JPH0837871A - 自走式草刈機 - Google Patents
自走式草刈機Info
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- JPH0837871A JPH0837871A JP17902894A JP17902894A JPH0837871A JP H0837871 A JPH0837871 A JP H0837871A JP 17902894 A JP17902894 A JP 17902894A JP 17902894 A JP17902894 A JP 17902894A JP H0837871 A JPH0837871 A JP H0837871A
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- pulley
- rotary
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- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の自走式草刈機と同様に圃場などの草刈
作業が実施できるとともに、圃場や果樹園などの樹木の
周辺の下枝が走行車の障害となった場合も草刈刃を機側
に突出させて樹冠下の草刈作業が実施できる自走式草刈
機を提供する。 【構成】 機体１の下部に草刈刃２を配設した自走式草
刈機Ａであって、機体１の下部に支持ガイド枠体３設
け、この支持ガイド枠体３に草刈刃２を付設した移動体
４を機体１の側方に向かって移動せしめるスライド機構
ａを設け、この移動体４を所定の突出位置で固定する固
定機構ｂを設け、この草刈刃２に動力を伝達する動力伝
達機構ｃを設けたものである。
作業が実施できるとともに、圃場や果樹園などの樹木の
周辺の下枝が走行車の障害となった場合も草刈刃を機側
に突出させて樹冠下の草刈作業が実施できる自走式草刈
機を提供する。 【構成】 機体１の下部に草刈刃２を配設した自走式草
刈機Ａであって、機体１の下部に支持ガイド枠体３設
け、この支持ガイド枠体３に草刈刃２を付設した移動体
４を機体１の側方に向かって移動せしめるスライド機構
ａを設け、この移動体４を所定の突出位置で固定する固
定機構ｂを設け、この草刈刃２に動力を伝達する動力伝
達機構ｃを設けたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の下部に草刈刃を
配設した自走式草刈機に係るものである。
配設した自走式草刈機に係るものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】機体の
長さを短く且つ安全性が向上できるため、機体の下部に
草刈刃を配設した自走式草刈機が多用されているが、こ
の種の自走式草刈機は草刈刃の回転軸芯がほぼ機体内に
配設されて固定されているため、自走式草刈機で圃場や
果樹園などの草刈作業を実施した場合、樹木の周辺の下
枝が走行車の走行の障害となって圃場や果樹園などの樹
冠下の草刈作業に支障を来す場合が多い。
長さを短く且つ安全性が向上できるため、機体の下部に
草刈刃を配設した自走式草刈機が多用されているが、こ
の種の自走式草刈機は草刈刃の回転軸芯がほぼ機体内に
配設されて固定されているため、自走式草刈機で圃場や
果樹園などの草刈作業を実施した場合、樹木の周辺の下
枝が走行車の走行の障害となって圃場や果樹園などの樹
冠下の草刈作業に支障を来す場合が多い。
【０００３】本発明は移動体に草刈刃を垂設し、この移
動体を機体の一側に突没可能にスライドして固定できる
よう構成し、この機体の一側に突出せしめた草刈刃を動
力伝達機構により回転せしめて上記欠点を解決した自走
式草刈機を提供するものである。
動体を機体の一側に突没可能にスライドして固定できる
よう構成し、この機体の一側に突出せしめた草刈刃を動
力伝達機構により回転せしめて上記欠点を解決した自走
式草刈機を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００５】機体１の下部に草刈刃２を配設した自走式
草刈機Ａであって、機体１の下部に支持ガイド枠体３設
け、この支持ガイド枠体３に草刈刃２を付設した移動体
４を機体１の側方に向かって移動せしめるスライド機構
ａを設け、この移動体４を所定の突出位置で固定する固
定機構ｂを設け、この草刈刃２に動力を伝達する動力伝
達機構ｃを設けたことを特徴とする自走式草刈機に係る
ものである。
草刈機Ａであって、機体１の下部に支持ガイド枠体３設
け、この支持ガイド枠体３に草刈刃２を付設した移動体
４を機体１の側方に向かって移動せしめるスライド機構
ａを設け、この移動体４を所定の突出位置で固定する固
定機構ｂを設け、この草刈刃２に動力を伝達する動力伝
達機構ｃを設けたことを特徴とする自走式草刈機に係る
ものである。
【０００６】また、機体１の下部に草刈刃２を配設した
自走式草刈機Ａであって、機体１の下部に支持ガイド枠
体３を設け、この支持ガイド枠体３の下部に移動体４を
設け、支持ガイド枠体３と移動体４との間に移動体４を
支持ガイド枠体３をガイドとして機体１の一側に突没可
能にスライドさせるスライド機構ａと所定の位置に固定
する固定機構ｂとを設け、移動体４に回転軸５を垂設し
た軸受体６を設け、この回転軸５の下端を移動体４の下
面に突設垂下し、この突設端に草刈刃２を付設し、支持
ガイド枠体３に立設した主軸受体７にエンジン８より分
取した動力で回転する回転主軸９を設け、前記支持ガイ
