JPH0840857A - ケラチン繊維の染色セット、染色方法、染色ユニットおよび染色組成物 - Google Patents

ケラチン繊維の染色セット、染色方法、染色ユニットおよび染色組成物

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JPH0840857A
JPH0840857A JP7185955A JP18595595A JPH0840857A JP H0840857 A JPH0840857 A JP H0840857A JP 7185955 A JP7185955 A JP 7185955A JP 18595595 A JP18595595 A JP 18595595A JP H0840857 A JPH0840857 A JP H0840857A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair

Abstract

(57)【要約】 【課題】より強力な色彩を得ることができる、ケラチン
繊維の染色セット、染色方法、染色ユニットおよび染色
組成物を提供する。 【解決手段】染色に適した媒体に少なくとも一つのイン
ドール及び/又はインドリン化合物と少なくとも一つの
マンガン塩を含有する染色組成物(A)と、染色に適し
た媒体に少なくとも一つの塩基性化剤を含有する組成物
(B)との組み合わせから構成し、染色組成物(A)の
pHが7未満であれば組成物(B)のpHが8.5より
大きく、染色組成物(A)のpHが7〜9の間であれば
組成物(B)のpHが9.5より大きいものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ケラチン繊維、特に髪等のヒ
トのケラチン繊維を染色する新規のセット、およびこの
セットを使用したケラチン繊維の染色方法、並びに所定
の染色ユニットに関する。
【0002】また本発明は、新規の染色組成物にも関す
る。
【0003】
【従来の技術】インドールおよびインドリンファミリー
の染料がヒトの髪等のケラチン繊維の染色に使用される
ことは、よく知られている。
【0004】このような化合物は、インドール及び/又
はインドリン化合物と反応することによって繊維の染色
を行う顕色剤を用いた方法で髪に適用される。
【0005】仏国特許第1133594号および仏国特
許第1166172号、並びに仏国特許公開第2659
229号は、顕色剤として作用する金属カチオンを使用
することにより、5,6-ジヒドロキシ-インドールまた
はインドール化合物の働きで染色を行う方法を開示して
いる。
【0006】前記金属カチオンのなかでは、マンガン塩
が言及される。これらのマンガン塩は、第一段階として
髪にインドール化合物を適用する段階と、第二段階とし
てマンガン塩を含有するアルカリ溶液を適用する段階と
からなる、二段階の方法に基づいて用いられる。上記文
献によれば、インドールがアルカリ性剤の存在の下に髪
に適用され、すすだ後に、マンガン塩を含有する溶液が
適用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】使用されたインドール
化合物で得られた染色が十分に強くないことから、この
ような染色方法は、完全に十分なものではない。さら
に、インドール化合物のなかには、このような染色方法
を用いて顕色できず、その結果として髪を全く染色でき
ないものもある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】こ
れらの問題を解決するため、出願人の会社は、本発明の
主題をなす染色セットを完成させた。
【0009】本発明の主題は、特に髪等のケラチン繊維
を染色するセットにおいて、染色に適した媒体に少なく
とも一つのインドール及び/又はインドリン化合物と少
なくとも一つのマンガン塩を含有する染色組成物(A)
と、染色に適した媒体に少なくとも一つの塩基性化剤を
含有する組成物(B)との組み合わせからなり、染色組
成物(A)のpHが7未満であれば組成物(B)のpH
が8.5より大きく、染色組成物(A)のpHが7〜9
の間であれば組成物(B)のpHが9.5より大きいこ
とを特徴とする。
【0010】染色組成物(A)のpHは、7より小さい
ことが好ましく、この場合には、染色組成物(A)は新
規であるとともに、本発明の別の主題を構成する。
【0011】本発明の他の主題は、前記染色セットを用
いて、髪等のケラチン繊維を染色する方法において、 (i)染色組成物(A)のpHが7未満であれば、組成
物(B)のpHが8.5より大きい、もしくは (ii)染色組成物(A)のpHが7〜9の間であれ
ば、組成物(B)のpHが9.5より大きい という条件の下で、第一段階で染色組成物(A)を適用
し、第二段階で組成物(B)を適用することを特徴とす
る。
【0012】上述のpH条件下でインドール及び/又は
インドリン化合物とマンガン塩を髪に同時に適用した場
