JPH084120Y2 - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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Publication number
JPH084120Y2
JPH084120Y2 JP1992042128U JP4212892U JPH084120Y2 JP H084120 Y2 JPH084120 Y2 JP H084120Y2 JP 1992042128 U JP1992042128 U JP 1992042128U JP 4212892 U JP4212892 U JP 4212892U JP H084120 Y2 JPH084120 Y2 JP H084120Y2
Authority
JP
Japan
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water
flow
valve body
valve
discharge part
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Application number
JP1992042128U
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English (en)
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JPH0621756U (ja
Inventor
義明 北村
仁司 野村
勝浩 松浦
Original Assignee
株式会社喜多村合金製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社喜多村合金製作所 filed Critical 株式会社喜多村合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
〔0001〕 〔産業上の利用分野〕この考案は、水栓の吐水管先端に
取付けて流体を直流と散水流に切替えることのできるシ
ャワー装置に関するものである。 〔0002〕 〔従来の技術〕従来、水栓の吐水管からほぼ直角に落下
する流体を直流と散水流に切替えることのできるシャワ
ー装置として、実公昭28−7178号公報の第2図及
び第8図(本願図面の図5及び図6)のものがある。上
記図5及び図6に就いて簡単に説明すると、吐水管40
に結合した大径管41は細孔48の多数を分散して穿設
した円板形の底板42の中心部に螺孔44を設け、この
螺孔44に中空の直流管45を取付けると共に、この直
流管45の内側口端に設けた弁座46にレバー47を介
して外部から操作できる弁48を対応させ、該弁48が
直流管45を閉塞していれば流体は細孔48より散水状
に流出し、レバー47の操作で弁48が直流管45を開
放すれば流体は直流管45から直流で流出されるもので
ある。 〔0003〕上記のものは、容器等に短時間で水をため
るために勢いよく吐出させるには直流で流出させ、水は
ねがなくソフトな吐水状態を得るには散水流で流出させ
るものであるが、直流管の開口面積と比較して細孔全体
の開口面積は極めて小さく設定されているため、直流吐
水状態から散水側へ流路を切替えると流体の水勢が強す
ぎることで、水はねが激しくなってしまう。そこで水は
ねが起こらずソフトな散水流を得るには水栓のハンドル
を操作することで流量調整を行なう必要があった。又ソ
フトな散水流を流出させている状態から直流へ切替えた
場合には充分な流量を確保することができないため再び
ハンドルで流量を調節しなければならず操作性が極めて
悪いものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、直流又は散水に流路を切替えた場合に流量
調整操作を行わなくても直流では充分な流量を吐出さ
せ、散水ではソフトな散水流を吐出させるものである。
【0005】
〔0006〕
〔作 用〕本考案のシャワー装置では、導水孔と直流
吐水部が連通し直流水を吐出している状態から、ボタン
の操作により直流吐水部の弁口を閉塞するように弁体を
移動させると、該弁体の上面に形成した絞り部により散
水板への流量が制御され、水はねのないソフトな散水流
を得ることができる。 〔0007〕 〔実 施 例〕以下、本考案の実施例を図に基づいて詳
細に説明する。この実施例は、図1に示すようにヘッド
1は一端に水栓類(図示省略)の吐水管2の先端に嵌挿
してビス8により結合する連結部4及び該連結部4の内
部に設けられた横長の流路6を備え、該流路6の先端下
部には仕切壁6に穿設し、整流器9を介在させた導水孔
7を介して前記流路5とほぼ直角方向に連通する切替室
8を形成している。
【0008】前記切替室8外周の雌ねじ部10に螺着す
る分岐筒11は、図1に示すように中心部に前記導水孔
7の直下に開口する円筒状の直流吐水部12を備え、該
直流吐水部12の弁口13を開閉する弁体14を平行方
向へ移動自在に臨ませている。
【0009】前記弁体14は前記導水孔7と向合う上面
円盤形に突出させて絞り部15を形成し、該絞り部1
5と導水孔7の間を狭隘にすることで導水孔7から前記
分岐筒11の散水路11aへ落下する流体の流量を制御
するようにしている。 〔0010〕シーソー式のボタン16は前記ヘッド1の
側面に形成した開口部17に一部が外部へ露出するよう
に介在させ、軸体18により前記弁体14と連結し、こ
のボタン16の突出している部分を押すことで弁体14
が平行方向へ移動し、前記直流吐水部12の弁口18を
開閉するように連繋している。 〔0011〕円形の散水板19は図8に示すように周面
