JP3186101B2 - 樹脂組成物およびその用途 - Google Patents
樹脂組成物およびその用途Info
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Description
ットタック性、密封性に優れ、易開封性(イージーピー
ル)のヒートシール材料となりうる樹脂組成物およびそ
の用途に関する。とくに易開封性ヒートシール材料とし
て用いたときに、開封時の糸曳き現象が低減された樹脂
組成物に関する。
用の包装袋には、美観、腰の強さ、遮光性、酸素および
水蒸気の透過防止などを考慮して、アルミ蒸着ポリエチ
レンテレフタレート(VM-PET)あるいは2軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムを用いた積層フィルムが多用されてい
る。このヒートシール層としては、VM−PET層の内
面にポリエチレン層を介してポリプロピレン層を形成さ
せたものが使用されている。ポリエチレン層を介在させ
ることによって、押出コーティングによってポリプロピ
レン層を容易にVM−PET層上に形成させることが可
能となるが、工程が煩雑となり、かつコスト高となる欠
点がある。しかも包装袋の製造に当たっては、ヒートシ
ール層であるポリプロピレン同士をヒートシールさせる
必要があるが、比較的高温で加工しなければならず、ま
たヒートシール部におけるヒートシール強度が高すぎる
ため、手で容易には開封しにくいという問題点があっ
た。
てはいくつかの提案があるが、異なるシール材料にシー
ルする場合に易開封性となるシール材料は多数知られて
いる。ところが、同じシール材料同士を接着させてシー
ルを形成する場合には、シール強度が強くなりすぎて易
開封性とならないことが多かった。さらに多くのヒート
シール材料では、基材層上に押出コーティング法により
高速でヒートシール層を形成させることが難しかった。
は、線状低密度ポリエチレンと、高圧法ポリエチレン
と、アイオノマーとからなる樹脂組成物が、押出加工
性、ヒートシール性に優れており、各種基材に積層でき
ることが示されている。ところがこのような樹脂組成物
をポリエステル等の熱可塑性樹脂に押出コーティングし
てヒートシール層を形成させ、そのヒートシール層同士
を接着させると、シール強度が強すぎるため、易開封性
の包装材料として用いることは困難であった。
特開平3−92340号公報において、高圧法ポリエチ
レンと、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体または
その金属塩とからなる樹脂組成物を易開封性シール材と
する包装材料について提案した。このような樹脂組成物
は、高速押出加工性、低温ヒートシール性、ホットタツ
ク性に優れ、しかも易開封性も良好であるが、該樹脂組
成物で形成したヒートシール層同士を接着させた場合、
開封時に剥離面に繊維状になったシール層が残るとい
う、いわゆる糸曳き現象がみられることが問題であっ
た。
報においても易開封性シールが提案されており、この公
報には、1-ブテン重合体とエチレン・カルボン酸共重合
体とプロピレン重合体とからなる易開封性シール材が示
されているが、この公報で具体的に示されているもので
は、同様に糸曳きについての問題を抱えていた。
り、低温ヒートシール性、ホットタック性、易開封性に
優れ、しかも同一素材同士をヒートシールしたときに、
開封面での糸曳きが一層低減されるヒートシール材につ
いて検討を行った。その結果、後記する樹脂組成物を用
いれば、このような要件を悉く満足することを見出すに
至った。
てなされたものであって、押出しコーティングが可能で
あり、低温ヒートシール性、ホットタック性、易開封性
に優れ、同一素材同士をヒートシールした場合に開封面
での糸曳きを低減することができるヒートシール材とな
りうるような樹脂組成物を提供することを目的としてい
る。
ボン酸含量が2〜9重量%であるエチレン・α,β−不
飽和カルボン酸共重合体(A)25〜75重量%と、
α,β−不飽和カルボン酸含量が10〜20重量%であ
るエチレン・α,β−不飽和カルボン酸共重合体(B)
75〜25重量%とからなり、かつ両者のα,β−不飽
和カルボン酸含量の差が6重量%以上であることを特徴
とする樹脂組成物が提供される。
の合計量100重量部に対し、結晶性ポリオレフィンを
1〜30重量部配合した樹脂組成物が提供される。本発
明によれば、さらにこれら樹脂組成物を利用した包装材
料が提供される。
びその用途について、具体的に説明する。本発明に係る
樹脂組成物は、α,β−不飽和カルボン酸含量が2〜9
重量%であるエチレン・α,β−不飽和カルボン酸共重
合体(A):25〜75重量%と、α,β−不飽和カル
ボン酸含量が10〜20重量%であるエチレン・α,β
−不飽和カルボン酸共重合体(B):75〜25重量%
とからなり、かつ両者のα,β−不飽和カルボン酸含量
の差が6重量%以上である。
飽和カルボン酸重合単位量の異なる2種のエチレン・
α,β−不飽和カルボン酸共重合体が用いられるが、こ
