JP3192468B2 - オンライン手書き文字認識装置及び認識方法 - Google Patents

オンライン手書き文字認識装置及び認識方法

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JP3192468B2
JP3192468B2 JP09681992A JP9681992A JP3192468B2 JP 3192468 B2 JP3192468 B2 JP 3192468B2 JP 09681992 A JP09681992 A JP 09681992A JP 9681992 A JP9681992 A JP 9681992A JP 3192468 B2 JP3192468 B2 JP 3192468B2
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coordinate point
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Character Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレット上に書き込
まれた手書き文字の筆跡の座標データから特徴抽出を行
い文字認識を行うオンライン手書き文字認識装置に係
り、特に、タブレット上の入力座標データの急激な変動
であるノイズを除去する手段を有するオンライン手書き
文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、文字入力装置として、マトリ
クス状にセンサを配したタブレット(x−y座標入力
部)を備え、タブレットの上面に書き込まれた筆跡のx
−y座標データから特徴を抽出し文字認識を行うオンラ
イン手書き文字認識装置が知られている。オンライン手
書き文字認識装置の基本構成は、図7に示すように、タ
ブレット100、前処理部101、特徴抽出部102、
および文字認識部103を備えて構成される。タブレッ
ト100は、センサの方式として面抵抗体を用いた感圧
式であるタッチパネル方式、静電結合方式、または電源
誘導方式などにより入力部が形成され、書き込まれた筆
跡のx−y座標データを出力する。前処理部101は、
タブレット100から出力されるx−y座標データを一
定時間ごとに逐次入力して筆跡のx−y座標点を確定す
る。特徴抽出部102は、前処理部101において確定
したx−y座標点のデータを用いて文字入力のストロー
クの特徴を抽出する。そして、文字認識部103では、
特徴抽出部102において特徴抽出された入力ストロー
クを解析して文字を認識し、文字コードを生成するよう
になされている。
【0003】タブレット100への文字の書込みにおい
て、その分解能と書込み手段によっては、1データの中
にx,yそれぞれの方向で複数の点が検出される。この
ため前処理部101では、筆跡としてのx−y座標を確
定して特徴抽出用のx−y座標データとするために、複
数の点が検出された場合にはそれぞれ中央の点を求める
処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のオン
ライン手書き文字認識装置では、たとえば文字の書込み
を指による入力で行うような場合には、タブレットの
x,yそれぞれの方向で複数の点が検出され、しかも書
込みスピードや圧力など必ずしも安定的に書き込まれる
わけではないことから、前処理において確定したx−y
座標の中には実際の筆跡の流れから外れる、いわゆるノ
イズが多く発生するものとなっていた。このため、後段
で行われる入力ストロークの特徴抽出処理を複雑にして
いた。
【0005】本発明は、このような課題によりなされた
もので、タブレットから出力されるx−y座標データ列
に含まれるノイズデータを除去して、入力ストロークの
特徴抽出処理における負担を軽減し、より確実な特徴抽
出がなされるようにするオンライン手書き文字認識装置
を提供すること目的とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
めの第1の発明の手段は、入力部に書き込まれた筆跡の
x−y座標を逐次検出するタブレットを備え、その検出
されたx−y座標データを有する座標点から文字の特徴
を抽出して手書き文字を認識するオンライン手書き文字
認識装置において、一の前記座標点である第1座標点を
始点とし当該第1座標点の次に入力された前記座標点で
ある第2座標点を終点とする第1ベクトルから見た、前
記第2座標点を始点とし当該第2座標点の次に入力され
た前記座標点である第3座標点を終点とする第2ベクト
ルの為す角度を算出する角度算出手段と、前記第1ベク
トルと前記第2ベクトルとの長さを夫々検出する長さ検
出手段と 前記算出された角度の絶対値が180度であ
る場合であって検出された前記第1ベクトルの長さと検
出された前記第2ベクトルの長さとが異なっているとき
前記第2座標点を除去すると共に 前記算出された角度
の絶対値が180°である場合であって検出された前記
第1ベクトルの長さと検出された前記第2ベクトルの長
さとが同じであるとき前記第2座標点及び前記第3座標
点を除去するノイズ判定除去手段と、を備えて構成す
る。また、第2の発明の手段は 入力部に書き込まれた
