JPH0836512A - ディレクトリ検索装置 - Google Patents

ディレクトリ検索装置

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Publication number
JPH0836512A
JPH0836512A JP6170754A JP17075494A JPH0836512A JP H0836512 A JPH0836512 A JP H0836512A JP 6170754 A JP6170754 A JP 6170754A JP 17075494 A JP17075494 A JP 17075494A JP H0836512 A JPH0836512 A JP H0836512A
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JP
Japan
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directory
search
directories
search range
specified
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Pending
Application number
JP6170754A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Kondo
道雄 近藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0836512A publication Critical patent/JPH0836512A/ja
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望のディレクトリを容易かつ短時間で探し
出せるようにする。 【構成】 ファイル(図では矩形で示す)を管理するた
めの複数のディレクトリ(図では楕円で示す)は、各々
の階層レベルが予め定められ、階層レベルが異なりかつ
互いに関連するディレクトリがリンクされて階層構造化
されている。検索の基準となる基準ディレクトリと、各
々基準ディレクトリとの階層レベルの差で表される基準
ディレクトリより上位階層側の検索範囲の境界(図では
階層レベル+2)及び下位階層側の検索範囲の境界(図
では階層レベル−2)と、が指定されることにより検索
範囲が指定されると、指定された検索範囲内に存在する
ディレクトリ、ファイルを検索し、検索されたディレク
トリ、ファイルのリンク状態が視覚的に認識可能なよう
にウインドウ40内に表示する((B)参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディレクトリ検索装置に
係り、特に、各々階層レベルが予め定められると共に、
階層レベルが異なりかつ互いに関連するディレクトリが
リンクされた複数のディレクトリの中から、指定された
ディレクトリを検索するディレクトリ検索装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、各々ファイル管理情報を含んで構成される複数のデ
ィレクトリを予め設けておき、互いに関連のある複数の
ファイルを同一のディレクトリに格納することによっ
て、多数のファイルをグループ化して管理することが行
われている。このファイル管理では、特定のディレクト
リが指定されると該ディレクトリに格納されているファ
イルの一覧表示等を行うことにより、ユーザが所望のフ
ァイルの検索等を容易に行なえるようにしている。ま
た、管理すべきファイル数が非常に多い等の場合には、
ディレクトリの各々の階層レベルを予め定めておき、階
層レベルが異なりかつ互いに関連するディレクトリをリ
ンクすることにより、ディレクトリを階層構造化してフ
ァイルを管理することも行われている(一例として特開
平2-2455号公報参照)。
【0003】階層構造化されたディレクトリによるファ
イル管理では、所望のファイルと関連するディレクトリ
を階層構造における最上位の階層レベルから順にユーザ
に指定させることにより、最終的に所望のファイルを格
納しているディレクトリを検索するようにしたものが一
般的であるが、上記公報では、所望のファイルを格納し
ていると予想されるディレクトリを直接ユーザに指定さ
せ、指定されたディレクトリの直下のディレクトリ及び
ファイルを検索して表示すると共に、最上位の階層レベ
ルのディレクトリ(以下、ルートディレクトリという)
から前記指定されたディレクトリまでの経路上に存在す
る全てのディレクトリの名称を表示するようにしてい
