)と加算処理を繰り返す方法等によ
り生成される。
【0025】3は出力部で、処理された信号を増幅する
出力増幅器31a〜31d、信号を音声に変換する左右
のフロントスピーカ32a,32b(車室内前部例えば
フロントドアに設置)及び左右のリアスピーカ32c,
32d(車室内後部例えばリアトレイに設置)で構成さ
れる。次に、動作について説明する。
【0026】音場制御を行わない場合は、マイコン4
4がDSP42に対して音場制御を行わないように指示
すると共に、MPX回路14に対して通常の動作を行う
ように、つまり、受信電波の電界強度に応じた分離度
で、L信号とR信号を出力するように指示信号を出力す
る。その結果、MPX回路14からは、和信号(L+
R)と差信号〔α(L−R)〕との和と差がとられ(α
は電界強度等に応じて0〜1の値をとなる)、所定の分
離度でL信号とR信号に分離された信号が出力される。
そして、左右に分離されたL信号とR信号はA/D変換
器41a,41b、DSP42、D/A変換器43a〜
43dを通過するが、DSP42では演算処理されず、
A/D変換器41a、41bに入力された信号がそのま
まの形でD/A変換器43a〜43dから出力される。
そして、D/A変換器43a〜43dの出力信号は出力
増幅器31a〜31dで増幅され、左フロントスピーカ
32a,左リアスピーカ32cからはL信号が、右フロ
ントスピーカ32b,右リアスピーカ32dからはR信
号が共に音場制御されていないステレオ音声として再生
される。つまり、DSP42は何ら演算処理を行わず、
A/D変換器41aの出力データをそのままD/A変換
器43a,43cに出力し、A/D変換器41bの出力
データをそのままD/A変換器43b,43dに出力す
る。
【0027】音場制御を行う場合は、マイコン44は
DSP42に音場制御を行うように指示し、また、音場
制御に必要なデータ(遅延量のデータ等)を出力する。
また、マイコン44はMPX回路14に対してL信号と
R信号の分離を行わないように、つまり和信号(L+
R)と差信号(L−R)の和、差処理を行わない、ある
いは、αを0とする旨の指示信号を出力する。その結
果、MPX回路14からは左右ともに同じ(L+R)信
号のモノラル信号が出力される。(L+R)信号はDS
P42によるデジタル信号処理を行えるようにするため
に、A/D変換器41a,41bによりデジタル信号に
変換される。DSP42はデジタル変換された左チャン
ネルの(L+R)信号のみを遅延ブロック42aに通
し、5〜10ms信号を遅延させて左チャンネルの直接
音信号として出力し、右チャンネルの(L+R)信号は
そのまま右チャンネルの直接音信号として出力する。一
方、初期反射音生成ブロック42b及び残響音生成ブロ
ック42cは共通の(L+R)信号(左右チャンネル和
信号)を入力して遅延等の処理を行い、初期反射音信号
及び残響音信号を作る。そして、DSP42は前述の左
右のチャンネルの直接音信号に初期反射音信号を加えて
対応する左右のフロントチャンネルへの出力信号を生成
し、D/A変換器43a,43bに出力する。また、D
SP42は残響音信号は左右のリアチャンネルの出力信
号として、D/A変換器43c,43dに出力する。D
SP42で演算処理の完了した信号はD/A変換器43
a〜43dによりアナログ信号に変換され、出力増幅器
31a〜31dで増幅され、左フロントスピーカ32a
からは遅延処理された(L+R)信号に初期反射音信号
が加算された信号が、右フロントスピーカ32bからは
(L+R)信号に初期反射音信号が加算された信号が音
声として再生される。また、左右のリアスピーカ32
c、32dからは残響音生成ブロック42cで処理され
た残響音信号が音声として再生される。
【0028】尚、上記の説明は左チャンネルの信号を遅
延させているが、右チャンネルの信号を遅延させても同
様の効果がある。以上のように、本実施例では第1の実
施例における効果と同様の効果を生じると共に音場制御
時にはモノラルの直接音が左右のスピーカから時間差を
もって再生されるので、擬似ステレオ効果によりステレ
オ感を得ることができる。
【0029】図3は本発明の第3の実施例の音場制御機
能を有する車載用FMステレオ受信装置の構成を示す図
で、(a)はシステム構成図、(b)は音場制御部6の
詳細図である。尚、図3(b)は音場制御を行う場合に
おける音場制御部6の処理体系を示している。以下、図
を用いて説明する。5はFM放送波を受信・復調する受
信部で、アンテナ51からの所望の周波数の信号のみを
選択する同調回路52(高周波増幅回路、局部発振回
路、混合回路及び中間周波増幅回路を含む)、同調回路
52からの信号をFM復調する検波器53、アンテナ入
力レベルの強弱に応じたステレオ分離度で受信したステ
レオ信号を左右2チャンネルのL信号とR信号に分離し
出力するマルチプレックス回路54(以下MPX回路と
称す)で構成される。尚、MPX回路54は和信号(L