筆跡のx−y座標を逐次検出するタブレットを備え、そ
の検出されたx−y座標データを有する座標点から文字
の特徴を抽出して手書き文字を認識するオンライン手書
き文字認識装置において、一の前記座標点である第1座
標点を始点とし当該第1座標点の次に入力された前記座
標点である第2座標点を終点とする第1ベクトルから見
た、前記第2座標点を始点とし当該第2座標点の次に入
力された前記座標点である第3座標点を終点とする第2
ベクトルの為す角度である第1角度を算出する角度算出
手段と 前記第1座標点を始点とし前記第3座標点を終
点とする第3ベクトルの方向と同一の方向に伸びる第1
半直線であって当該第3座標点を端点とする第1半直線
と、当該第1半直線の方向から反時計方向に90°の角
度を有する方向に伸びる第2半直線であって前記第3座
標点を端点とする第2半直線と、により囲まれる領域内
に、前記第3座標点の次に入力された前記座標点である
第4座標点がある場合であって 前記第1角度が反時計
方向を正として90°以上180°未満の ときである第
1判定基準が満たされるとき、前記第2座標点を除去す
る第1ノイズ判定除去手段と 前記第1ベクトルの方向
と同一の方向に伸びる第3半直線であって前記第2座標
点を端点とする第3半直線と、当該第3半直線の方向か
ら時計方向に90°の角度を有する方向に伸びる第4半
直線であって前記第2座標点を端点とする第4半直線
と、により囲まれる領域内に前記第4座標点がある場合
であって 前記第1角度が反時計方向を正として90°
以上180°未満のときである第2判定基準が満たされ
るとき 前記第3座標点を除去する第2ノイズ判定除去
手段と 前記第1判定基準又は前記第2判定基準のいず
れもが満たされないとき 前記第2座標点及び前記第3
座標点を共に除去する第3ノイズ判定除去手段と を備
えて構成する。 更に 第3の発明の手段は 入力部に書き
込まれた筆跡のx−y座標を逐次検出するタブレットを
備え、その検出されたx−y座標データを有する座標点
から文字の特徴を抽出して手書き文字を認識するオンラ
イン手書き文字認識装置において、一の前記座標点であ
る第1座標点を始点とし当該第1座標点の次に入力され
た前記座標点である第2座標点を終点とする第1ベクト
ルから見た、前記第2座標点を始点とし当該第2座標点
の次に入力された前記座標点である第3座標点を終点と
する第2ベクトルの為す角度である第1角度を算出する
角度算出手段と 前記第1座標点を始点とし前記第3座
標点を終点とする第3ベクトルの方向と反対の方向に伸
びる第1半直線であって当該第1座標点を端点とする第
1半直線と、当該第1半直線の方向から反時計方向に9
0°の角度を有する方向に伸びる第2半直線であって前
記第1座標点を端点とする第2半直線と、により囲まれ
る領域内に、前記第1座標点の入力の直前に入力された
前記座標点である直前座標点があり、且つ 前記第3座
標点を始点とし当該第3座標点の次に入力された前記座
標点である第4座標点を終点とする第4ベクトルの方向
と同一の方向に伸びる第3半直線であって当該第4座標
点を端点とする第3半直線と、当該第3半直線の方向か
ら時計方向に90°の角度を有する方向に伸びる第4半
直線であって前記第4座標点を端点とする第4半直線
と、により囲まれる領域内に、前記第4座標点の次に入
力された前記座標点である第5座標点がある場合であっ
て、前記第1角度が反時計方向を正として0°以上90
°未満のときである第1判定基準が 満たされるとき
記第2座標点を除去する第1ノイズ判定除去手段と
記第1ベクトルの方向と反対の方向に伸びる第5半直線
であって当該第1座標点を端点とする第5半直線と、当
該第5半直線の方向から時計方向に90°の角度を有す
る方向に伸びる第6半直線であって前記第1座標点を端
点とする第6半直線と、により囲まれる領域内に前記直
前座標点があり、且つ 前記第2座標点を始点とし前記
第4座標点を終点とする第5ベクトルの方向と同一の方
向に伸びる第6半直線であって当該第4座標点を端点と
する第6半直線と、当該第6半直線の方向から反時計方
向に90°の角度を有する方向に伸びる第7半直線であ
って前記第4座標点を端点とする第7半直線と、により
囲まれる領域内に前記第5座標点がある場合であって、
前記第1角度が反時計方向を正として0°以上90°未
満のときである第2判定基準が満たされるとき 前記第
3座標点を除去する第2ノイズ判定除去手段と 前記第
1判定基準又は前記第2判定基準のいずれもが満たされ
ないとき 前記第2座標点及び前記第3座標点を共に除
去する第3ノイズ判定除去手段と を備えて構成され
る。 更にまた 第4の発明の手段は 入力部に書き込まれ
た筆跡のx−y座標を逐次検出するタブレットを備え、
その検出されたx−y座標データを有する座標点から文
字の特徴を抽出して手書き文字を認識するオンライン手
書き文字認識装置において実行されるオンライン手書き
文字認識方法において、一の前記座標点である第1座標
点を始点とし当該第1座標点の次に入力された前記座標
点である第2座標点を終点とする第1ベクトルから見
た、前記第2座標点を始点とし当該第2座標点の次に入
力された前記座標点である第3座標点を終点とする第2
ベクトルの為す角度を算出する角度算出工程と 前記第
1ベクトルと前記第2ベクトルとの長さを夫々検出する
