JPH0840201A - リトラクタのロック構造 - Google Patents

リトラクタのロック構造

Info

Publication number
JPH0840201A
JPH0840201A JP6179209A JP17920994A JPH0840201A JP H0840201 A JPH0840201 A JP H0840201A JP 6179209 A JP6179209 A JP 6179209A JP 17920994 A JP17920994 A JP 17920994A JP H0840201 A JPH0840201 A JP H0840201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
shaft
gear
webbing
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6179209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3335004B2 (ja
Inventor
Keisuke Imai
啓介 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP17920994A priority Critical patent/JP3335004B2/ja
Publication of JPH0840201A publication Critical patent/JPH0840201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3335004B2 publication Critical patent/JP3335004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度を要する部材を減らす。 【構成】 フレーム10に支持されたシャフト20と平
行な平行軸線上でスプール18側のピン穴30内にVギ
ヤ26のピン28が嵌合して、通常時は、ウエビング2
0を巻き取るスプール18は第1位置にあり、シャフト
16回りに、Vギヤ26と共に回転し、ウエビング20
の引き出し巻き取りが自由である。車両急減速時には、
加速度センサ40の慣性ボール42の慣性移動によりパ
ウル44がVギヤ26の外歯38と係合してVギヤ26
のウエビング引出方向回転(矢印B)が阻止される。ス
プール18はピン28回りに回動を行い、コイルスプリ
ング36に抗して第1位置から第2位置へ到る。第2位
置では、ロック爪22が内歯ギヤ24と係合して、スプ
ール18のウエビング引出方向回転が阻止される。いわ
ゆる、車体感応方式巻取装置(VSIR)機能を果た
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両急減速時にリトラ
クタのウエビング引出方向回転を阻止するリトラクタの
ロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエビング巻取装置では、フレームにス
プールが回転自在に支持され、スプールにはウエビング
の一端部が巻き取られている。
【0003】ここで、スプール側に外歯ギヤを設け、フ
レーム側にギヤと対応するロック爪を設け、あるいは、
スプール側にロック爪を設け、フレーム側にロック爪に
対応する内歯ギヤを設けておき、車両急減速時に慣性体
が慣性移動することにより、あるいは、車両急減速時に
ウエビングの引出加速度で質量体が移動遅れを生ずるこ
とにより、ロック爪とギヤとを離脱した状態から係合す
る状態へ移動して、リトラクタの回転を阻止し(ロック
し)、ウエビングの引き出しを防止することが行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スプールの
回転を阻止するには、強度を要する3点の部材、すなわ
ち、ロック爪、スプール、フレームが必要である。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、強度を要する
部材を減らすリトラクタのロック構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明のリトラクタのロック構造は、
フレームに支持されるシャフトと、このシャフトに設け
られてシャフトの軸線回りに回転自在とされるととも
に、中央軸線がシャフトの軸線と一致する第1位置から
中央軸線がシャフトの軸線と異なる第2位置へ移動可能
とされ、ウエビングを巻き取るスプールと、このスプー
ルを第1位置へ付勢する付勢手段と、前記シャフトに設
けられてシャフトの軸線回りに回転自在な回転部材と、
この回転部材とスプールとの間に係合して設けられ、ス
プールと回転部材との間で回転を同方向へ伝達するとと
もに、車両急減速時に回転部材のウエビング引出方向回
転を阻止することによって又は/及び車両急減速時のウ
エビング引出加速度により回転部材に回転遅れを生じさ
せることによって付勢手段に対抗してスプールを第1位
置から第2位置へ移動させる係合手段と、前記スプール
とフレームとの間に設けられ、スプールの第1位置では
離脱し、スプールの第2位置では係合してスプールのウ
エビング引出方向回転を阻止するロック手段と、を備え
た構成を特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明のリトラクタのロック
構造は、請求項1の構成において、前記スプールが、シ
ャフトの軸線と平行な平行軸線の回りに回動して第1位
置から第2位置へ移動可能とされ、前記係合手段が、平
行軸線上で係合して、スプールと回転部材との間で回転
を同方向へ伝達するとともに、平行軸線回りにスプール
を回動させてスプールを第1位置から第2位置へ移動さ
せてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、通常時は、スプールは第1
位置にあり、スプールはシャフトの軸線回りに、回転部
材と共に同方向へ回転し、ウエビングの引き出し巻き取
りを自由に行うことができる。
【0009】車両急減速時には、回転部材のウエビング
引出方向回転が阻止され、これにより、スプールは、付
勢手段に抗して第1位置から第2位置へ到る。第2位置
では、ロック手段が作動してスプールのウエビング引出
方向回転が阻止される。いわゆる、車体感応方式巻取装
置(VSIR)機能を果たす。
【0010】回転部材のウエビング引出方向回転を阻止
するには、例えば、車両急減速時に慣性体が慣性移動す
ることにより阻止部材を前記回転部材と係合させること
によって可能となる。
【0011】あるいは、車両急減速時のウエビング引出
加速度により回転部材が回転遅れを生じ、これにより、
スプールは、付勢手段に抗して第1位置から第2位置へ
到る。第2位置では、同様に、ロック手段が作動してス
プールのウエビング引出方向回転が阻止される。いわゆ
る、ウエビング感応方式巻取装置(WSIR)機能を果
たす。
【0012】回転部材に回転遅れを生じさせるには、例
えば、回転部材を、車両急減速時のウエビング引出加速
度により回転部材に回転遅れを生じさせる質量体によっ
て可能となる。
【0013】スプールが第1位置から第2位置へ移動す
ることにより、フレームとの間でロック手段を作動させ
ることができ、スプールの回転を阻止するのに、強度を
要する部材としては、スプールとフレームとの2点の部
材で足り、強度を要する部材を減らすことができる。
【0014】本発明は、VSIR機能、WSIR機能の
うちのいずれか一方の機能を果たすものについて適用可
能であり、また、両機能を一体に有する、いわゆる、2
重感応方式巻取装置(DSIR)機能を果たすものにつ
いても適用可能である。
【0015】請求項2の構成によれば、スプールは平行
軸線回りに回動を行って付勢手段に抗して第1位置から
第2位置へ到り、簡単な構造で確実な作動が実現され
る。
【0016】
【実施例】本発明に係るリトラクタのロック構造の一実
施例を、図1乃至図3に基づき説明する。なお、車両前
方を矢印FRで、車両上方を矢印UPで、車両幅方向を
矢印Wでそれぞれ図示する。
【0017】図1(A)に示すように、リトラクタ(ウ
エビング巻取装置)では、フレーム10の一対の側板1
2、14が車両幅方向で対向し、車両幅方向を軸線方向
とするシャフト16が両側板12、14を貫通してい
る。シャフト16の一端部は、一方の側板12の外面に
取り付けられるぜんまいばねカバー(図示を省略)に軸
支され、他端部は、他方の側板14の外面に取り付けら
れるセンサカバー(図示を省略)に軸支される。すなわ
ち、シャフト16は、ぜんまいばねカバー、センサカバ
ーを介してフレーム10に支持される。
【0018】両側板12、14間において、シャフト1
6の周部にはスプール18が嵌合して設けられ、スプー
ル18はシャフト16の軸線D回りに回転自在とされ
る。スプール18の外周部には、ウエビング20の一端
部が係止されて巻き取られる。ぜんまいばねカバーの内
部にはぜんまいばね(図示を省略)が収容され、ぜんま
いばねが、スプール18をウエビング巻取方向(矢印A
方向)へ回転付勢する。ぜんまいばねの回転付勢力に抗
してウエビング20の一端部を引き出すことによりウエ
ビング20の乗員への装着がなされる。
【0019】また、スプール18の端面は側板12、1
4を貫通して露出し、スプール18の端部には、周部に
ロック爪22が突設され、ロック爪22に対応して、側
板12、14に、シャフト周りに内歯ギヤ24(ロック
爪22と共にロック手段を構成する)が形成される。
【0020】他方の側板14を貫通して側板14の外方
へ突出したシャフト16の周部には、回転部材としての
Vギヤ26が嵌合して設けられる。Vギヤ26はシャフ
ト16の軸線D回りに回転自在とされ、スプール18の
端面と対向する。Vギヤ26とスプール18との間に
は、Vギヤ26にピン28が突設され、スプール18の
端面にピン穴30(ピン28と共に係合手段を構成す
