JPH0727275B2 - 磁性現像剤およびそれを用いた現像方法 - Google Patents

磁性現像剤およびそれを用いた現像方法

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JPH0727275B2 JP60091859A JP9185985A JPH0727275B2 JP H0727275 B2 JPH0727275 B2 JP H0727275B2 JP 60091859 A JP60091859 A JP 60091859A JP 9185985 A JP9185985 A JP 9185985A JP H0727275 B2 JPH0727275 B2 JP H0727275B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、電子写真法に用いる磁性現像剤およびそれを
用いた現像方法に関し、より詳細には、流動性に優れ、
帯電安定性に優れた磁性現像剤および極めて薄い層厚を
安定して形成させるとともに安定した画像を得ることの
できる現像方法に関する。
(従来技術) 電子写真法に用いる現像剤としては従来から、樹脂とカ
ーボンブラック等の顔料とから成るトナー粉と、鉄粉等
の磁性粉或いはガラスビーズから成るキャリア粒子とを
混合して成る二成分系現像剤と、トナー粉中にマグネタ
イト等の磁性粉のみから成る一成分系磁性現像剤が知ら
れている。
二成分系現像剤を用いた現像方法によれば、トナー粉と
キャリア粒子との相互摩擦によりトナー粉を帯電させ、
内部に磁石を有する非磁性スリーブ上に磁気ブラシを形
成させ、静電潜像を有する感光体と摺接させ、現像を行
なうが、消費されるのがトナー粉のみであることから現
像剤中のトナー濃度を一定に保つ必要があり、装置の上
でも撹拌手段を必要とすることから大型化する傾向にあ
る。
一方、一成分系磁性現像剤を用いた現像方法は現像剤同
志あるいは、前述のスリーブ表面との摩擦により帯電を
行ない、感光体と接触させ、現像剤を移行させて現像を
行なうものであるが、二成分系のようにトナー濃度の制
御を行なう必要もなく、装置系も小型化できることか
ら、複写機自体の小型、低コスト化に有用であるがゆえ
に、特に、開発が進められている。
しかしながら、このような一成分系現像剤は、スリーブ
上に均一な薄層を形成させる必要があることから、現像
剤の流動性、帯電性において、優れた安定性が要求され
る。
従来から、これらの問題に対し、現像剤を疎水性シリカ
等の流動化剤によって表面処理する等の手段がなされて
きたが、初期においては優れた特性を示すが長期使用に
おいては、流動化剤の現像剤表面で疎水性シリカ自体が
大きな負帯電性を示すことから現像剤同志が静電凝集し
流動性の低下または現像剤表面からの脱落によって現像
剤の表面特性が変化するため、初期の特性を維持するこ
とができず、画像濃度の低下等の問題が生じていた。
また、湿式法により製造されたシリカに対し、シリコン
オイルにより疎水化されたシリカを流動化剤として用い
ることにより流動性、帯電安定性を向上させる提案がな
されているが、この方法により得られたシリカにより処
理された現像剤は、良好な画像を得るための帯電量を得
ることが困難であり、初期濃度において満足すべきもの
ではない。
また、最近に至り、一成分系現像方法として、現像剤の
磁気ブラシを非接触状態に保持し、電界または磁界によ
り、現像剤を飛翔させて現像を行なう方法が提案されて
いる。この方法によれば、接触現像での特有の現象であ
る地肌カブリを低減できるという長所を有している。し
かしながら、この現像方法によれば、スリーブ上に極め
て薄い現像剤層を形成する必要があり、そのため、特に
優れた流動性を有する現像剤が必要とされ、また、繰り
返し複写においては環境変化等に対し、常に安定な帯電
性、安定な層形成が必要とされる。従来から知られる磁
性現像剤を用いた場合では、いずれも上述の特性におい
て満足すべきものでなく、濃度低下、画像ムラ、繰り返
し複写による濃度変化等を起たしていた。
(発明の概要) 本発明者等は上記の現状に鑑み鋭意研究の結果、流動化
剤として疎水性シリカとシリコンオイル処理された親水
性シリカを所定の重量比で、かつ、各シリカの帯電量に
差があるものを用いることで、優れた流動性と帯電性の
安定化を達成できることを見出した。
即ち、本発明によれば、磁性粉、定着用媒質を主成分と
する粉体組成物の表面に、流動化剤を担持させてなる磁
性現像剤であって、その流動化剤として疎水性シリカ
と、シリコンオイル処理された親水性シリカが重量比で
1:3乃至10:1の割合で担持して成り、疎水性シリカとの
ブローオフ帯電量の差を300μc/g以上となるように親水
性シリカにシリコンオイル処理をした磁性現象剤が提供
される。
さらに本発明によれば、表面に静電潜像を有する感光体
との近接位置に同磁極が並列して着磁された固定磁石を
内部に有する円筒状非磁性スリーブ表面に、流動化剤と
して疎水性シリカと、シリコンオイル処理された親水性
シリカを重量比で1:3乃至10:1の割合で磁性粉、定着用
媒質を主成分とする粉体組成物表面に担持され、前記疎
水性シリカとのブローオフ帯電量の差を300μc/g以上と
なるように前記親水性シリカにシリコンオイル処理した
磁性現像剤を、磁極位置で厚さ3乃至200μの層厚に規
制した後、前記近接位置で反発磁界により該現像剤を飛
翔させ、感光体に選択的に移行させ、静電潜像の現像を
行う現像方法が提供される。
(実施例) 本発明を以下に詳細に説明する。
磁性現像剤の特性は、大別して磁気特性および帯電特性
があるが、磁気特性については、含有する磁性粉により
決定され、ほとんど不変的な要素である。帯電特性は用
いる定着用媒質の帯電性にほぼ決定されるが、定着性の
点から、決定され得る傾向が強いため帯電特性の細かい
制御はほとんど不可能である。また、帯電特性はその現
像剤の表面特性により左右されるため、流動化剤等の表
面処理剤はその制御を行なう大きな因子である。
本発明における重要な特徴は、流動化剤として疎水性シ
リカと、シリコンオイル処理された親水性シリカとの複
合体を使用することにある。
流動化剤として疎水性シリカの使用は一般的に行なわれ
ているが、疎水性シリカはそれ自体で負帯電性を有し、
現像剤の帯電極性に大きく寄与する反面、流動化剤が疎
水性シリカ単独では前述したような帯電量の増大に伴な
い、後述する実施例からも明らかなように大きな濃度変
化を示す。そこで、この疎水性シリカに対してシリコン
オイル処理された親水性シリカを加えることにより、初
期の画像濃度を維持し、安定な画像を供給することがで
きる。その理由は明らかではないが、シリコンオイル処
理された親水性シリカが、帯電特性上、疎水性シリカに
比較して、それ自体の帯電量はかなり低いため、また、
シリコンオイル処理により、安定化された親水性シリカ
内部の水分子によって、帯電量の増大を低減させ、しか
も、両者間の帯電特性の違いによって互いに現像剤表面
からの脱落が抑制されるものと推測される。
本発明において用いられる疎水性シリカは、乾式法によ
って製造されるもので表面のシラノール基がジメチルジ
クロロシラン等によって封鎖されたものである。
一方、親水性シリカとしては、特に湿式法により製造さ
れるもので、5〜50mμの多孔性の一次粒子から構成さ
れ、内部には水分子が存在する。通常親水性シリカは、
2次粒子、3次粒子として、3次元的に凝集した状態で
存在する。
本発明では、この親水性シリカに対しシリコンオイルに
より処理を行なう。シリコンオイル処理は、ジメチルシ
リコン、ジフェニルシリコン系で動粘度5CS〜1000000CS
のオイルをトルエン等の溶剤中に溶解し、親水性シリカ
を分散させた後100〜200℃の加熱又は真空処理により乾
燥することにより得られる。このような処理により得ら
れた親水性シリカは、部分的に疎水化されていると考え
られる。このことは処理後の親水性シリカを水に浮かべ
た時、当初水面に浮遊し、後に沈降する現象からも実証
された。また、処理後の親水性シリカは帯電量(ブロー
オフ法)において、疎水性シリカに比較して低いことが
必要である。詳しくは、疎水性シリカの帯電量との差が
300μc/g以上であることが好ましい。帯電量の差が300
μc/g未満では、疎水性シリカの帯電量の増大を抑制す
ることが困難である。
本発明において、疎水性シリカとシリコンオイル処理さ
れた親水性シリカとは、重量比で1:3乃至10:1、特に1:2
乃至5:1の割合で粒子表面に担持されることが重要であ
る。即ち、疎水性シリカの量が上記範囲よりも大きい
と、帯電量が増大する傾向が顕著となり、流動性の低
下、トナー層形成が不安定となり濃度低下、濃度不均一
などの画像劣化が生じる。また親水性シリカの量が多い
と帯電量が不十分であり初期画像濃度の低下を生ずる。
また、流動化剤としての量は、処理前の粉体組成物100
重量部に対し、0.1乃至5重量部、特に0.5乃至2重量部
の割合で処理されるのが好ましい。流動化剤が0.1重量
部未満では、流動化剤としての効果を発揮できずしかも
帯電量においても不十分である。一方、5重量部を超え
ると現像剤粒子当りの流動化剤の担持能力以上となり、
流動化剤の脱離、いわゆる遊離シリカが多くなり、機内
汚染とともに感光体に対しても弊害を及ぼす結果とな
る。
本発明の磁性現像剤は、基本的には定着用媒質中に現像
剤全量に対し、30乃至60重量%の割合でマグネタイト等
の磁性粉、所望により電荷制御剤を分散して成る粉体組
成物から成る。これらの分散物はその分散性の点から0.
1乃至5ミクロンの範囲のものを使用するのが好まし
い。
本発明において使用される定着用樹脂は、特に負帯電用
の樹脂に限定されるものであり、好適には、スチレン、
ビニルトルエン、α−メチルスチレン、α−クロルスチ
レン、ビニルナフタレン、ビニルキシレン等のビニル芳
香属単量体、アクリル酸、メタクリル酸、エチルアクリ
レート、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、等のアクリ
ル単量体の単独重合体もしくはそれらの共重合体が使用
される。さらにこれらの樹脂に組み合わせ得る単量体と
しては、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共
役ジオレフィン系単量体や、フマル酸、無水マレイン酸
等のエチレン不飽和カルボン酸或いはそのエスチル類の
他酢酸ビニル等のビニルエステル類等を挙げることがで
きる。
また、これらの定着用媒質として、媒質全体当り2乃至
20重量%の割合で、低分子量ポリプロピレン、低分子量
ポリエチレン等の低分子量オレフィン樹脂、パラフィン
ワックス、カルナバロウ等の各種ワックスをオフセット
防止剤として加えることも可能である。なお、この時、
これらのオフセット防止剤は、単に前述の樹脂類と混練
することもできるが定着用媒質の重合時に共存させて行
なうこともできる。
電荷制御剤としては、定着用媒質中への分散型を用いる
のが好ましい。負帯電用現像剤においてはクロム、鉄、
コバルト等の錯塩アゾ染料等が使用される。
本発明の磁性現像剤の製造に際しては、定着用媒質、磁
性粉等を所定の割合で混合した後、3本ロール、2軸押
出法等により混練を行ない、その後、粉砕、分級を、所
望により熱処理等を行なうことにより粒径5〜30μの粉
体組成物を製造する。この粉体組成物に対し、前述した
流動化剤とまぶし処理することにより、粉体の表面に流
動化剤を担持させることができる。この時、流動化剤の
処理は、ふるい等により、凝集物を取り除いた後それぞ
れ別個に行なっても、予め、流動化剤の混合物を調製し
た後、処理することも可能である。
次に、本発明の現像方法を実施するための現像装置の概
略配置図を第1図に示す。感光体1に近接する位置に、
Al等から成る円筒状非磁性スリーブ2が配置されてい
る。スリーブ2の内部には、感光体1との近接位置にN
極の反発磁極3が、それ以外は交互に異極が着磁された
磁石4が内設されている。スリーブの上方には、磁性体
から成る穂切部材5が配置されている。ここで現像剤の
挙動を説明すると、ホッパー6内に収容された現像剤7
は穂切部材5により所定の層厚に規制された後、スリー
ブ2の回転に伴い、現像域8に搬送される。現像域8で
は第2図の拡大図に示すように磁石4の反発磁界3によ
り現像剤層9は、ほぐされ、感光体1との間に浮遊トナ
ー10が形成される。浮遊トナー10はそれ自体のもつ電荷
により静電潜像11に静電的に選択的に引き付けられ、潜
像11を可視像12化する。現像域8を経由した現像剤7は
スリーブ2の回転に従い、再びホッパー6内に戻され、
次の現像に待機する。
このような現像方法によれば、感光体スリーブ間を近接
させる必要があること、現像剤層が感光体に接しないよ
うに層厚を設定する必要があることから、現像剤層厚は
極位置で30乃至200μの極めて薄い層に設定される。こ
のような薄い層を形成するためには、穂切位置にて現像
剤が凝集しないことが少なくとも必要とされる。
また、現像域8において感光体1への移行が現像剤個々
の帯電量に支配されているため、常に安定な帯電量を維
持する必要がある。
本発明の現像方法によれば現像剤として、前述したよう
に疎水性シリカとシリコンオイル処理された親水性シリ
カを流動化剤として用い、これらを現像剤の表面に担持
させることにより、優れた流動性、即ち非凝集性により
前述の層厚を安定して形成させることが可能となる。
しかも、現像域8において、帯電特性の安定化が達成さ
れ、長期にわたり、安定した画像を供給することが可能
となる。
本発明の現像方法によれば、現像域8での、磁石4によ
る磁気的吸引力また、スリーブ2上での搬送性との関係
から 現像剤の保磁力は40乃至300Oeの範囲に設定されるのが
好ましい。
本発明の現像方法は第1図の構成に限定されるものでな
く、あらゆる変更も可能である。例えば穂切部材5のか
わりにフィルム等の可撓性部材を用いて、現像剤に対し
て、面接触により層規制することも可能である。また。
所望により、画像の細線再現性、階調性を向上させる目
的で、バイアス印加手段13によってスリーブ2に感光体
の潜像極性と同極性の直流又はパルス電圧を感光体の電
位以下の範囲で印加することも可能である。
本発明を以下の例で説明する。
実施例 スチレン−アクリル酸ブチル共重合体 55重量部 低分子量ポリプロピレン 5重量部 マグネタイト(保磁力100エルステッド、平均粒径0.2
μ) 40重量部 負電荷制御剤 0.5重量部 上記処方の混合物を2軸押出機で溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕、分級を行ない粒径5〜25μの粉体組成物を
得た。なお、粉体組成物の保磁力は100Oe飽和磁化は32e
mu/gであった。
得られた粉体組成物について、第2表の組成に従い、流
動化剤をスーパーミキサーによりまぶし処理を行なっ
た。
なお、シリコンオイル処理は、シリコンオイル(KF96,1
000cs,信越化学社製)0.5gをトルエン150mlに溶かした
溶液中に、湿式法で合成された親水性シリカ10gを分散
させ、100℃で加熱乾燥する。冷却後、ミキサーにて弱
く凝集したシリカを粉砕後粒径44μ以上の凝集物を取り
除いた。
疎水性シリカ、親水性シリカとしては第1表のものを使
用した。
得られた現像剤を用いて、第1図の現像装置に基づき、
複写テストを行なった。なお、現像条件は以下の通りで
ある。
現像剤層厚(磁極位置) 100μ 感光体a−Si 最大表面電位 +450V 反発磁界 最大落込み高さ 100ガウス 感光体−スリーブ間距離 200μ なお、画像濃度は市販の反射濃度計(マクベスRD−91
4)で初期濃度(磁性現像剤100g投入後、初めの5枚の
平均値)と、1000枚後のコピー濃度と初期濃度との差か
ら濃度変化を算出した。
また、層安定性に関しては、スリーブ上での現像剤層お
よび穂切部での状態を目視判断した。
測定結果を第2表に示す。
第2表から明らかな通り、流動化剤が疎水性シリカのみ
または比率の大きい現像剤(No.2,10)では初期濃度は
良好であるが、濃度変化が大きく、流動性も悪かった。
一方、シリコンオイル処理した親水性シリカのみまたは
比率の大きい(No.3,8)では帯電量不足で濃度が出なか
った。シリコンオイル処理せず、疎水性シリカとともに
流動化剤として用いたもの(No.4)は、初期から層が安
定せず濃度が出なかった。また、流動化剤の全体量
((a)+(b)が小さいもの(No.12)は濃度が不十
分で流動性も悪かった。逆に大きいもの(No.14)は濃
度が不十分で遊離シリカが多く、機内汚染が発生した。
その他の本発明の例では、いずれも高濃度で、層安定性
に優れ、画像的にも安定した画像が得られた。
(発明の効果) 発明によれば流動化剤として疎水性シリカと、シリコン
オイル処理された親水性シリカとを同時に使用すること
により優れた流動性と帯電安定性を得られ、長期にわた
り安定な画像を得ることができる。また、この現像剤を
用いてスリーブ上に薄膜を形成させた後に反発磁界によ
り、現像を行なうことにより、安定な薄膜を得られると
ともにかぶりのない濃度の高い画像を安定して得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の現像方法を実施するための現像装置の
概略配置図である。 第2図は、本発明の現像方法での現像域の拡大図であ
る。 1……感光体、2……スリーブ 3……反発磁極、4……磁石 5……穂切部材、7……磁性現像剤 11……静電潜像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 501 Z 8530−2H 15/09 Z (56)参考文献 特開 昭57−201253(JP,A) 特開 昭58−60754(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性粉、定着用媒質を主成分とする粉体組
    成物の表面に、流動化剤を担持させてなる磁性現像剤で
    あって、 該流動化剤として疎水性シリカと、シリコンオイル処理
    された親水性シリカが重量比で1:3乃至10:1の割合で担
    持して成り、 前記疎水性シリカとのブローオフ帯電量の差を300μc/g
    以上となるように親水性シリカにシリコンオイル処理を
    したことを特徴とする磁性現像剤。
  2. 【請求項2】流動化剤が粉体組成物100重量部に対し0.1
    乃至5重量部の割合で担持される特許請求の範囲第1項
    記載の磁性現像剤。
  3. 【請求項3】表面に静電潜像を有する感光体との近接位
    置に同磁極が並列して着磁された固定磁石を内部に有す
    る円筒状非磁性スリーブ表面に、 流動化剤として疎水性シリカと、シリコンオイル処理さ
    れた親水性シリカを重量比で1:3乃至10:1の割合で磁性
    粉、定着用媒質を主成分とする粉体組成物表面に担持さ
    れ、前記疎水性シリカとのブローオフ帯電量の差を300
    μc/g以上となるように前記親水性シリカにシリコンオ
    イル処理した磁性現像剤を、磁極位置で厚さ3乃至200
    μの層厚に規制した後、前記近接位置で反発磁界により
    該現像剤を飛翔させ、感光体に選択的に移行させ、静電
    潜像の現像を行う現像方法。
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