JPH0844751A - 携帯型住宅地図表示装置 - Google Patents

携帯型住宅地図表示装置

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JPH0844751A
JPH0844751A JP6178844A JP17884494A JPH0844751A JP H0844751 A JPH0844751 A JP H0844751A JP 6178844 A JP6178844 A JP 6178844A JP 17884494 A JP17884494 A JP 17884494A JP H0844751 A JPH0844751 A JP H0844751A
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map
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JP6178844A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Sumitomo
敬之 住友
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DAISEI TEC KK
Original Assignee
DAISEI TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】都道府県および各市区町村を表す広域地図なら
びに個人名等を含む丁を表す住宅地図が記憶されたIC
カードが挿入口6に挿入されると、制御部12の制御に
基づき、都道府県を表す地図が読取部11にて読取ら
れ、表示部1にて表示される。操作者が表示地図上の任
意の位置をペンで指定すると、その位置を含む市区町村
を表す地図が読取られ、表示部1にて表示される。さら
に、操作者が表示地図上の任意の位置をペンで指定する
と、その位置を含む丁を表す住宅地図が読取られ、表示
部1にて表示される。これら読取部11,制御部12お
よび表示部1は携帯可能な1つのユニットとして構成さ
れている。 【効果】住宅地図を表示できるとともに携帯可能なの
で、外出前に住宅地図を複写するような面倒な作業を行
うことなく、外出途中で住宅地図を容易に見ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、企業名や個人名が記入
された住宅地図を表示できるとともに、外出先に持参で
きる携帯型住宅地図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セールスマン等が目的の企業や個
人宅(以下「目的地」という)を初めて訪問する場合に
は、その目的地の所在地を把握するため、たとえば種々
の出版会社から出版されている地図が利用される。この
とき、利用される地図としては、たとえば市町村名やビ
ルなどの代表的な建物の名称が掲載された概略的な都市
区分地図が考えられるが、この都市区分地図では概略的
な位置しか把握することができないので、専ら、企業名
や個人名まで掲載された詳細な住宅地図(たとえば吉田
地図株式会社製,文部省登録著作権第8483号の1)
である場合が多い。
【0003】その具体的な利用方法は、先ず、目的地を
含むページの住宅地図を訪問前に複写する。そして、こ
の複写された住宅地図が形成された複写用紙を外出時に
持参し、外出途中でその住宅地図を見る。その住宅地図
には市町村や代表的な建物の名称はもちろん、企業名や
個人名まで掲載されているので、現在地さえわかれば、
目的地を確実に訪問できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、異なる目的地を訪問するたびに、その訪問前に
その目的地を含むページの住宅地図を複写しなければな
らないので、非常に面倒であった。しかも、たとえば目
的地が最寄駅から遠いというような、複写した1ページ
の住宅地図だけでは目的地に辿り着けない場合には、必
要な住宅地図を複数ページにわたって複写しなければな
らない。この場合、連続する領域の住宅地図が互いに隣
合うページに連続的に掲載されているケースは少ないの
で、必要な住宅地図が掲載されているページを探す必要
がある。そのため、非常に面倒である。また、住宅地図
が複写された複数枚の用紙を外出途中で広げて目的とす
る企業や個人宅を探さなければならないので、非常に不
便である。
【0005】一方、最近では、車両に搭載されるナビゲ
ーション装置のように、道路地図を表示することができ
る装置が普及しつつある。そこで、本願出願人は、この
ような装置に企業名や個人名を含む住宅地図を表示する
ことができ、しかも外出先に持参することができる装置
であれば、上述のような不具合を解消できるのではない
かと考えた。
