JPH0621756U - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

Info

Publication number
JPH0621756U
JPH0621756U JP4212892U JP4212892U JPH0621756U JP H0621756 U JPH0621756 U JP H0621756U JP 4212892 U JP4212892 U JP 4212892U JP 4212892 U JP4212892 U JP 4212892U JP H0621756 U JPH0621756 U JP H0621756U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
flow
valve body
sprinkling
direct current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4212892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH084120Y2 (ja
Inventor
義明 北村
仁司 野村
勝浩 松浦
Original Assignee
株式会社喜多村合金製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社喜多村合金製作所 filed Critical 株式会社喜多村合金製作所
Priority to JP1992042128U priority Critical patent/JPH084120Y2/ja
Publication of JPH0621756U publication Critical patent/JPH0621756U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH084120Y2 publication Critical patent/JPH084120Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 ヘッドの流路から落下する流体を直流と散水
流に切替えるシャワー装置であって、直流又は散水に流
路を切替えた場合に操作性がよく使い勝手のよい吐水状
態を得られるようにする。 〔構成〕 弁体14はその上面に導水孔7との間の流路
を狭隘にすることで散水板19への流量を制御する絞り
部15を形成したので、直流で充分な流量を確保してい
る状態から散水側に切替えると、流量調整操作をしなく
てもソフトで心地よい吐水を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
〔0001〕 〔産業上の利用分野〕 この考案は、水栓の吐水管先端に取付けて流体を直流と散水流に切替えること のできるシャワー装置に関するものである。 〔0002〕 〔従来の技術〕 従来、水栓の吐水管からほぼ直角に落下する流体を直流と散水流に切替えるこ とのできるシャワー装置として、実公昭28−7178号公報の第2図及び第8 図(本願図面の図5及び図6)のものがある。上記図5及び図6に就いて簡単に 説明すると、吐水管40に結合した大径管41は細孔48の多数を分散して穿設 した円板形の底板42の中心部に螺孔44を設け、この螺孔44に中空の直流管 45を取付けると共に、この直流管45の内側口端に設けた弁座46にレバー4 7を介して外部から操作できる弁48を対応させ、該弁48が直流管45を閉塞 していれば流体は細孔48より散水状に流出し、レバー47の操作で弁48が直 流管45を開放すれば流体は直流管45から直流で流出されるものである。 〔0003〕 上記のものは、容器等に短時間で水をためるために勢いよく吐出させるには直 流で流出させ、水はねがなくソフトな吐水状態を得るには散水流で流出させるも のであるが、直流管の開口面積と比較して細孔全体の開口面積は極めて小さく設 定されているため、直流吐水状態から散水側へ流路を切替えると流体の水勢が強 すぎることで、水はねが激しくなってしまう。そこで水はねが起こらずソフトな 散水流を得るには水栓のハンドルを操作することで流量調整を行なう必要があっ た。又ソフトな散水流を流出させている状態から直流へ切替えた場合には充分な 流量を確保することができないため再びハンドルで流量を調節しなければならず 操作性が極めて悪いものであった。 〔0004〕 〔考案が解決しようとする課題〕 本考案が解決しようとする課題は、直流又は散水に切替えた場合に流量調整操 作を行なう必要がなく使い勝手のよい吐水状態を得られるようにすることである 。 〔0005〕 〔課題を解決するための手段〕 本考案は、ヘッド内に設けられた流路の下部に該流路と仕切壁に穿設した導水 孔を介して連通する切替室を形成し、該切替室には前記導水孔の直下に開口した 直流吐水部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数の小孔を有する散水 板を取付け、ボタンと連繋した弁体が前記直流吐水部の弁口を開閉することで流 体を直流と散水流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体はその上面に前記 導水孔との間の流路を狭隘にすることで前記散水板への流量を制御する絞り部を 形成したものである。 〔0006〕 〔作 用〕 本考案のシャワー装置では、導水孔と直流吐水部が連通し直流水を吐出してい る状態から、ボタンの操作により直流吐水部の弁口を閉塞するように弁体を移動 させると、該弁体の上面に形成した絞り部により散水板への流量が制御され、水 はねのないソフトな散水流を得ることができる。 〔0007〕 〔実 施 例〕 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。 この実施例は、図1に示すようにヘッド1は一端に水栓類(図示省略)の吐水 管2の先端に嵌挿してビス8により結合する連結部4及び該連結部4の内部に設 けられた横長の流路6を備え、該流路6の先端下部には仕切壁6に穿設し、整流 器9を介在させた導水孔7を介して前記流路5とほぼ直角方向に連通する切替室 8を形成している。 〔0008〕 前記切替室8外周の雌ねじ部10に螺着する分岐筒11は、図1に示すように 中心部に前記導水孔7の直下に開口する円筒状の直流吐水部12を備え、図8に 示すように該直流吐水部12の弁口18を開閉する弁体14を平行方向へ移動自 在に臨ませている。
〔0009〕 前記弁体14は前記導水孔7と向合う上面を突出させて絞り部15を形成し、 該絞り部15と導水孔7の間を狭隘にすることで導水孔7から前記分岐筒11の 散水路11aへ落下する流体の流量を制御するようにしている。 〔0010〕 シーソー式のボタン16は前記ヘッド1の側面に形成した開口部17に一部が 外部へ露出するように介在させ、軸体18により前記弁体14と連結し、このボ タン16の突出している部分を押すことで弁体14が平行方向へ移動し、前記直 流吐水部12の弁口18を開閉するように連繋している。 〔0011〕 円形の散水板19は図8に示すように周面に多数の小孔20を微細に穿設する ことにより流体が散水状に吐出するように構成し、図1に示すように中央に前記 直流吐水部12に嵌挿する挿孔21を開口し、この散水板19を前記分岐筒11 の下端面に介在させたパッキング26に当接させ、フランジ部23及び螺合部2 4を有したカバー22をもって前記直流筒11の雄ねじ部25に螺着されている 。 〔0012〕 上記の構成において、図2では弁体14は直流吐水部12の弁口13を開放し た所に位置している。この際流体は導水孔7から真下に落下し、直流吐水部12 の弁口13を経て直流として外部へ流出することができる。