JPH0841397A - インキジェット記録方式用インキ - Google Patents
インキジェット記録方式用インキInfo
- Publication number
- JPH0841397A JPH0841397A JP6195995A JP19599594A JPH0841397A JP H0841397 A JPH0841397 A JP H0841397A JP 6195995 A JP6195995 A JP 6195995A JP 19599594 A JP19599594 A JP 19599594A JP H0841397 A JPH0841397 A JP H0841397A
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- Japan
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- ink
- pigment
- parts
- recording
- same
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 熱エネルギ−によりインキ滴を飛翔させて記
録を行う記録方式に用いられ、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエ−テルを含有するインキジェット記録方
式用顔料インキ。 【効果】 ヘッド内の加熱体の焦げ付きを生じず、安定
にインキが吐出することができる。
録を行う記録方式に用いられ、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエ−テルを含有するインキジェット記録方
式用顔料インキ。 【効果】 ヘッド内の加熱体の焦げ付きを生じず、安定
にインキが吐出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インキジェット記録方
式用のインキに関し、更には、熱エネルギ−方法のイン
キジェット記録方式で、インキを安定に吐出させること
ができるインキジェット記録方式用インキに関する。
式用のインキに関し、更には、熱エネルギ−方法のイン
キジェット記録方式で、インキを安定に吐出させること
ができるインキジェット記録方式用インキに関する。
【0002】
【従来の技術】インキジェット記録方式は、様々な方式
が提案されており、その一つとして、インキに記録信号
と対応した熱エネルギ−を与え、該エネルギ−によりイ
ンキ滴を被筆記面に対して飛翔させて記録を行う方式が
知られている。一例を挙げると、記録ヘッド内に発熱
素子を設け、記録信号に応じて記録ヘッド内の発熱素子
が加熱し、発熱素子に接するインキが沸騰・発泡され、
解放ノズル側からインキの液滴を飛翔させることにより
記録する方法、記録ヘッド内に電極を設け、電極間に
高電圧をかけて電極に挟まれたインキ中に電気を通し、
インキ自体を発熱させて沸騰・発泡させ、解放ノズル側
からインキの液滴を飛翔させることにより記録する方法
などがある。このような熱エネルギ−を利用したインキ
ジェット方式は、ノズルの高集積化、高密度化が容易で
あり近年特に注目を集めている。
が提案されており、その一つとして、インキに記録信号
と対応した熱エネルギ−を与え、該エネルギ−によりイ
ンキ滴を被筆記面に対して飛翔させて記録を行う方式が
知られている。一例を挙げると、記録ヘッド内に発熱
素子を設け、記録信号に応じて記録ヘッド内の発熱素子
が加熱し、発熱素子に接するインキが沸騰・発泡され、
解放ノズル側からインキの液滴を飛翔させることにより
記録する方法、記録ヘッド内に電極を設け、電極間に
高電圧をかけて電極に挟まれたインキ中に電気を通し、
インキ自体を発熱させて沸騰・発泡させ、解放ノズル側
からインキの液滴を飛翔させることにより記録する方法
などがある。このような熱エネルギ−を利用したインキ
ジェット方式は、ノズルの高集積化、高密度化が容易で
あり近年特に注目を集めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱エネルギ−を利用し
たインキジェット方式で記録する場合、ヘッド内のイン
キを加熱するため、加熱体(加熱素子、あるいは電極な
ど)にインキの成分が熱により変化して付着する現象で
ある焦げ付きが発生するという固有の問題がある。加熱
体に焦げ付きが生じると、熱エネルギ−をインキに伝え
る効率が低下し、インキ滴が飛翔しなくなり、被筆記面
に対して記録できなくなるという問題があった。
たインキジェット方式で記録する場合、ヘッド内のイン
キを加熱するため、加熱体(加熱素子、あるいは電極な
ど)にインキの成分が熱により変化して付着する現象で
ある焦げ付きが発生するという固有の問題がある。加熱
体に焦げ付きが生じると、熱エネルギ−をインキに伝え
る効率が低下し、インキ滴が飛翔しなくなり、被筆記面
に対して記録できなくなるという問題があった。
【0004】特に、顔料インキは、色材の顔料を不溶解
状態で使用するため、顔料を安定に分散させる分散剤の
添加が不可欠となる。一般にヘッド内の加熱体の焦げ付
きは、インキ中の固形分率が多くなるほど発生しやすい
傾向がある。顔料インキでは分散剤の添加が必須となる
ため、結果的にインキ中の相対的な固形分率が多くなっ
てしまう。よって、顔料インキは、熱エネルギ−方式の
インキジェットで記録する場合、特に加熱体の焦げ付き
が発生し易いものである。
状態で使用するため、顔料を安定に分散させる分散剤の
添加が不可欠となる。一般にヘッド内の加熱体の焦げ付
きは、インキ中の固形分率が多くなるほど発生しやすい
傾向がある。顔料インキでは分散剤の添加が必須となる
ため、結果的にインキ中の相対的な固形分率が多くなっ
てしまう。よって、顔料インキは、熱エネルギ−方式の
インキジェットで記録する場合、特に加熱体の焦げ付き
が発生し易いものである。
【0005】本発明の目的は、熱エネルギ−を利用した
インキジェット方式のインキジェットで記録しても、ヘ
ッド内の加熱体の焦げ付きが生じず、安定にインキを吐
出することができるインキジェット記録方式用顔料イン
キを提供することにある。
インキジェット方式のインキジェットで記録しても、ヘ
ッド内の加熱体の焦げ付きが生じず、安定にインキを吐
出することができるインキジェット記録方式用顔料イン
キを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録ヘッドの
室内のインキに記録信号に対応した熱エネルギ−を与
え、該エネルギ−によりインキ滴を飛翔させて記録を行
う記録方式に用いられるインキジェット記録方式用イン
キにおいて、少なくても顔料と、水と、顔料の分散剤と
してのポリオキシエチレンアルキルフェニルエ−テルを
含有することを特徴としたインキジェット記録方式用イ
ンキを要旨とする。
室内のインキに記録信号に対応した熱エネルギ−を与
え、該エネルギ−によりインキ滴を飛翔させて記録を行
う記録方式に用いられるインキジェット記録方式用イン
キにおいて、少なくても顔料と、水と、顔料の分散剤と
してのポリオキシエチレンアルキルフェニルエ−テルを
含有することを特徴としたインキジェット記録方式用イ
ンキを要旨とする。
【0007】次に、本発明を更に詳しく説明する。顔料
はインキの色材として使用するもので、一例を挙げる
と、ファ−ネストブラック、コンタクトブラック、サ−
マルブラック、アセチレンブラック等のカ−ボンブラッ
ク、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、紺
青、コバルトブル−、チタンイエロ−、タン、タ−コイ
ズ、モリブデ−トオレンジ等の無機顔料、C.I.PI
GMENT RED 2、同3、同5、同17、同2
2、同38、同41、同48:2、同48:3、同4
9、同50:1、同53:1、同57:1、同58:
2、同60、同63:1、同63:2、同64:1、同
88、同112、同122、同123、同144、同1
46、同149、同166、同168、同170、同1
76、同178、同179、同180、同185、同2
45、同146、同170、同176、同177、同1
85、同190、同194、同206、同207、同2
09、同216、同245、C.I.PIGMENT
ORANGE 5、同10、同13、同16、同36、
同40、同43、C.I.PIGMENT VIOLE
T 19、同23、同31、同33、同36、同38、
同50、C.I.PIGMENT BLUE 2、同1
5、同15:1、同15:2、同15:3、同15:
4、同15:5、同16、同17、同22、同25、同
60、同66、C.I.PIGMENT BROWN
25、同26、C.I.PIGMENT YELLOW
1、同3、同12、同13、同24、同81、同9
3、同94、同95、同97、同99、同108、同1
09、同110、同117、同120、同139、同1
53、同166、同167、同173、C.I.PIG
MENT GREEN 7、同10、同36などの有機
顔料、9.10−ジアニリノアントラセン、蛍光染料を
合成樹脂に溶解したもの、合成樹脂を蛍光染料で着色し
たもの等の蛍光顔料まどが挙げられ、これらは一種もし
くは二種以上混合して用いることができる。
はインキの色材として使用するもので、一例を挙げる
と、ファ−ネストブラック、コンタクトブラック、サ−
マルブラック、アセチレンブラック等のカ−ボンブラッ
ク、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、紺
青、コバルトブル−、チタンイエロ−、タン、タ−コイ
ズ、モリブデ−トオレンジ等の無機顔料、C.I.PI
GMENT RED 2、同3、同5、同17、同2
2、同38、同41、同48:2、同48:3、同4
9、同50:1、同53:1、同57:1、同58:
2、同60、同63:1、同63:2、同64:1、同
88、同112、同122、同123、同144、同1
46、同149、同166、同168、同170、同1
76、同178、同179、同180、同185、同2
45、同146、同170、同176、同177、同1
85、同190、同194、同206、同207、同2
09、同216、同245、C.I.PIGMENT
ORANGE 5、同10、同13、同16、同36、
同40、同43、C.I.PIGMENT VIOLE
T 19、同23、同31、同33、同36、同38、
同50、C.I.PIGMENT BLUE 2、同1
5、同15:1、同15:2、同15:3、同15:
4、同15:5、同16、同17、同22、同25、同
60、同66、C.I.PIGMENT BROWN
25、同26、C.I.PIGMENT YELLOW
1、同3、同12、同13、同24、同81、同9
3、同94、同95、同97、同99、同108、同1
09、同110、同117、同120、同139、同1
53、同166、同167、同173、C.I.PIG
MENT GREEN 7、同10、同36などの有機
顔料、9.10−ジアニリノアントラセン、蛍光染料を
合成樹脂に溶解したもの、合成樹脂を蛍光染料で着色し
たもの等の蛍光顔料まどが挙げられ、これらは一種もし
くは二種以上混合して用いることができる。
【0008】溶剤は、水を必須とし、これに加えて各種
有機溶媒を用いることができる。有機溶剤としては具体
的には、エタノ−ル、メタノ−ル、1−プロパノ−ル、
2−プロパノ−ル、1,3−プロパンジオ−ル、2−メ
チル−2,4−ペンタンジオ−ル、2−メトキシエタノ
−ル、2−エトシキエタノ−ル、2−ブトキシエタノ−
ル、2−フェノキシエタノ−ル、2−ベンジルオキシエ
タノ−ル、2−(2−メトキシエトシキ)エタノ−ル、
2−(2−エトキシエトシキ)エタノ−ル、2−(2−
ブトキシエトシキ)エタノ−ル、グリセリン、エチレン
グリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレングリコ
−ル、ポリエチレングリコ−ルなどの水溶性有機溶剤が
挙げられる。
有機溶媒を用いることができる。有機溶剤としては具体
的には、エタノ−ル、メタノ−ル、1−プロパノ−ル、
2−プロパノ−ル、1,3−プロパンジオ−ル、2−メ
チル−2,4−ペンタンジオ−ル、2−メトキシエタノ
−ル、2−エトシキエタノ−ル、2−ブトキシエタノ−
ル、2−フェノキシエタノ−ル、2−ベンジルオキシエ
タノ−ル、2−(2−メトキシエトシキ)エタノ−ル、
2−(2−エトキシエトシキ)エタノ−ル、2−(2−
ブトキシエトシキ)エタノ−ル、グリセリン、エチレン
グリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレングリコ
−ル、ポリエチレングリコ−ルなどの水溶性有機溶剤が
挙げられる。
【0009】分散剤としては、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエ−テルを使用する。具体的一例を挙げる
と、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ−テル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエ−テル、ポリオキシ
エチレンドデシルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレ
ンヘキシルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレンスチ
レン化フェニルエ−テル、ポリオキシエチレン−β−ナ
フト−ルエ−テル等が使用でき、これらは一種もしくは
二種以上混合して用いることができる。
キルフェニルエ−テルを使用する。具体的一例を挙げる
と、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ−テル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエ−テル、ポリオキシ
エチレンドデシルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレ
ンヘキシルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレンスチ
レン化フェニルエ−テル、ポリオキシエチレン−β−ナ
フト−ルエ−テル等が使用でき、これらは一種もしくは
二種以上混合して用いることができる。
【0010】黴の発生により、ヘッドのノズルが詰まり
インキの吐出を阻害することを抑制するために、デヒド
ロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾチアゾリン−3−オ
ン、安息香酸ナトリウムなどの防腐防黴剤を適宜加える
こともできる。また、インキ組成物と接触する部分に金
属を使用している場合、金属の腐食防止のためにベンゾ
トリアゾ−ル、エチレンジアミン四酢酸塩等の防蝕剤も
適宜添加することができる。
インキの吐出を阻害することを抑制するために、デヒド
ロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾチアゾリン−3−オ
ン、安息香酸ナトリウムなどの防腐防黴剤を適宜加える
こともできる。また、インキ組成物と接触する部分に金
属を使用している場合、金属の腐食防止のためにベンゾ
トリアゾ−ル、エチレンジアミン四酢酸塩等の防蝕剤も
適宜添加することができる。
【0011】顔料の分散安定性はインキのpHに少なか
らず影響されるが、各種公知のpH調整剤を添加して、
インキのpHを好適な範囲に調整することも可能であ