る)が凹設され、シャフト16とシャフト直角方向に離
間し、シャフト16と平行な平行軸線F上で、ピン28
がピン穴30内に嵌合する。これにより、スプール18
とVギヤ26との間で回転が伝達される。一方、スプー
ル18のシャフト16との嵌合孔32が、平行軸線を中
心とする(ピン28周りの)円弧形状に周方向に延びる
長孔とされ、シャフト16が嵌合孔32内を嵌合孔32
の周方向両端に渡り相対的に移動することにより、スプ
ール18が、ピン28回りに回動可能となっている。
【0021】シャフト16が嵌合孔32の周方向一端に
当接したときのスプールの第1位置(図1及び図2に示
す位置)では、シャフト16は、スプール18の中央軸
線Eと一致し、スプール18の回転中心はスプール18
の中央軸線にある。シャフト16が嵌合孔32の周方向
他端に向けて相対的に移動すべくスプール18が第1位
置から矢印C方向に回動すると、これに伴い、スプール
18の回転中心がスプール18の中央軸線から偏心し
て、すなわち、図3に示すように、スプール18の中央
軸線Eがスプール18の軸線Dと異なり、回転半径が大
きくなる(スプール18の回転中心、ないしシャフト1
6の軸線Dがスプール18の中央軸線Eと一致するとき
の回転半径より大きくなる)。スプール18の第1位置
では、スプール18のロック爪22は、側板12、14
の内歯ギヤ24と離間して(離脱して)、スプール18
の回転、Vギヤ26の回転は自由である。スプール18
が第1位置から回動して第2位置(図3に示す位置)に
到ると、第2位置では、スプール18の回転半径が大き
くなることに基づきスプール18のロック爪22が側板
12、14の内歯ギヤ24に当接して係合し、スプール
18のウエビング引き出し方向回転(矢印B方向の回
転)が阻止される。
【0022】また、スプール18の端部には、Vギヤ2
6と対向し、周面が周方向に沿って次第に小径となる切
り欠き34が形成され、切り欠き34には周方向を軸方
向とする付勢手段としてのコイルスプリング36が設け
られる。コイルスプリング36の一端は、切り欠き34
の周方向小径端に係止され、他端は、Vギヤ26のスプ
ール18の端面と対向して突設された係止突起37に係
止される(図1(B)を参照)。コイルスプリング36
は、シャフト16を嵌合孔32の周方向一端に相対的に
押接し、スプール18を第1位置に付勢する。
【0023】Vギヤ26は周部に外歯38が形成され、
Vギヤ26の下方には、側板14に加速度センサ40が
取り付けられる。加速度センサ40では、車両急減速時
に、慣性ボール42が車両前方へ慣性移動し、慣性ボー
ル42の慣性移動によって、パウル44がVギヤ26の
外歯38との離間位置から上方へ回動して、Vギヤ26
の外歯38と係合する。この係合によって、Vギヤ26
のウエビング引出方向回転が阻止される。Vギヤ26の
ウエビング引出方向回転が阻止されると、スプール18
は、車両急減速時に起きるウエビング引出力でコイルス
プリング36の付勢力に抗してピン28回りに第1位置
から第2位置へ回動する。
【0024】また、Vギヤ26は質量体とされ、車両急
減速時のウエビング引出加速度で回転遅れを生ずるよう
になっている。これによっても、スプール18は、コイ
ルスプリング36の付勢力に抗してピン28回りに第1
位置から第2位置へ回動する。
【0025】なお、Vギヤ26、加速度センサ40を覆
うように、センサカバーが側板14に取り付けられる。
【0026】上記構成によれば、通常時は、スプール1
8は第1位置にあり、シャフト16の軸線回りに、Vギ
ヤ26と共に同方向へ回転し、ウエビング20の引き出
し巻き取りを自由に行うことができる。
【0027】車両急減速時には、加速度センサ40の慣
性ボール42の慣性移動によりパウル44がVギヤ26
の外歯38と係合してVギヤ26のウエビング引出方向
回転が阻止される。これにより、スプール18はピン2
8回りに回動を行い、コイルスプリング36に抗して第
1位置から第2位置へ到る。第2位置では、ロック爪2
2が内歯ギヤ24と係合して、スプール18のウエビン
グ引出方向回転が阻止される。いわゆる、車体感応方式
巻取装置(VSIR)機能を果たす。
【0028】あるいは、車両急減速時のウエビング引出
加速度によりVギヤ26が質量体となって回転遅れを生
ずる。これにより、スプール18はピン28回りに回動
を行い、コイルスプリング36の付勢力に抗して第1位
置から第2位置へ到る。第2位置では同様に、ロック爪
22が内歯ギヤ24と係合して、スプール18のウエビ
ング引出方向回転が阻止される。いわゆる、ウエビング
感応方式巻取装置(WSIR)機能を果たす。
【0029】スプール18がピン28回りに第1位置か
ら第2位置へ回動することにより、フレーム10との間
で、ロック手段が作動し(スプール18のロック爪22
が、フレーム10の側板14の内歯ギヤ24と係合
し)、スプール18の回転を阻止するのに、強度を要す
る部材としては、スプール18とフレーム10との2点
の部材で足り、強度を要する部材を減らすことができ
る。
【0030】上記実施例では、VSIR機能、WSIR
機能の両機能を一体に有する、いわゆる、2重感応方式
巻取装置(DSIR)機能を果たすものについて説明し
たが、VSIR機能、WSIR機能の両機能のうちのい
ずれか一方の機能を果たすものについても可能である。
【0031】なお、上記実施例では、ピン28がピン穴
30内に嵌合して、これにより、スプール18とVギヤ
26との間で回転が伝達されるとともに、スプール18
がピン28回りに回動して第1位置から第2位置へ移動
し、スプール18の回転半径が大きくなることに基づき
ロック爪22が内歯ギヤ24と係合するようにしてある
が、これに限らないものである。例えば、スプールとV
ギヤとの間で回転を伝達するとともに、スプールを第1
位置から第2位置へ移動する係合手段としては、他の手
段が可能である。
【0032】上記実施例では、ロック爪22をスプール
18の両端部に設け、ロック爪22に対応する内歯ギヤ
24を両側板12、14に設けているが、いずれか一方
でも構わないものである。
【0033】上記実施例では、スプール18の中央軸線
Eがシャフト16の軸線Dと平行を維持するようにスプ
ール18が移動するようになっているが、必ずしも平行
でなくともよく、スプールの中央軸線がシャフトの軸線
と交差するようにスプールを移動してもよいものであ
る。スプールの中央軸線がシャフトの軸線と交差するよ
うにスプールを移動させることにより、例えば、ロック
爪をスプールの一端部だけに設けた場合にその一端部側
だけを、ロック爪を内歯ギヤ24と係合すべく移動させ
ることが可能となる。
【0034】また、上記実施例では、スプール18を第
1位置へ付勢するコイルスプリング36をスプール18
とVギヤ26との間に設けたが、それに限らず、例え
ば、図4及び図5の変形例に示すように、スプール50
のシャフト16との嵌合孔32内において、シャフト1
6と、シャフト16とは反対側の嵌合孔32の周方向端
との間に介在させることも可能である。コイルスプリン
グ36によれば、シャフト16を嵌合孔32の周方向一
端に相対的に押接し、スプール50は、図4に示す第1
位置から、車両急減速時にVギヤ26のウエビング引出
方向回転が阻止されて、あるいは、車両急減速時のウエ
ビング引出加速度によりVギヤ26が回転遅れを生じ
て、ピン28回りに回動を行い、コイルスプリング36
に抗して第1位置から図5に示す第2位置へ到る。第2
位置では、上記実施例と同様にスプール18のウエビン
グ引出方向回転が阻止される。
【0035】この変形例の場合には、第1実施例で述べ
たスプール18の端部に形成される切り欠き34、Vギ
ヤ26の係止突起37に相当するものは不要となる。
【0036】また、上記実施例では、変形例も同様であ
るが、付勢手段としてコイルスプリング36を用いてい
るが、付勢手段は、それに限らず、種々の手段が可能で
ある。
【0037】更に、加速度センサは上記実施例に限定さ
れるものではない。上記実施例では、Vギヤを質量体と
しているが、別途質量体を設けてもよいものである。
【0038】また、Vギヤ26はシャフト16に固着さ
れてシャフト16と共に回転するものであってもよく、
あるいは、シャフト16に対して回転可能となるように
シャフト16に支持されていてもよいものである。
【0039】その他、本発明は上記実施例、変形例に限
定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るリトラクタのロック構造に
よれば、強度を要する部材を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の一実施例のリトラクタのロ
ック構造を示す分解斜視図であり、(B)は、Vギヤを
(A)と反対側から見た斜視図である。
【図2】本実施例のリトラクタのロック構造のロック前
の状態を示す車両幅方向から見た図である。
【図3】本実施例のリトラクタのロック構造のロック状
態を示す図2に対応する図である。
【図4】変形例に係るリトラクタのロック構造のロック
前の状態を示す車両幅方向から見た図である。
【図5】変形例に係るリトラクタのロック構造のロック
状態を示す図4に対応する図である。
【符号の説明】
10 フレーム 16 シャフト 18 スプール 20 ウエビング 22 ロック爪(ロック手段) 24 内歯ギヤ(ロック手段) 26 Vギヤ(回転部材) 28 ピン(係合手段) 30 ピン穴(係合手段) 36 コイルスプリング(付勢手段) 42 慣性ボール(慣性体) 44 パウル(阻止部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに支持されるシャフトと、 このシャフトに設けられてシャフトの軸線回りに回転自
    在とされるとともに、中央軸線がシャフトの軸線と一致
    する第1位置から中央軸線がシャフトの軸線と異なる第
    2位置へ移動可能とされ、ウエビングを巻き取るスプー
    ルと、 このスプールを第1位置へ付勢する付勢手段と、 前記シャフトに設けられてシャフトの軸線回りに回転自
    在な回転部材と、 この回転部材とスプールとの間に係合して設けられ、ス
    プールと回転部材との間で回転を同方向へ伝達するとと
    もに、車両急減速時に回転部材のウエビング引出方向回
    転を阻止することによって又は/及び車両急減速時のウ
    エビング引出加速度により回転部材に回転遅れを生じさ
    せることによって付勢手段に対抗してスプールを第1位
    置から第2位置へ移動させる係合手段と、 前記スプールとフレームとの間に設けられ、スプールの
    第1位置では離脱し、スプールの第2位置では係合して
    スプールのウエビング引出方向回転を阻止するロック手
    段と、 を備えたことを特徴とするリトラクタのロック構造。
  2. 【請求項2】 前記スプールが、シャフトの軸線と平行
    な平行軸線の回りに回動して第1位置から第2位置へ移
    動可能とされ、前記係合手段が、平行軸線上で係合し
    て、スプールと回転部材との間で回転を同方向へ伝達す
    るとともに、平行軸線回りにスプールを回動させてスプ
    ールを第1位置から第2位置へ移動させてなる請求項1
    に記載のリトラクタのロック構造。
JP17920994A 1994-07-29 1994-07-29 リトラクタのロック構造 Expired - Fee Related JP3335004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17920994A JP3335004B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 リトラクタのロック構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17920994A JP3335004B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 リトラクタのロック構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0840201A true JPH0840201A (ja) 1996-02-13
JP3335004B2 JP3335004B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=16061844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17920994A Expired - Fee Related JP3335004B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 リトラクタのロック構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3335004B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253636A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
KR100888916B1 (ko) * 2008-03-25 2009-03-16 주식회사 삼송 모터구동식 시트벨트 리트랙터의 클러치
WO2012001879A1 (ja) * 2010-07-01 2012-01-05 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2012011913A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Takata Corp シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
WO2012098784A1 (ja) * 2011-01-20 2012-07-26 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
WO2020052396A1 (zh) * 2018-09-14 2020-03-19 延锋汽车智能安全系统有限责任公司 安全带卷收器和安全带组件

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253636A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
KR100888916B1 (ko) * 2008-03-25 2009-03-16 주식회사 삼송 모터구동식 시트벨트 리트랙터의 클러치
US8950819B2 (en) 2010-07-01 2015-02-10 Takata Corporation Seat belt retractor and seat belt apparatus including the same
JP2012011914A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Takata Corp シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2012011913A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Takata Corp シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
US8864173B2 (en) 2010-07-01 2014-10-21 Takata Corporation Seat belt retractor and seat belt apparatus including the same
WO2012001879A1 (ja) * 2010-07-01 2012-01-05 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
WO2012098784A1 (ja) * 2011-01-20 2012-07-26 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
CN103492238A (zh) * 2011-01-20 2014-01-01 芦森工业株式会社 安全带卷收器
KR101445679B1 (ko) * 2011-01-20 2014-10-01 아시모리고교 가부시키가이샤 시트 벨트용 리트랙터
US9132803B2 (en) 2011-01-20 2015-09-15 Ashmori Industry Co., Ltd. Seatbelt retractor
JP5778697B2 (ja) * 2011-01-20 2015-09-16 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
WO2020052396A1 (zh) * 2018-09-14 2020-03-19 延锋汽车智能安全系统有限责任公司 安全带卷收器和安全带组件
US11987206B2 (en) 2018-09-14 2024-05-21 Yanfeng Automotive Safety Systems Co., Ltd Safety belt retractor and safety belt assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP3335004B2 (ja) 2002-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1860002B1 (en) Seatbelt webbing lock preventing apparatus
JPH0818533B2 (ja) シ−トベルトのリトラクタ−
WO1998019896A1 (fr) Dispositif d'enroulement de sangle
JPH10119719A (ja) シートベルト用リトラクター
JP3640284B2 (ja) 車両用安全ベルト装置
JP3745201B2 (ja) ウェビング巻取装置
US4749143A (en) Retractor with both emergency and automatic locking mechanisms
JP2002029378A (ja) ウエビング巻取装置
JP2004090672A (ja) ウエビング巻取装置
JP2004074828A (ja) ウエビング巻取装置
JPH0840201A (ja) リトラクタのロック構造
US4809926A (en) Webbing retractor
JPH10230817A (ja) シートベルト用リトラクター
US5169085A (en) Safety belt retractor with a vehicle-sensitive and webbing-sensitive blocking mechanism
JPH08253104A (ja) シートベルト用リトラクター
JP4345670B2 (ja) 遮断可能な車両センサを持つ安全ベルト巻取り機
JPH05213157A (ja) リトラクタ軸回転式プリテンショナ
JPH09150712A (ja) ウエビング巻取装置
JPH07228219A (ja) 乗物のシートベルトリトラクター
JPH061496Y2 (ja) ウエビング巻取装置用ロツク機構
JP3709232B2 (ja) ウエビング巻取装置
JPS5841976Y2 (ja) シ−トベルト巻取装置
JP3426392B2 (ja) ウエビング巻取装置
JPH09193742A (ja) シートベルトリトラクタ
US4310129A (en) Seat belt retractor with emergency locking mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees