JP2000003298A - 電子ファイル格納方法 - Google Patents
電子ファイル格納方法Info
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- JP2000003298A JP2000003298A JP10168035A JP16803598A JP2000003298A JP 2000003298 A JP2000003298 A JP 2000003298A JP 10168035 A JP10168035 A JP 10168035A JP 16803598 A JP16803598 A JP 16803598A JP 2000003298 A JP2000003298 A JP 2000003298A
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- Japan
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電子ファイル格納装置や電子データ編集装置に
おいて、ファイルがユーザの直観に近いディレクトリも
しくはフォルダに格納されている確率を高くし、ファイ
ルの検索にかける時間を短縮する。 【解決手段】ユーザが目的のファイルを検索する際に、
そのファイルを見つけるためにユーザがどのフォルダも
しくはディレクトリを検索したのかについて記憶し、フ
ォルダもしくはディレクトリの階層情報にもとづいてユ
ーザが最初に探したフォルダもしくはディレクトリを判
断し、目的とするファイルが見つかった後に、ユーザが
はじめに探したフォルダもしくはディレクトリへそのフ
ァイルを自動的に格納する。
おいて、ファイルがユーザの直観に近いディレクトリも
しくはフォルダに格納されている確率を高くし、ファイ
ルの検索にかける時間を短縮する。 【解決手段】ユーザが目的のファイルを検索する際に、
そのファイルを見つけるためにユーザがどのフォルダも
しくはディレクトリを検索したのかについて記憶し、フ
ォルダもしくはディレクトリの階層情報にもとづいてユ
ーザが最初に探したフォルダもしくはディレクトリを判
断し、目的とするファイルが見つかった後に、ユーザが
はじめに探したフォルダもしくはディレクトリへそのフ
ァイルを自動的に格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的なファイル
を格納する電子ファイル格納装置に関し、特に、ユーザ
が目的のファイルを効率よく検索するのに好適な電子フ
ァイル格納方法に関する。
を格納する電子ファイル格納装置に関し、特に、ユーザ
が目的のファイルを効率よく検索するのに好適な電子フ
ァイル格納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイリングシステムなどの電
子ファイル格納装置やパソコンなどの電子データ編集装
置において、外部記憶装置に格納された電子ファイル
を、階層化されたフォルダあるいはディレクトリと呼ば
れる電子的な見出しの下に保管する方法が広く普及して
いる。
子ファイル格納装置やパソコンなどの電子データ編集装
置において、外部記憶装置に格納された電子ファイル
を、階層化されたフォルダあるいはディレクトリと呼ば
れる電子的な見出しの下に保管する方法が広く普及して
いる。
【0003】このような装置においてユーザが目的のフ
ァイルを検索する場合には、まず、ユーザが特定のフォ
ルダもしくはディレクトリを指定し、その直下の階層の
フォルダもしくはディレクトリを表示させる。表示され
たフォルダもしくはディレクトリの中から、ユーザが目
的のファイルが保管されていると考えられるフォルダも
しくはディレクトリを選択し、次に選択したフォルダも
しくはディレクトリの直下のフォルダもしくはディレク
トリを表示させる。
ァイルを検索する場合には、まず、ユーザが特定のフォ
ルダもしくはディレクトリを指定し、その直下の階層の
フォルダもしくはディレクトリを表示させる。表示され
たフォルダもしくはディレクトリの中から、ユーザが目
的のファイルが保管されていると考えられるフォルダも
しくはディレクトリを選択し、次に選択したフォルダも
しくはディレクトリの直下のフォルダもしくはディレク
トリを表示させる。
【0004】このような動作を繰り返した後、フォルダ
もしくはディレクトリに保管されているファイルが表示
されると、それらのなかに目的のファイルがあるかどう
かをユーザが探す。もし、目的のファイルがなければ、
他のフォルダもしくはディレクトリについて、同様の動
作を繰り返す。
もしくはディレクトリに保管されているファイルが表示
されると、それらのなかに目的のファイルがあるかどう
かをユーザが探す。もし、目的のファイルがなければ、
他のフォルダもしくはディレクトリについて、同様の動
作を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ファイル格
