JPH113296A - メディア変換システム - Google Patents

メディア変換システム

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Publication number
JPH113296A
JPH113296A JP9154948A JP15494897A JPH113296A JP H113296 A JPH113296 A JP H113296A JP 9154948 A JP9154948 A JP 9154948A JP 15494897 A JP15494897 A JP 15494897A JP H113296 A JPH113296 A JP H113296A
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JP
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data type
data conversion
media
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Application number
JP9154948A
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English (en)
Inventor
Eiji Ueda
栄治 植田
Tomoaki Maruyama
友朗 丸山
Yasuki Iizuka
泰樹 飯塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のデータ種別のデータを指定された
他の特定のデータ種別に効率的に変換する、メディア変
換システムに関するものである。 【解決手段】 変換対象となるデータと、変換前のデー
タ種別と、変換後のデータ種別を含む変換要求に基づい
てデータ変換を行うメディア変換システムを前提として
おり、該メディア変換システムにおいて、まず、メディ
ア変換テーブル105に上記変換前のデータ種別と、変
換後のデータ種別と、データ種別の変換を行うデータ変
換方法の対応が登録しておく。この状態で、データ変換
方法決定手段103によって上記メディア変換テーブル
105を参照して、変換前のデータ種別と、変換後のデ
ータ種別から特定のデータ変換方法を決定する。上記デ
ータ変換方法決定手段103で決定されたデータ変換方
法に対応するデータ変換ライブラリを、データ変換実行
時に、データ変換ライブラリ組み込み手段106でデー
タ変換実行106に組み込むようにし、該データ変換実
行手段106は上記データ変換ライブラリによるデータ
変換を実行するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のデータ種別
のデータを指定された他の特定のデータ種別に効率的に
変換する、メディア変換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】FAXや電話などのように、データ処理
能力が低く、かつ、取り扱い可能なデータ種別が異なる
端末間において、メッセージ交換を実現するシステムを
構築する場合、端末が取り扱うデータ種別に応じて、シ
ステム内部でメッセージのデータ種別を変換するメディ
ア変換機能が必要となる。
【0003】例えば、電子メールの内容を電話で聞くに
は、メディア変換機能を使用して、SJISのテキスト
をAU音声形式に変換する必要がある。FAXや電話に
限らず、近年のマルチメディア通信環境におけるメッセ
ージ交換を実現するには、さまざまなデータ種別を相互
に変換する必要があり、メディア変換機能は多種のデー
タ種別を変換する独立した機能としてシステム内に備え
られるようになってきた。 上記のシステムにおいて、
サポート可能な端末の種別は、メディア変換機能が変換
可能なデータ種別に依存しているため、近年、メディア
変換機能はメッセージ交換を実現するシステムにおける
中核技術となっている。
【0004】このようなメッセージ交換システムにおけ
る、従来のメディア変換機能の構成を図10に示す。メ
ディア変換機能となる、メディア変換手段1100は、
データ変換モジュール1110(1111、1112、
1113)と、変換対象データの変換前のデータ種別
と、変換後のデータ種別と、これらのデータ種別の変換
を実行するデータ変換モジュール1110を記述したメ
ディア変換テーブル1120を備えており、変換動作制
御手段1101に接続されている。また、該変換動作制
御手段1101は、メッセージ交換システム内のデータ
変換要求手段1001と、データ管理手段1002に接
続され、該データ管理手段1002は、データベース1
003に接続されている。
【0005】上記変換動作制御手段1101は、データ
変換要求手段1001から、データベース1003に格
納されている変換対象のデータ名と、変換前のデータ種
別と、変換後のデータ種別を受け取り、受け取った変換
対象のデータ名から、変換対象のデータをデータ変換管
理手段1002を利用してデータベース1003から取
り出す。 次に、変換前のデータ種別と、変換後のデー
タ種別の組をメディア変換テーブル1120から検索
し、変換前データ種別と変換後のデータ種別が一致する
データ変換モジュール1110(1111、1112、
1113)を起動して、目的のデータの種別を変換し
て、変換後のデータをデータ管理手段1002を介して
データベース1003に格納する。
【0006】例えば、SJISコードのテキストデータ
をAU形式の音声データに変換する場合は、メディア変
換テーブル1120の最初の設定項目1121が一致す
るので、データ変換モジュール1111(MX_Sji
sToAU)を起動し、データをSJISコードのテキ
ストデータをからAU音声データに変換する。
【0007】このように、従来はシステムがサポートす
るデータ端末が取り扱うデータ種別に応じて、これらの
データ種別を目的とする他のデータ種別に変換するデー
タ変換モジュール1110をあらかじめメディア変換手
段1100内部に備え、加えて、変換方法を記述したメ
ディア変換テーブル1120を備えることで、メディア
変換機能を実現している。メディア変換機能を利用する
には、変換対象の変換前のデータ種別と、変換後のデー
タ種別を指定してデータ種別の変換を依頼することにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなメディア変換システムを利用したメディア変換方
法では、データ変換モジュールを適用する際の柔軟性や
拡張性に関して以下のような問題がある。
【0009】(1) 上記データ変換モジュールは、当該シ
ステムにあらかじめ組み込まれているため、データ変換
モジュールの変更が容易ではなく、データ変換モジュー
ル1110の追加・削除・変更をする場合はメディア変
換システムそのものを再構築する必要がある。
【0010】(2) 特定のデータ種別間のデータ変換モジ
ュールは、一種類しか選択できない。例えば、SJIS
コードのテキストデータをAU形式の音声データに変換
するデータ変換モジュールが、データテーブル1120
に登録されている以外に存在しても、メディア変換機能
に組み込む時点で一つに限定する必要がある。
【0011】(3) データ変換方法はシステム内で同一の
方法を使用するため、例外的なデータ変換を行う事がで
きない。例えば、SJISコードのテキストデータをA
U形式の音声データに変換するデータ変換モジュールが
出力するサンプリング周波数が22kHzである場合、
例外的に8kHzに変換することは不可能であり、後に
説明する精度を変えることができない。
【0012】(4) 変換対象のデータが複数のデータ種別
で格納されている場合、どのデータ種別を変換対象とす
るか選択する必要がある。例えば、テキストデータがS
JISコードとJISコードの形式で格納されており、
そのデータをAU形式の音声に変換する場合、変換前の
データ形式をSJISかJISか、指定する必要があ
