JPH0839721A - 多層積層体 - Google Patents
多層積層体Info
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- JPH0839721A JPH0839721A JP6175796A JP17579694A JPH0839721A JP H0839721 A JPH0839721 A JP H0839721A JP 6175796 A JP6175796 A JP 6175796A JP 17579694 A JP17579694 A JP 17579694A JP H0839721 A JPH0839721 A JP H0839721A
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- metal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた耐罫線割れ性を有し、高度のガスバリ
ア性を有する多層積層体を提供すること。 【構成】 プラスチック基材の表面に形成された金属ま
たは金属酸化物の薄膜の上に、水酸基を1モル%以上含
有する熱可塑性樹脂の水分散液を塗布してなる多層積層
体である。
ア性を有する多層積層体を提供すること。 【構成】 プラスチック基材の表面に形成された金属ま
たは金属酸化物の薄膜の上に、水酸基を1モル%以上含
有する熱可塑性樹脂の水分散液を塗布してなる多層積層
体である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素ガス等の透過に対
するガスバリア性を有する多層積層体およびそれからな
る包装材に関し、より詳しくは罫線を入れても高度のガ
スバリア性が維持でき、食品保存容器等の材料として好
適な多層積層体およびそれからなる包装材に関する。
するガスバリア性を有する多層積層体およびそれからな
る包装材に関し、より詳しくは罫線を入れても高度のガ
スバリア性が維持でき、食品保存容器等の材料として好
適な多層積層体およびそれからなる包装材に関する。
【0002】
【従来の技術】現在冷凍食品、レトルト食品等は、かな
り長期の保存が可能であること、或いは手軽に調理でき
ること等の特長があり、今後益々普及するものと期待さ
れている。これらの食品の包装材料(フィルム、シー
ト、パウチ、チューブ、ボトル等)の分野は、一層の長
期保存を可能にするための、更に高度のガスバリア性を
維持できる材料が要望とされている。従来、プラスチッ
ク材料を基材とするガスバリア性に優れた材料を得る方
法として、プラスチック材料表面にアルミニウム等の金
属、或いは酸化珪素等の金属酸化物の薄膜を、蒸着また
はスパッタリングにより形成積層する方法が提案されて
いる(特開昭49−41469号、同49−34984
号、同59−62143号、同60−61252号、同
60−23037号、同60−61253号等の各公
報)。また、これらの薄膜は屈曲に対しクラックが発生
しやすいため、その外表面に保護膜としてポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン膜を更に積層し
て使用されている。
り長期の保存が可能であること、或いは手軽に調理でき
ること等の特長があり、今後益々普及するものと期待さ
れている。これらの食品の包装材料(フィルム、シー
ト、パウチ、チューブ、ボトル等)の分野は、一層の長
期保存を可能にするための、更に高度のガスバリア性を
維持できる材料が要望とされている。従来、プラスチッ
ク材料を基材とするガスバリア性に優れた材料を得る方
法として、プラスチック材料表面にアルミニウム等の金
属、或いは酸化珪素等の金属酸化物の薄膜を、蒸着また
はスパッタリングにより形成積層する方法が提案されて
いる(特開昭49−41469号、同49−34984
号、同59−62143号、同60−61252号、同
60−23037号、同60−61253号等の各公
報)。また、これらの薄膜は屈曲に対しクラックが発生
しやすいため、その外表面に保護膜としてポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン膜を更に積層し
て使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとく薄膜表面に保護膜を形成する際に熱ショックによ
って、或いは保護膜を形成しても、包装材として成形の
際に外部応力や罫線を入れることによって脆い該薄膜に
は容易にクラックやピンホールが発生し、逆にガスバリ
ア性が失われてしまう問題があり、ガスバリア性能付与
にも限界があった。以上の現状から、本発明は上記限界
を乗り越え、耐応力、特に耐罫線割れに優れる高度のガ
スバリア性を有する多層積層体およびそれからなる包装
材を提供することを目的する。
ごとく薄膜表面に保護膜を形成する際に熱ショックによ
って、或いは保護膜を形成しても、包装材として成形の
際に外部応力や罫線を入れることによって脆い該薄膜に
は容易にクラックやピンホールが発生し、逆にガスバリ
ア性が失われてしまう問題があり、ガスバリア性能付与
にも限界があった。以上の現状から、本発明は上記限界
を乗り越え、耐応力、特に耐罫線割れに優れる高度のガ
スバリア性を有する多層積層体およびそれからなる包装
材を提供することを目的する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、これらの
課題を解決するため鋭意研究をした結果、プラスチック
基材の表面に形成された金属または金属酸化物の薄膜の
上に、保護膜として水酸基を1モル%以上含有する熱可
塑性樹脂の水分散液を塗布することにより、耐応力、特
に耐罫線割れに優れた高度のガスバリア性を有する多層
積層体およびそれからなる包装材が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
課題を解決するため鋭意研究をした結果、プラスチック
基材の表面に形成された金属または金属酸化物の薄膜の
上に、保護膜として水酸基を1モル%以上含有する熱可
塑性樹脂の水分散液を塗布することにより、耐応力、特
に耐罫線割れに優れた高度のガスバリア性を有する多層
積層体およびそれからなる包装材が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、プラスチック基材の
表面に成形された金属または金属酸化物の薄膜の上に、
水酸基を1モル%以上含有する熱可塑性樹脂の水分散液
が塗布されてなる多層積層体に関する。
表面に成形された金属または金属酸化物の薄膜の上に、
水酸基を1モル%以上含有する熱可塑性樹脂の水分散液
が塗布されてなる多層積層体に関する。
【0006】また、本発明は、上記多層積層体からなる
耐罫線割れに優れた包装材に関する。以下、本発明の内
容を詳述する。
耐罫線割れに優れた包装材に関する。以下、本発明の内
容を詳述する。
【0007】本発明に係わるプラスチック基材として
は、一般成形材料、特に容器、フィルム、その他の包装
材の成形材料としての熱可塑性樹脂を使用することがで
きる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−α−オレフィン共重合体等のポリオレフィン、
これらポリオレフィンを不飽和エチレン性カルボン酸等
で変性して得られる変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリ
カーボネート、ポリエステル等の各種樹脂が挙げられ
る。
は、一般成形材料、特に容器、フィルム、その他の包装
材の成形材料としての熱可塑性樹脂を使用することがで
きる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−α−オレフィン共重合体等のポリオレフィン、
これらポリオレフィンを不飽和エチレン性カルボン酸等
で変性して得られる変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリ
カーボネート、ポリエステル等の各種樹脂が挙げられ
る。
【0008】また、上記プラスチック基材表面に積層さ
れる金属としては、アルミニウム、チタン、クロム、ニ
ッケル等の単体金属、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸
化チタン、フェライト、酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸
化インジウム、酸化銀、酸化クロム、酸化コバルト、酸
化モリブデン、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、
酸化銅、酸化ニッケル、酸化バナジウム、酸化マグネシ
ウム、酸化マンガン、酸化ランタン、酸化鉛、酸化カド
ミウム、酸化ビスマス等の金属酸化物が挙げられる。こ
れらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
れる金属としては、アルミニウム、チタン、クロム、ニ
