JPH084409B2 - 種子の殺菌・発芽促進方法 - Google Patents
種子の殺菌・発芽促進方法Info
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- JPH084409B2 JPH084409B2 JP4017579A JP1757992A JPH084409B2 JP H084409 B2 JPH084409 B2 JP H084409B2 JP 4017579 A JP4017579 A JP 4017579A JP 1757992 A JP1757992 A JP 1757992A JP H084409 B2 JPH084409 B2 JP H084409B2
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- seeds
- germination
- ozone
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種子の殺菌・発芽促進
方法に関するものであり、さらに詳しくは、高濃度のオ
ゾン水に単に浸漬するだけで、種子が殺菌され、種子の
発芽が促進され、且つ発芽率も向上する、種子の殺菌・
発芽促進方法に関するものである。
方法に関するものであり、さらに詳しくは、高濃度のオ
ゾン水に単に浸漬するだけで、種子が殺菌され、種子の
発芽が促進され、且つ発芽率も向上する、種子の殺菌・
発芽促進方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種子を発芽させるときには、ま
ず、種子を汚染している細菌やウイルスを適当な薬剤を
用いて殺菌し、次いで種子を水に浸し、十分に水を吸収
させた後、所定の温度、湿度下において発芽させてい
る。しかし、外殻(種皮)が水を透過させない種子(硬
実)では吸水することができず、発芽しない場合があ
る。また、種皮が酸素を通さないものであっても、種子
は容易に発芽しない。そのため、種子の発芽は一定では
なく、全ての種子が発芽して苗が揃うまでにはかなりの
時間を要するので、苗の栽培の自動化の障害となってい
た。この改善のために、硫酸等の強酸で種子の種皮を傷
つけたり、鋏等で種皮を切り取ったりして発芽を促進さ
せる方法がなされている。
ず、種子を汚染している細菌やウイルスを適当な薬剤を
用いて殺菌し、次いで種子を水に浸し、十分に水を吸収
させた後、所定の温度、湿度下において発芽させてい
る。しかし、外殻(種皮)が水を透過させない種子(硬
実)では吸水することができず、発芽しない場合があ
る。また、種皮が酸素を通さないものであっても、種子
は容易に発芽しない。そのため、種子の発芽は一定では
なく、全ての種子が発芽して苗が揃うまでにはかなりの
時間を要するので、苗の栽培の自動化の障害となってい
た。この改善のために、硫酸等の強酸で種子の種皮を傷
つけたり、鋏等で種皮を切り取ったりして発芽を促進さ
せる方法がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
強酸を用いて一定の発芽率を得るためには、強酸の濃度
を制御したり、あるいは強酸と種子との接触時間を制御
したりする大がかりな装置が必要である。従って、でき
た種子が高価なものになるという問題が生じていた。ま
た今日では、種子を殺菌した後でも、薬剤が種子に一切
付着していない、無薬剤の種子が要求されている。本発
明は上記のような従来の課題を解決し、種子の発芽が促
進され、且つ発芽率も向上し、同時に、種子も殺菌され
る種子の殺菌・発芽促進方法を提供することを目的とす
るものである。
強酸を用いて一定の発芽率を得るためには、強酸の濃度
を制御したり、あるいは強酸と種子との接触時間を制御
したりする大がかりな装置が必要である。従って、でき
た種子が高価なものになるという問題が生じていた。ま
た今日では、種子を殺菌した後でも、薬剤が種子に一切
付着していない、無薬剤の種子が要求されている。本発
明は上記のような従来の課題を解決し、種子の発芽が促
進され、且つ発芽率も向上し、同時に、種子も殺菌され
る種子の殺菌・発芽促進方法を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。すなわち本発明は、オゾン濃度が10ppm以上の
オゾン水に、種子を浸漬させた後、該種子を70〜90
RH%雰囲気中におくことを特徴とする、種子の殺菌・
発芽促進方法を提供するものである。
結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。すなわち本発明は、オゾン濃度が10ppm以上の
オゾン水に、種子を浸漬させた後、該種子を70〜90
RH%雰囲気中におくことを特徴とする、種子の殺菌・
発芽促進方法を提供するものである。
【0005】以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明に用いることのできる種子は、とくに制限される
ものではなく、自由に選択することができる。例えば、
稲、麦等の穀類、キク等の花き類、タデ等のそ菜類の種
子等が挙げられる。しかしながら、本発明では、とくに
硬実のため吸水できない種子または胚の膨大が見られな
い等の種子、あるいは種皮が酸素を透過させない種子等
でも、オゾン濃度が5ppm以上のオゾン水に浸漬する
ことにより、発芽しにくい種子の発芽を促進し且つ発芽
率を向上させ、さらに種子の殺菌も行うものである。
本発明に用いることのできる種子は、とくに制限される
ものではなく、自由に選択することができる。例えば、
稲、麦等の穀類、キク等の花き類、タデ等のそ菜類の種
子等が挙げられる。しかしながら、本発明では、とくに
硬実のため吸水できない種子または胚の膨大が見られな
い等の種子、あるいは種皮が酸素を透過させない種子等
でも、オゾン濃度が5ppm以上のオゾン水に浸漬する
ことにより、発芽しにくい種子の発芽を促進し且つ発芽