納方法では、格納するファイルが増加するにつれてフォ
ルダもしくはディレクトリの数も増加し、かつ階層が深
くなるため、ユーザがファイルを探す際に、目的のファ
イルがどのフォルダもしくはディレクトリに格納されて
いるのかについて記憶が定かでないと、多くのフォルダ
もしくはディレクトリの中を確認する必要が発生し、目
的のファイルを検索するのに時間と手間がかかるという
問題があった。
納方法では、格納するファイルが増加するにつれてフォ
ルダもしくはディレクトリの数も増加し、かつ階層が深
くなるため、ユーザがファイルを探す際に、目的のファ
イルがどのフォルダもしくはディレクトリに格納されて
いるのかについて記憶が定かでないと、多くのフォルダ
もしくはディレクトリの中を確認する必要が発生し、目
的のファイルを検索するのに時間と手間がかかるという
問題があった。
【0006】本発明の目的は、ファイルをユーザがもっ
とも自然だと考えるフォルダもしくはディレクトリに自
動的に格納することにより、数多くのフォルダもしくは
ディレクトリの中を捜す手間をかけることなく、目的の
ファイルを見つける方法を提供することにある。
とも自然だと考えるフォルダもしくはディレクトリに自
動的に格納することにより、数多くのフォルダもしくは
ディレクトリの中を捜す手間をかけることなく、目的の
ファイルを見つける方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ユーザのファイル検索経路を記憶し、
目的とするファイルが見つかった後にそのファイルを格
納するファイルの格納先を自動的に指定するファイル格
納先管理部と、電子ファイルを保存する外部記憶装置
と、各部へのデータの読み出し・書き込み・書き換えを
コントロールする制御部と、データの入力手段および表
示手段を備える。
め、本発明では、ユーザのファイル検索経路を記憶し、
目的とするファイルが見つかった後にそのファイルを格
納するファイルの格納先を自動的に指定するファイル格
納先管理部と、電子ファイルを保存する外部記憶装置
と、各部へのデータの読み出し・書き込み・書き換えを
コントロールする制御部と、データの入力手段および表
示手段を備える。
【0008】ファイル格納先管理部には、ユーザがファ
イルを検索するときに指定したフォルダもしくはディレ
クトリを記憶する検索先記憶領域と、指定された格納先
を保持するファイル格納先保持領域と、ファイル格納先
保持領域が書き換え可能かどうかを示すデータを保持す
る書き換え許可フラグ保持領域とを備える。
イルを検索するときに指定したフォルダもしくはディレ
クトリを記憶する検索先記憶領域と、指定された格納先
を保持するファイル格納先保持領域と、ファイル格納先
保持領域が書き換え可能かどうかを示すデータを保持す
る書き換え許可フラグ保持領域とを備える。
【0009】また、上記のほかに、外部記憶装置へアク
セスする回数を減らすために、一時記憶領域を備えると
よい。
セスする回数を減らすために、一時記憶領域を備えると
よい。
【0010】ユーザがファイルを検索する際には、ま
ず、ユーザが制御部に、ファイルの検索を行う指示を出
す。
ず、ユーザが制御部に、ファイルの検索を行う指示を出
す。
【0011】制御部は、外部記憶装置から、保存されて
いるファイルについての管理情報(保存されているファ
イルの名称、ファイルが格納されているフォルダもしく
はディレクトリ名、フォルダもしくはディレクトリの階
層関係など)を読み出し、予め指定されたフォルダもし
くはディレクトリについて、そのフォルダもしくはディ
レクトリに格納されているフォルダもしくはディレクト
リを表示する。
いるファイルについての管理情報(保存されているファ
イルの名称、ファイルが格納されているフォルダもしく
はディレクトリ名、フォルダもしくはディレクトリの階
層関係など)を読み出し、予め指定されたフォルダもし
くはディレクトリについて、そのフォルダもしくはディ
レクトリに格納されているフォルダもしくはディレクト
リを表示する。
【0012】ユーザが表示手段に表示されたフォルダも
しくはディレクトリの中から、検索したいフォルダもし
くはディレクトリを一つ選択すると、制御部は、選択さ
れたフォルダもしくはディレクトリに格納されているフ
ォルダもしくはディレクトリを表示するとともに、選択
されたフォルダもしくはディレクトリを格納先管理部内
の検索先記憶領域に保持する。
しくはディレクトリの中から、検索したいフォルダもし
くはディレクトリを一つ選択すると、制御部は、選択さ
れたフォルダもしくはディレクトリに格納されているフ
ォルダもしくはディレクトリを表示するとともに、選択
されたフォルダもしくはディレクトリを格納先管理部内
の検索先記憶領域に保持する。
【0013】一方、制御部は、書き換え許可フラグ保持
領域を確認し、書き換えが許可されている場合は以下の
操作を行い、書き換えが許可されていない場合は何も行
わない。