る。この場合、どのデータ種別から変換すれば最も効率
よくデータ変換ができるか、変換を依頼する側で判断す
ることはできない。
【0013】本発明は上記従来の事情に鑑みて提案され
たものであって、データ変換モジュールの柔軟な拡張
と、効率的な適用が可能なメディア変換システムを提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のメディア変換システム以下の手段を採用して
いる。まず本発明は、データ変換要求手段より得られ
る、変換対象となるデータと、変換前のデータ種別と、
変換後のデータ種別を含む変換要求に基づいてデータ変
換を行うメディア変換システムを前提としている。
【0015】上記メディア変換システムにおいて、ま
ず、メディア変換テーブル105に上記変換前のデータ
種別と、変換後のデータ種別と、データ種別の変換を行
うデータ変換方法の対応が登録しておく。この状態で、
データ変換方法決定手段103によって上記メディア変
換テーブル105を参照して、変換前のデータ種別と、
変換後のデータ種別から特定のデータ変換方法を決定す
る。上記データ変換方法決定手段103で決定されたデ
ータ変換方法に対応するデータ変換ライブラリを、デー
タ変換実行時に、データ変換ライブラリ組み込み手段1
06でデータ変換実行106に組み込むようにし、該デ
ータ変換実行手段106は上記データ変換ライブラリに
よるデータ変換を実行するようになっている。
【0016】上記、データ変換方法決定手段103は、
上記メディア変換テーブル105に登録されているデー
タ変換方法に対し、選択対象の複数のデータ変換方法か
ら特定のデータ変換方法を決定する際の優先項目要素を
付加し、該優先項目要素を参照してデータ変換方法を決
定するようにする。
【0017】ここで、上記変換を実行しない場合いに、
上記データ変換方法決定手段103で決定したデータ変
換方法をデータ変換要求手段に通知するようにしてもよ
い。これによって端末のユーザは独自のパラメータを設
定可能となり。また上記通知された方法に基づいて独自
変換を実行することができる。
【0018】変換対象のデータは、データベースに少な
くとも1つのデータ種別で格納されており、該データと
データ種別は管理するデータ管理手段によって管理され
ている。
【0019】変換前データ種別決定手段は上記データ管
理手段により管理されているデータ種別を参照し、変換
前のデータ種別として変換後のデータ種別に変換可能な
データ種別を候補として決定する。これによって、デー
タ変換実行前に変換可能であるか否かが判ることにな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。 〔メディア変換手段の構成〕図1は本発明の実施形態で
あるメディア変換手段100の構成を示すブロック図で
ある。 メディア変換手段100は変換動作制御手段1
01と、変換前データ種別決定手段102と、データ変
換方法決定手段103と、メディア変換テーブル格納手
段104と、データ変換ライブラリ組み込み手段106
と、データ変換実行手段107と、データ管理手段40
0と、データベース500を備えている。
【0021】メディア変換テーブル格納手段104はメ
ディア変換テーブル105を備え、該メディア変換テー
ブル105にはデータ種別を変換する場合のデータ変換
方法が定義されている。ここでの定義は、変換前のデー
タ種別、変換後のデータ種別、データ変換を実行するデ
ータ変換ライブラリ301の具体的な種別を以てなされ
ており、詳細は後に説明する。
【0022】データベース500には変換対象となるメ
ッセージ501が格納されており、該メッセージ501
はメディア変換手段100においてデータ種別を変換す
る単位であり、詳細は後に説明する。
【0023】メディア変換手段100は、データ変換要
求手段200と、データ変換ライブラリ格納手段300
に接続され、上記データ変換ライブラリ格納手段300
には、後述する複数のデータ変換ライブラリ301が格
納されている。
【0024】メディア変換手段100は、データ変換要
求手段200からのメッセージのデータ種別変換要求
(後に詳しく説明)を受け取ると、変換対象のメッセー
ジ501をデータ管理手段400を介してデータベース
500から取り出す。次に、データ変換方法をメディア
変換テーブル105を参照して決定し、決定したデータ
変換方法に基づいて、データ変換ライブラリ格納手段3
00に格納されているデータ変換ライブラリ301を、
メディア変換手段100の一部として組み込み、これを
使用してメッセージ501のデータ種別を変換する。そ
して、変換後のメッセージをデータ管理手段400を使
用してデータベース500に登録して、変換結果をデー
タ変換要求手段200に通知する。
【0025】また、上記とは別の動作としてメディア変
換手段100はデータ変換要求手段200からのメッセ
ージのデータ種別変換要求を受け取ると、変換対象のメ
ッセージ501をデータ管理手段400を介してデータ
ベース500から取り出す。次に、データ変換方法をメ
ディア変換テーブル105を参照して決定し、決定した
データ変換方法に基づいてデータ変換ライブラリ格納手
段300に格納されているデータ変換ライブラリ301
を、メディア変換手段100の一部として組み込むが、
メッセージのデータ種別の変換は実行しないで、取得し
たデータ変換方法をデータ変換要求手段200に通知す
るようになっている。
【0026】〔メディア変換手段の処理手順〕以下、メ
ディア変換手段100の処理手順を図1と図9のフロー
図を参照して説明する。尚、上記データ変換要求手段2
00はネットワークを介して外部の端末と接続されてお
り、以下の説明するデータ変換要求手段200からメデ
ィア変換手段100の変換動作制御手段101への指示
は原則として該端末より出されているものとする。ま
た、メディア変換手段100よりデータ変換要求手段2
00が取得したデータは上記端末に転送可能であるもの
とする。
【0027】上記変換動作制御手段101は、データ変
換要求手段200からメッセージのデータ種別変換要求
を受け取り、変換動作を開始する。ここで、データ変換
要求手段200からの上記データ種別変換要求には、変
換対象のメッセージと、変換前のデータ種別と、変換後
のデータ種別と、変換実行フラグと、変換時の優先項目
(後述する変換速度、変換精度レベルが優先項目要素に
なる)が含まれる。
【0028】上記変換前のデータ種別には、変換対象の
メッセージにおけるデータ種別を変換する前のデータ種
別が設定されている。また、上記変換後のデータ種別に
は、変換対象のメッセージにおけるデータ種別を変換し
た後のデータ種別が設定されている。ここで、上記変換
後のデータ種別は必須であるが、変換前のデータ種別は
任意であり、指定されない場合は後述するように変換前
データ種別決定手段102において、変換対象のメッセ
ージを参照して設定される。
【0029】変換実行フラグはONとOFFが指定可能
であり、ONの場合はメッセージのデータ種別の変換
を、図6に示すパラメータのデフォルト値で実行し、O
FFの場合はメッセージのデータ種別の変換を実行せず
に、図6に示すパラメータのデフォルト値での変換を実
行するために、データ種別の変換を行うデータ変換方法
をデータ変換要求手段200に通知すること示す。
【0030】変換時優先項目には、データ変換方法を選
択する基準が指定される。本実施例では、時間制限のあ
る場合でのデータ種別の変換要求では変換速度が優先項
目として指定され、変換の品質を重視する場合は変換精
度が指定される。
【0031】変換動作制御手段101は、変換対象のメ
ッセージと、変換後のデータ種別と、変換時優先項目を
変換前データ種別決定手段102に通知する。変換前の
データ種別がデータ変換要求手段200から指定されて
いれば、同時に通知する。
【0032】変換前データ種別決定手段102では、メ
ッセージをデータ管理手段400を利用してデータベー
ス500から取得する(図9、STEP100)。次