合に、得られた色彩が先行技術で得られた色彩より強力
で、髪がさらされる種々の処理に対してより優れた耐性
を有することを、出願人の会社は見いだした。さらに、
本発明の染色方法は、先行技術の方法では十分に顕色さ
れなかったあるモノヒドロキシインドール等のインドー
ル化合物を顕色することを可能にする。
【0013】上述の染色組成物(A)に使用することの
できるインドール化合物は、以下の式(I)で表される
化合物
【化5】 [式中、 −R1およびR3は、同一または相違するものであって、
水素原子またはC1−C4アルキル基を示す; −R2は、水素原子またはC1−C4アルキルまたは-CO
OH基を示す; −Xは、水素原子、NH2、OH、C1−C4アルキル基
もしくはC1−C4アルコキシ基を示す; −Yは、OHまたはNH2を示す; (ただし、XがOHまたはアルキル基を示すときには、
Xは5、6もしくは7位を占め、Yに対してオルト位に
ある)] およびこれらの化合物の塩類に対応する。
【0014】式(I)の優先的なインドール化合物とし
ては、5,6-ジヒドロキシインドール、2-メチル-
5,6-ジヒドロキシインドール、3-メチル-5,6-ジ
ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシインドール、
2,3-ジメチル-5,6-ジヒドロキシインドール、6-
ヒドロキシ-5-メトキシインドール、6-ヒドロキシイ
ンドール、5-ヒドロキシインドール、7-ヒドロキシイ
ンドール、7-アミノインドール、5-アミノインドー
ル、5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸、
4-アミノインドールおよび1-メチル-5,6-ジヒドロ
キシインドール、並びにこれらの塩類を挙げることがで
きる。
【0015】上述の染色組成物(A)に使用することの
できるインドリン化合物は、以下の式(II)
【化6】 (R1、R2、R3、XおよびYは、式(I)の化合物に
関して上述したものと同じ意味を有する)に対応する。
【0016】式(II)の優先的なインドリン化合物と
しては、5,6-ジヒドロキシインドリン、N-メチル-
5,6-ジヒドロキシインドリン、N-エチル-5,6-ジ
ヒドロキシインドリン、N-ブチル-5,6-ジヒドロキ
シインドリン、4-ヒドロキシ-5-メトキシインドリ
ン、6-ヒドロキシ-7-メトキシインドリン、6,7-ジ
ヒドロキシインドリン、4,5-ジヒドロキシインドリ
ンおよび5-メトキシ-6-ヒドロキシインドリン、並び
にこれらの塩類を挙げることができる。
【0017】本発明によれば、インドール及び/又はイ
ンドリン化合物は、染色組成物(A)の全重量に対して
0.05〜10重量%の濃度で存在するのが好ましい。
さらに好ましくは、この濃度が、染色組成物(A)の全
重量に対して0.2〜5重量%の間とされる。
【0018】染色組成物(A)に用いられるマンガン塩
は、2または3に等しい酸化数を有するもので、好まし
くは、マンガン=ジアセタートおよびその水和物である
マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート等、マンガン
=ジクロリドおよびその水和物類、マンガン=スルファー
ト類、マンガン=カルボナート類、マンガン=ジヒドロゲ
ンカルボナート類、マンガン=アセチルアセトナート、
マンガン=トリアセタートおよびその水和物類およびマ
ンガン=トリクロリドから選択される。
【0019】マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート
は、特に好ましい。
【0020】本発明では、マンガン塩類が、染色組成物
(A)の全重量に対して、金属等量で0.002〜5重
量%の濃度で存在するのが好ましい。さらに好ましく
は、この濃度が、染色組成物(A)の全重量に対して、
金属等量で0.05〜2重量%とされる。
【0021】本発明の好ましい実施態様では、染色組成
物(A)が5〜7のpHを有する。
【0022】染色組成物(A)のpHは、通常の酸性化
剤を用いて所望の値に調製することができ、例として、
オルトリン酸、乳酸、酢酸、酒石酸、塩酸およびクエン
酸が挙げられる。
【0023】一般的に、染色に適した媒体は、水、もし
くは水に十分には溶けない化合物を溶かすために用いら
れる有機溶媒と水との混合物で構成された水性媒体であ
る。
【0024】このような溶媒としては、例として、エタ
ノールおよびイソプロパノール等の低級のC1−C4アル
カノール類;グリセロール;2-ブトキシエタノール、
プロピレングリコールおよびジエチレングリコールのモ
ノエチルエーテル並びにモノメチルエーテル等のグリコ
ール類およびグリコールエーテル類;ベンジルアルコー
ルまたはフェノキシエタノール等の芳香族アルコール
類;類似生成物およびこれらの混合物を挙げることがで
きる。
【0025】上記溶媒が存在する場合には、該溶媒は好
ましくは染色組成物(A)の全重量の1〜40重量%、
さらに好ましくは5〜30重量%存在する。
【0026】また、染色組成物(A)は、髪を染色する
組成物に通常用いられるアジュバント、例えば、陰イオ
ン性、陽イオン性、非イオン性、両性もしくは双性の界
面活性剤またはそれらの混合物、無機または有機増粘
剤、酸化防止剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、バ
ッファー、分散剤、コンディショニング剤、塗膜形成
剤、防腐剤、乳白剤等から選択された少なくとも一つの
アジュバントを含有することができる。
【0027】染色組成物(A)は、液体、クリーム、ゲ
ルまたは泡の形態等の種々の形態、もしくはヒトの髪等
のケラチン繊維の染色を行うのに適した別の形態で提供
される。
【0028】第二段階で適用される組成物(B)に存在
する塩基性化剤は、例えば、アンモニア水溶液、モノ
-、ジ-およびトリエタノールアミンおよびそれらの誘導
体等のアルカノールアミン類、水酸化ナトリウムおよび
水酸化カリウム等のナトリウムまたはカリウムの水酸化
物類、アルキルアミン類もしくはアルカリ金属の炭酸塩
または炭酸アンモニウム等の通常の塩基性化剤から好ま
しく選択される。モノエタノールアミンが特に好まし
い。
【0029】塩基性化剤を含有する組成物(B)は、イ
ンドール及び/又はインドリン化合物の顕色を加速する
ために、酸化剤を任意に含有することができる。
【0030】この酸化剤は、過酸化水素、尿素過酸化水
素、アルカリ金属の臭素酸塩類およびペルボラート類お
よびペルスルファート類等の過塩類から選択することが
できる。過酸化水素を好ましく使用することができ、そ
の分析は、1〜40体積、好ましくは3〜20体積の間
で変えることができる。
【0031】本発明の好ましい実施態様では、染色組成
物(A)に存在する式(I)のインドール化合物がモノ
ヒドロキシインドールである場合に、塩基性化剤を含有
する組成物(B)は、酸化剤を含有する。
【0032】本発明の方法では、上述したような染色組
成物(A)を、髪に適用して好ましくは1〜30分間さ
らし、次いで塩基性化剤を含有する組成物(B)を、髪
に適用して、好ましくは1〜30分間さらす。本発明の
特に好ましい実施態様では、各組成物をさらす時間が、
5〜20分の間とされる。
【0033】タオル乾燥またはすすぎの段階により、所
望であれば、染色組成物(A)の適用を、塩基性化剤を
含有する組成物(B)の適用から分けることができる。
【0034】塩基性化剤を含有する組成物(B)は、染
色組成物(A)に関して上述したものと同じアジュバン
トを含有することができ、また染色組成物(A)に関し
て上述したような種々の形態で提供することができる。
【0035】本発明の他の主題は、“染色キット”また
は“染色用品”としても知られる多区分染色ユニットで
あり、上記染色組成物(A)を含有する第一区分と、上
記塩基性化剤を含有する組成物(B)を含有する第二区
分とを備えたことを特徴とする。このようなユニット
は、それ自身知られたものである。
【0036】
【実施例】以下、本発明を例証する実施例を示すが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0037】実施例1〜4 以下の組成物(A)および(B)を調製した。
【0038】組成物(A): −エタノール 10.0g −Mayhall社からJaguar HP 60の商品名で市販されているヒドロキシプロピル化 したグアーガム 0.8g −Seppic社からOramix C6110の商品名で市販されているクエン酸アンモニウム( 0.5%)で緩和された60%の活性物質(AM)を含有する水溶液とされたア ルキル(C8−C10)ポリグルコシド 8g −式(I)及び/又は(II)の化合物 Xg −マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0039】組成物(B): −オレイン酸ジエタノールアミド 0.8g −グリセロール 0.4g −Tensia社からDehsconet 390の商品名で市販されているセチルステアリルアル コールと33モルのエチレンオキシドでポリオキシエチレン化されたセチルステ アリルアルコールとの混合物(80/20) 2g −モノエタノールアミン 2g −過酸化水素 N体積 −脱イオン水 全体を100gとする量
【0040】組成物(A)を、90%の白髪を有する天
然のグレーの髪に15分間適用した。すすいだ後、組成
物(B)を10分間適用した。この髪をすすいで、乾燥
させた。
【0041】以下の表に結果を記載した(含有量は、グ
ラムである):
【表1】
【0042】比較例5ないし10 実施例5、本発明の部分を形成しないもの 本発明の一部を成さない以下の組成物(A5)を調製し
