JPH08379A - 収容家具 - Google Patents

収容家具

Info

Publication number
JPH08379A
JPH08379A JP6165990A JP16599094A JPH08379A JP H08379 A JPH08379 A JP H08379A JP 6165990 A JP6165990 A JP 6165990A JP 16599094 A JP16599094 A JP 16599094A JP H08379 A JPH08379 A JP H08379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
receiving hole
furniture
swinging door
hinged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6165990A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Hashimura
時生 橋村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6165990A priority Critical patent/JPH08379A/ja
Publication of JPH08379A publication Critical patent/JPH08379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】地震の場合開き戸が簡単に開いてしまうことの
ない収容家具。 【構成】収容家具には、仕切壁5で分割形成された収容
部10、11を開閉する開き戸6、7が取り付けてあ
る。開き戸の戸枠60、70には挿脱具8、8が設けて
ある。挿脱具8はガイド体81とツマミ体82を有して
いる。ガイド体81にはガイド溝83が全長にわたり設
けてある。ツマミ体82にはツマミ84を有しその奥側
には連結体を介して挿入体85が設けてある。挿入体8
5の内端側はツマミ体84の側面と面一に形成してある
連結体の側面よりやや突出して設けてある。仕切壁5の
開口縁には開き戸の閉じた時の位置決めをする段部51
が設けてある。仕切壁5の開口縁には受孔52が貫通し
て設けてある。挿入体85を受孔52に挿入した時の挿
入体85の方向は開き戸の表面と実質的に平行となって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容物の崩れ落ちなど
により開き戸が簡単に開いてしまうことのない収容家具
に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば、食器棚や本棚などの収容家具の開
き戸は、一般に大きく開口できる外側へ回動する開き戸
である。この開き戸の閉じた時の掛止構造は、例えば磁
石で磁着するようにしたもの、掛止金具をローラ挟持受
具に掛止させるようにしたものなどがある。これらは、
開き戸の掛止が簡単にできる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な収容家具の開き戸用の掛止構造には、次のような課題
があった。即ち、上記掛止構造では掛止が簡単である反
面、開き戸の固定力が十分とはいえない。ところが、食
器棚や本棚に収容されている各種食器、書籍などはそれ
ぞれが内部に固定されているわけではなく、ただ棚に載
置されているだけである。従って、例えば地震などが起
きた場合には、食器や書籍が崩れてきたその力で開き戸
が簡単に開いてしまう。これにより、食器や書籍が床に
散乱し、特に食器の場合は壊れて使い物にならなくな
り、近くにいた人が怪我をする心配もある。更には、後
始末も大変である。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記課題を解消するもので、食
器棚や本棚などの収容家具の開き戸の固定が確実にでき
るようにし、地震などによって収容家具の収容物が崩れ
落ちた場合でも収容物が簡単には外部に出ないようにし
て床に落下することによる破損を防ぎ、危険のないよう
にすることを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。すなわち本
発明は、開き戸を備えた収容家具であって、この収容家
具は、収容部の側壁または収容部を区画する仕切壁の開
口縁に設けてある受孔と、開き戸の開閉側の縁部に設け
られ上記受孔に挿脱可能な挿入体と、を含み、開き戸を
閉じ、上記挿入体を受孔に挿入した時の挿入体の方向
は、開き戸の表面と実質的に平行である、収容家具であ
る。
【0006】
【作用】収容家具の開き戸は、これを閉じ、側壁または
仕切壁に設けてある受孔に開き戸に設けてある挿入体を
挿入することにより固定できる。挿入体の受孔への挿脱
方向は、開き戸を閉じた時に開き戸の表面と実質的に平
行であるので、地震などの振動により収容物が崩れ落ち
た時にも、その圧力による開き方向の力は挿入体を受孔
に押し付けて固定することになり、開き戸は容易には開
かない。
【0007】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明にかかる収容家具の一実施
例を示す正面図、図2は挿入具の構造を示す分解斜視
図、図3は挿入具の開き戸への取り付け状態を示す説明
図、図4は挿入具と受具の係合構造を示す要部断面図で
ある。
【0008】符号Aは収容家具で、台輪1を有し、その
上部には側壁2、3と天板4及び背板(図では見えな
い)が設けてある。側壁2、3の中間部には、仕切壁5
が側壁2、3と平行に設けてある。収容家具A内部に
は、これら台輪1、側壁2、3、天板4、仕切壁5及び
背板により、二箇所に収容部10、11(図4に図示)
が形成されている。そして、収容部10、11の開口側
には観音開きができるようにして開き戸6、7が取り付
けられている。
【0009】開き戸6、7の開閉側の戸枠60、70に
は、ほぼ中程の高さに挿脱具8、8が設けられている。
挿脱具8、8は取り付け方向が対称であるだけで同一構
造であるので戸枠70側の挿脱具8を図示し、構造を説
明する。図2、図3を参照する。挿脱具8は木製で、ガ
イド体81とツマミ体82を有している。ガイド体81
には断面形状ほぼT状のガイド溝83が全長にわたり設
けてある。ツマミ体82には、ツマミ84を有し、その
奥側には連結体86を介して挿入体85が設けてある。
【0010】挿入体85と連結体86の断面形状は、上
記ガイド溝83とほぼ同じ形状で、スライド可能な限度
でややきつく嵌め合うようにしてある。なお、挿入体8
5の内端側は、ツマミ体84の側面と面一に形成してあ
る連結体86の側面よりやや突出して設けてある。そし
て、図3に示すように、挿脱具8、8は戸枠60、70
(図3では戸枠70を例に取り図示している)に、ガイ
ド体81の表面を戸枠60、70の表面と面一にして取
り付けられている。
【0011】上記仕切壁5の開口縁には、開き戸6、7
の閉じた時の位置決めをする段部51、51が全高さに
わたり両面側に設けてある。また、仕切壁5の開口縁で
あって挿脱具8、8に対応する部分には受孔52が水平
方向に貫通して設けてある。なお、仕切壁5の受孔52
の前側には突出部59が設けてある。受孔52の長さ
は、図4に示すように挿入体85を両側から挿入できる
ように設定してある。受孔52の断面形状は、上記挿入
体85よりやや大きく形成してあり、挿入体85のスム
ーズな挿脱ができるようにしてある。なお、挿入体85
を受孔52に挿入した時の挿入体85の方向は開き戸
6、7の表面と実質的に平行となっている。
【0012】(作用)図1ないし図4を参照して本実施
例の作用を説明する。収容家具Aの開き戸6、7は、こ
れを閉じて戸枠60、70の裏面を仕切壁5の段部5
1、51に当接し、ツマミ体82、82を内側へスライ
ドさせて仕切壁5の側面に密着させることにより、突出
した挿入体85、85の内端部が受孔52内に挿入さ
れ、開き戸6、7は固定される。
【0013】挿入体85、85を受孔52へ挿入した時
の挿入体85、85の方向は、開き戸6、7の表面と実
質的に平行である。従って、地震などの振動により収容
家具A内部に収容された収容物が崩れ落ちた場合でも、
その圧力による開き方向の力は挿入体85、85を受孔
52に押し付けて固定することになるので、開き戸6、
7は容易には開かない。これにより、収容物が床に落ち
て破損したり、これが原因で怪我をすることが防止でき
る。また、後始末の手間も軽減される。
【0014】図5は挿脱具の他の実施例を示す説明図で
ある。本実施例の挿脱具9、9は回動式である。挿脱具
9、9は対称型であるが構造は同様であるので一方の構
造のみを説明する。挿脱具9は円板状の回動体91を備
えている。回動体91は、開き戸6、7の開閉側の戸枠
60、70表面に設けてある円孔61、71内部に軸部
材(図示省略)を介して回動可能に収容してある。回動
体91の表面は戸枠60、70表面とほぼ面一に設定し
てある。また、回動体91の表面には先部が細く形成さ
れ基部には指孔93が設けられた挿入体92が直角に固
定されている。
【0015】また、仕切壁5の両側面には挿入体92、
92に対応して受孔53、53が設けてある(奥側の受
孔53は図では見えない)。受孔53の形状は、図に示
すとおり奥面531が正面視で円弧状に形成してあり、
回動しながら挿入される挿入体92の先端部がスムーズ
に移動できるようにしてある。受孔53の底面532は
水平に形成され、先部が挿入された挿入体92が水平位
置で止まる高さに設定されている。また、受孔53の後
面533は開き戸6、7を閉じた時に戸枠60、70の
表面とほぼ面一になる位置に設けてある。受孔53の前
後の幅は挿入体92の先部の前後の厚みよりやや広く設
定されている。
【0016】本実施例では、開き戸6、7を閉じると、
戸枠60、70の表面は受孔53の後面533とほぼ面
一になる。そして、挿入体92、92を、向かって左側
は時計回りに、向かって右側は反時計回りに回動させて
挿入体92、92の先部を受孔53、53に落とし込む
ように挿入することにより、開き戸6、7は固定され
る。
【0017】挿入体92、92を受孔53、53へ挿入
した時の挿入体92、92の方向は開き戸6、7の表面
と実質的に平行である。従って、上記挿脱具8の場合と
同様に、地震などにより収容家具内部に収容された収容
物が崩れ落ちた場合でも、その圧力による開き方向の力
は挿入体92、92を受孔53、53に押し付けて固定
することになり、開き戸6、7は容易には開かない。こ
れにより、収容物が床に落ちて破損したり、これが原因
で怪我をすることが防止できる。また、後始末の手間も
軽減される。なお、本発明は図示の実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の
変形が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。収容家具の開き戸は、開き戸を閉じ、側壁または
仕切壁に設けてある受孔に開き戸に設けてある挿入体を
挿入することにより固定できる。開き戸を閉じ挿入体を
受孔へ挿入したときの挿入体の方向は、開き戸の表面と
実質的に平行であるので、地震などの振動により収容物
が崩れ落ちた時にも、その圧力による開き方向の力は挿
入体を受孔に押し付けて固定することになり、開き戸は
容易には開かない。従って、万一の地震などの場合にも
収容家具内の収容物が外部に出にくいので収容物の破損
を最小限に抑えることができ、近くにいた人が怪我をす
るなどの危険が防止できる。更には、後始末の手間も軽
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる収容家具の一実施例を示す正面
図。
【図2】挿脱具の構造を示す分解斜視図。
【図3】挿脱具の開き戸への取り付け状態を示す説明
図。
【図4】挿脱具と受具の係合構造を示す要部断面図。
【図5】挿脱具の他の実施例の構造を示す説明図。
【符号の説明】
A 収容家具 1 台輪 2、3 側壁 4 天板 5 仕切壁 6、7 開き戸 60、70 戸枠 8 挿脱具 81 ガイド体 82 ツマミ体 85 挿入体 52 受孔 10、11 収容部 9 挿脱具 91 回動体 92 挿入体 53 受孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き戸を備えた収容家具であって、この
    収容家具は、 収容部の側壁または収容部を区画する仕切壁の開口縁に
    設けてある受孔と、 開き戸の開閉側の縁部に設けられ上記受孔に挿脱可能な
    挿入体と、を含み、 開き戸を閉じ、上記挿入体を受孔に挿入した時の挿入体
    の方向は、開き戸の表面と実質的に平行である、 収容家具。
JP6165990A 1994-06-23 1994-06-23 収容家具 Pending JPH08379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6165990A JPH08379A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 収容家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6165990A JPH08379A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 収容家具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08379A true JPH08379A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15822826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6165990A Pending JPH08379A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 収容家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08379A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9757807B2 (en) 2013-03-14 2017-09-12 Irwin Industrial Tool Company Reciprocating saw blade with curved cutting edge

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9757807B2 (en) 2013-03-14 2017-09-12 Irwin Industrial Tool Company Reciprocating saw blade with curved cutting edge
US10343229B2 (en) 2013-03-14 2019-07-09 Black & Decker Inc. Reciprocating saw blade with curved cutting edge
US10857605B2 (en) 2013-03-14 2020-12-08 Black & Decker Inc. Reciprocating saw blade with curved cutting edge

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS587015Y2 (ja) 引出し鎖錠装置
JP2876184B2 (ja) 扉用ヒンジと、それを使用する浴室用扉
JP2018121915A (ja) 収納装置及び収納装置の設置方法
JP2013002215A (ja) 振動感知ロック装置及び被係止装置
JPH08379A (ja) 収容家具
JP3345431B2 (ja) 金属製キャビネット
JP2913579B2 (ja) トレイの取付構造
JP3838009B2 (ja) 包丁差し
JP2001146880A (ja) 引戸装置
JP4220172B2 (ja) キャビネット
JP2523336Y2 (ja) 扉のロック装置
JP3031911B2 (ja) 地震時ロック装置に使用するケーシングとそのケーシングを用いた収納ボックス
JP6743252B1 (ja) 収納システム
JP2002327565A (ja) 鍵付きロッカー
JPS63502322A (ja) 引出しケ−ス
JP2721135B2 (ja) 家具などの開閉体ロック装置
JP2005152578A (ja) 家具用棚及び家具
JP3701714B2 (ja) 収納キャビネット
JPH10248659A (ja) ロック装置
JP3598996B2 (ja) 出窓付きキッチン
JP3448786B2 (ja) 冷蔵庫等の扉用ヒンジ
JP2589196Y2 (ja) 収納庫の筐体構造
JP2003000363A (ja) 書棚付き机
JP3985950B2 (ja) シャッタ付きキャビネット
JPH0230594Y2 (ja)