に、変換前のデータ種別が指定されているか否かを調べ
(図9、STEP101)、変換前のデータ種別が指定
されている場合は、更に、メッセージが変換前のデータ
種別であるか否かを調べ、メッセージが変換前のデータ
種別でない場合には変換不能として変換動作制御手段1
01に結果を通知する(図9、STEP102)。ま
た、変換前のデータ種別が指定されていない場合は、取
得したメッセージを参照して変換前のデータ種別の候補
を決定する(図9、STEP103)。
【0033】変換前のデータ種別が決定された後、変換
前データ種別決定手段102は変換前のデータ種別と、
変換後のデータ種別と、変換時優先項目をデータ変換方
法決定手段103に通知することになる。
【0034】このように、変換前データ種別決定手段1
02を利用することで、データ変換要求手段200から
変換前のデータ種別が指定されている場合、メッセージ
が変換可能であるか否かを調べることができる。また、
変換前のデータ種別が指定されていない場合は、変換対
象のメッセージのデータ種別を参照して変換前のデータ
種別の候補を決定することができることになる。
【0035】上記データ変換方法決定手段103では、
メディア変換テーブル格納手段104に格納されている
メディア変換テーブル105を参照して、変換前データ
種別決定手段102から受け取った変換前データ種別
と、変換後データ種別と、変換時優先項目に基づいて、
データ変換方法を決定し(図9、STEP104)、変
換動作制御手段101に通知する。
【0036】ここで、指定された変換前のデータ種別と
変換後のデータ種別がメディア変換テーブル105に設
定されていない場合、変換不能として変換動作制御手段
101に結果を通知する。
【0037】変換前データ種別と、変換後データ種別の
組に対して、複数のデータ変換方法が存在する場合は、
変換時優先項目を参照してこれらのデータ変換手段10
0への組み込み順位をつけて、変換動作制御手段101
に通知する。変換時優先項目が同じ値である場合、メデ
ィア変換テーブル105の設定順序(例えば、図6の上
から順)に従う。
【0038】変換動作制御手段101は上記のように組
み込み順位がつけられた複数のデータ変換方法を、デー
タ変換ライブラリ組み込み手段106に通知する。該デ
ータ変換ライブラリ組み込み手段106は、上記のよう
に変換動作制御手段101から通知されたデータ変換方
法を、組み込み順に取り出し、データ変換方法で指定さ
れたデータ変換ライブラリ301をデータ変換ライブラ
リ格納手段300から取り出し、メディア変換手段10
0の一部として組み込む(図9、STEP105)。デ
ータ変換方法で指定されたデータ変換ライブラリ301
が、データ変換ライブラリ格納手段300にない場合
は、次の組み込み順位に位置するデータ変換方法を取り
出す。
【0039】データ変換ライブラリ301のデータ変換
ライブラリ組み込み手段106への組み込みが成功した
時点で、そのデータ変換方法を変換動作制御手段101
に通知し、残りのデータ変換方法は捨てられる。データ
変換方法で指定されたデータ変換ライブラリ301が全
く存在しない場合や、組み込みに失敗した場合は、変換
不能であることを変換動作制御手段101に通知する。
【0040】このように、データ変換ライブラリ組み込
み手段106を利用することで、メッセージを変換する
ために必要となるデータ変換ライブラリ301を、必要
な時点でメディア変換手段100に組み込むことが可能
となる。また、同時にデータ種別の変換を実行するため
に必要となるデータ変換ライブラリ301が存在してい
るか調べることができる。
【0041】変換動作制御手段101はデータ変換ライ
ブラリ組み込み手段106から、データ変換ライブラリ
301の組み込みが成功した通知を受け取ると、変換実
行フラグがONであるかOFFであるかを調べる(図
9、STEP106)。
【0042】変換実行フラグがOFFの場合は実際のデ
ータ変換処理を行わず、データ変換方法をデータ変換要
求手段200に通知する(図9、STEP110)。変
換実行フラグがONの場合はデータ変換実行手段107
を利用して、メッセージのデータ種別を変換する(図
9、STEP107)。
【0043】データ変換実行手段107は、データ変換
ライブラリ組み込み手段106によって組み込まれたデ
ータ変換ライブラリ301を使用して、メッセージのデ
ータ種別を変換し、変換後のメッセージをデータ管理手
段400を介して、データベース500に格納する(図
9、STEP108)。そして、変換結果と格納結果を
変換動作制御手段101に通知し、変換動作制御手段1
01は同様の内容をデータ変換要求手段200に通知す
る(図9、STEP109)。
【0044】このように、変換動作制御手段101は変
換実行フラグを参照して、これがOFFの場合はメッセ
ージのデータ種別を変換せず、データ変換方法をデータ
変換要求手段200に通知することができる。また、デ
ータ変換実行手段107は変換実行フラグがONの場合
は、メッセージを指定されたデータ種別に変換し、変換
後のメッセージをデータベース500に格納することが
できる。
【0045】〔データ変換ライブラリの具体例〕図2は
図1のデータ変換ライブラリ格納手段300と、データ
変換ライブラリ301の具体例を示す図である。以下図
1と、図2を参照してデータ変換ライブラリ格納手段3
00の構成と、データ変換ライブラリ301の具体例を
説明する。また、説明の過程で図3、図4、図5を参照
する。
【0046】最初に、データ変換ライブラリ格納手段3
00の具体例を説明する。データ変換ライブラリ格納手
段300は特定のOS(例えばMS―WINDOWS)
におけるディレクトリで実現され、データ変換ライブラ
リ301は上記データ変換ライブラリ格納手段300か
ら他のシステム(例えば当該データ変換システム)に複
写可能な自在移動ライブラリ(Dynamic Link Libraryの
形式)を使用するとともに、該ライブラリは上記特定の
OSに規定する形式(例えばMS−WINDOWSで利
用されるDynamic Link Libraryの形式)で格納されてい
る。以後この実施例ではDynamic Link LibraryはDLL
と略す。
【0047】データ変換ライブラリ301はディレクト
リ内に複数存在し、一つのデータ変換ライブラリ内部に
はデータ変換を行うデータ変換モジュールとしてのデー
タ変換関数が複数格納されている(以下データ変換モジ
ュールはデータ変換関数として扱う)。データ変換関数
はDLLにおいてエキスポートされているデータ変換関
数として実現される。ここで、エキスポートされている
データ変換関数とは、データ変換ライブラリ301の外
部から呼び出し可能な状態にあるデータ変換関数を意味
する。よって、データ変換関数は、DLLの名称とデー
タ変換関数の名称を指定することによりデータ変換ライ
ブラリ格納手段300の中から一意に取り出し可能であ
る。
【0048】具体的には、図2に示すように、データ変
換ライブラリ格納手段300はディレクトリ(q:¥s
ystem¥lib)である。データ変換ライブラリ3
01は、DLL310(textconv.dll)、
DLL320(imageconv.dll)、DLL
330(audio.dll)、DLL340(aud
io_fft.dll)、DLL350(c2i.dl
l)等のDLLに相当する。
【0049】例えば、データ変換ライブラリ301のD
LL330(audio.dll)はディレクトリ
(q:¥system¥lib¥audio.dll)
のことであり、データ変換関数331(MX_JisT
oAU)、データ変換関数332(MX_SjisTo
AU)を備えている。また、DLL340(audio
_fft.dll)は、ディレクトリ(q:¥syst
em¥lib¥audio_fft.dll)であり、
このデータ変換ライブラリには、データ変換関数330
(audio.dll)と同名のデータ変換関数341
(MX_JisToAU)、データ変換関数342(M
X_SjisToAU)が存在するが、DLL名を区別
することで一意に指定可能である。
【0050】これら、メディア変換手段100で使用可
能なデータ変換関数はいずれも、変換前のファイル名と
変換後のファイル名を与えると所定の変換を実行し変換
後のファイルを生成する処理を実行するデータ変換関数
である。
【0051】次に、データ変換ライブラリと、データ変
換関数の具体例を説明する。図2のDLL310(te
xtconv.dll)は文字コードを変換するデータ
変換関数を格納したデータ変換ライブラリであり、この
データ変換ライブラリには、データ変換関数311(M
X_JisToSjis)と、他のデータ変換関数が格
納されている。
【0052】上記データ変換関数311はJISコード
のテキストファイルをSJISコードのテキストファイ
ルに変換するデータ変換関数であり、該データ変換関数
311を使用することで、インターネット上のJISコ
ードで書かれた電子メールテキストをMS−WINDO
WSで表示可能なSJISコードに変換することができ
る。
【0053】図2のDLL320(imagecon
v.dll)は、静止画像ファイルの格納形式を変換す
るデータ変換関数を格納したデータ変換ライブラリであ
る。このデータ変換ライブラリには、データ変換関数3
21(MX_JpegToTiff)と、データ変換関
数322(MX_TiffToJpeg)と、他のデー
タ変換関数が格納されている。上記データ変換関数32
1は、JPEG形式の画像ファイルをTIFF形式の画
像ファイルに変換するデータ変換関数であり、上記デー
タ変換関数322はTIFF形式の画像ファイルをJP
EG形式の画像ファイルに変換するデータ変換関数であ
る。
【0054】上記データ変換関数321(MX_Jpe
gToTiff)を使用することで、電子カメラ等で撮
影したJPEG画像をFAXで出力可能なTIFF画像
に変換することができる。また、上記データ変換関数3
22(MX_TiffToJpeg)を使用すること
で、FAXから取得したTIFF画像をワールド・ワイ
ド・ウェッブ(WWW)のブラウザで表示可能なJPE
G画像に変換することができる。
【0055】また、上記データ変換関数322は、図3
に示すパラメータを与えることで、変換動作の詳細を設
定可能である。すなわち、パラメータには、パラメータ
「変換対象ページ」で変換対象TIFF画像のページ数
の指定、パラメータ「変換時の回転方法」で変換時の画
像の回転方法の指定、パラメータ「圧縮比率」でJPE
G画像での圧縮率の指定、パラメータ「画像形式」でカ
ラーとモノクロの指定が可能であり、「変換対象ペー
ジ」では「全ページ」を、「変換時の回転方法」では
「なし」、「圧縮比率」では「40」、「画像形式」で
は、「モノクロ」を指定している。このデフォルト値は
図6(後に説明する)に示すデータ変換テーブル105
に付加される。
【0056】図2のDLL330(audio.dl
l)とDLL340(audio_fft.dll)は
音声合成や音声形式を変換するデータ変換関数を格納し
たデータ変換ライブラリである。これらのデータ変換ラ
イブラリには、データ変換関数331、341(MX_
JisToAU)、と、データ変換関数332、342
(MX_SjisToAU)と他のデータ変換関数が格
納されている。
【0057】上記データ変換関数331、341はJI
Sコードのテキストファイルを音声合成して、AU形式
の音声ファイルに変換するデータ変換関数であり、上記
データ変換関数332、342はSJISコードのテキ
ストファイルを音声合成して、AU形式の音声ファイル
に変換するデータ変換関数である。これらデータ変換関
数331、341を使用することで、インターネット上
のJISコードで書かれた電子メールテキストを電話で
再生可能な音声データに変換できる。また、データ変換
関数332、342を使用することで、MS−WIND
OWSで表示可能なSJISコードで書かれたテキスト
を電話で再生可能な音声に変換できる。
【0058】データ変換関数331とデータ変換関数3
41、そして、データ変換関数332とデータ変換関数
342は、それぞれ、同様の処理を行うデータ変換関数
であるが、DLL340に格納された上記データ変換関
数341と、データ変換関数342は、音声データの変
換にフーリエ変換技術を使用しているため、DLL33
0に格納されているデータ変換関数331と、データ変
換関数332に比べ高品質な音声を得ることができる
が、変換速度は遅い。
【0059】一方、DLL330に格納されたデータ変
換関数331と、データ変換関数332は、音声データ
の変換にフーリエ変換技術を使用せず、簡略した方法を
用いているため、上記DLL340に格納されている上
記データ変換関数341と、データ変換関数342に比
べ変換速度は速いが、音質が劣る。
【0060】また、上記データ変換関数331・341
は、JISコードのテキストファイルをAU形式の音声
ファイルに直接変換するときに使用しないで、該変換前
に、JISコードのテキストファイルをから一旦SJI
Sコードのテキストを作成して変換している。すなわ
ち、図4に示すように、上記データ変換関数331・3
41(MX_JisToAU)は、DLL310(MX
_TextConv.dll)のデータ変換関数311
(MX_JisToSjis)と、データ変換関数33
2・342(MX_SjisToAU)を連続して行う
ことで実現している。そのため、データ変換関数331
・341(MX_JisToAU)では、データ変換関
数332・342(MX_SjisToAU)にくら
べ、JISコードをSJISコードに変換する分変換速
度が遅い。
【0061】図2のDLL350(c2i.dll)
は、文字コードを静止画像に変換するデータ変換関数を
格納したデータ変換ライブラリである。このデータ変換
ライブラリには、データ変換関数351(MX_Sji
sToTiff)と、他のデータ変換関数が格納されて
いる。上記データ変換関数351はJISコードのテキ
ストファイルをTIFF形式の画像ファイルに変換する
データ変換関数であり、このデータ変換関数351を使
用することで、特定の型式のOS(例えばMS−WIN
DOWS)で表示可能なSJISコードで書かれたテキ
ストをFAXで出力可能なTIFF画像に変換すること
ができる。
【0062】以上説明したデータ変換ライブラリに含ま
れるデータ変換関数を使用すると、図5に示すようなデ
ータ種別の変換が可能となる。すなわち、JISコード
のテキストは上記データ変換関数311(MX_Jis
ToSjis)を利用して、SJISコードのテキスト
に変換可能である。また、上記データ変換関数331・
341(MX_JisToAU)を利用してAU形式の
音声に変換可能である。
【0063】また、SJISコードのテキストは上記デ
ータ変換関数332・342(MX_SjisToA
U)を利用してAU形式の音声に変換可能である。更
に、データ変換関数351(MX_SjisToTif
f)を利用してTIFF形式の画像に変換可能である。
【0064】更に、JPEG形式の画像はデータ変換関
数321(MX_JpegToTiff)を利用してT
IFF形式の画像に変換可能である。逆に、TIFF形
式の画像はデータ変換関数322(MX_TiffTo
Jpeg)を利用してJPEG形式の画像に変換可能で
ある。
【0065】〔メディア変換テーブルの具体例〕図6
は、図1のメディア変換テーブル格納手段104に格納
されているメディア変換テーブル105の具体例を示す
図である。以下図1、図2、図6を参照してメディア変
換テーブルの構成を説明する。
【0066】メディア変換テーブル格納手段104は特
定のOS(例えばMS―WINDOWS)における所定
のディレクトリで実現され、メディア変換テーブル10
5はディレクトリ内のファイルで実現されている。
【0067】具体的には、メディア変換テーブル格納手
段104のディレクトリはq:¥system¥con
fであり、更に、メディア変換テーブル105のディレ
クトリはq:¥system¥conf¥media.
