JPH083669Y2 - パネル体のブラケット - Google Patents

パネル体のブラケット

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JPH083669Y2
JPH083669Y2 JP1988046799U JP4679988U JPH083669Y2 JP H083669 Y2 JPH083669 Y2 JP H083669Y2 JP 1988046799 U JP1988046799 U JP 1988046799U JP 4679988 U JP4679988 U JP 4679988U JP H083669 Y2 JPH083669 Y2 JP H083669Y2
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JP
Japan
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panel
bracket
guide rail
panel body
width
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JP1988046799U
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JPH01150892U (ja
Inventor
敦 大庭
Original Assignee
鈴木シャッター工業株式会社
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Publication date
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物の開口部に取付られるパネルシャッ
タのパネル体のブラケットに関するものである。
[従来の技術] 従来、複数のパネル体を吊上げチェンで、吊下げ一連
状に係合し、開口部左右に立設したガイドレール2内を
上下動するパネルシャッタにあっては、第5図に示すよ
うに側板33にローラ軸37で案内ローラ4と支持ローラ6
を回動自在に軸支し、前記側板33を縦框32に締着固定し
てパネル体を形成している。ところで側板33から案内ロ
ーラ4と支持ローラ6を支えているローラ軸37はパネル
体の重量及び吊下げ負荷がかかり、強度も高くなければ
ならないため、軸自体の全長を長くすることができず、
止むをえず側板33を取付けたパネル体の端部をガイドレ
ール2内に挿入していた(第4図)。
そのため、パネルシャッタを形成するパネル体は案内
ローラ4と支持ローラ6を嵌着した側板33を縦框32に締
着した上で順次吊上げチェン3で連結してガイドレール
2の上部より挿入させていた。
[考案が解決しようとする課題] パネル体が幅広く重量物になるとガイドレール上部よ
りパネル体を挿入する作業が大きな工数となり、作業性
も悪く、労力を費やすことになり、不具合を生じてい
た。
また、事故等でパネル体の一部が破損した場合パネル
シャッタを形成しているパネル体全部をガイドレール上
部より順次抜き出しパネル体の交換を行わなければ成ら
ない。
更に、パネル体の幅もガイドレール内に挿入できるも
のでなければならず、使用場所も限定され、場所ごとに
部品設計し製作していた。
本考案はこのような不具合を鑑み従来の欠点を解決す
ることを目的にしている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、高さ方向に連結した多数の
パネルを、開口部左右端に立設したガイドレールに沿っ
て昇降させてなるパネルシャッターに用いられ、前記ガ
イドレールの溝内に挿入されると共に前記各パネルの両
端が着脱自在に取付けられるパネル体のブラケットにお
いて、前記パネル体のブラケットが、前記ガイドレール
の溝に遊嵌するブラケット本体と、該ブラケット本体の
前記ガイドレールから露出される基端部に一体に形成さ
れ、かつ前記ガイドレールの溝幅より大きな幅に設定さ
れると共に前記パネルの上下端に位置する上框及び下框
を挟む広さを持つリップを備えたパネル取付部と、該パ
ネル取付部に凸設されて、前記パネルのパネル面と平行
な面とを備えたフランジとを有してなる、ことを特徴と
する。
[作用] 上記構成に基づき本考案の作用を説明する。ブラケッ
トにはパネルの重量及び昇降時の負荷がかかるので、強
度が高くなければならないことは従来の技術の説明にお
いて述べた。しかし、単にブラケットを大きくすると、
ガイドレールも大きくならざるを得ない問題があった。
一般にガイドレールは大きな荷重が加わることはな
い。従って、風等がシャッターパネルに当たっても、煽
られないように支持すればよく、シャッタパネルを上下
方向に支持する程度の強度は要求されない。
そこで本考案では、幅の狭いガイドレールが使用でき
る様に、案内ローラ及び支持ローラが密接して取付可能
で、かつ、ガイドレールの幅の狭い溝に遊嵌するブラケ
ット本体を設ける。上述した様に案内ローラや支持ロー
ラがブラケット本体と密接して支持されるのでパネルの
重量を支持するには十分な強度を持つことが可能であ
る。
そしてブラケット本体にはガイドレールの幅より広
い、即ち、パネルの上下端を支持する上框及び下框の幅
より幅広なパネル取付部を設ける。このパネル取付部に
は、上述の上框及び下框の幅より大きめの幅で対峙する
リップが設けられて上框及び下框が遊嵌する溝を構成し
ている。この溝に上框及び下框が遊嵌することにより上
框及び下框の端部を隠い、美観が保たれる。
これは、シャッターパネルのような長尺物の場合に
は、取付精度を厳密に要求するとコストが著しく高くな
るためであり、また風等がシャッターに当たり、捻じれ
たりすると透き間が生してしまう。このような透き間は
発生しないことが望ましいが、構造力学の教える所によ
り荷重の分散を考慮し、本考案では透き間の発生を許容
している。このため、透き間を覆う必要があり、リップ
により構成される溝がこの働きをしている。
またパネル取り付け部にはシャッターパネルの面と平
行な面を有するフランジが凸設され、この平行面に縦框
がネジ止めされる。
このようにフランジがシャッターパネル面と平行な面
を持ちこの面にシャッターパネルを取り付ける理由は、
シャッターパネルが捻じれる際の力を効率よく吸収する
