JPH083686B2 - 非接触現像方法 - Google Patents
非接触現像方法Info
- Publication number
- JPH083686B2 JPH083686B2 JP62042643A JP4264387A JPH083686B2 JP H083686 B2 JPH083686 B2 JP H083686B2 JP 62042643 A JP62042643 A JP 62042643A JP 4264387 A JP4264387 A JP 4264387A JP H083686 B2 JPH083686 B2 JP H083686B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- magnetic
- photoconductor
- toner
- developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電潜像をトナーを用いて非接触現像する非
接触現像方法に関する。
接触現像方法に関する。
従来の非接触現像法においては、現像スリーブ上にト
ナー単一又はトナーとキヤリアとの混合体から成る現像
剤層を形成しバイアス電圧を印加してトナーのみを感光
体に飛翔させていた。この種の装置として関連するもの
には、特開昭60−242469号,同59−91453号等が挙げら
れる。
ナー単一又はトナーとキヤリアとの混合体から成る現像
剤層を形成しバイアス電圧を印加してトナーのみを感光
体に飛翔させていた。この種の装置として関連するもの
には、特開昭60−242469号,同59−91453号等が挙げら
れる。
しかし、上記した従来技術においては現像スリーブ上
の現像剤層厚の効果的な分布については考慮がなされて
おらず、現像部の最近接部付近の空隙は現像スリーブと
感光体の半径に基づいた空間配置により決まるため現像
スリーブ径を小さくすると空隙長が所定の値以下でトナ
ーの飛翔に寄与が大きい領域が減少し、その結果、感光
体へのトナー飛翔量が低下し印刷濃度が低下する問題が
あつた。
の現像剤層厚の効果的な分布については考慮がなされて
おらず、現像部の最近接部付近の空隙は現像スリーブと
感光体の半径に基づいた空間配置により決まるため現像
スリーブ径を小さくすると空隙長が所定の値以下でトナ
ーの飛翔に寄与が大きい領域が減少し、その結果、感光
体へのトナー飛翔量が低下し印刷濃度が低下する問題が
あつた。
本発明の目的は、上記した欠点を除去した非接触現像
方法を提供することにある。
方法を提供することにある。
上記の目的は、現像剤として磁性トナー又は非磁性ト
ナーと磁性キヤリアの混合体を用い感光体と対応する現
像スリーブ上の現像剤層厚を感光体とスリーブの最近接
点から離れるにつれ厚くすることにより達成される。
ナーと磁性キヤリアの混合体を用い感光体と対応する現
像スリーブ上の現像剤層厚を感光体とスリーブの最近接
点から離れるにつれ厚くすることにより達成される。
磁性トナー又は非磁性トナーと磁性キヤリアの混合体
から成る現像剤はスリーブ内に配置されたマグネツトの
磁気吸引力により吸引され磁力線に沿つて現像剤の連鎖
を形成する。この現像剤の連鎖は普通磁気ブラシと呼ば
れており(以下、磁気ブラシと略称する。)、磁極部で
は穂と呼ばれる現像剤の連鎖が最も長くなる部分を形成
する。発明者等は磁気ブラシ穂高と磁極ピツチの関係を
実測したところ、第2図に示すように磁極ピツチが大き
い程、穂高が大きくなることを見い出した。従つて、ス
リーブ上の磁極ピツチも感光体とスリーブの最近接点か
ら離れるにつれ大きくすれば、それに伴い磁気ブラシ穂
高が高くなる。その結果、均一な穂高の場合と比較して
感光体と現像剤層との空隙長が所定の値以下でトナーの
飛翔に寄与する領域が増え印刷濃度が増加することにな
る。
から成る現像剤はスリーブ内に配置されたマグネツトの
磁気吸引力により吸引され磁力線に沿つて現像剤の連鎖
を形成する。この現像剤の連鎖は普通磁気ブラシと呼ば
れており(以下、磁気ブラシと略称する。)、磁極部で
は穂と呼ばれる現像剤の連鎖が最も長くなる部分を形成
する。発明者等は磁気ブラシ穂高と磁極ピツチの関係を
実測したところ、第2図に示すように磁極ピツチが大き
い程、穂高が大きくなることを見い出した。従つて、ス
リーブ上の磁極ピツチも感光体とスリーブの最近接点か
ら離れるにつれ大きくすれば、それに伴い磁気ブラシ穂
高が高くなる。その結果、均一な穂高の場合と比較して
感光体と現像剤層との空隙長が所定の値以下でトナーの
飛翔に寄与する領域が増え印刷濃度が増加することにな
る。
以下、本発明の一実施例を第1図,第2図を用いて説
明する。1は静電潜像を有する感光体、2は非磁性現像
スリーブ、3はマグネツトロール、4は規制板、5は現
像スリーブにバイアス電圧を供給する電源、6は掻き取
り板、7は撹拌部材、8は磁気ブラシ穂、9は現像剤、
10はトナー補給ローラ、11はトナーを収納するホツパー
である。マグネツトロール3内のマグネツトは第2図に
