JPH084065A - 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造 - Google Patents

二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造

Info

Publication number
JPH084065A
JPH084065A JP15643894A JP15643894A JPH084065A JP H084065 A JPH084065 A JP H084065A JP 15643894 A JP15643894 A JP 15643894A JP 15643894 A JP15643894 A JP 15643894A JP H084065 A JPH084065 A JP H084065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint box
faucet joint
faucet
hole
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15643894A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Hattori
憲明 服部
Terumi Yoshida
照美 吉田
Mitsunori Endo
実則 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOWA SANSHI KK
Original Assignee
RYOWA SANSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RYOWA SANSHI KK filed Critical RYOWA SANSHI KK
Priority to JP15643894A priority Critical patent/JPH084065A/ja
Publication of JPH084065A publication Critical patent/JPH084065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁部に固定されているバックハンガーに対し
て水栓ジョイントボックスが垂直・水平の何れの方向に
も取付けできるようにする。 【構成】 水栓装着穴3が穿設されている壁部1の裏面
に水栓装着穴3に臨む穴12が穿設されている板状のバ
ックハンガー11が固定され、バックハンガー11に開
口部17を備えた水栓ジョイントボックス14が取付け
られる水栓ジョイントボックスの取付け構造であって、
バックハンガー11と水栓ジョイントボックス14は、
バックハンガー11に対して水栓ジョイントボックス1
4が上下左右方向に取付け可能なように、穴12と開口
部17の周囲各4個所でバックハンガー11側の係止突
起13と水栓ジョイントボックス14側の係止孔18が
係合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内等の壁部に水栓を
取付けるための二重配管における水栓ジョイントボック
スの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】さや管ヘッダー工法における水栓ジョイ
ントボクッスのネジ止めによる取付け(例えば、ユニッ
トバス壁部への取付け)及び水栓ジョイントボクッスへ
のさや管の接続は、ユニットバスの所定場所への設置後
では壁間空間が35〜50mm程度しかないことから殆ど不可
能である。
【0003】したがって、従来はユニットバスの所定場
所への設置前に、その設置場所の近くでユニットバスの
壁部に水栓ジョイントボックスをネジ止めし、その下部
にさや管を接続した後でユニットバスを所定場所へ設置
している。この場合、さや管は既に所定場所に固定され
ているので、その接続作業距離に限界があることから、
どうしても狭い場所での作業が必要となって、非常に手
間のかかる取付け作業にならざるを得なかった。
【0004】そこで、狭い場所でも取付け作業が容易に
できる水栓ジョイントボックスの取付け構造として、ユ
ニットバスの壁裏に板部材からなる係合部(バックハン
ガー)が予め固定され、この係合部に水栓ジョイントボ
ックスが回転できないように仮固定されるように、ユニ
ットバス側の係合部には三角形の各頂点に当る位置にか
ぎ状の突起を設ける一方、水栓ジョイントボックスの係
止板には上記各突起と対応させてこれらの突起とそれぞ
れ係合可能である係止部を設けたものが公知である(例
えば、特公昭3−31848号公報を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この公知の水栓ジョイ
ントボックスの取付け構造は、狭い場所での水栓ジョイ
ントボックスの取付け操作にさほどの熟練や手間を必要
としないので、その取付け作業には至極便利であるが、
一旦、壁部に係合部が固定されてしまうと、垂直方向に
立ち上がったさや管は接続できても、その後では現場の
状況に応じてさや管の立ち上り方向を水平方向に変えざ
るを得ないときに水栓ジョイントボックスの取付け方向
の変更ができない。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、水栓ジョイントボックスを垂直・水
平の何れの方向にも向けて取付けできると同時に、その
取付け状態が安定できるように改良した二重配管におけ
る水栓ジョイントボックスの取付け構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とする二重配管における水栓ジョイン
トボックスの取付け構造は、水栓装着穴が穿設されてい
る壁部の裏面に該水栓装着穴に臨む穴が穿設されている
板状のバックハンガーが固定され、このバックハンガー
に開口部を備えた水栓ジョイントボックスが取付けられ
る水栓ジョイントボックスの取付け構造であって、バッ
クハンガーと水栓ジョイントボックスは、バックハンガ
ーに対して水栓ジョイントボックスが上下左右方向に取
付け可能なように、上記穴と上記開口部の周囲各4個所
でバックハンガー側の係止突起と水栓ジョイントボック
ス側の係止孔が係合して成るものである。
【0008】そして、係止突起と係止孔はそれぞれ同一
円周上に沿って等間隔の位置に各々4個設けるか、或い
は、係止突起は矩形の各頂点に相当する位置に設ける一
方、係止孔は上記係止突起に対応させて互いに90度位
相をずらした2個の矩形の各頂点に相当する位置に設け
て、バックハンガーに対して水栓ジョイントボックスが
上下左右方向に取付け可能なように実施するのが好まし
い。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面を参照し
ながら説明する。図1〜図6において、1は壁部(例え
ばユニットバスの壁)で、水栓の装着部分には補強用の
合板2を埋設して水栓装着穴3が穿設されている。壁部
1は表面材であるFRP製の化粧板1aと石膏ボード1b
の複合材により形成されている。
【0010】合板2には板状のバックハンガー11が接
着やねじ止め等により固定されるもので、このバックハ
ンガー11には水栓装着穴3に臨んで穴12が穿設され
ており、この穴12の周囲には、例えば切り起し片等に
より形成されているかぎ状の係止突起13が同一円周上
に沿って等間隔の位置に4個設けられている。バックハ
ンガー11の上縁側は係止突起13の突設方向へ向けて
水平に折り曲げられ、桟木等に対する取付け板部11a
に形成されている。
【0011】一方、上記バックハンガー11に仮止め的
に取付けられる水栓ジョイントボックス14は、後述の
水栓エルボが収納できるように形成されているボックス
部15とその前面側に連設されている接合板部16によ
り構成されている。そして、接合板部16はボックス部
15内と連通しバックハンガー11の穴12を通して前
述した水栓装着穴3に挿着できる開口部17を備え、こ
の開口部17の外周面には、穴12と水栓装着穴3の縁
部に当接できるように、段部17aが設けられている。
【0012】接合板部16には、前記係止突起13と対
応するように同一円周上に沿って等間隔の位置に係止孔
18を4個設けてあり、これらの係止孔18はかぎ状に
形成され、その一端部側は係止突起13を挿入し易いよ
うに拡大部18aとされている。拡大部18aの裏面側
には孔縁から次第に肉厚く形成されているテーパー部1
9を設けてあり、挿入後に水栓ジョイントボックス14
を少し回転させると、係止孔18に係入した係止突起1
3がテーパー部19の端部に係止して外れにくいうに工
夫されている。
【0013】このように構成されているバックハンガー
11と水栓ジョイントボックス14は前記穴12と前記
開口部17の周囲各4個所で係止突起13と係止孔18
が係合できるようになり、係止突起13と係止孔18が
それぞれ同一円周上に沿って等間隔の位置に設けられて
いることで、水栓ジョイントボックス14は90度づつ
位相をずらしてバックハンガー11に仮止めできるもの
で、バックハンガー11に対して水栓ジョイントボック
ス14が上下左右方向に取付け可能となる。
【0014】水栓ジョイントボックス14のボックス部
15の底部15aにはさや管tの挿着部20が突設さ
れ、この挿着部20にロックピン21を用いてさや管t
を接続できる。そして、挿着部20に接続されたさや管
t内に給水用(或いは給湯用)のプラスチックパイプp
を挿通し、その先端部に水栓エルボ22のインナーコア
(図示省略)を接続して、水栓エルボ22の水栓を接続
する接続口22aを接合板部16の開口部17より突出
させ、ロックリング23により水栓エルボ22をボック
ス部15に固定する。
【0015】次に、予め壁部1の裏面に固定されている
バックハンガー11に前述のようにして水栓ジョイント
ボックス14を接合板部16により取付け、水栓エルボ
22の接続口22aを壁部1の前面に突き出し、防水リ
ング24を介在させてロックナット25により水栓ジョ
イントボックス14を水栓エルボ22とともに壁部1に
取付けできるものである。
【0016】なお、ボックス部15側には開口部17に
臨ませて左右に肩部17bが形成されており、この両肩
部17bに水栓エルボ22の鍔部22bを当て、ロック
リング23を開口部17に螺合して締付けると、鍔部2
2bは肩部17bとロックリング23の間に挾着され、
水栓エルボ22の固定状態は確定する。図中、20aは
さや管tの挿着部20に設けた係止用切込み、26はプ
ラスチックパイプpの接続に用いる締付けナット、31
は水栓である。
【0017】バックハンガー11に対して水栓ジョイン
トボックス14が上下左右方向に取付け可能であるため
には、前記係止突起13と係止孔18は次のような態様
で設けられていてもよい。即ち、図7〜図9に示すよう
に、係止突起13´は矩形の各頂点に相当する個所に位
置させて4個設けられている一方、係止孔18´は上記
係止突起13´に対応させて互いに90度位相をずらし
た2個の矩形の各頂点に相当する個所に位置させて8個
設けられている。
【0018】なお、図7〜図9において、先の実施例と
均等な部材についてはそれと同一符号を用いて説明を省
略する。そして、係止突起と係止孔を設ける態様は、バ
ックハンガー11に対して水栓ジョイントボックス14
が上下左右方向に取付け可能であれば、請求項1記載の
構成から逸脱しない限り添付図面に示す2例のものに限
定されないことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、バックハ
ンガーに対して水栓ジョイントボックスが上下左右方向
に取付け可能であるため、壁部にバックハンガーが取付
けられた後でも、現場の状況によるさや管の立上り方向
に応じて、水栓ジョイントボックスを垂直・水平の何れ
の方向にも取付けできる取扱い上の利点があり、また、
4個所での係合により取付け状態も安定し、がたつき等
の不具合も解消できる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すものの水栓取付け後における側断面
図である。
【図3】図2における水栓エルボと水栓ジョイントボッ
クスの斜視図である。
【図4】(a)は図1におけるバックハンガーの正面図
であり、(b)は(a)に示すものの側面図である。
【図5】(a)は図1における水栓ジョイントボックス
の正面図であり、(b)は(a)に示すものの側面図で
ある。
【図6】図5の(a)のA−A線断面図である。
【図7】(a)は図1におけるバックハンガーの変形例
を示す背面図であり、(b)は(a)に示すものの側面
図である。
【図8】図7の(a)のB−B線断面図である。
【図9】図1における水栓ジョイントボックスの変形例
を示す背面図である。
【符号の説明】
1は壁部 3は水栓装着穴 11はバックハンガー 12は穴 13,13´は係止突起 14は水栓ジョイントボックス 15はボックス部 16は接合板部 17は開口部 18,18´は係止孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓装着穴が穿設されている壁部の裏面
    に該水栓装着穴に臨む穴が穿設されている板状のバック
    ハンガーが固定され、このバックハンガーに開口部を備
    えた水栓ジョイントボックスが取付けられる水栓ジョイ
    ントボックスの取付け構造であって、バックハンガーと
    水栓ジョイントボックスは、バックハンガーに対して水
    栓ジョイントボックスが上下左右方向に取付け可能なよ
    うに、上記穴と上記開口部の周囲各4個所でバックハン
    ガー側の係止突起と水栓ジョイントボックス側の係止孔
    が係合している二重配管における水栓ジョイントボック
    スの取付け構造。
  2. 【請求項2】 係止突起と係止孔はそれぞれ同一円周上
    に沿って等間隔の位置に各々4個設けられている請求項
    1記載の二重配管における水栓ジョイントボックスの取
    付け構造。
  3. 【請求項3】 係止突起は矩形の各頂点に相当する位置
    に設けられている一方、係止孔は上記係止突起に対応さ
    せて互いに90度位相をずらした2個の矩形の各頂点に
    相当する位置に設けられている請求項1記載の二重配管
    における水栓ジョイントボックスの取付け構造。
JP15643894A 1994-06-16 1994-06-16 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造 Pending JPH084065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15643894A JPH084065A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15643894A JPH084065A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH084065A true JPH084065A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15627762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15643894A Pending JPH084065A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084065A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284220A (ja) * 1995-04-18 1996-10-29 Bridgestone Corp 水栓継手および水栓継手の壁取り付け方法
JP2001303627A (ja) * 2000-04-24 2001-10-31 Tabuchi Corp 給水栓ボックス
JP2006328674A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Kvk Corp 水栓の接続構造
KR200496578Y1 (ko) * 2022-02-17 2023-03-06 주식회사 프럼파스트 조립분해 및 시공이 용이한 원형수전박스
WO2023106780A1 (ko) * 2021-12-09 2023-06-15 신상철 배수관 연결장치
KR20230087363A (ko) * 2021-12-09 2023-06-16 신상철 배수관 연결장치

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08284220A (ja) * 1995-04-18 1996-10-29 Bridgestone Corp 水栓継手および水栓継手の壁取り付け方法
JP2001303627A (ja) * 2000-04-24 2001-10-31 Tabuchi Corp 給水栓ボックス
JP4527840B2 (ja) * 2000-04-24 2010-08-18 株式会社タブチ 給水栓ボックス
JP2006328674A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Kvk Corp 水栓の接続構造
WO2023106780A1 (ko) * 2021-12-09 2023-06-15 신상철 배수관 연결장치
KR20230087363A (ko) * 2021-12-09 2023-06-16 신상철 배수관 연결장치
KR200496578Y1 (ko) * 2022-02-17 2023-03-06 주식회사 프럼파스트 조립분해 및 시공이 용이한 원형수전박스

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6061880A (en) Water supply line fastener
JPH084065A (ja) 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造
US5090064A (en) Installation module for sanitary equipment
JPH0448087Y2 (ja)
JPH0640689Y2 (ja) 水栓等の取付装置
JPS623481Y2 (ja)
KR100340088B1 (ko) 천정판넬 고정구
JPH0532969B2 (ja)
JPS5939783Y2 (ja) 壁板への取付用枠
JPH01164200A (ja) スピーカーユニットとその取付方法
JPH05252636A (ja) コンクリート埋設ボックス
JPS582106Y2 (ja) ケ−ブルラツクの吊金具
JPH07590Y2 (ja) 配管ボックス
JP3262226B2 (ja) キャスタの取付構造
JPH0649931A (ja) 壁パネル組み立て方法
JPH0623613Y2 (ja) 外壁パネルの取付構造
JPH0331315Y2 (ja)
JP2733668B2 (ja) 壁パネル取付工法及び該工法に用いるフックボルト並びにスペーサー
JPH11205949A (ja) 埋設電線管用プルボックス
JPS5840183Y2 (ja) コ−ナドレインの取付固定装置
JPH1014748A (ja) 前後二重カーテン装置用ベースプレート
JPS6314143Y2 (ja)
JP2579482B2 (ja) 保護管固定具の固定構造及び保護管固定具
JP2570716Y2 (ja) 壁型枠連結装置
JP2002322694A (ja) 給水湯管カバー構造