JPH0841943A - 浴室の排水溝用蓋の支持構造 - Google Patents

浴室の排水溝用蓋の支持構造

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JPH0841943A
JPH0841943A JP18259094A JP18259094A JPH0841943A JP H0841943 A JPH0841943 A JP H0841943A JP 18259094 A JP18259094 A JP 18259094A JP 18259094 A JP18259094 A JP 18259094A JP H0841943 A JPH0841943 A JP H0841943A
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JP
Japan
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bathroom
drain
lid
drainboard
edge
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Application number
JP18259094A
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English (en)
Inventor
Ichiro Yano
一朗 矢野
Shusuke Nagai
秀典 永井
Takeshi Muto
健 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗い場3の縁3aに平面視略直角の排水溝4
を形成し、この排水溝4に略矩形の複数のすのこ蓋3
1,32を被せた浴室において、すのこ蓋31の左右辺
31a,31aを排水溝4の両縁部4a,4aで支承さ
せ、すのこ蓋31の左右辺31a,31aで両縁部4
a,4aに掛らぬ箇所は、排水溝4の両縁部間4a,4
aに掛け渡した支持材35で支承される構成としたこと
を特徴とする浴室の排水溝用蓋の支持構造。 【効果】 すのこ蓋を補強することなく、排水溝の両縁
部及び支持部で安定して支承でき、また、軽量化を図れ
る。このため、排水溝を清掃する際などに、すのこ蓋の
着脱作業が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室の排水溝用蓋の支
持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a)及び(b)は従来の浴室の排
水溝用蓋の支持構造の説明図である。浴室100は
(a)に示すように浴槽101と、平面視略矩形の洗い
場102と、この洗い場102の周囲の排水溝103と
を備えてなる。排水溝103には略矩形の複数のすのこ
蓋104が被せられている。そして、(b)に示すよう
にすのこ蓋104の左右辺104a,104aは排水溝
103の両縁部103a,103aで支承される。な
お、109は浴室100の壁パネルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、す
のこ蓋104の左右辺104a,104aで両縁部10
3a,103aに掛らぬ箇所A(図7(a)で斜線を付
した箇所)があり、この箇所の曲げ強度が不足がちにな
るので、補強をする必要がある。しかし、補強されたす
のこ蓋104は重量が嵩むことになり、排水溝103の
清掃などで着脱する場合に作業が容易でない。
【0004】そこで本発明の目的は、すのこ蓋を補強す
ることなく安定して支承できる排水溝用蓋の支持構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、洗い場の縁に平面視略直角の排水溝を形成
し、この排水溝に略矩形の複数のすのこ蓋を被せた浴室
において、前記すのこ蓋の左右辺を前記排水溝の両縁部
で支承させ、前記すのこ蓋の左右辺で前記両縁部に掛ら
ぬ箇所を、前記排水溝の両縁部間に掛け渡した支持材で
支承される構成としたことを特徴とする浴室の排水溝用
蓋の支持構造である。
【0006】前記支持材を排水溝の縁部に固着してもよ
い。
【0007】前記支持材を排水溝の縁部に形成した凹部
に嵌合してもよい。
【0008】また、洗い場の縁に平面視略直角の排水溝
を形成し、この排水溝に略矩形の複数のすのこ蓋を被せ
た浴室において、前記すのこ蓋の左右辺を前記排水溝の
両縁部で支承させ、前記すのこ蓋の左右辺で前記両縁部
に掛らぬ箇所を、隣のすのこ蓋に設けた受け部で支承さ
れる構成としたことを特徴とする浴室の排水溝用蓋の支
持構造である。
【0009】
【作用】排水溝の両縁部及びこの両縁部間に掛け渡した
支持材で、すのこ蓋の左右辺のすべてを支承する。
【0010】支持材を排水溝の縁部に固着したので、支
持材が排水溝の縁に確実に取付けられる。
【0011】排水溝の縁部に形成した凹部に支持材を嵌
合したことにより、支持材を簡単に着脱できる。
【0012】すのこ蓋の左右辺で排水溝の両縁部に掛ら
ぬ箇所を、隣のすのこ蓋に設けた受け部で支承するの
で、すのこ蓋を安定して支承できる。また、受け部がす
のこ蓋と一体化されるので、排水溝の両縁部間に支持材
を掛け渡す必要がない。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、第1実施例を図1〜図4に基づいて説明する。図
1は本発明に係る浴室(第1実施例)の平面図であり、
建物躯体(図示せず)内に配設されたユニットバスルー
ムと称する浴室1を示す。浴室1は、浴槽21と洗い場
3とを備えた床パン2(図2で説明する)と、この床パ
ン2の周囲の壁パネル11…(…は複数を示す。以下同
じ。)及び引き戸12と、これらの壁パネル11…,引
き戸12の上側に載置した天井(図示せず)とからな
る。31は長尺のすのこ蓋、32は短尺のすのこ蓋であ
り、樹脂材料で構成される。
【0014】なお、壁パネル11…は内面にタイル張り
されている(壁パネル11…は、この他に化粧鋼板等で
構成してもよい。)。この図で上側の壁パネル11に
は、洗い場3に臨んでシャワーヘッド22付き湯水混合
水栓23が取付けられ、浴槽21に臨んで湯水混合水栓
24が取付けられている。また、この図で左側及び下側
の壁パネル11,11には手摺り25,26が取付けら
れている。
【0015】図2は図1の2−2断面であって床パン部
分の断面図であり、床パン2は洗い場3と、この洗い場
3の周囲の排水溝4と、浴槽21を設置する浴槽設置部
5と、排水溝4及び浴槽設置部5の排水を流す排水口6
と、洗い場3と浴槽設置部5との間を仕切る凸壁部7と
からなる。そして、床パン2はFRP(ガラス繊維強化
プラスチック)等の樹脂材料を用いて、ホットプレス成
形やハンドレイアップ成形(手積み成形)等の成形法で
成形される。排水溝4にはすのこ蓋31,32(この図
では、すのこ蓋32を省略している。)が被せられてい
る。
【0016】浴室1と脱衣場16との境界部分に引き戸
12が設けられている。また、洗い場3の縁3aのレベ
ルと、すのこ蓋31,32の上面と、引き戸12の敷居
13の上面(浴室1の出入口の下縁)と、脱衣場16の
床面16aとが、略同一レベルに合せられることで、そ
れぞれの間に段差がないようにされている。そして、洗
い場3は、周囲より中央が上に凸とされている。このた
め、洗い場3の下方には給・排水配管を通すためのスペ
ースを十分に確保できる。なお、浴槽21は床パン2と
一体に成形したものでもよい。また、14は引き戸12
の戸枠である。
【0017】図3は本発明に係る床パンの要部斜視図で
あり、洗い場3は平面視略矩形であって、4辺(4つの
縁3a…)が同一レベルとされている。そして、浴室1
の出入口の配置方向にかかわらず洗い場3と出入口との
間に段差がないようにするために、洗い場3は浴槽設置
部5(浴槽21)に臨まぬ3辺のうちの少なくとも2辺
(この実施例では洗い場3の4辺)が出入口に臨むレベ
ルとされている。従って、各辺は引き戸12の敷居13
の上面と略同一レベルである(図2参照)。
【0018】洗い場3は、緩い傾斜(例えば、勾配1/
50程度)の略ドーム状に形成されることにより、洗い
場3全体に丸みを帯びている(図2参照)。排水溝4は
洗い場3の縁3a…に平面視略直角に形成され、この排
水溝4の両縁部4a,4aは、略矩形の複数のすのこ蓋
31,32の左右辺31a,31a,32a,32aを
支承するために、洗い場3の縁3a…よりも低位に段差
状に形成されている。
【0019】また、長尺のすのこ蓋31の左右辺31
a,31aで、排水溝4の両縁部4a,4aに掛らぬ箇
所は、両縁部4a,4a間に掛け渡された支持材35…
で支承されており、これの構成を次の図4で詳細に説明
する。なお、排水溝4は、排水口6に向う流れ勾配を有
している。
【0020】図4は本発明に掛る浴室の排水溝用蓋の支
持構造(第1実施例)の分解斜視図であり、両縁部4
a,4a間に凹部4b,4bが形成され、この凹部4
b,4b間に角棒状の支持材35が掛け渡され且つビス
36,36で固着されている。なお、凹部4b,4bに
固着された支持材35の上面は、両縁部4a,4aと同
一レベルに合せられる。これにより、長尺のすのこ蓋3
1は左右辺31a,31aの全範囲が、排水溝4の両縁
部4a,4a及び支持材35で安定して支承される。
【0021】次に、上記排水溝用蓋の支持構造の組付け
手順を図4に基づき説明する。先ず、排水溝4の各コー
ナ部にある凹部4b,4b間に支持材35を嵌合して位
置合せをする。次に、支持材35をビス35,35で凹
部4b,4bの底面にねじ止めする。すべての支持材3
5の取付けが完了したら、長尺のすのこ蓋31及び短尺
のすのこ蓋32を排水溝4の両縁部4a,4a及び支持
材35に載置して、作業を完了する。
【0022】次に、第2実施例を図5に基づき説明す
る。なお、上記第1実施例と同構成については同一符号
を付し、その説明を省略する。図5(a)及び(b)は
本発明に掛る浴室の排水溝用蓋の支持構造(第2実施
例)の説明図である。(a)に示すように両縁部4a,
4a間に凹部4c,4cが形成され、この凹部4c,4
cに丸棒状の支持材41が嵌合され且つ掛け渡されてい
る。なお、凹部4c,4cに嵌合された支持材41の上
面は、(b)に示すように両縁部4a,4aと同一レベ
ルに合せられる。
【0023】これにより、長尺のすのこ蓋31は左右辺
31a,31aの全範囲が、排水溝4の両縁部4a,4
a及び支持材41で安定して支承される。この実施例に
よれば、排水溝4の縁部4a,4aに形成した凹部4
c,4cに支持材41を嵌合したことにより、排水溝4
を清掃する際などに支持材41を簡単に着脱できるの
で、掃除の邪魔にならない。
【0024】次に、第3実施例を図6に基づき説明す
る。なお、上記第1実施例と同構成については同一符号
を付し、その説明を省略する。図6(a)及び(b)は
本発明に掛る浴室の排水溝用蓋の支持構造(第3実施
例)の説明図である。(a)に示すように、長尺のすの
こ蓋31の隣に配置された、短尺のすのこ蓋32の先端
に板状の受け部51が設けられている。この受け部51
は(b)に示すように短尺のすのこ蓋32の裏面にビス
52で固着される。なお、受け部51の上面は、両縁部
4a,4aと同一レベルに合せられる。
【0025】これにより、長尺のすのこ蓋31は左右辺
31a,31aの全範囲が、排水溝4の両縁部4a,4
a及び受け部51で安定して支承される。この実施例に
よれば、受け部51が短尺のすのこ蓋32と一体化され
るので、排水溝4の両縁部4a,4a間に、上記第1実
施例及び第1実施例のように支持材35,41を掛け渡
す必要がなく、排水溝4の形状も簡単になる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の浴室の排水
溝用蓋の支持構造は、すのこ蓋の左右辺で排水溝の両縁
部に掛らぬ箇所を、排水溝の両縁部間に掛け渡した支持
材で支承される構成としたので、すのこ蓋を補強するこ
となく、排水溝の両縁部及び支持材で安定して支承で
き、また、軽量化を図れる。このため、排水溝を清掃す
る際などに、すのこ蓋の着脱作業が容易である。
【0027】請求項2の浴室の排水溝用蓋の支持構造
は、支持材を排水溝の縁部に固着したので、支持材を排
水溝の縁部に確実に取付けることができる。
【0028】請求項3の浴室の排水溝用蓋の支持構造
は、排水溝の縁部に形成した凹部に支持材を嵌合したこ
とにより、排水溝を清掃する際などに支持材を簡単に着
脱できるので、掃除の邪魔にならない。
【0029】請求項4の浴室の排水溝用蓋の支持構造
は、すのこ蓋の左右辺で排水溝の両縁部に掛らぬ箇所
を、隣のすのこ蓋に設けた受け部で支承される構成とし
たことにより、すのこ蓋を補強することなく、排水溝の
両縁部及び受け部で安定して支承できる。また、受け部
がすのこ蓋と一体化されるので、排水溝の両縁部間に支
持材を掛け渡す必要がなく、排水溝の形状も簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室(第1実施例)の平面図
【図2】図1の2−2断面であって床パン部分の断面図
【図3】本発明に係る床パン(第1実施例)の要部斜視
【図4】本発明に掛る浴室の排水溝用蓋の支持構造(第
1実施例)の分解斜視図
【図5】本発明に掛る浴室の排水溝用蓋の支持構造(第
2実施例)の説明図
【図6】本発明に掛る浴室の排水溝用蓋の支持構造(第
3実施例)の説明図
【図7】従来の浴室の排水溝用蓋の支持構造の説明図
【符号の説明】
1…浴室、2…床パン、3…洗い場、3a…縁、4…排
水溝、4a…縁部、4b,4c…凹部、6…排水口、2
1…浴槽、31…すのこ蓋(長尺のすのこ蓋)、31a
…辺、32…すのこ蓋(短尺のすのこ蓋)、32a…
辺、35,41…支持材、51…受け部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い場の縁に平面視略直角の排水溝を形
    成し、この排水溝に略矩形の複数のすのこ蓋を被せた浴
    室において、前記すのこ蓋の左右辺を前記排水溝の両縁
    部で支承させ、前記すのこ蓋の左右辺で前記両縁部に掛
    らぬ箇所を、前記排水溝の両縁部間に掛け渡した支持材
    で支承させる構成としたことを特徴とする浴室の排水溝
    用蓋の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記支持材は、前記排水溝の縁部に固着
    したことを特徴とする請求項1記載の浴室の排水溝用蓋
    の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記支持材は、前記排水溝の縁部に形成
    した凹部に嵌合したことを特徴とする請求項1記載の浴
    室の排水溝用蓋の支持構造。
  4. 【請求項4】 洗い場の縁に平面視略直角の排水溝を形
    成し、この排水溝に略矩形の複数のすのこ蓋を被せた浴
    室において、前記すのこ蓋の左右辺を前記排水溝の両縁
    部で支承させ、前記すのこ蓋の左右辺で前記両縁部に掛
    らぬ箇所を、隣のすのこ蓋に設けた受け部で支承させる
    構成としたことを特徴とする浴室の排水溝用蓋の支持構
    造。
JP18259094A 1994-08-03 1994-08-03 浴室の排水溝用蓋の支持構造 Pending JPH0841943A (ja)

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