ッケル等の単体金属、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸
化チタン、フェライト、酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸
化インジウム、酸化銀、酸化クロム、酸化コバルト、酸
化モリブデン、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、
酸化銅、酸化ニッケル、酸化バナジウム、酸化マグネシ
ウム、酸化マンガン、酸化ランタン、酸化鉛、酸化カド
ミウム、酸化ビスマス等の金属酸化物が挙げられる。こ
れらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
【0009】これら金属或いは金属酸化物等は、上記プ
ラスチック基材表面に薄膜状に形成されるが、該形成方
法としては特に限定されるものではないが、真空、加熱
蒸着法とかスパッタリング法とかが最も一般的である。
薄膜の厚みは特に限定されないが、本発明の目的には1
00〜3000オングストロームの範囲で選ばれる。薄
膜の厚みが100オングストローム未満では高度のガス
バリア性が得られず、また3000オングストロームを
超えると該薄膜層にフレキシビリティがなくなり、亀裂
が生じやすく、また金属酸化物の場合は着色も大となり
共に好ましくない。
ラスチック基材表面に薄膜状に形成されるが、該形成方
法としては特に限定されるものではないが、真空、加熱
蒸着法とかスパッタリング法とかが最も一般的である。
薄膜の厚みは特に限定されないが、本発明の目的には1
00〜3000オングストロームの範囲で選ばれる。薄
膜の厚みが100オングストローム未満では高度のガス
バリア性が得られず、また3000オングストロームを
超えると該薄膜層にフレキシビリティがなくなり、亀裂
が生じやすく、また金属酸化物の場合は着色も大となり
共に好ましくない。
【0010】本発明において、上記薄膜の上に塗布され
るものは、水酸基を1モル%以上含有する熱可塑性樹脂
の水分散液である。代表例としては、予めポリ酢酸ビニ
ル樹脂、または酢酸ビニルと変性コモノマーとの共重合
体を合成し、これらを部分または完全鹸化したもの、水
酸基含有モノマー(例えば2−ヒドロキシエチルメタク
リレート)を重合または共重合し、熱可塑性樹脂に直接
水酸基を導入したもの、エチレン−酢酸ビニル共重樹
脂、アクリル樹脂およびポリウレタン樹脂等の熱可塑性
樹脂に上記酢酸ビニル樹脂や酢酸ビニルと変性コモノマ
ーとの共重合体を部分または完全鹸化して得られる鹸化
物、熱可塑性樹脂に直接水酸基を導入した水酸基含有熱
可塑性樹脂を配合したもの等の水分散液が挙げられる。
るものは、水酸基を1モル%以上含有する熱可塑性樹脂
の水分散液である。代表例としては、予めポリ酢酸ビニ
ル樹脂、または酢酸ビニルと変性コモノマーとの共重合
体を合成し、これらを部分または完全鹸化したもの、水
酸基含有モノマー(例えば2−ヒドロキシエチルメタク
リレート)を重合または共重合し、熱可塑性樹脂に直接
水酸基を導入したもの、エチレン−酢酸ビニル共重樹
脂、アクリル樹脂およびポリウレタン樹脂等の熱可塑性
樹脂に上記酢酸ビニル樹脂や酢酸ビニルと変性コモノマ
ーとの共重合体を部分または完全鹸化して得られる鹸化
物、熱可塑性樹脂に直接水酸基を導入した水酸基含有熱
可塑性樹脂を配合したもの等の水分散液が挙げられる。
【0011】水と金属或いは金属酸化物との水和反応に
より、金属或いは金属酸化物の隙間が埋められ、ガスバ
リア性が更に向上されることは知られているが、耐外部
応力性には期待できない。本発明において、水と同様な
水和反応性を持つ水酸基を含有する熱可塑性樹脂を使用
すると、柔軟性を持つ水酸基を含有する熱可塑性樹脂が
外部応力を緩和することにより、耐罫線割れ性の付与に
寄与する。
より、金属或いは金属酸化物の隙間が埋められ、ガスバ
リア性が更に向上されることは知られているが、耐外部
応力性には期待できない。本発明において、水と同様な
水和反応性を持つ水酸基を含有する熱可塑性樹脂を使用
すると、柔軟性を持つ水酸基を含有する熱可塑性樹脂が
外部応力を緩和することにより、耐罫線割れ性の付与に
寄与する。
【0012】水酸基を含有する熱可塑性樹脂は、前記の
ように鹸化物があっても、また直接水酸基を有するモノ
マー成分を重合または共重合したものであっても、更に
これらを他の熱可塑性樹脂に配合したものであってもよ
く、水酸基含有量が1モル%であれば、その製造方法に
は特に制限がない。水酸基の含有量が1モル%未満で