のようなエチレン・α,β−不飽和カルボン酸共重合体
は、エチレンとα,β−不飽和カルボン酸を直接共重合
することによって得られるもので、一般には高圧重合法
によって製造することができる。ここにα,β−不飽和
カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、無水
マレイン酸、マレイン酸モノメチルなどを例示すること
ができるが、とくにアクリル酸またはメタクリル酸が好
適である。
合体(A)では、酸含量が2〜9重量%、好ましくは3
〜7重量%である。酸含量が2重量%よりも少ないもの
を用いると、前述した糸曳き現象の効果的な減少を期待
することができず、また酸含量が上記範囲より大きいも
のを用いると易開封性にするのが困難となる。またエチ
レン・α,β−不飽和カルボン酸共重合体(B)では、
酸含量が10〜20重量%、好ましくは12〜18重量
%である。
合体(A)とエチレン・α,β−不飽和カルボン酸共重
合体(B)との酸含量の差は、少なくとも6重量%以上
であり、好ましくは7重量%以上である。本発明の樹脂
組成物において、酸含量の差が6重量%より少ないと、
ヒートシール強度が強くなりすぎる傾向となる。一方、
酸含量の差をあまり大きくしすぎると、ヒートシール層
を形成させる際の押出加工性が低下する傾向にあり、ま
た開封時の糸曳きが生じ易くなるので、通常は酸含量差
は16重量%以下、とくに14重量%以下であることが
好ましい。
合体(B)とは、重量比で(A)/(B)が25/75
〜75/25、好ましくは30/70〜70/30、と
くに好ましくは40/60〜60/40となるような量
で用いられる。その配合比が上記範囲から外れると、ヒ
ートシール強度が強くなりすぎるので易開封性シール材
料として好ましくない。
(A)と共重合体(B)とからなる樹脂組成物のヒート
シール特性を改善するために、共重合体(A)と共重合
体(B)との合計量100重量部に対し、1〜30重量
部の結晶性ポリオレフィンを配合することが有効であ
る。
リエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、プロピレン単独重合体もしくは共重合体、1-ブテ
ン単独重合体または共重合体、4-メチル-1- ペンテン単
独重合体または共重合体などを例示することができる。
これらは単独であるいは2種以上混合して用いることが
できる。
ートシール強度を低い値に維持するのに有効であり、と
くに1-ブテン単独重合体または共重合体の添加は、ヒー
トシール強度のシール温度依存性を低減させることがで
きるのでとりわけ有効である。しかしながら、結晶性ポ
リオレフィンを過度に添加すると却って性能低下を来す
ことがある。好適な配合量は、ポリオレフィンの種類に
よっても若干異なる。例えば共重合体(A)と共重合体
(B)の合計量100重量部に対する配合量について述
べると次のようになる。
エチレンは、1〜30重量部、とくに5〜25重量部の
量で添加されることが好ましく、高密度ポリエチレン
は、1〜20重量部、とくに1〜10重量部の量で添加
されることが好ましい。いずれも配合量が多くなりすぎ
ると、低温ヒートシール性の低下やホットタック性の低
下が認められる。またプロピレン単独重合体または共重
合体は、1〜15重量部、好ましくは2〜10重量部の
量で添加されることが好ましい。これら使用量が多くな
りすぎると、ヒートシール強度が低下してしまう。1-ブ
テン単独重合体または共重合体は、1〜20重量部、と
くに4〜16重量部の量で添加されることが好ましい。
この使用量が多くなりすぎると、開封面の糸曳きが激し
くなる傾向が生ずる。
く変化しうるが、この樹脂組成物を基材層に押出コーテ
ィングする用途においては、190℃、2160g荷重
におけるメルトフローレートが0.5〜30g/10
分、とくに1〜20g/10分であることが好ましい。
材料として、とりわけ易開封性ヒートシール材料として
使用することができる。このような場合には、上記のよ
うな樹脂組成物を、基材層上にヒートシール層として形
成させて積層体として用いることが好ましい。
く、また多層であってもよいが、ヒートシール層と接触
する部分は、通常熱可塑性樹脂または金属で構成されて
いることが好ましい。このような基材層では、ヒートシ
ール層と接触させる部分に、ポリ塩化ビニリデン塗布処
理、アンカーコート処理あるいはコロナ処理などが施さ
れていてもよい。また基材層上には、アルミニウムなど
の金属あるいは金属酸化物などが蒸着されていてもよ
い。このような基材としては、具体的には、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリアミド(PA)、ポリビ
ニルアルコール(PVOH)、エチレン・ビニルアルコール
共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリ
プロピレン(PP)、延伸ポリプロピレン(OPP)、アル
ミ蒸着ポリエチレンテレフタレート(VM-PET)、アルミ