領域を確認し、書き換えが許可されている場合は以下の
操作を行い、書き換えが許可されていない場合は何も行
わない。
【0014】検索先記憶領域に保持されているフォルダ
もしくはディレクトリとファイル格納先保持領域に保持
されているフォルダもしくはディレクトリを比較し、外
部記憶装置に保持されているファイル管理情報を参照し
て、ファイル格納先保持領域に保持されているフォルダ
もしくはディレクトリが検索先記憶領域に保持されてい
るフォルダもしくはディレクトリの親(一階層上)に当
たる場合、もしくはファイル格納先保持領域が空である
場合に、検索先記憶領域に保持されているデータをファ
イル格納先保持領域にコピーする。上記以外の場合は、
書き換え許可フラグ保持領域の内容を「書き換え不許
可」に書き換える。
もしくはディレクトリとファイル格納先保持領域に保持
されているフォルダもしくはディレクトリを比較し、外
部記憶装置に保持されているファイル管理情報を参照し
て、ファイル格納先保持領域に保持されているフォルダ
もしくはディレクトリが検索先記憶領域に保持されてい
るフォルダもしくはディレクトリの親(一階層上)に当
たる場合、もしくはファイル格納先保持領域が空である
場合に、検索先記憶領域に保持されているデータをファ
イル格納先保持領域にコピーする。上記以外の場合は、
書き換え許可フラグ保持領域の内容を「書き換え不許
可」に書き換える。
【0015】ユーザが目的のファイルを見つけ、制御部
にそのファイルの読み出しを指示すると、制御部は外部
記憶装置からそのファイルの読み出しを行うとともに、
ファイルの管理情報を書き換える。
にそのファイルの読み出しを指示すると、制御部は外部
記憶装置からそのファイルの読み出しを行うとともに、
ファイルの管理情報を書き換える。
【0016】ユーザがファイルを検索するために一階層
ずつ順に深い階層のフォルダもしくはディレクトリを指
定していくと、ファイル格納先保持領域にはユーザが現
在検索しているフォルダもしくはディレクトリが保持さ
れるが、一度、現在検索しているフォルダもしくはディ
レクトリよりも上または同じ階層のほかのフォルダもし
くはディレクトリを探したりすると、ファイル格納先保
持領域には、その直前に指定されたフォルダもしくはデ
ィレクトリが保持されたまま書き換えられなくなるた
め、ファイル格納先保持領域には、ユーザが最初に探し
たフォルダもしくはディレクトリが保持されることにな
り、目的のファイルが見つかったときに、そのファイル
が自動的にユーザが最初に探したフォルダもしくはディ
レクトリに格納することができる。
ずつ順に深い階層のフォルダもしくはディレクトリを指
定していくと、ファイル格納先保持領域にはユーザが現
在検索しているフォルダもしくはディレクトリが保持さ
れるが、一度、現在検索しているフォルダもしくはディ
レクトリよりも上または同じ階層のほかのフォルダもし
くはディレクトリを探したりすると、ファイル格納先保
持領域には、その直前に指定されたフォルダもしくはデ
ィレクトリが保持されたまま書き換えられなくなるた
め、ファイル格納先保持領域には、ユーザが最初に探し
たフォルダもしくはディレクトリが保持されることにな
り、目的のファイルが見つかったときに、そのファイル
が自動的にユーザが最初に探したフォルダもしくはディ
レクトリに格納することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面により詳細に説明する。
て図面により詳細に説明する。
【0018】図1は本発明を適用した電子ファイル格納
装置の実施形態のブロック図を示したものである。10
はデータの表示手段、20はデータの入力手段、30は
各部へのデータの読み出し・書き込み・書き換えをコン
トロールする制御部、40はユーザのファイル検索経路
を記憶し、目的とするファイルが見つかった後にそのフ
ァイルを格納するファイルの格納先を自動的に指定する
ファイル格納先管理部、50は電子ファイルを保存する
外部記憶装置である。
装置の実施形態のブロック図を示したものである。10
はデータの表示手段、20はデータの入力手段、30は
各部へのデータの読み出し・書き込み・書き換えをコン
トロールする制御部、40はユーザのファイル検索経路
を記憶し、目的とするファイルが見つかった後にそのフ
ァイルを格納するファイルの格納先を自動的に指定する
ファイル格納先管理部、50は電子ファイルを保存する
外部記憶装置である。
【0019】ファイル格納先管理部40は、ユーザがフ
ァイルを検索するときに指定したフォルダもしくはディ
レクトリを記憶する検索先記憶領域41、指定された格
納先を保持するファイル格納先保持領域42、ファイル
格納先保持領域が書き換え可能かどうかを示すデータを
保持する書き換え許可フラグ保持領域43を有してい
る。また外部記憶装置50には、電子ファイルを格納す
るファイル格納領域51、ファイル名、格納場所、ディ
レクトリ階層などファイル管理のための情報を格納する
