JPH083741B2 - シミュレ−ションテスト方法 - Google Patents

シミュレ−ションテスト方法

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JPH083741B2
JPH083741B2 JP62127956A JP12795687A JPH083741B2 JP H083741 B2 JPH083741 B2 JP H083741B2 JP 62127956 A JP62127956 A JP 62127956A JP 12795687 A JP12795687 A JP 12795687A JP H083741 B2 JPH083741 B2 JP H083741B2
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JP
Japan
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test
simulation
crt
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control
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JP62127956A
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JPS63293611A (ja
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康男 増田
善治 藤原
武也 福本
泰彦 園村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シーケンス制御を含むディジタル制御シ
ステムにおけるテスト方法に関する。
〔従来の技術〕
ディジタル制御システムを構成する際、通常は建設時
の設備コストにのみ着目し、出荷前のメーカでの工場テ
ストや出荷後の現地テストに対する配慮は余りなされて
いないのが普通である。特に、増設・改造のための現地
テストに対する配慮は殆んどなされていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
その結果、納入時の工場テスト,現地テストにおいて
は多くの時間と労力が費されるのが常であり、建設後の
増設・改造時の工場テスト,現地テストに至っては困難
を極めている。
すなわち、 イ) シーケンス制御においても、プロセス制御におい
ても実入出力(プロセス入出力)を対象としているの
で、工場テストを実施するときは制御対象を模擬すべ
く、多数の外部配線を接続しなければならない。また、
現地テストにおいても、模擬装置によるテストと実設備
を対象とするテストの切り換えに当たっては、多数の外
線の接続換えを必要とし、多大の労力と時間が必要であ
る。
ロ) 現地テストにおいて、設備が部分的にも稼動を開
始した後に制御装置のテストをすることは、プロセス側
に誤動作を生じさせると云う大きな危険性を含んでお
り、その結果、充分なテストができず効率が悪い。
ハ) 最近のディジタル制御システムにおける操作用の
マンマシンインタフェイスはCRTが主流になって来た
が、一部の操作は従来と同じく押釦,ランプにて行なわ
れる。このようなテストのためには模擬操作デスクの製
作と外部接続が必要となり、経済的なテストができな
い。
と云う問題がある。
したがって、この発明はシーケンス制御を含むディジ
タル制御システムの工場テストおよび現地テストを、建
設時だけでなく増設・改造時にも安全かつ経済的に、し
かも効率良く行なう方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
複数の制御装置および入力装置付きCRT装置をオンラ
イン用データウェイまたはオフライン用データウェイに
選択的に接続可能にしておく一方、テスト時には1つの
CRT装置とオンライン用として用いられていない制御装
置とテストの対象となる被テスト制御装置とをオフライ
ン用データウェイに接続するとゝもに、該データウェイ
に接続される制御装置に対し被テスト制御装置により駆
動される設備を模擬するためのソフトウェアをローディ
ングしてこれを模擬装置として用い、被テスト制御装置
には制御用ソフトウェアをローディングしてシミュレー
ションテストシステムを構成し、被テスト制御装置がCR
T装置からテスト指令を受けたときは、このテスト指令
にもとづき所定のシーケンス動作をした後、その動作結
果としての操作指令を模擬装置へ送出し、模擬装置から
模擬の結果として与えられる応答信号を受信した後、こ
れをCRT装置に送出して表示させることによりシミュレ
ーションテストを行なう。
〔作用〕
ディジタル制御装置と入力装置付きCRT装置を複数台
設ける一方、データウェイは2回線設けて片方をオンラ
イン用、もう片方をオフラインテスト用として用いる。
そして、オンライン運転をしていない休止プロセス用ま
たは予備用のディジタル制御装置と1台のCRT装置とオ
フライン用データウェイおよび被テスト制御装置とを用
いてシミュレーションテストシステムを構成するが、こ
のとき、該ディジタル制御装置は制御されるプラント
(設備)の模擬装置として働くよう所定のソフトを実装
し、これをプラントシミュレータ(模擬装置)として用
いる。これにより、CRT装置からのテスト指令は被テス
ト制御装置に与えられるので、該装置で所定のシーケン
ス動作を行ない、その動作結果としての操作指令をシミ
ュレータのファイルへ伝送する。シミュレータではこれ
にもとづき設備の動作をソフト的に行ない、その応答結
果を設備からの出力信号として、データウェイを介して
被テスト制御装置に伝送する。被テスト制御装置の入力
および出力がCRT装置によって確認されるので、シミュ
レーションテストが安全かつ経済的に、しかも効率良く
実行されることになる。
〔実施例〕
図はこの発明の実施例を説明するための制御システム
構成図で、1(1A〜1C)は入力装置付CRT装置、2(2A
〜2D)はディジタル制御装置、3Aはオンライン用データ
ウェイ、3Bはオフライン用データウェイ、4A〜4Gは切換
スイッチである。こゝに、CRT装置は例えば3台あり、
通常は3台とも操業用に用いられるが、テスト時にはそ
の内の1台をテスト用として用いる。データウェイは2
回線用意し、1回線は操業用(オンライン用)であり、
残り1回線はテスト用(オフライン用)である。制御装
置はこゝでは4台設けられており、部分毎のプロセスを
制御対象としている。4台のうちの1台の休止プロセス
用または予備用の制御装置には、ソフトの模擬システム
を入れてシミュレータとする。また、CRTおよび制御装
置は切換スイッチにより、オンライン用データウェイま
たはオフライン用データウェイに切り換え可能な如く接
続されている。
こゝで、CRT装置1A,1Bおよび制御装置2A,2Bはオンラ
イン用データウェイ3Aに接続されて稼動中であるとし、
制御装置2Dを増設,改造後にシミュレーションテストす
る場合につき説明する。このとき、CRT装置1Cは常時は
操業用として用いられるが、テスト時に切換スイッチ4C
によりオフラインデータウェイ3B側に接続する。休止プ
ロセス用または予備用の制御装置2Cおよび被テスト制御
装置2Dも同様に、切換スイッチ4F,4Gによりオフライン
データウェイ3B側に接続する。次に、CRT装置1C,シミュ
レータ2Cにテスト用ソフトをローディングし、被テスト
制御装置2Dに実プロセス制御用ソフトをローディングし
て、シミュレーションテストシステムを構成する。この
とき、被テスト制御装置2Dの入出力は実装されていて
も、信号出力をしないようソフト上の配慮をしておくこ
ゝとする。こうすることにより、被テスト制御装置2Dに
接続されている設備は無用の動作をしないため、安全性
が確保されることになる。
この状態で、CRT装置1Cに付属の入力装置からテスト
指令を発することにより、以下の如くシミュレーション
テストが行なわれる。
1) CRT装置1Cからデータウェイ3Bを介して、被テス
ト制御装置2Dにテスト指令が伝達される。
2) 被テスト制御装置2Dは、CRT装置1Cからのテスト
指令に応じたシーケンス動作を実行する(その結果の操
作指令が、こゝでは遮断弁開処理であるとして、以下説
明する。)。
3) 被テスト制御装置2Dは遮断弁開なる信号をデータ
ウェイ3Bを介して、シミュレータ2Cの入力ファイルに伝
送する。
4) シミュレータ2Cは遮断弁開の模擬処理を行ない、
リミットスイッチの模擬確認を行なう。
5) シミュレータ2Cは模擬リミットスイッチによる遮
断弁開の確認信号をデータウェイ3Bを介して、被テスト
制御装置2Dの入力ファイルに伝送する。
6) 被テスト制御装置2DからCRT装置1Cへ表示変更を
行なうための信号を、データウェイ3Bを介して伝送す
る。
このような一連の動作により1つのシミュレーション
動作が完了するが、このときオフライン用データウェイ
に接続されているのは、被テスト制御装置,シミュレー
タおよびテスト用CRT装置だけであるから、たとえ被テ
スト制御装置が誤動作しても対象プロセス以外は操作し
得ないため、安全である。また、全ての信号はデータウ
ェイを介して処理され、実際のプロセス入出力デバイス
を使わないので、そのための模擬装置およびそれと接続
するための外線ケーブルも不要となる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、 a) 稼動中の設備や制御装置とは独立にテストが可能
となり、安全である。
b) 被テスト制御装置,シミュレータおよびCRT装置
があれば良く、テストのための操作釦,ランプまたは外
部信号源が不要になる。
c) テストのために設備とのプロセス入出力インタフ
ェイスをテスト用装置と置き換える必要がなく、能率的
である。
などの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を説明するための制御システム構
成図である。 符号説明 1(1A〜1C)……入力装置付きCRT装置、2(2A〜2D)
……ディジタル制御装置、3A……オンライン用データウ
ェイ、3B……オフライン用データウェイ、4A〜4G……切
換スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 武也 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 園村 泰彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−68149(JP,A) 特開 昭53−147181(JP,A) 特開 昭56−29706(JP,A) 特開 昭58−222357(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディジタル制御装置(制御装置)お
    よび入力装置付きCRT装置の各々をオンライン用データ
    ウェイまたはオフライン用データウェイに選択的に接続
    可能にしておく一方、 テスト時には1つのCRT装置とオンライン用として用い
    られていない制御装置とテストの対象となる被テスト制
    御装置とをオフライン用データウェイに接続するととも
    に、該データウェイに接続される制御装置に対し被テス
    ト制御装置により駆動される設備を模擬するためのソフ
    トウェアをローディングしてこれを模擬装置として用
    い、被テスト制御装置には制御用ソフトウェアをローデ
    ィングしてシミュレーションテストシステムを構成し、 被テスト制御装置がCRT装置からテスト指令を受けたと
    きは、該テスト指令にもとづき所定のシーケンス動作を
    した後、該動作結果として操作指令を模擬装置へ送出
    し、模擬装置から模擬の結果として与えられる応答信号
    を受信した後、これをCRT装置に送出して表示させるこ
    とによりシミュレーションテストを行うことを特徴とす
    るシミュレーションテスト方法。
JP62127956A 1987-05-27 1987-05-27 シミュレ−ションテスト方法 Expired - Lifetime JPH083741B2 (ja)

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