JPH0836462A - 2つ以上の感知技術を用いるハンドライティング入力装置 - Google Patents

2つ以上の感知技術を用いるハンドライティング入力装置

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JPH0836462A
JPH0836462A JP1816695A JP1816695A JPH0836462A JP H0836462 A JPH0836462 A JP H0836462A JP 1816695 A JP1816695 A JP 1816695A JP 1816695 A JP1816695 A JP 1816695A JP H0836462 A JPH0836462 A JP H0836462A
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hand
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acceleration
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JP1816695A
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Ehud Baron
エフド・バロン
Alexander Prishvin
アレクサンダー・プリシュヴィン
Zeev Bar-Itzhak
ズィーヴ・バー−イッハック
Victor Korsensky
ヴィクター・コルセンスキー
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BAAON TECHNOL Ltd
BARON TECH Ltd
BARON TECHNOL Ltd
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BAAON TECHNOL Ltd
BARON TECH Ltd
BARON TECHNOL Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータへの入力装置として用いるハン
ドライティング認識装置を提供すること。 【構成】 ハンドライティング認識装置が、少なくとも
2つの感知技術を用いてハンドライティングを感知する
ハンドライティング入力装置10と、このハンドライテ
ィング入力装置10からの出力を受信してハンドライテ
ィングが表すシンボルを指示する出力を与えるシンボル
認識装置90と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ入力装置
に関し、更に詳しくは、ハンドライティング(手書き文
字)認識型のコンピュータ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オンラインのハンドライティング認識の
分野では、著しい量の活動が存在している。1990年
までの従来技術は、Tappert他による”The
State of the Art in On−Li
ne HandwritingRecognitio
n”(IEEE Transactions on P
attern Analysis and Machi
ne Intelligence,Vol.12,N
o.8,August,1990)でリビューされてい
る。
【0003】一般的にいって、オンラインのハンドライ
ティング分析は、現時点では、2つの明確な応用のため
に用いられている。すなわち、ID(identit
y)の確認と、手書き文字及び数字のコンピュータへの
入力と、である。これらの2つの応用は、際立って対照
的な動作上の要求とゴールとを有する。ID確認のため
のハンドライティング分析は、各個人に独特なハンドラ
イティングの特徴を感知するので、与えられた個人を曖
昧さなく識別するのに用いることができる。これとは対
照的に、コンピュータへの英数字入力のためのハンドラ
イティング分析では、ID確認の場合には重要であった
特徴の効果を最小化し、個々の書き手とは独立に、与え
られたシンボルと関連付け得る普遍的なハンドライティ
ングの特性に集中する。
【0004】コンピュータへの英数字入力のためのハン
ドライティング分析を提供する現存の提案されているシ
ステムは、一般的には、シンボルがどのように生成され
るかよりもどのように見えるかの認識を目指している。
したがって、そのようなシステムでは、デジタル化装置
(digitizers)又はグラフィック・タブレッ
ト(graphic tablets)を用いる。
【0005】他方で、署名確認システムは、書き手のバ
イオメトリックな特性を識別し、筆記の際の圧力や加速
度等の標識を用いる。
【0006】米国特許第4345239号では、署名確
認システムでの使用のためにペンの加速度を用いる。米
国特許第5054088号では、ID確認のために、ハ
ンドライティングの加速度及び圧力データ特性の両方を
用いる。これらの特許によって示されるように、ペンの
加速度は、各個人に特有の個人的な特徴であるので、署
名確認に用いられる。したがって、ペンの加速度は、英
数字入力には用いられてこなかった。
【0007】米国特許第4751741号には、ペンの
圧力データだけを排他的に用いるペン型の文字認識装置
が記載されている。
【0008】米国特許第4695741号には、コンピ
ュータ・スクリーン上のペンのタッピングを検出する加
速度計を備えたライト・ペンが記載されている。この特
許によって示されるように、ペンの加速度は、ペンと表
面との間の接触を判断するためにより一般的には用いら
れていない。
【0009】米国特許第4845684号には、ペンと
筆記表面との間の接触を検出する手に保持される超音波
装置が記載されている。この特許には、加速度データの
利用は開示されていない。
【0010】米国特許第4122435号には、特別の
表面の上への筆記に用いられる際にはハンドライティン
グ分析に用い得る信号を生じる加速度計を用いた装置が
記載されている。
【0011】超音波位置デジタル化による位置デジタル
化は、従来技術において広く知られており、例として、
米国特許第3731273号、第4317005号、第
4357672号、第4578674号、第46546
48号、第4758691号、第4814552号、第
4862152号、第4991148号、第51425
06号、第5214615号、第5239139号、第
5280457号がある。それ以外の文献で超音波位置
デジタル化について記載しているものには、Brenn
er他による、”A sonic pen: a di
gital stylus system”(IEEE
Transactions on Computer
s,Vol.C−19, No.6, June 19
70,pp.546−548);DeBruyneによ
る、”Compact Large−Area Gra
phic Digitizer for PC”(IE
EE Computer Graphics and
Applications,December 198
6,pp.49−53);IBM Technical
Disclosure Bulletin,Vol.
12,No.3,August 1969,p.39
0;”US Cursor PositionDete
ction”(IBM Technical Disc
losureBulletin,Vol.27,No.
11,Apr 1985)がある。
【0012】実際には、超音波測定から得られるデジタ
ル化された位置は、動作的なハンドライティング認識を
最小限にさえ許容するようには正確に判断されず、した
がって、超音波位置検出からのハンドライティング認識
は、従来技術では知られていない。
【0013】
【発明の概要】本発明は、改良されたコンピュータ入力
装置を提供することを目的とする。
【0014】したがって、本発明の好適実施例によれ
ば、少なくとも2つの異なる感知技術を用いてハンドラ
イティングを感知し手に保持される筆記用具内に位置す
る少なくとも1つの加速度計を含むハンドライティング
入力装置と、前記ハンドライティング入力装置の出力を
受信し前記ハンドライティングにより表されるシンボル
を指示する出力を提供するシンボル識別装置と、を備え
たハンドライティング認識装置が提供される。
【0015】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
ハンドライティング入力装置は、位置デジタル化装置
と、手に保持された筆記用具内に位置する少なくとも1
つの加速度計と、を備えている。
【0016】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記ハンドライティング入力装置は、超音波位置決定装
置と、手に保持された筆記用具内に位置する少なくとも
1つの加速度計と、を備えている。
【0017】また、本発明の好適実施例によれば、前記
ハンドライティング入力装置は、コンピュータ・スクリ
ーン上に書き込むように動作する。
【0018】本発明の別の好適実施例によれば、ペンを
操作するユーザの手の加速度の少なくとも1つの成分を
測定する少なくとも1つの加速度計と、前記加速度計か
らの入力を受信するペン・表面接触検出器と、を備えた
ペン・表面接触検出装置が提供される。
【0019】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
少なくとも1つの加速度計は、複数の相互に直交して配
置された加速度計を含む。
【0020】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記シンボル識別装置は、シンボルを識別する際に前記
デジタル化装置と前記少なくとも1つの加速度計とから
の入力を合成する、合成された位置及び加速度処理装置
を含む。
【0021】また、本発明の好適実施例によれば、前記
シンボル識別装置は、前記デジタル化装置からの入力を
用いてシンボルのIDを表す第1の出力を提供する第1
のIDチャネルと、前記少なくとも1つの加速度計から
の入力を用いてシンボルのIDを表す第2の出力を提供
する第2のIDチャネルと、所定の基準に基づいて前記
第1及び第2の出力の間で選択するシンボル選択装置
と、を含む。
【0022】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
検出器は、前記加速度のデータからノイズを抽出するよ
うに動作する加速度ノイズ分析器を含む。
【0023】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記少なくとも1つの加速度計は、前記ペンに対して改
装可能(retrofittable)である。
【0024】本発明の別の好適実施例によれば、筆記用
具の加速度に関する情報を前記筆記用具上に設置された
3つの相互に直交する加速度計から受信するステップ
と、前記筆記用具の前記加速度と複数のシンボルのそれ
ぞれを特性付ける記憶された加速度シーケンスとの比較
に少なくとも部分的に基づいて前記筆記用具によって書
かれたシンボルを識別するステップと、を含むハンドラ
イティング認識方法が提供される。
【0025】本発明の別の好適実施例によれば、複数の
シンボルのそれぞれを特性付ける加速度シーケンスを記
憶するように動作する特性加速度シーケンス・メモリ
と、筆記用具の加速度に関する情報を前記筆記用具上に
設置された3つの相互に直交する加速度計から受信する
ように動作する筆記用具モニタと、前記筆記用具の前記
加速度と前記記憶された加速度シーケンスとの比較に少
なくとも部分的に基づいて前記筆記用具によって書かれ
たシンボルを指示する出力を提供するように動作するシ
ンボル識別子と、を含むハンドライティング認識装置が
提供される。
【0026】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
筆記用具モニタは、前記筆記用具の位置に関する情報を
受信するようにも動作する。
【0027】本発明の別の好適実施例によれば、手に保
持された筆記用具内に位置する少なくとも1つの加速度
計と少なくとも1つの付加的な別の感知技術とを用いて
ハンドライティングを感知するステップと、前記ハンド
ライティングを指示する出力を受信して前記ハンドライ
ティングによって表されるシンボルを指示する出力を提
供するステップと、を含むハンドライティング認識方法
が提供される。
【0028】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
感知技術は、位置デジタル化を含み、手に保持された筆
記用具内に位置する少なくとも1つの加速度計を用いて
加速度を感知する。
【0029】本発明の別の好適実施例によれば、ペンを
操作するユーザの手の加速度の少なくとも1つの成分を
測定する少なくとも1つの加速度計を用いるステップ
と、前記加速度計からの入力を受信してペン・表面接触
を指示する出力を提供するステップと、を含むペン・表
面接触検出方法が提供される。
【0030】更に、本発明の好適実施例によれば、この
方法は、デジタル化された位置入力と感知された加速度
情報とを合成することによってシンボルを識別するステ
ップも含む。
【0031】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
受信するステップは、デジタル化された位置入力を用い
てシンボルのIDを表す第1の出力を提供するステップ
と、加速度情報を用いてシンボルのIDを表す第2の出
力を提供するステップと、前記第1及び第2の出力の間
で選択するステップと、を含む。
【0032】本発明の別の好適実施例によれば、ハンド
ライティング入力装置であって、少なくとも一方は手に
保持された筆記用具内に位置する少なくとも1つの加速
度計を備えた第1及び第2のハンドライティング出力を
生じる少なくとも第1及び第2の異なるハンドライティ
ング・センサと、前記第1及び第2のハンドライティン
グ出力を合成して強化されたパフォーマンスのハンドラ
イティング出力を提供する結合装置と、を含むハンドラ
イティング入力装置と、前記強化されたパフォーマンス
(enhanced performance)のハン
ドライティング出力を受信して前記ハンドライティング
によって表されるシンボルを指示する出力を提供するシ
ンボル識別装置と、を含むハンドライティング認識装置
が提供される。
【0033】本発明の好適実施例によれば、前記第1の
ハンドライティング・センサは、少なくとも1つの加速
度計を含む。
【0034】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記第2のハンドライティング・センサはパッドを含
む。
【0035】また、本発明の好適実施例によれば、前記
第2のハンドライティング・センサは、超音波位置決定
装置を含む。
【0036】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
第2のハンドライティング・センサは、コンピュータ・
スクリーン上のハンドライティングを感知するように動
作する。
【0037】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記ハンドライティング認識装置は、筆記用具を含む。
【0038】また、本発明の好適実施例によれば、前記
第1及び第2のハンドライティング・センサの少なくと
も一方は、前記筆記用具の位置を感知するように動作す
る装置を含む。
【0039】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
結合装置は、二次元領域における第1及び第2のハンド
ライティング出力を相関させるように動作する。
【0040】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記結合装置は、時間領域における第1及び第2のハン
ドライティング出力を相関させるように動作する。
【0041】本発明の別の好適実施例によれば、手に保
持された筆記用具内に位置する少なくとも1つの加速度
計と少なくとも1つの付加的なセンサとを用いて第1及
び第2のハンドライティング出力を生じるステップと、
前記第1及び第2のハンドライティング出力を合成して
強化されたパフォーマンスのハンドライティング出力を
生じるステップと、前記強化されたパフォーマンスのハ
ンドライティング出力を用いて前記ハンドライティング
によって表されるシンボルを指示する出力を生じるステ
ップと、を含むハンドライティング認識方法が提供され
る。
【0042】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
第1のハンドライティング・センサは加速度を感知す
る。
【0043】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記第1及び第2のハンドライティング・センサの少な
くとも一方は、筆記用具の位置を感知するように動作す
る。
【0044】また、本発明の好適実施例によれば、前記
合成するステップは、前記第1及び第2のハンドライテ
ィング出力を二次元領域において相関させるステップを
含む。
【0045】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
合成するステップは、前記第1及び第2のハンドライテ
ィング出力を時間領域において相関させるステップを含
む。
【0046】本発明の好適実施例によれば、少なくとも
2つの異なる感知技術を用いてハンドイメージングを感
知し手に保持された筆記用具内に位置する少なくとも1
つの加速度計を含むハンドイメージング入力装置と、前
記ハンドイメージング入力装置の出力を受信し前記ハン
ドイメージングによって表される形状を指示する出力を
提供する形状識別装置と、を含むハンドイメージング認
識装置が提供される。
【0047】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
ハンドイメージング入力装置は、位置デジタル化装置
と、手に保持された筆記用具内に位置する少なくとも1
つの加速度計と、を含む。
【0048】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記ハンドイメージングは、ドローイングとハンドライ
ティングとの少なくとも一方を含む。
【0049】また、本発明の好適実施例によれば、前記
入力装置は、超音波位置決定装置と、手に保持された筆
記用具内に位置する少なくとも1つの加速度計と、を含
む。
【0050】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
形状識別装置は、形状を識別する際に前記デジタル化装
置と前記少なくとも1つの加速度計とからの入力を合成
する、合成された位置及び加速度処理装置を含む。
【0051】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記形状識別装置は、前記デジタル化装置からの入力を
用いて形状のIDを表す第1の出力を提供する第1のI
Dチャネルと、前記少なくとも1つの加速度計からの入
力を用いて形状のIDを表す第2の出力を提供する第2
のIDチャネルと、所定の基準に基づいて前記第1及び
第2の出力の間で選択する形状選択装置と、を含む。
【0052】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
少なくとも1つの加速度計は、前記ペンに対して改装可
能である。
【0053】本発明の別の好適実施例によれば、筆記用
具の加速度に関する情報を受信するステップと、前記筆
記用具の前記加速度と複数の形状のそれぞれを特性付け
る記憶された加速度シーケンスとの比較に少なくとも部
分的に基づいて前記筆記用具によって書かれた形状を識
別するステップと、を含むハンドイメージング認識方法
が提供される。
【0054】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
ハンドイメージング認識方法は、筆記用具の位置に関す
る情報を受信するステップをも含む。
【0055】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記ハンドイメージング認識方法は、第1の複数の形状
のそれぞれを第2の複数のユーザのそれぞれによって発
生されたものとして特性付ける加速度シーケンスを記憶
するステップをも含む。
【0056】本発明の別の好適実施例によれば、複数の
形状のそれぞれを特性付ける加速度シーケンスを記憶す
るように動作する特性加速度シーケンス・メモリと、筆
記用具の加速度に関する情報を受信するように動作する
筆記用具モニタと、前記筆記用具の前記加速度と前記記
憶された加速度シーケンスとの比較に少なくとも部分的
に基づいて前記筆記用具によって書かれた形状を指示す
る出力を提供するように動作する形状識別子と、を含む
ハンドイメージング認識装置が提供される。
【0057】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
筆記用具モニタは、前記筆記用具の位置に関する情報を
受信するようにも動作する。
【0058】本発明の別の好適実施例によれば、少なく
とも2つの異なる感知技術とを用いてハンドイメージン
グを感知するステップと、前記ハンドイメージング技術
の出力を受信して前記ハンドイメージングによって表さ
れる形状を指示する出力を提供するステップと、を含む
ハンドイメージング認識方法が提供される。
【0059】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
感知技術は位置デジタル化を含み、手に保持された筆記
用具内に位置する少なくとも1つの加速度計を用いて加
速度を感知する。
【0060】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記ハンドイメージング認識方法は、デジタル化された
位置入力と感知された加速度情報とを合成することによ
って形状を識別するステップも含む。
【0061】また、本発明の好適実施例によれば、前記
受信するステップは、デジタル化された位置入力を用い
て形状のIDを表す第1の出力を提供するステップと、
加速度情報を用いて形状のIDを表す第2の出力を提供
するステップと、前記第1及び第2の出力の間で選択す
るステップと、を含む。
【0062】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
受信するステップは、前記加速度のデータからノイズを
抽出するステップを含む。
【0063】本発明の別の好適実施例によれば、ハンド
イメージング入力装置であって、少なくとも一方は手に
保持された筆記用具内に位置する少なくとも1つの加速
度計を備えた第1及び第2のハンドイメージング出力を
生じる少なくとも第1及び第2の異なるハンドイメージ
ング・センサと、前記第1及び第2のハンドイメージン
グ出力を合成して強化されたパフォーマンスのハンドイ
メージング出力を提供する結合装置と、を含むハンドイ
メージング入力装置と、前記強化されたパフォーマンス
のハンドイメージング出力を受信して前記ハンドイメー
ジングによって表される形状を指示する出力を提供する
形状識別装置と、を含むハンドイメージング認識装置が
提供される。
【0064】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
第1のハンドイメージング・センサは、少なくとも1つ
の加速度計を含む。
【0065】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記第2のハンドイメージング・センサはパッドを含
む。
【0066】また、本発明の好適実施例によれば、前記
第2のハンドライティング・センサは、超音波位置決定
装置を含む。
【0067】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
ハンドイメージング認識装置は、筆記用具を含む。
【0068】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
第1及び第2のハンドライティング・センサの少なくと
も一方は、前記筆記用具の位置を感知するように動作す
る装置を含む。
【0069】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記結合装置は、二次元領域における第1及び第2のハ
ンドイメージング出力を相関させるように動作する。
【0070】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
結合装置は、時間領域における第1及び第2のハンドイ
メージング出力を相関させるように動作する。
【0071】本発明の別の好適実施例によれば、少なく
とも第1及び第2の異なるハンドイメージング・センサ
を用いて第1及び第2のハンドイメージング出力を生じ
るステップと、前記第1及び第2のハンドイメージング
出力を合成して強化されたパフォーマンスのハンドイメ
ージング出力を生じるステップと、前記強化されたパフ
ォーマンスのハンドイメージング出力を用いて前記ハン
ドイメージングによって表される形状を指示する出力を
生じるステップと、を含むハンドイメージング認識方法
が提供される。
【0072】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
第1のハンドイメージング・センサは、加速度を感知す
る。
【0073】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記第1及び第2のハンドライティング・センサの少な
くとも一方は、筆記用具の位置を感知するように動作す
る。
【0074】また、本発明の好適実施例によれば、前記
合成するステップは、二次元領域における前記第1及び
第2のハンドイメージング出力を相関させるステップを
含む。
【0075】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
合成するステップは、時間領域における前記第1及び第
2のハンドイメージング出力を相関させるステップを含
む。
【0076】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記ハンドライティング入力装置は、光学的文字認識装
置を含む。
【0077】また、本発明の好適実施例によれば、前記
少なくとも1つの加速度計は、複数の加速度計を含む。
【0078】更に本発明の好適実施例によれば、前記複
数の加速度計は相互に直交して配置されている。
【0079】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
シンボル識別装置は、シンボルを識別する際に前記光学
的文字認識装置と前記少なくとも1つの加速度計とから
の入力を合成する、合成された光学的文字認識及び加速
度処理装置を含む。
【0080】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記シンボル識別装置は、前記光学的文字認識装置から
の入力を用いてシンボルのIDを表す第1の出力を提供
する第1のIDチャネルと、前記少なくとも1つの加速
度計からの入力を用いてシンボルのIDを表す第2の出
力を提供する第2のIDチャネルと、所定の基準に基づ
いて前記第1及び第2の出力の間で選択するシンボル選
択装置と、を含む。
【0081】また、本発明の好適実施例によれば、前記
少なくとも1つの加速度計は、ペンに対して改装可能で
ある。
【0082】更に本発明の好適実施例によれば、前記入
力装置は、光学認識装置を含む。
【0083】更に、本発明の好適実施例によれば、前記
形状識別装置は、形状を識別する際に前記光学認識装置
と前記少なくとも1つの加速度計とからの入力を合成す
る、合成された光学認識及び加速度処理装置を含む。
【0084】また更に、本発明の好適実施例によれば、
前記形状識別装置は、前記光学認識装置からの入力を用
いて形状のIDを表す第1の出力を提供する第1のID
チャネルと、前記少なくとも1つの加速度計からの入力
を用いて形状のIDを表す第2の出力を提供する第2の
IDチャネルと、所定の基準に基づいて前記第1及び第
2の出力の間で選択する形状選択装置と、を含む。
