JPH0846542A - 無線受信装置 - Google Patents
無線受信装置Info
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- JPH0846542A JPH0846542A JP17898494A JP17898494A JPH0846542A JP H0846542 A JPH0846542 A JP H0846542A JP 17898494 A JP17898494 A JP 17898494A JP 17898494 A JP17898494 A JP 17898494A JP H0846542 A JPH0846542 A JP H0846542A
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- signal
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主信号の受信電界強度を屋外装置で検波し、
その信号レベルによって屋内装置と屋外装置との間の通
信用サブキャリアの信号レベルを切替えることができる
ようにし、Ｄ／Ｕ（希望信号対干渉信号比）がほぼ一定
になるようにする。 【構成】 屋外ユニットに、主信号の信号レベルを検波
する信号レベル検波器５と、検波された信号レベルによ
って屋内ユニットと屋外ユニットとの間の通信データ用
のサブキャリア用発振器１０、１１のレベルを数段階切
り替える利得制御器６、８とを備える。 【効果】 同一同軸ケーブルを介して主信号およびサブ
キャリアによって変調された通信用データを伝送する場
合、主信号とのＤ／Ｕを一定にすることが可能になり、
信号間の干渉を少なくすることができる。
その信号レベルによって屋内装置と屋外装置との間の通
信用サブキャリアの信号レベルを切替えることができる
ようにし、Ｄ／Ｕ（希望信号対干渉信号比）がほぼ一定
になるようにする。 【構成】 屋外ユニットに、主信号の信号レベルを検波
する信号レベル検波器５と、検波された信号レベルによ
って屋内ユニットと屋外ユニットとの間の通信データ用
のサブキャリア用発振器１０、１１のレベルを数段階切
り替える利得制御器６、８とを備える。 【効果】 同一同軸ケーブルを介して主信号およびサブ
キャリアによって変調された通信用データを伝送する場
合、主信号とのＤ／Ｕを一定にすることが可能になり、
信号間の干渉を少なくすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信装置に利用す
る。本発明は、屋外に設けられたアンテナに受信された
主信号を屋内に設けられた受信回路に導入するケーブル
に、この主信号とは別の信号をそのケーブルに重畳させ
る技術に関する。本発明は、屋外アンテナの方位や仰角
その他のアンテナ情報を、アンテナに受信された主信号
とともに受信回路に導入する装置に利用するに適する。
本発明は、受信装置がアンテナの近傍に設けられた屋外
ユニットと、建物内に設けられた屋内ユニットとに分割
された無線受信装置に関する。
る。本発明は、屋外に設けられたアンテナに受信された
主信号を屋内に設けられた受信回路に導入するケーブル
に、この主信号とは別の信号をそのケーブルに重畳させ
る技術に関する。本発明は、屋外アンテナの方位や仰角
その他のアンテナ情報を、アンテナに受信された主信号
とともに受信回路に導入する装置に利用するに適する。
本発明は、受信装置がアンテナの近傍に設けられた屋外
ユニットと、建物内に設けられた屋内ユニットとに分割
された無線受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、無線通信装置の屋内ユニットと通
信を行う屋外ユニットは、図２に示すように、主信号用
増幅器４と、主信号用自動利得制御機能を有する受信増
幅器１７と、サブキャリア用発振器１０、１１と、サブ
キャリア用増幅器７、９と、屋外ユニットと屋内ユニッ
トとの間の通信用データを変調するサブキャリア用変調
器１２、１３と、主信号と変調されたサブキャリアとを
合成する合成フィルタ１４とを備えている。
信を行う屋外ユニットは、図２に示すように、主信号用
増幅器４と、主信号用自動利得制御機能を有する受信増
幅器１７と、サブキャリア用発振器１０、１１と、サブ
キャリア用増幅器７、９と、屋外ユニットと屋内ユニッ
トとの間の通信用データを変調するサブキャリア用変調
器１２、１３と、主信号と変調されたサブキャリアとを
合成する合成フィルタ１４とを備えている。
【０００３】このように構成された従来の無線通信装置
では、アンテナポート２から受信された信号は、主信号
用増幅器４により固定利得で増幅され、さらに、受信増