+R)と差信号〔α(L−R)〕との和と差をとること
によりL信号とR信号を分離する。また、本例ではMP
X回路54は左右に分離されたL信号、R信号の他に分
離する前の和信号(L+R)も出力する構成となってい
る。
【0030】また、チャンネルセパレーションの制御
は、分離の際に差信号を〔α(L−R)〕とし、αの値
を1(セパレーション100%)から0(セパレーショ
ン0%;モノラル信号)に変化させることにより行う。
また、アンテナ入力レベルの強弱を表す信号は同調回路
12内の中間周波増幅回路出力を検波、整流、平滑する
ことにより得ることができる。
【0031】6は受信部5で復調された音声信号の音場
制御を行う音場制御部で、復調されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器61a〜61c、入
力信号(デジタル信号)に対して臨場感のある音を出す
ために入力信号に遅延等のデジタル演算処理を行うDS
P62、DSP62で全ての演算処理が完了した後、出
力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A
変換器63a〜63d、DSP62に動作指示やデータ
送信を行うマイコン64で構成される。尚、DSP62
はマイコン64からの音場制御モード信号(操作者が選
択した音場モードを示す信号)に応じて演算処理を行
い、所望の音場制御が実現される。
【0032】3は出力部で、音場制御部6で処理された
信号(D/A変換器63a〜63dの出力信号)を増幅
する出力増幅器31a〜31d及び信号を音声に変換す
る左右のフロントスピーカ32a,32b及び左右のリ
アスピーカ32c〜32dで構成される。次に、動作に
ついて説明する。
【0033】音場制御を行わない場合は、マイコン6
4がDSP62に対して音場制御を行わないように指示
する。MPX回路54からは、和信号(L+R)と差信
号〔α(L−R)〕との和と差がとられ(αは電界強度
等に応じて0〜1の値をとなる;電界強度が十分大きい
時はα=1となる)、所定の分離度(電界強度に対応)
でL信号とR信号に分離された信号と和信号(L+R)
が出力される。そして、これらの信号はA/D変換器6
1a〜61c、DSP62、D/A変換器63a〜63
dを通過するが、DSP62では演算処理されず、A/
D変換器61aに入力された信号がそのままの形でD/
A変換器43a,43cから出力され、また、A/D変
換器61bに入力された信号がそのままの形でD/A変
換器63b,63dから出力される。つまり、L信号は
特に音場制御処理は行われずに左フロントスピーカ32
a及び左リアスピーカ32cから再生され、R信号は特
に音場制御処理は行われずに右フロントスピーカ32b
及び右リアスピーカ32dから再生される。尚、この場
合、和信号(L+R)は再生されない。
【0034】音場制御を行う場合は、マイコン64が
DSP62に対して音場制御を行うように指示し、ま
た、音場制御に必要なデータ(遅延量のデータ等)を出
力する。MPX回路54は音場制御を行わない場合と同
様に動作し、MPX回路64からは、L信号とR信号に
分離されたステレオ信号とモノラル信号である和信号
(L+R)が出力される。L信号、R信号及び(L+
R)信号はDSP62によるデジタル信号処理を行える
ようにするために、A/D変換器61a〜61cにより
デジタル信号に変換される。初期反射音生成ブロック6
2b及び残響音生成ブロック62cに共通の(L+R)
信号を入力して遅延等の処理を行って、初期反射音信号
及び残響音信号を作る。そして、初期反射音は左右のチ
ャンネルの直接音信号(L信号,R信号)に加えられ
て、それぞれ対応する左右のフロントチャンネルの出力
としてD/A変換器63a,63bに出力される。また
残響音信号は左右のリアチャンネルの出力としてD/A
変換器63c,63dに出力される。そして、D/A変
換器63a〜63dによりアナログ信号に変換された各
信号は出力増幅器31a〜31dで増幅されて、左フロ
ントスピーカ32aからはL信号に初期反射信号が加算
された信号が、右フロントスピーカ32bからはR信号
に初期反射信号が加算された信号が音声として再生され
る。また、左右のリアスピーカ32c,32dからは残
響音生成ブロック62cで処理された信号が残響音とし
て再生される。
【0035】本実施例のDSPを使用した制御系では、
音場制御処理の有無に係わらず直接音には、分離された
L信号、R信号が使用されているのでステレオ効果が大
きい。また、初期反射音、残響音生成にはA/D変換器
が1つ増えるが、一旦、L信号とR信号に分離した後に
両信号を加算するのではなく、ノイズの少ないモノラル
信号である和信号(L+R)を使用しているのでノイズ
や歪による悪影響を抑えることができる。尚、L信号,
R信号のステレオ分離度はMPX回路54により電界強
度に応じて制御されるので、電界強度が低下した時には
L信号,R信号の分離度が低下してノイズ等が抑えられ
る。
【0036】図4は本発明の第4の実施例の音場制御機
能を有する車載用FMステレオ受信装置の構成を示す図
で、(a)はシステム構成図、(b)は音場制御部8の
詳細図である。尚、図4(b)は音場制御を行う場合に
おける音場制御部8の処理体系を示している。以下、図
を用いて説明する。7はFM放送波を受信・復調する受
信部で、アンテナ71からの所望の周波数の信号のみを
選択する同調回路72(高周波増幅回路、局部発振回
路、混合回路及び中間周波増幅回路を含む)、同調回路
72からの信号をFM復調し、和信号(L+R),差信
号(L−R)を出力する検波器73で構成される。
【0037】8は受信部7で復調された音声信号の音場
制御を行う音場制御部で、復調されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器81a,81b、入
力信号に対して臨場感のある音を出すために入力信号に
遅延等のデジタル演算処理を行うDSP82、DSP8
2で全ての演算処理が完了した後、出力されたデジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器83a〜8
3d、DSP82に動作指示やデータ伝送を行うマイコ
ン84で構成される。尚、DSP82はマイコン84か
らの音場制御モード信号(操作者が選択した音場モード
を示す信号)に応じて演算処理を行い、所望の音場制御
が実現される。
【0038】3は出力部で、音場制御部8で処理された
信号(D/A変換器83a〜83dの出力信号)を増幅
する出力増幅器31a〜31d及び信号を音声に変換す
る左右のフロントスピーカ32a,32b及び左右のリ
アスピーカ32c〜32dで構成される。次に、動作に
ついて説明する。
【0039】音場制御を行わない場合は、マイコン8
4がDSP82に対して音場制御処理(初期反射音、残
響音の生成)を行わないように指示する。検波器73か
らの和信号(L+R)と差信号〔α(L−R)〕がA/
D変換器81a,81bによりデジタル信号に変換され
る。DSP82は和信号(L+R)と差信号〔α(L−
R)〕を加算してL信号を生成する。また、DSP82
は差信号〔α(L−R)〕のみを反転器82dに通して
反転させ、和信号(L+R)を加算してR信号を生成す
る。そして、これらのL信号とR信号がD/A変換器8
3a〜83dでアナログ信号に変換されて後、出力増幅
器31a,31bで増幅されて、左フロントスピーカ3
2a及び左リアスピーカ32cからはL信号が、右フロ
ントスピーカ32b及び右リアスピーカ32dからはR
信号が、共に音場制御処理されていないステレオ音声と
して再生される。
【0040】音場制御を行う場合は、マイコン84が
DSP82に対して音場制御を行うように指示し、ま
た、音場制御に必要なデータ(遅延量のデータ等)を出
力する。そして音場制御を行わない場合と同様にDSP
82は内部でL信号、R信号のステレオ信号を生成す
る。初期反射音生成ブロック82b及び残響音生成ブロ
ック82cにはA/D変換器81aから共通の(L+
R)信号が入力され遅延等の処理を行って、初期反射音
信号及び残響音信号が生成される。そして、初期反射音
は左右のチャンネルの直接音信号(L信号,R信号)に
加えられて、それぞれ対応する左右のフロントチャンネ
ルの出力としてD/A変換器83a,83bに出力され
る。また残響音信号は左右のリアチャンネルの出力とし
てD/A変換器83c,83dに出力される。そして、
D/A変換器83a〜83dによりアナログ信号に変換
された各信号は、出力増幅器31a,31bで増幅され
て、左フロントスピーカ32aからはL信号に初期反射
信号が加算された信号が、右フロントスピーカ32bか
らはR信号に初期反射信号が加算された信号が音声とし
て再生される。また、左右のリアスピーカ32c,32
dからは残響音生成ブロック82cで処理された信号が
残響音として再生される。
【0041】以上のように、本実施例のDSPを使用し
た制御系では、音場制御処理の有無に係わらず直接音に
L信号、R信号の入力信号を使用しているのでステレオ
効果が大きい。また、初期反射音、残響音生成にはノイ
ズや歪の少ないモノラル信号である和信号(L+R)を
使用しているのでノイズや歪による悪影響を抑えること
ができる。さらに、音場制御等に使用されているDSP
の一部にMPX回路機能も行わせるので、専用のMPX
回路を省略できる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、音場制御により立体感を損なうことなく、ステレ
オ放送をモノラルとして受信することにより、ノイズが
低減され、受信感度が向上するので、電界の弱い地域や
強度の変動の大きい地域でも良好に受信できる。
【0043】また、入力信号の一方のチャンネルを遅延
することによって、立体感がより強調される。また、ス
テレオ放送をモノラルとして受信することにより、ノイ