ド枠体３と移動体４とに回転主軸９の回転動力を回転軸
５に常時伝達する動力伝達機構ｃを設けたことを特徴と
する自走式草刈機に係るものである。
自走式草刈機Ａであって、機体１の下部に支持ガイド枠
体３を設け、この支持ガイド枠体３の下部に移動体４を
設け、支持ガイド枠体３と移動体４との間に移動体４を
支持ガイド枠体３をガイドとして機体１の一側に突没可
能にスライドさせるスライド機構ａと所定の位置に固定
する固定機構ｂとを設け、移動体４に回転軸５を垂設し
た軸受体６を設け、この回転軸５の下端を移動体４の下
面に突設垂下し、この突設端に草刈刃２を付設し、支持
ガイド枠体３に立設した主軸受体７にエンジン８より分
取した動力で回転する回転主軸９を設け、前記支持ガイ
ド枠体３と移動体４とに回転主軸９の回転動力を回転軸
５に常時伝達する動力伝達機構ｃを設けたことを特徴と
する自走式草刈機に係るものである。
【０００７】また、機体１に設置したエンジン８より動
力を分取して回転する主軸プーリ10を機体１に設け、こ
の主軸プーリ10により回転する回転プーリ11を草刈刃２
の回転軸５に設け、主軸プーリ10と回転プーリ11とに懸
環した無端駆動ベルト12にテンションプーリ13を配して
草刈刃２の回転軸５がスライド中でも動力を伝達できる
動力伝達機構ｃに構成したことを特徴とする請求項１記
載の自走式草刈機に係るものである。
力を分取して回転する主軸プーリ10を機体１に設け、こ
の主軸プーリ10により回転する回転プーリ11を草刈刃２
の回転軸５に設け、主軸プーリ10と回転プーリ11とに懸
環した無端駆動ベルト12にテンションプーリ13を配して
草刈刃２の回転軸５がスライド中でも動力を伝達できる
動力伝達機構ｃに構成したことを特徴とする請求項１記
載の自走式草刈機に係るものである。
【０００８】また、支持ガイド枠体３のほぼ中央部に下
端を支持ガイド枠体３の下面に突設した主軸受体７を立
設し、この主軸受体７に機体１に設置したエンジン８よ
り動力を分取して回転する回転主軸９を垂設し、この回
動主軸９の下端に主軸プーリ12を付設し、移動体４上の
左右に回転軸５・５を垂設した軸受体６・６を設け、回
転軸５・５の下端を移動体４の下面に突設してその突設
軸端に草刈刃２・２を付設し、回転軸５・５の上端に回
転プーリ11・11を付設し、前記主軸受体７の突設端部に
テンションプーリ支持体14を被嵌し、テンションプーリ
支持体14の突設端にテンションプーリ13を設け、主軸プ
ーリ10と左右の回転プーリ11・11とテンションプーリ13
とに無端駆動ベルト12を懸環してテンションプーリ13の
周縁が無端駆動ベルト12の背面を強圧しながら迂回する
ように設けて草刈刃２・２の回転軸５・５がスライド中
でも動力により回転できる動力伝達機構ｃに構成したこ
とを特徴とする請求項１記載のように設けたことを特徴
とする自走式草刈機に係るものである。
端を支持ガイド枠体３の下面に突設した主軸受体７を立
設し、この主軸受体７に機体１に設置したエンジン８よ
り動力を分取して回転する回転主軸９を垂設し、この回
動主軸９の下端に主軸プーリ12を付設し、移動体４上の
左右に回転軸５・５を垂設した軸受体６・６を設け、回
転軸５・５の下端を移動体４の下面に突設してその突設
軸端に草刈刃２・２を付設し、回転軸５・５の上端に回
転プーリ11・11を付設し、前記主軸受体７の突設端部に
テンションプーリ支持体14を被嵌し、テンションプーリ
支持体14の突設端にテンションプーリ13を設け、主軸プ
ーリ10と左右の回転プーリ11・11とテンションプーリ13
とに無端駆動ベルト12を懸環してテンションプーリ13の
周縁が無端駆動ベルト12の背面を強圧しながら迂回する
ように設けて草刈刃２・２の回転軸５・５がスライド中
でも動力により回転できる動力伝達機構ｃに構成したこ
とを特徴とする請求項１記載のように設けたことを特徴
とする自走式草刈機に係るものである。
【０００９】
【作用】請求項１の作用について説明する。
【００１０】自走式草刈機Ａを走行せしめ、動力伝達機
構ｃにより機体１の下部に設けた草刈刃２を回転せしめ
て圃場や果樹園などの草刈作業を行う。
構ｃにより機体１の下部に設けた草刈刃２を回転せしめ
て圃場や果樹園などの草刈作業を行う。
【００１１】その際、樹木の周辺の下枝が走行車の走行
の障害となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、
スライド機構ａにより移動体４を支持ガイド枠体３をガ
イドとして機体１の側方に向かって移動させ、固定機構
ｂにより移動体４を所定の突出位置で固定して草刈刃２
を機体１の一側に突出させた後、自走式草刈機Ａを走行
させ、動力伝達機構ｃによりこの突出した草刈刃２を回
転せしめて圃場や果樹園の樹冠下の草刈作業を実施す
る。
の障害となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、
スライド機構ａにより移動体４を支持ガイド枠体３をガ
イドとして機体１の側方に向かって移動させ、固定機構
ｂにより移動体４を所定の突出位置で固定して草刈刃２
を機体１の一側に突出させた後、自走式草刈機Ａを走行
させ、動力伝達機構ｃによりこの突出した草刈刃２を回
転せしめて圃場や果樹園の樹冠下の草刈作業を実施す
る。
【００１２】請求項２記載の作用について説明する。
【００１３】前記と同様自走式草刈機Ａを走行せしめ、
エンジン８より分取した動力で回転する回転主軸９より
動力伝達機構ｃを介して回転動力を回転軸５に伝達し、