ためである。これにより取り付けねじの長期使用を可能
にしている。
[実施例] 本考案を図面で示し説明すれば、第1図にあってはパ
ネル体1を左右に立設したガイドレール2に沿ってほぼ
垂直状に上昇させ、ガイドレール2の上部に設けられた
収納ボックス25内に順次平行に並べた状態で収納するよ
うになっている。
パネル体1を上昇させる駆動源は、ブレーキ付きモー
タMにより駆動軸20を回動させ、この軸端のスプロケッ
トと、第1ダブルスプロケット22と第2ダブルスプロケ
ット23の片歯一列間に噛合うチェンを巻回させると共
に、第1ダブルスプロケット22と第2ダブルスプロケッ
ト23のもう一列の歯にパネル体1を吊上げている吊上げ
チェン3を噛合わせ、前記チェンを回動させるチェンを
巻上げてパネルを昇降させる。
吊上チェン3の上部末端は、末端側板21に固着して順
次案内ローラ5上に案内され、建築物の開口部を開放さ
せている。
パネル体は、第2図に示すように上框8と下框9と左
右の縦框10を框ビス14で締着し、上下框間に窓孔を形成
して、パテ、ゴム等の緩衝材12を介して合成樹脂板13を
嵌込み、縦框10の一端部と化粧カバー11をビス16により
締着して一枚のパネル体を形成している。縦框10にはパ
ネル体正面方向に締着用ビス孔を複数個設け、ガイドレ
ール2内に挿入するブラケット7と縦框10とをビス15を
用いて第3図のように締着固定する。そして第1図のよ
うにパネル体1が順次積み重ねられてパネルシャッタを
形成している。
前記ブラケット7は、第2図及び第3図に示すように
ガイドレール2の溝内に挿入され、先端面に案内ローラ
4及び支持ローラ6が軸支される箱形のブラケット本体
7aと、この本体7aの前記ガイドレールから露出される基
端部に一体に形成され、ガイドレール2幅よりも大きい
断面リップ付チャネル形のパネル取付部7bとから構成さ
れる。前記ブラケット本体7aの先端面の上下端には、一
対の案内ローラ4、4がローラ軸17a、7aで軸支される
と共に、前記案内ローラ4、4の中間には、吊下げチェ
ン4のピン軸と共通のローラ軸17bにより支持ローラ6
及びチェン3が取付けられている。一方、パネル取付部
7bの中央部には、縦方向に複数のネジ孔7cが穿設された
ジョイント用のフランジ7dが形成されており、パネル体
1の上框8、下框9を前記パネル取付部7bの溝7eに挿入
した上で、ジョイント用のフランジ7dを縦框10に重合さ
せ、化粧カバー11とともにビス15、16を用いて、パネル
体1とブラケット7を連結する。
本考案のブラケット7を取付けたパネル体1は吊下げ
チェン3の走行に従い、パネル体1が昇降する際には、
ブラケット7の本体7aのみがガイドレール2内を摺動す
るものである。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、種々の修正、変更が可能であることはいうまでもな
い。
[考案の効果] 本考案のブラケットは上記の構成により、パネル体を
ガイドレール上部より嵌込む必要がなくなり、更に支持
ローラチェンを取付ける作業が左右のガイドレール間で
できるために組付工数が大きく減り、パネル体の破損修
理及び交換が容易にでき、従来のようなパネル幅に合せ
たガイドレールを使用しなくても同一のガイドレールで
パネル幅を変えることができるようになり、優れた大き
な効果を奏するものである。
また、外部荷重が加わりパネルの捻れても、当該外部
荷重を分散する構成となっているので長期信頼性が達成
できた。
【図面の簡単な説明】
第1図はパネルシャッタの斜視図、第2図はブラケット
を取付けたパネル体の斜視図、第3図はブラケットとガ
イドレールの関係を示す平面図、第4図は従来の側板と
ガイドレールの関係を示す平面図、第5図は従来の側板
を用いたパネル体の斜視図。 1……パネル体、2……ガイドレール、3……吊下げチ
ェン、4……案内ローラ、6……支持ローラ、7……ブ
ラケット、7a……ブラケット本体、7b……パネル取付
部、7c……ネジ孔、7d……フランジ、7e……溝、8……
上框、9……下框、10……縦框、11……化粧カバー、12
……緩衝材、13……合成樹脂板、14、15、16……ビス、
17a、17a……ローラ軸、18……側板、25……収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高さ方向に連結した多数のパネルを、開口
    部左右端に立設したガイドレールに沿って昇降させてな
    るパネルシャッターに用いられ、前記ガイドレールの溝
    内に挿入されると共に前記各パネルが着脱自在に取付け
    られるパネル体のブラケットにおいて、 前記パネル体のブラケットが、前記ガイドレールの溝に
    遊嵌するブラケット本体と、 該ブラケット本体の前記ガイドレールから露出される基
    端部に一体に形成され、かつ前記ガイドレールの溝幅よ
    り大きな幅に設定されると共に前記パネルの上下端に位
    置する上框及び下框を挟む広さを持つリップを備えたパ
    ネル取付部と、 該パネル取付部に凸設されて、前記パネルのパネル面と
    平行な面とを備えたフランジとを有してなる、 ことを特徴とするパネル体のブラケット。
JP1988046799U 1988-04-08 1988-04-08 パネル体のブラケット Expired - Lifetime JPH083669Y2 (ja)

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JPH01150892U JPH01150892U (ja) 1989-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507219Y2 (ja) * 1989-07-07 1996-08-14 文化シャッター株式会社 パネルシャッタ―装置
JP2549762Y2 (ja) * 1990-10-25 1997-09-30 文化シヤツター株式会社 パネルシヤツターのガイドレールと框の関連装置
JP2567181Y2 (ja) * 1991-11-21 1998-03-30 三和シヤッター工業株式会社 パネルシャッター装置

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