る。本発明のインキは、必須成分である顔料と、水と、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ−テル等を、撹
拌して得ることができる。更に必要に応じてサンドミ
ル、3本ロ−ルミル、ボ−ルミル等の各種公知の分散機
にかけてもよく、濾過や遠心分離により顔料の分級を行
っても良い。
らず影響されるが、各種公知のpH調整剤を添加して、
インキのpHを好適な範囲に調整することも可能であ
る。本発明のインキは、必須成分である顔料と、水と、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ−テル等を、撹
拌して得ることができる。更に必要に応じてサンドミ
ル、3本ロ−ルミル、ボ−ルミル等の各種公知の分散機
にかけてもよく、濾過や遠心分離により顔料の分級を行
っても良い。
【0012】
【作用】本発明者らは、熱エネルギ−によってインキを
飛翔させ、被筆記面に記録する記録方式に好適であり、
且つヘッド内の加熱体の焦げ付きを生じないような顔料
インキを得るために、様々なインキ組成について研究を
続けた結果、顔料インキのヘッド内の加熱体の焦げ付き
の発生は、顔料を安定に分散する、分散剤に影響される
ことを見出したものである。
飛翔させ、被筆記面に記録する記録方式に好適であり、
且つヘッド内の加熱体の焦げ付きを生じないような顔料
インキを得るために、様々なインキ組成について研究を
続けた結果、顔料インキのヘッド内の加熱体の焦げ付き
の発生は、顔料を安定に分散する、分散剤に影響される
ことを見出したものである。
【0013】高分子量の分散剤である水溶性ポリマ−な
どは、乾燥すると皮膜を形成する。インキ中の水溶性ポ
リマ−は加熱されると、その一部が乾燥して加熱体表面
に皮膜を形成する。更に加熱されると焦げ付きとなっ
て、加熱体がインキに熱エネルギ−を伝えることを阻害
する。結果として、熱エネルギ−がインキに伝わる効率
が低下し、インキが沸騰・発泡せず、解放ノズルからイ
ンキの液滴が飛翔吐出できなくなるものと考えられる。
どは、乾燥すると皮膜を形成する。インキ中の水溶性ポ
リマ−は加熱されると、その一部が乾燥して加熱体表面
に皮膜を形成する。更に加熱されると焦げ付きとなっ
て、加熱体がインキに熱エネルギ−を伝えることを阻害
する。結果として、熱エネルギ−がインキに伝わる効率
が低下し、インキが沸騰・発泡せず、解放ノズルからイ
ンキの液滴が飛翔吐出できなくなるものと考えられる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、実施例、比較例の中で「部」とあるのは「重量部」
を示す。
が、実施例、比較例の中で「部」とあるのは「重量部」
を示す。
【0015】実施例1 精製水 89.3部 MA100(カ−ボンブラック、三菱化成工業(株)製) 8.0部 エマルゲン931(ポリオキシエチレンノニルフェニルエ−テル、花王(株)製 2.5部 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2部 上記各成分をボ−ルミルに入れ10時間混合した後、
0.3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録
方式用黒色顔料インキを得た。
0.3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録
方式用黒色顔料インキを得た。
【0016】実施例2 精製水 75.9部 C.I.PIGMENT VIOLET 19(赤紫色顔料) 7.0部 OP−30(ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ−テル、日光ケミカルズ( 株)製) 2.0部 エチレングリコ−ル 15.0部 1,2−ベンゾチアゾリン−3−オン 0.1部 上記各成分を3本ロ−ルミルにて5回通しを行い、20
時間混合した後、0.3μm孔のフィルタ−を通してイ
ンキジェット記録方式用赤紫色顔料インキを得た。
時間混合した後、0.3μm孔のフィルタ−を通してイ
ンキジェット記録方式用赤紫色顔料インキを得た。
【0017】実施例3 精製水 74.5部 C.I.PIGMENT BLUE 15−3(青色顔料) 10.0部 BLAUNON DP−20(ポリオキシエチレンドデシルフェニルエ−テル、 青木油脂工業(株)製) 3.5部 グリセリン 12.0部 上記各成分をボ−ルミルに入れ20時間混合した後、
0.3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録
方式用青色顔料インキを得た。
0.3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録
方式用青色顔料インキを得た。
【0018】実施例4 精製水 69.5部 C.I.PIGMENT YELLOW 13(黄色顔料) 8.0部 ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエ−テル 2.5部 プロピレングリコ−ル 10.0部 エチレングリコ−ル 10.0部 上記成分をボ−ルミルに入れ20時間混合した後、0.
3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録方式
用黄色顔料インキを得た。
3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録方式
用黄色顔料インキを得た。
【0019】比較例1 精製水 87.8部 MA100 8.0部 ジョンクリル61j(スチレン−アクリル酸共重合体、水溶性ポリマ−、ジョン ソン(株)製) 4.0部 デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2部 上記各成分をボ−ルミルに入れ10時間混合した後、
0.3μm孔のフィルタ−を通して黒色顔料インキを得
た。
0.3μm孔のフィルタ−を通して黒色顔料インキを得
た。
【0020】比較例2 精製水 74.9部 C.I.PIGMENT VIOLET 19(赤紫顔料) 7.0部 SMA1440(スチレン−マレイン酸共重合体、水溶性ポリマ−、ARCO CHEMICAL社製) 3.0部 エチレングリコ−ル 15.0部 1,2−ベンゾチアゾリン−3−オン 0.1部 上記各成分を3本ロ−ルミルにて5回通しを行い、20
時間混合した後、0.3μmフィルタ−を通して赤紫色
顔料インキを得た。
時間混合した後、0.3μmフィルタ−を通して赤紫色
顔料インキを得た。
【0021】比較例3 精製水 86.0部 C.I.PIGMENT BLUE 15−3 10.0部 ジョンクリル61j 4.0部 上記各成分をボ−ルミルに入れ20時間混合した後、
0.3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録
方式用青色顔料インキを得た。
0.3μm孔のフィルタ−を通してインキジェット記録
方式用青色顔料インキを得た。
【0022】
【発明の効果】実施例1〜4及び比較例1〜3のインキ
を、ヒュ−レッドパッカ−ド社製インキジェットプリン
タ−用インキカ−トリッジHP51626A(カ−トリ
ッジ内にインキを加熱する発熱素子を有する記録ヘッド
を内臓)に充填し、ヒュ−レッドパッカ−ド社製インキ
ジェットプリンタ−、DESK JET 505J(記
録信号に応じて記録ヘッド内の発熱素子を加熱し、発熱
素子に接するインキを沸騰・発泡させ、解放ノズルから
インキの液滴を被筆記面に対して飛翔させ記録する方式
を用いたインキジェットプリンタ)で記録し、プリンタ
のノズルからインキが吐出しなくなるまでに吐出したイ
ンキ量と、記録後の記録ヘッド室内の加熱素子の焦げ付
きの有無を光学顕微鏡で目視確認した結果を(表1)に
示す。
を、ヒュ−レッドパッカ−ド社製インキジェットプリン
タ−用インキカ−トリッジHP51626A(カ−トリ
ッジ内にインキを加熱する発熱素子を有する記録ヘッド
を内臓)に充填し、ヒュ−レッドパッカ−ド社製インキ
ジェットプリンタ−、DESK JET 505J(記
録信号に応じて記録ヘッド内の発熱素子を加熱し、発熱
素子に接するインキを沸騰・発泡させ、解放ノズルから
インキの液滴を被筆記面に対して飛翔させ記録する方式
を用いたインキジェットプリンタ)で記録し、プリンタ
のノズルからインキが吐出しなくなるまでに吐出したイ
ンキ量と、記録後の記録ヘッド室内の加熱素子の焦げ付
きの有無を光学顕微鏡で目視確認した結果を(表1)に
示す。
【0023】
【表1】 *インキカ−トリッジ内のインキを使いきった
【0024】このように、本発明のインキは、熱エネル
ギ−方法のインキジェットで記録しても、ヘッド内の加
熱体の焦げ付きを生じず、安定にインキが吐出するイン
キジェット記録方式用顔料インキである。
ギ−方法のインキジェットで記録しても、ヘッド内の加
熱体の焦げ付きを生じず、安定にインキが吐出するイン
キジェット記録方式用顔料インキである。
Claims (1)
- 【請求項1】 記録ヘッドの室内のインキに記録信号に
対応した熱エネルギ−を与え、該エネルギ−によりイン
キ滴を飛翔させて記録を行う記録方式に用いられるイン
キジェット記録方式用インキにおいて、少なくても顔料
と、水と、顔料の分散剤としてのポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエ−テルを含有することを特徴としたイ
ンキジェット記録方式用インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6195995A JPH0841397A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | インキジェット記録方式用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6195995A JPH0841397A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | インキジェット記録方式用インキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0841397A true JPH0841397A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16350478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6195995A Pending JPH0841397A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | インキジェット記録方式用インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0841397A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001096891A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録方法 |
KR20020031750A (ko) * | 2000-10-24 | 2002-05-03 | 구영곤, 조규오 | 천연 허브오일을 함유하는 잉크젯 프린터용 잉크 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6195995A patent/JPH0841397A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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