JP2528409Y2 - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2528409Y2
JP2528409Y2 JP12905090U JP12905090U JP2528409Y2 JP 2528409 Y2 JP2528409 Y2 JP 2528409Y2 JP 12905090 U JP12905090 U JP 12905090U JP 12905090 U JP12905090 U JP 12905090U JP 2528409 Y2 JP2528409 Y2 JP 2528409Y2
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JP
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water supply
shower
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supply pipe
valve
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JP12905090U
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恭司 森
晴樹 松嶋
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東陶機器株式会社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は複数の開閉弁を備えるシャワー装置の改良
に関する。
(従来技術) 従来のシャワー装置の中には、例えば特願平2-86048
号のように、FRP製のパネル等から形成されるシャワー
装置本体の所定箇所に複数のシャワー吐水口を設けると
ともに、上記シャワー装置本体の内部に各シャワー吐水
口に対応する複数の開閉弁を設置したものがある。
上記した各開閉弁は電磁弁からなり、混合栓からの混
合水を供給する一次側給水管に対して直列状に接続して
混合水の供給を受け、任意の開閉弁を開閉することによ
り、その開閉弁の二次側に接続される二次側給水管を介
して所定のシャワー吐水口に給水を供給している。
(考案が解決しようとする課題) 上記したシャワー装置は各開閉弁相互を直列状に接続
して一体化することにより、各開閉弁をシャワー装置本
体の一箇所、若しくは数カ所に集合させて設置して、各
開閉弁の整備性を向上させている。しかし、複数の開閉
弁を連結して一体化してあるので、組み立てが大がかり
であると共に、一部の開閉弁に不良が見つかった場合に
は連結された開閉弁を分解して取り換えなければなら
ず、この作業が面倒でもあった。
そこで、上記した問題の解決策として、複数の開閉弁
を別体のまま並列させ、個々の一次側口を一次側給水管
に対して別々に接続すると共に、それら開閉弁の二次側
に接続する二次側給水管を夫々のシャワー吐水口へ向け
て配管することが考えられる。
しかし、この様に各開閉弁を別体のまま一箇所に並べ
て設置し、一次側口を一次側給水管に片持ち状態で接続
した後に、残る二次側口に対して、シャワー装置本体の
各箇所に設けられるシャワー吐水口に連絡させる為に多
方向に屈曲させながら配管される二次側給水管を接続さ
せると、接続後の二次側給水管に残留応力が生じる。
これにより、各開閉弁は上記した二次側給水管により
夫々異なる方向に傾けられる様に引かれ、もしくは押さ
れるので、一次側及び二次側両給水管との接続部にこじ
られる様な負荷力が加わり、経年変化によって配管の接
続部から水漏れが生じる恐れがある。
本考案は、複数の開閉弁を備えるシャワー装置におい
て、各開閉弁を別体のまま一箇所に設置して良好な整備
性を確保すると共に、一次側及び二次側両給水管との接
続部に無理な負荷がかかるのを防止することにより、経
年後における配管接続部からの水漏れの問題を解決する
ことを目的とする。
(問題を解決するための手段) 上記した課題を解決するために本考案のシャワー装置
は、シャワー装置本体の複数箇所に設けられるシャワー
吐水口と、これらシャワー吐水口の夫々に対応して設け
られる複数の開閉弁とを備え、上記各開閉弁相互を独立
させ、夫々の一次側を給水源に連絡する一次側給水配管
に対して小間隔を置いて並列状に接続し、且つ、上記開
閉弁における二次側口相互の間隔と同じ間隔にて嵌合凹
部を形成した固定具を、並列する各開閉弁二次側口の接
続部間に嵌合固定して夫々の接続部同士を連結したもの
である。
(作用) 以上の手段によれば、各開閉弁は一次側給水管に対し
て小間隔を置いて並列させた状態で接続され、また、同
弁の二次側口には各シャワー接続口へ向けて配管される
二次側給水管が接続される。
上記の様に並列状に配置される各開閉弁の二次側口接
続部には外周から固定具の嵌合凹部が順次嵌合されて固
定され、その固定具によって各開閉弁の二次側口接続部
同士が一体的に連結される。
従って、各開閉弁は構造的には個々に独立するもの
の、一次側給水管に対して接続することにより、該給水
管を介して一次側の接続部同士が一体的に連結される一
方、二次側口の接続部を上記固定具によって一体化され
る。
そして、各二次側給水管の残留応力が開閉弁の二次側
口の接続部に対して加わった時に、これらの負荷は上記
固定具を介して連結されて一体化する各二次側口の接続
部全体で受けられることにより相殺され、各開閉弁が個
々に傾けられるのが防止される。
(考案の効果) 本考案は以上の様に、夫々に独立したまま一次側給水
管に対して並列状に接続される各開閉弁における二次側
口の接続部同士を固定具により一体的に連結したもので
ある。よって、配管が終えた後に二次側給水管からの残
留応力により、各二次側口の接続部に対して夫々異なる
方向に向く負荷力がかかったとしても、これらの負荷力
を上記固定金具を介して相殺することができる。
従って、各開閉弁を別体のまま小間隔にて並列させた
状態で設置させたことで、個々の開閉弁ごとに組付け及
び分解することが可能となって、整備性を大幅に向上さ
せることが出来ると共に、経年後において二次側給水管
からの負荷力によって接続部から水漏れが生じることも
防止することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図にて示すシャワー装置は、縦長状に
形成される本体パネルA1正面の各部位にシャワー吐水口
a1〜a5とスパウトa6を設け、混合栓1から供給される給
湯がこれらから吐水されるように構成してある。
本体パネルA1はFRPから成形し、上方部位にシャワー
吐水口a1〜a3を支持する突出部21を形成すると共に、パ
ネル正面に操作パネル23a及び23bと後述する収納部22a,
22bを形成し、さらに最下部にはスパウトa6をカバーす
る膨出部24が形成してあり、下部のスパウトa6が床面か
ら適当な高さになる様、壁面Bに対して取り付け固定し
てある。
上記シャワー装置は、突出部21に設けるオーバーヘッ
ドシャワーa1、うたせシャワーa2、ミクロシャワーa3
それとパネル中央に設ける2個のボディーシャワーa4
ハンドシャワーa5の合計5種類のシャワー吐水口とスパ
ウトa6とを備えている。
上記した本体パネルA1内の下部には給水源(図示せ
ず)に連絡する給水配管4及び給湯源(図示せず)に連
絡する給湯配管2を配管し、それぞれ混合栓1の湯側と
水側に接続してある。
混合栓1は温度調節ハンドル1a流量調節ハンドル1bを
本体パネルA1の正面に突出させて取り付け固定し、同栓
1二次側に接続した一次側給水管5を介して開閉弁とな
る各電磁弁11〜16に混合湯を供給する。
操作パネル23a,23bは、電源スイッチ及びシャワー吐
水口a1〜a5の吐水と止水とを行う操作ボタンを設けて本
体パネルA1の中央に設置する23aと、うたせシャワー
a2、ハンドシャワーa5、スパウトa6の吐水と止水とを行
う操作ボタンを設けて本体パネルA1の下部に設置する23
bとに分割して構成してあり、使用状況に応じてどちら
か一方の操作パネル23a,23bから吐水、止水の切り替え
操作を行う様になっている。
上記した各電磁弁11〜16は個々に独立する構造であっ
て、各シャワー吐水口a1〜a5とスパウトa6に対して1個
ずつ設けられ、二次側給水管6を介して夫々の吐水口a1
〜a6に連絡してある。
各電磁弁11〜16は構造が共通し、弁本体の一端部に一
次側口c1を、また、他端には二次側口c2を夫々に突出形
成し、本体パネルA1内の中央部分に横一列に並列させる
ことにより集合させて配置し、本体パネルA1背面に取り
付けられるベニヤ合板製の取付板25に対してねじ26止め
してある。
そして、第4図にて示す様に、各電磁弁11〜16の一次