示すように感光体1と対向する部分では感光体1とスリ
ーブ2との最近接点から離れるにつれ磁極ピツチが大き
くなるように配置されている。
明する。1は静電潜像を有する感光体、2は非磁性現像
スリーブ、3はマグネツトロール、4は規制板、5は現
像スリーブにバイアス電圧を供給する電源、6は掻き取
り板、7は撹拌部材、8は磁気ブラシ穂、9は現像剤、
10はトナー補給ローラ、11はトナーを収納するホツパー
である。マグネツトロール3内のマグネツトは第2図に
示すように感光体1と対向する部分では感光体1とスリ
ーブ2との最近接点から離れるにつれ磁極ピツチが大き
くなるように配置されている。
このような構成において、現像剤9がマグネツト12の
磁気吸引力によりスリーブ2の表面に吸引されスリーブ
の回転により感光体1と対向する部分に搬送され、磁力
線に沿つて連なり磁気ブラシを形成する。磁気ブラシは
磁極部において穂8を形成するがその穂8の高さは第3
図に示すように隣接する磁極との間隔(磁極ピツチ)に
より依存し、磁極ピツチが大きい程穂8の高さが高くな
るので、感光体1とスリーブ2の最近接点から離れるに
つれ磁気ブラシ穂8の高さを高くすることができる。一
方、スリーブ2と感光体1との間にバイアス電圧を印加
し、現像剤層からトナーのみを飛翔させ現像を行う非接
触現像においては、感光体1と現像剤層との空隙と単位
時間当りのトナー飛翔量との関係は第4図に示すよう
に、空隙長が大きくなるとトナー飛翔量が急減する傾向
がある。換言すれば、スリープ2上の現像剤9でトナー
飛翔に寄与するのは空隙長が所定の値以下の部分に位置
する現像剤9だけであると言える。
磁気吸引力によりスリーブ2の表面に吸引されスリーブ
の回転により感光体1と対向する部分に搬送され、磁力
線に沿つて連なり磁気ブラシを形成する。磁気ブラシは
磁極部において穂8を形成するがその穂8の高さは第3
図に示すように隣接する磁極との間隔(磁極ピツチ)に
より依存し、磁極ピツチが大きい程穂8の高さが高くな
るので、感光体1とスリーブ2の最近接点から離れるに
つれ磁気ブラシ穂8の高さを高くすることができる。一
方、スリーブ2と感光体1との間にバイアス電圧を印加
し、現像剤層からトナーのみを飛翔させ現像を行う非接
触現像においては、感光体1と現像剤層との空隙と単位
時間当りのトナー飛翔量との関係は第4図に示すよう
に、空隙長が大きくなるとトナー飛翔量が急減する傾向
がある。換言すれば、スリープ2上の現像剤9でトナー
飛翔に寄与するのは空隙長が所定の値以下の部分に位置
する現像剤9だけであると言える。
以上から、本実施例においてはスリーブ2上に均等な
穂高の磁気ブラシを形成する場合と比較し、感光体と現
像剤層との空隙長が所定の値以下でトナーの飛翔に寄与
する領域が増えるので、印刷濃度を増大させることが可
能となる。
穂高の磁気ブラシを形成する場合と比較し、感光体と現
像剤層との空隙長が所定の値以下でトナーの飛翔に寄与
する領域が増えるので、印刷濃度を増大させることが可
能となる。
第5図は本発明の他の実施例である。第1図及び第2
図の例と異なる点は、感光体1の内部にもマグネツト12
を配置した点である。第5図においてはマグネツト12は
感光体1とスリーブ2との最近接点から少し離れた位置
に配置されている。又、スリーブ上の磁極ピツチは第2
図に示すような不均等な場合と均等な場合の両方に適用
することができる。
図の例と異なる点は、感光体1の内部にもマグネツト12
を配置した点である。第5図においてはマグネツト12は
感光体1とスリーブ2との最近接点から少し離れた位置
に配置されている。又、スリーブ上の磁極ピツチは第2
図に示すような不均等な場合と均等な場合の両方に適用
することができる。
このような構成においては、感光体1の内部に配置さ
れたマグネツト12の作用により感光体1とスリーブとの
最近接点から少し離れた部分の磁気ブラシ穂8の高さを
隆起させることができる。この場合、磁気ブラシ穂8の
先端が感光体1と同心円(第5図のX−Y線)上付近に
位置することが望ましい。その結果、トナー飛翔に寄与
する現像剤部分が増加するので、印刷濃度を増大できる
効果がある。従つて、第1図及び第2図の例に比べて構
造が複雑になるが、磁極ピツチが均等でも適用できる事
及び感光体内のマグネツト12の強度を変えることにより
穂高を調整できる等の利点がある。
れたマグネツト12の作用により感光体1とスリーブとの
最近接点から少し離れた部分の磁気ブラシ穂8の高さを
隆起させることができる。この場合、磁気ブラシ穂8の
先端が感光体1と同心円(第5図のX−Y線)上付近に
位置することが望ましい。その結果、トナー飛翔に寄与
する現像剤部分が増加するので、印刷濃度を増大できる
効果がある。従つて、第1図及び第2図の例に比べて構
造が複雑になるが、磁極ピツチが均等でも適用できる事
及び感光体内のマグネツト12の強度を変えることにより
穂高を調整できる等の利点がある。
上記したように、本発明においては現像スリーブ径を
小さくした場合でもトナー飛翔に寄与する領域を増加で
きるので印刷濃度の低下を防止できる。又、換言すれば
現像スリーブ径が同一であれば、印刷濃度が増大するの
でその分だけ印刷速度を増大できる効果がある。
小さくした場合でもトナー飛翔に寄与する領域を増加で
きるので印刷濃度の低下を防止できる。又、換言すれば
現像スリーブ径が同一であれば、印刷濃度が増大するの
でその分だけ印刷速度を増大できる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
の一部分拡大図、第3図は磁極ピツチと磁気ブラシ穂高
との関係を示す説明図、第4図,第5図は感光体と現像
剤層との空隙とトナー飛翔量との関係を示す説明図であ
る。 1……感光体、2……現像スリーブ、3……マグネツト
ロール、4……規制板、5……バイアス電源、6……掻
き取り板、7……撹拌部材、8……磁気ブラシ穂、9…
…現像剤、10……補給ローラ、11……トナーホツパー、
12……マグネツト。
の一部分拡大図、第3図は磁極ピツチと磁気ブラシ穂高
との関係を示す説明図、第4図,第5図は感光体と現像
剤層との空隙とトナー飛翔量との関係を示す説明図であ
る。 1……感光体、2……現像スリーブ、3……マグネツト
ロール、4……規制板、5……バイアス電源、6……掻
き取り板、7……撹拌部材、8……磁気ブラシ穂、9…
…現像剤、10……補給ローラ、11……トナーホツパー、
12……マグネツト。
Claims (1)
- 【請求項1】回転可能に設けられた円筒状のスリーブ内
に複数のマグネットを配置し該スリーブ上に複数の磁極
を形成し、該マグネットの磁気吸引力によりトナーと磁
性キャリアを含む現像剤を吸引し現像剤連鎖を形成しス
リーブの回転により該現像剤を感光体と対向する部分に
搬送すると共に該スリーブと該感光体間に電圧を印加し
該トナーのみを該感光体に飛翔させる非接触現像方法に
おいて、 該感光体と該スリーブの最近接点とその隣接する部分に
異なる極性の磁極を配置し、該感光体と該スリーブの最
近接点に隣接する該スリーブ上の磁気ブラシ穂高を最近
接点の磁気ブラシ穂高よりも高くしたことを特徴とする
非接触現像方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62042643A JPH083686B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 非接触現像方法 |
US07/159,259 US4862828A (en) | 1987-02-27 | 1988-02-23 | Electrophotographic recording method and apparatus with non-contact development |
CA000559959A CA1290007C (en) | 1987-02-27 | 1988-02-26 | Electrophotographic recording method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62042643A JPH083686B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 非接触現像方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63210874A JPS63210874A (ja) | 1988-09-01 |
JPH083686B2 true JPH083686B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=12641694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62042643A Expired - Lifetime JPH083686B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 非接触現像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083686B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0727275B2 (ja) * | 1985-04-27 | 1995-03-29 | 京セラ株式会社 | 磁性現像剤およびそれを用いた現像方法 |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP62042643A patent/JPH083686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63210874A (ja) | 1988-09-01 |
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