長さ検出工程と 前記算出された角度の絶対値が180
度である場合であって検出された前記第1ベクトルの長
さと検出された前記第2ベクトルの長さとが異なってい
るとき前記第2座標点を除去すると共に 前記算出され
た角度の絶対値が180°である場合であって検出され
た前記第1ベクトルの長さと検出された前記第2ベクト
ルの長さとが同じであるとき前記第2座標点及び前記第
3座標点を除去するノイズ判定除去工程と を備えて構
成される。 また、第5の発明の手段は 入力部に書き込
まれた筆跡のx−y座標を逐次検 出するタブレットを備
え、その検出されたx−y座標データを有する座標点か
ら文字の特徴を抽出して手書き文字を認識するオンライ
ン手書き文字認識装置において実行されるオンライン手
書き文字認識方法において、一の前記座標点である第1
座標点を始点とし当該第1座標点の次に入力された前記
座標点である第2座標点を終点とする第1ベクトルから
見た、前記第2座標点を始点とし当該第2座標点の次に
入力された前記座標点である第3座標点を終点とする第
2ベクトルの為す角度である第1角度を算出する角度算
出工程と 前記第1座標点を始点とし前記第3座標点を
終点とする第3ベクトルの方向と同一の方向に伸びる第
1半直線であって当該第3座標点を端点とする第1半直
線と、当該第1半直線の方向から反時計方向に90°の
角度を有する方向に伸びる第2半直線であって前記第3
座標点を端点とする第2半直線と、により囲まれる領域
内に、前記第3座標点の次に入力された前記座標点であ
る第4座標点がある場合であって 前記第1角度が反時
計方向を正として90°以上180°未満のときである
第1判定基準が満たされるとき、前記第2座標点を除去
する第1ノイズ判定除去工程と 前記第1ベクトルの方
向と同一の方向に伸びる第3半直線であって前記第2座
標点を端点とする第3半直線と、当該第3半直線の方向
から時計方向に90°の角度を有する方向に伸びる第4
半直線であって前記第2座標点を端点とする第4半直線
と、により囲まれる領域内に前記第4座標点がある場合
であって 前記第1角度が反時計方向を正として90°
以上180°未満のときである第2判定基準が満たされ
るとき 前記第3座標点を除去する第2ノイズ判定除去
工程と 前記第1判定基準又は前記第2判定基準のいず
れもが満たされないとき 前記第2座標点及び前記第3
座標点を共に除去する第3ノイズ判定除去工程と を備
えて構成される。 更に 第6の発明の手段は、入力部に
書き込まれた筆跡のx−y座標を逐次検出するタブレッ
トを備え、その検出されたx−y座標データを有する座
標点から文字の特徴を抽出して手書き文字を認識するオ
ンライン手書き文字認識装置において実行されるオンラ
イン手書き文字認識方法において、一の前記座標点であ
る第1座標点を始点とし当該第1座標点の次に入力され
た前記座標点である第2座標点を終点とする第1ベクト
ルから見た、前記第2座標点を始点とし当該第2座標点
の次に入力された前記座標点である第3座標点を終点と
する第2ベクトルの 為す角度である第1角度を算出する
角度算出工程と 前記第1座標点を始点とし前記第3座
標点を終点とする第3ベクトルの方向と反対の方向に伸
びる第1半直線であって当該第1座標点を端点とする第
1半直線と、当該第1半直線の方向から反時計方向に9
0°の角度を有する方向に伸びる第2半直線であって前
記第1座標点を端点とする第2半直線と、により囲まれ
る領域内に、前記第1座標点の入力の直前に入力された
前記座標点である直前座標点があり、且つ 前記第3座
標点を始点とし当該第3座標点の次に入力された前記座
標点である第4座標点を終点とする第4ベクトルの方向
と同一の方向に伸びる第3半直線であって当該第4座標
点を端点とする第3半直線と、当該第3半直線の方向か
ら時計方向に90°の角度を有する方向に伸びる第4半
直線であって前記第4座標点を端点とする第4半直線
と、により囲まれる領域内に、前記第4座標点の次に入
力された前記座標点である第5座標点がある場合であっ
て、前記第1角度が反時計方向を正として0°以上90
°未満のときである第1判定基準が満たされるとき
記第2座標点を除去する第1ノイズ判定除去工程と
記第1ベクトルの方向と反対の方向に伸びる第5半直線
であって当該第1座標点を端点とする第5半直線と、当
該第5半直線の方向から時計方向に90°の角度を有す
る方向に伸びる第6半直線であって前記第1座標点を端
点とする第6半直線と、により囲まれる領域内に前記直
前座標点があり、且つ 前記第2座標点を始点とし前記
第4座標点を終点とする第5ベクトルの方向と同一の方
向に伸びる第6半直線であって当該第4座標点を端点と
する第6半直線と、当該第6半直線の方向から反時計方
向に90°の角度を有する方向に伸びる第7半直線であ
って前記第4座標点を端点とする第7半直線と、により
囲まれる領域内に前記第5座標点がある場合であって、
前記第1角度が反時計方向を正として0°以上90°未
満のときである第2判定基準が満たされるとき 前記第
3座標点を除去する第2ノイズ判定除去工程と 前記第
1判定基準又は前記第2判定基準のいずれもが満たされ
ないとき 前記第2座標点及び前記第3座標点を共に除
去する第3ノイズ判定除去工程と を備えて構成され
る。
【0007】
【作用】本発明の基本となる考えは、実験による経験則
に基づき、手書き入力における筆跡において急激な変動
は無い、ということからなされたものである。この基本
的な考えから、ノイズ除去の処理において時系列にx−
y座標データの移動を調べ、急激な変動をしているx−
y座標データの除去を行うようにしている。
【0008】
【補正の内容】すなわち、第1及び第4の発明におい
角度算出手段は 第1ベクトルから見た第2ベクトル
の為す角度を算出する。 次に 長さ検出手段は 第1ベク
トルと第2ベクトルとの長さを夫々検出する。 これによ
り、ノイズ判定除去手段は、算出された角度の絶対値が
180度である場合であって第1ベクトルの長さと第2
ベクトルの長さとが異なっているとき第2座標点を除去
すると共に 算出された角度の絶対値が180°である
場合であって記第1ベクトルの長さと第2ベクトルの長
さとが同じであるとき第2座標点及び第3座標点を除去
する。 また、第2及び第5の発明において、角度算出手
段は第1角度を算出する。 そして、当該第1角度の値の
範囲を含む第1判定基準が満たされるとき第2座標点を
除去する。 また、当該第1角度の値の範囲を含む第2判
定基準が満たされるとき第3座標点を除去する。 更に
第1判定基準又は第2判定基準のいずれもが満たされな
いとき第2座標点及び第3座標点を共に除去する。
第3及び第6の発明において 角度算出手段は第1角
度を算出する。 そして、当該第1角度の値の範囲を含む
第1判定基準が満たされるとき第2座標点を除去する。
また、当該第1角度の値の範囲を含む第2判定基準が満
たされるとき第3座標点を除去する。 更に 第1判定基
準又は第2判定基準のいずれもが満たされないとき第2
座標点及び第3座標点を共に除去する。 よって、各発明
によれば 連続して入力された座標点の位置関係から具
体的に随時ベクトルを算出して座標点の急激な変化であ
るノイズを除去するので、タブレットから出力されるx
−y座標データ列に含まれるノイズデータが有効に除去
されるため、入力ストロークの特徴抽出処理における負
担が軽減され、より確実な特徴抽出がなされる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に、本発明のオンライン手書き文字認識装置
の一実施例の構成図を示す。
【0010】図1に示すように、本実施例のオンライン
手書き文字認識装置は、入力/表示部1、処理部2、お
よび表示制御部3を備えて構成される。入力/表示部1
は、タブレットである透明体で形成された入力部と、そ
の下部に形成されタブレットのマトリクス状に配された
センサに対応して表示素子を配設した表示部からなり、
表面上に書き込まれた文字の筆跡をx−y座標データと
して出力すると共に、表示制御部3の出力する表示デー
タにより表示を行う。本実施例では、人の指による書込
み入力を想定しているため、タブレットのセンサは約2
mm間隔程度に配されている。そしてx,y方向それぞれ
からセンサ数に対応するビット数のデータが出力され
る。
【0011】処理部2は、マイクロコンピュータシステ
ムにより構成され、基本文字ストロークとその基本文字
ストロークの組み合わせによる文字を判別するための辞
書を備える。そして、入力/表示部1から出力されるx
−y座標データを一定時間ごとに逐次入力してそれぞれ
の入力データのx−y座標値を確定する前処理と、その
確定したx−y座標データを用いて文字入力ストローク
の特徴を抽出し、特徴抽出された入力ストロークに対応
する基本文字ストロークを選択し、さらにその選択した
基本文字ストロークの組み合わせから対応する文字を識
別する処理を行う。識別した文字はコードとして外部に
出力すると共に、表示制御部3にも出力して確定した入
力文字として表示する。
【0012】表示制御部3は、入力/表示部1の出力す
るx−y座標データを入力して対応する座標の表示素子
を制御して書き込まれた筆跡を表示する制御を行う。ま
た、文字フォントを備え、処理部2から出力される文字
コードを確定入力文字として入力/表示部1の所定の位
置に表示する制御を行う。
【0013】図2に、上述した処理部2における前処理
のフローチャートを示す。同フローチャートにより本実
施例の前処理を詳細に説明すると、まず、入力/表示部
1の出力するx−y座標データを一定時間ごとに入力す
る(ステップS1)。ここで入力するデータは、入力/
表示部1の分解能に対応したx,yそれぞれのビット数
のデータからなるものである。次に、入力したx,yそ
れぞれのデータを調べ、筆跡位置情報が複数のビットか
らなっている場合には、そのビットの中心点を割り出し
てx−y座標を確定し、そのデータを記憶する(ステッ
プS2)。続いて、その記憶したx−y座標データから
ベクトルを計算する処理(ステップS3)と、ベクトル
の角度を算出する処理(ステップS4)と、ベクトルと
角度の算出値によりノイズとなるx−y座標データを判
定して除去する処理(ステップS5)とを行う。
【0014】次に、図3を参照して、ベクトル計算処
理、角度算出処理、およびノイズ判定除去処理を詳細に
説明する図3において、黒(●)点Pは中心点検出によ
り確定した筆跡の座標点を示す。同図(A)では、座標
点はPi-1 ,Pi ,Pi+1 ,Pi+2 の順に入力された点