【0085】
【実施例】図1には、本発明により構成され動作するハ
ンドライティング認識装置の好適実施例が簡略化されて
図解されている。デジタル化ペン/加速度計10が、グ
ラフィック・タブレット12の上に筆記するのに用いら
れている。
【0086】ペン10は、カリフォルニア州ミルタピス
のマッカーシー・ブールバール1710のICセンサ社
から市販されているモデルICS3031−2等の、ビ
ルトイン式の加速度計25を含む。また、ペン10は、
複数の加速度計を含んでもよく、その際に加速度計は、
直交して配置されてもそうでなくともかまわない。
【0087】ペン10は、1つ又は複数の加速度計25
に関連する、1つ又は複数の増幅器30を含む。図3
は、この応用での使用に適した増幅器30の好適実施例
の回路図である。
【0088】また、ペン10は、上述の1つ又は複数の
加速度計25を含み、また、上述の関連する増幅器30
も含む改装可能な装置にも適合する。この装置は、ペン
10の端部にフィットするキャップ型や、ペンを包囲す
るリング型など、任意の適した形を取り得る。
【0089】グラフィック・タブレット12は、タブレ
ット12に対するペン10の先端の位置を感知して、そ
の位置を記述するデータから成るデジタル化した出力を
提供する。グラフィック・タブレット12は、任意の適
切なものでよく、例えば、ドイツの、W−4040ノイ
ス1、ヘラースベルクストラーセ4の、ワコム・コンピ
ュータ・システムGmbHから市販されている、ワコム
・タブレット・プロセッサ・モデルSD−510Cなど
が例である。
【0090】ペン10における1つ又は複数の加速度計
からのデータを、ここでは、「加速度計データ」と呼ぶ
ことにする。加速度計データとグラフィック・タブレッ
ト12からの位置データとは、それぞれが、別のケーブ
ルを通って制御回路40に送られる。それとは異なり、
加速度計データと位置データとが、1つのケーブルで送
られてもかまわない。更に別の場合には、加速度計デー
タと位置データとは、超音波、赤外線、その他の、任意
の種類の適切な通信リンクを用いて送ってもかまわな
い。
【0091】制御回路40は、ペン10からの加速度信
号を増幅し、好ましくはA/Dコンバータを使ってデジ
タル形式に変換する。図4は、この応用での使用に適し
たA/Dコンバータの好適実施例の回路図である。
【0092】制御回路40は、次に、合成され同期化さ
れた加速度データと位置データとを、加速度及び位置デ
ータ・プロセッサ50に送る。データ・プロセッサ50
は、任意のコンピュータであり、80386プロセッサ
・チップを内蔵したIBM・PCコンパチブルなコンピ
ュータが例である。
【0093】データ・プロセッサ50に伴っているの
が、シンボル・ディスプレイ60と入力装置70とであ
る。データ・プロセッサ50内で認識が生じ、認識され
たシンボルがシンボル・ディスプレイ60上に表示され
る。必要であれば、ユーザは、入力装置70を用いて認
識エラーの訂正を入力し得る。また、ユーザは、ペン1
0とデジタル化タブレット12とを用いて、シンボル・
ディスプレイ上に表示された選択肢の間で選択すること
で、更にそれ以外の適切な手段を用いても、訂正を入力
することもできる。
【0094】図1の装置の機能を以下で説明する。ユー
ザは、ペン10を用いて、シンボルをグラフィック・タ
ブレット12の上に書く。ペン10は、筆記の間のペン
10の加速度を記述する加速度データを、制御回路40
に送る。グラフィック・タブレット12は、ペン10の
ポイントの時間の経過に伴う位置を記述するペン・ポイ
ント位置データを制御回路40に送る。
【0095】制御回路40は、加速度データを増幅して
デジタル化する。加速度データと位置データとが時間的
に同期化されていない場合には、制御回路40は、ペン
状態信号を加速度データと整合することによって、加速
度及び位置データを同期化する。ペン状態信号は、後
で、図13を参照して更に詳しく説明する。合成され同
期化されたデータは、制御回路40によって、データ・
プロセッサ50に送られる。
【0096】これとは異なり、制御回路40は、合成さ
れ同期化されたデータを記憶するのに適したプロセッサ
とメモリとを含むことも有り得る。この場合には、ペン
10、グラフィック・タブレット12、及び制御回路4
0が用いられて、合成され同期化されたデータが作成さ
れ記憶される。そして、後に、このデータは、制御回路
40によって、ハンドライティング認識を行うためにデ
ータ・プロセッサ50に送られる。
【0097】ハンドライティング認識が生じる前に、デ
ータ・プロセッサ50は、その装置を用いる各人に特有
の認識されるべき各シンボルに関するデータを含むデー
タベースを作らなければならない。このデータベース
は、ここでは、個人別・シンボル別の(per−per
son per−symbol)データベースと呼ぶこ
とにする。
【0098】教えている間に、データ・プロセッサ50
は、ハンドライティングの特性の個人別・シンボル別の
データベースの作成を制御する。個人別・シンボル別の
データベースは、システムにハンドライティングが知ら
れている各個人のためのデータを含み、各シンボルにつ
いて1つ又は複数のプロトタイプを記述している。各プ
ロトタイプは、そのシンボルをその個人によって書かれ
たものとして記述するパラメータを含み、このパラメー
タについては、後にステップ240を参照して更に詳細
に述べる。
【0099】教えている間に、ユーザは、データ・プロ
セッサ50に知られている所定のスクリプトからシンボ
ルを書き、関連するシンボルが、筆記の間にシンボル・
ディスプレイ60上に現れる。好ましくは、この所定の
スクリプトは、各シンボルについて複数の反復を含む。
好ましくは、本発明者の経験に基づけば、シンボルは1
つの語の異なる部分に現れるのであり、たとえば、最
初、中間、最後など、この所定のスクリプトを通じて現
れる。教えるプロセスの間のデータ・プロセッサ50の
機能は、図12を参照して、後で更に完全に説明する。
【0100】認識の間には、データ・プロセッサ50
は、ユーザによって書かれたシンボルに対応する正しい
シンボル・コードを選択することを含み、好ましくは、
認識プロセスは、また、ユーザによって書かれた正しい
語を選択することを含む。認識プロセスの間のデータ・
プロセッサ50の機能は、図13を参照して、後で更に
完全に説明する。
【0101】次に図2を参照するが、ここには、本発明
の別の好適実施例によって構成され動作するハンドライ
ティング認識装置の簡略化された半ば絵画的な半ばブロ
ック図的な図解が示されている。図2の装置は、以下の
点を除いて、実質的に図1の装置と同じである。
【0102】図2の装置においては、ペン10は、筆記
面75上に筆記するのであるが、この筆記面75は、1
枚の紙、コンピュータ・ディスプレイのスクリーン、又
はそれ以外の任意の適切な筆記面であり得る。
【0103】筆記面75がコンピュータ・ディスプレイ
のスクリーンである場合には、ペン10は、オプション
でインクなしでの筆記に用いることができることによっ
て、ペン10は、関連するコンピュータのためのデータ
入力装置として、厳密に機能する。この場合にはペン1
0は、以下で述べるようにハンドライティング分析のた
めに機能するのと同様に、データ入力及びポインティン
グ装置として機能することがわかる。
【0104】図2のペン10は、図1のペン10と同様
であるが、更に、ドイツのヌルンベルクD−8500、
ハルバインストラーセ21−23の、ムラタ電気Gmb
Hから市販されているモデルMA40S3S等の超音波
送信機80を含む。超音波送信機80は、先端付近など
のペン上の適切な位置に設置されている。これとは別
に、超音波送信機80は、ペンに対して改装可能(レト
ロフィッタブル)でもよい。更にまた、超音波送信機8
0は、複数の送信機を有していてもよい。
【0105】ドイツのヌルンベルクD−8500、ハル
バインストラーセ21−23の、ムラタ電気GmbHか
ら市販されているモデルMA40S3R等の複数の超音
波受信機85が、筆記面75に近接した所定の位置に置
かれている。筆記面75が典型的な1枚の紙、又は、典
型的なコンピュータ・ディスプレイ・スクリーンの場合
には、ペン10の位置を決定するには2つの超音波受信
機85で典型的には十分である。筆記面75が、典型的
な紙やコンピュータ・ディスプレイ・スクリーンと比較
して大きい場合には、2つより多くの受信機が好まれ
る。
【0106】2つの受信機85が用いられる場合には、
この2つの受信機の中心によって決定される直線は、好
ましくは、筆記面75が存在する面に実質的に平行であ
る。2つよりも多くの受信機85が用いられる場合に
は、受信機の中心によって決定される直線は、好ましく
は、筆記面75が存在している面に平行な面の中に実質
的に存在している。
【0107】受信機85は、好ましくは、筆記面75に
対して、ペンの位置の測定の精度が最大となるように位
置している。上述のMA40S3R受信機の場合には、
各受信機85と筆記面75の最も近い部分との間の好適
な最小距離は、20cmであり、各受信機85と筆記面
75の最も遠い部分との間の好適な最大距離は、1mで
ある。
【0108】受信機85は、典型的には、好適な受信方
向をを有しており、受信機85は、ペン10が用いられ
るエリアの一般的な方向に向けられるべきである。ま
た、送信機80は、典型的には、好適な送信方向をを有
しており、ペン10は、好ましくは、送信機の好適な送
信方向が受信機85の方向を向くように、用いられるべ
きである。
【0109】制御回路90は、周期的に、超音波送信機
80をトリガし、超音波受信機85からデータを集め、
この集めたデータに基づいてペン10の位置を計算す
る。制御回路90は、米国マサチューセッツ州0206
2−9106、ノーウッド、POB9106、ワン・テ
クノロジー・ウェイのアナログ・デバイシス社から市販
されているモデルADSP2101等の、DSPとここ
では呼ぶことにする、デジタル信号プロセッサを含む。
【0110】制御回路90はまた、複数の超音波受信機
85と動作的に関連する、複数のデジタル・カウンタを
含む。適切なカウンタは、ドイツ、8000ミュンヘン
2のリディエストラーセ35A、RCA GmbHから
市販されているモデル74HCT4040である。制御
回路90は、更に、データ記憶とプログラム記憶のため
の適切なメモリ・ユニットを含む。
【0111】制御回路90はまた、加速度データを増幅
しデジタル化する。制御回路90は、ペン10からの加
速度信号を増幅し、好ましくはA/Dコンバータを用い
てデジタル形式に変換する。図4は、この応用での使用
に適したA/Dコンバータの好適実施例の回路図であ
る。
【0112】図2の装置の機能を説明する。ユーザは、
ペン10を用いてシンボルを筆記面75上に書く。ペン
10は、筆記の間のペン10の加速度を記述する加速度
データを制御回路90に送る。
【0113】制御回路90は、信号をペン10に送り、
超音波送信機80をトリガして一連のパルスを発する。
典型的には、制御回路90は、パルスのバーストを送る
が、各バーストは、特定の時間的周期だけ次のバースト
から分離されている。好ましくは、4つの近接して離間
したパルスが、各バーストにおいて送られ、バースト
は、25マイクロ秒だけ分離されている。ここで、図5
を参照するが、この図には、信号をペン10に送る制御
回路90の部分の好適な構造の回路図が示されている。
【0114】制御回路90は、各バーストの最初に、そ
の内部のカウンタを再スタートさせる。超音波受信機8
5のそれぞれは、超音波送信機80がバーストの一部と
して発する超音波を受信し、信号を制御回路90に送
る。超音波受信機85の1つから信号を受信した際に
は、制御回路90は、関連するカウンタを停止させる。
ここで、図6から図10を参照するが、これらは、カウ
ンタ、DSP、及び関連する電子回路を含む制御回路9
0の部分の好適な構造の回路図である。
【0115】参考資料Cは、図6〜図10の装置の好適
な構成の、コンピュータ言語PALASMによるプログ
ラム・リストである。
【0116】参考資料Dは、上述のADSP 2101
DSPの言語による、上述したデータ収集の方法の好
適な構成のプログラム・リストである。
【0117】制御回路90は、自らが実行する他の動作
と平行して、内部のカウンタにおける値に基づいてペン
10の先端の座標を計算する。制御回路90は、1つの
バーストと次のバーストとの間のカウンタ値の大きなジ
ャンプを除去することによってカウンタの信号を濾波す
る。ここで、カウンタにおいて、25〜30ユニットを
超えるジャンプは大きいと考えられる。
【0118】1つのデータ点を含む大きなジャンプが制
御回路90によって検出された場合には、このポイント
の値は、前及び次の値の平均として再度計算される。大
きなジャンプが2つのデータ点を含む場合には、制御回
路90は、この値を、線形補間を用いて再度計算する。
大きなジャンプが2つより多くのデータ点を含む場合に
は、制御回路90は、ジャンプの後にこのポイントの値
を、先行するデータ点にわたって測定されたジャンプの
高さを減算することによって再度計算する。
【0119】制御回路90は、カウンタの量子化ノイズ
を除去する。1つのデータ点を含むカウンタの1ユニッ
トのジャンプが検出された場合には、制御回路90は、
ゼロ次の補間を用いてそのデータ点の値を再計算し、そ
のデータ点に、先行する及び次のデータ点のものに等し
い値を与える。
【0120】制御回路90は、次に、次のような三角化
(triangulation)を用いてペン10の先
端の位置を計算する。カウンタの値は、超音波送信機8
0によるパルスの送信と当該カウンタに関連する超音波
受信機85の1つによるパルスの受信との間の時間を表
す。空気中の音速は等方性を有する(isotropi
c)ので、カウンタの値は、超音波送信機80と当該カ
ウンタに関連する超音波受信機85の1つとの間の距離
をも表す。ペン10の位置が次に、ピタゴラスの定理を
適用して計算される。
【0121】制御回路90は、次に、たとえば、遮断周
波数が0.03である4次のローパス・デジタル・フィ
ルタを用いて、Parks他による「デジタル・フィル
タ・デザイン」のチャプタ7、セクション7.3.3
(ジョン・ワイリー&サンズ刊、1987年)に記載さ