ズが低減され、受信感度が向上するので、電界の弱い地
域や強度の変動の大きい地域でも良好に受信できる。ま
た、音場制御する信号に和(L+R)信号を使用するこ
とにより、初期反射音信号、残響音信号はノイズが低減
され、受信感度が向上するので、電界の弱い地域や強度
の変動の大きい地域でも良好に受信できる。
【0044】また、現有のDSPにMPX回路の機能を
負わせることにより、MPX回路が省略でき、また、音
場制御する信号に和(L+R)信号を使用することによ
り、初期反射音信号、残響音信号はノイズが低減され、
受信感度が向上するので、電界の弱い地域や強度の変動
の大きい地域でも良好に受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のFMステレオ受信装置のシ
ステム構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例のFMステレオ受信装置
の構成を示す図で、(a)はシステム構成図(b)は音
場制御部の詳細図である。
【図3】本発明の第3の実施例のFMステレオ受信装置
の構成を示す図で、(a)はシステム構成図(b)は音
場制御部の詳細図である。
【図4】本発明の第4の実施例のFMステレオ受信装置
の構成を示す図で、(a)はシステム構成図(b)は音
場制御部の詳細図である。
【図5】従来のFMステレオ受信装置のシステム構成図
である。
【符号の説明】
1、5、7・・・受信部 12、52、72・・・同調回路 13、53、73・・・検波器 14、54、74・・・MPX回路 2、4、6、8、9・・・音場制御部 21、41、61、81、91・・・A/D変換器 22、42、62、82、92・・・DSP 23、43、63、83、93・・・D/A変換器 3・・・出力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステレオ放送を受信し、ステレオ信号と
    モノラル信号を選択して出力できる受信部と、 該受信部からの出力信号に音場制御処理を施す音場制御
    部とを有するステレオ受信装置において、 前記音場制御部が音場制御を行っている時には、前記受
    信部にモノラル信号を出力させる出力制御手段を設けた
    ことを特徴とするステレオ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記音場制御部は、音場制御を行ってい
    る時には、左右出力信号の内どちらか一方を遅延して出
    力する遅延手段を有することを特徴とする請求項1記載
    のステレオ受信装置。
  3. 【請求項3】 ステレオ放送を受信し、ステレオ和信号
    (L+R)とステレオ差信号(L−R)を復調する受信
    部と、 入力信号に遅延処理等を施して効果音を生成し、入力信
    号に処理を施さない直接音と該効果音を選択的に出力す
    る音場制御部とを有するステレオ受信装置において、 前記音場制御部は、前記受信部から前記ステレオ和信号
    (L+R)を入力し、該ステレオ和信号(L+R)から
    前記効果音を生成することを特徴とするステレオ受信装
    置。
  4. 【請求項4】 ステレオ放送を受信し、ステレオ和信号
    (L+R)とステレオ差信号(L−R)を復調し、該ス
    テレオ和信号(L+R)と該ステレオ差信号(L−R)
    からステレオ左信号(L)とステレオ右信号(R)を生
    成する受信部と、 入力信号に遅延処理等を施して効果音を生成し、入力信
    号に処理を施さない直接音と該効果音を選択的に出力す
    る音場制御部とを有するステレオ受信装置において、 前記音場制御部は、前記受信部からステレオ左信号
    (L)とステレオ右信号(R)と前記ステレオ和信号
    (L+R)を入力し、該ステレオ和信号(L+R)から
    前記効果音を生成するとともに、前記ステレオ左信号
    (L)と前記ステレオ右信号(R)を直接音とすること
    を特徴とするステレオ受信装置。
  5. 【請求項5】 ステレオ放送を受信し、ステレオ和信号
    (L+R)とステレオ差信号(L−R)を復調する受信
    部と、 入力信号に遅延処理等を施して効果音を生成し、入力信
    号に処理を施さない直接音と該効果音を選択的に出力す
    る音場制御部とを有するステレオ受信装置において、 前記音場制御部は、前記受信部から前記ステレオ和信号
    (L+R)と前記ステレオ差信号(L−R)を入力し、
    該ステレオ和信号(L+R)から前記効果音を生成する
    とともに、該ステレオ和信号(L+R)と前記ステレオ
    差信号(L−R)とからステレオ左信号(L)とステレ
    オ右信号(R)を生成して直接音とすることを特徴とす
    るステレオ受信装置。
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