であることを示し、座標点Pi+2 を2つ示してあるの
は、その点が斜線で示す領域A内になるか領域B内にな
るかにより、ノイズの除去の処理が変わることを説明す
るためのものである。この連続する4つのx−y座標デ
ータを入力して確定した時点で、ベクトル計算処理とし
て、次のように座標点間を結ぶベクトルVの計算を行
う。
【0015】Vi-1 =Pi −Pi-1i =Pi+1 −Pii+1 =Pi+2 −Pi+10 =Pi+1 −Pi-11 =Pi+2 −Pi なお、領域Aは、ベクトルV0 の延長線と座標点Pi+1
における垂線から形成される領域であり、領域Bは、ベ
クトルVi-1 の延長線と座標点Pi における垂線から形
成される領域である。
【0016】次に、ベクトルの角度計算処理として、次
のようにベクトルVi-1 とベクトルVi のなす角θ1
算出する。 θ1 =θVi −θVi-1 そして次に、ノイズ判定除去処理として、算出した角度
θ1 が次の〜の条件である場合に、それぞれノイズ
とする座標点の判定を行いその座標点を除去する。 |θ1 |=180°の場合 1)‖Vi-1 ‖≠‖Vi ‖の時には、座標点Pi をノイ
ズとして除去する。
【0017】2)‖Vi-1 ‖=‖Vi ‖の時には、座標
点Pi とPi+1 とをノイズとして除去する。 90°≦|θ1 |<180°の場合。
【0018】1)0°≦θVi+1 −θV0 <90°の
時、すなわち座標点Pi+2 が領域A内となる時には、座
標点Pi をノイズとして除去する。 2)−90°<θV1 −θVi-1 ≦0°の時、すなわち
座標点Pi+2 が領域B内となる時には、座標点Pi+1
ノイズとして除去する。
【0019】3)その他の場合は、座標点Pi ,Pi+1
をノイズとして除去する。 0°≦|θ1 |<90°の場合 この場合を、図3(B)を参照して説明する。同図にお
いて、黒(■)点Pi- 2 は座標点Pi-1 の1つ前の入力
座標点であり、2つの点を示してあるのは、その座標点
が領域C内になるか領域D内になるかによりノイズの除
去が異なることを説明するためである。また、黒(■)
点Pi+3 は座標点Pi+2 の1つ後の入力座標点であり、
同様に2つの点を示してあるのは、その座標点が領域E
内になるか領域F内になるかによりノイズの除去が異な
ることを説明するためである。この場合のノイズ除去は
次のように行う。
【0020】1)座標点Pi-2 が領域Cにあり、かつ、
座標点Pi+3 が領域Eにある場合には、座標点Pi を除
去する。 2)座標点Pi-2 が領域Dにあり、かつ、座標点Pi+3
が領域Fにある場合には、座標点Pi+1 を除去する。
【0021】3)その他の場合は、座標点Pi i+1
除去する。 これにより1つのノイズ判定除去処理を終了し、続いて
次の4つの座標点Pi〜Pi+3 (Pi ,Pi+1 が除去さ
れていればPi+2 〜Pi+5 )について同様に処理を繰り
返す。この処理において除去されなかった座標点を筆跡
のx−y座標データとして確定して、次の特徴抽出処理
における座標データとする。特徴抽出処理では確定した
x−y座標データから1ストロークを判定してその特徴
抽出を行う。このように本実施例の処理部1における前
処理では、中心点を求めた後にノイズの除去処理を行っ
て最終的に筆跡の座標点を決定し、次の処理の特徴抽出
を行うようにしている。
【0022】図4〜図6に、「の」の字におけるノイズ
除去前とノイズ除去後の処理結果を示す。それぞれの図
において、(a)と(b)は、入力部がタッチパネル方
式における指による文字入力の場合であり、(a)はノ
イズ除去前を、(b)はノイズ除去後を示している。ま
た、(c)と(d)は、入力部が電源誘導方式における
指による文字入力の場合であり、(c)はノイズ除去前
を、(b)はノイズ除去後を示している。
【0023】図4は、座標点の移動を示すものである。
図5は、筆跡座標点の移動をベクトルで表わした時の方
向を角度表示したもので、縦軸は角度、横軸は入力順
(時間t)である。角度の方向は右水平方向を0°と
し、真下を−90°、左水平方向を−180°、真上を
90°としている。図6は、筆跡座標点の位置を時間順
に示したもので、上段のグラフの横軸は入力面上のx方
向の位置を示し、縦軸は時間を示している。下段は縦軸
にy方向の位置、横軸は時間を示している。これにより
座標点がx,yそれぞれどのように移動しているかが分
かる。
【0024】図4〜図6の各図の(a)と(c)とを比
べると、電源誘導方式の方がタッチパネル方式に比べて
ノイズを多く発生させている。また、ノイズは始点部
分、終点部分、極付近で多く発生している。ノイズ除去
の効果を最も良く表わしているのがベクトルの方向を示
す図5である。図5において、(a)と(b),(c)
と(d)をそれぞれ比べると、かなりのノイズ成分が落
ちていることが分かる。
【0025】このように本実施例における処理部2の前
処理では、順次入力する筆跡の座標点のベクトルを計算
してその角度により座標点を除去するようにしている。
これにより、後段の特徴抽出処理において、例えばスト
ロークを記号化することにより特徴点を抽出する場合な
どに、その記号化の処理が簡略化される。
【0026】なお、上記実施例では、1度のノイズ判定
除去処理において連続する4つの座標点、およびその前
後の座標点により判定して1または2の座標点の除去を
行ったが、本発明はこれに限ることなく、1度の処理に
おいてさらに多くの座標点ににより判定を行い1度にさ
らに多くの座標点を除去するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続して入力された座標点の位置関係から随時ベクトル
を算出してノイズを除去するので、タブレットから出力
されるx−y座標データ列に含まれるノイズデータが
効に除去されるため、入力ストロークの特徴抽出処理に
おける負担が軽減され、より確実な特徴抽出がなされて
文字認識を行うオンライン手書き文字認識処理を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオンライン手書き文字認識装置の一実
施例の構成図である。
【図2】実施例における処理部の前処理の処理フローチ
ャートである。
【図3】実施例における処理部の前処理の説明図であ
る。
【図4】実施例におけるノイズ除去前とノイズ除去後の
筆跡座標点の移動例を示す図である。
【図5】実施例におけるノイズ除去前とノイズ除去後の
筆跡座標点をベクトルで表わした時の方向を角度表示し
た図である。
【図6】実施例におけるノイズ除去前とノイズ除去後の
筆跡座標点の位置を時間順に示した図である。
【図7】オンライン手書き文字認識装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…入力/表示部 2…処理部 3…表示制御部 100…タブレット 101…前処理部 102…特徴抽出部 103…文字認識部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/40 - 9/62 G06F 3/03 310

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部に書き込まれた筆跡のx−y座標
    を逐次検出するタブレットを備え、その検出されたx−
    y座標データを有する座標点から文字の特徴を抽出して
    手書き文字を認識するオンライン手書き文字認識装置に
    おいて、一の前記座標点である第1座標点を始点とし当該第1座
    標点の次に入力された前記座標点である第2座標点を終
    点とする第1ベクトルから見た、前記第2座標点を始点
    とし当該第2座標点の次に入力された前記座標点である
    第3座標点を終点とする第2ベクトルの為す 角度を算出
    する角度算出手段と、前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとの長さを夫々検
    出する長さ検出手段と 前記算出された角度の絶対値が180度である場合であ
    って検出された前記第1ベクトルの長さと検出された前
    記第2ベクトルの長さとが異なっているとき前記第2座
    標点を除去すると共に 前記算出された角度の絶対値が
    180°である場合であって検出された前記第1ベクト
    ルの長さと検出された前記第2ベクトルの長さとが同じ
    であるとき前記第2座標点及び前記第3 座標点を除去す
    るノイズ判定除去手段と、 を備えたことを特徴とするオンライン手書き文字認識装
    置。
  2. 【請求項2】 入力部に書き込まれた筆跡のx−y座標
    を逐次検出するタブレットを備え、その検出されたx−
    y座標データを有する座標点から文字の特徴を抽出して
    手書き文字を認識するオンライン手書き文字認識装置に
    おいて、 一の前記座標点である第1座標点を始点とし当該第1座
    標点の次に入力された前記座標点である第2座標点を終
    点とする第1ベクトルから見た、前記第2座標点を始点
    とし当該第2座標点の次に入力された前記座標点である
    第3座標点を終点とする第2ベクトルの為す角度である
    第1角度を算出する角度算出手段と 前記第1座標点を始点とし前記第3座標点を終点とする
    第3ベクトルの方向と同一の方向に伸びる第1半直線で
    あって当該第3座標点を端点とする第1半直線と、当該
    第1半直線の方向から反時計方向に90°の角度を有す
    る方向に伸びる第2半直線であって前記第3座標点を端
    点とする第2半直線と、により囲まれる領域内に、前記
    第3座標点の次に入力された前記座標点である第4座標
    点がある 場合であって 前記第1角度が反時計方向を正
    として90°以上180°未満のときである第1判定基
    準が満たされるとき、前記第2座標点を除去する第1ノ
    イズ判定除去手段と 前記第1ベクトルの方向と同一の方向に伸びる第3半直
    線であって前記第2座標点を端点とする第3半直線と、
    当該第3半直線の方向から時計方向に90°の角度を有
    する方向に伸びる第4半直線であって前記第2座標点を
    端点とする第4半直線と、により囲まれる領域内に前記
    第4座標点がある場合であって 前記第1角度が反時計
    方向を正として90°以上180°未満のときである第
    2判定基準が満たされるとき 前記第3座標点を除去す
    る第2ノイズ判定除去手段と 前記第1判定基準又は前記第2判定基準のいずれもが満
    たされないとき 前記第2座標点及び前記第3座標点を
    共に除去する第3ノイズ判定除去手段と を備えたことを特徴とするオンライン手書き文字認識装
    置。
  3. 【請求項3】 入力部に書き込まれた筆跡のx−y座標
    を逐次検出するタブレットを備え、その検出されたx−
    y座標データを有する座標点から文字の特徴を抽出して
    手書き文字を認識するオンライン手書き文字認識装置に
    おいて、 一の前記座標点である第1座標点を始点とし当該第1座
    標点の次に入力された前記座標点である第2座標点を終
    点とする第1ベクトルから見た、前記第2座標点を始点
    とし当該第2座標点の次に入力された前記座標点である
    第3座標点を終点とする第2ベクトルの為す角度である
    第1角度を算出する角度算出手段と 前記第1座標点を始点とし前記第3座標点を終点とする
    第3ベクトルの方向と反対の方向に伸びる第1半直線で
    あって当該第1座標点を端点とする第1半直線と、当該
    第1半直線の方向から反時計方向に90°の角度を有す
    る方向に伸びる第2半直線であって前記第1座標点を端
    点とする第2半直線と、により囲まれる領域内に、前記
    第1座標点の入力の直前に入力された前記座標点である
    直前座標点があり、且つ 前記第3座標点を始点とし当
    該第3座標点の次に入力された前記座標点である第4座
    標点を終点とする第4ベクトルの方向と同一の方向に伸
    びる第3半直線であって当該第4座標点を端点とする第
    3半直線と、当該第3半直線の方向から時計方向に90
    °の角度を有する方向に伸びる第4半直線であって前記
    第4座標点を端点とする第4半直線と、により囲まれる
    領域内に、前記第4 座標点の次に入力された前記座標点
    である第5座標点がある場合であって、前記第1角度が
    反時計方向を正として0°以上90°未満のときである
    第1判定基準が満たされるとき 前記第2座標点を除去
    する第1ノイズ判定除去手段と 前記第1ベクトルの方向と反対の方向に伸びる第5半直
    線であって当該第1座標点を端点とする第5半直線と、
    当該第5半直線の方向から時計方向に90°の角度を有
    する方向に伸びる第6半直線であって前記第1座標点を
    端点とする第6半直線と、により囲まれる領域内に前記
    直前座標点があり、且つ 前記第2座標点を始点とし前
    記第4座標点を終点とする第5ベクトルの方向と同一の
    方向に伸びる第6半直線であって当該第4座標点を端点
    とする第6半直線と、当該第6半直線の方向から反時計
    方向に90°の角度を有する方向に伸びる第7半直線で
    あって前記第4座標点を端点とする第7半直線と、によ
    り囲まれる領域内に前記第5座標点がある場合であっ
    て、前記第1角度が反時計方向を正として0°以上90
    °未満のときである第2判定基準が満たされるとき
    記第3座標点を除去する第2ノイズ判定除去手段と 前記第1判定基準又は前記第2判定基準のいずれもが満
    たされないとき 前記第2座標点及び前記第3座標点を
    共に除去する第3ノイズ判定除去手段と を備えたことを特徴とするオンライン手書き文字認識装
    置。
  4. 【請求項4】 入力部に書き込まれた筆跡のx−y座標
    を逐次検出するタブレットを備え、その検出されたx−
    y座標データを有する座標点から文字の特徴を抽出して
    手書き文字を認識するオンライン手書き文字認識装置に
    おいて実行されるオンライン手書き文字認識方法におい
    て、 一の前記座標点である第1座標点を始点とし当該第1座
    標点の次に入力された前記座標点である第2座標点を終
    点とする第1ベクトルから見た、前記第2座標点を始点
    とし当該第2座標点の次に入力された前記座標点である
    第3座標点を終点とする第2ベクトルの為す角度を算出
    する角度算出工程と 前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとの長さを夫々検
    出する長さ検出工程と 前記算出された角度の絶対値が180度である場合であ
    って検出された前記第1ベクトルの長さと検出された前
    記第2ベクトルの長さとが異なっているとき前 記第2座
    標点を除去すると共に 前記算出された角度の絶対値が
    180°である場合であって検出された前記第1ベクト
    ルの長さと検出された前記第2ベクトルの長さとが同じ
    であるとき前記第2座標点及び前記第3座標点を除去す
    るノイズ判定除去工程と を備えたことを特徴とするオンライン手書き文字認識方
    法。
  5. 【請求項5】 入力部に書き込まれた筆跡のx−y座標
    を逐次検出するタブレットを備え、その検出されたx−
    y座標データを有する座標点から文字の特徴を抽出して
    手書き文字を認識するオンライン手書き文字認識装置に
    おいて実行されるオンライン手書き文字認識方法におい
