JPH0841878A - 高強度網体 - Google Patents

高強度網体

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JPH0841878A
JPH0841878A JP19775794A JP19775794A JPH0841878A JP H0841878 A JPH0841878 A JP H0841878A JP 19775794 A JP19775794 A JP 19775794A JP 19775794 A JP19775794 A JP 19775794A JP H0841878 A JPH0841878 A JP H0841878A
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JP
Japan
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strength
warp
weft
tape
coated
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Pending
Application number
JP19775794A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tanaka
力 田中
Yukihiko Hara
幸彦 原
Hiroshi Hosokawa
洋志 細川
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦糸及び横糸が一軸延伸したポリプロピレン
テープの優れた引張強度をそのまま維持し、縦糸と横糸
の交点部分の融着強度が大きく、製造も簡単で効率良く
量産することができる高強度網体を提供する。 【構成】 一軸延伸したポリプロピレンテープの周囲又
は上下両面に160℃以下で押出可能な低融点の熱可塑
性樹脂を押出被覆又は積層一体化してなる被覆テープを
縦糸1及び横糸2とし、これら縦糸1及び横糸2を所定
間隔をあけて互いに交差させ、それぞれの交点部分を超
音波融着等の手段で融着する。縦糸及び横糸として用い
る被覆テープは低融点の熱可塑性樹脂で被覆又は積層一
体化したものであるから、被覆又は積層時に芯材のポリ
プロピレンテープが熱劣化せず、しかも穏やかな融着条
件で交点部分を強固に融着できるので、融着時に芯材の
ポリプロピレンテープが熱劣化することもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路、造成地等の地盤
の補強や、軟弱地盤における盛土の沈下防止のために土
中に埋設する土木用ネットとして、或は、荷物等の包装
用ネットやベッドの補強用ネットとして好適に使用され
る高強度網体に関する。
【0002】
【従来の技術】土木用ネット等として使用される合成樹
脂製の高強度網体には、種々のタイプのものが開発、提
案されており、本出願人も、一軸延伸した合成樹脂テー
プを縦糸及び横糸として、これらを所定間隔をあけて互
いに交差させ、それぞれの交点部分を融着して成る高強
度網体を既に提案した(実願平1−32382号)。
【0003】この高強度網体は、引張強度が大きく、目
崩れしにくい上に、適度の柔軟性と剛性を有し、取扱い
や製造が容易であるなど、種々の長所を有するものであ
ったが、合成樹脂テープとしてポリプロピレンテープを
使用する場合には、次のような問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、一軸延伸したポ
リプロピレンテープは極めて大きい引張強度を有するも
のであるが、これを縦糸及び横糸として交点部分を例え
ば超音波融着すると、その融着部分が劣化して引張強度
が大幅に低下するため、満足な高強度網体を得ることが
容易でないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、一軸延伸したポリプロピ
レンテープの優れた引張強度を殆ど損なうことなく交点
部分を強固に融着した高強度網体を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の高強度網体は、一軸延伸したポリプロピレ
ンテープの周囲又は上下両面に160℃以下で押出可能
な低融点の熱可塑性樹脂を押出被覆又は積層一体化して
なる被覆テープを縦糸及び横糸とし、これら縦糸及び横
糸を所定間隔をあけて互いに交差させ、それぞれの交点
部分を融着したことを特徴とするものである。そして、
好ましくはポリプロピレンテープとして、延伸倍率が5
〜10倍で厚さが0.3mm以上のテープを使用すると
共に、低融点の熱可塑性樹脂として、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体又は低密度ポリエチレンを使用し、0.1
mm以上の厚さに被覆したものである。
【0007】
【作用】本発明の高強度網体に用いる縦糸及び横糸は、
一軸延伸したポリプロピレンテープの周囲又は上下両面
に160℃以下で押出可能な低融点の熱可塑性樹脂を押
出被覆又は積層一体化してなる被覆テープであるから、
押出被覆時や積層時にポリプロピレンテープが熱可塑性
樹脂の熱で劣化することは殆どなく、しかも、この縦糸
及び横糸の交点部分を融着するときには、無被覆のポリ
プロピレンテープの場合より穏やかな融着条件で低融点
の熱可塑性樹脂がすみやかに且つ強固に融着するため、
ポリプロピレンテープが融着時に熱劣化することも殆ど
ない。従って、本発明の網体は、縦糸及び横糸が一軸延
伸されたポリプロピレンテープ本来の優れた引張強度を
殆ど損なうことなく維持しているため強度が極めて大き
く、また、縦糸と横糸の交点部分の融着強度も大きいの
で目崩れ等を生じる心配もない。
【0008】一軸延伸したポリプロピレンテープは、雰
囲気温度が160℃を超えると強度の低下率が大きくな
るので、被覆用の熱可塑性樹脂としては160℃以下で
押出可能な低融点の熱可塑性樹脂を選択して、160℃
以下の樹脂温度で押出被覆又は積層一体化することが必
要である。160℃より高温にしないと押出しできない
ような高融点の熱可塑性樹脂で押出被覆又は積層一体化
すれば、ポリプロピレンテープが押出被覆時又は積層時
にかなりの強度低下をきたし、また、交点部分を融着す
る時にも過酷な融着条件を採用しなければならないので
融着部分の強度低下が大きくなり、本発明の目的を達成
することが困難となる。エチレン−酢酸ビニル共重合体
や低密度ポリエチレンは、樹脂温度120〜140℃で
容易に押出被覆又は積層一体化でき、しかも縦糸と横糸
の交点部分を融着するとき穏やかな融着条件で強固に融
着するので、被覆用の熱可塑性樹脂として極めて好まし
いものである。熱可塑性樹脂の被覆厚さが0.1mmよ
り薄くなると、縦糸と横糸の交点部分の融着強度が不充
分となり、網体に大きい引掛力が作用したとき交点部分
が剥離して目崩れし易くなるので、熱可塑性樹脂の被覆
厚さは0.1mm以上であることが好ましい。
【0009】一方、ポリプロピレンテープは、5倍より
小さな延伸倍率では充分な引張強度を発揮し難く、ま
た、10倍より大きい延伸倍率ではフィブリル化により
引張強度が低下するので、5〜10倍に延伸した引張強
度の大きいものを使用することが好ましい。延伸倍率が
5〜10倍のポリプロピレンテープでも、厚さが0.3
mmより薄いものは断面積が小さくてやはり強度が不足
するので、厚さが0.3mm以上のポリプロピレンテー
プを使用することが望ましい。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る高強度網体
の部分斜視図、図2は同網体を構成する縦糸又は横糸の
拡大断面図である。
【0012】この実施例の高強度網体Aは、方形網目を
形成するように縦糸1と横糸2を所定間隔をあけて直角
に交差させると共に、平織のように交点部分で縦糸1と
横糸2の上下関係を交互に逆転させて重ね合わせ、それ
ぞれの交点部分を融着したものである。縦糸1と横糸2
は、菱形網目を形成するように網体の長さ方向に対して
斜めに交差させてもよく、また、縦糸1と横糸2の上下
関係は、全ての交点部分で縦糸1が横糸2の上側又は下
側となるように重ねてもよい。
【0013】この実施例の高強度網体Aを構成する縦糸
1と横糸2は、図2に示すように、一軸延伸したポリプ
ロピレンテープ3を芯材とし、その周囲を低融点の熱可
塑性樹脂4で押出被覆した被覆テープより成るものであ
る。
【0014】芯材のポリプロピレンテープ3としては、
ポリプロピレンを連続押出成形した帯状体を、90〜1
40℃の温度域で5〜10倍(好ましくは7〜8倍)に
一軸延伸して得られる厚さ0.3mm以上(好ましくは
0.5〜0.7mm)、幅5〜20mm(好ましくは1
0〜15mm)程度のテープが使用される。延伸倍率が
5倍より小さなポリプロピレンテープは、延伸による分
子配向が不充分なため引張強度があまり大きくなく、一
方、延伸倍率が10倍より大きいポリプロピレンテープ
はフィブリル化による強度低下が大きくなるので、いず
れも望ましくない。また、延伸倍率が5〜10倍のポリ
プロピレンテープでも厚さが0.3mmより薄いもの
は、やはり強度が不足するので望ましくない。
【0015】芯材のポリプロピレンテープ3を被覆する
熱可塑性樹脂4は、160℃以下で押出被覆の可能な低
融点の樹脂であり、好ましくは150℃以下、更に好ま
しくは140℃以下で押出被覆の可能な例えばエチレン
−酢酸ビニル共重合体や低密度ポリエチレン等の融着性
の良い樹脂が使用される。ポリプロピレンテープ3は、
雰囲気温度が160℃を超えると強度の低下率が大きく
なるので、上記のような低融点の熱可塑性樹脂を選択使
用し、160℃以下の樹脂温度で押出被覆することによ
って、一軸延伸されたポリプロピレンテープ本来の優れ
た引張強度を低下させないようにすると共に、縦糸1と
横糸2の交点部分を融着するときに表面の熱可塑性樹脂
を穏やかな融着条件で融着できるようにして強度低下を
最小限に抑えることが必要である。この熱可塑性樹脂4
の被覆厚さは0.1mm以上、好ましくは0.5〜0.
8mm程度であり、0.1mmより薄くなると縦糸1と
横糸2の交点部分の融着強度が不足するため、網体に大
きい引掛力が作用したときに交点部分が剥離して目崩れ
し易くなる。また、この熱可塑性樹脂4の表面には、テ
ープの縦裂け防止と超音波融着効率を良くするための凹
凸皺4aを形成することが望ましい。
【0016】この実施例では、上記のように一軸延伸し
たポリプロピレンテープ3の周囲に低融点の熱可塑性樹
脂4を押出被覆した被覆テープを縦糸1及び横糸2とし
て使用しているが、一軸延伸したポリプロピレンテープ
3の上下両面に低融点の熱可塑性樹脂4を積層一体化し
た被覆テープを縦糸1及び横糸2として使用してもよ
い。また、押出成形した未延伸のポリプロピレンの帯状
体の周囲又は上下両面に低融点の熱可塑性樹脂4を押出
被覆又は積層一体化してから一軸延伸して得られる被覆
テープを縦糸1及び横糸2として使用してもよい。
【0017】縦糸1と横糸2の交点部分は、超音波融着
の手段で融着することが望ましい。このような超音波融
着の手段を採用すると、各交点部分を融着するのに要す
る時間(超音波ホーンで加圧する時間)が2秒以下であ
るため、網体Aを効率良く製造することができ、しか
も、既述したように縦糸1と横糸2の被覆樹脂が低融点
の熱可塑性樹脂であるため、超音波発信時間が1秒以
下、好ましくは0.5秒程度の穏やかな条件を採用し
て、ポリプロピレンテープ3の強度低下を防止しながら
表面の熱可塑性樹脂を確実に発熱させて融着することが
できる。このように接着界面だけが加熱されて融着する
ので、芯材のポリプロピレンテープ3に熱影響を及ぼす
ことは殆どない。
【0018】縦糸1及び横糸2のそれぞれの間隔は、網
体Aの用途を考慮して適宜決定すればよいが、例えば土
木用の網体のように大きい強度が要求される場合には、
20〜100mm程度の間隔とするのが望ましい。
【0019】以上のような構成の高強度網体Aは、例え
ば土木用ネットとして使用され、道路、造成地等の地盤
の補強や、軟弱地盤における盛土の沈下防止のために土
中に埋設されたり、或は、荷物等の包装用ネットやベッ
ドの補強用ネットとして使用される。
【0020】次に、本発明の更に具体的な実施例と比較
例を説明する。
【0021】[実施例1]約8倍の延伸倍率で一軸延伸
した厚さ0.5mm、幅9mmのポリプロピレンテープ
の周囲に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(東ソー株式
会社製の商品名ウルトラセン631)を約140℃の樹
脂温度で0.75mmの厚さに押出被覆して全体の厚さ
が2.0mmの被覆テープを作製した。この被覆テープ
の引張強度を測定したところ、下記の表1に示すように
117.6kgであった。
【0022】この被覆テープを縦糸及び横糸とし、25
mm×50mmの間隔をあけて直角に交差させ、超音波
融着装置(精電舎電子工業株式会社製のSONOPET
4500P−207)を用いて、超音波発信時間0.5
秒、加圧時間1.8秒、超音波ホーンと基台との間隔
3.1mmの条件下に、縦糸と横糸の交点部分を超音波
融着して網体を製造した。そして、超音波融着後の縦糸
(被覆テープ)の引張強度を測定したところ、表1に示
すように119.5kgであった。
【0023】[比較例1]実施例1で用いたポリプロピ
レンテープを樹脂被覆しないでそのまま縦糸及び横糸と
し、超音波発信時間を1秒に、超音波ホーンと基台との
間隔を0.8mmに変更した以外は実施例1と同様にし
て、縦糸と横糸の交点部分を超音波融着し、網体を製造
した。
【0024】超音波融着する前のポリプロピレンテープ
の引張強度と、超音波融着後のポリプロピレンテープの
引張強度を測定したところ、前者は表1に示すように1
18.3kg、後者は42.9kgであった。超音波融
着前の引張強度を基準にして超音波融着後のポリプロピ
レンテープの強度保持率を算出すると、表1に示すよう
に36.3%であり、引張強度が約1/3に低下してい
た。
【0025】また、超音波融着前のポリプロピレンテー
プの引張強度(118.3kg)を基準にして、上記実
施例1の超音波融着前の被覆テープの強度保持率と、超
音波融着後の被覆テープの強度保持率を算出したとこ
ろ、前者は表1に示すように99.4%、後者は10
1.0%であり、樹脂被覆による強度低下や超音波融着
による強度低下は実質的に見られなかった。
【0026】[実施例2〜7]実施例1で作製した被覆
テープを縦糸及び横糸とし、超音波発信時間、並びに超
音波ホーンと基台の間隔をそれぞれ表1に示すように変
更した以外は実施例1と同様にして、縦糸と横糸の交点
部分を超音波融着し、網体を製造した。
【0027】そして、各網体の超音波融着後の縦糸(被
覆テープ)の引張強度を測定し、超音波融着後の強度保
持率を前記と同様に算出した。その結果を表1に示す。
【0028】[比較例2]実施例1で用いたポリプロピ
レンテープの周囲に、ポリ塩化ビニル(鐘淵化学工業株
式会社製のS1003)を約170℃の樹脂温度で0.
8mmの厚さに押出被覆して、全体の厚さが2.1mm
の被覆テープを作製した。
【0029】この被覆テープを縦糸及び横糸とし、超音
波発信時間、並びに超音波ホーンと基台の間隔をそれぞ
れ表1に示すように変更した以外は実施例1と同様にし
て、縦糸と横糸の交点部分を超音波融着し、網体を製造
した。
【0030】そして、超音波融着前の上記被覆テープの
引張強度と、超音波融着後の網体の縦糸(被覆テープ)
の引張強度を測定し、それぞれの強度保持率を前記と同
様に算出した。その結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】この表1を見れば、比較例2で作製した被
覆テープは、ポリ塩化ビニルで被覆した後の強度保持率
が89.9%で、約1割ほど強度が低下しているのに対
し、本発明の実施例1〜7で作製した被覆テープは、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体で被覆した後の強度保持率
が99.4%で、実質的に強度低下を生じないことが判
る。そして、無被覆のポリプロピレンテープを用いて製
造した比較例1の網体や、ポリ塩化ビニルで被覆した被
覆テープを用いて製造した比較例2の網体は、超音波融
着後のポリプロピレンテープや被覆テープの強度保持率
がそれぞれ36.3%、41.8%と大幅に低下してい
るのに対し、エチレン−酢酸ビニル共重合体で被覆した
被覆テープを用いて製造した本発明の実施例1〜7の網
体は、いずれも超音波融着後の被覆テープの強度保持率
が99.5〜102.1%の範囲内にあり、実質的に強
度低下を生じておらず、むしろエチレン−酢酸ビニル共
重合体で被覆した分だけ強度が僅かに向上していること
が判る。また、超音波発信時間を0.5秒に設定した本
発明の実施例1〜4の網体は、ホーンと基台の間隔(加
圧力)が多少変化しても、超音波融着後の被覆テープの
引張強度が殆ど変わらないことが判る。
【0033】
【発明の効果】以上の説明及び表1から明らかなよう
に、本発明の高強度網体は、縦糸及び横糸として用いる
被覆テープが被覆時及び交点部分の融着時に強度低下を
実質的に生じず、一軸延伸したポリプロピレンテープ本
来の優れた引張強度を維持しているので、網体の強度、
特に引張強度が極めて大きく、また、縦糸と横糸の交点
部分の融着強度も大きいので、網体に大きい引掛力が作
用しても交点部分が剥離して目崩れする心配がなく、製
造も簡単で超音波融着等の手段により効率良く量産する
ことができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高強度網体の部分斜視
図である。
【図2】同実施例の高強度網体を構成する縦糸又は横糸
の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 高強度網体 1 縦糸 2 横糸 3 一軸延伸したポリプロピレンテープ 4 低融点の熱可塑性樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一軸延伸したポリプロピレンテープの周囲
    又は上下両面に160℃以下で押出可能な低融点の熱可
    塑性樹脂を押出被覆又は積層一体化してなる被覆テープ
    を縦糸及び横糸とし、これら縦糸及び横糸を所定間隔を
    あけて互いに交差させ、それぞれの交点部分を融着した
    ことを特徴とする高強度網体。
  2. 【請求項2】ポリプロピレンテープの延伸倍率が5〜1
    0倍で、その厚さが0.3mm以上であることを特徴と
    する請求項1に記載の高強度網体。
  3. 【請求項3】低融点の熱可塑性樹脂が、エチレン−酢酸
    ビニル共重合体及び低密度ポリエチレンのいずれかで、
    その被覆厚さが0.1mm以上であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の高強度網体。
JP19775794A 1994-07-29 1994-07-29 高強度網体 Pending JPH0841878A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990316