に多数の小孔20を微細に穿設することにより流体が散
水状に吐出するように構成し、図1に示すように中央に
前記直流吐水部12に嵌挿する挿孔21を開口し、この
散水板19を前記分岐筒11の下端面に介在させたパッ
キング26に当接させ、フランジ部23及び螺合部24
を有したカバー22をもって前記直流筒11の雄ねじ部
25に螺着されている。 〔0012〕上記の構成において、図2では弁体14は
直流吐水部12の弁口13を開放した所に位置してい
る。この際流体は導水孔7から真下に落下し、直流吐水
部12の弁口13を経て直流として外部へ流出すること
ができる。流路を直流から散水流に切替えるためヘッド
1から突出している側のボタン16を押すと、図4の鎖
線で示すように軸体18を介して弁体14が水平方向へ
移動し、この弁体14が直流吐水部12の弁口13を閉
塞した所に位置するため、図1に示すように導水孔7か
ら落下する流体は該導水孔7と弁体14の上面に形成さ
れた絞り部15の間の狭隘な流路を通過することで流量
を制御されながら弁体14の周囲に案内され、分岐筒1
1の散水路11aを通過したのちに散水板19の小孔2
0からソフトで肌触りのよい散水流が落下する。 〔0013〕 〔考案の効果〕この考案は、上記の構成であるから次の
利点を有する。 (1) ヘッド内に設けられた流路の下部に該流路と仕
切壁に穿設した導水孔を介して連通する切替室を形成
し、該切替室には前記導水孔の直下に開口した直流吐水
部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数の小
孔を有する散水板を取付け、ボタンと連繋した弁体が前
記直流吐水部の弁口を開閉することで流体を直流と散水
流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体はその上
面に前記導水孔との間の流路を狭隘にすることで、前記
散水板への流量を制御する絞り部を形成したので、直流
から散水流へ流路を切替えると流量調整ハンドル等を操
作しなくても散水板への流量は制御されることで、散水
板からは水はねが起こることなくソフトで肌触りのよい
散水流を吐出させることができる。 (2) 通常使用されている弁体の形状をわづかに変更
するのみで直流又は散水流の流量を切替えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
〔図1〕本案シャワー装置の散水流吐水時の側断面図で
ある。 〔図2〕本案シャワー装置の直流吐水時の側断面図であ
る。 〔図3〕本案シャワー装置の底面図である。 〔図4〕図1に於けるA−A線の平断面図である。 〔図5〕従来技術の説明図である。 〔図6〕従来技術の説明図である。 〔符号の説明〕 1 ヘ ッ ド 5 流 路 6 仕 切 壁 7 導 水 孔 8 切 替 室 11 分 岐 筒 12 直流吐水部 13 弁 口 14 弁 体 15 絞 り 部 16 ボ タ ン 19 散 水 20 小 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド内に設けられた流路の下部に該流
    路と仕切壁に穿設した導水孔を介して連通する切替室を
    形成し、該切替室には前期導水孔の直下に開口した直流
    吐水部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数
    の小孔を有する散水板を取付け、ボタンと連繋した弁体
    が前記直流吐水部の弁口を開閉することで流体を直流と
    散水流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体はそ
    の上面を円盤形に突出させて前記導水孔との間の流路を
    狭隘にすることで前記散水板への流量を制御する絞り部
    を形成したことを特徴とするシャワー装置。
JP1992042128U 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置 Expired - Lifetime JPH084120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992042128U JPH084120Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置

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JP1992042128U JPH084120Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621756U JPH0621756U (ja) 1994-03-22
JPH084120Y2 true JPH084120Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=12627307

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JP1992042128U Expired - Lifetime JPH084120Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6395773U (ja) * 1986-12-05 1988-06-21

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JPH0621756U (ja) 1994-03-22

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