ファイル管理情報格納領域52を有している。図1では
ファイル管理のための情報のうちディレクトリ階層管理
テーブル60のみを図示している。
ァイルを検索するときに指定したフォルダもしくはディ
レクトリを記憶する検索先記憶領域41、指定された格
納先を保持するファイル格納先保持領域42、ファイル
格納先保持領域が書き換え可能かどうかを示すデータを
保持する書き換え許可フラグ保持領域43を有してい
る。また外部記憶装置50には、電子ファイルを格納す
るファイル格納領域51、ファイル名、格納場所、ディ
レクトリ階層などファイル管理のための情報を格納する
ファイル管理情報格納領域52を有している。図1では
ファイル管理のための情報のうちディレクトリ階層管理
テーブル60のみを図示している。
【0020】外部記憶装置50の実現形態は、ハードデ
ィスク、フロッピーディスク、光ディスクなど何であっ
てもかまわない。また、10から50の各部はLANな
どの通信回線を通じて結ばれていてもよい。
ィスク、フロッピーディスク、光ディスクなど何であっ
てもかまわない。また、10から50の各部はLANな
どの通信回線を通じて結ばれていてもよい。
【0021】図2は、ファイル管理情報格納領域52内
に格納されているディレクトリ階層管理テーブル60の
具体例である。領域61には格納されているファイル名
とディレクトリ名、領域62には、それぞれのファイル
およびディレクトリの親ディレクトリ名が記録されてい
る。
に格納されているディレクトリ階層管理テーブル60の
具体例である。領域61には格納されているファイル名
とディレクトリ名、領域62には、それぞれのファイル
およびディレクトリの親ディレクトリ名が記録されてい
る。
【0022】次に、本電子ファイル格納装置による電子
ファイルの格納方法について図3のフローチャートに従
って説明する。図3は、ユーザが、外部記憶装置50内
のファイル格納領域51に格納されている電子ファイル
を検索する場合を示したものである。本実施形態では、
図4に示すように、204に示した10個の電子ファイ
ルが201から203に示した3階層のディレクトリに
分類されて格納されているものとする。もちろん、実際
においては、電子ファイルの数は10個に限る必要はな
く、ディレクトリの階層数も3に限る必要はない。
ファイルの格納方法について図3のフローチャートに従
って説明する。図3は、ユーザが、外部記憶装置50内
のファイル格納領域51に格納されている電子ファイル
を検索する場合を示したものである。本実施形態では、
図4に示すように、204に示した10個の電子ファイ
ルが201から203に示した3階層のディレクトリに
分類されて格納されているものとする。もちろん、実際
においては、電子ファイルの数は10個に限る必要はな
く、ディレクトリの階層数も3に限る必要はない。
【0023】ユーザは、外部記憶装置50内の電子ファ
イルを検索する必要が生じると、入力手段20より制御
部30にに対して検索開始の指示を出す。制御部30
は、検索開始の指示を受けて、外部記憶装置50内のフ
ァイル管理情報格納領域51からファイル管理情報(保
存されているファイルの名称、ファイルが格納されてい
るディレクトリの名称、ディレクトリの階層関係などに
関する情報)を読み出す(ステップ101)。
イルを検索する必要が生じると、入力手段20より制御
部30にに対して検索開始の指示を出す。制御部30
は、検索開始の指示を受けて、外部記憶装置50内のフ
ァイル管理情報格納領域51からファイル管理情報(保
存されているファイルの名称、ファイルが格納されてい
るディレクトリの名称、ディレクトリの階層関係などに
関する情報)を読み出す(ステップ101)。
【0024】制御部30は、読み出されたファイル管理
情報の中から、あらかじめ指定されたディレクトリにつ
いて、そのディレクトリに格納されているディレクトリ
を表示手段10に表示する(ステップ102)。図5
は、表示手段10に表示された画面を示す図である。表
示の形式としては、図5のほかに、図6に示すようなフ
ォルダ形式も公知であり、いずれの形式でもかまわな
い。本実施形態では、ステップ102において表示手段
に表示するディレクトリとして予めルートディレクトリ
が指定されているものとする。また、図7はステップ1
02の時点でのファイル格納先管理部40の状態を表し
た図である。
情報の中から、あらかじめ指定されたディレクトリにつ
いて、そのディレクトリに格納されているディレクトリ
を表示手段10に表示する(ステップ102)。図5
は、表示手段10に表示された画面を示す図である。表
示の形式としては、図5のほかに、図6に示すようなフ
ォルダ形式も公知であり、いずれの形式でもかまわな
い。本実施形態では、ステップ102において表示手段
に表示するディレクトリとして予めルートディレクトリ
が指定されているものとする。また、図7はステップ1
02の時点でのファイル格納先管理部40の状態を表し
た図である。
【0025】ユーザが表示手段10に表示されたディレ
クトリの中から、検索したいディレクトリを一つ選択す
る(ステップ103)と、制御部30は、ディレクトリ
階層管理テーブル60を参照し、選択されたディレクト
リに格納されているディレクトリを表示手段10に表示
する(ステップ104)とともに、選択されたディレク
トリを検索先記憶領域41に保持し(ステップ10
5)、書き換え許可フラグ保持領域43を確認する(ス
テップ106)。図8は、ステップ104によって表示
手段10に表示された画面の例を示す図である。図8で
は、ユーザが検索したいディレクトリとして「アジア」
を選択したものとする。図9は、ステップ105の時点
でのファイル格納先管理部40の状態の例を表した図で
ある。
クトリの中から、検索したいディレクトリを一つ選択す
る(ステップ103)と、制御部30は、ディレクトリ
階層管理テーブル60を参照し、選択されたディレクト
リに格納されているディレクトリを表示手段10に表示
する(ステップ104)とともに、選択されたディレク
トリを検索先記憶領域41に保持し(ステップ10
5)、書き換え許可フラグ保持領域43を確認する(ス
テップ106)。図8は、ステップ104によって表示
手段10に表示された画面の例を示す図である。図8で
は、ユーザが検索したいディレクトリとして「アジア」
を選択したものとする。図9は、ステップ105の時点
でのファイル格納先管理部40の状態の例を表した図で
ある。
【0026】書き換え許可フラグが「書き換え許可」の
場合、制御部30は、検索先記憶領域41の内容とファ
イル格納先保持領域42の内容をディレクトリ階層管理
テーブル60に基づいて比較し(ステップ107)、フ
ァイル格納先保持領域に保持されているディレクトリが
検索先記憶領域に保持されているディレクトリの親ディ
レクトリであるか、もしくはファイル格納先保持領域が
空である場合は、検索先記憶領域に保持されているデー
タをファイル格納先保持領域にコピーする(ステップ1
08)。どちらでもない場合は、制御部30は、書き換
え許可フラグ保持領域43を「書き換え不許可」に書き
換える(ステップ109)。
場合、制御部30は、検索先記憶領域41の内容とファ
イル格納先保持領域42の内容をディレクトリ階層管理
テーブル60に基づいて比較し(ステップ107)、フ
ァイル格納先保持領域に保持されているディレクトリが
検索先記憶領域に保持されているディレクトリの親ディ
レクトリであるか、もしくはファイル格納先保持領域が
空である場合は、検索先記憶領域に保持されているデー
タをファイル格納先保持領域にコピーする(ステップ1
08)。どちらでもない場合は、制御部30は、書き換
え許可フラグ保持領域43を「書き換え不許可」に書き
換える(ステップ109)。
【0027】図10は、ファイル格納先管理部が図9に
示した状態からステップ106、107を経てステップ
108に至った状態を示した図である。図9に示したよ
うに、書き換え許可フラグが「書き換え許可」であり、
また、ファイル格納先保持領域が空であったため、ステ
ップ108で検索先記憶領域41の内容がファイル格納
先保持領域にコピーされている。
示した状態からステップ106、107を経てステップ
108に至った状態を示した図である。図9に示したよ
うに、書き換え許可フラグが「書き換え許可」であり、
また、ファイル格納先保持領域が空であったため、ステ
ップ108で検索先記憶領域41の内容がファイル格納
先保持領域にコピーされている。
【0028】書き換え許可フラグが「書き換え不許可」
の場合はステップ107〜109を行わない。
の場合はステップ107〜109を行わない。
【0029】ユーザは、表示手段10に表示された画面
から検索したディレクトリに目的のファイルがあるかど
うかを確認し(ステップ110)、目的のファイルがな
かった場合にはステップ103〜109を繰り返す。図
11〜図13は、ステップ103〜109が繰り返され
るとともに表示手段10に表示される画面およびファイ
ル格納先管理部40がどのように変化するのかを示した
図であり、いずれもステップ110直前の状態を表して
いる。図11は、図10に示した状態を経て、ステップ
103においてユーザが更に一階層下のディレクトリ
「東アジア」を指定した場合の、画面とファイル格納先
管理部の状態を示す図である。図12は、図11に示し
た状態を経て、ユーザがステップ103において一階層
上のディレクトリ「アジア」を指定した場合の、画面と
ファイル格納先管理部の状態を示す図である。図13
は、図12に示した状態を経て、ユーザがステップ10
3において図10とは異なったディレクトリ「南アジ
ア」を指定した場合の、画面とファイル格納先管理部の
状態を示す図である。
から検索したディレクトリに目的のファイルがあるかど
うかを確認し(ステップ110)、目的のファイルがな
かった場合にはステップ103〜109を繰り返す。図
11〜図13は、ステップ103〜109が繰り返され