回転軸５の突設下端に付設した草刈刃２で圃場や果樹園
などの草刈作業を行う。
エンジン８より分取した動力で回転する回転主軸９より
動力伝達機構ｃを介して回転動力を回転軸５に伝達し、
回転軸５の突設下端に付設した草刈刃２で圃場や果樹園
などの草刈作業を行う。
【００１４】その際、樹木の周辺の下枝が走行車の走行
の障害となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、
スライド機構ａにより移動体４を支持ガイド枠体３をガ
イドとして機体１の一側にスライドさせて草刈刃２を機
体１の一側に突出させ、固定機構ｂにより移動体４を所
定の突出位置で支持ガイド枠体３に固定せしめ、自走式
草刈機Ａを走行させ、動力伝達機構ｃによりエンジン８
より分取した動力で回転軸５を回転させ草刈刃により圃
場や果樹園などの樹冠下の草刈作業を実施する。
の障害となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、
スライド機構ａにより移動体４を支持ガイド枠体３をガ
イドとして機体１の一側にスライドさせて草刈刃２を機
体１の一側に突出させ、固定機構ｂにより移動体４を所
定の突出位置で支持ガイド枠体３に固定せしめ、自走式
草刈機Ａを走行させ、動力伝達機構ｃによりエンジン８
より分取した動力で回転軸５を回転させ草刈刃により圃
場や果樹園などの樹冠下の草刈作業を実施する。
【００１５】請求項３の作用について説明する。
【００１６】自走式草刈機Ａを走行せしめながら、エン
ジン８より動力を分取して主軸プーリ10を回転せしめる
と、動力伝達装置ｃにより主軸プーリ10と回転プーリ11
とに懸環した無端駆動ベルト12がテンションプーリ13に
より張設状態で懸環されているので、主軸プーリ10の回
転駆動力が回転プーリ11に伝達され、回転プーリ11に設
けた回転軸５が回転し、この回転軸５に設けた草刈刃２
の回転により圃場や果樹園などの草刈作業を行う。
ジン８より動力を分取して主軸プーリ10を回転せしめる
と、動力伝達装置ｃにより主軸プーリ10と回転プーリ11
とに懸環した無端駆動ベルト12がテンションプーリ13に
より張設状態で懸環されているので、主軸プーリ10の回
転駆動力が回転プーリ11に伝達され、回転プーリ11に設
けた回転軸５が回転し、この回転軸５に設けた草刈刃２
の回転により圃場や果樹園などの草刈作業を行う。
【００１７】その際、樹木の周辺の下枝が走行車の走行
の障害となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、
スライド機構ａにより移動体４を支持ガイト枠体３をガ
イドとして機体１の側方に向かって移動させ草刈刃２を
機体１の一側に突出せしめる。このとき、動力伝達機構
ｃにより主軸プーリ10と回転プーリ11とに懸環した無端
駆動ベルト12がテンションプーリ13によりスライド中で
も張設状態で懸環されているので、主軸プーリ10の回転
動力が回転プーリ11に伝達され、回転軸５が回転し、回
転軸５に付設した草刈刃２で圃場や果樹園などの樹冠下
の草刈作業を実施する。
の障害となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、
スライド機構ａにより移動体４を支持ガイト枠体３をガ
イドとして機体１の側方に向かって移動させ草刈刃２を
機体１の一側に突出せしめる。このとき、動力伝達機構
ｃにより主軸プーリ10と回転プーリ11とに懸環した無端
駆動ベルト12がテンションプーリ13によりスライド中で
も張設状態で懸環されているので、主軸プーリ10の回転
動力が回転プーリ11に伝達され、回転軸５が回転し、回
転軸５に付設した草刈刃２で圃場や果樹園などの樹冠下
の草刈作業を実施する。
【００１８】請求項４の作用について説明する。
【００１９】自走式草刈機Ａを走行せしめ、エンジン８
より動力を分取して回転主軸９を回転すると主軸プーリ
10が回転し、動力伝達機構ｃにより主軸プーリ10と左右
の回転プーリ11・11とに懸環した無端駆動ベルト12がテ
ンションプーリ13の周縁によりその背面を強圧されなが
ら迂回状態で張設回動するのでエンジン８の回転動力が
回転軸５・５に伝達されて草刈刃２・２が回転し、圃場
や果樹園などの草刈作業を行う。
より動力を分取して回転主軸９を回転すると主軸プーリ
10が回転し、動力伝達機構ｃにより主軸プーリ10と左右
の回転プーリ11・11とに懸環した無端駆動ベルト12がテ
ンションプーリ13の周縁によりその背面を強圧されなが
ら迂回状態で張設回動するのでエンジン８の回転動力が
回転軸５・５に伝達されて草刈刃２・２が回転し、圃場
や果樹園などの草刈作業を行う。
【００２０】その際、樹木の下枝が走行車の走行の障害
となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、移動体
４を支持ガイド枠体３をガイドとして機体１の側方にス
ライドさせて一方の草刈刃２を機体１の側方に突出せし
める。このとき動力伝達装置ｃにより主軸プーリ10と左
右の回転プーリ11・11とに懸環した無端駆動ベルト12が
テンションプーリ13の周縁によりスライド中でもその背
面を強圧されながら迂回状態で張設状態に維持されてい
るのでエンジン８の回転動力が回転プーリ11・11に伝達
され、この回転プーリ11・11に止着した回転軸５・５の
回転により草刈刃２・２が回転し、圃場や果樹園などの
樹冠下の草刈作業が実施できる。
となって樹冠下の草刈作業に支障を来すときは、移動体