る。これにより、先に指定したディレクトリに所望のフ
ァイルが格納されておらず、先に指定したディレクトリ
よりも上位階層側に存在する、所望のファイルを格納し
ていると予想される他のディレクトリをユーザが指定し
たい場合に、該指定を容易に行うことができる。
【0004】しかしながら、上記ではルートディレクト
リから指定されたディレクトリまでの経路上に存在する
全ディレクトリの中に所望のファイルを格納しているデ
ィレクトリが含まれていない場合、ユーザは現在表示さ
れていない他のディレクトリを指定して新たに検索を指
示する必要があるが、上記公報にも記載されているよう
に、名称等の情報が表示されていないディレクトリをユ
ーザが指定することは困難である。また、上記のような
場合には前記指定されたディレクトリの階層レベルと同
一或いは比較的近い階層レベルに所望のファイルを格納
しているディレクトリが存在している確率が高いが、経
路上に存在するディレクトリのみ表示されている状態で
は、ユーザが、所望のファイルを格納している可能性の
高いディレクトリを判断することも困難であり、所望の
ディレクトリを容易に探し出すことができない、という
問題があった。
【0005】また特開平 3-38775号公報には、指定され
たディレクトリよりも下位階層側でかつ前記指定された
ディレクトリにリンクされているディレクトリ及びファ
イル(指定されたディレクトリの配下のディレクトリ及
びファイル)の一部を階層的に表示すると共に、ユーザ
の指示に応じて未表示のディレクトリ及びファイルを下
位階層側より順次検索し表示をスクロールすることが提
案されている。しかし、上記ではユーザが指定したディ
レクトリよりも下位階層側のディレクトリ及びファイル
の検索は容易に行なうことができるが、より上位の階層
レベルのディレクトリの検索を行う場合には新たにユー
ザが検索を指示する必要があった。
【0006】また、前記指定したディレクトリと同一或
いは近似した階層レベルの他のディレクトリの配下のデ
ィレクトリを検索したい場合にも、前記他のディレクト
リよりも下位の階層レベルのディレクトリ及びファイル
の検索及びスクロールが終了しないと、前記他のディレ
クトリの配下のディレクトリ及びファイルの検索及びス
クロールに移行しないので、所望のディレクトリを短時
間で検索することができないという問題があった。
【0007】このように、上述の従来技術は何れも特定
のディレクトリを指定させ、該指定されたディレクトリ
に関連する予め定められた所定範囲のディレクトリ(ル
ートディレクトリから指定されたディレクトリまでの経
路上に存在するディレクトリ、或いは指定されたディレ
クトリの配下のディレクトリ)を検索、表示している
が、この所定範囲はユーザが所望のディレクトリが存在
している可能性が高いと判断した範囲と一致しないこと
が多く、前記特定のディレクトリとして適切なディレク
トリが指定されなかった場合に、所望のディレクトリを
探し出すことが困難であった。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、所望のディレ
クトリを容易かつ短時間で探し出すことができるディレ
クトリ検索装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るディレクトリ検索装置は、各々階層レベ
ルが予め定められると共に、階層レベルが異なりかつ互
いに関連するディレクトリがリンクされた複数のディレ
クトリを表すディレクトリ情報を記憶した記憶手段と、
複数の階層レベルに跨がる検索範囲を指定するための指
定手段と、前記指定手段によって指定された検索範囲内
に存在するディレクトリを前記記憶手段に記憶されたデ
ィレクトリ情報より検索する検索手段と、前記検索手段
によって検索されたディレクトリ及び検索されたディレ
クトリのリンク状態を表示する表示手段と、を含んで構
成している。
【0010】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、指定手段が、検索範囲として、前記検
索範囲の基準となる基準ディレクトリ、及び各々基準デ
ィレクトリとの階層レベルの差で表される基準ディレク
トリよりも上位階層側の検索範囲の境界及び基準ディレ
クトリよりも下位階層側の検索範囲の境界の少なくとも
一方を指定する、ことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明では、各々階層レベルが予め定められる
と共に、階層レベルが異なりかつ互いに関連するディレ
クトリがリンクされた複数のディレクトリを表すディレ
クトリ情報が記憶手段に記憶されており、指定手段によ
