JPS595106Y2 - 局部洗浄装置 - Google Patents
局部洗浄装置Info
- Publication number
- JPS595106Y2 JPS595106Y2 JP2916480U JP2916480U JPS595106Y2 JP S595106 Y2 JPS595106 Y2 JP S595106Y2 JP 2916480 U JP2916480 U JP 2916480U JP 2916480 U JP2916480 U JP 2916480U JP S595106 Y2 JPS595106 Y2 JP S595106Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water supply
- supply line
- auxiliary
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洗浄ノズルより洗浄水を噴射して局部を洗浄す
る局部洗浄装置、詳しくは補助ノズルより便器のリム面
に洗浄水を噴出して該ノズルと上記洗浄ノズルからの総
吐水量が日本水道協会が定める不感水量を上回るように
したものに関する。
る局部洗浄装置、詳しくは補助ノズルより便器のリム面
に洗浄水を噴出して該ノズルと上記洗浄ノズルからの総
吐水量が日本水道協会が定める不感水量を上回るように
したものに関する。
一般に、かかる衛生便器用の局部洗浄装置は、局部洗浄
に必要な最適の水量が、水道の水量を計る水道ノータで
検出できる最低の水量(不感水量と呼ばれ、現在では5
01/h)に満たないほどに少ないことが特徴であり、
従って、一般家庭の便器に局部洗浄装置を設置して、こ
れを水道に直結して水道の給水圧で給水しようとしても
、装置の使用水量が不感水量以下であるために、日本水
道協会の認可が得られず、そのままでは設置することが
できなかった。
に必要な最適の水量が、水道の水量を計る水道ノータで
検出できる最低の水量(不感水量と呼ばれ、現在では5
01/h)に満たないほどに少ないことが特徴であり、
従って、一般家庭の便器に局部洗浄装置を設置して、こ
れを水道に直結して水道の給水圧で給水しようとしても
、装置の使用水量が不感水量以下であるために、日本水
道協会の認可が得られず、そのままでは設置することが
できなかった。
前記不感水量対策の一つとして、局部洗浄装置に流入す
る水を、局部洗浄に使用する洗浄水と、そのまま便器リ
ム洗浄に使用する洗浄水とに分けて、流入する水の量を
不感水量以上にすることが考えられるが、分岐する方法
として給水源に連絡する流量調整弁の二次側に、分配弁
等の分配機能を有する部品を別個に設けていたので、コ
ストが高くなると共に装置全体をコンパクト化できない
という問題があった。
る水を、局部洗浄に使用する洗浄水と、そのまま便器リ
ム洗浄に使用する洗浄水とに分けて、流入する水の量を
不感水量以上にすることが考えられるが、分岐する方法
として給水源に連絡する流量調整弁の二次側に、分配弁
等の分配機能を有する部品を別個に設けていたので、コ
ストが高くなると共に装置全体をコンパクト化できない
という問題があった。
本考案は上記問題点を解決し、コストの低減化及び装置
全体のコンパクト化を計れるようにすることを目的とす
るもので゛ある。
全体のコンパクト化を計れるようにすることを目的とす
るもので゛ある。
本考案の基本的な構成は給水源に連絡する流量調整弁の
二次側に2つの出口を開設し、その一方の出口に使用者
の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルに至る主給水ライ
ンを、他方の出口に便器のツム面に洗浄水を噴出する補
助ノズルに至る補助給水ラインを夫々接続することによ
り、別個に分配弁等の分配機能を有する部品を設けなく
ても流量調整弁の二次側を主給水ラインと補助給水ライ
ンに分岐できるようにするものである。
二次側に2つの出口を開設し、その一方の出口に使用者
の局部に洗浄水を噴出する洗浄ノズルに至る主給水ライ
ンを、他方の出口に便器のツム面に洗浄水を噴出する補
助ノズルに至る補助給水ラインを夫々接続することによ
り、別個に分配弁等の分配機能を有する部品を設けなく
ても流量調整弁の二次側を主給水ラインと補助給水ライ
ンに分岐できるようにするものである。
以下本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
図中1は便器、Aは便器1の後部上面に取り付けた局部
洗浄装置、2は局部洗浄装置Aに振動自在に枢着された
便座である。
洗浄装置、2は局部洗浄装置Aに振動自在に枢着された
便座である。
局部洗浄装置Aは、略直方体を呈した箱状の収納ボック
ス3内部に給水ラインBを有している。
ス3内部に給水ラインBを有している。
給水ラインBは水道管等の給水源側より電磁弁a、流量
調整弁す及び流量調整弁すより分岐した主給水ラインC
の補助給水ラインDで構成されている。
調整弁す及び流量調整弁すより分岐した主給水ラインC
の補助給水ラインDで構成されている。
電磁弁aはボテ゛イ4内にコイル5及びその中央に弾機
6により流量調整弁す側へ付勢されるプランジャー7を
備え、通電時に生じるコイル5の電磁力によってプラン
ジャー7に塞がれていた弁膜8の通孔9を開放すること
により開弁じ、給水源よりの洗浄水が流量調整弁すへ流
入する。
6により流量調整弁す側へ付勢されるプランジャー7を
備え、通電時に生じるコイル5の電磁力によってプラン
ジャー7に塞がれていた弁膜8の通孔9を開放すること
により開弁じ、給水源よりの洗浄水が流量調整弁すへ流
入する。
流量調整弁すは従来周知の構造であり、本実施例におい
ては上記電磁弁aと一体に連結して、その本体10の一
側部には電磁弁aへの一次側流路11、流入路12が開
穿されている。
ては上記電磁弁aと一体に連結して、その本体10の一
側部には電磁弁aへの一次側流路11、流入路12が開
穿されている。
そして一次側流路11は給水源と、流入路12は弁部1
3を介して二次側と連通している。
3を介して二次側と連通している。
弁部13は蓋体14に螺合するスピンドル軸15先端に
受は片を介して装着したスプリング16により押圧され
る主弁17及び流入路12と二次側を連通ずる弁口18
の周壁の弁座部19とによりなっている。
受は片を介して装着したスプリング16により押圧され
る主弁17及び流入路12と二次側を連通ずる弁口18
の周壁の弁座部19とによりなっている。
流量調整弁すは、スピンドル軸15を回動することによ
り主弁17を押圧するスプリング16の付勢力を変化せ
しめて開弁度を変えて、二次側に流れ出る洗浄水量を調
節する。
り主弁17を押圧するスプリング16の付勢力を変化せ
しめて開弁度を変えて、二次側に流れ出る洗浄水量を調
節する。
また流量調整弁すは、流入路12の水圧の変化に応じて
スプリング16の働きにまり主弁17が微動して洗浄水
の流出量を一定に保つようになっている。
スプリング16の働きにまり主弁17が微動して洗浄水
の流出量を一定に保つようになっている。
そして流量調整弁すの二次側にはその本体10の側面に
主給水ライン用出口20を、上面には補助給水ライン用
出口21を夫々開設する。
主給水ライン用出口20を、上面には補助給水ライン用
出口21を夫々開設する。
主給水ライン用出口20には主給水ラインCを接続し、
補助給水ライン用出口21には補助給水ラインDを接続
する。
補助給水ライン用出口21には補助給水ラインDを接続
する。
而して流量調整弁すは、その本体10内の主給水ライン
用出口20と補助給水ライン用出口21で゛その二次側
の洗浄水を分岐する。
用出口20と補助給水ライン用出口21で゛その二次側
の洗浄水を分岐する。
補助給水ラインDは補助給水ライン用出口21に接続具
22を介してバキュームブレーカdを連結し、さらにそ
のバキュームブレーカdを送水管23を介して補助ノズ
ルeと連絡してなる。
22を介してバキュームブレーカdを連結し、さらにそ
のバキュームブレーカdを送水管23を介して補助ノズ
ルeと連絡してなる。
接続具22はそのブツシュ24を補助給水ライン用出口
21に螺着し、ブツシュ24に係合する袋ナツト25を
バキュームブレーカdに螺着して、バキュームブレーカ
dと補助給水ラインDとを連結している。
21に螺着し、ブツシュ24に係合する袋ナツト25を
バキュームブレーカdに螺着して、バキュームブレーカ
dと補助給水ラインDとを連結している。
バキュームブレーカdは、その弁面26内に、軸線方向
に段部を有する通水路27を送水管23と連通状に開穿
し、その段部に突出した弁座29に蓋体30によりガイ
ドされる軸部31を一体成形した弁体32と共に着座せ
しめて、その上流側に負圧が生じた場合に逆流を阻止す
るようになっている。
に段部を有する通水路27を送水管23と連通状に開穿
し、その段部に突出した弁座29に蓋体30によりガイ
ドされる軸部31を一体成形した弁体32と共に着座せ
しめて、その上流側に負圧が生じた場合に逆流を阻止す
るようになっている。
補助ノズルeは収納ボックス3の前端中央部に位置し、
送水管23に接続せる継手33の先端に設けた絞り部材
34より洗浄水を注出せしめ、内部にガイド流路35が
開穿されたノズル部材36のノズル口37より洗浄水を
噴出し便器1の後部リム面を洗浄する。
送水管23に接続せる継手33の先端に設けた絞り部材
34より洗浄水を注出せしめ、内部にガイド流路35が
開穿されたノズル部材36のノズル口37より洗浄水を
噴出し便器1の後部リム面を洗浄する。
主給水ラインCは熱交換器C、バキュームブレーカd′
及び洗浄ノズルe′よりなり、その熱交換器Cが一端の
接続継手38を主給水ライン用出口20に螺着している
送水管3つを介して主給水ライン用出口20と接続して
いる。
及び洗浄ノズルe′よりなり、その熱交換器Cが一端の
接続継手38を主給水ライン用出口20に螺着している
送水管3つを介して主給水ライン用出口20と接続して
いる。
熱交換器Cは、加熱装置C′と貯湯タンクC″よりなっ
ており、送水管39により送られた洗浄水は加熱装置C
′により加熱され、温水となって貯湯タンクc”に溜ま
る。
ており、送水管39により送られた洗浄水は加熱装置C
′により加熱され、温水となって貯湯タンクc”に溜ま
る。
そして貯湯タンクC″にはバキュームブレーカd′が連
結されており、温水はバキュームブレーカd′を経て主
給水ラインCの末端の洗浄ノズルe′より噴出する。
結されており、温水はバキュームブレーカd′を経て主
給水ラインCの末端の洗浄ノズルe′より噴出する。
バキュームブレーカd′は、前述した補助給水ラインD
のバキュームブレーカdと同様のもので゛ある。
のバキュームブレーカdと同様のもので゛ある。
洗浄ノズルe′は補助ノズルeの近傍にあり、補助ノズ
ルeと同様に継手33、絞り部材34′、ノズル部材3
6′よりなり、そのノズル部材36′に開口したノズル
口37′は便座に腰掛けた使用者の局部を洗浄するよう
に斜め上方に向けられている。
ルeと同様に継手33、絞り部材34′、ノズル部材3
6′よりなり、そのノズル部材36′に開口したノズル
口37′は便座に腰掛けた使用者の局部を洗浄するよう
に斜め上方に向けられている。
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
■ 給水源に連絡する流量調整弁の二次側に2つの出口
を開設し、その一方の出口に使用者の局部に洗浄水を噴
出する洗浄ノズルに至る主給水ラインを、他方の出口に
便器のリム面に洗浄水を噴出する補助ノズルに至る補助
給水ラインを夫々接続したので、従来のもののように分
配弁等の分配機能を有する部品を別個に設けなくても流
量調整弁の二次側を主給水ラインと補助給水ラインに分
岐させることができる。
を開設し、その一方の出口に使用者の局部に洗浄水を噴
出する洗浄ノズルに至る主給水ラインを、他方の出口に
便器のリム面に洗浄水を噴出する補助ノズルに至る補助
給水ラインを夫々接続したので、従来のもののように分
配弁等の分配機能を有する部品を別個に設けなくても流
量調整弁の二次側を主給水ラインと補助給水ラインに分
岐させることができる。
従って、コストの低減化及び装置全体のコンパクト化を
計ることができる。
計ることができる。
更に部品数が少なくなることにより、その接合個所も減
り、水漏れ等の故障も減少し、信頼性を向上することが
できる。
り、水漏れ等の故障も減少し、信頼性を向上することが
できる。
■ 主給水ラインと補助給水ラインの流量化は、小流量
を分配する場合、流路端末出口部断面積比により、中〜
大流量の場合、各出口部の通路面積比により各流量を制
御することができる。
を分配する場合、流路端末出口部断面積比により、中〜
大流量の場合、各出口部の通路面積比により各流量を制
御することができる。
第1図は本考案局部洗浄装置の使用状態を示す平面図。
第2図は局部洗浄装置の拡大平面図で一部切欠して示す
。 第3図は同正面図で一部切欠して示す。 第4図は同側面図で一部切欠して示す。第5図は局部洗
浄装置内の器具の一部を示す断面図。 第6図は第5図に於けるX−X線断面図。第7図は補助
ノズルの断面図。 第8図は洗浄ノズルの断面図である。 尚図中 A・・・・・・局部洗浄装置、C・・・・・・
主給水ライン、D・・・・・・補助給水ライン、b・・
・・・・流量調整弁、e・・・・・・補助7ノズル、e
’−・・・・・洗浄ノズル、1・・・・・・便器、20
.21・・・・・・出口。
。 第3図は同正面図で一部切欠して示す。 第4図は同側面図で一部切欠して示す。第5図は局部洗
浄装置内の器具の一部を示す断面図。 第6図は第5図に於けるX−X線断面図。第7図は補助
ノズルの断面図。 第8図は洗浄ノズルの断面図である。 尚図中 A・・・・・・局部洗浄装置、C・・・・・・
主給水ライン、D・・・・・・補助給水ライン、b・・
・・・・流量調整弁、e・・・・・・補助7ノズル、e
’−・・・・・洗浄ノズル、1・・・・・・便器、20
.21・・・・・・出口。
Claims (1)
- 給水源に二次側に流出する洗浄水量を調節する流量調整
弁を連結し、該流量調整弁の二次側に2つの出口を開設
すると共に、その一方の出口に使用者の局部に洗浄水を
噴出する洗浄ノズルに至る主給水ラインを、他方の出口
に便器のリム面に洗浄水を噴出する補助ノズルに至る補
助給水ラインを夫々接続してなる局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2916480U JPS595106Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | 局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2916480U JPS595106Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | 局部洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130079U JPS56130079U (ja) | 1981-10-02 |
JPS595106Y2 true JPS595106Y2 (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=29625075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2916480U Expired JPS595106Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | 局部洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595106Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-05 JP JP2916480U patent/JPS595106Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56130079U (ja) | 1981-10-02 |
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