４を支持ガイド枠体３をガイドとして機体１の側方にス
ライドさせて一方の草刈刃２を機体１の側方に突出せし
める。このとき動力伝達装置ｃにより主軸プーリ10と左
右の回転プーリ11・11とに懸環した無端駆動ベルト12が
テンションプーリ13の周縁によりスライド中でもその背
面を強圧されながら迂回状態で張設状態に維持されてい
るのでエンジン８の回転動力が回転プーリ11・11に伝達
され、この回転プーリ11・11に止着した回転軸５・５の
回転により草刈刃２・２が回転し、圃場や果樹園などの
樹冠下の草刈作業が実施できる。
【００２１】
【実施例】図示した図面は本発明に好適な一実施例を図
示したものである。以下説明する。機体１の下部に草刈
刃を配設した自走式草刈機Ａの機体１の下部に支持ガイ
ド枠体３を設け、この支持ガイド枠体３の下部に移動体
４を設け、支持ガイド枠体３と移動体４との間に移動体
４を支持ガイド枠体３をガイドとして機体１の側方に向
かって移動せしめるスライド機構ａを設け、この移動体
４を所定の突出位置で固定する固定機構ｂを設ける。
示したものである。以下説明する。機体１の下部に草刈
刃を配設した自走式草刈機Ａの機体１の下部に支持ガイ
ド枠体３を設け、この支持ガイド枠体３の下部に移動体
４を設け、支持ガイド枠体３と移動体４との間に移動体
４を支持ガイド枠体３をガイドとして機体１の側方に向
かって移動せしめるスライド機構ａを設け、この移動体
４を所定の突出位置で固定する固定機構ｂを設ける。
【００２２】図示した実施例ではこの支持ガイド枠体３
を短形形状の基板３1の下面の前後端部にアングル形状
の枠体３2を付設し、この前後の枠体３2の垂設板の下端
に丸棒形状のガイドバー３3を設けて構成し、前後の枠
体３2に夫々ガイドバー３3の頂点より所定の高さで所定
の長さのスライド長溝16を左右に穿溝する。この支持ガ
イド枠体３の下部に移動体４を設け、この移動体４を上
方より見てほぼ短形形状の基盤４1上に基盤４1の外郭輪
郭に沿って軽量中空短形型鋼材で形成した枠縁４2で囲
繞して構成し、前後の枠縁４2の左寄り端部と中央やや
右寄りに車輪用軸受17を横設し、この車輪用軸受17に車
輪軸18の基部を止着し、車輪軸18の突設端にガイド車輪
19を回動自在に軸着し、このガイド車輪19の踏面が前記
支持ガイド枠体３のスライド長溝16の上部溝端とガイド
バー３3の円弧頂部とをガイド転動するよう設けてスラ
イド機構ａを構成し、移動体４を右方に引動したとき、
移動体４がスライド機構ａにより支持ガイド枠体３の左
右の一側にスライドするよう設ける。
を短形形状の基板３1の下面の前後端部にアングル形状
の枠体３2を付設し、この前後の枠体３2の垂設板の下端
に丸棒形状のガイドバー３3を設けて構成し、前後の枠
体３2に夫々ガイドバー３3の頂点より所定の高さで所定
の長さのスライド長溝16を左右に穿溝する。この支持ガ
イド枠体３の下部に移動体４を設け、この移動体４を上
方より見てほぼ短形形状の基盤４1上に基盤４1の外郭輪
郭に沿って軽量中空短形型鋼材で形成した枠縁４2で囲
繞して構成し、前後の枠縁４2の左寄り端部と中央やや
右寄りに車輪用軸受17を横設し、この車輪用軸受17に車
輪軸18の基部を止着し、車輪軸18の突設端にガイド車輪
19を回動自在に軸着し、このガイド車輪19の踏面が前記
支持ガイド枠体３のスライド長溝16の上部溝端とガイド
バー３3の円弧頂部とをガイド転動するよう設けてスラ
イド機構ａを構成し、移動体４を右方に引動したとき、
移動体４がスライド機構ａにより支持ガイド枠体３の左
右の一側にスライドするよう設ける。
【００２３】移動体４を支持ガイド枠体３の左右の一側
にスライドしたとき、移動体４を支持ガイド枠体３に固
定する固定機構ｂについて説明する。
にスライドしたとき、移動体４を支持ガイド枠体３に固
定する固定機構ｂについて説明する。
【００２４】移動体４の前部の枠縁４2のほぼ中央部に
ロック杆スライド軸受20を設け、移動体４が支持ガイド
枠体３のほぼ中央にあるとき、このロック杆スライド軸
受20に対向する支持ガイド枠体３の前側にチャンネル形
状のブラケット21を止着し、ロック杆スライド軸受20に
棒状のロック杆22を前後スライド自在に差し通し、この
ロック杆22の先端を前記ブラケット21に穿孔した係止孔
211に貫入して移動体４を支持ガイド枠体３に固定する
ように設ける。
ロック杆スライド軸受20を設け、移動体４が支持ガイド
枠体３のほぼ中央にあるとき、このロック杆スライド軸
受20に対向する支持ガイド枠体３の前側にチャンネル形
状のブラケット21を止着し、ロック杆スライド軸受20に
棒状のロック杆22を前後スライド自在に差し通し、この
ロック杆22の先端を前記ブラケット21に穿孔した係止孔
211に貫入して移動体４を支持ガイド枠体３に固定する
ように設ける。
【００２５】支持ガイド枠体３の前部右端部寄りに前記
と同形のブラケット21を止着し、移動体４を右方に引動
して移動体４が支持ガイド枠体３の右方にスライドした
とき、前記ロック杆22の先端がこのブラケット21の係止
孔211に貫入してその位置で移動体４を支持ガイド枠体
３に固定するように設ける。前記移動体４の基盤４1の
前部右寄りにロック軸受23を立設し、このロック軸受23
に支軸24の基部を止着してその上端を基盤４1の上方に
突設し、この支軸24に上方から見てＬ型形状のロックア
ーム25のボス部を水平回動自在に被嵌し、ロックアーム
25の一方のアーム251を基盤４1のほぼ中央部に延設して
この延設端に前記ロック杆22の他端を枢着し、移動体４
の枠縁４2の右側の前部寄りにスライド軸受26を横設
し、スライド軸受26にスライド杆27をスライド自在に嵌
入してその先端をやや径大に形成してこの径大部を前記
ロックアーム25の他方のアーム252の先端に枢着する。
スライド杆27の他端にロックレバ28を軸着し、このロッ
クレバ28の頭部のスライド軸受26端部当接面をカム形状
に形成し、スライド軸受26に嵌入したスライド杆27の先
端の径大部の段部とスライド軸受26との間のスライド杆
27に圧縮バネ30を被嵌してスライド杆27を常に左方に付
勢ならしめ、ロックレバ28の握部を上方より見て反時計
方向に約９０°回動したとき、ロックレバ28の頭部のカ
ム形状によりスライド杆27が右方に引っ張られて移動
し、これによりＬ型形状のロックアーム25が支軸24を軸
として反時計方向に回動してロック杆22の先端がブラケ
ット21の係止孔211より抜け出し移動体４と支持ガイド
枠体３のロックが解除されるように設ける。
と同形のブラケット21を止着し、移動体４を右方に引動
して移動体４が支持ガイド枠体３の右方にスライドした
とき、前記ロック杆22の先端がこのブラケット21の係止
孔211に貫入してその位置で移動体４を支持ガイド枠体
３に固定するように設ける。前記移動体４の基盤４1の
前部右寄りにロック軸受23を立設し、このロック軸受23
に支軸24の基部を止着してその上端を基盤４1の上方に
突設し、この支軸24に上方から見てＬ型形状のロックア
ーム25のボス部を水平回動自在に被嵌し、ロックアーム
25の一方のアーム251を基盤４1のほぼ中央部に延設して
この延設端に前記ロック杆22の他端を枢着し、移動体４
の枠縁４2の右側の前部寄りにスライド軸受26を横設
し、スライド軸受26にスライド杆27をスライド自在に嵌
入してその先端をやや径大に形成してこの径大部を前記
ロックアーム25の他方のアーム252の先端に枢着する。
スライド杆27の他端にロックレバ28を軸着し、このロッ
クレバ28の頭部のスライド軸受26端部当接面をカム形状
に形成し、スライド軸受26に嵌入したスライド杆27の先
端の径大部の段部とスライド軸受26との間のスライド杆
27に圧縮バネ30を被嵌してスライド杆27を常に左方に付
勢ならしめ、ロックレバ28の握部を上方より見て反時計
方向に約９０°回動したとき、ロックレバ28の頭部のカ
ム形状によりスライド杆27が右方に引っ張られて移動
し、これによりＬ型形状のロックアーム25が支軸24を軸
として反時計方向に回動してロック杆22の先端がブラケ
ット21の係止孔211より抜け出し移動体４と支持ガイド
枠体３のロックが解除されるように設ける。
【００２６】機体１に設置したエンジン８より動力を分
取して回転する主軸プーリ10を機体１に設け、この主軸
プーリ10により回転する回転プーリ11を草刈刃２の回転
軸５に設け、主軸プーリ10と回転プーリ11とに懸環した
無端駆動ベルト12にテンションプーリ13を配して草刈刃
２の回転軸５がスライド中でも動力を伝達できる動力伝
達機構ｃに構成する。
取して回転する主軸プーリ10を機体１に設け、この主軸
プーリ10により回転する回転プーリ11を草刈刃２の回転
軸５に設け、主軸プーリ10と回転プーリ11とに懸環した
無端駆動ベルト12にテンションプーリ13を配して草刈刃
２の回転軸５がスライド中でも動力を伝達できる動力伝
達機構ｃに構成する。
【００２７】図示した実施例では移動体４上の左右に軸
受体６・６を立設し、この左右の軸受体６・６に回転軸
５・５を回転自在に嵌入し、この回転軸５・５の下端を
移動体４の下面に突設してその突設軸端に草刈刃２・２
を付設し、回転軸５・５の上端に回転プーリ11・11を止
着する。支持ガイド枠体３のほぼ中央部の後方寄りに主
軸受体７を立設してその下端を支持ガイド枠体３の基板
３1の下方に突出し、この突出端に鍔部を設け、主軸受
体７に回転主軸９を水平回転自在に立設してその下端を
主軸受体７より突出せしめてその突設端部に主軸プーリ
10を止着し、回転主軸９の上端に作業プーリ32を止着す
る。
受体６・６を立設し、この左右の軸受体６・６に回転軸
５・５を回転自在に嵌入し、この回転軸５・５の下端を
移動体４の下面に突設してその突設軸端に草刈刃２・２
を付設し、回転軸５・５の上端に回転プーリ11・11を止
着する。支持ガイド枠体３のほぼ中央部の後方寄りに主
軸受体７を立設してその下端を支持ガイド枠体３の基板
３1の下方に突出し、この突出端に鍔部を設け、主軸受
体７に回転主軸９を水平回転自在に立設してその下端を
主軸受体７より突出せしめてその突設端部に主軸プーリ
10を止着し、回転主軸９の上端に作業プーリ32を止着す
る。
【００２８】前記支持ガイド枠体３の基板３1の下面と
主軸受体７の下端の鍔部との間の主軸受体７の外径に、
リング形状のテンションプーリ支持体14を被嵌してテン
ションプーリ支持体14を主軸受体７に水平回動自在なら
しめ、このテンションプーリ支持体14に二個のアーム14
1，142を放射状に突設し、一方のアーム141にテンショ
ンプーリ軸33の基部を止着して他端を下方に垂設し、こ
の垂設部にテンションプーリ13を水平回動自在に被嵌す
る。支持ガイド枠体３の基板３1の下面の適所の位置に
止着ピン34を垂設し、この止着ピン34とテンションプー
リ支持体14の他方のアーム142との間に引張りばね35を
架設する。
主軸受体７の下端の鍔部との間の主軸受体７の外径に、
リング形状のテンションプーリ支持体14を被嵌してテン
ションプーリ支持体14を主軸受体７に水平回動自在なら