率を向上させ、さらに種子の殺菌も行うものである。
【0006】本発明で用いることのできるオゾン水は、
高濃度のオゾン水、すなわちオゾン濃度が5ppm以上
のオゾン水、好ましくは10ppm以上のオゾン水がよ
い。ここで、オゾン濃度が5ppm以上のオゾン水と
は、水1l中に溶存しているオゾン量が5mg以上である
ことを意味するものである。5ppm未満の低濃度のオ
ゾン水であると、種子に付着している有機物や種皮によ
り、オゾンが消費されてしまい、殺菌および発芽促進効
果が減少し好ましくない。オゾン水濃度が40ppm以
上になると、オゾンにより種子自体が損傷する可能性が
ある。また、これ以上のオゾン水を作ろうとすると、冷
却装置等が必要になり、装置が大がかりで高価なものに
なってしまう。オゾン水の調製方法は、公知の各技術を
用いることができる。例えば、放電方式や、純水中で陽
イオン交換膜をはさんで陽極と陰極を配置し電圧を印加
する電解オゾナイザを用いる方法等が挙げられる。後者
の方法では、全酸素中に占めるオゾンガス濃度が、放電
方式よりも高濃度となり、好適である。調製したオゾン
水の温度は、通常、5〜35℃、好ましくは10〜20
℃がよい。
高濃度のオゾン水、すなわちオゾン濃度が5ppm以上
のオゾン水、好ましくは10ppm以上のオゾン水がよ
い。ここで、オゾン濃度が5ppm以上のオゾン水と
は、水1l中に溶存しているオゾン量が5mg以上である
ことを意味するものである。5ppm未満の低濃度のオ
ゾン水であると、種子に付着している有機物や種皮によ
り、オゾンが消費されてしまい、殺菌および発芽促進効
果が減少し好ましくない。オゾン水濃度が40ppm以
上になると、オゾンにより種子自体が損傷する可能性が
ある。また、これ以上のオゾン水を作ろうとすると、冷
却装置等が必要になり、装置が大がかりで高価なものに
なってしまう。オゾン水の調製方法は、公知の各技術を
用いることができる。例えば、放電方式や、純水中で陽
イオン交換膜をはさんで陽極と陰極を配置し電圧を印加
する電解オゾナイザを用いる方法等が挙げられる。後者
の方法では、全酸素中に占めるオゾンガス濃度が、放電
方式よりも高濃度となり、好適である。調製したオゾン
水の温度は、通常、5〜35℃、好ましくは10〜20
℃がよい。
【0007】オゾン水に対する種子の浸漬時間は、オゾ
ン濃度、あるいは種子の状態や形態によって適当に選択
すればよいが、通常、5分〜6時間、好ましくは30分
〜2時間である。
ン濃度、あるいは種子の状態や形態によって適当に選択
すればよいが、通常、5分〜6時間、好ましくは30分
〜2時間である。
【0008】
【作用】オゾン濃度が5ppm以上のオゾン水に種子を
浸漬すると、オゾン水中のオゾンの酸化作用により、種
皮が酸化分解されるため、水および酸素が種子の中に吸
収されたり、種皮がもろくなったりする。その結果、発
芽を制御していた条件が解消され、発芽が促進される。
さらに、種子の表皮に付着している細菌類は、一般的に
土壌菌が主体であり、その代表的な芽胞菌を4ppmの
オゾン水に3分浸漬すると、106個/mlのオーダーか
ら102個/mlのオーダーまで減少すると言われている
(医科器械学会、医器学vol61、No.4、188頁(1991
年))。従って、オゾン濃度が高濃度のオゾン水に種子
を浸漬すれば、発芽が促進され、発芽率も向上し、同時
に種子も殺菌される。さらに本発明においては、単に種
子をオゾン水に浸漬するだけで前記のような効果を奏す
るため、従来の方法に比べて手間がかからず、種子を安
価に製造することができる。さらに、オゾン水の特徴と
して、オゾンは約20〜40分の半減期で分解し酸素と
なるので、とくに種子を洗浄しなくても、表皮にオゾン
を残すことがないので安全である。
浸漬すると、オゾン水中のオゾンの酸化作用により、種
皮が酸化分解されるため、水および酸素が種子の中に吸
収されたり、種皮がもろくなったりする。その結果、発
芽を制御していた条件が解消され、発芽が促進される。
さらに、種子の表皮に付着している細菌類は、一般的に
土壌菌が主体であり、その代表的な芽胞菌を4ppmの
オゾン水に3分浸漬すると、106個/mlのオーダーか
ら102個/mlのオーダーまで減少すると言われている
(医科器械学会、医器学vol61、No.4、188頁(1991
年))。従って、オゾン濃度が高濃度のオゾン水に種子
を浸漬すれば、発芽が促進され、発芽率も向上し、同時
に種子も殺菌される。さらに本発明においては、単に種
子をオゾン水に浸漬するだけで前記のような効果を奏す
るため、従来の方法に比べて手間がかからず、種子を安
価に製造することができる。さらに、オゾン水の特徴と
して、オゾンは約20〜40分の半減期で分解し酸素と
なるので、とくに種子を洗浄しなくても、表皮にオゾン
を残すことがないので安全である。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。な
お、本実施例には、「たで」の種子を用いた。この「た
で」の種子は、一般に低温処理しないとほとんど発芽せ
ず、しかも保存中に乾燥すると発芽しにくくなり、発芽
の制御が難しいとされている。実施例 1 たでの種子を高濃度のオゾン水(10ppm)に15℃
で1時間浸漬した後、90φ×22mmのシャーレに濾紙
を入れ、水で湿らし、その上に種子を100個ずつ4
組、計400個蒔いた。発芽条件を温度25℃、湿度7
0〜90RH%として発芽させたところ、オゾン水処理
したものは、しなかったものと比較して、発芽に要する
時間が1/2〜2/3に、発芽率が1.3倍〜最高1.6
倍になった。これらの結果を以下の表1に示す。
お、本実施例には、「たで」の種子を用いた。この「た
で」の種子は、一般に低温処理しないとほとんど発芽せ
ず、しかも保存中に乾燥すると発芽しにくくなり、発芽
の制御が難しいとされている。実施例 1 たでの種子を高濃度のオゾン水(10ppm)に15℃
で1時間浸漬した後、90φ×22mmのシャーレに濾紙
を入れ、水で湿らし、その上に種子を100個ずつ4
組、計400個蒔いた。発芽条件を温度25℃、湿度7
0〜90RH%として発芽させたところ、オゾン水処理
したものは、しなかったものと比較して、発芽に要する
時間が1/2〜2/3に、発芽率が1.3倍〜最高1.6
倍になった。これらの結果を以下の表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】実施例 2 たでの種子を高濃度のオゾン水(20ppm)に15℃
で30分浸漬した後、90φ×22mmのシャーレに濾紙
を入れ、水で湿らし、その上に種子を100個ずつ4
組、計400個蒔いた。発芽条件を温度25℃、湿度7
0〜90RH%として発芽させたところ、オゾン水処理
したものは、しなかったものと比較して、発芽に要する
時間が1/2〜2/3に、発芽率が1.3倍から最高1.
7倍になった。これらの結果を以下の表2に示す。
で30分浸漬した後、90φ×22mmのシャーレに濾紙
を入れ、水で湿らし、その上に種子を100個ずつ4
組、計400個蒔いた。発芽条件を温度25℃、湿度7
0〜90RH%として発芽させたところ、オゾン水処理
したものは、しなかったものと比較して、発芽に要する
時間が1/2〜2/3に、発芽率が1.3倍から最高1.
7倍になった。これらの結果を以下の表2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】上記の実施例いずれの場合も、「たで」の
種子に付いた細菌は、高濃度のオゾン水によって殺菌さ
れ、実験中に種子が菌に冒されることはなかった。
種子に付いた細菌は、高濃度のオゾン水によって殺菌さ
れ、実験中に種子が菌に冒されることはなかった。
【0014】
【発明の効果】本発明は、高濃度のオゾン水に単に浸漬
するだけで、種子の発芽が促進され、且つ発芽率も向上
し、同時に、種子も殺菌される効果を奏するので、種子
の発芽工程におけるトータルコストを安くすることがで
きる。
するだけで、種子の発芽が促進され、且つ発芽率も向上
し、同時に、種子も殺菌される効果を奏するので、種子
の発芽工程におけるトータルコストを安くすることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 武仁 千葉県四街道市鷹の台一丁目3番 株式会 社日本製鋼所内 (56)参考文献 特開 平5−23003(JP,A) 特開 平1−199504(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 オゾン濃度が10ppm以上のオゾン水
に、種子を浸漬させた後、該種子を70〜90RH%雰
囲気中におくことを特徴とする、種子の殺菌・発芽促進
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4017579A JPH084409B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 種子の殺菌・発芽促進方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4017579A JPH084409B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 種子の殺菌・発芽促進方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211808A JPH05211808A (ja) | 1993-08-24 |
JPH084409B2 true JPH084409B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=11947827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4017579A Expired - Fee Related JPH084409B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 種子の殺菌・発芽促進方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084409B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2710812B1 (fr) * | 1993-10-04 | 1995-12-29 | Goemar Lab Sa | Procédé et installation pour le traitement des semences et des bulbes. |
NL1011400C2 (nl) * | 1999-02-26 | 2000-09-04 | Filtermat Beheer B V | Werkwijze voor het ontsmetten van zaad. |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01199504A (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-10 | Hiroshi Saito | 催芽促進装置 |
JPH0523003A (ja) * | 1991-07-16 | 1993-02-02 | Sapporo Breweries Ltd | 植物種実の栽培方法および該方法に用いる植物種実の吸水装置 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP4017579A patent/JPH084409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05211808A (ja) | 1993-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |