JPH083989B2 - 平面型螢光灯 - Google Patents
平面型螢光灯Info
- Publication number
- JPH083989B2 JPH083989B2 JP32255187A JP32255187A JPH083989B2 JP H083989 B2 JPH083989 B2 JP H083989B2 JP 32255187 A JP32255187 A JP 32255187A JP 32255187 A JP32255187 A JP 32255187A JP H083989 B2 JPH083989 B2 JP H083989B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- flat
- fluorescent lamp
- electrodes
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Discharge Lamp (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ワードプロセツサ或いはパーソナルコンピ
ユータ等における液晶デイスプレイ装置や液晶TV装置の
バツクライトとして好適な平面型螢光灯に関する。
ユータ等における液晶デイスプレイ装置や液晶TV装置の
バツクライトとして好適な平面型螢光灯に関する。
（ロ）従来の技術 液晶パネルは軽薄で消費電力が少ないという利点があ
るため、液晶TVの他にワードプロセツサ或いはパーソナ
ルコンピユータ等のデイスプレイデバイスとして広く利
用されている。一方、液晶自身は非発光であるためバツ
クライトとして例えば特開昭61-47050号公報（H01J61/6
7）に記載の如き平面型螢光灯を用いることが必要とな
る。
るため、液晶TVの他にワードプロセツサ或いはパーソナ
ルコンピユータ等のデイスプレイデバイスとして広く利
用されている。一方、液晶自身は非発光であるためバツ
クライトとして例えば特開昭61-47050号公報（H01J61/6
7）に記載の如き平面型螢光灯を用いることが必要とな
る。
上記平面型螢光灯の放電々極としては平板状の冷陰極
タイプのものが採用されている。この冷陰極タイプの電
極は熱陰極タイプに比べてフラツトな容器に適し、強度
及び耐久性に優れているため、平面型螢光灯に好適であ
つた。
タイプのものが採用されている。この冷陰極タイプの電
極は熱陰極タイプに比べてフラツトな容器に適し、強度
及び耐久性に優れているため、平面型螢光灯に好適であ
つた。
しかしながら、放電開始電圧が熱陰極に比べて高いた
め小型の液晶表示装置に採用する場合、消費電力が大き
くなり不利であつた。
め小型の液晶表示装置に採用する場合、消費電力が大き
くなり不利であつた。
（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の点に鑑み為されたものであり冷陰極
タイプの電極を用いても低い電圧で放電が開始する平面
型螢光灯を提供するものである。
タイプの電極を用いても低い電圧で放電が開始する平面
型螢光灯を提供するものである。
（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、放電々極を断面コ字状の平板電極とこの平
板電極の両側に配された板状の補助電極とこの補助電極
間に配されたフイラメントとで構成する。
板電極の両側に配された板状の補助電極とこの補助電極
間に配されたフイラメントとで構成する。
（ホ）作用 上述の手段により、放電開始時は比較的低い電圧でヒ
ータが先に放電し、その後平板電極が放電する。
ータが先に放電し、その後平板電極が放電する。
（ヘ）実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例につき説明する。
第１図は本実施例における平面型螢光灯の分解斜視
図、第２図（イ）（ロ）（ハ）は放電々極の正面図、平
面図及び側面図である。
図、第２図（イ）（ロ）（ハ）は放電々極の正面図、平
面図及び側面図である。
図中、（１）（２）は一対の上下平板ガラス、（３）
はこの上下平板ガラス間を所定間隔に保持すべく略ロ字
状に組まれた枠ガラスであり、上下平板ガラスと共にフ
リツトガラスにより一体化されガラス容器を構成する。
（４）（４）は第２図（イ）（ロ）（ハ）に示す如く一
対の放電々極であり、夫々、断面コ字状の平板電極（4
a）、その両側に配され端部での放電促進のための補助
電極（4b）（4b）、この各補助電極の内面に夫々端部が
スポツト溶接等により接続されBaO等の熱電子放出物質
が塗布されたコイル状のフイラメント（4c）及び前記補
助電極（4b）（4b）の外面に夫々スポツト溶接等により
接続され、電気的機能の外に放電々極を機械的に支持す
る機能をも有するリード片（4d）（4d）とで構成されて
いる。
はこの上下平板ガラス間を所定間隔に保持すべく略ロ字
状に組まれた枠ガラスであり、上下平板ガラスと共にフ
リツトガラスにより一体化されガラス容器を構成する。
（４）（４）は第２図（イ）（ロ）（ハ）に示す如く一
対の放電々極であり、夫々、断面コ字状の平板電極（4
a）、その両側に配され端部での放電促進のための補助
電極（4b）（4b）、この各補助電極の内面に夫々端部が
スポツト溶接等により接続されBaO等の熱電子放出物質
が塗布されたコイル状のフイラメント（4c）及び前記補
助電極（4b）（4b）の外面に夫々スポツト溶接等により
接続され、電気的機能の外に放電々極を機械的に支持す
る機能をも有するリード片（4d）（4d）とで構成されて
いる。
また、（５）は前記ガラス容器内部の空気を排気する
と共にアルゴンガス及び水銀を流入せしめた後、その先
端が熱融着により密閉されるチツプ管である。
と共にアルゴンガス及び水銀を流入せしめた後、その先
端が熱融着により密閉されるチツプ管である。
上述の構成の平面型螢光灯における放電々極（４）は
平板電極（4a）及び補助電極（4b）（4b）が冷陰極とし
て作用し、フイラメント（4c）が熱陰極として作用す
る。
平板電極（4a）及び補助電極（4b）（4b）が冷陰極とし
て作用し、フイラメント（4c）が熱陰極として作用す
る。
そして、放電開始時は、放電開始電圧が低いフイラメ
ント（4c）（4c）間で放電が開始し、その後所定の放電
維持電圧にて平板電極（4a）（4a）間の放電が開始す
る。
ント（4c）（4c）間で放電が開始し、その後所定の放電
維持電圧にて平板電極（4a）（4a）間の放電が開始す
る。
従つて、平板電極（4a）（4a）は本来の冷陰極の放電
開始電圧よりずつと低い電圧で放電開始が可能となる。
開始電圧よりずつと低い電圧で放電開始が可能となる。
尚、本実施例におけるフイラメントはコイル状のもの
であるが、他の形状、例えば直線状のものでよいことは
明白である。
であるが、他の形状、例えば直線状のものでよいことは
明白である。
（ト）発明の効果 上述の如く本発明に依れば、冷陰極タイプの電極であ
るにも拘わらず、放電開始電圧を大幅に低下することが
可能となる。
るにも拘わらず、放電開始電圧を大幅に低下することが
可能となる。
図面はいずれも本発明の一実施例に関し、第１図は平面
型螢光灯の分解斜視図、第２図（イ）（ロ）（ハ）は夫
々、放電々極の正面図、平面図及び側面図である。 （１）（２）……上下平板ガラス、（３）……枠ガラ
ス、（４）（４）……放電々極、（4a）……平板電極、
（4b）（4b）……補助電極、（4c）……ヒータ、（4d）
（4d）……リード片、（５）……チツプ管。
型螢光灯の分解斜視図、第２図（イ）（ロ）（ハ）は夫
々、放電々極の正面図、平面図及び側面図である。 （１）（２）……上下平板ガラス、（３）……枠ガラ
ス、（４）（４）……放電々極、（4a）……平板電極、
（4b）（4b）……補助電極、（4c）……ヒータ、（4d）
（4d）……リード片、（５）……チツプ管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 俊一 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小坂 治久 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 濱岸 五郎 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】一対の平板ガラスが所定間隔をもつて対向
するガラス容器内に一対の放電々極を配置してなる平面
型螢光灯において、前記放電々極を断面コ字状の平板電
極とこの平板電極の両側に配された板状の補助電極とこ
の補助電極間に配されたフイラメントで構成してなる平
面型螢光灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32255187A JPH083989B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 平面型螢光灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32255187A JPH083989B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 平面型螢光灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163955A JPH01163955A (ja) | 1989-06-28 |
| JPH083989B2 true JPH083989B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=18144935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32255187A Expired - Lifetime JPH083989B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 平面型螢光灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083989B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20080044264A (ko) * | 2005-09-13 | 2008-05-20 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 열 음극형 방전램프, 램프 유닛 및 표시장치 |
| DE202007005027U1 (de) * | 2007-04-03 | 2008-08-07 | Gies, Johannes | Energiespar-Flachleuchte |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP32255187A patent/JPH083989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163955A (ja) | 1989-06-28 |
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