しめ、このテンションプーリ支持体14に二個のアーム14
1，142を放射状に突設し、一方のアーム141にテンショ
ンプーリ軸33の基部を止着して他端を下方に垂設し、こ
の垂設部にテンションプーリ13を水平回動自在に被嵌す
る。支持ガイド枠体３の基板３1の下面の適所の位置に
止着ピン34を垂設し、この止着ピン34とテンションプー
リ支持体14の他方のアーム142との間に引張りばね35を
架設する。
【００２９】前記主軸プーリ10と左右の回転プーリ11・
11とテンションプーリ13に無端駆動ベルト12を図２のよ
うに懸環し、左方の回転プーリ11と主軸プーリ10との間
の無端駆動ベルト12をテンションプーリ13に迂回せしめ
て無端駆動ベルト12の背面を引張りばね35の付勢力によ
るテンションプーリ13の周縁で強圧当接せしめて無端駆
動ベルト12を常時張設せしめ、主軸プーリ10の回転動力
を左右の回転プーリ11・11に伝達するように設ける。
11とテンションプーリ13に無端駆動ベルト12を図２のよ
うに懸環し、左方の回転プーリ11と主軸プーリ10との間
の無端駆動ベルト12をテンションプーリ13に迂回せしめ
て無端駆動ベルト12の背面を引張りばね35の付勢力によ
るテンションプーリ13の周縁で強圧当接せしめて無端駆
動ベルト12を常時張設せしめ、主軸プーリ10の回転動力
を左右の回転プーリ11・11に伝達するように設ける。
【００３０】エンジン８より動力を分取して回動する分
配機36の出力軸に動力分取プーリ37を設け、この動力分
取プーリ37と作業プーリ32間に駆動ベルト38を掛け渡
す。
配機36の出力軸に動力分取プーリ37を設け、この動力分
取プーリ37と作業プーリ32間に駆動ベルト38を掛け渡
す。
【００３１】尚、符号39は移動体４に設けた草刈刃用安
全カバである。
全カバである。
【００３２】また、支持ガイド枠体３の左右端と機体１
の左右端間に左右一組のパンタグラフ機構ｄを設け、こ
のパンタグラフ機構ｄの内側の左右対向支持脚ｄ1の後
部下部寄りに支点41を設け、運転座席42の後部寄りの機
体１の左右にブラケット43・43を立設し、このブラケッ
ト43・43にレバー軸44を回動可能に架け渡し、このレバ
ー軸44に草刈刃昇降レバ45のボス部を止着し、このボス
部より操作レバー452を前方に突設してこの突設端と前
記支点41との間に操作リンク46の両端を枢着する。機体
１に草刈刃昇降レバ45の杆部451を係止して草刈刃２の
地上よりの高さを規制する複数個の係止溝47（図では５
ケ）を有する草刈刃昇降位置設定ブラケット48を付設
し、草刈刃昇降レバ45の頭部を前方に倒し草刈刃昇降レ
バ45の杆部451を草刈刃昇降位置設定ブラケット48の所
望の係止溝47に係止すると、パンタグラフ機構ｄにより
支持ガイド枠体３が機体１の下方に降下して草刈刃２の
地上よりの高さを規制する。
の左右端間に左右一組のパンタグラフ機構ｄを設け、こ
のパンタグラフ機構ｄの内側の左右対向支持脚ｄ1の後
部下部寄りに支点41を設け、運転座席42の後部寄りの機
体１の左右にブラケット43・43を立設し、このブラケッ
ト43・43にレバー軸44を回動可能に架け渡し、このレバ
ー軸44に草刈刃昇降レバ45のボス部を止着し、このボス
部より操作レバー452を前方に突設してこの突設端と前
記支点41との間に操作リンク46の両端を枢着する。機体
１に草刈刃昇降レバ45の杆部451を係止して草刈刃２の
地上よりの高さを規制する複数個の係止溝47（図では５
ケ）を有する草刈刃昇降位置設定ブラケット48を付設
し、草刈刃昇降レバ45の頭部を前方に倒し草刈刃昇降レ
バ45の杆部451を草刈刃昇降位置設定ブラケット48の所
望の係止溝47に係止すると、パンタグラフ機構ｄにより
支持ガイド枠体３が機体１の下方に降下して草刈刃２の
地上よりの高さを規制する。
【００３３】図中符号49は車輪，50は操向ハンドルであ
る。
る。
【００３４】本実施例を上記のように構成したので、作
業者が運転座席42に着座してエンジン８を駆動し、分配
機36より動力を分取して動力分取プーリ37を回転せしめ
ると駆動ベルト38により作業プーリ32が回転するので、
回転主軸９・主軸プーリ10が回転し、無端駆動ベルト12
により左右の回転プーリ11・11が回転する。このときテ
ンションプーリ支持体14の他方のアーム142に付設した
引張ばね35の付勢力によりテンションプーリ13の周縁が
無端駆動ベルト12の背面を強圧して無端駆動ベルト12を
常に張設状態に維持するので、エンジン８の回転動力が
回転プーリ11・11に伝達され、この回転プーリ11・11に
止着した回転軸５・５により草刈刃２・２が回転する。
業者が運転座席42に着座してエンジン８を駆動し、分配
機36より動力を分取して動力分取プーリ37を回転せしめ
ると駆動ベルト38により作業プーリ32が回転するので、
回転主軸９・主軸プーリ10が回転し、無端駆動ベルト12
により左右の回転プーリ11・11が回転する。このときテ
ンションプーリ支持体14の他方のアーム142に付設した
引張ばね35の付勢力によりテンションプーリ13の周縁が
無端駆動ベルト12の背面を強圧して無端駆動ベルト12を
常に張設状態に維持するので、エンジン８の回転動力が
回転プーリ11・11に伝達され、この回転プーリ11・11に
止着した回転軸５・５により草刈刃２・２が回転する。
【００３５】次いで草刈刃昇降レバ45を前方に倒し草刈
刃昇降レバ45の杆部451を草刈刃昇降位置設定ブラケッ
ト48の所望の係止溝47に係止すると、パンタグラフ機構
