JPH0838753A - シートベルト切断具 - Google Patents
シートベルト切断具Info
- Publication number
- JPH0838753A JPH0838753A JP6197149A JP19714994A JPH0838753A JP H0838753 A JPH0838753 A JP H0838753A JP 6197149 A JP6197149 A JP 6197149A JP 19714994 A JP19714994 A JP 19714994A JP H0838753 A JPH0838753 A JP H0838753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- section
- surface member
- tip
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B11/00—Hand knives combined with other implements, e.g. with corkscrew, with scissors, with writing implement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/32—Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B27/00—Hand cutting tools not provided for in the preceding groups, e.g. finger rings for cutting string, devices for cutting by means of wires
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B9/00—Blades for hand knives
- B26B9/02—Blades for hand knives characterised by the shape of the cutting edge, e.g. wavy
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2250/00—General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
- B25D2250/271—Tools for breaking windows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Knives (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、自動車の衝突事故時の衝撃によっ
てロックされるシートベルトを人が座席に座ったまま一
回の操作で容易かつ迅速に切り取る切断具を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明は、上面部材とこれより開口先端部が
やや長く成る下面部材とから成る枠体の基端部に一端上
部が尖鋭状に成る槌部材を固着し、前記両面部材の側面
中央部から開口先端部にかけて間隙部を形成し、下面部
材の長手方向の中央部に開口先端部の内側から奥部にか
けて波形状の刃先部から成る刀身を設置し、この刀身に
相対する上面部材の長手方向の中央部に前記刀身の刃先
部が嵌挿する深さの凹溝部を形成して成るものである。
てロックされるシートベルトを人が座席に座ったまま一
回の操作で容易かつ迅速に切り取る切断具を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明は、上面部材とこれより開口先端部が
やや長く成る下面部材とから成る枠体の基端部に一端上
部が尖鋭状に成る槌部材を固着し、前記両面部材の側面
中央部から開口先端部にかけて間隙部を形成し、下面部
材の長手方向の中央部に開口先端部の内側から奥部にか
けて波形状の刃先部から成る刀身を設置し、この刀身に
相対する上面部材の長手方向の中央部に前記刀身の刃先
部が嵌挿する深さの凹溝部を形成して成るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルト切断具に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突事故時には衝撃によってシ
ートベルトが緊急にロックされてしまうことから、運転
手や助手席に座ってシートベルトをかけている者は、身
動きがでず、脱出できない状態にあった。
ートベルトが緊急にロックされてしまうことから、運転
手や助手席に座ってシートベルトをかけている者は、身
動きがでず、脱出できない状態にあった。
【0003】このよう場合に対処するために、最近、シ
ートベルト切断用のカッターや鋏が運転席に用意されて
いる場合もあるが、そのカッターは刃部分がその枠体部
から露出しているため、取扱中に使用者が誤って指先を
切る危険性があったし、専用の鋏はなかったため、一回
の操作で迅速かつ完全に切り取ることができず、きわめ
て実用性に欠くものであった。
ートベルト切断用のカッターや鋏が運転席に用意されて
いる場合もあるが、そのカッターは刃部分がその枠体部
から露出しているため、取扱中に使用者が誤って指先を
切る危険性があったし、専用の鋏はなかったため、一回
の操作で迅速かつ完全に切り取ることができず、きわめ
て実用性に欠くものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような欠点を一掃した危険性がなくかつ迅速な切り取り
ができる緊急脱出用の器具を提供することを目的とする
ものである。
ような欠点を一掃した危険性がなくかつ迅速な切り取り
ができる緊急脱出用の器具を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面部材とこ
れより開口先端部がやや長く成る下面部材とから成る枠
体の基端部に一端上部が尖鋭状に成る槌部材を固着し、
前記両面部材の側面中央部から開口先端部にかけて間隙
部を形成し、下面部材の長手方向の中央部に開口先端部
の内側から奥部にかけて波形状の刃先部から成る刀身を
設置し、この刀身に相対する上面部材の長手方向の中央
部に前記刀身の刃先部が嵌挿する深さの凹溝部を形成し
て成るものである。
れより開口先端部がやや長く成る下面部材とから成る枠
体の基端部に一端上部が尖鋭状に成る槌部材を固着し、
前記両面部材の側面中央部から開口先端部にかけて間隙
部を形成し、下面部材の長手方向の中央部に開口先端部
の内側から奥部にかけて波形状の刃先部から成る刀身を
設置し、この刀身に相対する上面部材の長手方向の中央
部に前記刀身の刃先部が嵌挿する深さの凹溝部を形成し
て成るものである。
【0006】
【作用】いまシートベルトをかけたまま衝突事故に会い
ベルトがロックされてしまうと、人は座席から脱出でき
なくなるから、まず本器具の枠体の上下両面部材の開口
先端部をベルトの任意個所に向って挿入し、その開口先
端部において刀身の刃先部に接したとき、ベルトを枠体
内部にはさんで力を込めて押し込む。すると、波状の刃
先部によってベルトはきれいに切断されるようになる。
ベルトがロックされてしまうと、人は座席から脱出でき
なくなるから、まず本器具の枠体の上下両面部材の開口
先端部をベルトの任意個所に向って挿入し、その開口先
端部において刀身の刃先部に接したとき、ベルトを枠体
内部にはさんで力を込めて押し込む。すると、波状の刃
先部によってベルトはきれいに切断されるようになる。
【0007】また、ドアが開かないときは、枠体部を把
持してその槌部材の尖鋭上部をドアガラスやフロントガ
ラスに向って殴打する。すると、当該ガラスは直ちに割
れて破壊するから、そこから脱出することができる。尖
鋭上部に蓋体が被嵌しているときは、蓋体を付けたまま
で殴打してもよい。
持してその槌部材の尖鋭上部をドアガラスやフロントガ
ラスに向って殴打する。すると、当該ガラスは直ちに割
れて破壊するから、そこから脱出することができる。尖
鋭上部に蓋体が被嵌しているときは、蓋体を付けたまま
で殴打してもよい。
【0008】
【実施例】1は全体が後記刀身8の鞘部と柄部とを兼用
する枠体で、この枠体は上面部材2とこの上面部材より
その開口先端部がやや長く成る下面部材3とから成る。
する枠体で、この枠体は上面部材2とこの上面部材より
その開口先端部がやや長く成る下面部材3とから成る。
【0009】4は前記上面部材2と下面部材3の両基端
部間を連結して固着した槌部材で、この槌部材の一端上
部5は尖鋭状に成る。
部間を連結して固着した槌部材で、この槌部材の一端上
部5は尖鋭状に成る。
【0010】前記枠体1の上面部材2と下面部材3は、
その側面中央部から基端部にかけて接合部6を形成する
が、側面中央部から開口先端部にかけては間隙部7を形
成している。これによって上面部材2は、接合部6と間
隙部7の接点付近から弾性付勢される。
その側面中央部から基端部にかけて接合部6を形成する
が、側面中央部から開口先端部にかけては間隙部7を形
成している。これによって上面部材2は、接合部6と間
隙部7の接点付近から弾性付勢される。
【0011】8は前記下面部材3の長手方向の中央部に
開口先端部9の内側から奥部にかけて設置した先端部が
傾斜状に成る刀身で、この刀身の上面部には波形状の刃
先部8' を構成する。
開口先端部9の内側から奥部にかけて設置した先端部が
傾斜状に成る刀身で、この刀身の上面部には波形状の刃
先部8' を構成する。
【0012】10は前記上面部材2の長手方向の中央部
に開口先端部9から奥部にかけて形成した凹溝部で、こ
の凹溝部には前記下面部材3の刀身8の刃先部8' が嵌
挿するように成る。したがって、刀身の刃先部8' の先
端部は、完全に上面部材2と下面部材3の開口先端部9
の内側方に位置するようになる。
に開口先端部9から奥部にかけて形成した凹溝部で、こ
の凹溝部には前記下面部材3の刀身8の刃先部8' が嵌
挿するように成る。したがって、刀身の刃先部8' の先
端部は、完全に上面部材2と下面部材3の開口先端部9
の内側方に位置するようになる。
【0013】11は前記尖鋭上部5を有する槌部材4の
突出部にカバーした透明性の蓋体で、この蓋体は危険防
止用のカバーであるから材厚は薄い。したがって、前記
槌部材4の殴打時にはカバーしたままでもガラスの破壌
に支障はない。
突出部にカバーした透明性の蓋体で、この蓋体は危険防
止用のカバーであるから材厚は薄い。したがって、前記
槌部材4の殴打時にはカバーしたままでもガラスの破壌
に支障はない。
【0014】12は前記下面部材3の裏面部に設置した
マグネットであり、運転席周囲の適所に吸着して置く
が、このマグネットの設置は任意である。
マグネットであり、運転席周囲の適所に吸着して置く
が、このマグネットの設置は任意である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成から成るも
のであるため、本器具を運転席の周辺適所に置き緊急脱
出時にこれを使うときに、刃体の一部が誤って指先に触
れて切傷するようなことは起らなくなり、常に安全かつ
安心して使用することができる。
のであるため、本器具を運転席の周辺適所に置き緊急脱
出時にこれを使うときに、刃体の一部が誤って指先に触
れて切傷するようなことは起らなくなり、常に安全かつ
安心して使用することができる。
【0016】また、ベルトの切断は常に迅速かつ確実に
行うことができるとともに、ドアガラスの破壊も確実に
行うことができ、実用性が高いものである。
行うことができるとともに、ドアガラスの破壊も確実に
行うことができ、実用性が高いものである。
【図1】全体の側面図
【図2】全体の平面図
【図3】全体の底面図
【図4】図2A−A線の断面図
【図5】使用時の拡大正面図
1 枠体 2 上面部材 3 下面部材 4 槌部材 5 尖鋭上部 7 間隙部 8 刀身 8' 波状刃先部 9 開口先端部 10 凹溝部 11 蓋体 12 マグネット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルト切断具に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突事故時には衝撃によってシ
ートベルトが緊急にロックされてしまうことから、運転
手や助手席に座ってシートベルトをかけている者は、身
動きができず、脱出できない状態にあった。
ートベルトが緊急にロックされてしまうことから、運転
手や助手席に座ってシートベルトをかけている者は、身
動きができず、脱出できない状態にあった。
【0003】このよう場合に対処するために、最近、シ
ートベルト切断用のカッターや鋏が運転席に用意されて
いる場合もあるが、そのカッターは刃部分がその把柄体
部から露出しているため、取扱中に使用者が誤って指先
を切る危険性があったし、専用の鋏はなかったため、一
回の操作で迅速かつ完全に切り取ることができず、きわ
めて実用性に欠くものであった。
ートベルト切断用のカッターや鋏が運転席に用意されて
いる場合もあるが、そのカッターは刃部分がその把柄体
部から露出しているため、取扱中に使用者が誤って指先
を切る危険性があったし、専用の鋏はなかったため、一
回の操作で迅速かつ完全に切り取ることができず、きわ
めて実用性に欠くものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような欠点を一掃した取扱上危険性がなくかつ迅速な切
断や破壊ができる緊急脱出用の器具を提供することを目
的とするものである。
ような欠点を一掃した取扱上危険性がなくかつ迅速な切
断や破壊ができる緊急脱出用の器具を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面部材とこ
れより開口先端部がやや長く成る下面部材とから成る把
柄体の頭部分の上面部材側に先端部が尖鋭状に成る槌部
材を固着し、前記両面部材の側面中央部から開口先端部
にかけて間隙部を形成し、下面部材の長手方向の中央部
に開口先端部の内側から奥部にかけて波形状の刃先部か
ら成る刀身を設置し、この刀身に相対する上面部材の長
手方向の中央部に前記刀身の刃先部が嵌挿する深さの凹
溝部を形成して成るものである。
れより開口先端部がやや長く成る下面部材とから成る把
柄体の頭部分の上面部材側に先端部が尖鋭状に成る槌部
材を固着し、前記両面部材の側面中央部から開口先端部
にかけて間隙部を形成し、下面部材の長手方向の中央部
に開口先端部の内側から奥部にかけて波形状の刃先部か
ら成る刀身を設置し、この刀身に相対する上面部材の長
手方向の中央部に前記刀身の刃先部が嵌挿する深さの凹
溝部を形成して成るものである。
【0006】
【作用】いまシートベルトをかけたまま衝突事故に出会
いベルトがロックされてしまうと、人は座席から脱出で
きなくなるから、まず本器具の把柄体の上下両面部材の
開口先端部をベルトの任意個所に向って挿入する。する
と、把柄体の開口先端部においてベルトの一部が刀身の
刃先部に接したとき、ベルトを把柄体内部にはさんだま
ま力を込めて押し込む。すると、波状の刃先部によって
ベルトはきれいに切断されるようになる。
いベルトがロックされてしまうと、人は座席から脱出で
きなくなるから、まず本器具の把柄体の上下両面部材の
開口先端部をベルトの任意個所に向って挿入する。する
と、把柄体の開口先端部においてベルトの一部が刀身の
刃先部に接したとき、ベルトを把柄体内部にはさんだま
ま力を込めて押し込む。すると、波状の刃先部によって
ベルトはきれいに切断されるようになる。
【0007】また、ドアが開かないときは、把柄体部を
把持してその槌部材の尖鋭端部をドアガラスやフロント
ガラスに向って殴打する。すると、当該ガラスは直ちに
割れて破壊するから、そこから脱出することができる。
尖鋭端部に蓋体が被嵌しているときは、蓋体を付けたま
まで殴打してよい。
把持してその槌部材の尖鋭端部をドアガラスやフロント
ガラスに向って殴打する。すると、当該ガラスは直ちに
割れて破壊するから、そこから脱出することができる。
尖鋭端部に蓋体が被嵌しているときは、蓋体を付けたま
まで殴打してよい。
【0008】
【実施例】1は全体が後記刀身8の鞘部と柄部とを兼用
する把柄体で、この把柄体は上面部材2とこの上面部材
よりその開口先端部がやや長く成る下面部材3とから成
る。
する把柄体で、この把柄体は上面部材2とこの上面部材
よりその開口先端部がやや長く成る下面部材3とから成
る。
【0009】4は前記上面部材2と下面部材3から成る
把柄体1の頭部分の上面部材側に固着した槌部材で、こ
の槌部材の先端部5は尖鋭状に成る。この槌部材の尖鋭
端部は、他例においては、円錐形に成る基台部13の上
面に周囲段部14を形成し、基台部とは傾斜角度が異な
る尖鋭部15を構成するようにする。
把柄体1の頭部分の上面部材側に固着した槌部材で、こ
の槌部材の先端部5は尖鋭状に成る。この槌部材の尖鋭
端部は、他例においては、円錐形に成る基台部13の上
面に周囲段部14を形成し、基台部とは傾斜角度が異な
る尖鋭部15を構成するようにする。
【0010】前記把柄体1の上面部材2と下面部材3
は、その側面中央部から基端部にかけて接合部6を形成
するが、側面中央部から開口先端部にかけては間隙部7
を形成している。これによって上面部材2は、接合部6
と間隙部7の接点付近から弾性付勢される。
は、その側面中央部から基端部にかけて接合部6を形成
するが、側面中央部から開口先端部にかけては間隙部7
を形成している。これによって上面部材2は、接合部6
と間隙部7の接点付近から弾性付勢される。
【0011】8は前記下面部材3の長手方向の中央部に
開口先端部9の内側から奥部にかけて設置した先端部が
傾斜状に成る刀身で、この刀身の上面部には波形状の刃
先部8’を構成する。
開口先端部9の内側から奥部にかけて設置した先端部が
傾斜状に成る刀身で、この刀身の上面部には波形状の刃
先部8’を構成する。
【0012】10は前記上面部材2の長手方向の中央部
に開口先端部9から奥部にかけて形成した凹溝部で、こ
の凹溝部には前記下面部材3の刀身8の刃先部8’が嵌
挿するように成る。したがって、刀身の刃先部8’の先
端部は、完全に上面部材2と下面部材3の開口先端部9
の内側方に位置するようになる。
に開口先端部9から奥部にかけて形成した凹溝部で、こ
の凹溝部には前記下面部材3の刀身8の刃先部8’が嵌
挿するように成る。したがって、刀身の刃先部8’の先
端部は、完全に上面部材2と下面部材3の開口先端部9
の内側方に位置するようになる。
【0013】11は前記尖鋭端部5を有する槌部材4の
突出部にカバーした透明性の蓋体で、この蓋体の形状は
任意であるが、危険防止を目的とするだけのカバーであ
るから材厚は比較的薄く壊れ易くしている。したがっ
て、前記槌部材4の殴打時にはカバーしたままでも窓ガ
ラスの破壊には支障がない。
突出部にカバーした透明性の蓋体で、この蓋体の形状は
任意であるが、危険防止を目的とするだけのカバーであ
るから材厚は比較的薄く壊れ易くしている。したがっ
て、前記槌部材4の殴打時にはカバーしたままでも窓ガ
ラスの破壊には支障がない。
【0014】12は前記下面部材3の裏面部に設置した
マグネットであり、運転席周囲の適所に吸着して置く
が、このマグネットの設置は任意である。
マグネットであり、運転席周囲の適所に吸着して置く
が、このマグネットの設置は任意である。
【0015】他例においては、前記上面部材2と下面部
材3とから成る把柄体1の頭部分にあたる槌部材4に近
接した箇所の内部にウエイト16を設置し、把柄体を把
持して振り下ろした時に槌部材による窓ガラスの衝撃力
を加速するようにする。
材3とから成る把柄体1の頭部分にあたる槌部材4に近
接した箇所の内部にウエイト16を設置し、把柄体を把
持して振り下ろした時に槌部材による窓ガラスの衝撃力
を加速するようにする。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成から成るも
のであるため、本器具を運転席の周辺適所に置き緊急脱
出時にこれを使うときに、刀身の刃先部や尖鋭端部が誤
って指先に触れて切傷するようなことは起らなくなり、
常に安全かつ安心して使用することができる。
のであるため、本器具を運転席の周辺適所に置き緊急脱
出時にこれを使うときに、刀身の刃先部や尖鋭端部が誤
って指先に触れて切傷するようなことは起らなくなり、
常に安全かつ安心して使用することができる。
【0017】また、シートベルトの切断は常に迅速かつ
確実に行うことができるとともに、ドアガラスの破壊も
確実に行うことができ、実用性が高いものである。
確実に行うことができるとともに、ドアガラスの破壊も
確実に行うことができ、実用性が高いものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図
【図2】全体の平面図
【図3】全体の底面図
【図4】図2A−A線の断面図
【図5】使用時の拡大正面図
【図6】他例の要部の側断面図
【符号の説明】 1 把柄体 2 上面部材 3 下面部材 4 槌部材 5 尖鋭端部 7 間隙部 8 刀身 8 波状刃先部 9 開口先端部 10 凹溝部 11 蓋体 12 マグネット
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】
Claims (3)
- 【請求項1】 上面部材とこれより開口先端部がやや長
く成る下面部材とから成る枠体の基端部に一端上部が尖
鋭状に成る槌部材を固着し、前記両面部材の側面中央部
から開口先端部にかけて間隙部を形成し、下面部材の長
手方向の中央部に開口先端部の内側から奥部にかけて波
形状の刃先部から成る刀身を設置し、この刀身に相対す
る上面部材の長手方向の中央部に前記刀身の刃先部が嵌
挿する深さの凹溝部を形成して成るシートベルト切断