は、水酸基を含有する熱可塑性樹脂と金属または金属酸
化物との水和反応が不足で、耐罫線割れ性の発現性が低
く好ましくない。更に、上記水酸基含有熱可塑性樹脂の
水分散液を、金属或いは金属酸化物の薄膜の上に塗布す
るに際しては、特別に接着剤を用いなくても、水和反応
により薄膜と水酸基含有熱可塑性樹脂との強固な層間接
着強度を得ることもできる特徴を有する。
ように鹸化物があっても、また直接水酸基を有するモノ
マー成分を重合または共重合したものであっても、更に
これらを他の熱可塑性樹脂に配合したものであってもよ
く、水酸基含有量が1モル%であれば、その製造方法に
は特に制限がない。水酸基の含有量が1モル%未満で
は、水酸基を含有する熱可塑性樹脂と金属または金属酸
化物との水和反応が不足で、耐罫線割れ性の発現性が低
く好ましくない。更に、上記水酸基含有熱可塑性樹脂の
水分散液を、金属或いは金属酸化物の薄膜の上に塗布す
るに際しては、特別に接着剤を用いなくても、水和反応
により薄膜と水酸基含有熱可塑性樹脂との強固な層間接
着強度を得ることもできる特徴を有する。
【0013】また、本発明において使用される水分散液
の樹脂成分は、外部応力を緩和できる柔軟性を付与する
ために熱可塑性でなければならない。熱硬化性樹脂は本
発明の目的に沿わない。本発明の実施に当たって用いら
れる水分散液の樹脂成分は、水酸基を含有する熱可塑性
樹脂であれば特に問題はないが、ガラス転移温度でいう
と−20℃〜100℃のものはよりよい結果が得られ、
好ましい。水酸基を含有する熱可塑性樹脂の製造方法と
しては、主として直接乳化重合、懸濁重合或いは塊状重
合等の方法が用いられるが、溶液重合等により製造され
後で溶媒を除去し水転相で得てもかまわない。塗布性等
の都合によりアルコールやグリコール類の溶媒を使用し
てもよいが、溶媒における水の割合が10重量%以上が
本発明の効果発揮に好適である。理由はまだ不明確であ
るが、樹脂の水酸基と蒸着層の金属または金属酸化物と
の反応の場合として必要な水和相を与えるためと推定さ
れる。溶媒中の水の割合が10重量%未満の場合では、
その役割が不十分となる。
の樹脂成分は、外部応力を緩和できる柔軟性を付与する
ために熱可塑性でなければならない。熱硬化性樹脂は本
発明の目的に沿わない。本発明の実施に当たって用いら
れる水分散液の樹脂成分は、水酸基を含有する熱可塑性
樹脂であれば特に問題はないが、ガラス転移温度でいう
と−20℃〜100℃のものはよりよい結果が得られ、
好ましい。水酸基を含有する熱可塑性樹脂の製造方法と
しては、主として直接乳化重合、懸濁重合或いは塊状重
合等の方法が用いられるが、溶液重合等により製造され
後で溶媒を除去し水転相で得てもかまわない。塗布性等
の都合によりアルコールやグリコール類の溶媒を使用し
てもよいが、溶媒における水の割合が10重量%以上が
本発明の効果発揮に好適である。理由はまだ不明確であ
るが、樹脂の水酸基と蒸着層の金属または金属酸化物と
の反応の場合として必要な水和相を与えるためと推定さ
れる。溶媒中の水の割合が10重量%未満の場合では、
その役割が不十分となる。
【0014】酢酸ビニルとの共重合に供される変性コモ
ノマーとしては、炭素2〜18のオレフィン(例えば、
エチレン、1−ブテン、イソブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、ヘプテン、オクテン、ノネン、デセン等)、カルボ
ン酸ビニル(例えば、バーサチック酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル等)、アルキルビニルエーテル(例えば、ラ
ウリルビニルエーテル、メチルビニルエーテル)、(メ
タ)アクリレート(例えば、ブチルアクリレートやメチ
ルメタクリレート)、アクリルアミド類(例えば、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアク
リルアミド等)、不飽和(ジ)カルボン酸またはこれら
の無水物もしくはエステル(例えば、アクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸等)、スルホン酸モノマー(例えば、ビニルスル
ホン酸、アクリルスルホン酸等)、カチオン性モノマー
(例えば、ジメチルエチルメタクリレート、ビニルイミ
ダゾール、ビニルピリジン、ビニルサクシンイミド
等)、その他(ビニレンカーボネート、アリルアルコー
ル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、アリルアセ
テート)等が挙げられ、特性と経済性に応じて選定され
る。
ノマーとしては、炭素2〜18のオレフィン(例えば、
エチレン、1−ブテン、イソブテン、ペンテン、ヘキセ
ン、ヘプテン、オクテン、ノネン、デセン等)、カルボ
ン酸ビニル(例えば、バーサチック酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル等)、アルキルビニルエーテル(例えば、ラ
ウリルビニルエーテル、メチルビニルエーテル)、(メ
タ)アクリレート(例えば、ブチルアクリレートやメチ
ルメタクリレート)、アクリルアミド類(例えば、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアク
リルアミド等)、不飽和(ジ)カルボン酸またはこれら
の無水物もしくはエステル(例えば、アクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸等)、スルホン酸モノマー(例えば、ビニルスル
ホン酸、アクリルスルホン酸等)、カチオン性モノマー
(例えば、ジメチルエチルメタクリレート、ビニルイミ
ダゾール、ビニルピリジン、ビニルサクシンイミド
等)、その他(ビニレンカーボネート、アリルアルコー
ル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、アリルアセ
テート)等が挙げられ、特性と経済性に応じて選定され
る。
【0015】耐罫線割れ性を付与するのに効果的な水酸
基含有熱可塑性樹脂の水分散液を塗布する方法として
は、通常に用いられる種々の手法を採ることができる。
例えば、金属或いは金属酸化物の薄膜上にグラビアロー
ルやメイバー等によって塗布することができ、必要に応
じてダイコーター等による押出またはキャスティング等
の方法によっても塗布することができる。なお、水酸基
含有熱可塑性樹脂の水分散液は、金属或いは金属酸化物
の薄膜を両面に有する場合は、少なくとも一面に積層す
れば、その効果は発揮される。水酸基を含有する熱可塑
性樹脂の水分散液を塗布した後は、風乾または熱風乾燥
して多層積層体とすることができる。
基含有熱可塑性樹脂の水分散液を塗布する方法として
は、通常に用いられる種々の手法を採ることができる。
例えば、金属或いは金属酸化物の薄膜上にグラビアロー
ルやメイバー等によって塗布することができ、必要に応
じてダイコーター等による押出またはキャスティング等
の方法によっても塗布することができる。なお、水酸基
含有熱可塑性樹脂の水分散液は、金属或いは金属酸化物
の薄膜を両面に有する場合は、少なくとも一面に積層す
れば、その効果は発揮される。水酸基を含有する熱可塑
性樹脂の水分散液を塗布した後は、風乾または熱風乾燥
して多層積層体とすることができる。
【0016】水酸基含有熱可塑性樹脂水分散液の塗布に
当たっては、水分散液中の樹脂成分の濃度は、5〜50
重量%が好ましく、10〜40重量%がより好ましい。
樹脂の濃度が5重量%未満では、一回のコーティングで
は所望の効果が得られない。また、50重量%を超える
と、水分散液調整作業とか、塗布作業に問題が生じ、好
ましくない。また、水分散液の粘度は塗布性に密接な関
係を持ち、機種等にもよるが、一般には5000cps 以
下が望まれる。
当たっては、水分散液中の樹脂成分の濃度は、5〜50
重量%が好ましく、10〜40重量%がより好ましい。
樹脂の濃度が5重量%未満では、一回のコーティングで
は所望の効果が得られない。また、50重量%を超える
と、水分散液調整作業とか、塗布作業に問題が生じ、好
ましくない。また、水分散液の粘度は塗布性に密接な関
係を持ち、機種等にもよるが、一般には5000cps 以
下が望まれる。
【0017】本発明に係わる多層積層体における水酸基
を含有する熱可塑性樹脂の水分散液の塗布厚みは、少な
くともドライで1μm必要であり、この厚みが1μm未
満では所望の耐罫線割れ性が得られない。この厚みは厚
くすればするほど金属酸化物等蒸着層の保護機能は向上
するが、その特性と経済性を考慮すれば50μm以上に
する必要はない。従って、両者の兼ね合いから、通常3
〜20μmが選ばれる。
を含有する熱可塑性樹脂の水分散液の塗布厚みは、少な
くともドライで1μm必要であり、この厚みが1μm未
満では所望の耐罫線割れ性が得られない。この厚みは厚
くすればするほど金属酸化物等蒸着層の保護機能は向上
するが、その特性と経済性を考慮すれば50μm以上に
する必要はない。従って、両者の兼ね合いから、通常3
〜20μmが選ばれる。
【0018】このように水酸基を含有する熱可塑性樹脂
の水分散液を塗布、乾燥して得られた多層積層体は、包
装材料として多方面に利用でき、そのためには真空成
形、圧空成形等種々の成形法により所望の形状に成形し
たり、またはシートとかフィルムの形で提供することが
できる。
の水分散液を塗布、乾燥して得られた多層積層体は、包
装材料として多方面に利用でき、そのためには真空成
形、圧空成形等種々の成形法により所望の形状に成形し
たり、またはシートとかフィルムの形で提供することが
できる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。先ず、実施例における耐罫線割れの測定方法を
述べる。 (罫線割れ試験)多層積層体の片面もしくは両面に、下
記の2方式により罫線を入れる。 1.所定の圧力下で、スポットを引きずらす。 2.一定形状の刃(凹凸型)を用い、静止にて瞬間に押
し圧を加える。 圧力 ;10〜60kg/cm2 刃の形状;幅0.5〜3mm、高さ0.8〜3mm、長さ6
0mm 以上罫線入りのものを試験片とし、ガスバリア性の変化
をチェックした。 (酸素透過試験)酸素透過量はASTM D3985−
81に準拠した酸素透過試験機OXTRN TWIN
〔モダンコントロール社製〕を用い、温度23℃、湿度
65%RHで測定を行なった。
明する。先ず、実施例における耐罫線割れの測定方法を
述べる。 (罫線割れ試験)多層積層体の片面もしくは両面に、下
記の2方式により罫線を入れる。 1.所定の圧力下で、スポットを引きずらす。 2.一定形状の刃(凹凸型)を用い、静止にて瞬間に押
し圧を加える。 圧力 ;10〜60kg/cm2 刃の形状;幅0.5〜3mm、高さ0.8〜3mm、長さ6
0mm 以上罫線入りのものを試験片とし、ガスバリア性の変化
をチェックした。 (酸素透過試験)酸素透過量はASTM D3985−
81に準拠した酸素透過試験機OXTRN TWIN
〔モダンコントロール社製〕を用い、温度23℃、湿度
65%RHで測定を行なった。
【0020】実施例1〜8 〔蒸着フィルム(1)の製造〕市販のポリエステルフィ
ルム〔東レ(株)製、商品名:ルミラーP11、厚さ1
2μm〕の複数枚のそれぞれの片面に、一酸化珪素(S
iOx )またはアルミニウムを700オングストローム
の厚さに真空蒸着した。真空蒸着は、タングステンボー
ドを加熱抵抗体とした真空蒸着機〔日本真空技術(株)
製、EBH6型〕を用い、蒸着源として純度99.99
%以上のものを用い、真空度2×10-4Torrで行なっ
た。そして、蒸着膜の厚さは重量法で計算した。 〔蒸着フィルム(2)の製造〕また、市販のSiOx
(x=1.5〜1.7)蒸着ポリエステルフィルム〔尾
池工業(株)製、商品名:MOS、厚さ12μm〕を用
いた。
ルム〔東レ(株)製、商品名:ルミラーP11、厚さ1
2μm〕の複数枚のそれぞれの片面に、一酸化珪素(S
iOx )またはアルミニウムを700オングストローム
の厚さに真空蒸着した。真空蒸着は、タングステンボー
ドを加熱抵抗体とした真空蒸着機〔日本真空技術(株)
製、EBH6型〕を用い、蒸着源として純度99.99
%以上のものを用い、真空度2×10-4Torrで行なっ
た。そして、蒸着膜の厚さは重量法で計算した。 〔蒸着フィルム(2)の製造〕また、市販のSiOx
(x=1.5〜1.7)蒸着ポリエステルフィルム〔尾
池工業(株)製、商品名:MOS、厚さ12μm〕を用
いた。
【0021】〔各種脂肪水分散液の製造〕 (方法1)酢酸ビニルモノマーを、ポリビニルアルコー
ル(>1モル%)の存在下で乳化し、触媒である過硫酸
アンモニウムおよびメタ重亜硫酸ナトリウムを加え反応
用のモノマー乳化物とした。変性コモノマーとしてエチ
レンガスを供給し、下記条件にて滴下方式を用い、オー
トクレーブで高圧反応を行なった。 プレーチャージ モノマー乳化物5重量% 反応温度 80±1℃ エチレン圧力 40kg/m2 モノマー乳化物滴下時間 4時間 熟成時間 2時間 得られた樹脂の水分散液Aの性状は次の通りであった。 固形分濃度 30重量% エチレン含有量 20モル% 水酸基含有量 50モル% 酢酸ビニル含有量 30モル%
ル(>1モル%)の存在下で乳化し、触媒である過硫酸
アンモニウムおよびメタ重亜硫酸ナトリウムを加え反応
用のモノマー乳化物とした。変性コモノマーとしてエチ
レンガスを供給し、下記条件にて滴下方式を用い、オー
トクレーブで高圧反応を行なった。 プレーチャージ モノマー乳化物5重量% 反応温度 80±1℃ エチレン圧力 40kg/m2 モノマー乳化物滴下時間 4時間 熟成時間 2時間 得られた樹脂の水分散液Aの性状は次の通りであった。 固形分濃度 30重量% エチレン含有量 20モル% 水酸基含有量 50モル% 酢酸ビニル含有量 30モル%
【0022】(方法2)方法1において、ポリビニルア
ルコールの使用量を減じた(<1モル%)以外は、方法
1と同条件にて樹脂の水分散液Bを乳化反応にて製造し
た。得られた水分散液Bの性状は下記の通りであり、水
酸基含有量は1モル%未満であった。 固形分濃度 30重量% エチレン含有量 25.5モル% 水酸基含有量 0.5モル% 酢酸ビニル含有量 74モル% そこで上記の水分散液Bを用い、アルカリ条件にてエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を鹸化し、水酸基含有量を調
整した。最終的に得られた樹脂の水分散液Cの性状は下
記の通りであった。 固形分濃度 30重量% エチレン含有量 25.5モル% 水酸基含有量 15.5モル% 酢酸ビニル含有量 59モル% (方法3)方法2で得られた水分散液Bにポリビニルア
ルコール(ポバールPVA105、(株)クラレ製)水
溶液(固形分30%)を2/1〔エチレン−酢酸ビニル
共重合体/ポリビニルアルコール(重量比)〕の割合で
後添加し、下記のような水分散液Dを得た。 固形分濃度 30.0重量% エチレン含有量 17モル% 水酸基含有量 33.7モル% 酢酸ビニル含有量 49.3モル%
ルコールの使用量を減じた(<1モル%)以外は、方法
1と同条件にて樹脂の水分散液Bを乳化反応にて製造し
た。得られた水分散液Bの性状は下記の通りであり、水
酸基含有量は1モル%未満であった。 固形分濃度 30重量% エチレン含有量 25.5モル% 水酸基含有量 0.5モル% 酢酸ビニル含有量 74モル% そこで上記の水分散液Bを用い、アルカリ条件にてエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を鹸化し、水酸基含有量を調
整した。最終的に得られた樹脂の水分散液Cの性状は下
記の通りであった。 固形分濃度 30重量% エチレン含有量 25.5モル% 水酸基含有量 15.5モル% 酢酸ビニル含有量 59モル% (方法3)方法2で得られた水分散液Bにポリビニルア
ルコール(ポバールPVA105、(株)クラレ製)水
溶液(固形分30%)を2/1〔エチレン−酢酸ビニル
共重合体/ポリビニルアルコール(重量比)〕の割合で
後添加し、下記のような水分散液Dを得た。 固形分濃度 30.0重量% エチレン含有量 17モル% 水酸基含有量 33.7モル% 酢酸ビニル含有量 49.3モル%
【0023】(方法4)方法1において、エチレンの代
わりにブチルアクリレートを使用し、このブチルアクリ
レートを酢酸ビニルと一緒に乳化したモノマー乳化物を
用いた以外は、方法1と同条件にて乳化重合を行なっ
た。得られた水分散液Eの性状は次の通りであった。 固形分濃度 30重量% ブチルアクリレート含有量 20モル% 水酸基含有量 50モル% 酢酸ビニル含有量 30モル%
わりにブチルアクリレートを使用し、このブチルアクリ
レートを酢酸ビニルと一緒に乳化したモノマー乳化物を
用いた以外は、方法1と同条件にて乳化重合を行なっ
た。得られた水分散液Eの性状は次の通りであった。 固形分濃度 30重量% ブチルアクリレート含有量 20モル% 水酸基含有量 50モル% 酢酸ビニル含有量 30モル%
【0024】〔多層積層体の作製〕前記の水酸基含有熱
可塑性樹脂の水分散液を、前記の蒸着フィルム(1)お
よび(2)の蒸着面に膜厚がドライで約3〜10μmに
なるようにコーティングした。塗布して得られたコーテ
ィングフィルムは、110℃、1分間熱風乾燥し、本発
明の多層積層体を作製した。
可塑性樹脂の水分散液を、前記の蒸着フィルム(1)お
よび(2)の蒸着面に膜厚がドライで約3〜10μmに
なるようにコーティングした。塗布して得られたコーテ
ィングフィルムは、110℃、1分間熱風乾燥し、本発
明の多層積層体を作製した。
【0025】比較例1〜4 水酸基含有熱可塑性樹脂の水分散液を塗布することな
く、実施例1および実施例5の蒸着フィルムを測定用に
供した。
く、実施例1および実施例5の蒸着フィルムを測定用に
供した。
【0026】比較例5〜8 実施例1および実施例5の蒸着フィルムに、方法2で得
られた熱可塑性樹脂の水分散液Bを塗布した。以下、実
施例と同様にして多層積層体を作製した。
られた熱可塑性樹脂の水分散液Bを塗布した。以下、実
施例と同様にして多層積層体を作製した。
【0027】〔測定〕実施例および比較例で得られた各
多層積層体について、表1に示した罫線を入れた後酸素
透過量を測定した。各測定結果を表1に示す。
多層積層体について、表1に示した罫線を入れた後酸素
透過量を測定した。各測定結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】以上、本発明に係わる多層積層体は、優
れた耐罫線割れ性を有し、罫線を入れても高度のガスバ
リア性が維持できるため、食品包装、医薬品包装、化粧
品包装等の包装分野に好適に用いられる。
れた耐罫線割れ性を有し、罫線を入れても高度のガスバ
リア性が維持できるため、食品包装、医薬品包装、化粧
品包装等の包装分野に好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/06 8413−4F
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチック基材の表面に形成された金
属または金属酸化物の薄膜の上に、水酸基を1モル%以
上含有する熱可塑性樹脂の水分散液が塗布されてなる多
層積層体。 - 【請求項2】 請求項1記載の多層積層体からなる耐罫
線割れに優れた包装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175796A JP2964876B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 多層積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175796A JP2964876B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 多層積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0839721A true JPH0839721A (ja) | 1996-02-13 |
JP2964876B2 JP2964876B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16002407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6175796A Expired - Lifetime JP2964876B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 多層積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964876B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178435A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Tohcello Co Ltd | 積層体 |
US8278595B2 (en) | 2007-03-16 | 2012-10-02 | Electro Scientific Industries, Inc. | Use of predictive pulse triggering to improve accuracy in link processing |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175796A patent/JP2964876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178435A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Tohcello Co Ltd | 積層体 |
US8278595B2 (en) | 2007-03-16 | 2012-10-02 | Electro Scientific Industries, Inc. | Use of predictive pulse triggering to improve accuracy in link processing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2964876B2 (ja) | 1999-10-18 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031217 |
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