ｄにより支持ガイド枠体３が所望の位置に降下して草刈
刃２・２の地上よりの高さを維持するのでその高さで機
体１を走行させ、果樹園や圃場の草刈作業を行う。
刃昇降レバ45の杆部451を草刈刃昇降位置設定ブラケッ
ト48の所望の係止溝47に係止すると、パンタグラフ機構
ｄにより支持ガイド枠体３が所望の位置に降下して草刈
刃２・２の地上よりの高さを維持するのでその高さで機
体１を走行させ、果樹園や圃場の草刈作業を行う。
【００３６】その際、樹木の周辺の下枝が機体１の走行
の障害となって樹冠下の圃場の草刈作業に支障となる場
合は、機体１の走行を停止し、分配機36よりの動力を遮
断したあと草刈刃２・２の高さをパンタグラフ機構ｄに
より上昇せしめる。次いでロックレバ28を反時計方向に
約９０°回動させてロック杆22の先端をブラケット21の
係止孔211より抜け出させ移動体４と支持ガイド枠体３
とのロック状態を解除し、移動体４を右方に引動する
と、移動体４の前後に突設したガイド車輪19が支持ガイ
ド枠体３に設けた左右のスライド長溝16内をガイド転動
して移動体４が右方に移動し右方の草刈刃２が機体１の
右側に突出する。
の障害となって樹冠下の圃場の草刈作業に支障となる場
合は、機体１の走行を停止し、分配機36よりの動力を遮
断したあと草刈刃２・２の高さをパンタグラフ機構ｄに
より上昇せしめる。次いでロックレバ28を反時計方向に
約９０°回動させてロック杆22の先端をブラケット21の
係止孔211より抜け出させ移動体４と支持ガイド枠体３
とのロック状態を解除し、移動体４を右方に引動する
と、移動体４の前後に突設したガイド車輪19が支持ガイ
ド枠体３に設けた左右のスライド長溝16内をガイド転動
して移動体４が右方に移動し右方の草刈刃２が機体１の
右側に突出する。
【００３７】このとき、移動体３に設けた回転プーリ11
・11も同時に移動し、回転プーリ11・11と主軸プーリ10
とテンションプーリ13とに懸環した無端駆動ベルト12は
テンションプーリ13による付勢力により張設状態を維持
しながら図２の張設状態から図３の張設状態に移行す
る。この状態でロックレバ28を元の状態に戻し、ロック
杆22の先端を右側のブラケット21の係止孔211に貫入し
て移動体４を支持ガイド枠体３に固定し、草刈刃昇降レ
バ45を操作して草刈刃２・２を降下し、再び機体１を走
行させ果樹園や圃場の樹冠下の草刈作業を実施する。
・11も同時に移動し、回転プーリ11・11と主軸プーリ10
とテンションプーリ13とに懸環した無端駆動ベルト12は
テンションプーリ13による付勢力により張設状態を維持
しながら図２の張設状態から図３の張設状態に移行す
る。この状態でロックレバ28を元の状態に戻し、ロック
杆22の先端を右側のブラケット21の係止孔211に貫入し
て移動体４を支持ガイド枠体３に固定し、草刈刃昇降レ
バ45を操作して草刈刃２・２を降下し、再び機体１を走
行させ果樹園や圃場の樹冠下の草刈作業を実施する。
【００３８】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、従
来の自走式草刈機と同様に圃場などの草刈作業を実施で
きるとともに、圃場や果樹園などで樹木の周辺の下枝が
走行車の走行の障害となる場合であってもスライド機構
と固定機構により草刈刃を機体の側方に向かってスライ
ド突出せしめて動力伝達機構によりこの突出した草刈刃
を回転できるので樹冠下の圃場や果樹園などの草刈作業
も実施できる効率的で実用的で秀れた自走式草刈機とな
る。
来の自走式草刈機と同様に圃場などの草刈作業を実施で
きるとともに、圃場や果樹園などで樹木の周辺の下枝が
走行車の走行の障害となる場合であってもスライド機構
と固定機構により草刈刃を機体の側方に向かってスライ
ド突出せしめて動力伝達機構によりこの突出した草刈刃
を回転できるので樹冠下の圃場や果樹園などの草刈作業
も実施できる効率的で実用的で秀れた自走式草刈機とな
る。
【図１】本実施例の要部の一部を切欠ける側面図であ
る。
る。
【図２】草刈刃が常態の位置にあるときの動力伝達機構
の要部の説明用平面図である。
の要部の説明用平面図である。
【図３】草刈刃が機体の側方に突出した位置にあるとき
の動力伝達機構の要部の説明用平面図である。
の動力伝達機構の要部の説明用平面図である。
【図４】スライド機構の要部の一部を切欠ける背面図で
ある。
ある。
【図５】上記の斜視図である。
Ａ 自走式草刈機 ａ スライド機構 ｂ 固定機構 ｃ 動力伝達機構 １ 機体 ２ 草刈刃 ３ 支持ガイド枠体 ４ 移動体 ５ 回転軸 ６ 軸受体 ７ 主軸受体 ８ エンジン ９ 回転主軸 10 主軸プーリ 11 回転プーリ 12 無端駆動ベルト 13 テンションプーリ 14 テンションプーリ支持体
Claims (4)
- 【請求項１】 機体の下部に草刈刃を配設した自走式草
刈機であって、機体の下部に支持ガイド枠体設け、この
支持ガイド枠体に草刈刃を付設した移動体を機体の側方
に向かって移動せしめるスライド機構を設け、この移動
体を所定の突出位置で固定する固定機構を設け、この草
刈刃に動力を伝達する動力伝達機構を設けたことを特徴
とする自走式草刈機。 - 【請求項２】 機体の下部に草刈刃を配設した自走式草
刈機であって、機体の下部に支持ガイド枠体を設け、こ
の支持ガイド枠体の下部に移動体を設け、支持ガイド枠
体と移動体との間に移動体を支持ガイド枠体をガイドと
して機体の一側に突没可能にスライドさせるスライド機
構と所定の位置に固定する固定機構とを設け、移動体に
回転軸を垂設した軸受体を設け、この回転軸の下端を移
動体の下面に突設垂下し、この突設端に草刈刃を付設
し、支持ガイド枠体に立設した主軸受体にエンジンより
分取した動力で回転する回転主軸を設け、前記支持ガイ
ド枠体と移動体とに回転主軸の回転動力を回転軸に常時
伝達する動力伝達機構を設けたことを特徴とする自走式
草刈機。 - 【請求項３】 機体に設置したエンジンより動力を分取
して回転する主軸プーリを機体に設け、この主軸プーリ
により回転する回転プーリを草刈刃の回転軸に設け、主
軸プーリと回転プーリとに懸環した無端駆動ベルトにテ
ンションプーリを配して草刈刃の回転軸がスライド中で
も動力を伝達できる動力伝達機構に構成したことを特徴
とする請求項１記載の自走式草刈機。 - 【請求項４】 支持ガイド枠体のほぼ中央部に下端を支
持ガイド枠体の下面に突設した主軸受体を立設し、この
主軸受体に機体に設置したエンジンより動力を分取して
回転する回転主軸を垂設し、この回動主軸の下端に主軸
プーリを付設し、移動体上の左右に回転軸を垂設した軸
受体を設け、回転軸の下端を移動体の下面に突設してそ
の突設軸端に草刈刃を付設し、回転軸の上端に回転プー
リを付設し、前記主軸受体の突設端部にテンションプー
リ支持体を被嵌し、テンションプーリ支持体の突設端に
テンションプーリを設け、主軸プーリと左右の回転プー
リとテンションプーリとに無端駆動ベルトを懸環してテ
ンションプーリの周縁が無端駆動ベルトの背面を強圧し
ながら迂回するように設けて草刈刃の回転軸がスライド
中でも動力により回転できる動力伝達機構に構成したこ
とを特徴とする請求項１記載のように設けたことを特徴
とする自走式草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179028A JP2741171B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 自走式草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6179028A JP2741171B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 自走式草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0837871A true JPH0837871A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2741171B2 JP2741171B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16058854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6179028A Expired - Lifetime JP2741171B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 自走式草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2741171B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002027816A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Chikusui Canycom Inc | 草刈り機における刈取り装置のスライド支持機構 |
| JP2013099321A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Chikusui Canycom Inc | 草刈り機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03127905A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-31 | Kubota Corp | 芝刈機 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6179028A patent/JP2741171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03127905A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-31 | Kubota Corp | 芝刈機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002027816A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Chikusui Canycom Inc | 草刈り機における刈取り装置のスライド支持機構 |
| JP2013099321A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Chikusui Canycom Inc | 草刈り機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2741171B2 (ja) | 1998-04-15 |
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