れているローパスフィルタ等により信号を濾波する。
【0122】参考資料Eは、上述した超音波データから
の位置計算方法の好適な構成を含むC言語によるプログ
ラム・リストである。
【0123】制御回路90によってこのようにして計算
された位置データは、図2の装置によって結果的に用い
られる位置データを含む。また、以下で述べるように、
位置データは、超音波受信機85が受信したデータと加
速度データとの合成から計算もされる。
【0124】制御回路90は、加速度データを増幅して
デジタル化する。加速度データと位置データとが時間的
に同期化されていない場合には、制御回路90は、ペン
状態信号を加速度データと整合することによって、加速
度及び位置データを同期化する。ペン状態信号は、後
で、図13を参照して更に詳しく説明する。合成され同
期化されたデータは、制御回路90によって、データ・
プロセッサ50に送られる。
【0125】これとは異なり、制御回路90は、合成さ
れ同期化されたデータを記憶するのに適したプロセッサ
とメモリとを含むことも有り得る。この場合には、ペン
10と制御回路90とが用いられて、合成され同期化さ
れたデータが作成され記憶される。そして、後に、この
データは、制御回路90によって、ハンドライティング
認識を行うためにデータ・プロセッサ50に送られる。
【0126】超音波受信機85からのデータが加速度デ
ータと合成されて位置データを得る上述の場合には、改
良された位置データは、データ・プロセッサ50によっ
て計算される。また、新たな位置データが、制御回路9
0に関して上述されたDSPによって計算され得る。
【0127】データ・プロセッサ50は、制御回路90
からの位置データを濾波して、ノイズ以外の成分を除去
する。たとえば、加速度データは、遮断周波数が0.7
〜0.9である4次のローパス・デジタル・フィルタを
用いて、Parks他による「デジタル・フィルタ・デ
ザイン」のチャプタ7、セクション7.3.3(ジョン
・ワイリー&サンズ刊、1987年)に記載されている
バターワース・デジタル・フィルタによって濾波され得
る。
【0128】ノイズ成分は、ユーザが移動させるペン1
0が筆記の際に筆記面75上の、顕微鏡的な不規則を含
む不規則な箇所を移動する際に発生する。紙などのほと
んどの筆記面75の場合には、顕微鏡的な表面の不規則
性は、表面75の規則的な間隔で生じる。ノイズ成分の
ピークの数は、横断された表面の不規則箇所の数を表
し、したがって、横断された距離を表わす。
【0129】データ・プロセッサ50は、ノイズにおけ
るピークを識別してカウントする。単位距離当たりのピ
ークの数は、特定のタイプの筆記面75に対して前以て
決定される、学習プロセスによって決定される、又は、
それ以外の手段によって決定される。
【0130】制御回路90によって超音波データから決
定された位置は、移動の方向を特定するものとして扱わ
れ、上述のノイズ成分の中のピークの数は横切った距離
を特定するものとして扱われる。データ・プロセッサ5
0は、この移動方向と横切った距離とから、更新され更
に正確な位置データを計算する。好ましくは、ノイズを
計算するのに用いられる加速度データのサンプリング速
度(sample rate)は、制御回路90からの
超音波データのデータ送信速度よりも大きい。
【0131】ハンドライティング認識が生じる前に、デ
ータ・プロセッサ50は、この装置を使用する各人に特
有の、認識され得る各シンボルに関するデータから成る
データベースを作成しなければならない。このデータベ
ースは、ここでは個人別・シンボル別のデータベースと
称する。
【0132】教えている間に、データ・プロセッサ50
は、ハンドライティングの特性の個人別・シンボル別の
データベースの作成を制御する。個人別・シンボル別の
データベースは、システムにハンドライティングが知ら
れている各個人のためのデータを含み、各シンボルにつ
いて1つ又は複数のプロトタイプを記述している。各プ
ロトタイプは、そのシンボルをその個人によって書かれ
たものとして記述するパラメータを含み、このパラメー
タについては、後にステップ240を参照して更に詳細
に述べる。
【0133】教えている間に、ユーザは、データ・プロ
セッサ50に知られている所定のスクリプトからシンボ
ルを書き、関連するシンボルが、筆記の間にシンボル・
ディスプレイ60上に現れる。好ましくは、この所定の
スクリプトは、各シンボルについて複数回の反復を含
む。好ましくは、本発明者の経験に基づけば、シンボル
は1つの語の異なる部分に現れるのであり、たとえば、
最初、中間、最後など、この所定のスクリプトを通じて
現れる。教えるプロセスの間のデータ・プロセッサ50
の機能は、図12を参照して、後で更に完全に説明す
る。
【0134】認識の間には、データ・プロセッサ50
は、ユーザによって書かれたシンボルに対応する正しい
シンボル・コードを選択することを含み、好ましくは、
認識プロセスは、また、ユーザによって書かれた正しい
語を選択することを含む。認識プロセスの間のデータ・
プロセッサ50の機能は、図13を参照して、後で更に
完全に説明する。
【0135】次に図11を参照するが、これは、図1及
び図2のハンドライティング認識装置の簡略化されたブ
ロック図である。図11のハンドライティング認識装置
は、ペン10とグラフィック・タブレット12又は制御
回路90のどちらかとから入力を受け取る。ペン10の
位置を表しているグラフィック・タブレット12又は制
御回路90のどちらかからのデータは、ここでは、「位
置データ」と呼ぶ。
【0136】ペン10は、ハンドライティング認識装置
のユーザによって移動される際に、ティーチング制御1
30及び(又は)ハンドライティング認識制御150に
時間経過にわたるペン10の加速度を記述するデータを
送信する。ペン10は、また、グラフィック・タブレッ
ト12と共に、ペン10がユーザによってグラフィック
・タブレット12の表面上を移動される際にペン10の
先端によって時間と共にトレースされる位置を記述する
データを提供する。また、図2の装置の場合には、位置
データは、上述のように制御回路90によって提供され
る。
【0137】ペン10からのデータと位置データとは、
ティーチング制御130に送信される。ティーチング制
御130への送信は、ハンドライティング認識システム
を使用する予定の各人に関して、その各人が実際にこの
ハンドライティング認識システムを最初に使用する前に
生じる。ティーチング制御130への送信は、また、認
識エラーが検出された場合にも生じる。認識エラーが検
出された場合のティーチング制御130の使用は、ここ
では適合的なティーチングと呼ぶ。
【0138】ティーチング制御130は、シンボルを書
く際のユーザの手の移動を表すデータである受信データ
に作用し、また、そのデータに関連するシンボル・コー
ドの手で提供されたIDにも作用する。ティーチング制
御130は、次に、個人別・シンボル別のデータベース
であるデータベース140を更新する。
【0139】また、ペン10からのデータと位置データ
とは、ハンドライティング認識制御150に送信され
る。ハンドライティング認識制御150は、ペン10か
ら受信されたデータと位置データとに作用し、グラフィ
ック・タブレット12又は筆記面75上のペン10の移
動によって表されるシンボルを認識する。ハンドライテ
ィング認識制御150の出力は、シンボル・コードのリ
ストと、それに対応する確率とを含む。
【0140】ハンドライティング認識ポスト処理回路1
60は、シンボル・コード及び確率のリストと、好まし
くはそれまでの混同(confusion)に関するデ
ータベースと辞書とから成るポスト処理情報とに基づい
て正しいシンボル・コードを選ぶ。ハンドライティング
認識ポスト処理回路160の出力は、シンボル・コード
又は語である。
【0141】更に、図12及び図13を参照するが、こ
れらは、本発明の好適実施例による図1及び図2のハン
ドライティング認識装置の動作を図解する簡略化された
流れ図である。図12はティーチング・プロセスを、図
13は認識プロセスを図解している。
【0142】図12の方法の好適な動作方法は、以下の
ステップを含む。
【0143】ステップ210:位置データと加速度デー
タとを平行に読み取る。好ましくは、加速度データは、
位置データよりもより細かい間隔でサンプリングされ
る。たとえば、位置データにおける各データ点に対し
て、加速度計からは、8つのデータ点が収集される。
【0144】この合成されたデータは、好ましくは、タ
ブレットのグリッドにおけるペン10の先端の位置のX
及びY座標と、ペン10のタブレット接触状態すなわち
タブレット表面と接しているかどうかとを含む。この状
態は、動作的には、上述のワコム社のタブレット・プロ
セッサの場合には、「ペン・アップ」、「ペン・ダウ
ン」、「ペンはタブレットの近傍外」のように示され
る。また、この合成されたデータは、好ましくは、1つ
のグラフィック・タブレットのデータ点に対応する加速
度計のデータ点の平均値を含む。ペン10の状態は、グ
ラフィック・タブレット12が送信した信号から、ペン
10の先端に動作的に関連したスイッチによって導かれ
るが、この様子は、以下でステップ212を参照して説
明される。他の手段による場合もある。
【0145】ステップ212:ペン・表面の接触の終了
を識別する。ステップ210からのデータは、ペン10
からの表面接触状態を含まないこともある。この場合に
は、ペン10の表面接触状態は、加速度データから導か
れる。加速度データは、濾波されてノイズ以外の成分を
除去する。たとえば、加速度データは、上述のPark
sらによる著書に記載されているバターワース・デジタ
ル・フィルタによって、遮断周波数が0.7〜0.9の
4次のローパス・デジタル・フィルタを用いて濾波され
る。
【0146】濾波された加速度データは、次に、時間に
関して積分される。積分された濾波された加速度データ
の勾配を次に分析して、この勾配があるスレショルド値
を超える点を決定する。勾配がスレショルド値を超える
点を、「ペン・ダウン」の状態を有する最初の点とす
る。勾配があるスレショルド値よりも小さくなる点を、
「ペン・アップ」の状態を有する最初の点とする。この
スレショルド値は、最初のスレショルド値と同じでも異
なっていてもかまわない。加速度計データに基づいてペ
ン状態を決定する場合には、「ペン近傍外」の状態はな
い。
【0147】上述のスレショルドは、特定のタイプのペ
ンと筆記面に対して予め決めておくことができ、特定の
個人に対する学習プロセスによって決められるし、それ
以外の手段によっても決められる。
【0148】ステップ215:個々のシンボル及び語を
識別する。前のステップからのデータは、個々のシンボ
ルを表すデータに分解される。「ペン・アップ」又は
「ペン近傍外」の状態を含む状態は、ここでは、「ペン
・ダウンではない」の状態と呼ぶ。好ましくは、「ペン
・ダウンではない」状態を有する連続するデータ点すな
わち「ペン・ダウンではない」状態の特定の継続を表す
データ点の数は、シンボル又は語の終了を指示するもの
と考えられる。
【0149】典型的には、200ミリ秒から400ミリ
秒の範囲内の「ペン・ダウンではない」状態の継続は、
シンボルの終了を示すものと考えられる。800ミリ秒
から1200ミリ秒の範囲内の「ペン・ダウンではな
い」状態の継続は、語の終了と考えられる。
【0150】また、シンボル又は語の終了は、シンボル
の一部ではないペンの移動を表すデータ点によって、又
はそれ以外の手段によって、示される。ステップ215
からの出力データは、シンボル終了及び語終了データを
含む。
【0151】ステップ220:合成されたデータを正規
化する。合成された位置データ及び加速度データは、時
間に関して、又は他の手段によって、正規化される。
【0152】参考資料Aは、ステップ220の好適な構
成であるルーチンを含むC言語によるプログラム・リス
トである。このルーチンは、セクション2の「プリ・プ
リプロセシング」における次のルーチンを含む。すなわ
ち、ノーマルである。また、ノーマルのルーチンによっ
て用いられる種々の定義も含まれている。
【0153】ステップ230:合成されたデータを濾波
する。前のステップから受信された合成されたデータ
は、ノイズを除去するために濾波される。この濾波は、
隣接する点の反復する平滑化(smoothing)に
よって、この平滑化操作による信号における変化全体が
データの所望の精度よりも小さくなるまで、行われる。
他の適切な手段によることもある。
【0154】ステップ240:合成されたデータをパラ
メータ化する。データは、各シンボルを表すように選択
された基準に従って、パラメータ化される。ここで、図
14〜図17を参照するが、これらの図には、パラメー
タのいくつかが図解されている。
【0155】ペンが1つの加速度計を含む場合には、パ
ラメータは、好ましくは、以下のものを含む。すなわ
ち、正規化の前の点の数と、ペン状態の正規化された信
号と、加速度の正規化された信号と、図14に示される
ように、現在のデータ点(Xi,Yi,AccZi)に伴
うベクトルとXY平面との間の角度として定義される角
度αの正弦と、角度αの余弦と、図15に示してあるよ
うに、(X,Y,AccZ)空間において、前の前の点
(Xi-2,Yi-2,AccZi-2)と現在の点(Xi
i,AccZi)とを接続するベクトルと、現在の点と
次の次の点(Xi+2,Yi+2,AccZi+2)とを接続す
るベクトルとの間の角度として定義される角度βの正弦
と、角度βの余弦と、である。
【0156】また、ペンは、たとえば、3つの加速度計
を含むこともあり、ただし、これらは、相互に直交する
とは限らない。これらの加速度計が相互に直交していな
い場合には、加速度データは、相互に直交する座標系に
おける等価なデータに次のようにして変換することがで
きる。
【0157】非直交信号をベクトルu=(u1,u2,u
3であらわし、直交信号をベクトルu’=(u’1
u’2,u’3で表すことにする。ここで、は、転
置(transpose)の意味である。すると、Aを
3つの加速度計の静止感度ベクトルA=(A1,A2,A
3)として、u’=A0-1uである。静止感度ベクトル
は、移動のない定義された方向の間の加速度計の出力か
ら計算できる。Aは、直交座標系の感度の対角化され
たマトリクスであり、A1、A2、A3のノルムから成
る。
【0158】ペンが、たとえば、3つの加速度計を含む
場合には、パラメータは、好ましくは、上述のものに以
下のものを加えたものから成る。すなわち、図16に示
すように、現在のデータ点(AccXi,AccYi,A
ccZi)に伴うベクトルとAccXAccY平面との
間の角度として定義される角度α’の正弦と、α’の余
弦と、図17に示してあるように、(AccX,Acc
Y,AccZ)空間において、前の前の点(AccX
i-2,AccYi-2,AccZi-2)と現在の点(Acc
i,AccYi,AccZi)とを接続するベクトル
と、現在の点と次の次の点(AccXi+2,Acc
i+2,AccZi+2)とを接続するベクトルとの間の角
度として定義される角度β’の正弦と、角度β’の余弦
と、である。
【0159】ステップ250:パラメータを一般化す
る。学習されているシンボルのパラメータは、シンボル
の特定の場合(instance)を表す。システムが
記憶しているシンボルのプロトタイプは、その人間によ
って描かれたシンボルの一般的な特性を表しているはず
である。したがって、学習されているシンボルのパラメ
ータは、何らかの適切な手段によって一般化される。た
とえば、シンボルの前の場合からの各パラメータの値の
平均値と、シンボルの現在の場合からの各パラメータの
値とによる計算等である。
【0160】ステップ260:各人・各シンボルのプロ
トタイプ・データベースを更新する。前のステップから
新たに計算されたパラメータは、各人・各シンボルのプ
ロトタイプ・データベースに記憶される。
【0161】図13の好適な方法は、図12の説明の一
部として説明されたステップを含む。図12におけるス
テップと同じであるこれらのステップの説明は、簡潔さ
のために省略する。図13の残りのステップは、次のも
のを含む。
【0162】ステップ300:各人・各シンボルのプロ
トタイプ・データベースにおける各プロトタイプに対し
て、サンプルとプロトタイプとの比較のインデックスを
作るが、この際に、プロトタイプのパラメータにわたっ
て合成されるものとする。本発明の好適実施例によっ
て、すべてのパラメータが合成されて比較インデックス
を作る。参考資料Aは、ステップ300の好適な構成で
あるルーチンから成るC言語によるプログラム・リスト
である。これらのルーチンは、以下のものを含むが、そ
れらは、セクション5の「シンボル認識」にある。すな
わち、make corr;correl hem;ob
functである。これらのルーチンによって用い
られる種々の定義も含まれている。
【0163】本発明の別の好適実施例によれば、グラフ
ィック・タブレット・データから来るパラメータが合成
・比較され、加速度計データからのパラメータは別々に
合成・比較され、よって、サンプルとプロトタイプとの
間の比較に関する2つの測度を生じる。参考資料Bは、
ステップ300の好適な構成であるルーチンから成るC
言語によるプログラム・リストである。これらのルーチ
ンは、セクション4の「認識手順」にある以下のものを
含む。すなわち、def class;def
letter;def word;def
row;mut metric;metric dir
y;metric dir xである。また、これらの
ルーチンで用いられる種々の定義も含む。
【0164】ステップ310:見込みで(by lik
elihood)ソートされた可能なシンボルの1つ又
は複数のリストを作る。ステップ300において発生し
た比較の1つ又は複数のインデックスに基づいて、見込
みでソートされた可能なシンボルの1つのリストが、本
発明の1つの好適実施例によって作られる。
【0165】本発明の別の好適実施例によれば、見込み
でソートされた可能なシンボルの2つの別個のリストが
作られる。2つの別のリストが作られる場合には、一方
は、グラフィック・タブレット・データに基づく可能性
のあるシンボルを含み、他方は、加速度計データに基づ
く可能性のシンボルを含む。参考資料Bは、ステップ3
10の好適な構成であるルーチンから成るC言語による
プログラム・リストである。これらのルーチンは、セク
ション4の「認識手順」のサブセクション「ソート・ア
ウト」の主なものにある以下のものを含む。すなわち、
sort a;sort b;sort c;sor
t;check map;read map;r ma
tr;add metric;sort addであ
る。また、これらのルーチンで用いられる種々の定義も
含む。
【0166】ステップ320:正しいシンボルと正しい
語を、リストと、過去の混同に関するデータベースと、
辞書とに基づいて選択する。それまでに1つのリストが
作られている場合には、最大の蓋然性を有するシンボル
が、そこから正しいシンボルが選択される候補である。
【0167】2つ以上のリストが作られている場合に
は、これらのリストは合成され、この合成されたリスト
上の高い蓋然性を有するシンボルが、そこから正しいシ
ンボルが選択される候補である。好ましくは、これらの
リストは、これらの2つのリストの共通部分を最初に形
成するボーティング(voting)手順によって合成
され得る。参考資料Bは、ステップ320の好適な構成
であるルーチンから成るC言語によるプログラム・リス
トである。これらのルーチンは、「グラフィック・タブ
レットからの合成された結果及び加速度認識」と題され
るセクションにあるルーチンを含む。また、これらのル
ーチンによって用いられる種々の定義も含む。
【0168】これらの2つのリストの共通部分が空であ
るならば、すなわち、両方のリストに共通して現れるシ
ンボルがない場合には、出力は、位置データから作られ
たリストである。共通部分が空ではない、すなわち、少
なくとも1つのシンボルが両方のリストに現れる場合に
は、出力リストは、2つの入力リストの共通部分に含ま
れるすべてのシンボルを含み、これらのシンボルは2つ
のリストに含まれる確率の平均値にしたがってソートさ
れる。
【0169】以前の混同に関するデータベースは、それ
までの間違った識別に基づいて正しいシンボルの選択の
訂正を可能にする情報を提供する。この以前の混乱に関
するデータベースは、各シンボルについて、このシンボ
ルと混同された他のシンボルのリストを含む。たとえ
ば、シンボルfはシンボルbと混同されることが多い。
そのようなエントリが、リスト内のあるシンボルに関す
る以前の混同を含むことを発見された場合には、そのリ
スト内のシンボルと過去に混同されたことのある1つ又
は複数のシンボルがリストに加えられる。上の例を用い
ると、シンボルfがリストの中にある場合には、シンボ
ルbがそのリストに加えられる。
【0170】各語の終わりの指示は、上述のステップ2
15以降は、出力として扱われている。この指示に基づ
いて、リスト内の各シンボルに対して最も蓋然性の高い
識別を含む最も蓋然性の高い語が、識別される。
【0171】この最も蓋然性の高い語は、辞書でチェッ
クされる。好ましくは、この辞書は、システムのすべて
のユーザが用いる一般的な辞書と、システムの各ユーザ
が用いる個人的な辞書との両方を含む。その最も蓋然性
の高いに対してあるエントリが存在する場合には、その
語が正しい識別として選択される。
【0172】その最も蓋然性の高い語が辞書にない場合
には、リストの中のすべての可能性のある語の組み合わ
せが形成され、それぞれが辞書でチェックされる。辞書
の中のそのようなすべての語の間で、最も蓋然性の高い
語が正しい識別として選択される。
【0173】それらの語のどれもが辞書の中にない場合
には、最も蓋然性の高い語を、正しい識別として選択す
る。
【0174】ステップ330:訂正が行われたかどうか
をチェックする。認識のプロセスの間、システムのユー
ザには、好ましくは、認識された各シンボルの視覚的な
表示が提供される。
【0175】語の終わりが検出された後で、システムの
ユーザには、好ましくは、認識された語の視覚的な表示
が提供される。ユーザは、与えられた語が不正確に認識
されていることを手動で指示して、訂正を入力する。
【0176】ステップ340:以前の混同のデータベー
スを更新する。ステップ330で入力された手動の訂
正、又は、辞書による自動的な訂正に基づいて、それま
での混同のデータベースが更新される。
【0177】ここで、図18を参照するが、この図は、
図1のデジタル化ペン/加速度計10の好適な機械的な
構造の簡略化した図解である。ペン10は、ドイツ、W
−4040ノイス1、ヘラースベルクストラーセ4のワ
コム・コンピュータ・システムズGmbHから市販され
ているWACOM SP−200などの電磁気ペンから
成る。グラフィック・タブレットの適切なモデルと共に
用いるように設計された任意の他のものでもかまわな
い。ペン10は、また、グラフィック・タブレット12
と共に動作してペン10の点の位置を示す電磁コイル4
10も含む。ペン10は、更に、紙やその他の表面の上
に書くための能力を与えるインク・リフィル420も含
む。
【0178】ペン10は、また、ICセンサーズ社から
市販されているICS 3031−2等の、ビルトイン
された相互に直交した加速度計25を含む。また、必ず
しも直交しては配置されていない複数の加速度計が存在
することもある。更に別の実施例によれば、ただ1つの
加速度計だけの場合もある。
【0179】ペン10は、また、関連する増幅器30を
含む。これは、既に図1との関係で説明してある。ペン
10は、更に、データを制御回路40に送るのに用いら
れる通信ケーブル450を含む。また、データは、超音
波、赤外線など、任意の種類の適切な通信リンクを介し
て送信してかまわない。
【0180】次に、図19を参照するが、この図は、図
2のデジタル化ペン/加速度計10の好適な機械的な構
造の簡略化された図解である。ペン10は、ABSプラ
スチック・ハウジング又はそれ以外の適切なハウジング
等のハウジングを有する。ペン10は、更に、紙やその
他の表面の上に書くための能力を与えるインク・リフィ
ル420とそれに伴うスプリングを有する。
【0181】ペン10は、また、ICセンサーズ社から
市販されているICS 3031−2等の、ビルトイン
された相互に直交した加速度計25を含む。また、必ず
しも直交しては配置されていない複数の加速度計が存在
することもある。更に別の実施例によれば、ただ1つの
加速度計だけの場合もある。
【0182】ペン10は、また、関連する増幅器30を
含む。これは、既に図1との関係で説明した。
【0183】ペン10は、上述の超音波送信機80を含
む。ペン10は、また、関連する増幅器30を含む。こ
れは、既に図1との関係で説明してある。ペン10は、
更に、データを制御回路40に送るのに用いられる通信
ケーブル450を含む。また、データは、超音波、赤外
線など、任意の種類の適切な通信リンクを介して送信し
てかまわない。
【0184】次に、図20を参照するが、この図は、本
発明によって構成され動作するハンドライティング認識
装置の別の好適実施例の簡略化された図解である。ペン
10は、ノートや1枚の紙、又は任意の適切な筆記面に
筆記するのに用いられる。図20の装置では、ぺん10
は、既に述べてきたものと同様であるが、加速度計25
が複数個ある場合である。
【0185】図20の装置は、ロジテック・スキャンマ
ン社のモデル256等のスキャナ500を含む。ユーザ
は、ペン10を用いて筆記面512の上に筆記する。図
1及び図2に関する以上の説明は、ここで図20に関し
て述べる点を除けば、図20にも適用される。
【0186】ペン10は、加速度データを制御回路40
を介してデータ・プロセッサ50に送る。筆記が終了し
た後で、表面512はスキャナ500を用いて走査され
る。ティーチングと認識が、ペン10とスキャナ500
とからの合成されたデータに基づいて行われる。
【0187】次に、図21を参照するが、この図は、図
20のハンドライティング認識装置の簡略化されたブロ
ック図である。図21のハンドライティング認識装置
は、ペン10とスキャナ500とから入力を受け取る。
【0188】ペン10は、このハンドライティング認識
装置のユーザによって移動される場合には、時間の経過
にわたるペンの加速度を記述するデータを、加速度ティ
ーチング制御630及び(又は)加速度ハンドライティ
ング認識制御650に送信する。
【0189】OCRとは、光学的文字認識(optic
al character recognition)
のことである。スキャナ500は、筆記面512を走査
する際には、表面512上の画像(イメージ)を記述す
るデータをOCRティーチング制御635及び(又は)
音声システム制御655に送信する。
【0190】ペン10とスキャナ500とからのデータ
は、それぞれ、加速度ティーチング制御630又はOC
Rティーチング制御635に送信される。加速度ティー
チング制御630又はOCRティーチング制御635へ
の送信は、このハンドライティング認識システムを使う
べき個人に対して、その個人がこのハンドライティング
認識システムを実際に最初に使用する前に生じる。加速
度ティーチング制御630又はOCRティーチング制御
635への送信は、認識エラーが検出された場合に行わ
れる。認識エラーが検出された場合の加速度ティーチン
グ制御630又はOCRティーチング制御635の使用
は、ここでは、適合的ティーチングと称する。
【0191】加速度ティーチング制御630又はOCR
ティーチング制御635は、シンボルを書く際のユーザ
の手の移動を表す受信データに作用し、また、そのデー
タに関連するシンボル・コードの手によって提供された
識別に作用する。加速度ティーチング制御630は、次
に、各人・各シンボルの加速度データベースであるデー
タベース640を更新し、OCRティーチング制御63
5は、各人・各シンボルのOCRデータベースであるデ
ータベース645を更新する。データベース640とデ
ータベース645とは、各シンボルに関しての、加速度
のプロトタイプとシンボルの形状とを含み、各シンボル
についての各個人に特有のデータを含んでいる。
【0192】また、ペン10及びスキャナ500からの
データは、加速度ハンドライティング認識制御650又
はOCR制御655それぞれに送信される。加速度ハン
ドライティング認識制御650とOCR制御655と
は、それぞれペン10及びスキャナ500から受信した
データに作用し、スキャナ500上のペン10の移動に
よって表されるシンボルを認識する。
【0193】加速度ハンドライティング認識制御650
は、シンボル・コードのリストとそれに対応する確率を
含む。加速度ハンドライティング認識ポスト処理回路6
60は、シンボル・コードと確率のリストと、好ましく
はそれまでの混同のデータベースと辞書とを含むポスト
処理情報とに基づいて正しいシンボル・コードを選択す
る。加速度ハンドライティング認識ポスト処理回路66
0の出力は、シンボル・コード及び(又は)見込みによ
ってソートされた語のリストである。
【0194】認識された語の記憶回路670は、認識さ
れた各語に対して、加速度ハンドライティング認識ポス
ト処理回路660によって出力された可能性のある語の
ソートされたリストを記憶する。
【0195】OCR制御655の出力は、スキャナ50
0からの走査されたイメージ内の各シンボルに対して、
見込みによってソートされた蓋然性のあるシンボル・コ
ードのリストを含む。OCR制御655は、たとえば、
任意の適切な市販のOCRシステムによって実現され
る。
【0196】ワード/ストリング整合装置(match
er)680は、入力として、加速度ハンドライティン
グ認識ポスト処理回路660が出力した語のリストと、
OCR制御655か出力した蓋然性のあるシンボル・コ
ードのリストとを受け取る。ワード/ストリング整合装
置680は、その2つの入力リストの間で整合するもの
を見つける。ワード/ストリング整合装置680の出力
は、語及び(又は)シンボルのストリングのリストと、
筆記面512上での各語の及び(又は)ストリングの位
置とである。
【0197】更に、図22及び図23を参照するが、こ
れらは、本発明の好適実施例による図20のハンドライ
ティング認識装置の動作を図解する簡略化された流れ図
である。図22はティーチング・プロセスを、図23は
認識プロセスを図解する。
【0198】図22の方法の好適な方法は、図12の説
明の一部として記述されたステップを含む。図12での
ステップと同一なステップの説明は、簡潔性のために省
略する。図22におけるステップの残りは、以下のステ
ップを含む。
【0199】ステップ710:加速度データを読み取
る。加速度データは、加速度計25によって測定された
加速度のサンプリングを表すデータ点から成る。好まし
くは、サンプリング速度は、およそ、8つの点の平均
で、毎秒1600データ点であって、およそ毎秒200
データ点の出力を生じる。
【0200】ステップ712:ペン・表面の接触の終了
を識別する。ステップ710からのデータは、ペン10
からの表面接触状態を含まない。既にタブレット接触デ
ータに関してステップ212で述べたように、ペン10
の表面接触状態は、加速度データから導かれる。
【0201】ステップ715:個々のシンボル及び語を
識別する。前のステップからのデータは、個々のシンボ
ルを表すデータに分解される。「ペン・アップ」の状態
を含む状態は、ここでは、「ペン・ダウンではない」の
状態と呼ぶ。好ましくは、「ペン・ダウンではない」状
態を有する連続するデータ点すなわち「ペン・ダウンで
はない」状態の特定の継続を表すデータ点の数は、シン
ボル又は語の終了を指示するものと考えられる。
【0202】典型的には、200ミリ秒から400ミリ
秒の範囲内の「ペン・ダウンではない」状態の継続は、
シンボルの終了を示すものと考えられる。800ミリ秒
から1200ミリ秒の範囲内の「ペン・ダウンではな
い」状態の継続は、典型的には、語の終了と考えられ
る。
【0203】また、シンボル又は語の終了は、シンボル
の一部ではないペンの移動を表すデータ点によって、又
はそれ以外の手段によって、示される。ステップ715
からの出力データは、シンボル終了及び語終了データを
含む。
【0204】ステップ720:加速度データを正規化す
る。加速度データは、時間に関して、又は他の手段によ
って、正規化される。既にステップ220に関して説明
した参考資料Aは、ステップ720の好適な構成である
ルーチンを含むC言語によるプログラム・リストであ
る。このルーチンは、セクション2の「プリ・プリプロ
セシング」:ノーマルにおける次のルーチンを含む。ま
た、ノーマルのルーチンによって用いられる種々の定義
も含む。
【0205】ステップ730:加速度データを濾波す
る。前のステップから受信された正規化された加速度デ
ータは、ノイズを除去するために濾波される。この濾波
は、隣接する点の反復する平滑化(smoothin
g)によって、この平滑化操作による信号における変化
全体がデータの所望の精度よりも小さくなるまで、行わ
れる。他の適切な手段によることもある。
【0206】ステップ740:加速度データをパラメー
タ化する。データは、各シンボルを表すように選択され
た基準に従って、パラメータ化される。加速度計が相互
に直交してはいない場合には、加速度データは、相互に
直交する座標系における等価なデータに次のようにして
変換することができる。ステップ240で述べたのと同
様である。
【0207】パラメータは、好ましくは、以下のものを
含む。すなわち、正規化の前の点の数と、ペン状態の正
規化された信号と、Z加速度の正規化された信号と、ス
テップ240で定義した角度α’の正弦と、角度α’の
余弦と、ステップ240で定義した角度β’の正弦と、
角度β’の余弦と、である。
【0208】ステップ760:各人・各シンボルのプロ
トタイプ・データベースを更新する。前のステップから
新たに計算されたパラメータは、各人・各シンボルのプ
ロトタイプ・データベースに記憶される。
【0209】ステップ770:予め定義したテキストの
終わりに達したか。終わりに達したかどうかは、予め定
義したテキスト・ファイルの終わりに達したかどうかに
よって判断する。達していない場合には、このプロセス
じゃ、ステップ710に進む。終わりに達している場合
には、プロセスはステップ780に進む。
【0210】ステップ780:書かれたテキストを走査
する。筆記面512上に書かれたテキストは、スキャナ
500を用いて走査する。
【0211】ステップ790:OCRティーチング・プ
ロセスである。テキスト内の各シンボルに対して、筆記
面512上の対応するハンドライティングの特徴が識別
される。
【0212】ステップ795:各人・各シンボルのOC
Rプロトタイプ・データベースを更新する。ステップ7
90において識別された特徴は、各人・各シンボルのO
CRプロトタイプ・データベースにおいて更新される。
【0213】図23の好適な方法は、図12及び図22
の説明の一部として既に説明したステップを含む。図1
2及び図22でのステップと同一なステップの説明は、
簡潔性のために省略する。図23におけるステップの残
りは、以下のステップを含んでいる。
【0214】ステップ800:各人・各シンボルの加速
度プロトタイプ・データベースにおける各プロトタイプ
に対して、サンプルとプロトタイプとの比較のインデッ
クスを作るが、この際に、プロトタイプのパラメータに
わたって合成されるものとする。本発明の好適実施例に
よって、すべてのパラメータが合成されて比較インデッ
クスを作る。参考資料Aは、ステップ800の好適な構
成であるルーチンから成るC言語によるプログラム・リ
ストである。これらのルーチンは、以下のものを含む
が、それらは、セクション5の「シンボル認識」にあ
る。すなわち、make corr;correl
em;obj functである。これらのルーチンに
よって用いられる種々の定義も含まれている。
【0215】ステップ810:見込みで(by lik
elihood)ソートされた可能なシンボルのリスト
を作る。ステップ800において発生した比較の1つ又
は複数のインデックスに基づいて、見込みでソートされ
た可能なシンボルの1つのリストが作られる。
【0216】ステップ320:正しいシンボルと正しい
語を、リストと、過去の混同に関するデータベースと、
辞書とに基づいて選択する。最大の蓋然性を有するシン
ボルが、そこから正しいシンボルが選択される候補であ
る。
【0217】ステップ320に関して述べたように、以
前の混同に関するデータベースは、それまでの間違った
識別に基づいて正しいシンボルの選択の訂正を可能にす
る情報を提供する。
【0218】各語の終わりの指示は、上述のステップ7
15以降は、出力として扱われている。この指示に基づ
いて、リスト内の各シンボルに対して最も蓋然性の高い
識別を含む最も蓋然性の高い語が、識別される。
【0219】この最も蓋然性の高い語は、辞書でチェッ
クされる。好ましくは、この辞書は、システムのすべて
のユーザが用いる一般的な辞書と、システムの各ユーザ
が用いる個人的な辞書との両方を含む。その最も蓋然性
の高いに対してあるエントリが存在する場合には、その
語が正しい識別として選択される。
【0220】その最も蓋然性の高い語が辞書にない場合
には、リストの中のすべての可能性のある語の組み合わ
せが形成され、それぞれが辞書でチェックされる。辞書
の中のそのようなすべての語の間で、最も蓋然性の高い
語が正しい識別として選択される。
【0221】それらの語のどれもが辞書の中にない場合
には、最も蓋然性の高い語を、正しい識別として選択す
る。
【0222】ステップ822:認識情報を記憶する。前
のステップによる可能性のある語の出力のソートされた
リストは、後の処理のために記憶される。
【0223】ステップ824:テキストの終わりをチェ
ックする。ユーザは、入力装置70を用いてテキストの
終わりを指示する。
【0224】ステップ826:書かれたテキストを走査
する。スキャナ500を用いて、筆記面512を走査す
る。走査された画像(イメージ)は、ステップ828で
出力される。
【0225】ステップ828:OCRを実行する。OC
R制御655を用いて先行するステップからの走査され
たイメージ上に光学的文字認識を実行する。ステップ8
28の出力は、ステップ826からの走査されたイメー
ジにおける各シンボルに対して、見込みによってソート
された可能性のあるシンボル・コードと走査されたイメ
ージにおける各シンボルの位置のリストである。OCR
制御655は、たとえば、任意の適切な市販のOCRシ
ステムによって実現される。
【0226】ステップ830:整合する語を見つける。
【0227】加速度からの各語に対して、OCRにおけ
るすべての完全に整合(マッチ)する語を見つけ、それ
らを位置を含めてリストする、又は、整合がないことを
記録する。
【0228】整合が見つかった加速度リスト内の各語に
対して、それに続く語が、OCRリストから示される次
の位置にある語に対応するかどうかをチェックされる。
このプロセスは、それ以上整合が見つからなくなるまで
継続する。加速度リストの各語に対しては、複数の可能
な整合が存在し得る。語の更なる整合シーケンスが、整
合の先行するリストの最後の語の後の次の語から始ま
る。
【0229】加速度リストの残りの非整合の語のそれぞ
れに対して、OCRリスト内の最も近接した整合する語
が、何らかの基準(measure of varia
nce)に基づいて識別される。たとえば、この基準
は、最小で2つの文字がマッチしているとして、リスト
上の2つの語の間の整合する文字の数であり得る。
【0230】部分的に整合している語に隣接する領域が
次にチェックされる。前後の領域が整合していれば、こ
の部分的に整合している語は、整合していると結論す
る。
【0231】OCRリスト内の整合していない語が次に
調べられる。任意の残っている整合していない語に対し
て、その語の前後の領域が整合していれば、その後は整
合するものと考える。
【0232】オプションで、任意の他の、文法チェック
や欠けた部分を識別する他の適切な手段等の文脈を考慮
する方法を用いて、まだ整合しない語を識別することも
できる。残りの整合しない語は、ユーザによって個別に
手動で識別される。
【0233】ステップ840:以前の混同のデータベー
スを更新する。ステップ330で入力された手動の訂
正、又は、辞書による自動的な訂正に基づいて、それま
での混同のデータベースが更新される。手による訂正に
基づいて、個人的な辞書もまた、訂正された語が辞書の
中に見つからない場合には更新される。
【0234】参考資料に記載されている特定の実施例
は、本発明の特に詳細な開示を行うためのものであり、
限定を意図していないことは理解されよう。
【0235】別々の実施例の内容として記載した本発明
の種々の特徴は、組み合わせて1つの実施例において提
供することが可能であることは理解できよう。逆に、簡
単のために1つの実施例の内容として記載した本発明の
種々の特徴は、別々にも、任意の適切な組み合わせにお
いても提供し得ることは理解されよう。
【0236】本発明は以上で特定的に説明し図解してき
たものに限定されないことは当業者には明らかであろ
う。むしろ、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって
のみ定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に従って構成され動作する
ハンドライティング認識装置の、簡略化された半ば絵画
的な半ばブロック図的な図解である。
【図2】本発明の別の好適実施例に従って構成され動作
するハンドライティング認識装置の、簡略化された半ば
絵画的な半ばブロック図的な図解である。
【図3】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図4】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図5】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図6】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図7】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図8】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図9】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回路
図である。
【図10】図1及び図2の装置の一部の好適な構成の回
路図である。
【図11】図1及び図2のハンドライティング認識装置
の、簡略化されたブロック図である。
【図12】図1及び図2のハンドライティング認識装置
によって行われるティーチング・プロセスを図解する簡
略化された流れ図である。
【図13】図1及び図2のハンドライティング認識装置
によって行われる認識プロセスを図解する簡略化された
流れ図である。
【図14】図1及び図2のハンドライティング認識装置
によって行われるティーチング及び認識プロセスの一部
のための好適な方法を図解するデータのグラフィカルな
表示である。
【図15】図1及び図2のハンドライティング認識装置
によって行われるティーチング及び認識プロセスの一部
のための好適な方法を図解するデータのグラフィカルな
表示である。
【図16】図1及び図2のハンドライティング認識装置
によって行われるティーチング及び認識プロセスの一部
のための好適な方法を図解するデータのグラフィカルな
表示である。
【図17】図1及び図2のハンドライティング認識装置
によって行われるティーチング及び認識プロセスの一部
のための好適な方法を図解するデータのグラフィカルな
表示である。
【図18】図1のデジタル化ペン/加速度計の好適な機
械的な構造の簡略化された図解である。
【図19】図2のデジタル化ペン/加速度計の好適な機
械的な構造の簡略化された図解である。
【図20】本発明の別の好適実施例に従って構成され動
作するハンドライティング認識装置の、簡略化された半
ば絵画的な半ばブロック図的な図解である。
【図21】図20のハンドライティング認識装置の簡略
化されたブロック図である。
【図22】図20のハンドライティング認識装置によっ
て行われるティーチング・プロセスを図解する簡略化さ
れた流れ図である。
【図23】図20のハンドライティング認識装置によっ
て行われる認識プロセスを図解する簡略化された流れ図
である。また、本出願には、明細書の中でも言及されて
いるように参考資料が添付されており、その内容は以下
の通りである。 参考資料A:図12及び図13のステップ200及びス
テップ300と、図22及び図23のステップ720及
びステップ800の一部の好適な構成を含むプログラム
・リストである。 参考資料B:図12及び図13のステップ220、30
0の一部の別の好適な構成と、やはり図12及び図13
のステップ310、320の好適な構成を含むプログラ
ム・リストである。 参考資料C:図6〜図10の装置の好適な構成を含むプ
ログラム・リストである。 参考資料D:図2の装置一部の好適な構成を含むプログ
ラム・リストである。 参考資料E:図2の装置一部の好適な構成を含むプログ
ラム・リストである。
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エフド・バロン イスラエル国ハイファ 34980,ハーグ・ ストリート 61 (72)発明者 アレクサンダー・プリシュヴィン イスラエル国96629 エルサレム,ハント ケ・ストリート 82/30 (72)発明者 ズィーヴ・バー−イッハック イスラエル国ハイファ 34364,テル・マ ネー・ストリート 18エイ (72)発明者 ヴィクター・コルセンスキー イスラエル国ハイファ 34333,ディスラ エリ・ストリート 35

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの異なる感知技術を用い
    てハンドライティングを感知し、手に保持される筆記用
    具内に位置する少なくとも1つの加速度計を含むハンド
    ライティング入力装置と、 前記ハンドライティング入力装置の出力を受信し、前記
    ハンドライティングにより表されるシンボルを指示する
    出力を提供するシンボル識別装置と、 を備えていることを特徴とするハンドライティング認識
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハンドライティング認識
    装置において、前記ハンドライティング入力装置は、位
    置デジタル化装置を備えていることを特徴とするハンド
    ライティング認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のハンドライティング認識
    装置において、前記ハンドライティング入力装置は、空
    気中で動作する超音波位置決定装置を備えていることを
    特徴とするハンドライティング認識装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のハンドライティング認識
    装置において、前記ハンドライティング入力装置は、コ
    ンピュータ・スクリーン上に書き込むように動作するこ
    とを特徴とするハンドライティング認識装置。
  5. 【請求項5】 ペンを操作するユーザの手の加速度の少
    なくとも1つの成分を測定する少なくとも1つの加速度
    計と、 ノイズ以外の成分を除去するように濾波された前記加速
    度計からの入力を受信するペン・表面接触検出器と、 を備えていることを特徴とするペン・表面接触検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のハンドライティング認識
    装置において、前記少なくとも1つの加速度計は、複数
    の相互に直交して配置された加速度計を備えていること
    を特徴とするハンドライティング認識装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のハンドライティング認識
    装置において、前記シンボル識別装置は、シンボルを識
    別する際に前記デジタル化装置と前記少なくとも1つの
    加速度計とからの入力を合成する、合成された位置及び
    加速度処理装置を含むことを特徴とするハンドライティ
    ング認識装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のハンドライティング認識
    装置において、前記シンボル識別装置は、前記デジタル
    化装置からの入力を用いてシンボルのIDを表す第1の
    出力を提供する第1のIDチャネルと、前記少なくとも
    1つの加速度計からの入力を用いてシンボルのIDを表
    す第2の出力を提供する第2のIDチャネルと、所定の
    基準に基づいて前記第1及び第2の出力の間で選択する
    シンボル選択装置と、を含むことを特徴とするハンドラ
    イティング認識装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載のペン・表面接触検出装置
    において、前記検出器は、前記加速度のデータからノイ
    ズを抽出し該ノイズを用いてペン・表面接触を検出する
    ように動作する加速度ノイズ分析器を備えていることを
    特徴とするペン・表面接触検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載のペン・表面接触検出装
    置において、前記少なくとも1つの加速度計は前記ペン
    に対して改装可能であることを特徴とするペン・表面接
    触検出装置。
  11. 【請求項11】 筆記用具の加速度に関する情報を前記
    筆記用具上に設置された3つの相互に直交する加速度計
    から受信するステップと、 前記筆記用具の前記加速度と複数のシンボルのそれぞれ
    を特性付ける記憶された加速度シーケンスとの比較に少
    なくとも部分的に基づいて、前記筆記用具によって書か
    れたシンボルを識別するステップと、 を含むことを特徴とするハンドライティング認識方法。
  12. 【請求項12】 複数のシンボルのそれぞれを特性付け
    る加速度シーケンスを記憶するように動作する特性加速
    度シーケンス・メモリと、 筆記用具の加速度に関する情報を前記筆記用具上に設置
    された3つの相互に直交する加速度計から受信するよう
    に動作する筆記用具モニタと、 前記筆記用具の前記加速度と前記記憶された加速度シー
    ケンスとの比較に少なくとも部分的に基づいて前記筆記
    用具によって書かれたシンボルを指示する出力を提供す
    るように動作するシンボル識別子と、 を備えていることを特徴とするハンドライティング認識
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のハンドライティング
    認識装置において、前記筆記用具モニタは、前記筆記用
    具の位置に関する情報を受信するようにも動作すること
    を特徴とするハンドライティング認識装置。
  14. 【請求項14】 手に保持された筆記用具内に位置する
    少なくとも1つの加速度計と少なくとも1つの付加的な
    別の感知技術とを用いてハンドライティングを感知する
    ステップと、 前記ハンドライティングを指示する出力を受信して前記
    ハンドライティングによって表されるシンボルを指示す
    る出力を提供するステップと、 を含むことを特徴とするハンドライティング認識方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のハンドライティング
    認識方法において、前記少なくとも1つの付加的な感知
    技術は位置デジタル化を含むことを特徴とするハンドラ
    イティング認識方法。
  16. 【請求項16】 ペンを操作するユーザの手の加速度の
    少なくとも1つの成分を測定する少なくとも1つの加速
    度計を用いるステップと、 ノイズ以外の成分を除去するように濾波された前記加速
    度計からの入力を受信し、ペン・表面接触を指示する出
    力を提供するステップと、 を含むことを特徴とするペン・表面接触検出方法。
  17. 【請求項17】 請求項15記載のハンドライティング
    認識方法において、デジタル化された位置入力と感知さ
    れた加速度情報とを合成することによってシンボルを識
    別するステップも含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項14記載のハンドライティング
    認識方法において、前記受信するステップは、 デジタル化された位置入力を用いてシンボルのIDを表
    す第1の出力を提供するステップと、 加速度情報を用いてシンボルのIDを表す第2の出力を
    提供するステップと、 前記第1及び第2の出力の間で選択するステップと、 を含むことを特徴とするハンドライティング認識方法。
  19. 【請求項19】 ハンドライティング入力装置であっ
    て、 少なくとも一方は手に保持された筆記用具内に位置する
    少なくとも1つの加速度計を備えた、第1及び第2のハ
    ンドライティング出力を生じる少なくとも第1及び第2
    の異なるハンドライティング・センサと、 前記第1及び第2のハンドライティング出力を合成して
    強化されたパフォーマンスのハンドライティング出力を
    提供する結合装置と、 を含むハンドライティング入力装置と、 前記強化されたパフォーマンスのハンドライティング出
    力を受信して、前記ハンドライティングによって表され
    るシンボルを指示する出力を提供するシンボル識別装置
    と、 を備えていることを特徴とするハンドライティング認識
    装置。
  20. 【請求項20】 請求項1記載のハンドライティング認
    識装置において、前記ハンドライティング入力装置は、
    光学的文字認識装置を備えていることを特徴とするハン
    ドライティング認識装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載のハンドライティング
    認識装置において、前記第2のハンドライティング・セ
    ンサはパッドを備えていることを特徴とするハンドライ
    ティング認識装置。
  22. 【請求項22】 請求項19記載のハンドライティング
    認識装置において、前記第2のハンドライティング・セ
    ンサは、空気中で動作する超音波位置決定装置を備えて
    いることを特徴とするハンドライティング認識装置。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のハンドライティング
    認識装置において、前記第2のハンドライティング・セ
    ンサは、コンピュータ・スクリーン上のハンドライティ
    ングを感知するように動作することを特徴とするハンド
    ライティング認識装置。
  24. 【請求項24】 請求項20記載のハンドライティング
    認識装置において、前記少なくとも1つの加速度計は、
    複数の加速度計を備えていることを特徴とするハンドラ
    イティング認識装置。
  25. 【請求項25】 請求項19記載のハンドライティング
    認識装置において、前記第1及び第2のハンドライティ
    ング・センサの少なくとも一方は、前記筆記用具の位置
    を感知するように動作する装置を備えていることを特徴
    とするハンドライティング認識装置。
  26. 【請求項26】 請求項19記載のハンドライティング
    認識装置において、前記結合装置は、二次元領域におけ
    る第1及び第2のハンドライティング出力を相関させる
    ように動作することを特徴とするハンドライティング認
    識装置。
  27. 【請求項27】 請求項19記載のハンドライティング
    認識装置において、前記結合装置は、時間領域における
    第1及び第2のハンドライティング出力を相関させるよ
    うに動作することを特徴とするハンドライティング認識
    装置。
  28. 【請求項28】 手に保持された筆記用具内に位置する
    少なくとも1つの加速度計と少なくとも1つの付加的な
    センサとを用いて第1及び第2のハンドライティング出
    力を生じるステップと、 前記第1及び第2のハンドライティング出力を合成して
    強化されたパフォーマンスのハンドライティング出力を
    生じるステップと、 前記強化されたパフォーマンスのハンドライティング出
    力を用いて前記ハンドライティングによって表されるシ
    ンボルを指示する出力を生じるステップと、 を含むことを特徴とするハンドライティング認識方法。
  29. 【請求項29】 請求項24記載のハンドライティング
    認識装置において、前記複数の加速度計は、相互に直交
    して配置されていることを特徴とするハンドライティン
    グ認識装置。
  30. 【請求項30】 請求項28記載の方法において、前記
    少なくとも1つの付加的な別のセンサは、筆記用具の位
    置を感知するように動作することを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項28記載の方法において、前記
    合成するステップは、前記第1及び第2のハンドライテ
    ィング出力を二次元領域において相関させるステップを
    含むことを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 請求項28記載の方法において、前記
    合成するステップは、前記第1及び第2のハンドライテ
    ィング出力を時間領域において相関させるステップを含
    むことを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 少なくとも2つの異なる感知技術を用
    いてハンドイメージングを感知し、手に保持された筆記
    用具内に位置する少なくとも1つの加速度計を含む、ハ
    ンドイメージング入力装置と、 前記ハンドイメージング入力装置の出力を受信し、前記
    ハンドイメージングによって表される形状を指示する出
    力を提供する形状識別装置と、 を備えていることを特徴とするハンドイメージング認識
    装置。
  34. 【請求項34】 請求項33記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記ハンドイメージング入力装置
    は、位置デジタル化装置を備えていることを特徴とする
    ハンドイメージング認識装置。
  35. 【請求項35】 請求項33記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記ハンドイメージングは、ドロー
    イングとハンドライティングとの少なくとも一方を含む
    ことを特徴とするハンドイメージング認識装置。
  36. 【請求項36】 請求項33記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記入力装置は、空気中で動作する
    超音波位置決定装置を備えていることを特徴とするハン
    ドイメージング認識装置。
  37. 【請求項37】 請求項33記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記形状識別装置は、形状を識別す
    る際に前記デジタル化装置と前記少なくとも1つの加速
    度計とからの入力を合成する、合成された位置及び加速
    度処理装置を含むことを特徴とするハンドイメージング
    認識装置。
  38. 【請求項38】 請求項33記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記形状識別装置は、前記デジタル
    化装置からの入力を用いて形状のIDを表す第1の出力
    を提供する第1のIDチャネルと、前記少なくとも1つ
    の加速度計からの入力を用いて形状のIDを表す第2の
    出力を提供する第2のIDチャネルと、所定の基準に基
    づいて前記第1及び第2の出力の間で選択する形状選択
    装置と、を含むことを特徴とするハンドイメージング認
    識装置。
  39. 【請求項39】 請求項38記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記少なくとも1つの加速度計は前
    記筆記用具に対して改装可能であることを特徴とするハ
    ンドイメージング認識装置。
  40. 【請求項40】 筆記用具の加速度に関する情報を前記
    筆記用具上に設置された3つの相互に直交する加速度計
    から受信するステップと、 前記筆記用具の前記加速度と複数の形状のそれぞれを特
    性付ける記憶された加速度シーケンスとの比較に少なく
    とも部分的に基づいて、前記筆記用具によって書かれた
    形状を識別するステップと、 を含むことを特徴とするハンドイメージング認識方法。
  41. 【請求項41】 請求項40記載のハンドイメージング
    認識方法において、筆記用具の位置に関する情報を受信
    するステップをも含むことを特徴とするハンドイメージ
    ング認識方法。
  42. 【請求項42】 請求項40記載のハンドイメージング
    認識方法において、第1の複数の形状のそれぞれを第2
    の複数のユーザのそれぞれによって発生されたものとし
    て特性付ける加速度シーケンスを記憶するステップをも
    含むことを特徴とするハンドイメージング認識方法。
  43. 【請求項43】 複数の形状のそれぞれを特性付ける加
    速度シーケンスを記憶するように動作する特性加速度シ
    ーケンス・メモリと、 筆記用具の加速度に関する情報を前記筆記用具上に設置
    された3つの相互に直交する加速度計から受信するよう
    に動作する筆記用具モニタと、 前記筆記用具の前記加速度と前記記憶された加速度シー
    ケンスとの比較に少なくとも部分的に基づいて、前記筆
    記用具によって書かれた形状を指示する出力を提供する
    ように動作する形状識別子と、 を備えていることを特徴とするハンドイメージング認識
    装置。
  44. 【請求項44】 請求項43記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記筆記用具モニタは、前記筆記用
    具の位置に関する情報を受信するようにも動作すること
    を特徴とするハンドイメージング認識装置。
  45. 【請求項45】 手に保持された筆記用具内に位置する
    少なくとも1つの加速度計と少なくとも1つの付加的な
    別の感知技術とを用いてハンドイメージングを感知する
    ステップと、 前記ハンドイメージングの出力を受信して前記ハンドイ
    メージングによって表される形状を指示する出力を提供
    するステップと、 を含むことを特徴とするハンドイメージング認識方法。
  46. 【請求項46】 請求項45記載のハンドイメージング
    認識方法において、前記少なくとも1つの付加的な感知
    技術は位置デジタル化を含むことを特徴とするハンドイ
    メージング認識方法。
  47. 【請求項47】 請求項45記載のハンドイメージング
    認識方法において、デジタル化された位置入力と感知さ
    れた加速度情報とを合成することによって形状を識別す
    るステップも含むことを特徴とするハンドイメージング
    認識方法。
  48. 【請求項48】 請求項45記載のハンドイメージング
    認識方法において、前記受信するステップは、 デジタル化された位置入力を用いて形状のIDを表す第
    1の出力を提供するステップと、 加速度情報を用いて形状のIDを表す第2の出力を提供
    するステップと、 前記第1及び第2の出力の間で選択するステップと、 を含むことを特徴とするハンドイメージング認識方法。
  49. 【請求項49】 請求項45記載の方法において、前記
    受信するステップは、前記加速度のデータからノイズを
    抽出し該ノイズを用いてペン・表面接触を検出するステ
    ップを含むことを特徴とする方法。
  50. 【請求項50】 ハンドイメージング入力装置であっ
    て、 少なくとも一方は手に保持された筆記用具内に位置する
    少なくとも1つの加速度計を備えた、第1及び第2のハ
    ンドイメージング出力を生じる少なくとも第1及び第2
    の異なるハンドイメージング・センサと、 前記第1及び第2のハンドイメージング出力を合成して
    強化されたパフォーマンスのハンドイメージング出力を
    提供する結合装置と、 を含むハンドイメージング入力装置と、 前記強化されたパフォーマンスのハンドイメージング出
    力を受信して、前記ハンドイメージングによって表され
    る形状を指示する出力を提供する形状識別装置と、 を備えていることを特徴とするハンドイメージング認識
    装置。
  51. 【請求項51】 請求項20記載のハンドライティング
    認識装置において、前記シンボル識別装置は、シンボル
    を識別する際に前記光学的文字認識装置と前記少なくと
    も1つの加速度計とからの入力を合成する、合成された
    位置及び加速度処理装置を含むことを特徴とするハンド
    ライティング認識装置。
  52. 【請求項52】 請求項50記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記第2のハンドイメージング・セ
    ンサはパッドを備えていることを特徴とするハンドイメ
    ージング認識装置。
  53. 【請求項53】 請求項50記載のハンドライティング
    認識装置において、前記第2のハンドライティング・セ
    ンサは、空気中で動作する超音波位置決定装置を備えて
    いることを特徴とするハンドライティング認識装置。
  54. 【請求項54】 請求項20記載のハンドライティング
    認識装置において、前記シンボル識別装置は、前記光学
    的文字認識装置からの入力を用いてシンボルのIDを表
    す第1の出力を提供する第1のIDチャネルと、前記少
    なくとも1つの加速度計からの入力を用いてシンボルの
    IDを表す第2の出力を提供する第2のIDチャネル
    と、所定の基準に基づいて前記第1及び第2の出力の間
    で選択するシンボル選択装置と、を含むことを特徴とす
    るハンドライティング認識装置。
  55. 【請求項55】 請求項50記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記第1及び第2のハンドライティ
    ング・センサの少なくとも一方は、前記筆記用具の位置
    を感知するように動作する装置を備えていることを特徴
    とするハンドイメージング認識装置。
  56. 【請求項56】 請求項50記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記結合装置は、二次元領域におけ
    る第1及び第2のハンドイメージング出力を相関させる
    ように動作することを特徴とするハンドイメージング認
    識装置。
  57. 【請求項57】 請求項50記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記結合装置は、時間領域における
    第1及び第2のハンドイメージング出力を相関させるよ
    うに動作することを特徴とするハンドイメージング認識
    装置。
  58. 【請求項58】 手に保持された画像化用具内に位置す
    る少なくとも1つの加速度計と少なくとも1つの付加的
    なセンサとを用いて第1及び第2のハンドイメージング
    出力を生じるステップと、 前記第1及び第2のハンドイメージング出力を合成して
    強化されたパフォーマンスのハンドイメージング出力を
    生じるステップと、 前記強化されたパフォーマンスのハンドイメージング出
    力を用いて前記ハンドイメージングによって表される形
    状を指示する出力を生じるステップと、 を含むことを特徴とするハンドイメージング認識方法。
  59. 【請求項59】 請求項20記載のハンドライティング
    認識装置において、前記少なくとも1つの加速度計は、
    ペンに対して改装可能であることを特徴とするハンドラ
    イティング認識装置。
  60. 【請求項60】 請求項58記載の方法において、前記
    第1及び第2のハンドライティング・センサの少なくと
    も一方は、筆記用具の位置を感知するように動作するこ
    とを特徴とする方法。
  61. 【請求項61】 請求項58記載の方法において、前記
    合成するステップは、二次元領域における前記第1及び
    第2のハンドイメージング出力を相関させるステップを
    含むことを特徴とする方法。
  62. 【請求項62】 請求項58記載の方法において、前記
    合成するステップは、時間領域における前記第1及び第
    2のハンドイメージング出力を相関させるステップを含
    むことを特徴とする方法。
  63. 【請求項63】 請求項33記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記入力装置は、光学認識装置を備
    えていることを特徴とするハンドイメージング認識装
    置。
  64. 【請求項64】 請求項63記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記形状識別装置は、形状を識別す
    る際に前記光学的文字認識装置と前記少なくとも1つの
    加速度計とからの入力を合成する、合成された光学的文
    字認識及び加速度処理装置を含むことを特徴とするハン
    ドイメージング認識装置。
  65. 【請求項65】 請求項64記載のハンドイメージング
    認識装置において、前記形状識別装置は、前記光学的文
    字認識装置からの入力を用いて形状のIDを表す第1の
    出力を提供する第1のIDチャネルと、前記少なくとも
    1つの加速度計からの入力を用いて形状のIDを表す第
    2の出力を提供する第2のIDチャネルと、所定の基準
    に基づいて前記第1及び第2の出力の間で選択する形状
    選択装置と、を含むことを特徴とするハンドイメージン
    グ認識装置。
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