JPH0842761A - 配管支持固定具 - Google Patents
配管支持固定具Info
- Publication number
- JPH0842761A JPH0842761A JP6183182A JP18318294A JPH0842761A JP H0842761 A JPH0842761 A JP H0842761A JP 6183182 A JP6183182 A JP 6183182A JP 18318294 A JP18318294 A JP 18318294A JP H0842761 A JPH0842761 A JP H0842761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- support base
- base case
- engaging
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/24—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders
- F16L3/243—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】従来の型枠内にコンクリートを流し込みコンク
リートブロックの上部に溝条材１２を埋設した配管支持
固定具に代え、支持台ケース２を合成樹脂製とし、長手
方向に連続してその端部および上面部を開口させるとと
もに、上面の開口部に両側から迫り出した係合部２ｂを
有する溝２ａをその上部に形成する。この溝２ａの係合
部２ｂに、一対の半割り状の締付体３ａ，３ａの下部に
設けた係合凹部３ｃ，３ｃを係合させて取付ける。ま
た、支持台ケース２の下部を開口させ、当該支持台ケー
スの内部にその開口部面に至るまでコンクリート４を充
填し、固化させて構成した。 【効果】コンクリートの固化後に、型枠を取り外す必要
がなく、作業効率がよい。空気との接触面積が小さく、
クラックの発生が少ない。溝条材の錆びや電食を起こす
恐れがない。
リートブロックの上部に溝条材１２を埋設した配管支持
固定具に代え、支持台ケース２を合成樹脂製とし、長手
方向に連続してその端部および上面部を開口させるとと
もに、上面の開口部に両側から迫り出した係合部２ｂを
有する溝２ａをその上部に形成する。この溝２ａの係合
部２ｂに、一対の半割り状の締付体３ａ，３ａの下部に
設けた係合凹部３ｃ，３ｃを係合させて取付ける。ま
た、支持台ケース２の下部を開口させ、当該支持台ケー
スの内部にその開口部面に至るまでコンクリート４を充
填し、固化させて構成した。 【効果】コンクリートの固化後に、型枠を取り外す必要
がなく、作業効率がよい。空気との接触面積が小さく、
クラックの発生が少ない。溝条材の錆びや電食を起こす
恐れがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として建築物の屋上
等に、床面に平行に電線等の配管を敷設する際に、配管
を確実に支持固定するための配管支持固定具に関する。
等に、床面に平行に電線等の配管を敷設する際に、配管
を確実に支持固定するための配管支持固定具に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の配管支持固定具としては、従
来、例えば実開平２−１１４３２１号公報あるいは実開
平３−１２３１８２号公報に開示されるような機構を備
えるものが公知である。この従来の配管支持固定具１０
を、図６に基づいて説明すると、コンクリート製の支持
台１１の上部に溝条材１２を埋設する。この溝条材１２
には、開口部を係合部１３により狭窄した溝１４を形成
し、前記係合部１３に半割り状の固定金具１５を係合さ
せる。そして、この固定金具１５に配管１６を支持し、
上部のねじ１７により締付固定するように構成される。
来、例えば実開平２−１１４３２１号公報あるいは実開
平３−１２３１８２号公報に開示されるような機構を備
えるものが公知である。この従来の配管支持固定具１０
を、図６に基づいて説明すると、コンクリート製の支持
台１１の上部に溝条材１２を埋設する。この溝条材１２
には、開口部を係合部１３により狭窄した溝１４を形成
し、前記係合部１３に半割り状の固定金具１５を係合さ
せる。そして、この固定金具１５に配管１６を支持し、
上部のねじ１７により締付固定するように構成される。
【０００３】この配管支持固定具１０は、次のようにし
て製造される。前後，左右および底部の５面を箱型に囲
った図示しない型枠の内底部に、溝条材１２を配設す
る。そして、上方から流動状態のコンクリートを流し込
んで固化させた後、型枠を取り外し、天地を逆にするこ
とにより、上面に溝条材１２が埋設された支持台１１、
つまりコンクリートブロックからなる配管支持固定具１
０を得る。
て製造される。前後，左右および底部の５面を箱型に囲
った図示しない型枠の内底部に、溝条材１２を配設す
る。そして、上方から流動状態のコンクリートを流し込
