JPH0842883A - 家具裏通風装置 - Google Patents

家具裏通風装置

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Publication number
JPH0842883A
JPH0842883A JP17669394A JP17669394A JPH0842883A JP H0842883 A JPH0842883 A JP H0842883A JP 17669394 A JP17669394 A JP 17669394A JP 17669394 A JP17669394 A JP 17669394A JP H0842883 A JPH0842883 A JP H0842883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furniture
ventilation device
box body
back ventilation
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17669394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Hirai
希一 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0842883A publication Critical patent/JPH0842883A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に家具裏に室内の空気が循環され、結露の
防止と、カビ、ダニの発生が防止できる家具裏通風装置
を提供する。 【構成】 家具の裏面と壁面との隙間に設けられる、壁
面側が開口された箱体1と、この箱体1の上方に換気扇
2とが設けられた家具裏通風装置であって、上記箱体1
の上方前面に吸気口と下方前面に排気口とが設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具裏の換気を行う家
具裏通風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の気密化が進むにつれて、風
通しが悪い家具裏等の風通しをよくして結露やカビの発
生を防止するために、家具の下に簀の子を設置して空気
の流通をよくする手段が講じられている。又、更に積極
的に結露を防止するため、特開平6−33520号公報
においては、屋内外を仕切る外壁の屋内側、或いは内部
に空気層を設け、この空気層を屋内空気の結露点以上の
温度に加熱する発熱体を設けた結露防止装置が記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−33520号公報に記載の結露防止装置は、建
物が新築される場合には、壁体構造として採用すること
が可能であるが、既存の建物に適用するのは大掛かりな
工事となり、事実上の施工は困難である。又、結露する
箇所は家具裏など一部分に限られているため、家具の形
状や設置場所に対応できるものであること、又、結露防
止のためには常に空気と対称物が低湿度の状態におかれ
ることが望ましいが、上記の結露防止装置では、この対
応が難しいといった問題がある。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とすると戸車は、こ
れらの問題点を解消し、常に家具裏に室内の空気が循環
され、結露の防止と、カビ、ダニの発生が防止できる家
具裏通風装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
家具裏通風装置においては、家具の裏面と壁面との隙間
に設けられる、壁面側が開口された箱体と、この箱体の
上方に換気扇とが設けられた家具裏通風装置であって、
上記箱体の上方前面に吸気口と下方前面に排気口が設け
られていることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、請求項1記載の家具裏通風装置の吸気口に下
面が開口したフードが突き出して設けられていることを
特徴とする。
【0007】請求項3記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、請求項1、及び2記載の家具裏通風装置の箱
体が上部と下部に分割され、且つ上部の下縁部と下方の
上縁部が重合されて上下に摺動可能に設けられているこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、請求項1、2、及び3記載の家具裏通風装置
の箱体の底部に壁面と平行に移動可能に戸車が設けられ
ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明の家具裏通風装置におい
ては、家具裏に設置されて換気扇が作動されると、上方
に設けられたフードの開口部より室内の空気が吸引さ
れ、筒状体の内部を通って下方に設けられた開口部より
家具裏の空間に吹き出されるので、常に家具裏に室内の
空気が循環され、結露の防止と、カビ、ダニの発生が防
止できる。
【0010】請求項2記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、請求項1記載の家具裏通風装置の吸気口に下
面が開口したフードが突き出して設けられていることに
より、家具裏の室内の空気を容易に吸気し、壁面側に排
出することができるので家具裏及び壁面側の空気が常に
換気される。
【0011】請求項3記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、箱体が上部と下部に分割され、且つ上部の下
縁部と下方の上縁部が重合されて上下に摺動可能に設け
られていることにより、家具の高さの高低に合わせて箱
体の上下寸法が調節され、最も効率がよい高さで換気が
行われる。
【0012】請求項4記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、箱体の底部に壁面と平行に移動可能に戸車が
設けられていることにより、家具の設置場所が変更され
ても、容易に家具裏通風装置を移動させて用いることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の家具裏通風装置の一例を示す斜
視図である。図1において、1は縦長の箱体であり、こ
の箱体1の側面には側壁1a、1aと天井1bとが設け
られ、上方には換気扇2が設けられている。この換気扇
2には、モーターが付属されたスクロールファンが取付
けられている。
【0014】又、この箱体1には、上下の間に重合部1
cが設けられ、箱体1の上下寸法の調整が重合部1cの
内側の側壁に設けられた長穴により、箱体1を上下させ
ることにより行え、家具の高さに応じて高さを調整し、
蝶ネジ1dにより位置決め後固定することにより、家具
の高さが違った場合においても、効果的な用い方ができ
るようになっている。
【0015】上記箱体1の上方端の前面側に設けられた
開口部には下面にスリット状の開口部3aが設けられた
フード3が取付けられ、この開口部3aより空気が吸引
されるようになっている。更に、箱体1の下方の前面に
スリット状の開口部4が設けられ、箱体1内を通過した
空気がこの開口部4より吹き出すようになっている。
【0016】箱体1の底部には、箱体1の方向への横移
動を可能とするための戸車5、5が設けられている。こ
の戸車5、5は部屋の床面の角に設けられた幅木6に穿
設された溝6a内に嵌まり込むようになっており、本発
明の家具裏通風装置が、横移動して家具の置かれた裏側
に設置されるようになっている。
【0017】又、箱体1の上端には、前方に突き出して
固定金具7が設けられており、この固定金具7の先端側
裏面にはクッション材7aが貼着されており、家具の上
面角部に固定金具7の裏面を当接させた上、蝶ネジ7b
を締め付けて家具裏通気装置を安定させるようになって
いる。
【0018】図2は、本発明の家具裏通風装置の実施態
様を説明する断面図である。図2において、家具裏通風
装置は、壁面30と家具40との間に設けられた隙間
に、角部の幅木6に設けられた溝6aに戸車5が嵌め込
まれた状態で設置されている。
【0019】この家具裏通風装置の換気扇2が電源が入
れられて運転状態に入ると、フード3の下面の開口部3
aからは、部屋内の空気が吸引され、この空気は箱体1
の内部を下方に向かって流れ、箱体1の下方前面に設け
られた開口部4より家具40の裏面に向かって吹き出し
てゆき、周囲に拡散してゆく。
【0020】従って、換気扇2が運転状態にある時は、
常時家具40裏の空気は、部屋内の空気と置き換えられ
ることになり、壁面30や家具40の裏面はほぼ部屋内
の空気と同等の室温と湿度に維持されることになり、結
露の防止とともに、カビ、ダニ等の発生を防止すること
が可能となる。
【0021】又、本発明の家具裏通風装置の箱体内側に
乾燥剤等を入れることにより、雨期などにおいてより効
果的な除湿と換気を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の家具裏通風装置
においては、家具裏に設置されて換気扇が作動される
と、上方に設けられたフードの開口部より室内の空気が
吸引され、筒状体の内部を通って下方に設けられた開口
部より家具裏の空間に吹き出されるので、常に家具裏に
室内の空気が循環され、結露の防止と、カビ、ダニの発
生が防止できる。
【0023】請求項2記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、請求項1記載の家具裏通風装置の吸気口に下
面が開口したフードが突き出して設けられていることに
より、家具裏の室内の空気を容易に吸気し、壁面側に排
出することができるので家具裏及び壁面側の空気が常に
換気される。
【0024】請求項3記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、箱体が上部と下部に分割され、且つ上部の下
縁部と下方の上縁部が重合されて上下に摺動可能に設け
られていることにより、家具の高さの高低に合わせて箱
体の上下寸法が調節され、最も効率がよい高さで換気が
行われる。
【0025】請求項4記載の本発明の家具裏通風装置に
おいては、箱体の底部に壁面と平行に移動可能に戸車が
設けられていることにより、家具の設置場所が変更され
ても、容易に家具裏通風装置を移動させて用いることが
できる。従って、家具裏通風装置として好適に用いられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家具裏通風装置の一例を示す断面図。
【図2】本発明の家具裏通風装置の実施態様を説明する
断面図。
【符号の説明】
1 箱体 1a 側壁 1b 天井 1c 重合部 1d、7b 蝶ネジ 2 換気扇 3 フード 4 開口部 5 戸車 6 幅木 7 固定金具 7a クッション材 20 床 30 壁面 40 家具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具の裏面と壁面との隙間に設けられ
    る、壁面側が開口された箱体と、この箱体の上方に換気
    扇とが設けられた家具裏通風装置であって、上記箱体の
    上方前面に吸気口と下方前面に排気口が設けられている
    ことを特徴とする家具裏通風装置。
  2. 【請求項2】 吸気口に下面が開口したフードが突き出
    して設けられていることを特徴とする請求項1記載の家
    具裏通風装置。
  3. 【請求項3】 箱体が上部と下部に分割され、且つ上部
    の下縁部と下部の上縁部が重合されて上下に摺動可能に
    設けられていることを特徴とする家具裏通風装置。
  4. 【請求項4】 箱体の底部に壁面と平行に移動可能な戸
    車が設けられていることを特徴とする請求項1、2及び
    3記載の家具裏通風装置。
JP17669394A 1994-07-28 1994-07-28 家具裏通風装置 Pending JPH0842883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17669394A JPH0842883A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 家具裏通風装置

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JP17669394A JPH0842883A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 家具裏通風装置

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JPH0842883A true JPH0842883A (ja) 1996-02-16

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ID=16018091

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JP17669394A Pending JPH0842883A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 家具裏通風装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020134204A1 (de) 2020-12-18 2022-06-23 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Zwangsbelüftungseinheit zur Belüftung eines abgeschlossenen Luftraums

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020134204A1 (de) 2020-12-18 2022-06-23 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Zwangsbelüftungseinheit zur Belüftung eines abgeschlossenen Luftraums
WO2022128346A1 (de) * 2020-12-18 2022-06-23 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Zwangsbelüftungseinheit zur belüftung eines abgeschlossenen luftraums

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