って複数の階層レベルに跨がる検索範囲が指定される。
なお、この検索範囲は、例えばユーザが所望のディレク
トリが存在している可能性が高いと判断した階層レベル
を含む任意の範囲とすることができる。検索手段では指
定手段によって指定された検索範囲内に存在するディレ
クトリを記憶手段に記憶されたディレクトリ情報より検
索し、表示手段では、検索手段によって検索されたディ
レクトリ及び検索されたディレクトリのリンク状態を表
示する。
【0012】上記により、ユーザは指定手段を介し、所
望のディレクトリが存在している可能性が高いと判断さ
れた階層レベルを含む複数の階層レベルに跨がる所定範
囲を検索範囲として指定することができるので、従来の
ように特定のディレクトリを指定させ該ディレクトリに
関連する予め定められた所定範囲のディレクトリを検
索、表示する場合と比較して、前記特定のディレクトリ
として適切なディレクトリが指定されなかった場合を考
慮すると、検索範囲内にユーザが所望するディレクトリ
が存在している確率が高いので、スクロールや再度の検
索の指示を行う必要が生ずる可能性は低く、所望のディ
レクトリを容易かつ短時間で探し出すことができる。
【0013】また本発明では、指定された検索範囲内に
存在するディレクトリを検索し、検索されたディレクト
リ及び検索されたディレクトリのリンク状態を表示する
ので、ユーザに対し、検索範囲内に存在するディレクト
リのリンク状態を認識、把握させることが可能となり、
指定された検索範囲内に所望のディレクトリが存在して
いない場合であっても、ユーザが次に別の検索範囲を指
定する際に、所望のディレクトリが存在している可能性
の高い適切な範囲を判断し易くなる。
【0014】また、指定された検索範囲に含まれるディ
レクトリを表示するので、ユーザが所望のディレクトリ
が存在する可能性が低いと判断した検索範囲外のディレ
クトリを表示することはなく、特に各ディレクトリに定
められている階層レベルの種類数、すなわちディレクト
リの階層数が非常に多い等の場合に、表示を簡潔明瞭と
することができる。
【0015】なお、本発明に係るディレクトリは、各々
階層レベルが1階層下のファイルをリンクすることがで
き、検索手段では指定された検索範囲内に存在するファ
イルも検索すると共に、表示手段では、検索手段によっ
てファイルも検索された場合には、該ファイル及び該フ
ァイルのリンク状態も表示することができる。
【0016】また、指定手段による検索範囲の指定は、
例えば各階層レベルに各々を識別するための符号等を付
与し、この符号等を用いて検索範囲の上位階層側の境界
及び下位階層側の境界に対応する階層レベルを指定する
ことにより行うことも可能ではあるが、好ましくは、請
求項2にも記載したように、検索範囲の基準となる基準
ディレクトリ、及び各々基準ディレクトリとの階層レベ
ルの差で表される基準ディレクトリよりも上位階層側の
検索範囲の境界及び基準ディレクトリよりも下位階層側
の検索範囲の境界の少なくとも一方を指定することが好
ましい。
【0017】上記によれば、所望のディレクトリである
可能性の高いディレクトリ、或いは所望のディレクトリ
の階層レベルと同一或いは比較的近い階層レベルのディ
レクトリを基準ディレクトリとして指定し、かつ基準デ
ィレクトリの指定が適切でなかった等の場合を考慮し
て、検索範囲の上位階層側の境界及び下位階層側の境界
の少なくとも一方を基準ディレクトリとの階層レベルの
差で表して指定すればよいので、所望のディレクトリが
含まれるように適切な検索範囲を指定することが比較的
容易になり、所望のディレクトリをより容易かつより短
時間で探し出すことが可能となる。また、請求項2に記
載した検索範囲の指定方法は、特定のディレクトリを指
定させる従来の指定方法に近いので、検索範囲の指定に
際してユーザに違和感を与えることも回避できる。
【0018】なお、請求項2の発明において、検索範囲
の境界として、上位階層側の境界のみ指定された場合に
は下位階層側の境界を基準ディレクトリの階層レベルと
し、下位階層側の境界のみ指定された場合には上位階層
側の境界を基準ディレクトリの階層レベルとすることが
できる。しかし請求項2の発明では、前述のように基準
ディレクトリとして、ユーザにより所望のディレクトリ
である可能性の高いディレクトリが指定されることが多
いので、検索手段では指定された検索範囲に拘わらず基
準ディレクトリよりも階層レベルが1階層下でかつ基準
ディレクトリにリンクされているディレクトリ、ファイ
ルも検索し、表示手段では前記ディレクトリ、ファイル
も表示することが好ましい。これにより、検索範囲の境
界として上位階層側の境界のみ指定された場合にも、指
定した基準ディレクトリが所望のディレクトリであるか
否かをユーザが容易に判断することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本発明に係るディレクトリ検索装
置としての機能を兼ね備えたファイル管理装置10が示
されている。ファイル管理装置10は、CPU12、R
OM14、RAM16及び入出力ポート18を備えてお
り、これらはバス20を介して互いに接続されている。
【0020】入出力ポート18には、磁気ディスク或い
は光磁気ディスク等の記憶媒体を含んで構成された本発
明の記憶手段としての記憶装置22、CRT或いはLC
Dで構成されたディスプレイ24、キーボード26、レ
ーザビームプリンタで構成されたプリンタ28及びマウ
ス30が接続されている。なお、キーボード26及びマ
ウス30は本発明の指定手段を構成している。ROM1
4にはファイル管理装置としての各種機能を実現するた
めの各種のプログラムが固定的に記憶されている。ま
た、記憶装置22の記憶媒体には、管理対象としての多
数のファイル及び該多数のファイルを管理するための複
数のディレクトリを表すディレクトリ情報が記憶されて
いる。
【0021】図2には本実施例に係るディレクトリ及び
ファイルの関係の一例が示されている。図2では概念的
にディレクトリを楕円の図形で、ファイルを矩形の図形
で各々示している。ディレクトリ及びファイルには各々
名称(図2ではディレクトリの名称を「DirX」、ファ
イルの名称を「FileX」として示す)が付与されてい
る。また、各ディレクトリ及びファイルは各々階層レベ
ルが定められており(最上層は図2で「/」として示す
ルートディレクトリ)、階層レベルが異なりかつ互いに
関連のあるディレクトリ及びファイルがリンクされた階
層構造とされている。
【0022】なお、各ディレクトリは、実際には自身の
名称及び階層レベル、直下にリンクされたディレクト
リ、ファイルの名称を表す情報とその他のファイル管理
情報とを含んで構成された1つのデータ群である。例え
ばディレクトリ「DirH」の直下にはファイル「File
E」及びディレクトリ「DirJ」がリンクされており、
ディレクトリ「DirH」はファイル「FileE」及びディ
レクトリ「DirJ」の名称を表す情報を含んで構成され
ている。前述のディレクトリ情報は、各ディレクトリに
対応するデータ群の集合である。
【0023】次に本実施例の作用を説明する。記憶装置
22に記憶された特定のファイルのアクセス、或いは新
たに記憶装置22に記憶させたファイルを特定のディレ
クトリにリンクしたい等の場合、ユーザは直下に前記特
定のファイルがリンクされているディレクトリ又は前記
特定のディレクトリを検索するために、キーボード26
又はマウス30を介してディレクトリの検索を指示す
る。この指示に従って実行されるディレクトリ検索処理
について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0024】ステップ100ではディレクトリを検索す
るための検索条件の入力を要請するメッセージをディス
プレイ24の表示画面に表示すると共に、検索条件が入
力されたか否か判定し、検索条件が入力される迄待機す
る。本実施例では検索条件として、検索すべきディレク
トリ(本発明の基準ディレクトリに相当、以下「基準デ
ィレクトリ」と称する)の名称、検索範囲の指定の有
無、及び検索範囲を指定する場合にはその境界位置を表
す情報の各項目が予め設定されており、上記各項目が入
力されるとステップ100の判定が肯定され、ステップ
102へ移行する。なお、前述の検索範囲の境界位置を
表す情報としては、より詳しくは、前記基準ディレクト
リと前記境界との階層レベル差を表す情報が入力され
る。この境界は、基準ディレクトリの上位の階層側、及
び下位の階層側の2つの境界があるが、上記では少なく
とも何れか一方の境界位置を表す情報が入力される。
【0025】ステップ102では前記入力された基準デ
ィレクトリの名称に基づいて、ディレクトリ情報中に存
在する前記基準ディレクトリの情報を検索し、更に検索
した基準ディレクトリに格納されているディレクトリ、
ファイルの情報を取り込む。例えば、基準ディレクトリ
として「DirF」が指定された場合、このディレクトリ
「DirF」の情報が検索され、「DirF」にリンクされ
ている「DirH」「DirI」及び「FileD」の情報が取
り込まれる。ステップ104では入力された検索条件が
検索範囲の指定有りであったか否か判定する。ステップ
104の判定が肯定された場合には、ステップ106
で、前記境界位置が入力されることによって指定された
検索範囲のうち、先のステップ102で検索したディレ
クトリ、ファイルの階層レベルと異なる階層レベルの全
てのディレクトリ、ファイルを検索した後に、ステップ
114へ移行する。
【0026】一例として図4(A)に示すように、基準
ディレクトリとして「DirF」が指定され、検索範囲の
境界位置として「階層レベル−2」(基準ディレクトリ
に対し下位側に2階層レベル分の位置)のみが指定され
た場合、検索範囲は図4(A)に破線を境界とする範囲
であると判断し、該検索範囲内に存在するディレクト
リ、ファイルのうち、先のステップ102で既に情報が
取り込まれた「DirF」、「DirH」、「DirI」及び
「FileD」を除くディレクトリ及びファイル(具体的に
は「DirJ」「DirK」「FileE」及び「FileF」)の
情報が検索されることになる。
【0027】また、図5(A)に示すように、基準ディ
レクトリとして「DirF」が指定され、検索範囲の境界
位置として「階層レベル+2」(基準ディレクトリに対
し上位側に2階層レベル分の位置)のみが指定された場
合には、検索範囲は図5(A)に破線を境界とする範囲
であると判断し、該検索範囲内に存在するディレクト
リ、ファイルのうち、先のステップ102で既に情報が
取り込まれた「DirF」を除くディレクトリ及びファイ
ル(具体的には「DirA」「DirC」「DirD」及び
「DirE」)の情報が検索される。
【0028】更に、図6(A)に示すように、基準ディ
レクトリとして「DirF」が指定され、検索範囲の境界
位置として「階層レベル−2」及び「階層レベル+2」
が各々指定された場合、検索範囲は図6(A)に破線を
境界とする範囲であると判断し、該検索範囲内に存在す
るディレクトリ、ファイルのうち、先のステップ102
で既に情報が取り込まれた「DirF」、「DirH」、
「DirI」及び「FileD」を除くディレクトリ及びファ
イル(具体的には「DirA」「DirC」「DirD」「D
irE」「DirJ」「DirK」「FileE」及び「File
F」)の情報が検索される。なお、このステップ106
における検索処理、及び前述のステップ102における
検索処理は本発明の検索手段に対応している。
【0029】ステップ114では上記処理による検索結
果の編集を行う。この検索結果の編集は、検索範囲の指
定有りの場合には、ステップ102及びステップ108
で検索して取り込んだ各ディレクトリ、ファイルの情報
に基づいて、検索したディレクトリ、ファイルを各々の
階層レベル、及びリンク状態が視覚的に容易に認識され
るように表示するための画面イメージを、後述する検索
結果表示ウインドウ40内に収まるように生成する。次
のステップ118ではディスプレイ24の表示画面に、
一例として図4(B)に示す検索結果表示ウインドウ4
0を表示し、上記で編集した検索結果を検索結果表示ウ
インドウ40内に表示する。なお、この処理は本発明の
表示手段に相当している。
【0030】これにより、先に説明したように基準ディ
レクトリとして「DirF」が指定され、検索範囲の境界
位置として「階層レベル−2」のみが指定された場合に
は、図4(B)に示すような画像が検索結果としてウイ
ンドウ40内に表示される。また、基準ディレクトリと
して「DirF」が指定され、検索範囲の境界位置として
「階層レベル+2」のみが指定された場合には、図5
(B)に示す画像が検索結果としてウインドウ40内に
表示される。更に、基準ディレクトリとして「DirF」
が指定され、検索範囲の境界位置として「階層レベル−
2」及び「階層レベル+2」が各々指定された場合に
は、図6(B)に示すような画像が検索結果としてウイ
ンドウ40内に表示される。
【0031】上記ウインドウ40内の表示は、より詳し
くは、各ディレクトリ及びファイルを図形で表すと共
に、より階層レベルの高いディレクトリ及びファイルを
表す図形がウインドウ40内の上方に表示されるよう
に、異なる階層レベルのディレクトリ及びファイルを表
す図形の表示位置をウインドウ40内の高さ方向に沿っ
て各々異ならせると共に、各ディレクトリ及びファイル
のリンク状態を、各図形を線で結ぶことにことによって
表現している。上記表示により、指定された検索範囲内
に存在するディレクトリ、ファイルの階層構造を、ユー
ザに視覚的に容易に認識させることができ、ユーザが所
望のディレクトリを容易に判別できると共に、ユーザが
所望のディレクトリが前記指定した検索範囲内に含まれ
ていない場合にも、所望のディレクトリが存在する範囲
を容易に予想することができる。
【0032】次のステップ120ではディレクトリの検
索を続行するか否か判定する。所望のディレクトリがウ
インドウ40内に表示されていた場合には、ユーザによ
り検索の終了が指示され、ステップ120の判定が否定
されて処理を終了するが、所望のディレクトリがウイン
ドウ40内に表示されていない場合には、ユーザはディ
レクトリの検索を続行する指示を入力する。これにより
ステップ120の判定が肯定され、ステップ100に戻
る。
【0033】所望のディレクトリが先の検索処理で指定
した検索範囲から外れていた等の場合には、ユーザは再
度別の基準ディレクトリ及び検索範囲を指定して検索処
理の実行を指示するが、先の検索処理で指定した検索範
囲内に、所望のディレクトリと直接リンクされているデ
ィレクトリが存在していると判断した場合には、ユーザ
は基準ディレクトリのみ指定し検索範囲の指定を省略す
る。例えば前回の検索処理により、図6(B)に示す検
索結果がウインドウ40内に表示され、この検索結果に
対し、ユーザが、ディレクトリ「DirD」を所望のディ
レクトリとリンクされているディレクトリであると判断
した場合、ユーザは基準ディレクトリとしてディレクト
リ「DirD」を指定し、検索範囲の指定を省略する。
【0034】これにより、ステップ102において新た
に指定された基準ディレクトリの直下にリンクされてい
るディレクトリ、ファイルが検索され該ディレクトリ、
ファイルについての情報が取り込まれた後に、次のステ
ップ104の判定が否定され、ステップ110へ移行す
る。ステップ110では、今回基準ディレクトリとして
指定されたディレクトリを含む所定の検索範囲内のディ
レクトリ及びファイルを既にディスプレイ24の表示画
面に表示している状態か否か判定する。
【0035】先の例では今回指定された基準ディレクト
リ「DirD」が既に表示画面内に表示されているので、
ステップ110の判定が肯定されてステップ116へ移
行する。ステップ116では、先のステップ102で検
索したディレクトリ、ファイルのうち新たに検索したデ
ィレクトリ、ファイル(すなわち検索したディレクト
リ、ファイルのうち基準ディレクトリ以外のディレクト
リ、ファイル)のみが追加表示されるように検索結果を
編集する。これにより、先の例では図7に破線で囲んで
示すように、今回基準ディレクトリとして指定されたデ
ィレクトリ「DirD」にリンクされているディレクトリ
「DirG」及びファイル「FileC」が、ウインドウ40
内に追加表示されることになる。
【0036】また、ディレクトリ検索処理の実行を開始
する際に、ユーザが所望のディレクトリが存在する可能
性が高いと判断できる範囲の見当がつかない等の場合に
は、ユーザは、基準ディレクトリのみを指定し検索範囲
の指定を省略してディレクトリ検索の実行を指示する。
この場合にはステップ110の判定が否定され、ステッ
プ112において、基準ディレクトリとして指定された
ディレクトリとルートディレクトリとの間の経路上に存
在する全てのディレクトリを検索し、検索したディレク
トリの情報を取り込んでステップ114へ移行する。
【0037】この場合には、ステップ114の検索結果
の編集として、ステップ102及びステップ112で検
索して取り込んだ各ディレクトリ、ファイルを表示対象
として表示するための画面イメージの生成を前記と同様
にして行う。これにより、例えば基準ディレクトリとし
て「DirF」が指定された場合には、次のステップ11
8において、ウインドウ40内に図8に示すような検索
結果が表示されることになる。この検索結果を参照する
ことにより、次回のディレクトリ検索処理においてユー
ザが検索範囲として適切な範囲を指定することが可能と
なる。
【0038】なお、上記では指定された検索範囲のう
ち、基準ディレクトリの階層レベルについては基準ディ
レクトリのみを、前記階層レベルよりも1階層下の階層
レベルについては基準ディレクトリに直接リンクされて
いるディレクトリ、ファイルのみを検索、表示する例を
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
指定された検索範囲内に存在する全てのディレクトリ、
ファイルを、その階層レベルに拘わらず検索、表示する
ようにしてもよい。
【0039】また、検索結果の表示は、図4(B)、図
5(B)、図6(B)に示した例に限定されるものでは
なく、検索したディレクトリ及びファイルを互いにリン
ク状態(階層構造)を視覚的に容易に判別させることが
可能な任意の表示形態で表示することができる。例え
ば、より階層レベルの高いディレクトリ及びファイルを
表す図形がウインドウ40内の右方又は左方に表示され
るように、異なる階層レベルのディレクトリ及びファイ
ルを表す図形の表示位置をウインドウ40内の横方向に
沿って各々異ならせ、各ディレクトリ及びファイルのリ
ンク状態を、各図形を線で結ぶことにことによって表現
するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、各々階層レベルが予め定められると共に、階層レベ
ルが異なりかつ互いに関連するディレクトリがリンクさ
れた複数のディレクトリに対し、複数の階層レベルに跨
がる検索範囲が指定手段を介して指定され、検索手段で
は指定された検索範囲内に存在するディレクトリを検索
し、表示手段では検索されたディレクトリ及び検索され
たディレクトリのリンク状態を表示するので、所望のデ
ィレクトリを容易かつ短時間で探し出すことができる、
という優れた効果が得られる。
【0041】また、請求項2記載の発明は、検索範囲と
して、検索範囲の基準となる基準ディレクトリ、及び各
々基準ディレクトリとの階層レベルの差で表される基準
ディレクトリよりも上位階層側の検索範囲の境界及び基
準ディレクトリよりも下位階層側の検索範囲の境界の少
なくとも一方を指定するようにしたので、上記効果に加
え、所望のディレクトリが含まれるように適切な検索範
囲を指定することが比較的容易になると共に、検索範囲
の指定に際してユーザに違和感を与えることも回避でき
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るディレクトリ検索装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】ディレクトリ及びファイルの関係の一例を示す
概念図である。
【図3】ディレクトリ検索処理の内容を説明するフロー
チャートである。
【図4】基準ディレクトリとして「DirF」、検索範囲
の境界位置として「階層レベル−2」のみが指定された
場合の、(A)は検索範囲を示す概念図、(B)は表示
画面に表示される検索結果を表す画像のイメージ図であ
る。
【図5】基準ディレクトリとして「DirF」、検索範囲
の境界位置として「階層レベル+2」のみが指定された
場合の、(A)は検索範囲を示す概念図、(B)は表示
画面に表示される検索結果を表す画像のイメージ図であ
る。
【図6】基準ディレクトリとして「DirF」、検索範囲
の境界位置として「階層レベル−2」及び「階層レベル
+2」が指定された場合の、(A)は検索範囲を示す概
念図、(B)は表示画面に表示される検索結果を表す画
像のイメージ図である。
【図7】前回検索範囲が指定されて検索された複数のデ
ィレクトリの何れかが基準ディレクトリとして指定され
かつ検索範囲の指定が省略されて検索が行われた場合
に、表示画面に表示される検索結果を表す画像のイメー
ジ図である。
【図8】特定のディレクトリが基準ディレクトリとして
指定されかつ検索範囲の指定が省略されて検索が行われ
た場合に、表示画面に表示される検索結果を表す画像の
イメージ図である。
【符号の説明】
10 ファイル管理装置 22 記憶装置 24 ディスプレイ 26 キーボード 30 マウス 40 検索結果表示ウインドウ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々階層レベルが予め定められると共
    に、階層レベルが異なりかつ互いに関連するディレクト
    リがリンクされた複数のディレクトリを表すディレクト
    リ情報を記憶した記憶手段と、 複数の階層レベルに跨がる検索範囲を指定するための指
    定手段と、 前記指定手段によって指定された検索範囲内に存在する
    ディレクトリを前記記憶手段に記憶されたディレクトリ
    情報より検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索されたディレクトリ及び検索
    されたディレクトリのリンク状態を表示する表示手段
    と、 を含むディレクトリ検索装置。
  2. 【請求項2】 前記指定手段は、前記検索範囲として、
    前記検索範囲の基準となる基準ディレクトリ、及び各々
    基準ディレクトリとの階層レベルの差で表される基準デ
    ィレクトリよりも上位階層側の検索範囲の境界及び基準
    ディレクトリよりも下位階層側の検索範囲の境界の少な
    くとも一方を指定する、 ことを特徴とする請求項1記載のディレクトリ検索装
    置。
JP6170754A 1994-07-22 1994-07-22 ディレクトリ検索装置 Pending JPH0836512A (ja)

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