JPH0838289A - シートリクライニング装置 - Google Patents

シートリクライニング装置

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JPH0838289A
JPH0838289A JP17992394A JP17992394A JPH0838289A JP H0838289 A JPH0838289 A JP H0838289A JP 17992394 A JP17992394 A JP 17992394A JP 17992394 A JP17992394 A JP 17992394A JP H0838289 A JPH0838289 A JP H0838289A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートバックの傾斜角を迅速かつ無段階に調
節可能で、傾斜角の調節に際し、シートバックが急速に
前倒することのないシートリクライニング装置を提供す
ること。 【構成】 付勢手段12によりシート前方に付勢された
シートバックフレーム40にセクタギヤ2を固定し、シ
ートクッションフレームにウォームギヤ4を回動自在に
取り付けるとともに、ウォームギヤ4とセクタギヤ2と
を常時噛合せしめた。ウォームギヤ4のリード角をセク
タギヤ2との摩擦角以上に設定したので、シートバック
を傾動することによりセクタギヤ2を介してウォームギ
ヤ4を回転することが可能となり、シートバックの傾斜
角を適宜変更することができる構成とした。ウォームギ
ヤ4と摩擦係合してウォームギヤ4の回転を阻止する制
動手段14,26を設けたので、シートバックを任意の
傾斜角に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のシート装置に
取り付けられ、シートクッションに対するシートバック
の傾斜角を適宜調節するシートリクライニング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】実公昭42−7950号公報に開示され
ているシートリクライニング装置においては、セクタギ
ヤがシートバックに固定される一方、セクタギヤと嵌脱
自在のウォームギヤをシートクッションに回動自在に取
り付けている。ウォームギヤは作動軸に連結されてお
り、この作動軸を軸方向に引っ張り、更に持ち上げるこ
とにより、ウォームギヤのセクタギヤとの噛合は解除さ
れる。この状態で、シートバックに負荷を加えると、シ
ートバックは傾動しその傾斜角を迅速に変更することが
可能となり、作動軸より手を放すと、ウォームギヤはセ
クタギヤと再び噛合し、シートバックはその位置に保持
される。また、シートバックの傾斜角の微調節が必要な
場合には、作動軸を回転させてウォームギヤを回転させ
ると、ウォームギヤと噛合するセクタギヤが徐々に回転
し、シートバックを任意の傾斜角に無段階に変更するこ
とができる。
【0003】特公昭52−9892号公報に開示されて
いるシートリクライニング装置においては、シートクッ
ションにウォームホイールを固定する一方、シートバッ
クにウォームギヤを回動自在に取り付けウォームホイー
ルと噛合せしめている。ウォームギヤの軸方向には、ウ
ォームホイールの端縁を遊嵌しうる幅の溝が刻設されて
おり、ウォームギヤと連結されたハンドルを回転させる
ことにより、ウォームホイールの端縁を溝に嵌入せしめ
ると、ウォームギヤとウォームホイールとの噛合は解除
され、シートバックを任意の位置まで迅速に傾動可能と
なる。シートバックの傾斜角を変更後、ハンドルから手
を放すと、ウォームギヤはスプリングにより90度回転
せしめられ、ウォームホイールと再び噛合しロック状態
となる。尚、ハンドルを徐々に回転することにより、ウ
ォームギヤが一体的に回転し、ウォームギヤと噛合する
ウォームホイールもまた徐々に回転することになるの
で、シートバックの傾斜角を微調節することもできる。
【0004】米国特許第4,685,735号公報に開
示されているシートリクライニング装置は、シート取付
台に枢着されたシートバックブラケットと、該シートバ