蒸着ポリプロピレン(VM-PP)、アルミニウム箔、セロ
ハンなどが用いられる。
ていてもよく、たとえばPP/PE/VM−PETのよ
うな構成のものであってもよい。特に基材層として、包
装材料として多用されている延伸されたPPを単層ある
いは多層で用いると、この基材層上に本発明に係る樹脂
組成物のヒートシール層を形成させて得られる包装材料
は、低温でヒートシールでき、PPが収縮したりすると
いうトラブルを回避できるというメリットがある。また
基材層として、PETなどのガスバリヤー素材あるいは
それに蒸着層を設けたものを用いれば、酸化による内容
物の変質、吸湿などが防止できるので好ましい。
であるが、通常基材層が10〜100μm程度であり、
ヒートシール層が10〜50μm程度であることが好ま
しい。
は種々の方法を採用することができるが、基材層に前記
樹脂組成物を押出コーティングする方法が最も好まし
い。この際、樹脂組成物層との接着力を高めるために、
基材層にアンカーコート剤を塗布してもよい。
ートシール層同士を接着ヒートシールして包装材料とし
て用いられる。このような易開封性包装材料の代表的な
用途は、スナック菓子包装袋であり、たとえば延伸ポリ
プロピレン/ポリエチレン/VM−PET/ヒートシー
ル層などの4層構成で形成させることにより、ガスバリ
ヤー性、遮光性、美観、易開封性等の優れた包装袋を製
造することができる。
料として用いる場合には、ヒートシール温度は、ヒート
シール組成物の種類によっても若干異なるが、120〜
150℃程度の低温で行うことができ、所望に応じさら
に高温で行うこともできる。ヒートシール強度は、0.
5〜2.0kg/15mm、好ましくは0.8〜1.2kg/
15mmであることが望ましい。
装材料として用いる場合には、下記のようにして測定さ
れるホットタック性は1〜40mm好ましくは1〜30mm
であることが望ましい。
ートシール層として用いるときに、早い加工速度で押出
コーティングにより包装材料を製造することができる。
このような包装材料は、ホットタック性、低温ヒートシ
ール性に優れているので高速製袋が可能であり、かつ破
袋トラブルも生じない。またシール強度が適度であるの
で開封性に優れ、しかも、開封時の糸曳きがないために
商品価値を落とさない。
本発明は、これら実施例に限定されるものではない。ま
ず、以下に本発明に係る押出成形用樹脂組成物と基材と
の押出積層時の押出加工性、該樹脂組成物をヒートシー
ル層として有する積層体の低温ヒートシール性および低
温ホットタック性の評価方法について説明する。 (1)押出加工性 成形機:65mm径のラミネーター(L/D=32) ダイス:インナーディッケルダイ ダイス有効幅:800mm ダイス開口:0.8×500mm エアーギャップ:110mm 成形温度:305℃(ダイス直下部) 樹脂押出量:930g/10分(引取速度80m/分×
積層樹脂厚み25μm相当量) 引取速度:80m/分 基材:クラフト紙(50g/m2) 高速薄曳性は、次のような測定方法で評価した。
出量(930g/分)を一定に保ちながら、引取速度を
80m/分から徐々に増加させていき、樹脂膜切れが生
じ始める時の引取速度を測定し、これをドローダウンと
する。 (2)低温ヒートシール性 基材としては、4層構成の積層フィルム[二軸延伸ポリ
プロピレンフィルム(20μm)/(アンカーコーティ
ング剤)/LDPE(20μm)/アルミ蒸着ポリエス
テルフィルム(12μm)]を用いた。この積層フィル
ムのポリエステル面に、厚さ25μmとなるように、上
記(1)の条件にて評価樹脂を押出コーティングしたも
のを用いて、低温ヒートシール性を評価した。なお、低
温ヒートシール性評価方法について以下に記述する。
て、積層樹脂面同士を温度120〜160℃でヒートシ
ールした。ヒートシールは、片面加熱板式ヒートシーラ
ーを用い、ヒートシール条件は、シール幅10mm、シー
ル圧力2Kg/cm2、シール時間0.5sec、シールバー3
0cm×10mmであり、この条件でヒートシールした積層
体から幅15mm、長さ15cmの試験片を10片作製し
た。
ヒートシールした各試験片について、23℃、50%相
対湿度の雰囲気下で、引張速度300mm/分、90°剥
離させた時の最大値を測定し、試験片10片の平均値を
もって評価した。 (3)糸曳き性 糸曳き性は下記のようにして評価した。
片の剥離面に残った繊維状のシール層の長さと数をもっ
て評価した。 〇 ほとんど認められない。
cmの大きさとし、これを試験片とした。
価方法を説明する。図1は、ホットタック性評価のため
に用いる測定器の概略図である。図中1および2は、上
述(2)の低温ヒートシール性評価で用いたヒートシー
ラーのヒートシール板であり、上側の1のみ所定の温度
に加熱されており、下側の2は常温である。3は上述の
試験片であり、ヒートシール層であるコート樹脂面同士
を向い合わせとしており、両試験片の右端部に45gの
重り4を取付け、左端部6の位置を固定しておき、5の
位置で22.5°の角度を設けている。なお、ヒートシ
ール板1、2は長さ30cm、幅10mmである。