具。 - 【請求項2】 槌部材の尖鋭上部に透明性蓋体を嵌合し
て成る請求項1に記載したシートベルト切断具。 - 【請求項3】 枠体の下面部材の裏面部にマグネット材
を設けて成る請求項1に記載したシートベルト切断具。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197149A JP2613182B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | シートベルト切断具 |
KR1019950016945A KR0144074B1 (ko) | 1994-08-01 | 1995-06-22 | 시트벨트 절단구 |
IT95RM000508A IT1277869B1 (it) | 1994-08-01 | 1995-07-26 | Dispositivo di recisione di cinture di sicurezza per autoveicoli. |
FR9509238A FR2723023B1 (fr) | 1994-08-01 | 1995-07-28 | Dispositif de coupe muni d'un marteau, pour ceinture de securite, notamment de vehicule automobile |
US08/508,396 US5630242A (en) | 1994-08-01 | 1995-07-31 | Seat belt cutter |
DE19528009A DE19528009C2 (de) | 1994-08-01 | 1995-07-31 | Schneideinrichtung für einen Sicherheitsgurt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197149A JP2613182B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | シートベルト切断具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838753A true JPH0838753A (ja) | 1996-02-13 |
JP2613182B2 JP2613182B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16369584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6197149A Expired - Fee Related JP2613182B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | シートベルト切断具 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5630242A (ja) |
JP (1) | JP2613182B2 (ja) |
KR (1) | KR0144074B1 (ja) |
DE (1) | DE19528009C2 (ja) |
FR (1) | FR2723023B1 (ja) |
IT (1) | IT1277869B1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2855512B2 (ja) * | 1995-02-23 | 1999-02-10 | 株式会社長谷幸製作所 | 自動車用緊急脱出器の取付方法及び取付具 |
DE29717194U1 (de) * | 1997-09-26 | 1998-02-05 | MVG Vertrieb GmbH, 85051 Ingolstadt | Multifunktionales Rettungsgerät |
FR2771957B1 (fr) * | 1997-12-10 | 2000-01-14 | Tarrerias Bonjean Et Cie Sa | Cote lestee pour manche d'ustensile et ustensile pourvu d'un tel manche |
USD420269S (en) * | 1999-04-30 | 2000-02-08 | Solar Image Corporation | Hammer |
US6453564B1 (en) | 2000-11-06 | 2002-09-24 | Merrill R. Foley | Multi-function rescue tool |
US20050150115A1 (en) * | 2002-05-15 | 2005-07-14 | Hanna Robert J. | Knife with partially exposed blade when closed |
US8739413B2 (en) * | 2008-12-23 | 2014-06-03 | James C. Huett | Package opener system |
US8465512B2 (en) | 2011-04-05 | 2013-06-18 | Branden D. Rosenhan | Safety suture cutting device and related methods |
USD738699S1 (en) * | 2011-10-11 | 2015-09-15 | Timothy Mark Hicks | Rescue tool |
US8495777B1 (en) * | 2012-02-15 | 2013-07-30 | Scott E. Dixon | Rescue punch for diver knife |
US9032629B2 (en) * | 2012-03-27 | 2015-05-19 | Novae Corporation | Monofilament line cutting tool |
US9901365B1 (en) | 2013-03-15 | 2018-02-27 | PenBlade, Inc. | Set of safety scalpels |
US10173334B2 (en) | 2013-05-03 | 2019-01-08 | MagnoGrip Inc. | Magnetic utility knife and holder |
US9265976B1 (en) * | 2014-08-26 | 2016-02-23 | Anthony Hensley | Combination seatbelt threader/automobile safety device |
CA2995211C (en) * | 2015-08-12 | 2022-07-26 | Angel NOGUERA | Vehicle safety device |
US9868415B2 (en) * | 2015-08-21 | 2018-01-16 | Lance Crouch | Vehicle safety system |
US10265874B1 (en) | 2015-10-05 | 2019-04-23 | Jesse P Morgan | Multi-functional vehicle escape device |
CN106826944A (zh) * | 2017-04-05 | 2017-06-13 | 陈肇熙 | 一种带有笛膜胶的笛膜裁剪器 |
US10214170B2 (en) * | 2017-05-30 | 2019-02-26 | Stephen P. Souders | Seatbelt mounted combination cutter and glass break tool |
USD874240S1 (en) * | 2017-05-30 | 2020-02-04 | Stephen P Souders | Seat belt mounted combination cutter and glass break tool |
US11364865B2 (en) | 2017-05-30 | 2022-06-21 | Stephen P. Souders | System for self-escape from a safety harness having a plurality of mounted web cutters and glass break tools |
US20190201722A1 (en) * | 2018-01-04 | 2019-07-04 | Mark Petrie | Emergency mobile device case window-breaking tool |
USD871764S1 (en) | 2018-02-22 | 2020-01-07 | Andre A. Woolery | Tool bag |
CN111037612B (zh) * | 2019-12-13 | 2020-11-03 | 江南大学 | 一种美工刀 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE309396B (ja) * | 1968-05-10 | 1969-03-17 | S Hagqvist | |
DE7607022U1 (de) * | 1976-03-08 | 1976-09-16 | Ignaz Vogel Gmbh Und Co Kg - Fahrzeugsitze, 7500 Karlsruhe | Geraet zum einschlagen von scheiben und zum aufschneiden von verklemmten oder nicht oeffenbaren sicherheitsgurten im gefahrenfalle |
JPS5846855B2 (ja) * | 1978-04-26 | 1983-10-19 | 日本真空技術株式会社 | ウエハの保持装置 |
US4592467A (en) * | 1982-11-18 | 1986-06-03 | Helmut Lechner | Device installed in passenger cars for smashing windows after traffic accidents |
DE8501027U1 (de) * | 1985-01-17 | 1985-05-09 | Knittel, Adolf, 4780 Lippstadt | Rettungsgeraet, insbes. zur befreiung von im kraftfahrzeug eingeschlossenen und/oder angegurteten insassen |
JPH0638858B2 (ja) * | 1987-06-25 | 1994-05-25 | テルモ株式会社 | 複数内腔カテ−テル組立体およびその製造方法 |
JPS649077A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Mazda Motor | Rear wheel steering device for vehicle |
JP2851372B2 (ja) * | 1990-05-24 | 1999-01-27 | 株式会社フジクラ | ペレタイザにおける回転カッタ位置調整装置 |
US5085449A (en) * | 1990-11-05 | 1992-02-04 | William Hudson | Cutter having a single blade for a safety belt |
DE4130069A1 (de) * | 1991-09-11 | 1993-03-25 | Beermann Kg Martor Argentax | Trennvorrichtung mit messerklinge, hammerspitze und halterung |
CH685691A5 (de) * | 1991-12-27 | 1995-09-15 | Charles Bosshard | Notausrüstung für Kraftfahrzeuge. |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6197149A patent/JP2613182B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-22 KR KR1019950016945A patent/KR0144074B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-07-26 IT IT95RM000508A patent/IT1277869B1/it active IP Right Grant
- 1995-07-28 FR FR9509238A patent/FR2723023B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-31 US US08/508,396 patent/US5630242A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-31 DE DE19528009A patent/DE19528009C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0144074B1 (ko) | 1998-07-01 |
ITRM950508A0 (it) | 1995-07-26 |
DE19528009A1 (de) | 1996-02-08 |
FR2723023B1 (fr) | 1999-08-06 |
FR2723023A1 (fr) | 1996-02-02 |
JP2613182B2 (ja) | 1997-05-21 |
DE19528009C2 (de) | 1999-04-01 |
ITRM950508A1 (it) | 1997-01-26 |
IT1277869B1 (it) | 1997-11-12 |
KR960007325A (ko) | 1996-03-22 |
US5630242A (en) | 1997-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2613182B2 (ja) | シートベルト切断具 | |
US9038223B2 (en) | Folding knife having seat belt cutter on blade tang | |
JP2719666B2 (ja) | 緊急脱出用刃付ハンマ | |
US6079071A (en) | Emergency glass removal tool | |
JP3007411U (ja) | シートベルト切断具 | |
JP3007514U (ja) | シートベルト切断具 | |
JPH06179179A (ja) | 緊急脱出用ハンマー | |
JP2620520B2 (ja) | 自動車用窓ガラス割り具 | |
JP2585184B2 (ja) | 緊急脱出用ハンマー | |
JPH1111241A (ja) | 簡易窓ガラス割り具 | |
JPH0838754A (ja) | シートベルト切断具 | |
JP3005743U (ja) | 自動車用窓ガラス割り具 | |
JPH11188660A (ja) | 窓ガラス破壊装置 | |
KR20040042215A (ko) | 비상용 해머 | |
JP3045419U (ja) | 緊急脱出用ガラス割り具 | |
JPH0632054Y2 (ja) | 緊急脱出用はさみ | |
JPH08216057A (ja) | 殴打ピン固定型殴打具 | |
JP3044461U (ja) | 緊急脱出用ハンマー | |
JPH0135710Y2 (ja) | ||
KR102086814B1 (ko) | 비상탈출용 헤드레스트 | |
JP3111266U (ja) | 包丁用スライスガード | |
JPH08844A (ja) | 刃物具 | |
JP3045780U (ja) | 緊急脱出用ハンマー | |
JPH0415388Y2 (ja) | ||
WO2002076259A2 (en) | Nail clipper with viewing window |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |