JPH083704Y2 - ホルダナット - Google Patents
ホルダナットInfo
- Publication number
- JPH083704Y2 JPH083704Y2 JP1990022089U JP2208990U JPH083704Y2 JP H083704 Y2 JPH083704 Y2 JP H083704Y2 JP 1990022089 U JP1990022089 U JP 1990022089U JP 2208990 U JP2208990 U JP 2208990U JP H083704 Y2 JPH083704 Y2 JP H083704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- base material
- bolt
- hole
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、ボルトとナットから構成される締結具のう
ち、ナットを母材に対し非回転に保持してなるホルダナ
ットに関する。
ち、ナットを母材に対し非回転に保持してなるホルダナ
ットに関する。
(考案の技術的背景ならびにその問題点) 母材となる部材に部品を固定する手段としてボルト・
ナットを用いるのは一般的であるが、自動車を構成する
部品の中には母材が袋構造となっていてボルト締結時に
ナットを螺合できない場合がある。かかる袋構造等にお
いては、ウェルドナットあるいはホルダナットが用いら
れる。ウェルドナットは、ボルト貫通孔に対応してナッ
トを母材に溶接したものであるのに対し、ホルダナット
は、ウェルドナットが溶接を行うため高硬度のナットを
用いることができない点、および一つの部品を複数箇所
でボルト締結する際に、この複数箇所の寸法精度が要求
される点などの問題点を補うものであり、一例を示せば
第5図のL字形ホルダナットを挙げることができる。
ナットを用いるのは一般的であるが、自動車を構成する
部品の中には母材が袋構造となっていてボルト締結時に
ナットを螺合できない場合がある。かかる袋構造等にお
いては、ウェルドナットあるいはホルダナットが用いら
れる。ウェルドナットは、ボルト貫通孔に対応してナッ
トを母材に溶接したものであるのに対し、ホルダナット
は、ウェルドナットが溶接を行うため高硬度のナットを
用いることができない点、および一つの部品を複数箇所
でボルト締結する際に、この複数箇所の寸法精度が要求
される点などの問題点を補うものであり、一例を示せば
第5図のL字形ホルダナットを挙げることができる。
第5図に示すL字形ホルダナットは、母材3にナット
5の底部に突設された環状突部9が遊嵌する径に開設さ
れた通孔2を有している。被固定部材6はボルト1と母
材3との間に挟持されるが、この被固定部材6が位置す
る側の面3bと反対側の母材面3aには、ブラケット4がス
ポット溶接等により固着されている。このブラケット4
は、スポット溶接ガン10が当接して母材3に溶接される
溶接部4aと、この溶接部4aからL字状に折り曲げられて
母材3との間隙にナット5を保持するナット保持部7と
からなる。そして、第5図に示すナット保持部7の寸法
lをナット5の最大外径より小さく形成することによ
り、該ナット5を非回転に保持している。ただし、ボル
ト1の締結寸法を緩和するためにナット5は僅かながら
もブラケット4と母材3との間で移動し得るようになっ
ている。
5の底部に突設された環状突部9が遊嵌する径に開設さ
れた通孔2を有している。被固定部材6はボルト1と母
材3との間に挟持されるが、この被固定部材6が位置す
る側の面3bと反対側の母材面3aには、ブラケット4がス
ポット溶接等により固着されている。このブラケット4
は、スポット溶接ガン10が当接して母材3に溶接される
溶接部4aと、この溶接部4aからL字状に折り曲げられて
母材3との間隙にナット5を保持するナット保持部7と
からなる。そして、第5図に示すナット保持部7の寸法
lをナット5の最大外径より小さく形成することによ
り、該ナット5を非回転に保持している。ただし、ボル
ト1の締結寸法を緩和するためにナット5は僅かながら
もブラケット4と母材3との間で移動し得るようになっ
ている。
しかしながら、従来のホルダナトにあっては、第5図
の二点鎖線にて示すように、ナット5の環状突部9が母
材3に乗り上げた状態でボルト1を締め付けると、ボル
ト1の螺合が適正に行われず、被固定部材6を挟持でき
ないという欠点があった。このような現象は、特に塗装
工程の後に被固定部材6の組付を行うという工程編成の
場合に生じやすい。というのも、溶接工程においてブラ
ケット4が溶接され、ナット5が保持された状態で電着
塗装などを行う場合、ナット5の環状突部9が母材3に
乗り上げたまま塗料を乾燥させると、塗料によってナッ
トが母材3に接着してしまうからである。
の二点鎖線にて示すように、ナット5の環状突部9が母
材3に乗り上げた状態でボルト1を締め付けると、ボル
ト1の螺合が適正に行われず、被固定部材6を挟持でき
ないという欠点があった。このような現象は、特に塗装
工程の後に被固定部材6の組付を行うという工程編成の
場合に生じやすい。というのも、溶接工程においてブラ
ケット4が溶接され、ナット5が保持された状態で電着
塗装などを行う場合、ナット5の環状突部9が母材3に
乗り上げたまま塗料を乾燥させると、塗料によってナッ
トが母材3に接着してしまうからである。
(考案の目的) 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ナットを適
正な状態でボルトに螺合させることができるホルダナッ
トを提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、ナットを適
正な状態でボルトに螺合させることができるホルダナッ
トを提供することにある。
(考案の概要) 上記目的を達成するための本考案は、通孔が設けられ
る母材と、この母材の一方の面に溶接される共に母材か
ら離間させたナット保持部を有するブラケットと、前記
ナット保持部により保持されるナットと、前記母材の他
方の面から前記通孔に挿通され、前記ナットと螺合する
ボルトと、前記母材と前記ボルトとの間に挟持される被
固定部材と、を有してなるホルダナットにおいて、前記
ナット保持部は、前記ナットを非回転に保持するナット
係合孔が開設され、前記ナットは、前記母材に対して平
坦な当接面と、前記ナット係合孔から突出させた状態で
保持される部分と、前記ナット係合孔の内径より大きい
外径形状を有する底部側面と、を有することを特徴とす
るホルダナットである。
る母材と、この母材の一方の面に溶接される共に母材か
ら離間させたナット保持部を有するブラケットと、前記
ナット保持部により保持されるナットと、前記母材の他
方の面から前記通孔に挿通され、前記ナットと螺合する
ボルトと、前記母材と前記ボルトとの間に挟持される被
固定部材と、を有してなるホルダナットにおいて、前記
ナット保持部は、前記ナットを非回転に保持するナット
係合孔が開設され、前記ナットは、前記母材に対して平
坦な当接面と、前記ナット係合孔から突出させた状態で
保持される部分と、前記ナット係合孔の内径より大きい
外径形状を有する底部側面と、を有することを特徴とす
るホルダナットである。
このように構成した本考案にあっては、ナットを非回
転に保持するナット係合孔をナット保持部に開設し、ナ
ット係合孔からナットの一部を突出させた状態で保持
し、ナットの母材との当接面を平坦に形成し、ナットの
底部側面をナット係合孔の内径より大きい外径形状とし
たため、ナットの落下を防止すると共にナットが傾斜す
ることなく、しかも該ナットを非回転に保持した状態で
ボルトを螺合させることができる。
転に保持するナット係合孔をナット保持部に開設し、ナ
ット係合孔からナットの一部を突出させた状態で保持
し、ナットの母材との当接面を平坦に形成し、ナットの
底部側面をナット係合孔の内径より大きい外径形状とし
たため、ナットの落下を防止すると共にナットが傾斜す
ることなく、しかも該ナットを非回転に保持した状態で
ボルトを螺合させることができる。
このように、本考案のホルダナットによれば、ナット
の落下を防止すると共にナットを適正位置に保持した状
態でボルトを螺合することができ、ナット傾ぎによるボ
ルト締結不能という問題を解消することができる。
の落下を防止すると共にナットを適正位置に保持した状
態でボルトを螺合することができ、ナット傾ぎによるボ
ルト締結不能という問題を解消することができる。
(考案の具体的説明) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第2図
は、同実施例の要部縦断面図、第3図は被固定部材の一
例を示す斜視図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜
視図である。
は、同実施例の要部縦断面図、第3図は被固定部材の一
例を示す斜視図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜
視図である。
本実施例のホルダナットは、ボルト1が挿通する通孔
2を有する母材3の一方の面3aに、ブラケット4をスポ
ット溶接等によって溶接している。このブラケット4
は、スポット溶接ガン10が当接して母材3に溶接される
前記溶接部4aと、この溶接部4aからL字状に折り曲げら
れて母材3との間隙にナット5を保持するナット保持部
7とからなるが、本実施例においては、このナット保持
部7にナット5を非回転に保持するナット係合孔8を開
設している。すなわち、第1図に示すように、実施例に
係るナット5が矩形状である場合には、このナット5の
外形形状に対応し、これよりも僅かに大きい内径となる
矩形状の孔8を形成している。そして、このナット係合
孔8からナット5の頭部を突出させた状態で保持して、
該ナット5が回転しないように規制している。
2を有する母材3の一方の面3aに、ブラケット4をスポ
ット溶接等によって溶接している。このブラケット4
は、スポット溶接ガン10が当接して母材3に溶接される
前記溶接部4aと、この溶接部4aからL字状に折り曲げら
れて母材3との間隙にナット5を保持するナット保持部
7とからなるが、本実施例においては、このナット保持
部7にナット5を非回転に保持するナット係合孔8を開
設している。すなわち、第1図に示すように、実施例に
係るナット5が矩形状である場合には、このナット5の
外形形状に対応し、これよりも僅かに大きい内径となる
矩形状の孔8を形成している。そして、このナット係合
孔8からナット5の頭部を突出させた状態で保持して、
該ナット5が回転しないように規制している。
なお、本考案のホルダナットは、第1図に示す実施例
に限定されることなく、ナット頭部の外形形状に対応
し、これよりも僅かに大きい内径となるナット保持孔8
をブラケット4に開設すれな良い。したがって、例えば
第4図に示すように、ナット4の頭部が略楕円形状であ
る場合には、ブラケット4に開設するナット保持孔8も
略楕円形状とすることが好ましい。
に限定されることなく、ナット頭部の外形形状に対応
し、これよりも僅かに大きい内径となるナット保持孔8
をブラケット4に開設すれな良い。したがって、例えば
第4図に示すように、ナット4の頭部が略楕円形状であ
る場合には、ブラケット4に開設するナット保持孔8も
略楕円形状とすることが好ましい。
本実施例に係るナット5にあっては、上述したナット
保持孔8と回転方向に係合する頭部は矩形状に形成され
ているが、ナット5の底部の側面は、ナット保持孔8の
内径より僅かに大きい外径となる矩形状に形成されてい
る。これは、ブラケット4によりナット5を保持した際
に、該ナット5がナット保持孔8から抜けてしまうのを
防止するためである。したがって、このナット5の底部
側面の形状は、矩形状に限定されることなく、ナット保
持孔8から抜けない形状であれば良い。
保持孔8と回転方向に係合する頭部は矩形状に形成され
ているが、ナット5の底部の側面は、ナット保持孔8の
内径より僅かに大きい外径となる矩形状に形成されてい
る。これは、ブラケット4によりナット5を保持した際
に、該ナット5がナット保持孔8から抜けてしまうのを
防止するためである。したがって、このナット5の底部
側面の形状は、矩形状に限定されることなく、ナット保
持孔8から抜けない形状であれば良い。
また、本実施例に係るナット5においては、第2図に
示すように、ナット5の母材3との当接面を平坦に形成
している。この場合、母材3に開設した通孔2の内径よ
りナット5の底部の外径を大きく形成しておくことが好
ましく、これによって、通孔2にナット5が嵌入してし
まうのを防止することができる。
示すように、ナット5の母材3との当接面を平坦に形成
している。この場合、母材3に開設した通孔2の内径よ
りナット5の底部の外径を大きく形成しておくことが好
ましく、これによって、通孔2にナット5が嵌入してし
まうのを防止することができる。
本実施例に係るボルト1は、母材3との間で挟持する
被固定部材6の種類によってその長さが決定されるが、
本考案にあっては、ナット5の高さがブラケット4によ
り制約されないことから、ボルト1とナット5との螺合
長を長く設定することができるという利点もある。
被固定部材6の種類によってその長さが決定されるが、
本考案にあっては、ナット5の高さがブラケット4によ
り制約されないことから、ボルト1とナット5との螺合
長を長く設定することができるという利点もある。
このボルト1は、母材3の他方の面3bから通孔2に挿
通し、該ボルト1と母材3との間に被固定部材6を挟持
した状態でボルト1とナット5とを螺合する。
通し、該ボルト1と母材3との間に被固定部材6を挟持
した状態でボルト1とナット5とを螺合する。
本実施例における被固定部材6は、第3図に示すよう
に、本体11が樹脂からなる部材であって、これを金属部
材である母材3に取り付けるにあたり、ボルト締結部の
小型化を図る目的で、予め金属製カバー12をインサート
成形している。
に、本体11が樹脂からなる部材であって、これを金属部
材である母材3に取り付けるにあたり、ボルト締結部の
小型化を図る目的で、予め金属製カバー12をインサート
成形している。
従来、樹脂製の製品を金属製の部品に取り付ける場
合、樹脂製部品の締結孔13の周りに金属製カラーをイン
サート成形していたが、これでは、締結力を大きく設定
したい場合には、金属製カラーと樹脂製部品との境界面
の面積を大きく構成する必要があり、樹脂製部品が大型
化するという欠点があった。そこで、本実施例にあって
は、樹脂製部品11のボルト座面11aに密着する平面12a
と、この平面12aからボルト1の軸線と略平行で、かつ
金属部品3との座面と接する側壁12bとを有する金属製
カバー12を介して樹脂製部品本体11を締結し、ボルト1
の軸力は金属製カバー12が吸収するようにしている。
合、樹脂製部品の締結孔13の周りに金属製カラーをイン
サート成形していたが、これでは、締結力を大きく設定
したい場合には、金属製カラーと樹脂製部品との境界面
の面積を大きく構成する必要があり、樹脂製部品が大型
化するという欠点があった。そこで、本実施例にあって
は、樹脂製部品11のボルト座面11aに密着する平面12a
と、この平面12aからボルト1の軸線と略平行で、かつ
金属部品3との座面と接する側壁12bとを有する金属製
カバー12を介して樹脂製部品本体11を締結し、ボルト1
の軸力は金属製カバー12が吸収するようにしている。
このように構成した本実施例にあっては、ナット5を
非回転に保持するナット係合孔8をナット保持部7に開
設し、ナット係合孔8からナット5の一部を突出させた
状態で保持し、ナット5の母材3との当接面を平坦に形
成し、ナット5の底部側面をナット係合孔8の内径より
大きい外径形状としたため、ナット5の落下を防止する
と共にナット5が傾斜することなく、しかも該ナット5
を非回転に保持した状態でボルト1を螺合させることが
できる。
非回転に保持するナット係合孔8をナット保持部7に開
設し、ナット係合孔8からナット5の一部を突出させた
状態で保持し、ナット5の母材3との当接面を平坦に形
成し、ナット5の底部側面をナット係合孔8の内径より
大きい外径形状としたため、ナット5の落下を防止する
と共にナット5が傾斜することなく、しかも該ナット5
を非回転に保持した状態でボルト1を螺合させることが
できる。
したがって、本実施例のホルダナットによれば、ナッ
トの落下を防止すると共にナットを適正位置に保持した
状態でボルトを螺合することができ、ナット傾ぎによる
ボルト締結不能という問題を解消することができる。
トの落下を防止すると共にナットを適正位置に保持した
状態でボルトを螺合することができ、ナット傾ぎによる
ボルト締結不能という問題を解消することができる。
本考案は、上述した実施例に限定されることなく、本
考案の要旨を越えない限りにおいて種々に改変すること
ができる。
考案の要旨を越えない限りにおいて種々に改変すること
ができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、ナット保持部は、
ナットを非回転に保持するナット係合孔が開設され、ナ
ットは、母材に対して平坦な当接面と、ナット係合孔か
ら突出させた状態で保持される部分と、ナット係合孔の
内径より大きい外径形状を有する底部側面と、を有する
ように構成したため、ナットの落下を防止すると共にナ
ットを適正位置に保持した状態でボルトを螺合すること
ができ、ナット傾ぎによるボルト締結不能という問題を
解消することができる。
ナットを非回転に保持するナット係合孔が開設され、ナ
ットは、母材に対して平坦な当接面と、ナット係合孔か
ら突出させた状態で保持される部分と、ナット係合孔の
内径より大きい外径形状を有する底部側面と、を有する
ように構成したため、ナットの落下を防止すると共にナ
ットを適正位置に保持した状態でボルトを螺合すること
ができ、ナット傾ぎによるボルト締結不能という問題を
解消することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同実
施例の要部縦断面図、第3図は被固定部材の一例を示す
斜視図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第
5図は従来のホルダナットを示す要部縦断面図である。 1…ボルト、2…通孔、3…母材、4…ブラケット、5
…ナット、6…被固定部材、7…ナット保持部、8…ナ
ット係合孔
施例の要部縦断面図、第3図は被固定部材の一例を示す
斜視図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第
5図は従来のホルダナットを示す要部縦断面図である。 1…ボルト、2…通孔、3…母材、4…ブラケット、5
…ナット、6…被固定部材、7…ナット保持部、8…ナ
ット係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−94422(JP,U) 実開 平1−149011(JP,U) 実公 昭46−5704(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】通孔(2)が設けられる母材(3)と、こ