【0006】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たもので、面倒な作業をすることなく、目的とする企業
名や個人名を含む住宅地図を外出途中で見ることができ
る携帯型住宅地図表示装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明を第1の観点から見た構成は、必要な単位ごと
に区画された地区全体を含む相対的に縮尺の大きな広域
地図と、上記単位ごとに区画された各地区の詳細を表す
相対的に縮尺の小さな複数の詳細住宅地図とが予め記憶
された記憶手段と、この記憶手段に記憶されている広域
地図または詳細住宅地図を表示することができる表示手
段と、この表示手段に広域地図が表示されている場合、
この表示されている広域地図上の任意の位置を操作者が
指定することができる指定手段と、この指定手段により
上記広域地図上の任意の位置が指定されると、この指定
された位置を含む地区の詳細住宅地図を上記表示手段に
表示させる表示制御手段とを含み、少なくとも上記表示
手段,指定手段および表示制御手段を携帯可能な1つの
ユニットとして構成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明を第2の観点から見た構成
は、上記表示手段に広域地図または詳細住宅地図が表示
されている場合、上記広域地図または詳細住宅地図をス
クロールさせるべき方向を指定することができる方向指
定手段を上記ユニットにさらに含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記第1の観点から見た構成では、広域地図が
表示手段に表示されている場合、その中の任意の位置が
操作者により操作手段で指定されると、この指定された
位置を含む地区の詳細住宅地図が表示制御手段により記
憶手段から読出されて表示手段に表示される。しかも、
上記表示手段,指示手段および表示制御手段は携帯可能
な1つのユニットとして構成されている。したがって、
外出先に容易に持参することができる。
【0010】このように、上記構成によれば、住宅地図
を表示できるとともに、外出先に容易に持参できるの
で、外出前に目的地周辺の住宅地図を複写するような面
倒な作業を行うことなく、目的地周辺の詳細な住宅地図
を外出途中で容易に見ることができる。また、上記第2
の観点から見た構成によれば、広域地図または詳細住宅
地図を指定した方向にスクロールさせることができるの
で、たとえば最寄駅から目的地までの道のりが遠く1画
面中に最寄駅と目的地との両方を表示できない場合で
も、上記道のりを容易に調べることができる。
【0011】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明の携帯型住宅地
図表示装置が適用された電子手帳の外観構成を示す斜視
図である。この電子手帳は、たとえばシャープ株式会社
製の電子手帳である「液晶ペンコム ザウルス PI-300
0 」に本発明を適用したもので、たとえば幅157(mm) ,
奥行94.6(mm),高さ17.3(mm)の大きさで、かつ重さが約
250(g)の1つのユニットとして構成されている。そのた
め、容易に携帯できる。
【0012】この電子手帳の上面には、通常の手帳機能
に対応する画面を表示するとともに、後述する広域地図
および詳細住宅地図を表示できる表示手段である表示部
1が備えられている。この表示部1は、たとえば横23
9×縦168ドット(20文字×11行に相当)のハイ
コントラストDFSTN液晶で構成されている。表示部
1の左側には、レポート/自由帳機能を含む種々の手帳
機能を後述する制御部に実行させるために操作者がタッ
チペン2で操作するための手帳機能キー3が複数備えら
れている。また、上記表示部1の右側には、画面操作キ
ー4が備えられている。具体的には、この画面操作キー
4は、メニューキー4a,アシストキー4b,機能キー
4c,中断キー4d,CCEキー4e,アクションプラ
ンナーキー4f,逆送りキー4gおよび順送りキー4h
を含むものである。
【0013】なお、本実施例では、上記CCEキー4
e,アクションプランナーキー4f,逆送りキー4gお
よび順送りキー4hが方向指定手段などとして機能す
る。電子手帳の右側側面には、電源スイッチ5が備えら
れている。また、同じく、上記電子手帳の右側側面に
は、ICカードを挿入するためのICカード挿入口6が
形成されている。また、電子手帳の手前側右端部には、
上記タッチペン2を格納しておくためのタッチペン格納
部7が形成されている。
【0014】図2は、上記電子手帳の電気的構成を示す
ブロック図である。この電子手帳には、ICカード挿入
口6に挿入されたICカード10に記憶されているデー
タを読取るためのICカード読取部11が備えられてい
る。後述する住宅地図表示モードを実行する場合には、
記憶手段である住宅地図用ICカードが上記ICカード
挿入口6に挿入される。
【0015】上記住宅地図用ICカードには、必要な単
位ごとに区画された複数の地区全体を含む相対的に縮尺
の大きい広域地図と、上記単位ごとに区画された地区の
詳細を表した相対的に縮尺の小さい詳細住宅地図とが記
憶されている。上記広域地図は、たとえば市区町村(大
阪市,神戸市というような分類)ごとに区画された各都
道府県全体を表す地図および丁(1丁目,2丁目という
ような分類)ごとに区画された市区町村全体を表す地図
を含むものである。また、上記詳細住宅地図は、企業名
や個人名を含む上記丁を詳細に表す住宅地図である。
【0016】なお、この住宅地図用ICカードに記憶す
べき住宅地図は、たとえば吉田地図株式会社製,文部省
登録著作権第8483号の1の住宅地図をディジタル化
したものが利用可能である。ICカード読取部11にお
けるICカード10に記憶されているデータの読取り
は、制御部12によって制御される。
【0017】制御部12は、たとえばCPU,ROM,
RAMを含むマイクロコンピュータで構成された表示制
御手段などとして機能するものである。制御部12に
は、上記表示部1,画面操作キー4,および上記表示部
1に取付けられているタッチキー13が接続されてい
る。制御部12では、上記手帳機能キー3のいずれかが
タッチペン2で操作されると、その操作された手帳機能
キー3に対応する手帳機能が実行される。
【0018】また、制御部12では、上記メニューキー
4aが操作されると、後述する住宅地図表示モードを含
む複数のモードを選択できるモード用タッチキーを表示
部1に表示させる。このとき、たとえば住宅地図表示モ
ード用タッチキーがタッチペン2で押圧されると、制御
部12では、後述する住宅地図表示モードが実行され
る。
【0019】さらに、制御部12では、タッチペン2に
よるタッチキー13の押圧位置に応じてICカード読取
部11にICカード挿入口6に挿入されているICカー
ド10からデータを読取らせる。読取られたデータは制
御部12に与えられ、その後表示部1に与えられる。た
とえば上記ICカード挿入口6に挿入されているICカ
ード10が住宅地図用ICカードであれば、その住宅地
図用ICカードに記憶されている広域地図データまたは
詳細住宅地図データが表示部1に与えられ、上記各地図
データに対応する地図が表示部1にて表示される。
【0020】なお、本実施例では、上記タッチペン2,
制御部12およびタッチキー13が指定手段に対応して
いる。図3は、上記住宅地図表示モードの一部である都
道府県単位の地図表示処理を説明するためのフローチャ
ートである。この住宅地図表示モードは、住宅地図用I
CカードがICカード挿入口6に挿入され、かつ住宅地
図表示モード用タッチキーが押圧されたことに応答して
開始される。この住宅地図表示モードでは、先ず、IC
カード挿入口6に挿入された住宅地図用ICカードから
都道府県を表す地図が読出され、この読出された都道府
県を表す地図が表示部1にて表示される(ステップS
1)。このとき、都道府県全体の地図を1画面中に表示
できない場合には、その一部だけが表示される。たとえ
ば上記住宅地図用ICカードに大阪府を表す地図が記憶
されている場合、表示部1には、図6に示すように、市
区町村ごとに区画された大阪府の一部である大阪府北部
の地図が表示される。
【0021】なお、住宅地図用ICカードには、都道府
県単位で地図が記憶されているので、他の都道府県を表
す地図を表示させたい場合には、他の都道府県を表す地
図が記憶されている住宅地図用ICカードをICカード
挿入口6に挿入すればよい。都道府県を表す地図が表示
されると、制御部12は、キー入力待ちの状態に移行す
る(ステップS2)。そして、いずれかのキーが操作さ
れると、それに対応する処理が行われる。
【0022】より具体的に説明すると、たとえば上記表
示されている都道府県の他の部分を表す地図を表示部1
に表示させたい場合、操作者は、CCEキー4e,アク
ションプランナーキー4f,逆送りキー4gまたは順送
りキー4hを操作する(ステップS3,S5,S7,S
9)。たとえば図6において、大阪府南部を表示させた
い場合には、順送りキー4hを操作する。これに応答し
て、制御部12では、表示部1に表示されている都道府
県を表す地図を上方向,下方向,左方向または右方向に
nドット(たとえばn=10)スクロールさせる(ステ
ップS4,S6,S8,S10)。
【0023】また、住宅地図表示モードをいったん選択
したが通常の手帳機能を実行したい場合には、操作者は
所望の手帳機能キー3を操作する。これに応答して、制
御部12では、手帳機能キー3が操作されると(ステッ
プS11)、その操作された手帳機能キー3に対応する
手帳機能が実行される(ステップS12)。たとえばレ
ポート/自由帳機能を実行させるための手帳機能キー3
が操作されたと判別されると、それまで表示されていた
都道府県を表す地図が、図9に示すようなレポート/自
由帳機能の初期画面に代わる。
【0024】また、上記表示されている都道府県を表す
地図の中のたとえば目的とする企業や個人宅(以下「目
的地」という)を含む特定の市区町村を表す地図を表示
させたい場合、操作者は、タッチペン2で上記表示され
ている地図上の目的地を含む市区町村に相当する位置を
押圧する。これに応答して、制御部12では、先ず、そ
の押圧された位置が画面中の地図表示領域(図6の斜線
以外の領域)であるか否かが判別される(ステップS1
3)。その結果、押圧された位置が地図表示領域ではな
いと判別されると、エラーであるとみなし、再びステッ
プS2のキー入力待ちの状態に移行する。一方、押圧さ
れた位置が地図表示領域であると判別されると、その押
圧された位置の(x,y) 座標が取得される(ステップS1
4)。
【0025】押圧された位置の(x,y) 座標が取得される
と、この取得された(x,y) 座標を含む市区町村を表す地
図が住宅地図用ICカードから読出される(ステップS
15)。たとえば上記取得された(x,y) 座標が大阪市淀
川区内の座標であれば、大阪市淀川区の地図が住宅地図
用ICカードから読出される。同時に、上記(x,y) 座標
が取得されると、制御部12のRAM内に備えられてい
る都道府県フラグTFが上記ステップS1で表示されて
いた都道府県を表す地図に対応付けられてセットされる
(ステップS16)。この都道府県フラグTFは、後述
するように、市区町村を表す地図から元の都道府県を表
す地図を表示させたい場合に利用されるフラグである。
【0026】その後、市区町村単位の地図表示処理に移
行する(ステップS17)。図4は、上記市区町村単位
の地図表示処理を説明するためのフローチャートであ
る。この地図表示処理では、先ず、上記図3のステップ
S15で読出された市区町村を表す地図が表示される
(ステップS18)。このときも、1画面中に市区町村
全体を表す地図を表示できない場合には、その一部だけ
が表示される。たとえば図3のステップS15で大阪市
淀川区の地図が読出されたとすると、表示部1には、図
7に示すように、大阪市淀川区の東部を表す地図が表示
される。その後、制御部12では、キー入力待ちの状態
に移行する(ステップS19)。
【0027】このキー入力待ちの状態において、スクロ
ール処理(ステップS20〜S27)および手帳機能復
帰処理(ステップS28,S29)は、上記図3のステ
ップS3〜S12と同じなので、その説明は省略する。
上記キー入力待ちの状態において、市区町村の指定をや
り直す場合には、操作者は、同じ都道府県を表す地図を
再び表示させるため、メニューキー4aを操作する。こ
れに応答して、制御部12では、メニューキー4aが操
作されたと判別されると(ステップS30)、制御部1
2のRAM内にすでにセットされている都道府県フラグ
TFが参照され、上記都道府県フラグTFに対応付けら
れている都道府県を表す地図が住宅地図用ICカードか
ら再度読出される(ステップS31)。そして、表示さ
れている市区町村を表す地図に代わってこの読出された
都道府県を表す地図が表示部1に表示される(図3のス
テップS1)。
【0028】また、上記キー入力待ちの状態において、
上記表示されている市区町村を表す地図の中のたとえば
目的地を含む丁を表す住宅地図を表示させたい場合、操
作者は、表示させたい丁に相当する位置をタッチペン2
で押圧する。たとえば大阪市淀川区十八条二丁目を表示
させたい場合には、大阪市淀川区十八条二丁目に相当す
る位置を押圧する。これに応答して、制御部12では、
上記と同じく、先ず、その押圧された位置が地図表示領
域であるか否かを確認した後(ステップS32)、その
押圧された位置の(x,y) 座標が取得される(ステップS
33)。一方、押圧された位置が地図表示領域でなけれ
ば、再びキー入力待ちの状態に戻る。
【0029】(x,y) 座標が取得されると、この取得され
た(x,y) 座標を含む丁を表す住宅地図が住宅地図用IC
カードから読出される(ステップS34)。たとえば上
記取得された(x,y) 座標が大阪市淀川区十八条二丁目内
の座標であれば、大阪市淀川区十八条二丁目を表す住宅
地図が読出される。また、(x,y) 座標が取得されると、
制御部12のRAM内に備えられている市区町村フラグ
SFが上記ステップS18で表示されていた市区町村を
表す地図に対応付けられてセットされる(ステップS3
5)。この市区町村フラグSFは、後述するように、丁
を表す住宅地図から元の市区町村を表す地図を表示させ
たい場合に利用されるフラグである。
【0030】その後、丁単位の地図処理に移行する(ス
テップS36)。図5は、丁単位の地図表示処理を説明
するためのフローチャートである。この地図表示処理で
は、先ず、上記図4のステップS34で読出された丁を
表す住宅地図が表示される(ステップS37)。たとえ
ば、上記図4のステップS34で大阪市淀川区十八条二
丁目の住宅地図が読出されると、図8に示すように、こ
の大阪市淀川区十八条二丁目の住宅地図が表示部1に表
示される。その後、制御部12では、キー入力待ちの状
態に移行する(ステップS38)。
【0031】このキー入力待ちの状態において、スクロ
ール処理(ステップS39〜S46)および手帳機能復
帰処理(ステップS47,S48)は、上記図3のステ
ップS3〜S12および図4のステップS20〜29の
処理と同じなので、その説明は省略する。上記キー入力
待ちの状態において、丁の指定をやり直す場合には、操
作者は、同じ市区町村を表す地図を再び表示させるた
め、メニューキー4aを操作する。これに応答して、制
御部12では、メニューキー4aが操作されたと判別さ
れると(ステップS49)、RAM内のすでにセットさ
れている市区町村フラグSFが参照され、上記市区町村
フラグSFに対応付けられている市区町村を表す地図が
住宅地図用ICカードから再び読出される(ステップS
50)。そして、表示されている丁を表す地図に代わっ
てこの読出された市区町村を表す地図が表示部1に表示
される(図4のステップS18)。
【0032】また、キー入力待ちの状態において、たと
えば同じ都道府県内の他の市区町村を指定したい場合に
は、操作者は、同じ都道府県を表す地図を再び表示させ
るため、戻りキー4bを操作する。これに応答して、制
御部12では、中断キー4dが操作されたと判別される
と(ステップS51)、RAM内にすでにセットされて
いる都道府県フラグTFが参照され、この都道府県フラ
グTFに対応付けられている都道府県を表す地図が住宅
地図用ICカードから再び読出される(ステップS5
2)。そして、表示されている丁を表す地図に代わって
この読出された都道府県を表す地図が表示部1に表示さ
れる(図3のステップS1)。
【0033】以上のように本実施例の電子手帳によれ
ば、目的地を含む丁単位の住宅地図を容易に表示できる
とともに、1つのユニットとして携帯可能にされている
ので、外出前に住宅地図を複写するような作業を行うこ
となく、外出途中で住宅地図を見ることができる。ま
た、表示地図をスクロールさせることができるので、た
とえば最寄駅と目的地との間の道のりが長く1画面中に
上記道のりをすべて表示できない場合でも、上記道のり
を簡単に調べることができる。
【0034】なお、上記実施例では、操作者の現在位置
は表示部1に表示されないが、たとえば操作者が現在位
置を入力でき、かつその入力された現在位置を画面上で
表示できるようにしてもよい。より詳述すると、先ず、
住宅地図用ICカードから読取った丁を表す住宅地図に
含まれているすべての番地を含む番地用タッチキーを表
示部1に表示させる。そして、操作者が、たとえば電柱
に取付けられている住所表示プレートを参照することに
より現在位置の番地単位の住所を確認し、その確認した
番地に対応する番地用タッチキーをタッチペン2で押圧
する。これに応答して、表示されている住宅地図上の上
記押圧された番地に相当する位置が点灯または点滅す
る。
【0035】このように、この構成によれば、現在位置
を表示地図上で確認できるので、目的地までの道のりを
より簡単に知ることができる。なお、丁を表す住宅地図
が表示されている場合において、番地用タッチキーの代
わりに数値を入力できるテンキーを表示部1に表示さ
せ、操作者がそのテンキーで番地のみを単に入力する
と、その入力された番地に相当する位置が点灯または点
滅するようにしてもよい。
【0036】また、上記現在位置の表示は、たとえば市
区町村を表す地図が表示部1に表示されている場合にお
いても行うようにしてもよい。ただし、この場合、町単
位の住所も入力する必要がある。本発明の実施例の説明
は以上のとおりであるが、本発明は上述の実施例に限定
されるものではない。上記実施例では、シャープ株式会
社製の「液晶ペンコムザウルス PI-3000 」に本発明を
適用した例について説明したが、本発明は、たとえば同
じくシャープ株式会社製の「液晶ペンコム ザウルス
PI-4000 」にも適用可能である。また、本発明は、携帯
型住宅地図表示装置単独として構成してもよい。すなわ
ち、手帳機能を何ら有さずに上記住宅地図表示モードの
みを有するようにしてもよい。この場合、ユニット内の
メモリには手帳機能に関するデータを記憶する必要がな
いので、広域地図データおよび詳細住宅地図データをユ
ニット内のメモリに記憶することが可能である。
【0037】また、上記実施例では、市区町村を表す地
図から都道府県を表す地図を表示させる機能、丁を表す
地図から都道府県を表す地図を表示させる機能、および
表示地図をスクロールさせる機能の実現のため、それぞ
れメニューキー4a、中断キー4d、およびCCEキー
4e,アクションプランナーキー4f,逆送りキー4
g,順送りキー4hが利用されているが、たとえば他の
画面操作キー4を利用するようにしてもよい。一例を上
げると、たとえば表示地図をスクロールさせる場合に、
アシストキー4b,機能キー4c,中断キー4dおよび
CCEキー4eを利用し、市区町村を表す地図から都道
府県を表す地図を表示させる場合に順送りキー4hを利
用し、さらに丁を表す地図から都道府県を表す地図を表
示させる場合に逆送りキー4gを利用するというように
してもよい。
【0038】さらに、上記実施例では、これらの各機能
を実現させるために画面操作キー4が利用されている
が、たとえば表示部1に各機能を実現させるためのタッ
チキーを表示するようにしてもよい。その他特許請求の
範囲に記載された範囲で種々の設計変更を施すことは可
能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の携帯型住宅地図表
示装置によれば、目的地周辺の詳細な住宅地図を容易に
表示できる機能が1つのユニット内に含まれているの
で、外出前に目的地周辺の住宅地図を複写するような面
倒な作業を行うことなく、目的地周辺の住宅地図を外出
途中で容易に見ることができる。
【0040】特に、上記携帯型住宅地図表示装置を第2
の観点から見た構成によれば、広域地図または詳細住宅
地図をスクロールさせることができるので、たとえば最
寄駅から目的地までの道のりが遠く1画面中に最寄駅と
目的地との両方を表示できない場合でも、上記道のりを
容易に調べることができる。そのため、最寄駅および目
的地ならびにその途中が掲載されているページを探しな
がら複数ページにわたる住宅地図を複写するような面倒
な作業を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型住宅地図表示装置が適用された
一実施例の電子手帳の外観構成を示す斜視図である。
【図2】上記電子手帳の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記電子手帳における住宅地図表示モードの中
の都道府県単位の地図表示処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】上記住宅地図表示モードの中の市区町村単位の
地図表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記住宅地図表示モードの中の丁単位の地図表
示処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】都道府県を表す地図表示状態を示す図である。
【図7】市区町村を表す地図表示状態を示す図である。
【図8】丁を表す地図表示状態を示す図である。
【図9】手帳機能の1つの例であるレポート/自由帳機
能の初期画面を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 タッチペン 4e CCEキー 4f アクションプランナーキー 4g 逆送りキー 4h 順送りキー 12 制御部 13 タッチキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必要な単位ごとに区画された地区全体を含
    む相対的に縮尺の大きな広域地図と、上記単位ごとに区
    画された各地区の詳細を表す相対的に縮尺の小さな複数
    の詳細住宅地図とが予め記憶された記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている広域地図または詳細住宅
    地図を表示することができる表示手段と、 この表示手段に広域地図が表示されている場合、この表
    示されている広域地図上の任意の位置を操作者が指定す
    ることができる指定手段と、 この指定手段により上記広域地図上の任意の位置が指定
    されると、この指定された位置を含む地区の詳細住宅地
    図を上記表示手段に表示させる表示制御手段とを含み、 少なくとも上記表示手段,指定手段および表示制御手段
    を携帯可能な1つのユニットとして構成したことを特徴
    とする携帯型住宅地図表示装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段に広域地図または詳細住宅地
    図が表示されている場合、上記広域地図または詳細住宅
    地図をスクロールさせるべき方向を指定することができ
    る方向指定手段を上記ユニットにさらに含むことを特徴
    とする請求項1記載の携帯型住宅地図表示装置。
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