るとともに表示手段10に表示される画面およびファイ
ル格納先管理部40がどのように変化するのかを示した
図であり、いずれもステップ110直前の状態を表して
いる。図11は、図10に示した状態を経て、ステップ
103においてユーザが更に一階層下のディレクトリ
「東アジア」を指定した場合の、画面とファイル格納先
管理部の状態を示す図である。図12は、図11に示し
た状態を経て、ユーザがステップ103において一階層
上のディレクトリ「アジア」を指定した場合の、画面と
ファイル格納先管理部の状態を示す図である。図13
は、図12に示した状態を経て、ユーザがステップ10
3において図10とは異なったディレクトリ「南アジ
ア」を指定した場合の、画面とファイル格納先管理部の
状態を示す図である。
【0030】ユーザは、ステップ110において目的の
ファイルを見つけると、制御部30に対して目的のファ
イルの読み出しを指示する(ステップ111)。制御部
30は、ファイル格納先保持領域42を参照し、ディレ
クトリ階層管理テーブル60の領域62を書き換えたう
えで(ステップ112)、ファイル格納領域51から目
的のファイルを読み出す(ステップ113)。
ファイルを見つけると、制御部30に対して目的のファ
イルの読み出しを指示する(ステップ111)。制御部
30は、ファイル格納先保持領域42を参照し、ディレ
クトリ階層管理テーブル60の領域62を書き換えたう
えで(ステップ112)、ファイル格納領域51から目
的のファイルを読み出す(ステップ113)。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一度検索したファイルが、ユーザが最初に探したフォル
ダもしくはディレクトリに自動的に格納されるため、フ
ァイルがユーザの直観に近いディレクトリもしくはフォ
ルダに格納されている確率が高くなり、ユーザがファイ
ルの検索にかける時間を短縮することができる。
一度検索したファイルが、ユーザが最初に探したフォル
ダもしくはディレクトリに自動的に格納されるため、フ
ァイルがユーザの直観に近いディレクトリもしくはフォ
ルダに格納されている確率が高くなり、ユーザがファイ
ルの検索にかける時間を短縮することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】ディレクトリ階層管理テーブル60の具体例を
示す図。
示す図。
【図3】図1におけるファイル格納の手順を示すフロー
チャート。
チャート。
【図4】本発明の実施の形態で扱うファイルの具体例を
示す図。
示す図。
【図5】本発明の実施の形態で、格納されたファイルが
表示される画面の形式を表す図。
表示される画面の形式を表す図。
【図6】図5で説明されている形式のほかに、画面の形
式として可能な形式を表す図。
式として可能な形式を表す図。
【図7】図3で説明されている手順のうちステップ10
2の時点でのファイル格納先管理部40の状態を表す
図。
2の時点でのファイル格納先管理部40の状態を表す
図。
【図8】図3で説明されている手順のうちステップ10
4によって表示手段10に表示された画面の例を示す
図。
4によって表示手段10に表示された画面の例を示す
図。
【図9】図3で説明されている手順のうちステップ10
5の時点でのファイル格納先管理部40の状態の例を表
す図。
5の時点でのファイル格納先管理部40の状態の例を表
す図。
【図10】ファイル格納先管理部が、図9に示した状態
から図2で説明されている手順のうちステップ106、
107を経てステップ108に至った状態を示す図。
から図2で説明されている手順のうちステップ106、
107を経てステップ108に至った状態を示す図。
【図11】図3で説明されている手順のうちステップ1
10の直前の画面とファイル格納先管理部の状態の一例
を示す図。
10の直前の画面とファイル格納先管理部の状態の一例
を示す図。
【図12】図3で説明されている手順のうちステップ1
10の直前の画面とファイル格納先管理部の状態の一例
を示す図。
10の直前の画面とファイル格納先管理部の状態の一例
を示す図。
【図13】図3で説明されている手順のうちステップ1
10の直前の画面とファイル格納先管理部の状態の一例
を示す図。
10の直前の画面とファイル格納先管理部の状態の一例
を示す図。
【符号の説明】 10…表示手段、 20…入力手段、 30…
制御部、40…ファイル格納先管理部、
41…検索先記憶領域、42…ファイル格納先保持領
域、 43…書き換え許可フラグ保持領域、50…外
部記憶装置、 51…ファイル格納領域、52…ファ
イル管理情報格納領域、 60…ディレクトリ階層管理
テーブル、61…ディレクトリ階層管理テーブル内のフ
ァイル名もしくはディレクトリ名を格納する領域、62
…領域。
制御部、40…ファイル格納先管理部、
41…検索先記憶領域、42…ファイル格納先保持領
域、 43…書き換え許可フラグ保持領域、50…外
部記憶装置、 51…ファイル格納領域、52…ファ
イル管理情報格納領域、 60…ディレクトリ階層管理
テーブル、61…ディレクトリ階層管理テーブル内のフ
ァイル名もしくはディレクトリ名を格納する領域、62
…領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 KK45 KK54 KK66 KK70 MM01 MM11 ND20 ND23 ND35 NK10 NK13 NK54 PP30 PQ02 PQ05 UU40 5B082 EA01 GA20 GC02 GC04
Claims (3)
- 【請求項1】電子的なフォルダもしくはディレクトリを
用いた電子ファイル格納装置において、ユーザが目的の
ファイルを検索する際に、そのファイルが見つかる前に
ユーザがどのフォルダもしくはディレクトリを検索した
のかを記憶し、フォルダもしくはディレクトリの階層情
報にもとづいてユーザが最初に探したフォルダもしくは
ディレクトリを判断し、目的とするファイルが見つかっ
た後に、ユーザがはじめに探したフォルダもしくはディ
レクトリへそのファイルを自動的に格納することを特徴
とした電子ファイル格納方法。 - 【請求項2】請求項1記載の電子ファイル格納装置にお
いて、ユーザのファイル検索経路を記憶し、目的とする
ファイルが見つかった後にそのファイルを格納するファ
イルの格納先を自動的に指定するファイル格納先管理部
と、電子ファイルを保存する外部記憶装置と、データの
読み出し・書き込み・表示をコントロールする制御部
と、データの入力手段および表示手段を備えることを特
徴とした電子ファイル格納方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の電子ファイル格納
装置において、ユーザがファイルを検索するときに指定
したフォルダもしくはディレクトリを記憶する検索先記
憶領域と、検索先記憶領域で指定されたフォルダもしく
はディレクトリと外部記憶装置に保持されているファイ
ル管理情報にもとづいて、ファイル格納先を指定するフ
ァイル格納先指定手段と、ファイル格納先指定手段で指
定された格納先を保持するファイル格納先保持領域と、
ファイル格納先保持領域の書き換え許可を示す書き換え
許可フラグ保持領域とを備えることを特徴とした電子フ
ァイル格納方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168035A JP2000003298A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 電子ファイル格納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10168035A JP2000003298A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 電子ファイル格納方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000003298A true JP2000003298A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15860620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10168035A Pending JP2000003298A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 電子ファイル格納方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000003298A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8443592B2 (en) | 2009-05-18 | 2013-05-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust purification system of internal combustion engine |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP10168035A patent/JP2000003298A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8443592B2 (en) | 2009-05-18 | 2013-05-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust purification system of internal combustion engine |
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