た。 −エタノール 10.0g −Mayhall社からJaguar HP 60の商品名で市販されているヒドロキシプロピル化 したグアーガム 0.8g −Seppic社からOramix C6110の商品名で市販されているクエン酸アンモニウム( 0.5%)で緩和された60%の活性物質(AM)を含有する水溶液とされたア ルキル(C8−C10)ポリグルコシド 8g −5,6-ジヒドロキシインドール 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0043】本発明の一部を構成しない、以下の組成物
(B5)を調製した: −オレイン酸ジエタノールアミド 0.8g −グリセロール 0.4g −Tensia社からDehsconet 390の商品名で市販されているセチルステアリルアル コールと33モルのエチレンオキシドでポリオキシエチレン化されたセチルステ アリルアルコールとの混合物(80/20) 2g −モノエタノールアミン 2g −マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0044】組成物(A5)を、90%の白髪を有する
天然のグレーの髪に15分間適用した。髪をタオルで乾
燥させ、組成物(B5)を10分間適用した。次いで、
この髪をすすいで、乾燥させた。
【0045】この結果を、実施例10の後の概略表に示
す。
【0046】実施例6、本発明の部分を形成しないもの 本発明の一部を成さない以下の組成物(A6)を調製し
た。 −エタノール 10.0g −Mayhall社からJaguar HP 60の商品名で市販されているヒドロキシプロピル化 したグアーガム 0.8g −Seppic社からOramix C6110の商品名で市販されているクエン酸アンモニウム( 0.5%)で緩和された60%の活性物質(AM)を含有する水溶液とされたア ルキル(C8−C10)ポリグルコシド 8g −5,6-ジヒドロキシインドール 1g −モノエタノールアミン 2g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0047】本発明の一部を構成しない、以下の組成物
(B6)を調製した: −オレイン酸ジエタノールアミド 0.8g −グリセロール 0.4g −Tensia社からDehsconet 390の商品名で市販されているセチルステアリルアル コールと33モルのエチレンオキシドでポリオキシエチレン化されたセチルステ アリルアルコールとの混合物(80/20) 2g −マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0048】組成物(A6)を、90%の白髪を有する
天然のグレーの髪に15分間適用した。髪をすすぎ、組
成物(B6)を10分間適用した。次いで、この髪をす
すいだ。
【0049】この結果を、実施例10の後の概略表に示
す。
【0050】実施例7、本発明の部分を形成しないもの 本発明の一部を成さない以下の組成物(A7)を調製し
た。 −エタノール 10.0g −Mayhall社からJaguar HP 60の商品名で市販されているヒドロキシプロピル化 したグアーガム 0.8g −Seppic社からOramix C6110の商品名で市販されているクエン酸アンモニウム( 0.5%)で緩和された60%の活性物質(AM)を含有する水溶液とされたア ルキル(C8−C10)ポリグルコシド 8g −5,6-ジヒドロキシインドール 1g −モノエタノールアミン 2g −マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0051】この実施例は、本発明の一部を成さない一
段階の方法に関連する。組成物(A7)を、90%の白
髪を有する天然のグレーの髪に15分間適用し、髪をす
すぎ、乾燥させた。
【0052】この結果を、実施例10の後の概略表に示
す。
【0053】実施例8、本発明の部分を形成しないもの 本発明の一部を成さない以下の組成物(A8)を調製し
た。 −エタノール 10.0g −Mayhall社からJaguar HP 60の商品名で市販されているヒドロキシプロピル化 したグアーガム 0.8g −Seppic社からOramix C6110の商品名で市販されているクエン酸アンモニウム( 0.5%)で緩和された60%の活性物質(AM)を含有する水溶液とされたア ルキル(C8−C10)ポリグルコシド 8g −5,6-ジヒドロキシインドール 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0054】本発明の一部を構成する、以下の組成物
(B8)を調製した: −オレイン酸ジエタノールアミド 0.8g −グリセロール 0.4g −Tensia社からDehsconet 390の商品名で市販されているセチルステアリルアル コールと33モルのエチレンオキシドでポリオキシエチレン化されたセチルステ アリルアルコールとの混合物(80/20) 2g −過酸化水素 9体積 −モノエタノールアミン 2g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0055】組成物(A8)を、90%の白髪を有する