ートシールと同一の条件にて、試験片3をヒートシール
し、その瞬間に6の固定を解き強制的にヒートシール面
を重りの剥離力(90g)によって剥離させる。その際
のヒートシール面剥離距離を測定し、その値をもって低
温ホットタック性を評価した。
・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート7g/1
0分)50重量%と、メタクリル酸含量15重量%であ
るエチレン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレー
ト60g/10分)50重量%とをメルトブレンドして
得た組成物を用い、前記した方法で押出加工性、低温ヒ
ートシール性、糸曳き性、および低温ホットタック性を
評価した。
・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート7g/1
0分)50重量%と、メタクリル酸含量20重量%であ
るエチレン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレー
ト60g/10分)50重量%とをメルトブレンドして
得た組成物を用い、実施例1と同様にして評価した。
メタクリル酸共重合体(メルトフローレート10g/1
0分、メタクリル酸含量9重量%)を用い実施例1と同
様にして評価した。
・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート8g/1
0分)70重量%と、メタクリル酸含量10重量%であ
るエチレン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレー
ト500g/10分)30重量%とをメルトブレンドし
て得た組成物を用い、実施例1と同様にして評価した。
・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート7g/1
0分)80重量%と、メタクリル酸含量15重量%であ
るエチレン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレー
ト25g/10分)20重量%とをメルトブレンドして
得た組成物を用い、実施例1と同様にして評価した。
・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート7g/1
0分)40重量%と、メタクリル酸含量15重量%であ
るエチレン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレー
ト60g/10分)40重量%と、高圧法低密度ポリエ
チレン(メルトフローレート10g/10分、密度0.
917g/cm3)20重量%とをメルトブレンドして得
た組成物を用い、実施例1と同様にして評価した。
ン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート60g
/10分)50重量%と、実施例3で用いた高圧法低密
度ポリエチレン50重量%とをメルトブレンドして得た
組成物を用い、実施例1と同様にして評価した。
・メタクリル酸共重合体(メルトフローレート7g/1
0分)46重量%と、メタクリル酸含量15重量%であ
るエチレン・メタクリル酸共重合体(メルトフローレー
ト60g/10分)46重量%と、80%ポリブテンと
20%ポリプロピレンのメルトブレンドから成るShell
1560 8%とをメルトブレンドして得た組成物を用い、
実施例1と同様にして評価した。
フローレート10g/10分、メタクリル酸含量9重量
%)92重量%と、実施例5で用いたShell 1560 8重
量%とをメルトブレンドして得た組成物を用い、実施例
1と同様にして評価した。
ヒートシール層がCPP(無延伸ポリプロピレン)であ
るものを用いて評価した。
ーコーティング剤/LDPE 20μm/アルミ蒸着ポ
リエステル 12μm/アンカーコーティング剤/LD
PE20μm/CPP 25μm結果を表2に示す。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 α,β−不飽和カルボン酸含量が2〜9
重量%であるエチレン・α,β−不飽和カルボン酸共重
合体(A)25〜75重量%と、α,β−不飽和カルボ
ン酸含量が10〜20重量%であるエチレン・α,β−
不飽和カルボン酸共重合体(B)75〜25重量%とか
らなり、かつ両者のα,β−不飽和カルボン酸含量の差
が6重量%以上であることを特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の樹脂組成物からなるヒ
ートシール材料。 - 【請求項3】 請求項2に記載の易開封性ヒートシール
材料。 - 【請求項4】 基材層に請求項1に記載の樹脂組成物層
が積層されてなる積層体。 - 【請求項5】 請求項4に記載の積層体からなる包装材
料。
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