JPH084146Y2 - 塗装工程における加熱装置 - Google Patents
塗装工程における加熱装置Info
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- JPH084146Y2 JPH084146Y2 JP1989111929U JP11192989U JPH084146Y2 JP H084146 Y2 JPH084146 Y2 JP H084146Y2 JP 1989111929 U JP1989111929 U JP 1989111929U JP 11192989 U JP11192989 U JP 11192989U JP H084146 Y2 JPH084146 Y2 JP H084146Y2
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B3/00—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
- F26B3/28—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun
- F26B3/30—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun from infrared-emitting elements
-
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- F26B3/28—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、塗装工程における輻射加熱方式の加熱装置
に関する。
に関する。
[従来の技術] 近年、公害特に光化学スモッグを規制する必要上、有
機溶剤塗料を用いる塗装工程では、蒸発する有機溶剤を
工程外つまり塗装装置外に排出せず完全に分離回収する
ことが望まれている。しかし、自動車車体等大型ワーク
の塗装工程では、設備大型化と設備経済の負担が大きい
ばかりか抜本的対策といい難いことから、有機溶剤塗料
に代えて水を基調とした溶剤を用いる水性塗料が使用さ
れつつある。
機溶剤塗料を用いる塗装工程では、蒸発する有機溶剤を
工程外つまり塗装装置外に排出せず完全に分離回収する
ことが望まれている。しかし、自動車車体等大型ワーク
の塗装工程では、設備大型化と設備経済の負担が大きい
ばかりか抜本的対策といい難いことから、有機溶剤塗料
に代えて水を基調とした溶剤を用いる水性塗料が使用さ
れつつある。
ところで、かかる水性塗料は、有機溶剤塗料に比較し
て、溶剤の沸点を変えることにより溶剤の自然蒸発速度
を調整することが極めて困難である。
て、溶剤の沸点を変えることにより溶剤の自然蒸発速度
を調整することが極めて困難である。
したがって、自然蒸発型ではフラッシュオフ工程が長
大となり設備大型化と品質不均一化を招くことから、フ
ラッシュオフ工程においてワークを積極的に加熱するこ
とが提案されている。
大となり設備大型化と品質不均一化を招くことから、フ
ラッシュオフ工程においてワークを積極的に加熱するこ
とが提案されている。
そのために用いられる加熱装置としては、例えば、特
公昭52-30170号公報に見られるように、輻射加熱板を用
いた輻射加熱方式が優れている。対流加熱方式による熱
風発生装置の防爆対策,ゴミの浮遊、誘導加熱方式によ
る設備複雑化と適用ワークの制限という欠点がなく、高
速加熱できるからである。
公昭52-30170号公報に見られるように、輻射加熱板を用
いた輻射加熱方式が優れている。対流加熱方式による熱
風発生装置の防爆対策,ゴミの浮遊、誘導加熱方式によ
る設備複雑化と適用ワークの制限という欠点がなく、高
速加熱できるからである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、輻射加熱方式では、輻射加熱板の単位面積
当りの輻射熱線強度が一定でも、これを受けるワークの
性状、特に塗装色によって、ワークの吸収熱量つまり温
度上昇が異なる。したがって、フラッシュオフ工程の設
備許容長さが一定とするならば、搬送手段の搬送速度等
の関係において輻射熱線強度を最適なものとするよう
に、都度に慎重調整している。
当りの輻射熱線強度が一定でも、これを受けるワークの
性状、特に塗装色によって、ワークの吸収熱量つまり温
度上昇が異なる。したがって、フラッシュオフ工程の設
備許容長さが一定とするならば、搬送手段の搬送速度等
の関係において輻射熱線強度を最適なものとするよう
に、都度に慎重調整している。
しかるに、多様化の現今では、同一色のワークが連続
して搬送されてくる保障はなく、生産計画上異色のワー
クが任意的順序で搬送されて来る場合も多い。
して搬送されてくる保障はなく、生産計画上異色のワー
クが任意的順序で搬送されて来る場合も多い。
すると、ワークの塗装色が異なるごとに加熱吸収率が
相異するため、熱吸収率の悪い場合には必要十分に溶剤
が蒸発されず後段工程(例えばクリアー塗装工程)での
処理に不都合を生ずる。一方、熱吸収率の良い場合に
は、乾燥状態となってしまい、いわゆるWet on Wetの塗
装処理が出来ないなどの致命的問題を招く。
相異するため、熱吸収率の悪い場合には必要十分に溶剤
が蒸発されず後段工程(例えばクリアー塗装工程)での
処理に不都合を生ずる。一方、熱吸収率の良い場合に
は、乾燥状態となってしまい、いわゆるWet on Wetの塗
装処理が出来ないなどの致命的問題を招く。
本考案の目的は、ワークの搬送速度の変更という煩雑
作業を強いられることなく、かつ生産性を低下させるこ
となく、ワークの塗装色に拘らず過不足のない良好なフ
ラッシュオフを迅速に行うことのできる塗装工程におけ
る加熱装置を提供する。
作業を強いられることなく、かつ生産性を低下させるこ
となく、ワークの塗装色に拘らず過不足のない良好なフ
ラッシュオフを迅速に行うことのできる塗装工程におけ
る加熱装置を提供する。
[課題を解決するための手段] 本考案は、水性塗料で塗装されたワークを所定速度で
搬送する搬送手段と、この搬送手段で搬送されるワーク
を輻射加熱する輻射加熱板とその電源装置とを備えた塗
装工程における加熱装置において、 前記輻射加熱板に搬送される前記ワークの塗装色を事
前に特定する塗装色特定手段を設けるとともに、前記輻
射加熱板の輻射熱線強度がワークの搬送速度を一定値に
維持しつつ各特定色に応じた熱量でワークを加熱できる
値となるように前記電源装置を駆動制御するコントロー
ル手段を設けたことを特徴とする。
搬送する搬送手段と、この搬送手段で搬送されるワーク
を輻射加熱する輻射加熱板とその電源装置とを備えた塗
装工程における加熱装置において、 前記輻射加熱板に搬送される前記ワークの塗装色を事
前に特定する塗装色特定手段を設けるとともに、前記輻
射加熱板の輻射熱線強度がワークの搬送速度を一定値に
維持しつつ各特定色に応じた熱量でワークを加熱できる
値となるように前記電源装置を駆動制御するコントロー
ル手段を設けたことを特徴とする。
本考案では、水性塗料で塗装されたワークの塗装色を
塗装色特定手段で事前に特定する。当該ワークが輻射加
熱板に搬送されたときは、コントロール手段がワークの
搬送速度を一定値に維持しつつ各特定色に応じた熱量で
ワークを加熱できる輻射熱線となるように電源装置を駆
動制御する。よって、搬送手段の搬送速度の変更等の煩
雑作業を強いられることなく、かつ生産性を低下させる
ことなく過不足のない迅速で良好なフラッシュオフが行
え、もって高品位塗装を保障できる。
塗装色特定手段で事前に特定する。当該ワークが輻射加
熱板に搬送されたときは、コントロール手段がワークの
搬送速度を一定値に維持しつつ各特定色に応じた熱量で
ワークを加熱できる輻射熱線となるように電源装置を駆
動制御する。よって、搬送手段の搬送速度の変更等の煩
雑作業を強いられることなく、かつ生産性を低下させる
ことなく過不足のない迅速で良好なフラッシュオフが行
え、もって高品位塗装を保障できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図(全体構成図)において、1は、給気室2,輻射
加熱室3,排気処理室4とからなるフラッシュオフ室であ
って、水性塗料を用いて塗装されたワークWは、紙面奥
行側から搬送手段5で搬送され、かつ紙面手前側の自然
蒸発域を通し後段工程に自動搬送される。
加熱室3,排気処理室4とからなるフラッシュオフ室であ
って、水性塗料を用いて塗装されたワークWは、紙面奥
行側から搬送手段5で搬送され、かつ紙面手前側の自然
蒸発域を通し後段工程に自動搬送される。
10,10は、輻射加熱板であって、フラッシュオフ室1
に搬送されたワークWを囲むように左右一対に設けられ
ている。11,11は、この輻射加熱板10,10の電源装置であ
る。
に搬送されたワークWを囲むように左右一対に設けられ
ている。11,11は、この輻射加熱板10,10の電源装置であ
る。
20は、この実施例では、塗装装置全体を駆動制御する
制御手段であり、バスで接続されたCPU21,ROM22,RAM23,
キーボード24,I/Oポート25等から形成されている。
制御手段であり、バスで接続されたCPU21,ROM22,RAM23,
キーボード24,I/Oポート25等から形成されている。
ここに、塗装色特定手段はCPU21,ROM22,RAM23等を、
コントロール手段はCPU21等を、利用してそれぞれ構成
されている。
コントロール手段はCPU21等を、利用してそれぞれ構成
されている。
すなわち、従来にあっては、ワークWが搬送手段5で
輻射加熱板10,10に搬送されて来ると、制御手段20はI/O
ポート25を介して電源装置11,11を所定時間だけONし、
その後にOFFさせるものとされていたが、本考案ではワ
ークWの塗装色を事前に特定し、その特定色に基づいて
輻射熱線強度がワークWの搬送速度を一定値に維持しつ
つ各特定色に応じた熱量でワークWを加熱できる値とな
るように自動調整するものとしている。
輻射加熱板10,10に搬送されて来ると、制御手段20はI/O
ポート25を介して電源装置11,11を所定時間だけONし、
その後にOFFさせるものとされていたが、本考案ではワ
ークWの塗装色を事前に特定し、その特定色に基づいて
輻射熱線強度がワークWの搬送速度を一定値に維持しつ
つ各特定色に応じた熱量でワークWを加熱できる値とな
るように自動調整するものとしている。
このため、塗装色特定手段を形成するROM22には塗装
色と輻射熱線強度とが塗装色ごとに対応記憶され、ま
た、CPU21はROM22に格納された搬送プログラム等から、
次に輻射加熱室3に搬送すべきワークWの塗装色を都度
に特定しRAM23に一時記憶させる、とともにROM22から当
該特定色に相応する輻射熱線強度を読出してRAM23に一
時記憶させるように作用する。この塗装色特定プログラ
ム(第2図のステップ10,12,14)は、ROM22に格納され
ている。
色と輻射熱線強度とが塗装色ごとに対応記憶され、ま
た、CPU21はROM22に格納された搬送プログラム等から、
次に輻射加熱室3に搬送すべきワークWの塗装色を都度
に特定しRAM23に一時記憶させる、とともにROM22から当
該特定色に相応する輻射熱線強度を読出してRAM23に一
時記憶させるように作用する。この塗装色特定プログラ
ム(第2図のステップ10,12,14)は、ROM22に格納され
ている。
また、コントロール手段を形成するCPU21は、RAM23に
一時記憶された輻射熱線強度に基づいて、電源装置11,1
1を所定時間だけ駆動制御する。所定時間後にOFFするコ
ントロールプログラム(第2図のステップ16,18,20)を
実行するよう形成されている。なお、ROM22は、塗装
色,輻射熱線強度を書替可能なものとされている。
一時記憶された輻射熱線強度に基づいて、電源装置11,1
1を所定時間だけ駆動制御する。所定時間後にOFFするコ
ントロールプログラム(第2図のステップ16,18,20)を
実行するよう形成されている。なお、ROM22は、塗装
色,輻射熱線強度を書替可能なものとされている。
また、この実施例では、何色の塗装を施したワークW
をどのような順序で何台生産するかは、運転開始前にキ
ーボード24から打込み、RAM23に記憶させるものと構成
されている。
をどのような順序で何台生産するかは、運転開始前にキ
ーボード24から打込み、RAM23に記憶させるものと構成
されている。
かかる構成の本実施例では、CPU21は、搬送手段5の
所定運転を指令しながら、次に輻射加熱室3に搬送すべ
きワークWの塗装色をRAM23から読出して特定する(第
2図ステップ10,12)。引続き、ROM22から当該輻射熱線
強度を読出してRAM23に記憶させる(ステップ14)。
所定運転を指令しながら、次に輻射加熱室3に搬送すべ
きワークWの塗装色をRAM23から読出して特定する(第
2図ステップ10,12)。引続き、ROM22から当該輻射熱線
強度を読出してRAM23に記憶させる(ステップ14)。
しかる後、コントロール手段を形成するCPU21は、当
該輻射熱線強度となるように電源装置11,11を所定時間
だけ駆動制御する(ステップ16,18)。したがって、一
定速度で搬送されたワークWは、輻射加熱板10,10を通
過する間に所定温度に加熱され、当該特定色に最適な積
極加熱のフラッシュオフが行われる。
該輻射熱線強度となるように電源装置11,11を所定時間
だけ駆動制御する(ステップ16,18)。したがって、一
定速度で搬送されたワークWは、輻射加熱板10,10を通
過する間に所定温度に加熱され、当該特定色に最適な積
極加熱のフラッシュオフが行われる。
その後、電源装置11,11は、ステップ20でOFFされる。
しかして、この実施例によれば、塗装色特定手段(2
1,22,23),コントロール手段(21)を設け、輻射加熱
室3に搬送されてくるワークWの塗装色を特定しつつ当
該塗装色に最適な輻射熱線強度ととなるように、つまり
ワークWの搬送速度を一定値に維持しつつ各特定色に応
じた熱量でワークWを加熱できる輻射熱線強度となるよ
うに、電源装置11,11を駆動制御する構成とされている
ので、水性塗料を用いて塗装されたワークWを過不足な
く迅速に所望乾燥でき、電源装置11,11の複雑・慎重調
整を都度に行うという従来の不利不便を一掃して、高品
質の塗装を行える。しかも、塗装色が変っても所定時間
内に所望乾燥を行えるから多様化要請を満し生産性を向
上できる。
1,22,23),コントロール手段(21)を設け、輻射加熱
室3に搬送されてくるワークWの塗装色を特定しつつ当
該塗装色に最適な輻射熱線強度ととなるように、つまり
ワークWの搬送速度を一定値に維持しつつ各特定色に応
じた熱量でワークWを加熱できる輻射熱線強度となるよ
うに、電源装置11,11を駆動制御する構成とされている
ので、水性塗料を用いて塗装されたワークWを過不足な
く迅速に所望乾燥でき、電源装置11,11の複雑・慎重調
整を都度に行うという従来の不利不便を一掃して、高品
質の塗装を行える。しかも、塗装色が変っても所定時間
内に所望乾燥を行えるから多様化要請を満し生産性を向
上できる。
(第2実施例) この実施例は、第1実施例がワークWの搬送順序から
その塗装色を間接的に特定するものと形成されたのに対
し、第1図に2点鎖線で示す色検出器30を設けて直接的
に塗装色を特定できるよう構成したものである。
その塗装色を間接的に特定するものと形成されたのに対
し、第1図に2点鎖線で示す色検出器30を設けて直接的
に塗装色を特定できるよう構成したものである。
すなわち、ワークWが輻射加熱室3に搬送される時
に、色検出器30が当該塗装色を検出すると、CPU21はこ
の検出塗装色を特定色としてRAM23に一時記憶するとと
もにROM22から当該輻射熱線強度を読出し、同様にRAM23
に記憶する。
に、色検出器30が当該塗装色を検出すると、CPU21はこ
の検出塗装色を特定色としてRAM23に一時記憶するとと
もにROM22から当該輻射熱線強度を読出し、同様にRAM23
に記憶する。
なお、コントロール手段としてのCPU21は第1実施例
の場合と同様に機能する。
の場合と同様に機能する。
したがって、この第2実施例の場合も、過不足なくか
つ迅速にフラッシュオフできる等第1実施例の場合と同
様な作用効果を奏する。さらに、生産運転前にキーボー
ド24を用いて塗装色と生産台数等の順序等を打込みする
必要がないので、生産性を一段と向上できる。
つ迅速にフラッシュオフできる等第1実施例の場合と同
様な作用効果を奏する。さらに、生産運転前にキーボー
ド24を用いて塗装色と生産台数等の順序等を打込みする
必要がないので、生産性を一段と向上できる。
なお、以上の実施例では、間接的または直接的にワー
クWの塗装色を特定するように構成されていたが、生産
運転前に例えば車番等を打込み、上記色検出器30に代え
て車番等検出器を設け、この車番等から塗装色を特定す
る折衷的方法により塗装色特定手段を形成してもよい。
クWの塗装色を特定するように構成されていたが、生産
運転前に例えば車番等を打込み、上記色検出器30に代え
て車番等検出器を設け、この車番等から塗装色を特定す
る折衷的方法により塗装色特定手段を形成してもよい。
[考案の効果] 本考案は、塗装色特定手段とコントロール手段とを設
け、ワークの塗装色ごとに輻射熱線強度をワークの搬送
速度を一定値に維持しつつ各特定色に応じた熱量でワー
クを加熱できる値となるように自動調整する構成とされ
ているので、従来都度に行っていた複雑・慎重な調整作
業を一掃しかつ生産性を低下させることなく、ワークの
塗装色に拘らず過不足のない良好なフラッシュオフを迅
速に行える実用価値の高いものである。
け、ワークの塗装色ごとに輻射熱線強度をワークの搬送
速度を一定値に維持しつつ各特定色に応じた熱量でワー
クを加熱できる値となるように自動調整する構成とされ
ているので、従来都度に行っていた複雑・慎重な調整作
業を一掃しかつ生産性を低下させることなく、ワークの
塗装色に拘らず過不足のない良好なフラッシュオフを迅
速に行える実用価値の高いものである。
第1図は本考案の第1および第2実施例を示す構成図お
よび第2図は同じく動作を説明するためのフローチャー
トである。 10……輻射加熱板、11……電源装置、20……制御手段、
21……CPU、22……ROM、23……RAM、30……色検出器。
よび第2図は同じく動作を説明するためのフローチャー
トである。 10……輻射加熱板、11……電源装置、20……制御手段、
21……CPU、22……ROM、23……RAM、30……色検出器。
Claims (1)
- 【請求項1】水性塗料で塗装されたワークを所定速度で
搬送する搬送手段と、この搬送手段で搬送されるワーク
を輻射加熱する輻射加熱板と、その電源装置とを備えた
塗装工程における加熱装置において、 前記輻射加熱板に搬送される前記ワークの塗装色を事前
に特定する塗装色特定手段を設けるとともに、前記輻射
板の輻射熱線強度が,ワークの搬送速度を一定値に維持
しつつ各特定色に応じた熱量でワークを加熱できる値と
なるように前記電源装置を駆動制御するコントロール手
段を設けたことを特徴とする塗装工程における加熱装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111929U JPH084146Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 塗装工程における加熱装置 |
CA002025934A CA2025934C (en) | 1989-09-25 | 1990-09-21 | Heating apparatus in coating process |
US07/587,852 US5164571A (en) | 1989-09-25 | 1990-09-25 | Radiant heating apparatus for evaporating water from an aqueous coating |
DE69011262T DE69011262T2 (de) | 1989-09-25 | 1990-09-25 | Heizgerät für ein Beschichtungsverfahren. |
EP90310492A EP0420583B1 (en) | 1989-09-25 | 1990-09-25 | Heating apparatus for a coating process |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111929U JPH084146Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 塗装工程における加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354777U JPH0354777U (ja) | 1991-05-27 |
JPH084146Y2 true JPH084146Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=14573667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989111929U Expired - Lifetime JPH084146Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 塗装工程における加熱装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5164571A (ja) |
EP (1) | EP0420583B1 (ja) |
JP (1) | JPH084146Y2 (ja) |
CA (1) | CA2025934C (ja) |
DE (1) | DE69011262T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019020102A (ja) * | 2017-07-21 | 2019-02-07 | トヨタ車体株式会社 | 塗装用乾燥装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4330453A1 (de) * | 1993-09-09 | 1995-03-16 | Heraeus Noblelight Gmbh | Strahlervorrichtung zur Trocknung von Grundier-, Spachtel-, Füller- und Lackwerkstoffen durch Infrarotstrahlung |
DE4336857A1 (de) * | 1993-10-28 | 1995-05-04 | Bayerische Motoren Werke Ag | Verfahren zum Trocknen von Automobillacken |
US6200650B1 (en) * | 1999-05-26 | 2001-03-13 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Processes for drying and curing primer coating compositions |
US6231932B1 (en) * | 1999-05-26 | 2001-05-15 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Processes for drying topcoats and multicomponent composite coatings on metal and polymeric substrates |
US6221441B1 (en) * | 1999-05-26 | 2001-04-24 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Multi-stage processes for coating substrates with liquid basecoat and powder topcoat |
US6291027B1 (en) * | 1999-05-26 | 2001-09-18 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Processes for drying and curing primer coating compositions |
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