    て、 一の前記座標点である第1座標点を始点とし当該第1座
    標点の次に入力された前記座標点である第2座標点を終
    点とする第1ベクトルから見た、前記第2座標点を始点
    とし当該第2座標点の次に入力された前記座標点である
    第3座標点を終点とする第2ベクトルの為す角度である
    第1角度を算出する角度算出工程と 前記第1座標点を始点とし前記第3座標点を終点とする
    第3ベクトルの方向と同一の方向に伸びる第1半直線で
    あって当該第3座標点を端点とする第1半直線と、当該
    第1半直線の方向から反時計方向に90°の角度を有す
    る方向に伸びる第2半直線であって前記第3座標点を端
    点とする第2半直線と、により囲まれる領域内に、前記
    第3座標点の次に入力された前記座標点である第4座標
    点がある場合であって 前記第1角度が反時計方向を正
    として90°以上180°未満のときである第1判定基
    準が満たされるとき、前記第2座標点を除去する第1ノ
    イズ判定除去工程と 前記第1ベクトルの方向と同一の方向に伸びる第3半直
    線であって前記第2座標点を端点とする第3半直線と、
    当該第3半直線の方向から時計方向に90°の角度を有
    する方向に伸びる第4半直線であって前記第2座標点を
    端点とする第4半直線と、により囲まれる領域内に前記
    第4座標点がある場合であって 前記第1角度が反時計
    方向を正として90°以上180°未満のときである第
    2判定基準が満たされるとき 前記第3座標点を除去す
    る第2ノイズ判定除去工程と 前記第1判定基準又は前記第2判定基準のいずれもが満
    たされないとき 前記第2座標点及び前記第3座標点を
    共に除去する第3ノイズ判定除去工程と を備えたことを特徴とするオンライン手書き文字認識方
    法。
  6. 【請求項6】 入力部に書き込まれた筆跡のx−y座標
    を逐次検出するタブレットを備え、その検出されたx−
    y座標データを有する座標点から文字の特徴を抽出して
    手書き文字を認識するオンライン手書き文字認識装置に
    おいて実行されるオンライン手書き文字認識方法におい
    て、 一の前記座標点である第1座標点を始点とし当該第1座
    標点の次に入力された前記座標点である第2座標点を終
    点とする第1ベクトルから見た、前記第2座標点を始点
    とし当該第2座標点の次に入力された前記座標点である
    第3座標点を終点とする第2ベクトルの為す角度である
    第1角度を算出する角度算出工程と 前記第1座標点を始点とし前記第3座標点を終点とする
    第3ベクトルの方向と反対の方向に伸びる第1半直線で
    あって当該第1座標点を端点とする第1半直線と、当該
    第1半直線の方向から反時計方向に90°の角度を有す
    る方向に伸びる第2半直線であって前記第1座標点を端
    点とする第2半直線と、により囲まれる領域内に、前記
    第1座標点の入力の直前に入力された前記座標点である
    直前座標点があり、且つ 前記第3座標点を始点とし当
    該第3座標点の次に入力された前記座標点である第4座
    標点を終点とする第4ベクトルの方向と同一の方向に伸
    びる第3半直線であって当該第4座標点を端点とする第
    3半直線と、当該第3半直線の方向から時計方向に90
    °の角度を有する方向に伸びる第4半直線であって前記
    第4座標点を端点とする第4半直線と、により囲まれる
    領域内に、前記第4座標点の次に入力された前記座標点
    である第5座標点がある場合であって、前記第1角度が
    反時計方向を正として0°以上90°未満のときである
    第1判定基準が満たされるとき 前記第2座標点を除去
    する第1ノイズ判定除去工程と 前記第1ベクトルの方向と反対の方向に伸びる第5半直
    線であって当該第1座標点を端点とする第5半直線と、
    当該第5半直線の方向から時計方向に90°の角度を有
    する方向に伸びる第6半直線であって前記第1座標点を
    端点とする第6半直線と、により囲まれる領域内に前記
    直前座標点があり、且つ 前記第2座標点を始点とし前
    記第4座標点を終点とする第5ベクトルの方向と同一の
    方向に伸びる第6半直線であって当該第4座標点を端点
    とする第6半直線と、当該第6半直線の方向から反時計
    方向に90°の角度を有する方向に伸びる第7半直線で
    って前記第4座標点を端点とする第7半直線と、によ
    り囲まれる領域内に前記第5座標点がある場合であっ
    て、前記第1角度が反時計方向を正として0°以上90
    °未満のときである第2判定基準が満たされるとき
    記第3座標点を除去する第2ノイズ判定除去工程と 前記第1判定基準又は前記第2判定基準のいずれもが満
    たされないとき 前記第2座標点及び前記第3座標点を
    共に除去する第3ノイズ判定除去工程と を備えたことを特徴とするオンライン手書き文字認識方
    法。
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