JPH0841864A - 土木建設機械 - Google Patents

土木建設機械

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JPH0841864A
JPH0841864A JP17540494A JP17540494A JPH0841864A JP H0841864 A JPH0841864 A JP H0841864A JP 17540494 A JP17540494 A JP 17540494A JP 17540494 A JP17540494 A JP 17540494A JP H0841864 A JPH0841864 A JP H0841864A
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
ground
solidifying material
hopper
construction machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP17540494A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nishimura
悟 西村
Takashi Otsu
隆 大津
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の機械で掘削作業と地盤固化材の散布作
業ができるようにする。 【構成】 走行体5を備えた車体4に、ブーム8、アー
ム10、バケット12を備えたバケット式掘削作業機1
4を取付けて掘削作業できるようにし、その車体4にホ
ッパー15と粉体供給機構18より成る地盤固化材散布
装置19を取付けて地盤固化材の散布作業できるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物用基礎等を施工す
る土木建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】建物用基礎としては建物建築地盤全体に
コンクリートを現場打ちして軟弱地盤を補強して建物が
沈下しないようにするものが知られている。
【0003】また、建物用基礎としては建物建築地盤上
に石炭、セメント等の地盤固化材を散布し、この地盤固
化材を土砂と撹拌混合して軟弱なる地盤を土質改良して
硬質地盤とすることで建物用基礎とすることが行なわれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者のコンクリートを
現場打ちして建物用基礎とする場合には、建物建築地盤
を所定の深さに掘削し、その底部にぐり石等を敷設し、
その後にコンクリートを注入するので、その作業が大変
面倒となる。
【0005】後者の土質改良して硬質地盤とする場合に
は、前者の場合に比べて比較的作業が容易となるが、建
物基礎地盤に広範囲に亘って地盤固化材を散布する作業
が重労働かつ、地盤固化材が飛散して作業環境が悪いた
めに苦渋作業となっている。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした土木建設機械を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】走行体5を備えた車体4
にバケット式掘削作業機14と地盤固化材散布装置19
を取付けた土木建設機械。
【0008】
【作 用】バケット式掘削作業機14で掘削作業がで
きるし、地盤固化材散布装置19で地盤固化材の散布作
業ができるから、建物用基礎を施工する際に地盤固化材
を散布した後に掘削して土砂と地盤固化材を混合して硬
質地盤とすることができる。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように、下部車体1に上部車
体2を旋回機構3で旋回自在に取付けて車体4としてあ
り、その下部車体1には左右の走行体5が取付けられ、
上部車体2には運転室6が取付けてある。
【0010】前記上部車体2の前部左右中間部には図1
と図2に示すように取付ブラケット6が縦軸7で左右揺
動自在に取付けられ、この取付ブラケット6にブーム8
がブームシリンダ9で上下揺動自在に取付けてあり、そ
のブーム8にアーム10がアームシリンダ11で上下揺
動自在に取付けられ、そのアーム10にバケット12が
バケットシリンダ13で上下揺動自在に取付けられてバ
ケット式掘削作業機14を構成している。
【0011】前記上部車体2の前部左右一側寄りには図
1と図2に示すようにホッパー15が取付けられ、この
ホッパー15の上面には蓋16で開閉される入口17が
形成され、下部には粉体供給機構18が設けられて地盤
固化材散布装置19を構成している。
【0012】前記粉体供給機構18は図3に示すよう
に、筒体20内にスクリュー21を回転自在に支承した
圧送用ポンプ25を備え、その筒体20の入口22をホ
ッパー15の出口23と連続させ、筒体20にモータ2
4を取付け、モータ24でスクリュー21を回転すると
ホッパー15内の地盤固化材を圧送して排出口26より
排出するようにしてある。
【0013】前記排出口26は図1,図2に示すように
上部車体2よりも前方に突出し、上部車体2を旋回する
と排出口26は走行体5よりも外側に突出した円軌跡を
描くようになり、これによって左右の走行体5の周囲に
地盤固化材を散布できる。
【0014】前記ブーム8の下面に吊りフック27が取
付けてあり、図4に示すように吊りフック27に地盤固
化材を封入した袋28を吊条29で吊り下げると共に、
ブーム8を上方に揺動すると同時に取付けブラケット6
をホッパー15側に揺動することで袋28をホッパー1
5の上部に吊り下げ移動できるので、その状態で袋28
内の地盤固化材を入口17よりホッパー15内に投入で
きる。
【0015】このように、ブーム8を利用して地盤固化
材を封入した袋28をホッパー15の上方まで吊り下げ
移動して地盤固化材をホッパー15内に投入できるの
で、その地盤固化材をホッパー15内に投入する作業が
容易で、労力を必要としなくなる。
【0016】次に建物用基礎を施工する動作を説明す
る。粉体供給機構18によりホッパー15内の地盤固化
材を排出口26より落下しながら車体4を走行して建物
建築地盤上に地盤固化材を散布する。
【0017】この時、上部車体2を旋回することで排出
口26を下部車体1に対して旋回移動できるから、直進
走行しながら散布位置を調整できるし、狭隘地において
コーナー部に旋回走行することなしに地盤固化材を散布
でき、建物建築地盤を凹凸とすることがない。
【0018】つまり、旋回走行する際には左右の走行体
5の回転速度を異ならせて旋回するために走行体5によ
り建物建築地盤を掘り起したりして凹凸が生じるが、前
述のように上部車体2を旋回することでコーナー部に散
布すれば建物建築地盤を凹凸とすることがない。
【0019】前述のようにして地盤固化材を散布した
ら、バケット12によって掘削して土砂と地盤固化材を
混合して均質土質とし、その均質土質の表面を平坦面と
した後に養生して土砂改良し硬質地盤で表面が平坦面で
ある建物用基礎とする。
【0020】次に第2実施例を説明する。図5に示すよ
うに、粉体供給機構18の排出口26にホース30を接
続し、このホース30をブーム8、アーム10を経てバ
ケット12の内壁12aに設けた散布口31に接続して
地盤固化材をバケット12内に散布できるようにしてあ
る。
【0021】このようにすれば、バケット12を上方に
揺動することで散布口31より建物建築地盤上に地盤固
化材を散布できるし、バケット12で掘削して掬い込ん
だ土砂と地盤固化材を混合できるから、掘削しながら土
質改良ができて効率が向上する。
【0022】次に第3実施例を説明する。図6に示すよ
うに、ホッパー15を上部車体2の後部にブラケット3
2で取付け、そのホッパー15の出口23に図7に示す
ように排出用ロータ33を設け、その排出用ロータ33
をモータ34で回転して粉体供給機構18としてある。
【0023】このようにすれば、ホッパー15と粉体供
給機構18がカウンターウエイトの機能を有するから、
バケット12で重掘削する際の車体安全性が向上する。
【0024】次に第4実施例を説明する。図8に示すよ
うに、上部車体2の後部に第1・第2リンク34,35
を介してホッパー15を上下揺動自在に取付け、このホ
ッパー15と上部車体2に亘って上下揺動用シリンダ3
6を連結して上下動機構としてある。
【0025】このようにすれば、上下揺動用シリンダ3
6を伸ばすことでホッパー15を上部車体2の後部に接
近した格納姿勢に移動できるし、上下揺動用シリンダ3
6を縮めることで図9に示すようにホッパー15を下方
の散布姿勢に移動できるので、散布時に地盤固化材が風
などで周囲に飛散しないようにできるし、散布しない時
にはホッパー15が邪魔にならない。
【0026】次に第5実施例を説明する。図10に示す
ように、下部車体1にホッパー15を第1・第2リンク
34,35で上下揺動自在に取付け、そのホッパー15
と下部車体1に亘って上下揺動用シリンダ36を連結し
て上下動機構としてあり、このようにすれば前述と同様
に地盤固化材の飛散防止とホッパー15が邪魔にならな
いようにできる。
【0027】次に第6実施例を説明する。図11に示す
ように、下部車体1に左右のブラケット37を介してホ
ッパー15を取付けて左右の走行体5間より地盤固化材
を散布できるようにしてあり、下部車体1に上下動機構
38により掘削混合撹拌機39を上下動自在に取付けら
れ、地盤固化材を散布した後に掘削混合撹拌機39で掘
削しながらその掘削した土砂と地盤固化材を混合、撹拌
するようにしてある。
【0028】前記上下動機構38は下部車体1に固定し
た支持フレーム40と、この支持フレーム40に上下揺
動用シリンダ41,リンク42,連結杆43で上下揺動
自在に連結した可動ブラケット44より成り、掘削・混
合撹拌機39は前記可動ブラケット44に固定したハウ
ジング45と、このハウジング45内に回転自在に支承
した掘削混合撹拌ロータ46と、その掘削混合撹拌ロー
タ46を駆動するモータ47より成り、上下揺動用シリ
ンダ41を伸び、縮みすることで掘削混合撹拌機39が
上下に揺動する。
【0029】このようにすれば、掘削混合撹拌機39で
掘削すると共に、その掘削した土砂と地盤固化材を混合
撹拌して土質改良して硬質地盤とすることができるか
ら、その作業効率が向上する。
【0030】次に第7実施例を説明する。前記下部車体
に旋回自在に設けた上部車体2の後部には掘削混合撹拌
機39が取付けてある。上部旋車体2に固定した縦板9
5に固着した左右の突出片96,96間に上下一対の横
ガイド杆97,97を相互に平行で左右方向に向けて横
架し、この上下横ガイド杆97,97に沿って取付ブラ
ケット98を左右摺動自在に設け、その取付ブラケット
98と縦板95に亘ってスライド用シリンダ99が連結
されて左右移動機構100としてある。
【0031】前記取付ブラケット98にはブーム101
がピン102で上下揺動自在に連結され、このブーム1
01と取付ブラケット99に亘ってブームシリンダ10
3が連結され、このブーム101の先端部にアーム10
4がピン105で上下揺動自在に連結され、そのアーム
104がハウジング45の上横板45aに固着したブラ
ケット106にピン107で連結してあり、そのハウジ
ング45の上横板45aに固着したブラケット108に
ピン109で連結した連結杆110とアーム104に枢
着したロータ用シリンダ111がピン112で連結さ
れ、このピン112に連結したリンク113が第2取付
アーム104にピン114で連結してあり、前記ブーム
101とアーム104に亘ってアームシリンダ115が
連結されて円弧状に上下動する上下動機構116を構成
している。
【0032】このようにすれば、ブーム、アームシリン
ダ103,105でブーム、アームシリンダ101,1
04を上下に揺動することで掘削混合撹拌ロータ46を
大きく上下に揺動でき、図12に仮想線で示すような格
納姿勢をとることができる。また、アーム、アームシリ
ンダ103,105を動かすことにより掘削混合撹拌ロ
ータ46を後方へ引出すことにより、掘削混合撹拌機3
9が可変位置カウンタウエイトの機能を果すからバケッ
ト12により掘削する時の車体安定性が向上する。
【0033】次に第8実施例を説明する。図13に示す
ように、掘削混合撹拌機39のハウジング45にノズル
48を設け、このノズル48をホース49で粉体供給機
構18の排出口26に接続してある。
【0034】このようにすれば、地盤改良材の散布と同
時に掘削・混合・撹拌して土質改良することができる。
【0035】
【発明の効果】掘削作業と地盤固化材の散布作業ができ
るから、建物用基礎を施工する際に地盤固化材を散布し
た後に掘削して土砂と地盤固化材を混合して硬質地盤と
することができる。請求項2によれば、上部車体2を旋
回することで地盤固化材を下部車体1の周囲に散布でき
るから、散布位置の調整ができるし、狭隘地のコーナー
部にも散布できる。請求項3によれば、地盤固化材をバ
ケット12まで圧送することが可能となり、バケット1
2で掘削すると同時に地盤固化材を混合することができ
るので、硬質地盤とする作業の効率が向上する。請求項
3によれば、地盤固化材を地盤改良をする混合撹拌機内
部へ直接、正確に供給できるので、混合撹拌効率を大幅
に向上できる。請求項4によれば、吊りフック27に地
盤固化材を封入した袋を吊り下げてホッパー15の上部
まで吊り下げ移動できるから、人力を用いずにホッパー
15内に地盤固化材を投入できる。請求項5によればバ
ケット式掘削作業機14を利用してホッパー5内に地盤
固化材を投入できる。請求項6によれば散布した地盤固
化材が風等で飛散することを防止できるし、散布しない
時に地盤固化材散布装置が邪魔にならないようにでき
る。請求項7によれば、掘削、積込、整地、地盤固化材
散布、掘削混合撹拌、埋戻し等の作業が1台の機械でで
き、狭隘地作業性が良く、管工事、建築基礎工事等で工
費を大幅に削減する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】粉体供給機構の断面図である。
【図4】地盤固化材をホッパー内に投入する作業の説明
図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す全体正面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す全体正面図である。
【図7】地盤固化材散布装置の斜視図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す全体正面図である。
【図9】その動作説明図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す全体正面図であ
る。
【図11】本発明の第6実施例を示す全体正面図であ
る。
【図12】本発明の第7実施例を示す全体断面図であ
る。
【図13】本発明の第8実施例を示す地盤固化材散布装
置と掘削混合撹拌材部分の断面図である。
【符号の説明】
1…下部車体、2…上部車体、4…車体、5…走行体、
8…ブーム、10…アーム、12…バケット、14…バ
ケット式掘削作業機、15…ホッパー、18…粉体供給
機構、19…地盤固化材散布装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体5を備えた車体4に掘削作業機と
    地盤固化材散布装置19を取付けたことを特徴とする土
    木建設機械。
  2. 【請求項2】 走行体5を備えた下部車体1に上部車体
    2を旋回自在に設けて車体4とし、その上部車体2にブ
    ーム8、アーム10、バケット12より成るバケット式
    掘削作業機14を取付け、前記上部車体2に地盤固化材
    散布装置19を取付けたことを特徴とする土木建設機
    械。
  3. 【請求項3】 前記地盤固化材散布装置19をホッパー
    15と、そのホッパー15内の地盤固化材を圧送する粉
    体供給機構18より構成した請求項1又は2記載の土木
    建設機械。
  4. 【請求項4】 前記ブーム8の下部に吊りフック27を
    取付けた請求項2又は3記載の土木建設機械。
  5. 【請求項5】 走行体5を備えた下部車体1に上部車体
    2を旋回自在に設けて車体4とし、その上部車体2にブ
    ーム8,アーム10,バケット12より成るバケット式
    掘削作業機14を取付け、前記下部車体1にホッパー1
    5と粉体供給機構18より成る地盤固化材散布装置を取
    付けた土木建設機械。
  6. 【請求項6】 車体4に地盤固化材散布装置19を上下
    動機構により上下動自在に取付けた請求項1記載の土木
    建設機械。
  7. 【請求項7】 走行体5を備えた車体4にバケット式掘
    削作業機14と地盤固化材散布装置19と掘削混合撹拌
    機39を取付けた事を特徴とする土木建設機械。
JP17540494A 1994-07-27 1994-07-27 土木建設機械 Pending JPH0841864A (ja)

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JP17540494A JPH0841864A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 土木建設機械

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JP17540494A JPH0841864A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 土木建設機械

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JPH0841864A true JPH0841864A (ja) 1996-02-13

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JP17540494A Pending JPH0841864A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 土木建設機械

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