流路を直流から散水 流に切替えるためヘッド1から突出している側のボタン16を押すと、図4の鎖 線で示すように軸体18を介して弁体14が水平方向へ移動し、この弁体14が 直流吐水部12の弁口13を閉塞した所に位置するため、図1に示すように導水 孔7から落下する流体は該導水孔7と弁体14の上面に形成された絞り部15の 間の狭隘な流路を通過することで流量を制御されながら弁体14の周囲に案内さ れ、分岐筒11の散水路11aを通過したのちに散水板19の小孔20からソフ トで肌触りのよい散水流が落下する。 〔0013〕 〔考案の効果〕 この考案は、上記の構成であるから次の利点を有する。 (1) ヘッド内に設けられた流路の下部に該流路と仕切壁に穿設した導水孔を 介して連通する切替室を形成し、該切替室には前記導水孔の直下に開口した直流 吐水部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多数の小孔を有する散水板を 取付け、ボタンと連繋した弁体が前記直流吐水部の弁口を開閉することで流体を 直流と散水流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体はその上面に前記導水 孔との間の流路を狭隘にすることで、前記散水板への流量を制御する絞り部を形 成したので、直流から散水流へ流路を切替えると流量調整ハンドル等を操作しな くても散水板への流量は制御されることで、散水板からは水はねが起こることな くソフトで肌触りのよい散水流を吐出させることができる。 (2) 通常使用されている弁体の形状をわづかに変更するのみで直流又は散水 流の流量を切替えることができる。
【提出日】平成5年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 前記切替室8外周の雌ねじ部10に螺着する分岐筒11は、図1に示す ように中心部に前記導水孔7の直下に開口する円筒状の直流吐水部12を備え、 該直流吐水部12の弁口13を開閉する弁体14を平行方向へ移動自在に臨ませ ている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 前記弁体14は前記導水孔7と向合う上面を円盤形に突出させて絞り部 15を形成し、該絞り部15と導水孔7の間を狭隘にすることで導水孔7から前 記分岐筒11の散水路11aへ落下する流体の流量を制御するようにしている。
【図面の簡単な説明】
〔図1〕本案シャワー装置の散水流吐水時の側断面図で
ある。 〔図2〕本案シャワー装置の直流吐水時の側断面図であ
る。 〔図3〕本案シャワー装置の底面図である。 〔図4〕図1に於けるA−A線の平断面図である。 〔図5〕従来技術の説明図である。 〔図6〕従来技術の説明図である。 〔符号の説明〕 1 ヘ ッ ド 5 流 路 6 仕 切 壁 7 導 水 孔 8 切 替 室 11 分 岐 筒 12 直流吐水部 13 弁 口 14 弁 体 15 絞 り 部 16 ボ タ ン 19 散 水 20 小 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 〔請求項1〕 ヘッド内に設けられた流路の下部に該
    流路と仕切壁に穿設した導水孔を介して連通する切替室
    を形成し、該切替室には前記導水孔の直下に開口した直
    流吐水部を備えた分岐筒と、前記直流吐水部の周囲に多
    数の小孔を有する散水板を取付け、ボタンと連撃した弁
    体が前記直流吐水部の弁口を開閉することで流体を直流
    と散水流に切替えるシャワー装置に於いて、前記弁体は
    その上面に前記巻水孔との間の流路を狭隘にすることで
    前記散水板への流量を制御する絞り部を形成したことを
    特徴とするシャワー装置。
JP1992042128U 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置 Expired - Lifetime JPH084120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992042128U JPH084120Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992042128U JPH084120Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621756U true JPH0621756U (ja) 1994-03-22
JPH084120Y2 JPH084120Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=12627307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992042128U Expired - Lifetime JPH084120Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 シャワー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084120Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6395773U (ja) * 1986-12-05 1988-06-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6395773U (ja) * 1986-12-05 1988-06-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH084120Y2 (ja) 1996-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4191332A (en) Shower head flow control device
US3341132A (en) Spout diverter valve
US4512551A (en) Device for releasing the flow of water in a water faucet
US6474621B1 (en) Water control apparatus for showers
US7090144B2 (en) Water fountain attachment for a faucet
US4805661A (en) Faucet valve with anti-siphon back flow preventer
JPH0621756U (ja) シャワー装置
US3462080A (en) Faucet fountain
EP0596116A4 (en) Regulating valve
US6581853B1 (en) Sprinkler structure
JPH089254Y2 (ja) シャワー装置
US4108208A (en) Mixing tap
JP4112720B2 (ja) 手動噴霧機
JPH0743217Y2 (ja) シャワー装置
US2781783A (en) Mixing faucets
JP4415336B2 (ja) 吐水具
KR840000176Y1 (ko) 샤워용 호스 연결식 스프레어
KR20190001736U (ko) 샤워 헤드의 분사량 조절 장치
EP3717710B1 (en) Rotatable tap head device
JPS6016682Y2 (ja) 厨房装置
JP2003024832A (ja) シャワーヘッド
JPS6380865A (ja) 散水用ノズル
JP2548906Y2 (ja) シャワー装置
JPS636286Y2 (ja)
JP2002071040A (ja) シングルレバー式の混合栓

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term