ックブラケットに固定され平歯を有するセクタギヤと、
シート取付台に回動自在に取り付けられ、セクタギヤと
噛合するウォームギヤを備えている。セクタギヤの平歯
と噛合するウォームギヤは、その螺旋角に相当する角度
だけセクタギヤに対し傾斜せしめられており、ウォーム
ギヤに連結されたノブを回転することにより、シートバ
ックの傾斜角を適宜調節する構成となっている。
【0005】また、シートバックフレームにセクタギヤ
を固定し、該セクタギヤと噛合するロックギヤを設け、
セクタギヤとロックギヤの噛合を手動解除することによ
り、シートバックの傾斜角を適宜調節するようにした、
シートリクライニング装置も公知である。
【0006】更に、外歯車と内歯車の噛合を利用したタ
ウメル式シートリクライニング装置もよく知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、実公昭42−7950号公報あるいは特公昭
52−9892号公報に開示されているシートリクライ
ニング装置にあっては、ウォームギヤとセクタギヤある
いはウォームホイールとの噛合を解除することにより、
シートバックの傾斜角を迅速に変更しうる構成ではある
が、いずれの構成においても、シートバックはスプリン
グにより直立位置に常時付勢されているので、上記噛合
を解除すると、シートバックが急速に前倒し、着座して
いる乗員に不快感を与えるという問題点があった。
【0008】また、シートバックに固定されたセクタギ
ヤの回転をロックギヤでロックする構成のものでは、上
記問題点に加えて、セクタギヤとロックギヤに形成され
た歯は所定のピッチで形成されており、シートバックを
微調節できないという問題点があった。
【0009】更に、米国特許第4,685,735号公
報に開示されているものや、タウメル式シートリクライ
ニング装置にあっては、セクタギヤとウォームギヤ、あ
るいは、外歯車と内歯車が常時噛合しており、シートバ
ックの傾斜角を迅速に変更することができず、傾斜角の
変更に時間を要するという問題点があった。
【0010】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、シートバックの傾斜
角を迅速かつ無段階に調節可能で、傾斜角の調節に際
し、シートバックが急速に前倒することのないシートリ
クライニング装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシートリクライニング装置は、シートクッ
ションフレームを内蔵したシートクッションと、該シー
トクッションに傾動自在に取り付けられ、シートバック
フレームを内蔵したシートバックとを備えたシート装置
において、上記シートバックフレームに固定されたセク
タギヤと、上記シートバックフレームをシート前方に付
勢する付勢手段と、上記セクタギヤと常時噛合し上記シ
ートクッションフレームに回動自在に取り付けられ、か
つ、上記セクタギヤとの摩擦角以上のリード角を有する
ウォームギヤと、該ウォームギヤと摩擦係合してウォー
ムギヤの回転を阻止する制動手段とを備え、該制動手段
の上記ウォームギヤに対する制動を解除するとともに、
上記シートバックを傾動することにより上記セクタギヤ
を介して上記ウォームギヤを回転せしめ、上記シートバ
ックの傾斜角を適宜変更しうるように構成したことを特
徴とする。
【0012】上記制動手段を上記シートクッションフレ
ームに枢着せしめられた制動部材により構成し、該制動
部材に制動面を形成する一方、上記ウォームギヤの一部
に被制動面を形成し、上記制動面と被制動面との摩擦係
合により上記ウォームギヤの回転を阻止すると効果的で
ある。
【0013】上記制動手段を上記シートクッションフレ
ームに摺動自在に取り付けられた制動片により構成し、
該制動片の上記ウォームギヤの歯面との摩擦係合により
上記ウォームギヤの回転を阻止することもできる。
【0014】
【作用】ウォームギヤのリード角をセクタギヤとの摩擦
角以上に設定したので、制動手段のウォームギヤに対す
る制動を解除すれば、付勢手段の付勢力によりセクタギ
ヤを介してウォームギヤが回転し、シートバックは徐々
にシート前方に傾動する。また、乗員の上体でシートバ
ックに負荷を加えることによりシートバックはシート後
方に傾動する。
【0015】制動手段をシートクッションフレームに枢
着せしめられた制動部材により構成し、制動部材とウォ
ームギヤの一部に制動面と被制動面をそれぞれ形成すれ
ば、制動面と被制動面との摩擦係合によりウォームギヤ
の回転を阻止することができ、シートバックの傾斜角を
無段階に変更して任意の位置に保持することが可能とな
る。
【0016】また、制動手段をシートクッションフレー
ムに摺動自在に取り付けられた制動片により構成し、制
動片のウォームギヤの歯面との摩擦係合によりウォーム
ギヤの回転を阻止しても、上記同様の作用が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。一般に、本発明のシートリクライニ
ング装置が適用されるシート装置は大略、シートクッシ
ョンと、シートクッションに傾動自在に取り付けられる
シートバックから構成され、シートクッションとシート
バックにはそれぞれ、シートクッションフレームとシー
トバックフレームが収容されている。
【0018】図1に示されるように、互いに常時噛合す
るセクタギヤ2とウォームギヤ4のうち、セクタギヤ2
はシートバックフレーム40に固着されたブラケット4
2に螺着される一方、ウォームギヤ4はシートクッショ
ンフレーム(図示せず)に螺着されたブラケット6に一
対の調心軸受8を介して回動自在に取り付けられてい
る。ブラケット6には一本のピン10が植設せしめられ
ており、このピン10を介してセクタギヤ2はブラケッ
ト6に回動自在に取り付けられている。ピン10の周囲
には、コイルスプリング12が巻回されており、その両
端はそれぞれピン10及びセクタギヤ2に係止せしめら
れ、シートバックフレーム40をシート前方(A方向)
に常時付勢している。
【0019】また、図2に示されるように、ウォームギ
ヤ4の一端はテーパー状に形成され、制動部材14の内
部に形成されたテーパー状制動面14aと摩擦接触する
被制動面4aを構成している。制動部材14は、その一
端14bがブラケット6に枢着せしめられる一方、その
他端14cは、スプリング(図示せず)により矢印B方
向に付勢され、かつ、カム16により常時押圧されてい
る。このカム16はレバー18の一端に一体的に固定さ
れるとともに、ピン20を介してブラケット6に揺動自
在に取り付けられている。レバー18の他端には、操作
ノブ22が取り付けられており、操作ノブ22の上下動
を介して、カム16を揺動せしめる構成となっている。
尚、レバー18はスプリング24で常時下向きに付勢さ
れ、所定位置で保持されている。
【0020】図3は、制動部材14の制動面14aとウ
ォームギヤ4に形成された被制動面4aとの係合状態を
示している。図中、一点鎖線は操作ノブ22を操作しな
い通常時を示しており、かかる状態では、カム16によ
り押圧された制動部材14の制動面14aはウォームギ
ヤ4の被制動面4aと摩擦係合しており、従って、ウォ
ームギヤ4の回転は阻止されている。一方、操作ノブ2
2を上方に持ち上げると、カム16は図中反時計方向に
回転するとともに、制動部材14はスプリングの付勢力
により矢印B方向に移動し、制動部材14の制動面14
aとウォームギヤ4の被制動面4aとの摩擦係合は解除
され、ウォームギヤ4は自由に回転しうる状態となる
(二点鎖線で示した状態)。
【0021】ここで、セクタギヤ2と噛合するウォーム
ギヤ4のリード角は、セクタギヤ2との摩擦角以上に設
定されており、制動部材14の制動面14aとウォーム
ギヤ4の被制動面4aとの摩擦係合が解除された状態で
は、コイルスプリング12の付勢力によりシートバック
フレーム40は容易に前傾方向(図1のA方向)に傾動
する一方、シートバックフレーム40に後方への負荷を
加えると、逆方向に傾動する。すなわち、セクタギヤ2
の傾動により、ウォームギヤ4を回動せしめる構成とな
っている。
【0022】かかる構成のシートリクライニング装置の
作用を説明する。操作ノブ22を操作しない通常の状態
では、カム16の押圧力により制動部材14の制動面1
4aがウォームギヤ4の被制動面4aと摩擦係合し、ウ
ォームギヤ4の回転は阻止されている。かかる状態で
は、コイルスプリング12の付勢力により、シートバッ
クフレーム40は前方に傾動することはなく、逆に、シ
ートバックフレーム40に後方への負荷を加えても、負
荷の方向に傾動することはない。
【0023】他方、シートバックの傾斜角を変更したい
場合、操作ノブ22を持ち上げると、カム16は図中反
時計方向に回転する。その結果、制動部材14はスプリ
ングの付勢力により矢印B方向に移動し、制動部材14
の制動面14aとウォームギヤ4の被制動面4aとの摩
擦係合は解除される。シートバックを前方に傾斜させた
い場合には、着座している乗員が前傾姿勢を取ると、コ
イルスプリング12の付勢力によりセクタギヤ2を介し
てウォームギヤ4が徐々に回転し、シートバックは滑ら
かに前方に傾斜する。所望の位置で操作ノブ22から手
を放せば、スプリング24の付勢力によりカム16が図
中時計方向に回転し、制動部材14の制動面14aとウ
ォームギヤ4の被制動面4aが再び摩擦係合することと
なり、ウォームギヤ4の回転が阻止され、従って、シー
トバックの傾斜角が維持される。
【0024】逆に、シートバックを後方に傾斜させたい
場合には、操作ノブ22を持ち上げた状態でシートバッ
クに後方への負荷を加えると、コイルスプリング12の
付勢力に抗してウォームギヤ4がシートバック前傾時と
は逆方向に回転し、その結果、セクタギヤ2も回転する
ことになるので、シートバックが徐々に後方に傾斜す
る。所望の位置で操作ノブ22から手を放せば、上記同
様、制動部材14の制動面14aとウォームギヤ4の被
制動面4aが再び摩擦係合し、ウォームギヤ4の回転が
阻止されるので、シートバックの傾斜角が維持される。
【0025】図4は本発明のシートリクライニング装置
の第二実施例を示している。この図のシートリクライニ
ング装置においては、略矩形の制動片26をカム16で
ウォームギヤ4の歯面に押圧することにより、ウォーム
ギヤ4の回転を阻止している。このため、制動片26
は、ブラケット6に螺着された一対の制動片ホルダ28
により、ウォームギヤ4の軸線に対し略垂直方向に摺動
自在に保持されるとともに、スプリング等の付勢手段
(図示せず)により、カム16の押圧面に向かって常時
付勢されている。
【0026】尚、図1の装置においては、制動部材14
の制動面14aをウォームギヤ4の被制動面4aに摩擦
係合せしめてウォームギヤ4の回転を阻止する構成であ
ったが、図4の装置においては、ブラケット6に摺動自
在に取り付けられた制動片26をウォームギヤ4の歯面
に押圧せしめてウォームギヤ4の回転を阻止する構成と
なっており、この点を除けば他の構成は同一であるので
その説明は省略する。
【0027】図5は本発明のシートリクライニング装置
の第三実施例を示している。この図のシートリクライニ
ング装置は、軸方向に操作可能な操作レバー30と、ブ
ラケット6に立設せしめられ、操作レバー30を軸方向
に摺動自在に保持する操作レバーホルダ32と、操作レ
バー30の先端に固着せしめられた押圧片34と、ブラ
ケット6に固定され押圧片34をガイドするガイド部材
36を備えている。制動片26は、ウォームギヤ4と押
圧片34との間に介装せしめられ、押圧片34の押圧面
に向かってスプリング等の付勢手段(図示せず)により
常時付勢されている。制動片26と押圧片34の摺動面
はテーパー状に形成されており、操作レバー30を操作
すると、ガイド部材34に沿って操作レバー30と一体
的に押圧片34が摺動する一方、押圧片34の摺動方向
の略垂直方向に制動片26が摺動して、ウォームギヤ4
の歯面と摩擦係合し、ウォームギヤ4の回転を阻止する
構成となっている。
【0028】また、操作レバーホルダ32と押圧片34
の間の操作レバー30の周囲には、スプリング38が介
装せしめられ、押圧片34を図中左側に常時付勢してい
る。
【0029】尚、図4のシートリクライニング装置にお
いては、操作ノブ22を持ち上げることにより、制動片
26とウォームギヤ4の摩擦係合を解除する構成であっ
たが、図5のシートリクライニング装置においては、操
作レバー30を軸方向に引っ張ることにより、制動片2
6とウォームギヤ4の摩擦係合を解除する構成となって
おり、この点を除けば他の構成は同一であるのでその説
明は省略する。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】ウォームギヤのリード角をセクタギヤとの
摩擦角以上に設定したので、制動手段のウォームギヤに
対する制動を解除すれば、付勢手段の付勢力により、あ
るいは、シートバックに後方への負荷を加えることによ
りシートバックは前方あるいは後方に徐々に傾動する。
傾動時、セクタギヤとウォームギヤとの歯面摩擦がダン
パーの作用をするので、シートバックの傾動が滑らかに
行われる。
【0032】制動手段をシートクッションフレームに枢
着せしめられた制動部材、あるいは、シートクッション
フレームに摺動自在に取り付けられた制動片により構成
すれば、制動部材あるいは制動片のウォームギヤとの摩
擦係合によりウォームギヤの回転を阻止することがで
き、シートバックの傾斜角を無段階に変更して任意の位
置に保持することが可能となる。
【0033】また、ウォームギヤとセクタギヤは常時噛
合しているので、ガタが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるシートリクライニング装置の
第一実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1における線II−IIに沿った断面図であ
る。
【図3】 図1のシートリクライニング装置に設けられ
た制動部材の作用を示す概略断面図である。
【図4】 本発明にかかるシートリクライニング装置の
第二実施例を示す斜視図である。
【図5】 本発明にかかるシートリクライニング装置の
第三実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 セクタギヤ 4 ウォームギヤ 4a 被制動面 6 ブラケット 8 調心軸受 12 スプリング 14 制動部材 14a 制動面 16 カム 26 制動片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションフレームを内蔵したシ
    ートクッションと、該シートクッションに傾動自在に取
    り付けられ、シートバックフレームを内蔵したシートバ
    ックとを備えたシート装置において、 上記シートバックフレームに固定されたセクタギヤと、
    上記シートバックフレームをシート前方に付勢する付勢
    手段と、上記セクタギヤと常時噛合し上記シートクッシ
    ョンフレームに回動自在に取り付けられ、かつ、上記セ
    クタギヤとの摩擦角以上のリード角を有するウォームギ
    ヤと、該ウォームギヤと摩擦係合してウォームギヤの回
    転を阻止する制動手段とを備え、該制動手段の上記ウォ
    ームギヤに対する制動を解除するとともに、上記シート
    バックを傾動することにより上記セクタギヤを介して上
    記ウォームギヤを回転せしめ、上記シートバックの傾斜
    角を適宜変更しうるように構成したことを特徴とするシ
    ートリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 上記制動手段を上記シートクッションフ
    レームに枢着せしめられた制動部材により構成し、該制
    動部材に制動面を形成する一方、上記ウォームギヤの一
    部に被制動面を形成し、上記制動面と被制動面との摩擦
    係合により上記ウォームギヤの回転を阻止した請求項1
    に記載のシートリクライニング装置。
  3. 【請求項3】 上記制動手段を上記シートクッションフ
    レームに摺動自在に取り付けられた制動片により構成
    し、該制動片の上記ウォームギヤの歯面との摩擦係合に
    より上記ウォームギヤの回転を阻止した請求項1に記載
    のシートリクライニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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