んで固化させた後、型枠を取り外し、天地を逆にするこ
とにより、上面に溝条材１２が埋設された支持台１１、
つまりコンクリートブロックからなる配管支持固定具１
０を得る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の配
管支持固定具１０は、型枠内にコンクリートを流し込ん
で製造されていたため、コンクリートの固化後に、型枠
を取り外す作業を必要とし、手間がかかる。また、型枠
を取り外し、外気に曝して養生するため、空気との接触
面積が大きくなり、コンクリート中に含まれる水分の蒸
発が促進される。したがって、コンクリートの収縮が激
しくなり、クラックが発生する原因となっていた。この
傾向は、生産効率を上げるために、凝結が速く短時間の
うちに固化するコンクリートを使用した場合に著しい。
管支持固定具１０は、型枠内にコンクリートを流し込ん
で製造されていたため、コンクリートの固化後に、型枠
を取り外す作業を必要とし、手間がかかる。また、型枠
を取り外し、外気に曝して養生するため、空気との接触
面積が大きくなり、コンクリート中に含まれる水分の蒸
発が促進される。したがって、コンクリートの収縮が激
しくなり、クラックが発生する原因となっていた。この
傾向は、生産効率を上げるために、凝結が速く短時間の
うちに固化するコンクリートを使用した場合に著しい。
【０００５】また、従来の配管支持固定具１０は、溝条
材１２が、例えばアルミニウム合金等の耐腐食性金属に
溶融亜鉛めっきを施したものが使用されており、長期間
外気に暴露されることにより、これが錆びたり、異種金
属の接触腐食つまり電食の問題が生じる。
材１２が、例えばアルミニウム合金等の耐腐食性金属に
溶融亜鉛めっきを施したものが使用されており、長期間
外気に暴露されることにより、これが錆びたり、異種金
属の接触腐食つまり電食の問題が生じる。
【０００６】本発明は、これらの問題点を解決し、コン
クリートの固化後に、型枠を取り外す必要がなく、ま
た、溝条材からの金属の錆びや電食の問題が生じない配
管支持固定具を提供することを目的とする。
クリートの固化後に、型枠を取り外す必要がなく、ま
た、溝条材からの金属の錆びや電食の問題が生じない配
管支持固定具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの具体的手段は、支持台ケースを合成樹脂製とし、長
手方向に連続してその端部および上面部を開口させると
ともに、上面の開口部に両側から迫り出した係合部を有
する溝をその上部に形成する。この溝の係合部に、一対
の半割り状の締付体の下部に設けた係合凹部を係合させ
て取付ける。また、支持台ケースの下部を開口させ、当
該支持台ケースの内部にその開口部面に至るまでコンク
リートを充填し、固化させて構成した。
めの具体的手段は、支持台ケースを合成樹脂製とし、長
手方向に連続してその端部および上面部を開口させると
ともに、上面の開口部に両側から迫り出した係合部を有
する溝をその上部に形成する。この溝の係合部に、一対
の半割り状の締付体の下部に設けた係合凹部を係合させ
て取付ける。また、支持台ケースの下部を開口させ、当
該支持台ケースの内部にその開口部面に至るまでコンク
リートを充填し、固化させて構成した。
【０００８】
【作用】係合部を有する溝は、支持台ケースの成形時に
一体に成形加工される。充填されたコンクリートは、支
持台ケースの内部において、その開口部面を除いて外気
に曝されることなく養生される。
一体に成形加工される。充填されたコンクリートは、支
持台ケースの内部において、その開口部面を除いて外気
に曝されることなく養生される。
【０００９】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図１は、本実施例の配管支持固定具の外観
を示す一部破断斜視図であり、図２は、同図のＡ−Ａ線
断面図、図３は、同図のＢ−Ｂ線断面図である。図１な
いし図３に示すように、配管支持固定具１は、合成樹脂
製の支持台ケース２と、配管を支持固定する固定金具３
と、支持ケース２の内部に充填され、固化したコンクリ
ート４とを備える。
に説明する。図１は、本実施例の配管支持固定具の外観
を示す一部破断斜視図であり、図２は、同図のＡ−Ａ線
断面図、図３は、同図のＢ−Ｂ線断面図である。図１な
いし図３に示すように、配管支持固定具１は、合成樹脂
製の支持台ケース２と、配管を支持固定する固定金具３
と、支持ケース２の内部に充填され、固化したコンクリ
ート４とを備える。
【００１０】合成樹脂製の支持台ケース２は、断面矩形
状ないしは台形状で、上部に溝２ａを有し、かつ、下部
（底面）を開口させた筐体からなる。前記溝２ａは、長
手方向に連続してその端部および上面部を開口させると
ともに、上面の開口部に両側から迫り出した係合部２ｂ
を有する。支持台ケース２の材質は、配管支持固定具１
が主として建築物の屋上等に設置されることから、耐候
性を有するカーボン含有の硬質塩化ビニル樹脂が望まし
いが、その他、ポリプロピレン樹脂，ＡＢＳ樹脂，ポリ
ウレタン樹脂，シリコーン樹脂，高密度ポリエチレン樹
脂等が状況に応じ適宜用いられる。支持台ケース２は、
上記した合成樹脂の一体成形により得られるが、場合に
よっては、長手方向の両端部材のみを別体として成形
し、貼り合わせる構造としてもよい。
状ないしは台形状で、上部に溝２ａを有し、かつ、下部
（底面）を開口させた筐体からなる。前記溝２ａは、長
手方向に連続してその端部および上面部を開口させると
ともに、上面の開口部に両側から迫り出した係合部２ｂ
を有する。支持台ケース２の材質は、配管支持固定具１
が主として建築物の屋上等に設置されることから、耐候
性を有するカーボン含有の硬質塩化ビニル樹脂が望まし
いが、その他、ポリプロピレン樹脂，ＡＢＳ樹脂，ポリ
ウレタン樹脂，シリコーン樹脂，高密度ポリエチレン樹
脂等が状況に応じ適宜用いられる。支持台ケース２は、
上記した合成樹脂の一体成形により得られるが、場合に
よっては、長手方向の両端部材のみを別体として成形
し、貼り合わせる構造としてもよい。
【００１１】固定金具３は、一対の半割り状の締付体３
ａ，３ａとボルト３ｂとからなり、半割り状の締付体３
ａは、金属板の上部を円弧状に曲折し、その先端をフラ
ット状として、下部寄りに前記溝２ａの係合部２ｂと係
合する係合凹部３ｃ，３ｃを設けている。そして、配管
５の外周を一対の締付体３ａ，３ａで包囲して挟持する
ように構成される。締付体３ａの上部の円弧部は、配管
５の外形形状と略一致するように形成され、円弧部先端
の立上り部にボルト挿入用の孔が穿設される。この孔に
挿入されたボルト３ｂの締付けにより、配管５は、前記
溝２ａの係合部２ｂにおける所定の位置に支持固定され
る。
ａ，３ａとボルト３ｂとからなり、半割り状の締付体３
ａは、金属板の上部を円弧状に曲折し、その先端をフラ
ット状として、下部寄りに前記溝２ａの係合部２ｂと係
合する係合凹部３ｃ，３ｃを設けている。そして、配管
５の外周を一対の締付体３ａ，３ａで包囲して挟持する
ように構成される。締付体３ａの上部の円弧部は、配管
５の外形形状と略一致するように形成され、円弧部先端
の立上り部にボルト挿入用の孔が穿設される。この孔に
挿入されたボルト３ｂの締付けにより、配管５は、前記
溝２ａの係合部２ｂにおける所定の位置に支持固定され
る。
【００１２】支持ケース２の内部には、コンクリート４
が充填される。すなわち、溝２ａの係合部２ｂを下側に
して支持ケース２を置き、下部の開口から流動状態のコ
ンクリートを流し込み、その状態で養生する。コンクリ
ートの養生は、従来の型枠内に流し込んで行うものと異
なり、支持台ケース２に収めた状態で行われるため、例
えば充填後、作業室内に支持台ケース２を積み重ね、放
置しておくだけで足りる。したがって、養生中場所をと
らず、スペース効率がよい。支持台ケース２内で、コン
クリートが固化すると、溝２ａの係合部２ｂが上側とな
るように、天地を逆にして、配管支持固定具１が得られ
る。
が充填される。すなわち、溝２ａの係合部２ｂを下側に
して支持ケース２を置き、下部の開口から流動状態のコ
ンクリートを流し込み、その状態で養生する。コンクリ
ートの養生は、従来の型枠内に流し込んで行うものと異
なり、支持台ケース２に収めた状態で行われるため、例
えば充填後、作業室内に支持台ケース２を積み重ね、放
置しておくだけで足りる。したがって、養生中場所をと
らず、スペース効率がよい。支持台ケース２内で、コン
クリートが固化すると、溝２ａの係合部２ｂが上側とな
るように、天地を逆にして、配管支持固定具１が得られ
る。
【００１３】この場合、支持台ケース２の長手方向の両
側部に、把持用の凹み部２ｃを形成しておくと、持ち運
びやすく、積み重ね作業も容易である。
側部に、把持用の凹み部２ｃを形成しておくと、持ち運
びやすく、積み重ね作業も容易である。
【００１４】また、配管を敷設する屋上等の床面には、
通常、ゴム系材質の膜を塗って防水する、いわゆる塗膜
防水（あるいはシート防水）が施されるが、配管支持固
定具を載置することによって、この防水層が破れる恐れ
がないように、支持台ケース２の下面の長手方向に、ゴ
ム系材質等の床面損傷防止用の軟質部材２ｄ，２ｄを貼
着している。
通常、ゴム系材質の膜を塗って防水する、いわゆる塗膜
防水（あるいはシート防水）が施されるが、配管支持固
定具を載置することによって、この防水層が破れる恐れ
がないように、支持台ケース２の下面の長手方向に、ゴ
ム系材質等の床面損傷防止用の軟質部材２ｄ，２ｄを貼
着している。
【００１５】一方、固定金具３は、多く市販されている
ものであるが、円弧部先端の立上り部の高さが、各メー
カーにより異なり統一されていない。そこで、本例で
は、支持台ケース２の上面に係合部２ｂと平行に条溝２
ｅ，２ｅを形成してある。そして、この条溝２ｅ，２ｅ
に、図４および図５に示すように、支持台ケース２の上
面から所望の高さＬだけ突出するように、角棒６，６を
嵌合する。これにより、配管５は、支持台ケース２の上
面より角棒６，６の突出高さＬだけ浮いた位置で固定金
具３により支持固定されることとなり、円弧部先端の立
上り部の高さが異なっても対応可能となる。
ものであるが、円弧部先端の立上り部の高さが、各メー
カーにより異なり統一されていない。そこで、本例で
は、支持台ケース２の上面に係合部２ｂと平行に条溝２
ｅ，２ｅを形成してある。そして、この条溝２ｅ，２ｅ
に、図４および図５に示すように、支持台ケース２の上
面から所望の高さＬだけ突出するように、角棒６，６を
嵌合する。これにより、配管５は、支持台ケース２の上
面より角棒６，６の突出高さＬだけ浮いた位置で固定金
具３により支持固定されることとなり、円弧部先端の立
上り部の高さが異なっても対応可能となる。
【００１６】
【発明の効果】上記の構成からなる配管支持固定具によ
れば、下記のような効果がある。第１に、、長手方向に
連続してその端部および上面部を開口させるとともに、
上面の開口部に両側から迫り出した係合部を有する溝を
その上部に形成した合成樹脂製の支持台ケースに、コン
クリートを充填し、固化させて構成している。したがっ
て、従来の型枠内にコンクリートを流し込んで製造され
る配管支持固定具のように、コンクリートの固化後に、
型枠を取り外す必要がなく、作業効率がよい。また、充
填されたコンクリートは、支持台ケースの内部におい
て、その開口部面を除いて外気に曝されることなく養生
されるので、空気との接触面積が小さい。このため、コ
ンクリートの収縮が生じ難く、クラックの発生を極力防
止し得る。
れば、下記のような効果がある。第１に、、長手方向に
連続してその端部および上面部を開口させるとともに、
上面の開口部に両側から迫り出した係合部を有する溝を
その上部に形成した合成樹脂製の支持台ケースに、コン
クリートを充填し、固化させて構成している。したがっ
て、従来の型枠内にコンクリートを流し込んで製造され
る配管支持固定具のように、コンクリートの固化後に、
型枠を取り外す必要がなく、作業効率がよい。また、充
填されたコンクリートは、支持台ケースの内部におい
て、その開口部面を除いて外気に曝されることなく養生
されるので、空気との接触面積が小さい。このため、コ
ンクリートの収縮が生じ難く、クラックの発生を極力防
止し得る。
【００１７】さらに、コンクリートを充填した支持台ケ
ースをそのまま積み重ねた状態で養生できるので、作業
現場におけるスペース効率がよい。この場合、支持台ケ
ースの長手方向の両側部に、把持用の凹み部を形成して
おくと、持ち運びやすく、積み重ね作業も容易である。
また、支持台ケースの下面の長手方向に、軟質部材を貼
着しておくと、床面の防水層の損傷を防止することがで
きる。
ースをそのまま積み重ねた状態で養生できるので、作業
現場におけるスペース効率がよい。この場合、支持台ケ
ースの長手方向の両側部に、把持用の凹み部を形成して
おくと、持ち運びやすく、積み重ね作業も容易である。
また、支持台ケースの下面の長手方向に、軟質部材を貼
着しておくと、床面の防水層の損傷を防止することがで
きる。
【００１８】第２に、係合部を有する溝は、支持台ケー
スの成形時に一体に成形加工されるので、従来の金属性
の溝条材をコンクリートブロックに埋め込んだ構造の配
管支持固定具に生じがちな錆びや電食を起こす恐れがな
い。この場合、支持台ケースの上面に係合部と平行に条
溝を形成し、これに角棒を嵌合することにより、固定金
具の円弧部先端の立上り部の高さが異なっているとき
も、確実に配管を支持固定することができる。
スの成形時に一体に成形加工されるので、従来の金属性
の溝条材をコンクリートブロックに埋め込んだ構造の配
管支持固定具に生じがちな錆びや電食を起こす恐れがな
い。この場合、支持台ケースの上面に係合部と平行に条
溝を形成し、これに角棒を嵌合することにより、固定金
具の円弧部先端の立上り部の高さが異なっているとき
も、確実に配管を支持固定することができる。
【図１】本発明に係る配管支持固定具の一実施例を示す
一部破断斜視図である。
一部破断斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】図１の他の実施態様を示す横断面図である。
【図５】図１の他の実施態様を示す縦断面図である。
【図６】従来の配管支持固定具を示す外観斜視図であ
る。
る。
１ …配管支持固定具 ２ …支持台ケース ２ａ…溝 ２ｂ…係合部 ２ｃ…把持用の凹み部 ２ｄ…床面損傷防止用の軟質部材 ２ｅ…条溝 ３ …固定金具 ３ａ…締付体 ３ｂ…ボルト ３ｃ…係合凹部 ４ …コンクリート ５ …配管 ６ …角棒
Claims (4)
- 【請求項１】 長手方向に連続してその端部および上面
部を開口させるとともに、上面の開口部に両側から迫り
出した係合部を有する溝を当該支持台ケースの上部に形
成し、当該支持台ケースの下部を開口させた、合成樹脂
製の支持台ケースと、一対の半割り状の締付体の下部に
設けた係合凹部を前記溝の係合部に係合させて取付けら
れ、配管の外周部を包囲して締め付け、支持固定する固
定金具と、前記支持台ケースの内部にその開口部面に至
るまで充填し、固化したコンクリートとを備えることを
特徴とする配管支持固定具。 - 【請求項２】 前記支持台ケースの長手方向の両側部
に、把持用の凹み部を形成した請求項１に記載の配管支
持固定具。 - 【請求項３】 前記支持台ケースの下面の長手方向に、
床面損傷防止用の軟質部材を貼着した請求項１に記載の
配管支持固定具。 - 【請求項４】 前記支持台ケースの上面に係合部と平行
に条溝を形成し、この条溝に棒状部材を嵌合した請求項
１に記載の配管支持固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183182A JPH0842761A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 配管支持固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183182A JPH0842761A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 配管支持固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842761A true JPH0842761A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16131208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6183182A Pending JPH0842761A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 配管支持固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0842761A (ja) |
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010078006A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | 支持ブロックの製造方法及び支持ブロック |
| JP2015154537A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材用台座装置、配線・配管材の交差配設構造、および配線・配管材の交差配設装置 |
| CN105673945A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-06-15 | 昆明亮尚灯具有限公司 | 一种提高使用寿命的建筑物排水管固定设备 |
| CN105673946A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-06-15 | 义乌市义棉帽厂 | 一种便捷的建筑物排水管固定装置 |
| CN105863178A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-17 | 毛杰 | 一种用于建筑物排水管的安装固定装置 |
| CN105863028A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-17 | 毛杰 | 一种建筑物排水管固定装置 |
| CN105888149A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-24 | 毛杰 | 一种用于楼房的排水管固定装置 |
| CN105888153A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-24 | 湘潭瑞亚普光电科技有限公司 | 一种带led指示灯的建筑物排水管固定组件 |
| CN105888154A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-24 | 厦门市卡施拖菲眼镜有限公司 | 一种安全性高的建筑物排水管固定设备 |
| CN105888150A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-24 | 毛杰 | 一种方便拆装的建筑物排水管固定装置 |
| CN105888155A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-24 | 深圳市谛电子科技有限公司 | 一种更换方便的建筑物排水管固定装置 |
| CN105888156A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-08-24 | 深圳市谛电子科技有限公司 | 一种改良型的建筑物排水管固定设备 |
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