JP2548906Y2 - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2548906Y2
JP2548906Y2 JP1990128293U JP12829390U JP2548906Y2 JP 2548906 Y2 JP2548906 Y2 JP 2548906Y2 JP 1990128293 U JP1990128293 U JP 1990128293U JP 12829390 U JP12829390 U JP 12829390U JP 2548906 Y2 JP2548906 Y2 JP 2548906Y2
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恭司 森
晴樹 松嶋
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東陶機器株式会社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は頭上部に複数のシャワー吐水口を備えるシ
ャワー装置に関する。
(従来技術) 従来のシャワー装置の中には、シャワー室の壁面に沿
って取り付け設置する本体パネルの頭上部に複数のシャ
ワー吐水口に設けたものがあり、例えば、特願平2−86
048号のシャワー装置ではオーバーヘッドシャワーを中
央にミクロシャワー、打たせ湯等のシャワー吐水口を近
接させて設置したものがある。
(考案が解決しようとする課題) 上記したシャワー装置の各シャワー吐水口を構成する
金具本体は夫々別体に形成され、それら金具本体相互を
同金具の取り付けに必要な間隔をおいて本体パネル頭上
部の中央に取り付け設置してある。
しかしながら、上記したシャワー装置は各シャワー吐
水口の本体金具を取り付けに必要な間隔をおいて設置し
ているために、オバーヘッドシャワーの両隣に設けられ
るミクロシャワーのシャワー吐水口を本体パネルの中央
に十分に近付けることができない。従って、オバーヘッ
ドシャワーの両側にミクロシャワーを設けなければ、使
用中にシャワー吐水を中央のオバーヘンドシャワーから
切り替えた場合、その吐水位置も中央からずれてしまう
ので使用者が体を移動しながらシャワーを浴びなければ
ならない不具合があった。
また、特に打たせ湯の場合には、真下へ向けて開口さ
せた吐水口から湯水を垂直落下させて浴びるため、拡散
吐水するその他のシャワーと吐水の落下位置が本体パネ
ル側にずれてしまう。従って、打たせ湯を浴びる場合、
使用者は体を前方へ移動した状態で打たせ湯を浴びるこ
とになっていた。
本考案は上記したように本体パネルの頭上部に複数の
シャワー吐水口を近接して設けたシャワー装置におい
て、各シャワー吐水口を本体パネルの中央に集中させて
吐水位置のいずれを支障のない範囲にまで押えることを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記した課題を解決するために本考案のシャワー装置
は、本体パネルの上部に突出部を備え、該突出部の下面
に一体形成した吐水用の金具を設置し、該金具に複数の
吐水口を近接させて配置して成るシャワー装置におい
て、前記金具に設ける吐水口として、給水用配管の口径
と同径若しくは広径の吐水口を少なくとも1つ設け、該
吐水口の開口方向を本体パネルの前方へ向けて傾斜させ
て成るものである。
また、上記シャワー装置は、金具に設ける複数の吐水
口の中心部を一線上に並列せしめるとよい。
(作用) 以上の手段によれば、本体パネル上部の突出部の下面
に設けた金具には、複数の吐水口が近接して配置され
る。
前記金具には、給水配管の口径と同径若しくは広径の
吐水口が設けてある。この吐水口は給水配管から供給さ
れる湯水を、加速、若しくは拡散したりすることなく、
開口方向へ向けてそのまま吐水する。すなわち、打たせ
湯として機能する。
上記吐水口の開口方向は本体パネルの前方へ向けて傾
斜させてあるため、同吐水口から吐水された湯水は、放
物線状の水跡線を描きながら吐水されることになる。
また、上記金具に設けた各吐水口は、夫々の中心部が
一線上に並列する状態で配置されるため、各吐水口から
吐水される湯水を吐水方向を本体パネル前方の使用者の
立ち位置に合わせることができる。
(考案の効果) 本考案は以上の様に、一体的に形成した金具に、給湯
路の口径と同径若しくは広径の吐水口、即ち打たせ湯と
して機能する吐水口を設け、この吐水口の開口方向を本
体パネルの前方へ向けて傾斜させたものであるから、上
記吐水口から吐水された湯水が放物線の水跡を描きなが
ら落下するようになり、その他の吐水口から吐水される
湯水の落下位置と同じ位置に向けて吐水を行なうことが
できる。
これにより、金具に設けた各吐水口から吐水される湯
水の落下位置を使用者の立ち位置に合わせることがで
き、その結果、使用者はシャワー切り換え時において体
の移動を行なわなくとも良いようになる。
また、吐水口から放物線状に放水される湯水は、従来
の打たせ湯のように垂直落下する場合と比較して、広が
りながら吐水されるので、使用者の立ち位置を基準とし
て広い範囲に吐水することができるようになる。
請求項2記載のシャワー装置のように、上記金具に設
ける複数の吐水口の中心部を一線上に並列せしめたもの
においては、金具に接近させて配置した各吐水口を、さ
らに一線上に並列させることにより、各吐水口から吐水
される湯水落下位置をより正確に、使用者の立ち位置に
合わせることができるようになり、各吐水口からのシャ
ワー吐水を、立ち位置の変更や体の移動を行なうことな
く連続して行なうことができるようなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明する。
第3図乃至第5図にて示すシャワー装置は、背面を開
口させて縦長状に形成される本体パネルA1正面の各部位
にシャワー吐水口a1〜a5とスパウトa6を設け、混合栓1
から供給される給湯がこれらから吐水されるように構成
してある。
本体パネルA1はFRPから成形し、上方部位にシャワー
吐水口a1〜a3を支持する突出部11を形成すると共に、パ
ネル正面に操作パネル13a及び13bと後述する収納部12a,
12bを形成し、さらに最下部にはスパウトa6をカバーす
る膨出部14が形成してあり、下部のスパウトa6が床面か
ら適当な高さになる様、壁面Bに対して取り付け固定し
てある。
上記シャワー装置は、後述するように一体に形成して
突出部11に設置するオーバーヘッドシャワーa1、うたせ
シャワーa2、ミクロシャワーa3、それとパネル中央に設
ける2個のボディーシャワーa4、ハンドシャワーa5の合
計5種類のシャワー吐水口とスパウトa6とを備えてい
る。
上記した本体パネルA1内の下部には給水源(図示せ
ず)に連絡する給水管4及び給湯源(図示せず)に連絡
する給湯管2aを配管し、それぞれを混合栓1の湯側と水
側に接続してある。
混合栓1は温度調節ハンドル1a流量調節ハンドル1bを
本体パネルA1の正面に突出させて取り付け固定し、同栓
1二次側に接続した第2給湯路5を介して開閉弁となる
各電磁弁b1〜b6に混合湯を供給する。
電磁弁b1〜b6は各シャワー吐水口a1〜a6とスパウトa6
に対して1個ずつ設けられ、第3給湯路6を介して夫々
の吐水口a1〜a6に連絡してある。
操作パネル13a,13bは、電源スイッチ及びシャワー吐
水口a1〜a5の吐水と止水とを行う操作ボタンを設けて本
体パネルA1の中央に設置する操作パネル13aと、うたせ
シャワーa2、ハンドシャワーa5、スパウトa6の吐水と止
水とを行う操作ボタンを設けて本体パネルA1の下部に設
置する操作パネル13bとに分割して構成してあり、使用
状況に応じてどちらか一方の操作パネル13a,13bから吐
水、止水の切り替え操作を行う様になっている。
そして、本体パネルA1の突出部11に設置される3個の
シャワー吐水口a1,a2,a3は第1図、第2図にて示す様
に、オーバーヘッドシャワーa1を中央にして、その両側
に打たせたシャワーa2とミクロシャワーa3を配置し、夫
々の金具の本体21,22,23相互を一体に形成して金具本体
20を構成してある。
一体化した金具本体20は第2図にて示す様に平面が略
楕円形になるように形成し、夫々のシャワー吐水口a3
a1,a2の開口23a,21a,22aを幅方向に最小限の間隔を置
いて開設してある。
金具本体20の中央に形成されるオバーヘッドシャワー
a1の開口21aは開口端が大径に形成され、これに多数の
シャワー孔を穿設した蓋体21bを被嵌し、ねじ21cにて開
口21a内の支持部21dにねじ止めしてある。また、同シャ
ワーa1の本体21の背面側に突出する接続口21eには第3
給湯路6の接続端をナット21fにて螺合接続してある。
打たせシャワー吐水口a2は、第3給湯路6の配管が接
続される背面側の接続口22bから前方に向けてストレー
トに貫通しているが、その先端部の開口22aは第2図に
て示す様に本体パネルA1の前方に向けて幾分傾斜するよ
うに開口させてあり、これにより、該シャワー吐水口a2
からの吐水が放物線を描いて落下し、本体パネルA1の前
に座る使用者の肩付近に当たる様に設定してある。
即ち、上記シャワー吐水口a2は、その開口方向を、第
2図にて示すように、本体パネルA1の前方へむけて傾斜
させた状態で構成し、該吐水口a2から吐水された湯水が
放物線を描きながら、使用者が立つ本体パネルA1前方へ
向けて放物線を描きながら自然落下するように構成して
ある。
また、上記した様に本体パネルA1の頭上部にもうけら
れるシャワー吐水口は、本体パネルA1取付面からの垂直
線に対しさらに傾斜を付けて取り付けることで使用者の
体の特定箇所に当てる様に設定されるが、前記したよう
に各シャワー吐水口a1,a2,a3を別々に取付けたシャワ
ー装置にあっては、シャワー吐水口金具の取り付け作業
時において、その吐水方向を決められた方向へ向けて正
確に設定するのは難しく、手間のかかる作業になる。
ミクロシャワーa3の開口23aには吐水を霧状にするノ
ズル体23bが螺嵌してある。そして、同シャワーa3背面
側の接続口23cから本体23内に供給された給湯が上記ノ
ズル体23b内に流れ込み、ノズル孔23b′から霧状になっ
て吐水される様に構成する。
上記の様に一体に構成したシャワー吐水口a1,a2,a3
を本体パネルA1の吐出部11に取り付ける際には、突出部
11下面の中央を基準して開設した取り付け孔11a,11b,11
cに金具本体20における各シャワー吐水口本体21,22,23
の後部を夫々パッキン25を介して嵌合した後、本体パネ
ルA1の裏面に吐出したシャワー吐出口a1の本体21の外周
に固定用のナット24を螺嵌し、取り付け孔11aの周縁部
を挟む様に締め付け固定する。
而して、上記したように各シャワー吐水口a1,a2,a3
の本体21,22,23の三者を一体に形成して金具本体20を構
成することによれば、従来、各シャワー吐水口の金具本
体の周囲に設けていた取り付け代の部分や取付け金具が
不要となり、よって、その分、両側のシャワー吐水口
a2,a3を金具本体20の中央、即ち使用者が立つ本体パネ
ルA1の中央に寄せて集中させることができるようにな
る。これにより、三者一体化した金具本体20の構造を簡
素化することが出来ると同時に、各シャワー吐水口a1
a2,a3相互の吐水位置のずれを支障のない範囲までに押
えることができ、使用者はシャワー取り換え時において
体の移動を行わなくとも良いようになる。
また、前記した打たせシャワーa2は、シャワー吐水口
の方向を前方に向けて傾斜させることにより、吐水され
た給湯が使用者の肩に当る様に設定しているが、この様
に吐水の方向を正確に設定する場合にも、シャワー吐水
口a2の方向を金具本体20の成形の段階において正確に設
定しておくことが出来るので、従来、シャワー吐水口の
金具本体を本体パネルに対して取り付ける際に行わなけ
ればならなかった吐水方向の設定作業の手間を削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したシャワー装置のシャワー吐水
口部分を示す縦断面図、第2図は第1図の底面図、第3
図は本考案を実施したシャワー装置を示す縦断正面図、
第4図は同シャワー装置の縦断側面図、第5図は同シャ
ワー装置の斜視図である。 図中、A1……本体パネル a1,a2,a3……シャワー吐水口 11……突出部 21,22,23……各吐水口金具 20……金具本体(一体)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体パネルの上部に突出部を備え、該突出
    部の下面に一体形成した吐水用の金具を設置し、該金具
    に複数の吐水口を近接させて配置して成るシャワー装置
    において、前記金具に設ける吐水口として、給水用配管
    の口径と同径若しくは広径の吐水口を少なくとも1つ設
    け、該吐水口の開口方向を本体パネルの前方へ向けて傾
    斜させて成るシャワー装置。
  2. 【請求項2】前記金具に設ける複数の吐水口の中心部を
    一線上に並列せしめたことを特徴とする請求項1記載の
    シャワー装置。
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