天然のグレーの髪に15分間適用した。髪をタオルで乾
燥させ、組成物(B8)を10分間適用した。次いで、
この髪をすすぎ、乾燥させた。
【0056】この結果を、実施例10の後の概略表に示
す。
【0057】実施例9、本発明の部分を形成するもの 以下の組成物(A9)を調製した。 −エタノール 10.0g −Mayhall社からJaguar HP 60の商品名で市販されているヒドロキシプロピル化 したグアーガム 0.8g −Seppic社からOramix C6110の商品名で市販されているクエン酸アンモニウム( 0.5%)で緩和された60%の活性物質(AM)を含有する水溶液とされたア ルキル(C8−C10)ポリグルコシド 8g −5,6-ジヒドロキシインドール 1g −マンガン=ジアセタート=テトラヒドラート 1g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0058】以下の組成物(B9)を調製した: −オレイン酸ジエタノールアミド 0.8g −グリセロール 0.4g −Tensia社からDehsconet 390の商品名で市販されているセチルステアリルアル コールと33モルのエチレンオキシドでポリオキシエチレン化されたセチルステ アリルアルコールとの混合物(80/20) 2g −モノエタノールアミン 2g −脱イオン水 全体を100gとする量
【0059】組成物(A9)を、90%の白髪を有する
天然のグレーの髪に15分間適用した。すすいだ後、組
成物(B9)を10分間適用した。次いで、この髪をす
すぎ、乾燥させた。
【0060】この結果を、実施例10の後の概略表に示
す。
【0061】実施例10、本発明の部分を形成するもの 組成物(A10)を調製した。この組成物(A10)は、組
成物(A9)と同一のものである。組成物(B10)を調
製した。この組成物(B10)は、さらに9体積の過酸化
水素を含有すること以外は、組成物(B9)と同一のも
のである。
【0062】組成物(A10)を、90%の白髪を有する
天然のグレーの髪に15分間適用した。すすいだ後、組
成物(B10)を10分間適用した。次いで、この髪をす
すぎ、乾燥させた。
【0063】この結果を、以下の概略表に示す。
【表2】
【0064】髪の束の色彩は、Labシステムで評価し
た。
【0065】このシステムでは、Lは明るさを示す。L
の値が高くなるほど、色彩が明るくなる。逆に、Lの値
が低くなるほど、暗くなり、このため色彩がより強くな
る。
【0066】色相および飽和度は、aおよびbで表され
る。aおよびbは、二つの色彩の軸、すなわちaは赤/
緑軸、bは黄/青軸を示す。
【0067】aの正の値は、aの絶対値が増加するにつ
れ、より飽和された状態となる赤の色相に対応する。
【0068】aの負の値は、aの絶対値が増加するにつ
れ、より飽和された状態となる緑の色相に対応する。
【0069】bの正の値は、bの絶対値が増加するにつ
れ、より飽和された状態となる黄の色相に対応する。
【0070】bの負の値は、bの絶対値が増加するにつ
れ、より飽和された状態となる青の色相に対応する。
【0071】aまたはbのゼロに近い値は、グレーの色
相に対応する。
【0072】実施例5〜10で得られた結果は、本発明
の方法に基づいて行われた染色におけるLの値がより低
いことを示している(実施例9および10)。そのた
め、実施例9および10で得られた色彩は、先行技術に
基づく実施例5〜8の色彩よりも強いものである。

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 髪等のケラチン繊維を染色するセットに
    おいて、染色に適した媒体に少なくとも一つのインドー
    ル及び/又はインドリン化合物と少なくとも一つのマン
    ガン塩を含有する染色組成物(A)と、染色に適した媒
    体に少なくとも一つの塩基性化剤を含有する組成物
    (B)とを組み合わせてなり、染色組成物(A)のpH
    が7未満であれば組成物(B)のpHが8.5より大き
    く、染色組成物(A)のpHが7〜9の間であれば組成
    物(B)のpHが9.5より大きいことを特徴とする染
    色セット。
  2. 【請求項2】 染色組成物(A)中に存在するインドー
    ル化合物が、以下の式(I)で表される化合物 【化1】 [式中、 −R1およびR3は、同一または相違するものであって、
    水素原子またはC1−C4アルキル基を示す; −R2は、水素原子またはC1−C4アルキルまたは-CO
    OH基を示す; −Xは、水素原子、NH2、OH、C1−C4アルキル基
    もしくはC1−C4アルコキシ基を示す; −Yは、OHまたはNH2を示す; (ただし、XがOHまたはアルキル基を示すときには、
    Xは5、6もしくは7位を占め、Yに対してオルト位に
    ある)] およびこれらの化合物の塩類からなる群から選択された
    ことを特徴とする請求項1記載の染色セット。
  3. 【請求項3】 式(I)のインドール化合物が、5,6
    -ジヒドロキシインドール、2-メチル-5,6-ジヒドロ
    キシインドール、3-メチル-5,6-ジヒドロキシイン
    ドール、4-ヒドロキシインドール、2,3-ジメチル-
    5,6-ジヒドロキシインドール、6-ヒドロキシ-5-メ
    トキシインドール、6-ヒドロキシインドール、5-ヒド
    ロキシインドール、7-ヒドロキシインドール、7-アミ
    ノインドール、5-アミノインドール、5,6-ジヒドロ
    キシインドール-2-カルボン酸、4-アミノインドール
    および1-メチル-5,6-ジヒドロキシインドール、並
    びにこれらの塩類からなる群から選択されたことを特徴
    とする請求項2記載の染色セット。
  4. 【請求項4】 染色組成物(A)中に存在するインドリ
    ン化合物が、以下の式(II)で表される化合物 【化2】 [式中、 −R1およびR3は、同一または相違するものであって、
    水素原子またはC1−C4アルキル基を示す; −R2は、水素原子またはC1−C4アルキルまたは-CO
    OH基を示す; −Xは、水素原子、NH2、OH、C1−C4アルキル基
    もしくはC1−C4アルコキシ基を示す; −Yは、OHまたはNH2を示す; (ただし、XがOHまたはアルキル基を示すときには、
    Xは5、6もしくは7位を占め、Yに対してオルト位に
    ある)] およびこれらの化合物の塩類からなる群から選択された
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の染色セット。
  5. 【請求項5】 式(II)のインドリン化合物が、5,
    6-ジヒドロキシインドリン、N-メチル-5,6-ジヒド
    ロキシインドリン、N-エチル-5,6-ジヒドロキシイ
    ンドリン、N-ブチル-5,6-ジヒドロキシインドリ
    ン、4-ヒドロキシ-5-メトキシインドリン、6-ヒドロ
    キシ-7-メトキシインドリン、6,7-ジヒドロキシイ
    ンドリン、4,5-ジヒドロキシインドリンおよび5-メ
    トキシ-6-ヒドロキシインドリン、並びにこれらの塩類
    からなる群から選択されたことを特徴とする請求項4記
    載の染色セット。
  6. 【請求項6】 インドール及び/又はインドリン化合物
    が、染色組成物(A)の全重量に対して0.05〜10
    重量%の濃度で存在することを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載の染色セット。
  7. 【請求項7】 インドール及び/又はインドリン化合物
    が、染色組成物(A)の全重量に対して0.2〜5重量
    %の濃度で存在することを特徴とする請求項6記載の染
    色セット。
  8. 【請求項8】 染色組成物(A)中に存在するマンガン
    塩が、2または3に等しい酸化数を有することを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の染色セッ
    ト。
  9. 【請求項9】 マンガン塩が、マンガン=ジアセタート
    およびマンガン=ジアセタート=テトラヒドラート等のそ
    の水和物、マンガン=ジクロリドおよびその水和物類、
    マンガン=スルファート類、マンガン=カルボナート類、
    マンガン=ジヒドロゲンカルボナート類、マンガン=アセ
    チルアセトナート、マンガン=トリアセタートおよびそ
    の水和物類およびマンガン=トリクロリドからなる群か
    ら選択されたことを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れか1項に記載の染色セット。
  10. 【請求項10】 マンガン塩が、マンガン=ジアセター
    ト=テトラヒドラートであることを特徴とする請求項9
    記載の染色セット。
  11. 【請求項11】 マンガン塩類が、染色組成物(A)の
    全重量に対して、金属等量で0.002〜5重量%の濃
    度で存在することを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれか1項に記載の染色セット。
  12. 【請求項12】 マンガン塩類が、染色組成物(A)の
    全重量に対して、金属等量で0.05〜2重量%の濃度
    で存在することを特徴とする請求項11記載の染色セッ
    ト。
  13. 【請求項13】 染色に適した媒体が、水、もしくは水
    と有機溶媒との混合物で構成された水性媒体であること
    を特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載
    の染色セット。
  14. 【請求項14】 用いられた溶媒が、低級のC1−C4
    ルカノール類、グリセロール、グリコール類およびグリ
    コールエーテル類、芳香族アルコール類、類似生成物お
    よびこれらの混合物からなる群から選択されたことを特
    徴とする請求項13記載の染色セット。
  15. 【請求項15】 塩基性化剤が、アンモニア水溶液、ア
    ルカノールアミン類、水酸化ナトリウムまたは水酸化カ
    リウム、アルキルアミン類もしくはアルカリ金属の炭酸
    塩または炭酸アンモニウムからなる群から選択されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記
    載の染色セット。
  16. 【請求項16】 塩基性化剤が、モノエタノールアミン
    であることを特徴とする請求項15記載の染色キット。
  17. 【請求項17】 組成物(B)が、インドール及び/又
    はインドリン化合物の顕色を加速するために、酸化剤を
    含有すること特徴とする請求項1ないし16のいずれか
    1項に記載の染色セット。
  18. 【請求項18】 酸化剤が、過酸化水素、尿素過酸化水
    素、アルカリ金属の臭素酸塩類およびペルボラート類お
    よびペルスルファート類等の過塩類からなる群から選択
    されたことを特徴とする請求項17記載の染色セット。
  19. 【請求項19】 酸化剤が、過酸化水素であることを特
    徴とする請求項18記載の染色セット。
  20. 【請求項20】 染色組成物(A)に存在する式(I)
    のインドール化合物がモノヒドロキシインドールである
    場合に、組成物(B)が、酸化剤を含有することを特徴
    とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の染色
    セット。
  21. 【請求項21】 染色組成物(A)及び/又は組成物
    (B)が、液体、クリーム、ゲルまたは泡の形態、もし
    くは髪等のケラチン繊維の染色を行うのに適した他の形
    態で提供されることを特徴とする請求項1ないし20の
    いずれか1項に記載の染色セット。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし21のいずれか1項に
    記載した染色セットを用いて髪等のケラチン繊維を染色
    する方法において、第一段階で前記繊維に染色組成物
    (A)を適用し、第二段階で塩基性化剤を含有する組成
    物(B)を適用し、次いですすぐことを特徴とする染色
    方法。
  23. 【請求項23】 染色組成物(A)を髪に適用して1〜
    30分間さらし、次いで塩基性化剤を含有する組成物
    (B)を髪に適用して1〜30分間さらすことを特徴と
    する請求項22記載の染色方法。
  24. 【請求項24】 各組成物をさらす時間が、5〜20分
    の間であることを特徴とする請求項23記載の染色方
    法。
  25. 【請求項25】 タオル乾燥またはすすぎの段階によ
    り、染色組成物(A)の適用を、塩基性化剤を含有する
    組成物(B)の適用から分けたことを特徴とする請求項
    22ないし24のいずれか1項に記載の染色方法。
  26. 【請求項26】 請求項1ないし21のいずれか1項に
    記載の染色セットを構成する染色組成物(A)を含有す
    る第一区分と、上記染色セットを構成する組成物(B)
    を含有する第二区分とを具備することを特徴とする多区
    分染色ユニット。
  27. 【請求項27】 髪等のケラチン繊維を染色する組成物
    において、染色に適した媒体に少なくとも一つのインド
    ール及び/又はインドリン化合物と少なくとも一つのマ
    ンガン塩を含有し、pHが7未満であることを特徴とす
    る染色組成物。
  28. 【請求項28】 インドール化合物が、以下の式(I)
    で表される化合物 【化3】 [式中、 −RおよびR3は、同一または相違するものであっ
    て、水素原子またはC1−C4アルキル基を示す; −R2は、水素原子またはC1−C4アルキルまたは-CO
    OH基を示す; −Xは、水素原子、NH2、OH、C1−C4アルキル基
    もしくはC1−C4アルコキシ基を示す; −Yは、OHまたはNH2を示す; (ただし、XがOHまたはアルキル基を示すときには、
    Xは5、6もしくは7位を占め、Yに対してオルト位に
    ある)] およびこれらの化合物の塩類に対応することを特徴とす
    る請求項27記載の染色組成物。
  29. 【請求項29】 式(I)のインドール化合物が、5,
    6-ジヒドロキシインドール、2-メチル-5,6-ジヒド
    ロキシインドール、3-メチル-5,6-ジヒドロキシイ
    ンドール、4-ヒドロキシインドール、2,3-ジメチル
    -5,6-ジヒドロキシインドール、6-ヒドロキシ-5-