側口c1を、それらのすぐ下まで水平状に引き込んだ一次
側給水管5に対して略直角に接続させてある。上記した
一次給水管5と各一次側口c1との接続は、一次側給水管
5から夫々直角引き出した接続管5aの先端を一次側口c1
に対して袋ナット17を介して接続することによって行っ
ている。この状態で、各電磁弁11〜16は一次側給水管5
に対して片持ち状態で接続されることになる。
一方、各電磁弁11〜16の二次側口c2には、シャワー吐
水口a1〜a5、及びスパウトa6へ向かう二次側給水管6端
部の接続管6aをやはり袋ナット18を介して接続してあ
る。
そして、上記した電磁弁11〜16の各二次側口c2の接続
部間相互は固定具10を取り付けることにより、一体的に
連結してある。
固定具10は第5図にて示すように、二次側接続口c2
端の外周に差し込んで嵌合する嵌合凹部10dを、帯状鋼
板の一側に沿って電磁弁11〜16相互の設置間隔と同じ間
隔を置いて切欠形成した本体部材10aと、細帯状の止め
部材10bとから構成してある。そして、上記固定具10
は、本体部材10aの各嵌合部10dを夫々対応する電磁弁11
〜16の二次側口c2の外周に対して順次嵌合させた後、止
め部材10bを上記嵌合凹部10dの切欠側に宛がった状態で
同部材10bの両端を固定具10の両端部にねじ10c止めする
ことにより取り付ける。
これにより、各開閉弁a1〜a6は一次側口c1相互を給水
管5を介して一体的に連結されると同時に、二次側口c2
相互を上記固定具10によって連結一体化される。
ところで、各二次側給水管6は本体パネルA1の各箇所
に設置されるシャワー吐水口a1〜a5及びスパウトa6に向
けて本体パネルA1内の隙間を通しながら配管する為に、
第1図及び第4図に示す如く幾つもの箇所で屈曲させて
いる。そのために、夫々の接続間6aを対応する電磁弁11
〜16の二次側口c2の接続位置にぴったり合わせることは
難しく、大抵の場合、接続後において二次側給水管6に
残留応力生じる。そして、この残留応力が上記した各電
磁弁a1〜a6を装置の中央若しくは外側へ向けて移動させ
るように加わった時、これらの負荷は固定具10により連
結されて一体化する各二次側口c2の接続部全体で受けら
れることにより相殺され、各電磁弁a1〜a6が個々に傾け
られるのが防止される。
従って、経年後において上記した各電磁弁a1〜a6が二
次側給水管6による負荷力により傾斜させられることを
防止することができ、一次側口c1の接続部、及び二次側
口c2の接続部から水漏れを生じることもない。
また、各電磁弁a1〜a6は別体のまま本体パネルA1の中
央部に集合させた状態で設置させたことで各弁ごとに組
付け、分解させることが可能となって、組付け性と整備
性を大幅に向上させることができる。
尚、上記した固定具10は二次側口c2の外周間に嵌合し
て二次側口の接続部同士を一体的に連結したが、上記し
た固定具を各二次側給水管6の外周間に嵌合して上記接
続部同士を連結しても同様な効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したシャワー装置を示す縦断正面
図、第2図は同シャワー装置の縦断側面図、第3図は同
シャワー装置の斜視図、同装置の第4図は電磁弁部を示
す拡大正面図、第5図は第4図におけるV−V線断面
図、第6図は第4図におけるVI-VI線断面図である。 図中、a1〜a5……シャワー吐水口 c1……電磁弁一次側口 c2……電磁弁二次側口 5……一次側給水管 6……二次側給水管 10……固定具 10d……嵌合凹部 11〜16……電磁弁(開閉弁)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャワー装置本体の複数箇所に設けられる
    シャワー吐水口と、これらシャワー吐水口の夫々に対応
    して設けられる複数の開閉弁とを備え、上記各開閉弁相
    互を独立させ、夫々の一次側を給水源に連絡する一次側
    給水配管に対して小間隔を置いて並列状に接続し、且
    つ、上記開閉弁における二次側口相互の間隔と同じ間隔
    にて嵌合凹部を形成した固定具を、並列する各開閉弁二
    次側口の接続部間に嵌合固定して夫々の接続部同士を連
    結したシャワー装置。
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