JP4220172B2 - キャビネット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、下部収納部と上部収納部とからなり、かつ上部収納部に、スライド式のシャッタを備えるキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャビネットの前面の開口部に、板厚(水平)方向に可撓性を有するフレキシブルシャッタ(以下、シャッタと略称する)を設け、これを、キャビネットの側板と後面板の内面に沿って後方にスライドさせることにより、開口部を開口するようにしたキャビネットは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のスライド式のシャッタを備えるキャビネットにおいては、シャッタは、一般に、キャビネットの前面のみしか開口することができないため、収納部内への物品の出し入れはその前方のみに限られ、使い勝手が悪かった。
【0004】
特に、上記のようなキャビネットを机の側方に並べて設置し、キャビネットにファイル等を出し入れする際に、着座したままで、目的のファイル等を所定の位置に出し入れするのに不便であった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、シャッタを開いた際に前面と側面を大きく開口することにより、収納部への物品の出し入れを容易に行いうるようにしたキャビネットを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)下部収納部と上部収納部とを備えるキャビネットにおいて、前記上部収納部をほぼ同じ大きさの底板と上面板及びそれらの後端部間に設けた、前後寸法が前記底板及び上面板の前後寸法をほぼ2分する寸法の平面視前向コ字状のパネルにより、前面とそれに連続する左右両側面の前半部が開口する箱状に形成するとともに、前記パネルの内方における底板と上面板との対向面の外周端に、ガイド溝を設け、この両ガイド溝に、水平方向に可撓性を有するシャッタの上下の端部を、前記前面と左右両側面の開口部を閉じる閉扉位置と、前面と左右両側面の開口部まで開く開扉位置との間を移動しうるように嵌合する。
【0007】
(2)上記(1)項において、シャッタを左右2枚とし、両シャッタの前部側の側端同士が、前面開口部のほぼ中央部で当接することにより閉扉位置となり、かつその位置から左右のシャッタを相対的に左右方向及び後方に移動させることにより、左右両側面の開口部まで開くことができるようにする。
【0008】
(3)上記(1)または(2)項において、上部収納部における上下のガイド溝の内方に、平面視前向コ字状の内パネルを設け、この内パネルに、側面の開口部よりも前方に突出する棚板を取付ける。
【0009】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、机の側方に並設されるキャビネットにおいて、上部キャビネットの底板の上面と、机の天板の上面とを、ほぼ同一面に整合させる。
【0010】
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、机の側方に並設されるキャビネットにおいて、上部キャビネットの底板の前端と、机の天板の前端とを、ほぼ同一面に整合させる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1において、(1)は、平面視ほぼL字形をなす机で、その後端面と、右方の側端面は、床面に立設された、天板(1a)の上面よりも高さの高い複数のフロアパネル(2)により覆われている。
【0012】
机(1)の右端側の前部には、フロアパネル(2)とほぼ等高をなす本発明のキャビネット(3)が、その後面を机(1)の前端より延出させたフロアパネル(2)の内面に当接するとともに、机(1)の天板(1a)の前端とほぼ整合するようにして、設置されている。
【0013】
キャビネット(3)は、上下2段の引出し(4)を備える下部収納部としての矩形箱状の引出し付き下部キャビネット(以下、下部キャビネットと略称する)(5)と、その上面に載置された、前後左右の寸法が下部キャビネット(5)のそれとほぼ等しい上部収納部としてのシャッタ付き上部キャビネット(以下、上部キャビネットと略称する)(6)とからなっている。
【0014】
上部キャビネット(6)は、図2の分解斜視図にも示すように、方形をなす底板(7)、内パネル(8)、左右1対のフレキシブルシャッタ(9)(9)、外パネル(10)、及び上記底板(7)とほぼ同じ大きさの上面板(11)よりなり、底板(7)の上面の高さは、机(1)の天板(1a)の高さと整合するようにしてある。
【0015】
上記底板(7)の上面の外端部には、隅部を円弧状に湾曲された無端状のガイド溝(12)が形成され、このガイド溝(12)内には、図4に示すような、合成樹脂よりなる上向きコ字状断面のガイドレール(13)が嵌着されている。
【0016】
上記上面板(11)の下面にも、底板(7)と同様のガイド溝(12)が対向状に形成され、このガイド溝(12)には、上記と同じガイドレール(13)(図9参照)が、上下反対向きに嵌着されている。
【0017】
上下の各ガイドレール(13)における前後の案内路(14)内の中央部には、図4及び図5に拡大して示すような平面視T字状をなす合成樹脂製のストッパ部材(15)(15)(上下同一構造につき、上方のものは図示略)が、ねじ(16)により前後対称的に固定されている。
【0018】
前後のストッパ部材(15)は、上記左右1対のシャッタ(9)をそれぞれ閉扉位置と開扉位置で停止させるもので、案内路(14)と直交する方向を向くストッパ部(15a)と、その内端に連設された、案内路(14)と同方向を向く左右1対の係合片(15b)(15b)とを備え、両係合片(15b)の外面の外端部には、外向きの係止突部(15c)が形成されている。
【0019】
図5の2点鎖線及び図6に示すように、(後部側は同一構成に付き、図示略)ストッパ部材(15)における両係合片(15b)の係止突部(15c)には、左右(右方のみ図示する)のシャッタ(9)の前端部の上下両面(上方は図示略)に形成した方形孔(17)に嵌合された金属または合成樹脂製のスライダ(18)が係止されるようになっている。
【0020】
すなわち、スライダ(18)は、中央部に形成された側面視山形状の折曲部(18a)を中心として、下端の前後1対の摺動片(18b)(18b)が内向きに弾性変形しうるようになっており、ガイドレール(13)の底面上を摺動してきたスライダ(18)の内方の摺動片(18b)が、ストッパ部材(15)の係止突部(15c)に当接すると、スライダ(18)は、外方に弾性変形させられ、内方の摺動片(18b)が係止突部(15c)を乗り越え、その内方の幅広部において弾性復元し、係止突部(15c)の内端と弾性的に係合することにより、シャッタ(9)は、閉扉位置に保持される。
【0021】
シャッタ(9)の後端も、ストッパ部材(15)の係止突部(15c)に、上記と同様のスライダ(18)の摺動片(18b)が突入して係止されることにより、両シャッタ(9)は最大開扉位置に停止されて保持される。
【0022】
上記内パネル(8)は、板金により平面視前向きコ字状に形成され、その前後寸法は、底板(7)の前後寸法をほぼ3等分した寸法とされ、かつ左右寸法は、底板(7)の左右方向のガイドレール(13)間の離間寸法よりも若干小としてある。また上下寸法は、シャッタ(9)のそれよりも所要寸法短寸とされている。
【0023】
内パネル(8)の左右の側板(8a)の前端縁には、平面視外向L字状の折曲片(8b)(8b)が形成され、また、両側板(8a)の中央部には、複数の棚板(A)を側板(8a)より前方に突出した状態で支持しうるブラケット(図示略)を係止するための係止孔(19)が、上下方向に所定間隔を設けて穿設されている。
【0024】
内パネル(8)の上下の周端縁には、それぞれ内向の取付片(20)と外向の取付片(21)とが折曲形成され、内向の取付片(20)には複数の取付孔(22)が、また外向の取付片(21)の外端縁と左右の折曲片(8b)の左右方向を向く下端縁とには、図7に倒立して示すように、複数の下向突片(23)が、それぞれ形成されている。
【0025】
上記各下向突片(23)は、底板(7)の上面に形成した係合孔(24)に嵌合しうるようになっている。
【0026】
左右のシャッタ(9)は、上下方向を向く多数のスラット(9a)同士を、厚さ(水平)方向に可撓性を有するように互いに連結して構成された公知のものよりなり、それらの前後方向の長さは、図3に示すように、ガイドレール(13)を左右方向に2分した半周の長さの半分よりも若干長くしてある。
両シャッタ(9)の前端の若干幅広のスラット(9b)における上下方向の中間部前面には、把手(25)が取付けられている。
【0027】
また、左右のスラット(9b)の対向面には、ゴム又は軟質合成樹脂よりなる緩衝材(26)が嵌着されている(図6参照)。
緩衝材(26)の上下寸法は、前後の上下のストッパ部材(15)の厚さ分だけ短寸とされている。
【0028】
右方のシャッタ(9)におけるスラット(9b)の前面側には、図8に示すように、キーの挿し込み部(27)が設けられ、そのスラット(9b)内に突出する回動軸(図示略)には、先端に鉤状のフック部を備えるラッチ(28)が取付けられている。
【0029】
両シャッタ(9)が閉じられているとき、図示しないキー操作により、ラッチ(28)を正面視反時計方向に回動させると、ラッチ(28)の先端部は、右方のシャッタ(9)の側端面と緩衝材(26)の端面とに形成したスリット(図示略)を通して左方に突出し、左方のシャッタ(9)の緩衝材(26)に形成したスリット(29)に突入して、先端のフック部が、左方のスラット(9b)の端面に形成された係合孔(30)の下端縁の内面と係合する。
【0030】
これにより、両シャッタ(9)を閉扉状態にロックすることができる。
両シャッタ(9)を開く際は、キーを挿し込み部(27)に挿し込んで、ラッチ(28)を時計方向に回動させればよい。
【0031】
上記外パネル(10)は、板金により平面視前向きコ字状に形成され、その前後寸法は、底板(7)の前後寸法をほぼ2分した寸法とされ、かつ左右寸法は、底板(7)の左右寸法とほぼ等しくされている。また、上下寸法は、上記内パネル(8)と等寸としてある。
【0032】
外パネル(10)の左右の側板(10a)の前端は、平面視内向L字状折曲されている。
【0033】
外パネル(10)の上下の周端縁には、内向の取付片(31)(31)が形成され、上部の取付片(31)には複数の取付孔(32)が穿設され、また下部の取付片(31)に穿設された複数の取付孔(図示略)と対向する上面には、ナット(33)が溶接により固着されている。
【0034】
次に、上記キャビネット(3)の組立手順を、図9〜図12を参照して説明する。なお、全ての部材は、上下反対向きとして組立てるため、上下の方向の説明は、正立した上下ではなく、図面についていう。
まず図9に示すように、上下反対向きとした上面板(11)の上面におけるガイドレール(13)の外方の後端部に、同じく上下反対向きとした外パネル(10)を、その下端縁の内向きの取付片(31)を複数のねじ(34)をもって固定することにより、立設する。
【0035】
ついで、図10に示すように、上下反対向きとした左右のシャッタ(9)の下端部を、上面板(11)のガイドレール(13)に嵌合して起立させる。
【0036】
ついで、図11に示すように、両シャッタ(9)の内方における上面板(11)の後端部上面に、上下反対向きとした内パネル(8)を、その下端縁の内向きの取付片(20)を複数のねじ(34)をもって固定することにより、外パネル(10)との間に、シャッタ(9)がガイドレール(13)に沿って移動しうるだけの隙間を設けて立設する。
【0037】
ついで、図12に示すように、上下反対向きとした底板(7)を、先に組立てた各部材の上面に被せ、その下面のガイドレール(13)に左右のシャッタ(9)の上端部を摺動可能に嵌合するとともに、下面の複数の係合孔(24)(図2参照)を、内パネル(8)の外向きの取付片(21)と折曲片(8b)とに突設した突片(23)に嵌合させたのち、外パネル(10)の内向きの取付片(31)の下面に固着した複数のナット(33)(図2参照)に向かって、底板(7)に予め穿設しておいた複数の取付孔(35)より皿ねじ(36)を螺合し、底板(7)を外パネル(10)の上端に固定する。なお、底板(7)の上面には、皿ねじ(36)の頭部が突出しないようにしてある。この状態において、上部キャビネット(6)は、前面とそれに連続する左右両側面の前半部が開口する箱状に組立てられる。
【0038】
最後に、全体を上下反対向きとすることにより、上部キャビネット(6)の組立ては完了し、その底板(7)を下部キャビネット(5)の天板状に載置して使用される。
【0039】
使用時において、左右のシャッタ(9)は、図3に示すように、キャビネット(6)の両側面の中間部付近まで開くことができ、キャビネット(6)の前面と両側面が大きく開口されるので、キャビネット(6)より目的のファイル等を取出したり、それを所定の位置に戻したりする際の作業を、椅子に着座したままでも容易に行いうる。
【0040】
また、上部キャビネット(6)の底板(7)の上面を、机(1)の天板(1a)と同一面に整合させてあるため、シャッタ(9)を開くと、底板(7)を天板(1a)の一部として物品を仮置きしたりすることができ、かつ段差がないので、ファイル等の出し入れも支障なく行いうる。
【0041】
底板(7)及び上面板(11)に設けたガイドレール(13)内における左右方向の中央部に、両シャッタ(9)を閉扉位置及び最大開扉位置で停止させるストッパ部材(15)をそれぞれ設け、かつ両ストッパ部材(15)とシャッタ(9)の前後の端部とには、両シャッタ(9)を開扉及び閉扉位置に保持する保持手段を設けてあるため、両シャッタ(9)は、キャビネット(6)の正面の中央部で正確に閉扉され、その状態に保持しうるとともに、最大開扉位置まで左右均等に開かれ、かつその位置に保持することができる。
従って、両シャッタ(9)が閉扉位置にあるときに、キャビネット(6)に振動等が加わったり、開方向にリバウンドしたりしても、両シャッタ(9)の当接面に隙間が形成されたり、開扉位置から妄りに前方に移動したりすることはない。
【0042】
また、スライダ(18)の摺動片(18b)が、ストッパ部材(15)の係止突部(15c)に係合して弾性変形させられる際、緩衝作用を有するため、両シャッタ(9)がストッパ部材(15)のストッパ部(15a)に当接した際の衝撃が緩和され、大きな衝撃音が発生するのが防止される。
【0043】
右方のシャッタ(9)の前端のスラット(9b)に、キー操作により回動可能なラッチ(28)を設け、これを左方のシャッタ(9)のスラット(9b)に形成した係合孔(30)と係合させるだけの簡単な手段で、両シャッタ(9)を閉扉位置に確実にロックしうるため、防盗性も高い。
【0044】
内パネル(8)及び外パネル(10)の上端縁に、内向きの取付片(20)(31)を設け、これに上面板(11)の下面をねじ(34)により固定しているため、上面板(11)の上面にねじの頭部が露出したり、外パネル(10)の上面板(11)への取付部が外部に露出したりすることはなく、外観的な見栄えが向上する。
【0045】
また、内パネル(8)の下端縁に外向きの取付片(21)を設け、かつこの取付片(21)に突設した突片(23)を、底板(7)の上面の係合孔(24)に嵌合することにより、内パネル(8)の下端を底板(7)に取付けているため、キャビネット(6)内における底板(7)の上面に段差等の突部が形成され、物品の出し入れの妨げとなることはない。
しかも、内パネル(8)の下端を、ねじ等を用いることなく、簡単に底板(7)に固定することができる。
【0046】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、両シャッタ(9)を閉扉及び開扉位置で停止させるストッパ部材(15)を、底板(7)と上面板(11)との両方に設けているが、上面板(11)側のストッパ部材(15)は省略することもある。
【0047】
底板(7)及び上面板(11)を合成樹脂等により形成した際には、ガイドレール(13)を省略し、単にガイド溝(12)のみとすることもある。
【0048】
上記実施形態では、内パネル(8)の下部側の取付片(21)に突片(23)を設け、これを底板(7)の係合孔(24)に嵌合しているが、その反対に、上部側の取付片(20)に突片を設け、これを上面板(11)の下面に形成した係合孔に嵌合し、下部側の取付片(21)は、底板(7)を挿通するねじにより固定するようにしてもよい。
【0049】
また、上下の取付片(20)(21)の両方に突片(23)を設け、これらを、底板(7)と上面板(11)の対向面に形成した係合孔(24)に嵌合し、ねじによる固定を省略することもある。
【0050】
上記実施形態では、左右2枚のシャッタ(9)を用いているが、1枚のシャッタとすることもある。
この際には、シャッタの長さを、キャビネット(6)の前面と両側面の開口部を閉塞しうる長さ、例えばガイドレール(13)の全周の長さのほぼ半分とすればよい。
【0051】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、シャッタを開くと、上部収納部の前面及びそれと連続する側面の前半部が大きく開口されるので、収納部内の物品の出し入れを、前面のみならず側面からも容易に行うことができる。
【0052】
請求項2記載の発明によれば、左右のシャッタを独立して個別に開閉操作しうるので、収納された物品の大きさや出し入れ方向等に応じて、左右いずれかの方向に必要な大きさだけ開口することができる。
【0053】
請求項3記載の発明によれば、棚板上への物品の出し入れを、側面の開口部より容易に行うことができる。
【0054】
請求項4記載の発明によれば、シャッタを開いた際に、底板を机の天板の補助天板として、物品を仮置きしたりすることができ、かつ段差が形成されないので、収納部内ヘのファイル等の出し入れを支障なく行いうる。
【0055】
請求項5記載の発明によれば、机の天板と底板とが一体感を有するようになるので、見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキャビネットを机に並設して設置した例を示す斜視図である。
【図2】 同じく、キャビネットの分解斜視図である。
【図3】 同じく、上面板を取外して示す平面図である。
【図4】 同じく、図3のIV−IV線の拡大縦断側面図である。
【図5】 同じく、底板のガイドレールに設けたストッパ部材の拡大平面図である。
【図6】 同じく、ストッパ部材とシャッタの保持部材との詳細を示す要部の斜視図である。
【図7】 同じく、内パネルの下端部を倒立して示す拡大斜視図である。
【図8】 同じく、左右のシャッタを閉扉状態にロックするラッチと、その係合部を示す一部切欠正面図である。
【図9】 上部キャビネットの組立て手順を示し、上面板に外パネルを取付ける要領を示す斜視図である。
【図10】 同じく、上面板のガイドレールに左右のシャッタを嵌合した状態の斜視図である。
【図11】 同じく、上面板に内パネルを取付ける要領を示す斜視図である。
【図12】 同じく、内外のパネルに底板を取付ける要領を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)机
(1a)天板
(2)フロアパネル
(3)キャビネット
(4)引き出し
(5)下部キャビネット(下部収納部)
(6)上部キャビネット(上部収納部)
(7)底板
(8)内パネル
(8a)側板
(8b)折曲片
(9)シャッタ
(9a)(9b)スラット
(10)外パネル
(10a)側板
(11)上面板
(12)ガイド溝
(13)ガイドレール
(14)案内路
(15)ストッパ部材
(15a)ストッパ部
(15b)係合片
(15c)係止突部
(16)ねじ
(17)方形孔
(18)スライダ
(18a)折曲部
(18b)摺動片
(19)係止孔
(20)(21)取付片
(22)取付孔
(23)下向突片
(24)係合孔
(25)把手
(26)緩衝材
(27)挿し込み部
(28)ラッチ
(29)スリット
(30)係合孔
(31)取付片
(32)取付孔
(33)ナット
(34)ねじ
(35)取付孔
(36)皿ねじ
(A)棚板
Claims (5)
- 下部収納部と上部収納部とを備えるキャビネットにおいて、前記上部収納部を、ほぼ同じ大きさの底板と上面板及びそれらの後端部間に設けた、前後寸法が前記底板及び上面板の前後寸法をほぼ2分する寸法の平面視前向コ字状のパネルにより、前面とそれに連続する左右両側面の前半部が開口する箱状に形成するとともに、前記パネルの内方における底板と上面板との対向面の外周端に、ガイド溝を設け、この両ガイド溝に、水平方向に可撓性を有するシャッタの上下の端部を、前記前面と左右両側面の開口部を閉じる閉扉位置と、前面と左右両側面の開口部まで開く開扉位置との間を移動しうるように嵌合したことを特徴とするキャビネット。
- シャッタを左右2枚とし、両シャッタの前部側の側端同士が、前面開口部のほぼ中央部で当接することにより閉扉位置となり、かつその位置から左右のシャッタを相対的に左右方向及び後方に移動させることにより、左右両側面の開口部まで開くことができるようにした請求項1記載のキャビネット。
- 上部収納部における上下のガイド溝の内方に、平面視前向コ字状の内パネルを設け、この内パネルに、側面の開口部よりも前方に突出する棚板を取付けた請求項1または2記載のキャビネット。
- 机の側方に並設されるキャビネットにおいて、上部キャビネットの底板の上面と、机の天板の上面とを、ほぼ同一面に整合させてなる請求項1〜3のいずれかに記載のキャビネット。
- 机の側方に並設されるキャビネットにおいて、上部キャビネットの底板の前端と、机の天板の前端とを、ほぼ同一面に整合させてなる請求項1〜4のいずれかに記載のキャビネット。
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