    メトキシインドール、6-ヒドロキシインドール、5-ヒ
    ドロキシインドール、7-ヒドロキシインドール、7-ア
    ミノインドール、5-アミノインドール、5,6-ジヒド
    ロキシインドール-2-カルボン酸、4-アミノインドー
    ルおよび1-メチル-5,6-ジヒドロキシインドール、
    並びにこれらの塩類からなる群から選択されたことを特
    徴とする請求項28記載の染色組成物。
  30. 【請求項30】 インドリン化合物が、以下の式(I
    I)で表される化合物 【化4】 [式中、 −R1およびR3は、同一または相違するものであって、
    水素原子またはC1−C4アルキル基を示す; −R2は、水素原子またはC1−C4アルキルまたは-CO
    OH基を示す; −Xは、水素原子、NH2、OH、C1−C4アルキル基
    もしくはC1−C4アルコキシ基を示す; −Yは、OHまたはNH2を示す; (ただし、XがOHまたはアルキル基を示すときには、
    Xは5、6もしくは7位を占め、Yに対してオルト位に
    ある)] およびこれらの化合物の塩類に対応することを特徴とす
    る請求項27ないし29のいずれか1項に記載の染色組
    成物。
  31. 【請求項31】 式(II)のインドリン化合物が、
    5,6-ジヒドロキシインドリン、N-メチル-5,6-ジ
    ヒドロキシインドリン、N-エチル-5,6-ジヒドロキ
    シインドリン、N-ブチル-5,6-ジヒドロキシインド
    リン、4-ヒドロキシ-5-メトキシインドリン、6-ヒド
    ロキシ-7-メトキシインドリン、6,7-ジヒドロキシ
    インドリン、4,5-ジヒドロキシインドリンおよび5-
    メトキシ-6-ヒドロキシインドリン、並びにこれらの塩
    類からなる群から選択されたことを特徴とする請求項3
    0記載の染色組成物。
  32. 【請求項32】 インドール及び/又はインドリン化合
    物が、染色組成物の全重量に対して0.05〜10重量
    %の濃度で存在することを特徴とする請求項27ないし
    31のいずれか1項に記載の染色組成物。
  33. 【請求項33】 インドール及び/又はインドリン化合
    物が、染色組成物の全重量に対して0.2〜5重量%の
    濃度で存在することを特徴とする請求項32記載の染色
    組成物。
  34. 【請求項34】 マンガン塩が、2または3に等しい酸
    化数を有することを特徴とする請求項27ないし33の
    いずれか1項に記載の染色組成物。
  35. 【請求項35】 マンガン塩が、マンガン=ジアセター
    トおよびマンガン=ジアセタート=テトラヒドラート等の
    その水和物、マンガン=ジクロリドおよびその水和物
    類、マンガン=スルファート類、マンガン=カルボナート
    類、マンガン=ジヒドロゲンカルボナート類、マンガン=
    アセチルアセトナート、マンガン=トリアセタートおよ
    びその水和物類およびマンガン=トリクロリドからなる
    群から選択されたことを特徴とする請求項27ないし3
    4のいずれか1項に記載の染色組成物。
  36. 【請求項36】 マンガン塩が、マンガン=ジアセター
    ト=テトラヒドラートであることを特徴とする請求項3
    5記載の染色組成物。
  37. 【請求項37】 マンガン塩類が、染色組成物の全重量
    に対して、金属等量で0.002〜5重量%の濃度で存
    在することを特徴とする請求項27ないし36のいずれ
    か1項に記載の染色組成物。
  38. 【請求項38】 マンガン塩類が、染色組成物の全重量
    に対して、金属等量で0.05〜2重量%の濃度で存在
    することを特徴とする請求項37記載の染色組成物。
  39. 【請求項39】 5〜7の間のpHを有することを特徴
    とする請求項27ないし38のいずれか1項に記載の染
    色組成物。
  40. 【請求項40】 染色に適した媒体が、水、もしくは水
    と有機溶媒との混合物で構成された水性媒体であること
    を特徴とする請求項27ないし39のいずれか1項に記
    載の染色組成物。
  41. 【請求項41】 用いられた溶媒が、低級のC1−C4
    ルカノール類、グリセロール、グリコール類およびグリ
    コールエーテル類、芳香族アルコール類、類似生成物お
    よびこれらの混合物からなる群から選択されたことを特
    徴とする請求項40記載の染色組成物。
  42. 【請求項42】 液体、クリーム、ゲルまたは泡の形
    態、もしくは髪等のケラチン繊維の染色を行うのに適し
    た他の形態で提供されることを特徴とする請求項27な
    いし41のいずれか1項に記載の染色組成物。
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