幅器１７により合成フィルタ１４への入力レベルを一定
にするように増幅される。一方、ユニット間通信用とし
ては、サブキャリア用発振器１０または１１からの信号
を送信するために必要なレベルにサブキャリア用増幅器
７または９で増幅され、サブキャリア用変調器１２また
は１３によりＡＳＫ（振幅偏移変調）またはＦＳＫ（周
波数変位キーイング）に変調されて合成フィルタ１４に
入力される。合成フィルタ１４では、主信号および変調
されたサブキャリアが合成され、同軸ケーブル１５を介
して屋内ユニットに送信される。
では、アンテナポート２から受信された信号は、主信号
用増幅器４により固定利得で増幅され、さらに、受信増
幅器１７により合成フィルタ１４への入力レベルを一定
にするように増幅される。一方、ユニット間通信用とし
ては、サブキャリア用発振器１０または１１からの信号
を送信するために必要なレベルにサブキャリア用増幅器
７または９で増幅され、サブキャリア用変調器１２また
は１３によりＡＳＫ（振幅偏移変調）またはＦＳＫ（周
波数変位キーイング）に変調されて合成フィルタ１４に
入力される。合成フィルタ１４では、主信号および変調
されたサブキャリアが合成され、同軸ケーブル１５を介
して屋内ユニットに送信される。
【０００４】屋内ユニットでは、フィルタ１６により主
信号と変調されたサブキャリアとに分離され、主信号は
受信増幅器１７で同軸ケーブルにより損失したレベル分
が増幅されて復調器２０に送出される。また変調された
サブキャリアはサブキャリア用復調器１８または１９に
入力され、屋外ユニット：屋内ユニット間通信用データ
が復調される。
信号と変調されたサブキャリアとに分離され、主信号は
受信増幅器１７で同軸ケーブルにより損失したレベル分
が増幅されて復調器２０に送出される。また変調された
サブキャリアはサブキャリア用復調器１８または１９に
入力され、屋外ユニット：屋内ユニット間通信用データ
が復調される。
【０００５】また、ＣＡＴＶシステムにおいては、セン
タからのデータキャリア周波数のレベルを測定し、この
測定レベル値を所定レベル値と比較して、この比較結果
に基づき、センタへの応答データの上りキャリアレベル
を可変することにより、温度変化によるケーブルの損失
などの変動をも含めて補償して安定度の向上を図ってい
た（特開平２−８６３８３号公報参照）。
タからのデータキャリア周波数のレベルを測定し、この
測定レベル値を所定レベル値と比較して、この比較結果
に基づき、センタへの応答データの上りキャリアレベル
を可変することにより、温度変化によるケーブルの損失
などの変動をも含めて補償して安定度の向上を図ってい
た（特開平２−８６３８３号公報参照）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の屋外
ユニット：屋内ユニット間通信では、屋外ユニット側に
も、また屋内ユニット側にもＡＧＣ（自動利得制御）機
能を有する受信増幅器が必要となり、回路規模が大きく
なる問題があった。また、回路規模を小さくしようとし
て屋外ユニット側のＡＧＣ機能を有する受信増幅器を取
り除いてしまうと、信号が同軸ケーブルを介して屋内ユ
ニットに送出される際に、主信号のレベルの方がサブキ
ャリアのレベルより低くなる場合があり、サブキャリア
が主信号に干渉してしまう問題があった。
ユニット：屋内ユニット間通信では、屋外ユニット側に
も、また屋内ユニット側にもＡＧＣ（自動利得制御）機
能を有する受信増幅器が必要となり、回路規模が大きく
なる問題があった。また、回路規模を小さくしようとし
て屋外ユニット側のＡＧＣ機能を有する受信増幅器を取
り除いてしまうと、信号が同軸ケーブルを介して屋内ユ
ニットに送出される際に、主信号のレベルの方がサブキ
ャリアのレベルより低くなる場合があり、サブキャリア
が主信号に干渉してしまう問題があった。
【０００７】本発明このような問題を解決するもので、
小さな回路規模でサブキャリアと主信号との干渉を少な
くすることができる装置を提供することを目的とする。
小さな回路規模でサブキャリアと主信号との干渉を少な
くすることができる装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋外アンテナ
の方位や仰角その他のアンテナ情報を主信号とともに受
信回路に導入できるようにするもので、アンテナ接続用
の屋外ユニットと、受信回路が実装された屋内ユニット
と、アンテナに受信された主信号をこの屋外ユニットか
らこの屋内ユニットへ接続するケーブルとを備え、前記
屋外ユニットには、その屋外ユニット内で発生する通信
データを前記主信号とは周波数の異なるサブキャリヤで
変調して前記ケーブルに重畳して前記屋内ユニットに送
信する手段を備えた無線受信装置において、前記主信号
のレベルを監視する手段と、このレベルに応じて主信号
のレベルが低いとき前記サブキャリヤのレベルを低く調
節する自動調節手段とを備えたことを特徴とする。
の方位や仰角その他のアンテナ情報を主信号とともに受
信回路に導入できるようにするもので、アンテナ接続用
の屋外ユニットと、受信回路が実装された屋内ユニット
と、アンテナに受信された主信号をこの屋外ユニットか
らこの屋内ユニットへ接続するケーブルとを備え、前記
屋外ユニットには、その屋外ユニット内で発生する通信
データを前記主信号とは周波数の異なるサブキャリヤで
変調して前記ケーブルに重畳して前記屋内ユニットに送
信する手段を備えた無線受信装置において、前記主信号
のレベルを監視する手段と、このレベルに応じて主信号
のレベルが低いとき前記サブキャリヤのレベルを低く調
節する自動調節手段とを備えたことを特徴とする。
【０００９】前記屋外ユニットには、アンテナに到来す
る主信号を増幅する主信号用増幅器を備え、前記サブキ
ャリヤで変調された通信データはこの主信号用増幅器の
出力側で重畳され、前記サブキャリヤとしてそれぞれ周
波数の異なる複数波が設定され、前記屋内ユニットに
は、前記ケーブルを介して到来する信号から前記主信号
および前記サブキャリヤを分別するフィルタを備えるこ
とが望ましい。
る主信号を増幅する主信号用増幅器を備え、前記サブキ
ャリヤで変調された通信データはこの主信号用増幅器の
出力側で重畳され、前記サブキャリヤとしてそれぞれ周
波数の異なる複数波が設定され、前記屋内ユニットに
は、前記ケーブルを介して到来する信号から前記主信号
および前記サブキャリヤを分別するフィルタを備えるこ
とが望ましい。
【００１０】
【作用】屋外ユニット側では、その屋外ユニット内で発
生する通信データをアンテナに受信された主信号とは周
波数の異なるサブキャリアで変調し、主信号を屋外ユニ
ットから屋内ユニットへ接続するケーブルに重畳して屋
内ユニットに送信する。このとき主信号のレベルを監視
し、このレベルに応じて主信号のレベルが低いときサブ
キャリアのレベルを低く調節する。
生する通信データをアンテナに受信された主信号とは周
波数の異なるサブキャリアで変調し、主信号を屋外ユニ
ットから屋内ユニットへ接続するケーブルに重畳して屋
内ユニットに送信する。このとき主信号のレベルを監視
し、このレベルに応じて主信号のレベルが低いときサブ
キャリアのレベルを低く調節する。
【００１１】アンテナに到来する主信号の増幅およびサ
ブキャリアで変調された通信データのケーブルへの重畳
は屋外ユニット内の主信号用増幅器により行われ、サブ
キャリアとしてはそれぞれ周波数の異なる複数波が設定
される。屋内ユニットではケーブルを介して到来する信
号から主信号およびサブキャリアをフィルタにより分別
する。
ブキャリアで変調された通信データのケーブルへの重畳
は屋外ユニット内の主信号用増幅器により行われ、サブ
キャリアとしてはそれぞれ周波数の異なる複数波が設定
される。屋内ユニットではケーブルを介して到来する信
号から主信号およびサブキャリアをフィルタにより分別
する。
【００１２】これにより、信号間の干渉を少なくするこ
とができ、さらに、ＡＧＣ機能を有する受信増幅器を取
り除くことができるので回路規模を小さくすることがで
きる。
とができ、さらに、ＡＧＣ機能を有する受信増幅器を取
り除くことができるので回路規模を小さくすることがで
きる。
【００１３】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、本発明無線受信装置の主要構成について説明
する。
る。まず、本発明無線受信装置の主要構成について説明
する。
【００１４】本発明無線受信装置は、アンテナ接続用の
屋外ユニットと、受信回路が実装された屋内ユニット
と、アンテナに受信された主信号をこの屋外ユニットか
らこの屋内ユニットへ接続するケーブルとを備え、屋外
ユニットには、その屋外ユニット内で発生する通信デー
タを前記主信号とは周波数の異なるサブキャリヤで変調
してケーブルに重畳して屋内ユニットに送信する手段を
備え、本発明の特徴として、前記主信号のレベルを監視
する手段と、このレベルに応じて主信号のレベルが低い
ときサブキャリヤのレベルを低く調節する自動調節手段
とを備える。さらに、屋外ユニットには、アンテナに到
来する主信号を増幅する主信号用増幅器が備えられ、サ
ブキャリヤで変調された通信データはこの主信号用増幅
器の出力側で重畳され、サブキャリヤとしてそれぞれ周
波数の異なる複数波が設定される。屋内ユニットには、
ケーブルを介して到来する信号から主信号およびサブキ
ャリヤを分別するフィルタが備えられる。
屋外ユニットと、受信回路が実装された屋内ユニット
と、アンテナに受信された主信号をこの屋外ユニットか
らこの屋内ユニットへ接続するケーブルとを備え、屋外
ユニットには、その屋外ユニット内で発生する通信デー
タを前記主信号とは周波数の異なるサブキャリヤで変調
してケーブルに重畳して屋内ユニットに送信する手段を
備え、本発明の特徴として、前記主信号のレベルを監視
する手段と、このレベルに応じて主信号のレベルが低い
ときサブキャリヤのレベルを低く調節する自動調節手段
とを備える。さらに、屋外ユニットには、アンテナに到
来する主信号を増幅する主信号用増幅器が備えられ、サ
ブキャリヤで変調された通信データはこの主信号用増幅
器の出力側で重畳され、サブキャリヤとしてそれぞれ周
波数の異なる複数波が設定される。屋内ユニットには、
ケーブルを介して到来する信号から主信号およびサブキ
ャリヤを分別するフィルタが備えられる。
【００１５】ここで、本発明の具体的実施例を説明す
る。図１は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。図１は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【００１６】本発明実施例は、屋外ユニットと屋内ユニ
ットとが同軸ケーブル１５を介して接続され、屋外ユニ
ットに、受信された信号を固定利得で増幅する主信号用
増幅器４と、この主信号用増幅器４により増幅された信
号のレベルを監視し検出する信号レベル検波器５と、屋
外ユニットと屋内ユニットとの間の通信用としてのサブ
キャリアを発振する二つのサブキャリア用発振器１０、
１１と、このサブキャリア用発振器１０、１１からの発
振信号を個別に増幅する二つのサブキャリア用増幅器
７、９と、このサブキャリア用増幅器７、９の利得を信
号レベル検出器５の検出出力にしたがって個別に制御す
る二つの利得制御器６、８と、サブキャリア用増幅器
７、９からの出力信号を個別に変調する二つのサブキャ
リア用変調器１２、１３と、主信号用増幅器４からの主
信号と、サブキャリア用変調器１２、１３により変調さ
れ主信号に応じたレベルを有するサブキャリアとを合成
し同軸ケーブル１５を介し屋内ユニットに送信する合成
フィルタ１４とを備える。
ットとが同軸ケーブル１５を介して接続され、屋外ユニ
ットに、受信された信号を固定利得で増幅する主信号用
増幅器４と、この主信号用増幅器４により増幅された信
号のレベルを監視し検出する信号レベル検波器５と、屋
外ユニットと屋内ユニットとの間の通信用としてのサブ
キャリアを発振する二つのサブキャリア用発振器１０、
１１と、このサブキャリア用発振器１０、１１からの発
振信号を個別に増幅する二つのサブキャリア用増幅器
７、９と、このサブキャリア用増幅器７、９の利得を信
号レベル検出器５の検出出力にしたがって個別に制御す
る二つの利得制御器６、８と、サブキャリア用増幅器
７、９からの出力信号を個別に変調する二つのサブキャ
リア用変調器１２、１３と、主信号用増幅器４からの主
信号と、サブキャリア用変調器１２、１３により変調さ
れ主信号に応じたレベルを有するサブキャリアとを合成
し同軸ケーブル１５を介し屋内ユニットに送信する合成
フィルタ１４とを備える。
【００１７】また、屋外ユニットには、送信分波フィル
タ１と、アンテナポート２と、受信分波フィルタ３とが
備えられ、屋内ユニットには、屋外ユニットから同軸ケ
ーブル１５を介して送信された信号を主信号と変調され
たサブキャリアとに分別するフィルタ１６と、このフィ
ルタ１６からの主信号の同軸ケーブル１５により損失し
たレベル分と復調に必要なレベル分とを増幅する受信増
幅器１７と、この受信増幅器１７により増幅された主信
号を復調する復調器２０と、フィルタ１６からの変調さ
れたサブキャリアを屋外ユニットおよび屋内ユニット間
の通信用データとして復調する二つのサブキャリア用復
調器１８、１９とが備えられる。
タ１と、アンテナポート２と、受信分波フィルタ３とが
備えられ、屋内ユニットには、屋外ユニットから同軸ケ
ーブル１５を介して送信された信号を主信号と変調され
たサブキャリアとに分別するフィルタ１６と、このフィ
ルタ１６からの主信号の同軸ケーブル１５により損失し
たレベル分と復調に必要なレベル分とを増幅する受信増
幅器１７と、この受信増幅器１７により増幅された主信
号を復調する復調器２０と、フィルタ１６からの変調さ
れたサブキャリアを屋外ユニットおよび屋内ユニット間
の通信用データとして復調する二つのサブキャリア用復
調器１８、１９とが備えられる。
【００１８】このように構成された本発明実施例は、屋
外ユニットの主信号用増幅器４が受信信号を固定利得で
増幅し、信号レベル検波器５が増幅された信号のレベル
を検出する。この検出結果により利得制御器６を制御
し、サブキャリア用発振器１０、１１からの信号レベル
を利得制御器６、８により制御されたサブキャリア用増
幅器７、９が増幅する。この増幅された信号をサブキャ
リア用変調器１２、１３が変調して合成フィルタ１４に
出力し、合成フィルタ１４が主信号とこの主信号に応じ
たレベルを有する変調されたサブキャリアとを合成して
同軸ケーブル１５を介して屋外ユニットに送信する。
外ユニットの主信号用増幅器４が受信信号を固定利得で
増幅し、信号レベル検波器５が増幅された信号のレベル
を検出する。この検出結果により利得制御器６を制御
し、サブキャリア用発振器１０、１１からの信号レベル
を利得制御器６、８により制御されたサブキャリア用増
幅器７、９が増幅する。この増幅された信号をサブキャ
リア用変調器１２、１３が変調して合成フィルタ１４に
出力し、合成フィルタ１４が主信号とこの主信号に応じ
たレベルを有する変調されたサブキャリアとを合成して
同軸ケーブル１５を介して屋外ユニットに送信する。
【００１９】すなわち、アンテナポート２から入力され
た信号は受信分波フィルタ３を経て、主信号用増幅器４
により固定利得で増幅される。増幅された信号は、信号
レベル検波器５により信号レベルが検出され、その結果
によりサブキャリア用増幅器７または９の利得制御器６
または８が制御される。サブキャリア用発振器１０また
は１１のレベルを利得制御器６または８によって制御さ
れたサブキャリア用増幅器７または９で増幅し、サブキ
ャリア用変調器１２または１３で屋外ユニット：屋内ユ
ニット間の通信データを変調して合成フィルタ１４に入
力する。
た信号は受信分波フィルタ３を経て、主信号用増幅器４
により固定利得で増幅される。増幅された信号は、信号
レベル検波器５により信号レベルが検出され、その結果
によりサブキャリア用増幅器７または９の利得制御器６
または８が制御される。サブキャリア用発振器１０また
は１１のレベルを利得制御器６または８によって制御さ
れたサブキャリア用増幅器７または９で増幅し、サブキ
ャリア用変調器１２または１３で屋外ユニット：屋内ユ
ニット間の通信データを変調して合成フィルタ１４に入
力する。
【００２０】合成フィルタ１４では、主信号と主信号の
レベルに応じたレベルを有する変調されたサブキャリア
とを合成して同軸ケーブル１５を介して屋内ユニットへ
送信する。屋外ユニットではフィルタ１６で主信号と変
調されたサブキャリアとに分離し、主信号はＡＧＣ機能
を有する受信増幅器１７で同軸ケーブルにより損失した
レベルと復調に必要なレベル分とを増幅して復調器２０
に送出する。また、変調されたサブキャリアはサブキャ
リア用復調器１８または１９に入力され、屋外ユニッ
ト：屋内ユニット間通信用データが復調される。
レベルに応じたレベルを有する変調されたサブキャリア
とを合成して同軸ケーブル１５を介して屋内ユニットへ
送信する。屋外ユニットではフィルタ１６で主信号と変
調されたサブキャリアとに分離し、主信号はＡＧＣ機能
を有する受信増幅器１７で同軸ケーブルにより損失した
レベルと復調に必要なレベル分とを増幅して復調器２０
に送出する。また、変調されたサブキャリアはサブキャ
リア用復調器１８または１９に入力され、屋外ユニッ
ト：屋内ユニット間通信用データが復調される。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信され
た信号のレベルに応じて屋外ユニット：屋内ユニット間
通信用のサブキャリア送信レベルを可変できるように信
号レベル検波器およびサブキャリア用利得制御器を備
え、屋外ユニットから屋内ユニットに同軸ケーブルを介
して主信号およびサブキャリアを送信する際にＤ／Ｕを
一定にすることにより、信号間の干渉を少なくすること
ができ、また、屋外ユニット側のＡＧＣ（自動利得制
御）機能を有する受信増幅器を除くことが可能となって
回路規模を縮小することができる。
た信号のレベルに応じて屋外ユニット：屋内ユニット間
通信用のサブキャリア送信レベルを可変できるように信
号レベル検波器およびサブキャリア用利得制御器を備
え、屋外ユニットから屋内ユニットに同軸ケーブルを介
して主信号およびサブキャリアを送信する際にＤ／Ｕを
一定にすることにより、信号間の干渉を少なくすること
ができ、また、屋外ユニット側のＡＧＣ（自動利得制
御）機能を有する受信増幅器を除くことが可能となって
回路規模を縮小することができる。
【図１】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図２】従来例の構成を示すブロック図。
１ 送信分波フィルタ ２ アンテナポート ３ 受信分波フィルタ ４ 主信号用増幅器 ５ 信号レベル検波器 ６、８ 利得制御器 ７、９ サブキャリア用増幅器 １０、１１ サブキャリア用発振器 １２、１３ サブキャリア用変調器 １４ 合成フィルタ １５ 同軸ケーブル １６ フィルタ １７ 受信増幅器 １８、１９ サブキャリア用復調器 ２０ 復調器
Claims (4)
- 【請求項１】 アンテナ接続用の屋外ユニットと、受信
回路が実装された屋内ユニットと、アンテナに受信され
た主信号をこの屋外ユニットからこの屋内ユニットへ接
続するケーブルとを備え、 前記屋外ユニットには、その屋外ユニット内で発生する
通信データを前記主信号とは周波数の異なるサブキャリ
ヤで変調して前記ケーブルに重畳して前記屋内ユニット
に送信する手段を備えた無線受信装置において、 前記主信号のレベルを監視する手段と、このレベルに応
じて主信号のレベルが低いとき前記サブキャリヤのレベ
ルを低く調節する自動調節手段とを備えたことを特徴と
する無線受信装置。 - 【請求項２】 前記屋外ユニットには、アンテナに到来
する主信号を増幅する主信号用増幅器を備え、前記サブ
キャリヤで変調された通信データはこの主信号用増幅器
の出力側で重畳される請求項１記載の無線受信装置。 - 【請求項３】 前記サブキャリヤとしてそれぞれ周波数
の異なる複数波が設定された請求項１記載の無線受信装
置。 - 【請求項４】 前記屋内ユニットには、前記ケーブルを
介して到来する信号から前記主信号および前記サブキャ
リヤを分別するフィルタを備えた請求項１記載の無線受
信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17898494A JPH0846542A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 無線受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17898494A JPH0846542A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 無線受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846542A true JPH0846542A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16058085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17898494A Pending JPH0846542A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 無線受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846542A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002528944A (ja) * | 1998-10-21 | 2002-09-03 | テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン（パブル） | 給電電流の変調を伴う固定位置の無線送受信機局におけるデータ転送 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03117124A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-17 | Nec Corp | Ｆｍ送受信装置 |
| JPH06164461A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 地球局送受信装置 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17898494A patent/JPH0846542A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JP2002528944A (ja) * | 1998-10-21 | 2002-09-03 | テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン（パブル） | 給電電流の変調を伴う固定位置の無線送受信機局におけるデータ転送 |
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