tabである。
【0068】上記メディア変換テーブル105の行方向
は、データ変換方法を示し、また列方向は、特定のデー
タ変換方法における設定項目である。該設定項目には、
変換前データ種別610、変換後データ種別611、デ
ータ変換関数名612、DLL名613と、変換速度6
14、変換精度レベル615が設定されている。
【0069】上記変換前データ種別610は変換を行う
メッセージの変換前のデータ種別を示しており、また、
上記変換後データ種別611は変換を行った後のメッセ
ージのデータ種別を示している。ここで、変換前データ
種別610と変換後データ種別611でのデータ種別の
表現は、“/”で区切られている。前半はデータ種別の
大まかな分類を示し、具体的にText、Image、
Audioはそれぞれ、テキストファイル、静止画像フ
ァイル、音声ファイルを示している。後半はデータ形式
を示し、具体的にJis、SJis、Jpeg、Tif
f、AUはそれぞれ、JISコード、SJISコード、
JPEG形式、TIFF形式、AU形式を示している。
【0070】データ変換関数名612と、DLL名61
3は図1で示したデータ変換ライブラリ301の内容に
対応し、図2で示すようなDLLの名称と、データ変換
関数の名称が設定されている。
【0071】変換速度614は、データ変換関数名61
2で示されるデータ変換関数が1秒で変換可能なデータ
量をバイト数で設定されている。この数値が大きいほ
ど、高速に変換が可能であることを示す。
【0072】変換精度レベル615は、データ変換関数
名612で示されるデータ変換関数がメッセージを変換
する場合の品質を数値化したものである。この数値が大
きいほど高い品質のデータ種別の変換が可能である。こ
の数値は絶対的な測定値である必要はなく、同一のデー
タ種別への変換を行う場合の相対的な数値として任意に
設定してもかまわない。変換速度614と変換精度レベ
ル615は、図1のデータ変換方法決定手段103がデ
ータ変換方法を選択する場合の指標となる。
【0073】例えば、データ変換方法601には、JI
SコードのテキストファイルをSJISコードのテキス
トファイルに変換するデータ変換方法が設定されてい
る。ここで、変換前のデータ種別はJISコード、変換
後のデータ種別はSJISコード、データ変換関数はD
LL310(textconv.dll)に含まれる関
数311(MX_JisToSjis)である。また、
上記関数311は毎秒800Kbyteのデータを処理
可能で、変換精度は1であることを示している。
【0074】また、データ変換方法605と607は、
JISコードのテキストファイルをAU音声形式のファ
イルに変換するデータ変換関数が設定されている。上記
データ変換方法605の場合、データ変換関数はDLL
330(audio.dll)に含まれる関数311
(MX_JisToAU)であり、データ変換方法60
7の場合、データ変換関数はDLL340(audio
_fft.dll)に含まれる関数341(MX_Ji
sToAU)である。
【0075】両者とも、JISコードのメッセージをA
U音声形式に変換するデータ変換関数であるが、変換速
度はデータ変換方法605では284Kbyte/se
c、データ変換方法607では11Kbyte/sec
である。また、変換精度レベルはデータ変換方法605
では1、データ変換方法607では4である。この結
果、変換速度が要求される場合は上記関数331を使用
するデータ変換方法605、変換精度が要求される場合
は、上記関数341を使用するデータ変換方法607が
適していることが理解できる。
【0076】なお、メディア変換テーブル105には、
変換ライブラリ格納手段300に格納されているすべて
のデータ変換ライブラリを登録する必要はない。また、
メディア変換テーブル105には、例えば、データ変換
方法602に示すデータ変換ライブラリ(textco
nv_ex.dll)のように変換ライブラリ格納手段
300に格納されていないデータ変換ライブラリも登録
可能である。
【0077】このように、メディア変換テーブル105
の設定と、データ変換ライブラリ格納手段300に実在
するデータ変換ライブラリは完全に対応する必要はな
い。上記メディア変換テーブル105にはパラメータの
デフォルト値が付加される。すなわち上記データ変換テ
ーブル105の後尾の4列の(1),(2),(3),(4) の各欄が
データ変換パラメータ欄に対応しているが、各欄の持つ
意味はデータ変換関数によって異なる。
【0078】図3で説明したデータ変換関数322を実
行するデータ変換方法604に対応して (1)「変換対象
ページ」、 (2)「変換時の回転方法」、 (3)「圧縮
比」、 (4)「画像形式」の欄が設けられ、それぞれ、全
ページに相当する“0”、回転なしに相当する“0”圧
縮比40に対応する“40”、モノクロに相当する
“0”が設定されている。また他の方法においても、必
要なデフォルト値が設定可能となっている。
【0079】〔データベース・メッセージの具体例〕図
7は、データベース500の構成を示す図である。以下
図1と、図6と、図7を参照してデータベース500の
構成と、メディア変換手段100においてデータ種別を
変換する単位となるメッセージについて説明する。メッ
セージは図1のデータベース500内のBOX内の複数
のファイルの集まりであり、該メッセージはBOX番号
とその中のメッセージ番号を指定することで一意に決定
される。ここで、BOXとは掲示板における複数メッセ
ージのグループであり、メッセージはグループ宛てに投
稿された記事と見ることができる。
【0080】データベース500は所定のOS(例えば
MS―WINDOWS)における所定のディレクトリで
BOXはサブディレクトリ、メッセージはそのサブディ
レクトリ内のファイルで実現される。
【0081】具体的には、データベース500はディレ
クトリ(q:¥system¥data¥bbs)と該
ディレクトリ以下のサブディレクトリとそのサブディレ
クトリに含まれファイルで構成される。
【0082】例えばBOXは図7において、ディレクト
リ720(q:¥system¥data¥bbs¥0
0000001)、730(q:¥system¥da
ta¥bbs¥00000002)、740(q:¥s
ystem¥data¥bbs¥00000100)で
ある。ここにおいて、末端のパス名00000001
と、00000002、00000100はBOXを識
別するBOX番号を示している。
【0083】メッセージはBOXを表すサブディレクト
リ内のファイルの集合である。例えば、BOX740の
BOX番号(00000100)にはメッセージ701
(0001)と、メッセージ702(0002)と、メ
ッセージ703(0003)が格納されている。
【0084】メッセージ701は、ファイル711
(q:¥system¥data¥bbs¥00000
100¥0001.jis)と、ファイル712(q:
¥system¥data¥bbs¥00000100
¥0001.sjs)の2つのファイルで構成されてい
る。
【0085】また、メッセージ702は、ファイル71
3(q:¥system¥data¥bbs¥0000
0100¥0002.jis)と、ファイル714
(q:¥system¥data¥bbs¥00000
100¥0002.sjs)と、ファイル715(q:
¥system¥data¥bbs¥00000100
¥0002.au)の3つのファイルで構成されてい
る。
【0086】更に、メッセージ703は、ファイル71
6(q:¥system¥bbs¥data¥0000
0100¥0003.sjs)と、ファイル717
(q:¥system¥bbs¥data¥00000
100¥0003.tif)の二つのファイルで構成さ
れている。
【0087】ファイルの拡張子はファイルのデータ種別
で区別され、図6のメディア変換テーブル105でのデ
ータ種別610・611に対応している。“.jis”
はText/Jis、“.sjs”はText/Sji
s、“.tif”はImage/Tiff、“.jp
g”はImage/Jpeg、“.au”はAudio
/AUに対応している。
【0088】ファイル名が同一で拡張子が異なるファイ
ルはメッセージとしては同一で、ファイル名の拡張子を
除いた部分がメッセージ番号を示している。例えば、フ
ァイル711(q:¥system¥data¥bbs
¥00000100¥0001.jis)と、ファイル
712(q:¥system¥data¥bbs¥00
000100¥0001.sjs)はメッセージ番号0
0000100を構成し、データ種別がText/Ji
sとText/Sjisの異なるデータ種別で、かつ、
同じ内容のデータが格納されているファイルである。
【0089】〔メディア変換手段の具体的なデータ処
理〕次に、図1、図2、図3、図6、図7、図8を用い
て、具体的なメディア変換手段の動作を説明する。
【0090】具体例として、図8に示すように、コンピ
ュータ801と電話802が接続されたメッセージ交換
システム800が存在し、メッセージ交換システム80
0内には、データ種別を変換するメディア変換手段10
0が備わっている。
【0091】図8では図示しないが、メッセージは図7
で示されるデータベース500のBOX0000010
0に格納されているものとする。また、図8では図示し
ないが、メッセージ交換システム800はデータ変換要
求手段200に接続されており、該データ変換要求手段
200が一方において、上記コンピュータ801等の外
部の端末とネットワークを介して接続されるとともに、
他方において図1に示すようにメディア変換手段100
に接続されている。
【0092】ここにおいて、上記コンピュータ801等
の外部の端末よりデータ変換要求手段200への入力方
法はこの発明の主眼とするところではないので、ここで
は上記コンピュータ801等の外部の端末から適正な指
示がデータ変換要求手段200になされるものとし、ま
た、データ変換要求手段200がメディア変換手段10
0より受け取った情報は適正に上記端末に転送されるも
のとして以下の説明をする。
【0093】データ変換ライブラリ格納手段300に
は、図2に示されるようなデータ変換ライブラリ301
が存在し、データベース500には、図7で示されるよ
うなメッセージが格納されているとする。また、メディ
ア変換テーブル105には、図6に示されるようなデー
タ変換方法が設定されているとする。
【0094】以下の説明では、インターネット経由の電
子メールで投稿されたメッセージがデータベース500
にBOX320(番号00000100)、メッセージ
702(番号0002)として存在し、このメッセージ
をMS−WINDOWSが動作するコンピュータ801
で表示し、その次に電話802で聞く場合を考えてみ
る。
【0095】インターネット経由の電子メールで投稿さ
れたメッセージはJISコードのテキストであるが、コ
ンピュータ801で表示する場合のメッセージのデータ
種別はSJISコードのテキストである必要があり、電
話802で聞く場合のメッセージのデータ種別はAU形
式の音声である必要がある。
【0096】そこで、メディア変換手段100を用い
て、BOX740(番号00000100)のメッセー
ジ702(番号0002)のメッセージをSJISコー
ドに変換し、続いて、AU形式の音声に変換する手順を
説明する。データベース500の初期状態は図7に示す
とおりであるが、ファイル714(0002.sjs)
と、ファイル715(0002.au)は初期状態にお
いて存在しないものとする。
【0097】また、変換対象のメッセージは、BOX7
40(番号00000100)に格納されており、特に
説明しない限りメッセージ702(番号0002)を指
すものとする。
【0098】〔メッセージをSJISコードのテキスト
に変換する例〕最初に、上記メッセージ702をMS−
WINDOWSが動作するコンピュータ801で表示す
るために、SJISコードのテキストに変換する例を説
明する。説明の過程で、適宜、他のメッセージの変換例
も説明する。
【0099】変換動作制御手段101はデータ変換要求
手段200からメッセージ702のデータ種別変換要求
を受け取り変換動作を開始する。データ変換要求手段2
00からのメッセージ702のデータ種別変換要求に
は、変換対象のメッセージとしてメッセージ702の番
号0002、変換前のデータ種別としてText/Ji
s、変換後のデータ種別としてText/Sjis、変
換実行フラグはON、変換時の優先項目として変換精度
が指定されているとする。
【0100】変換動作制御手段101は、変換対象のメ
ッセージとしてメッセージ702の番号0002、変換
前のデータ種別としてText/Jis、変換後のデー
タ種別としてText/Sjis、変換時の優先項目と
して変換精度を変換前データ種別決定手段102に通知
する。
【0101】変換前データ種別決定手段102では、メ
ッセージに対応するファイルをデータ管理手段400を
介してデータベース500から取得する。メッセージ7
02に対応するファイルは図7のファイル713(00
02.jis)のみであり、このファイル713のデー
タ種別は拡張子からText/Jisと判断できる。そ
してこのデータ種別は指定された変換前のデータ種別に
一致しているので、Text/Jisを変換前のデータ
種別とすることができる。
【0102】ここで、変換前のデータ種別が指定されな
い場合でも、メッセージ702に対応するファイル71
3(0002.jis)の拡張子から、変換前のデータ
種別はText/Jisに決定することができる。ま
た、変換前のデータ種別がText/Jisでない場合
は、変換不能として変換動作制御手段101に結果を通
知する。
【0103】この結果、変換前データ種別決定手段10
2は、変換前のデータ種別としてText/Jis、変
換後のデータ種別としてText/Sjis、変換時優
先項目として変換精度をデータ変換方法決定手段103
に通知する。
【0104】データ変換方法決定手段103では、図6
に示されるメディア変換テーブル105から変換前のデ
ータ種別がText/Jisでかつ、変換後のデータ種
別がText/Sjisに一致するデータ変換方法を検
索した結果、データ変換方法601、602を見つけ出
すことができる。
【0105】ここで、メディア変換テーブル105に該
当するデータ変換方法が存在しない場合、変換不能とし
て変換動作制御手段101に、結果を通知し、変換動作
制御手段101もデータ変換要求手段200に変換不能
として結果を通知する。
【0106】次に、これらの中から、変換時優先項目の
変換精度を参照して、データ変換方法の組み込み順序を
602、601の順とする。変換精度が同値の場合、メ
ディア変換テーブル105の上位から下位に向かっての
設定順とする。
【0107】その結果、データ変換方法決定手段103
はデータ変換方法602、601を組み込み順序をつけ
て変換動作制御手段101に通知する。この通知を受け
て変換動作制御手段101は、データ変換方法を60
2、601の順序でメディア変換ライブラリを組み込む
ようにデータ変換ライブラリ組み込み手段106に通知
する。
【0108】データ変換ライブラリ組み込み手段106
では、まず、データ変換方法602を組み込むため、デ
ータ変換ライブラリ301を検索しDLL(textc
onv_ex.dll)をデータ変換ライブラリ格納手
段301から探す。しかし、該DLL(textcon
v_ex.dll)が存在しないため、次のデータ変換
方法601を組み込むためDLL(textconv.
dll)をデータ変換ライブラリ格納手段301から探
す。DLL(textconv.dll)は存在するの
で、該DLL310(textconv.dll)をメ
ディア変換手段100の一部として組み込み、データ種
別を変換する場合の関数311(MX_JisToSj
is)を設定し、設定結果を変換動作制御手段101に
通知する。
【0109】ここで、上記DLL310も存在しない場
合や、該DLL310中に上記データ変換関数311が
存在しない場合、変換不能として変換動作制御手段10
1に、結果を通知し、変換動作制御手段101もデータ
変換要求手段200に変換不能として結果を通知する。
【0110】上記変換動作制御手段101はデータ変換
ライブラリ組み込み手段106からデータ変換方法60
1の組み込みが成功した通知を受け取ると、変換実行フ
ラグがONであるのでデータ変換実行手段107を利用
して、メッセージのデータ種別を変換する。
【0111】データ変換実行手段107は、組み込まれ
たDLL310のデータ変換関数311を使用して、フ
ァイル713(0002.jis)の文字コードをJI
SからSJISに変換し、ファイル714(0002.
sjs)を作成する。そして、該ファイル714をデー
タ管理手段400を介して、データベース500内のB
OX740(番号00000100)に対応するディレ
クトリ(q:¥system¥data¥bbs¥00
000100)に配置する。
【0112】したがって、メッセージ702はファイル
713(0002.jis)と、ファイル714(00
02.sjs)で構成されることになる。データ種別の
変換が完了すると、データ変換実行手段107は、デー
タ種別の変換が成功したことを変換動作制御手段101
に通知し、更に変換動作制御手段101はデータ変換要
求手段200に同様の内容を通知する。その結果、デー
タ変換要求手段200では、SJISコードのテキスト
ファイルのメッセージを取得することができ、コンピュ
ータ801等の外部の端末に転送可能となる。
【0113】このように、JISコードのテキストファ
イルで格納されたメッセージをSJISコードのテキス
トファイルに変換する場合、データ変換ライブラリ格納
手段300から、利用可能なデータ変換ライブラリ30
1を選択して組み込み、データ変換を実行することがで
きる。
【0114】〔変換動作実行フラグがOFFの例〕また
別の例では、データ変換要求手段200からの、メッセ
ージ703(番号0003)のデータ種別変換要求にお
いて、変換前のデータ種別としてImage/Tif
f、変換後のデータ種別としてImage/Jpeg、
変換時優先項目として変換速度が指定され、かつ変換動
作実行フラグがOFFとなっている場合を考える。
【0115】この場合、変換前データ種別決定手段10
2では、変換前データ種別としてImage/Tiff
が確定され、データ変換方法決定手段103でデータ変
換方法604が選択され、データ変換ライブラリ組み込
み手段106ではデータ変換方法604に対応するDL
L320(imageconv.dll)と、データ変
換関数322(MX_TiffToJpeg)が組み込
まれる。
【0116】ここで、変換動作制御手段101は変換動
作実行フラグが上記のようにOFFなので、データ種別
の変換を実行せずに、データ変換方法604の内容、す
なわち、DLL320の名称(imageconv.d
ll)、データ変換関数322の名称(MX_Tiff
ToJpeg)をデータ変換要求手段200に通知す
る。
【0117】データ変換要求手段200(端末のコンピ
ュータ801)はこの段階で上記パラメータの内容を変
更する旨の指示を出し、図3に示す項目をデータ変換要
求手段200(端末コンピュータ801)より入力する
ことによってメッセージ703の内容を独自のパラメー
タで変換することができる。
【0118】例えば、メディア変換手段100では変換
時の回転はデフォルト「なし」となっているが、変換時
の回転を「右90度」に指定して変換が可能となる。更
に、上記変換方法がデータ変換要求手段200(端末の
コンピュータ801)に通知された段階で端末のユーザ
は変換手順の中止を指示することができる。これによっ
て、ユーザは変換方法に関する情報を取得したことにな
り、独自の方法での変換が可能となる。
【0119】〔メッセージをAU形式の音声に変換する
例〕続いて、メッセージを電話802で聞くために、A
U形式の音声に変換する例を説明する。
【0120】変換動作制御手段101は、電話802と
ネットワークを介して接続されているデータ変換要求手
段200から、メッセージ702のデータ変換要求を受
け取り変換動作を開始する。
【0121】データ変換要求手段200からのメッセー
ジのデータ種別変換要求には、変換対象のメッセージと
してメッセージ702の番号0002、変換前のデータ
種別は指定されず、変換後のデータ種別としてAudi
o/AU、変換実行フラグはON、変換時の優先項目と
して変換速度が指定されているとする。
【0122】変換動作制御手段101は、変換対象のメ
ッセージとしてメッセージ702の番号0002、変換
後のデータ種別としてText/Sjis、変換時の優
先項目として変換速度、変換前のデータ種別は未設定と
して、変換前データ種別決定手段102に通知し、この
通知を受けた変換前データ種別決定手段102では、メ
ッセージ702に対応するファイルをデータ管理手段4
00を介してデータベース500から取得する。
【0123】ここで、先程のText/JisからTe
xt/Sjisへのデータ種別変換の結果が利用できる
ので、メッセージ702に対応するファイルはファイル
713(0002.jis)と、ファイル714(00
02.sjs)があることになる。そこで、変換前のデ
ータ種別は上記ファイル713と、ファイル714の拡
張子からText/Jisと、Text/Sjisとす
ることができる。
【0124】変換前データ種別決定手段102は、変換
前のデータ種別としてText/Jisまたは、Tex
t/Sjis、変換後のデータ種別としてAudio/
AU、変換時優先項目として変換速度をデータ変換方法
決定手段102に通知する。
【0125】データ変換方法決定手段103では、メデ
ィア変換テーブル105から変換前のデータ種別として
Text/Jisまたは、Text/Sjis、変換後
のデータ種別としてAudio/AUに一致するデータ
変換方法を検索した結果、データ変換方法605と、6
06と、607と、608を見つけ出すことができる。
【0126】次に、これらの中から、変換時優先項目の
変換速度を参照して、データ変換方法の組み込み順序を
606、605、608、607の順とする。データ変
換方法決定手段103はデータ変換方法606、60
5、608、607を組み込み順序をつけて変換動作制
御手段101に通知する。この通知を受けた変換動作制
御手段101は、データ変換方法を606、605、6
08、607の順序でメディア変換ライブラリを組み込
むようにデータ変換ライブラリ組み込み手段106に通
知する。
【0127】データ変換ライブラリ組み込み手段106
では、まず、データ変換方法606を組み込むため、D
LL(audio.dll)をデータ変換ライブラリ格
納手段300から探す。ここではDLL330が(au
dio.dll)としてが存在するので、該DLL33
0をメディア変換手段100の一部として組み込み、デ
ータ種別を変換する場合の実行関数として、データ変換
関数331(MX_SjisToAU)を設定し、設定
結果を変換動作制御手段101に通知する。他のデータ
変換方法605、608、607はこの時点で捨てられ
る。
【0128】変換動作制御手段101は、変換ライブラ
リ組み込み手段106からデータ変換方法606の組み
込みが成功した通知を受け取ると、変換実行フラグがO
Nであることを確認してデータ変換実行手段107を利
用して、メッセージのデータ種別を変換する。
【0129】データ変換実行手段107は、組み込まれ
たDLL330のデータ変換関数331を使用して、フ
ァイル714(0002.sjs)を音声合成して、フ
ァイル715(0002.au)を作成し、該ファイル
715をデータ管理手段400を介して、データベース
500内のBOX740に対応するディレクトリ(q:
¥system¥data¥bbs¥0000010
0)に配置する。
【0130】したがって、BOX740のメッセージ7
02(番号0002)に対応するメッセージは、ファイ
ル713(0002.jis)と、ファイル714(0
002.sjs)と、ファイル715(0002.a
u)で構成されることになる。
【0131】データ変換実行手段107は、データ種別
の変換が成功したことを変換動作制御手段101に通知
し、更に変換動作制御手段101はデータ変換要求手段
200に同様の内容を通知する。これによって、データ
変換要求手段200では、AU形式の音声ファイルのメ
ッセージを取得することができることになる。
【0132】このように、JISコードのテキストファ
イルで格納されたメッセージをAU形式の音声ファイル
に変換する場合、以前のデータ種別の変換で作成された
SJISコードのテキストファイルを利用することで、
従来必要であるJISコードからSJISコードへの変
換処理を省略できる。また、SJISコードのテキスト
ファイルで格納されたメッセージをAU形式の音声ファ
イルに変換する場合データ変換関数として、最も高速に
変換可能なデータ変換関数を使用することができる。
【0133】以上のように本発明によれば、システム稼
働中にデータ変換ライブラリ格納手段300に格納した
データ変換ライブラリ301をデータ変換ライブラリ組
み込み手段106を利用して、メディア変換手段100
の一部に組み込むことができるため、メディア変換手段
100の機能を容易に拡張することができる。
【0134】また、データ変換方法をメディア変換テー
ブル105に設定された複数のデータ変換方法の中か
ら、変換時優先項目にしたがって選択できるため、デー
タ変換要求手段200の要求に沿った変換速度重視また
は、変換精度レベル重視のデータ種別変換を実行でき
る。
【0135】また、メディア変換手段100ではデータ
種別の変換を実行せず、DLL名とデータ変換関数名を
データ変換要求手段200に通知することができるの
で、データ変換要求手段200でデータ変換手段100
とは異なったパラメータを使用してメッセージのデータ
変換を実行できる。
【0136】また、データ変換要求手段200では、変
換後のメッセージを格納して次のデータ種別の変換で利
用することで、変換速度のより早いデータ変換方法を実
行できる。さらに、特定のメッセージに対して変換後の
データ種別のみを指定してデータ種別の変換が要求でき
るので、取得対象のメッセージのデータ種別を知る必要
がない。
【0137】
【発明の効果】本発明のメディア変換システムによれ
ば、 (1)メッセージのデータ種別を変換するために使用す
るデータ変換関数を、メディア変換手段の外部に格納さ
れているデータ変換ライブラリから、データ種別の変換
を実行する直前にメディア変換手段の機能として組み込
んでいる。そのため、メディア変換手段を再構築せず、
メディア変換テーブルを変更することで、データ変換関
数の追加・削除・変更を容易に行うことができるため、
メディア変換機能を柔軟に変更することが可能である。
【0138】(2)メディア変換テーブルに設定されて
いるデータ変換方法に対して、変換速度と変換精度レベ
ルの変換コストに関する指標を付加している。そのた
め、変換前のデータ種別と、変換後のデータ種別の組み
合わせが同一の場合でも、複数のデータ変換モジュール
をメディア変換テーブルに設定可能である。その結果、
変換コストの指標を参照して、高速な、あるいは、高品
質なデータ変換方法を選択、実行することができる。ま
た、一つの変換後データ種別に対して、複数の変換前の
データ種別が設定されている場合のように、実行可能な
データ変換方法が複数存在する場合でも、変換コストの
指標を参照して、高速な、あるいは、高品質なデータ変
換方法を選択、実行することができる。
【0139】(3)データ変換ライブラリ組み込み手段
により、実行可能となったデータ変換方法、データ変換
ライブラリと、その中のデータ変換関数をデータ変換要
求手段に通知している。そのため、データ変換要求手段
ではデータ変換手段とは異なったパラメータでデータ変
換関数を実行してメッセージのデータ種別を変換するこ
とができる。また、メッセージのデータ種別の変更を実
行せず、データ種別の変換可能性を知ることができる。
【0140】(4)メッセージのデータ種別を変換した
結果をデータベースに保存し、次にそのメッセージのデ
ータ種別を変換する場合の変換元のデータ種別として利
用している。そのため、データ変換要求手段では、メッ
セージと変換後のデータ種別のみを指定するだけで、適
切な変換前のメッセージのデータ種別とデータ変換方法
を用いてメッセージを目的のデータ種別で取り出すこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメディア変換手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】データ変換ライブラリを示すが概念図図であ
る。
【図3】データ変換関数の設定パラメータを示す概念図
である。
【図4】本発明による特定の変換経路を示す概念図であ
る。
【図5】本発明によって可能になる変換経路を示す概念
図である。
【図6】メディア変換テーブルの具体例を示す概念図で
ある。
【図7】データベースの具体例を示す概念図である。
【図8】本発明を用いたメッセージ交換システムの例を
示す概念図である。
【図9】本発明のメディア変換手段の処理手順を示すフ
ロー図である。
【図10】従来のメディア変換システムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
100 メディア変換手段 101 変換動作制御手段 102 変換前データ種別決定手段 103 データ変換ライブラリ決定手段 104 メディア変換テーブル格納手段 105 メディア変換テーブル 106 データ変換ライブラリ組み込み手段 107 データ変換実行手段 200 データ変換要求手段 300 データ変換ライブラリ格納手段 301 データ変換ライブラリ 400 データ管理手段 500 データベース 501 メッセージ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ変換要求手段より得られる、変換対
    象となるデータと、変換前のデータ種別と、変換後のデ
    ータ種別を含む変換要求に基づいてデータ変換を行うメ
    ディア変換システムにおいて、 上記変換前のデータ種別と、変換後のデータ種別と、デ
    ータ種別の変換を行うデータ変換方法の対応が登録され
    たメディア変換テーブルと、 上記メディア変換テーブルを参照して、変換前のデータ
    種別と、変換後のデータ種別から特定のデータ変換方法
    を決定するデータ変換方法決定手段と、 上記データ変換方法決定手段で決定された、データ変換
    方法に対応するデータ変換ライブラリを、データ変換実
    行時に、データ変換実行手段に組み込むデータ変換ライ
    ブラリ組み込み手段と、 上記データ変換ライブラリによるデータ変換を実行する
    データ変換実行手段を備えたことを特徴とするメディア
    変換システム。
  2. 【請求項2】上記メディア変換テーブルに登録されてい
    るデータ変換方法に対し、選択対象の複数のデータ変換
    方法から特定のデータ変換方法を決定する際の優先項目
    要素を付加し、該優先項目要素を参照してデータ変換方
    法を決定するデータ変換方法決定手段を備えた請求項1
    に記載のメディア変換システム。
  3. 【請求項3】上記変換要求に、変換を実行するか否かの
    フラグを含め、該フラグが変換を実行しない旨を示して
    いるとき、データ変換方法決定手段が決定したデータ変
    換方法をデータ変換要求手段に通知する変換動作制御手
    段を備えた請求項1に記載のメディア変換システム。
  4. 【請求項4】変換対象のデータを、少なくとも1つのデ
    ータ種別でデータベースに保存するとともに、該データ
    とデータ種別を管理するデータ管理手段と、 上記データ変換要求手段より得られる上記変換要求に基
    づいて、データ管理手段により管理されているデータ種
    別を参照し、変換前のデータ種別として変換後のデータ
    種別に変換可能なデータ種別を候補として決定する変換
    前データ種別決定手段とを備えた請求項1に記載のメデ
    ィア変換システム。
  5. 【請求項5】上記データ変換要求手段より得られる変換
    要求に含まれる変換前のデータ種別を、データ管理手段
    が管理している実際の変換前のデータのデータ種別と比
    較し、両者が一致しているときに、該変換要求を上記デ
    ータ変換方法決定手段に渡す変換前データ種別決定手段
    を備えた請求項4に記載のメディア変換システム。
  6. 【請求項6】上記データ変換要求手段より得られる変換
    要求に変換前のデータ種別が含まれないとき、データ管
    理手段が管理している実際の変換前のデータ種別を変換
    前のデータ種別として、上記データ変換方法決定手段に
    渡す変換前データ種別決定手段を備えた請求項4に記載
    のメディア変換システム。
  7. 【請求項7】上記データ変換要求手段より得られる変換
    要求に含まれる変換前のデータ種別を、データ管理手段
    が管理している実際の変換前のデータのデータ種別と比
    較し、両者が不一致のときに、上記データ変換要求手段
    に変換不能を通知する変換前データ種別決定手段を備え
    た請求項4に記載のメディア変換システム。
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