の母材(3)の一方の面(3a)に溶接される共に母材
(3)から離間させたナット保持部(7)を有するブラ
ケット(4)と、前記ナット保持部(7)により保持さ
れるナット(5)と、前記母材(3)の他方の面(3b)
から前記通孔(2)に挿通され、前記ナット(5)と螺
合するボルト(1)と、前記母材(3)と前記ボルト
(1)との間に挟持される被固定部材(6)と、を有し
てなるホルダナットにおいて、 前記ナット保持部(7)は、前記ナット(5)を非回転
に保持するナット係合孔(8)が開設され、前記ナット
(5)は、前記母材(3)に対して平坦な当接面と、前
記ナット係合孔(8)から突出させた状態で保持される
部分と、前記ナット係合孔(8)の内径より大きい外径
形状を有する底部側面と、を有することを特徴とするホ
ルダナット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022089U JPH083704Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | ホルダナット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022089U JPH083704Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | ホルダナット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114617U JPH03114617U (ja) | 1991-11-26 |
JPH083704Y2 true JPH083704Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31525110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990022089U Expired - Lifetime JPH083704Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | ホルダナット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083704Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4631564B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2011-02-16 | 三菱電機株式会社 | フローティングナット並びにプリント基板 |
KR101048740B1 (ko) * | 2009-03-13 | 2011-07-14 | 현대로템 주식회사 | 철도차량용 사이드 버퍼 체결장치 및 그 체결구조 |
JP2013177934A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Sakata Seisakusho:Kk | ボルトの固定方法、被固定体およびボルト固定用金型 |
JP6137846B2 (ja) | 2013-01-25 | 2017-05-31 | 三菱航空機株式会社 | パイロンと翼を連結するリンク部材、航空機のパイロンおよび航空機 |
JP6287693B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-03-07 | 株式会社デンソー | 部材結合構造 |
JP7330061B2 (ja) * | 2019-10-21 | 2023-08-21 | コスモ工機株式会社 | フランジ補強具 |
JP7493997B2 (ja) * | 2020-05-01 | 2024-06-03 | プレス工業株式会社 | 溶接部近傍のナット取付構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6194422U (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-18 | ||
JPH01149011U (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-16 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP1990022089U patent/JPH083704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03114617U (ja) | 1991-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |